「知り合いって、、誰と誰の話?」「だからお前_牧野つくしと、藤堂静。一応お前が、、そうだな、高2の頃からの知り合いだぜ?お前もあいつには結構懐いてたみたいで、静さんがどうのってよく聞いてたな」「嘘でしょ?つくしと、、藤堂さんが、知り合い、、なんで?どうして__あ、そっか。司くんの幼なじみなら、その繋がりで?」「ま、そんなとこだな」どちらかと言うと懐いていたのは静にというより、静を想っていた類に、で...
「ねえ司くん」「なに」「さっきから無言で食べてるけどさ、あ~その、卵焼き、、表面は焦げてるけど、一応卵焼きなんだけどそれ、どう?マズイ?なんかもう、ハッキリ言っていいよ。私もさ、正直美味しいとは、、、ホント、不味かったらそこのファストフードとかに入ってもいいしさ?」黒く焦げた唐揚げに卵焼き、おひたしに過分にかかった酢、唯一まともな食べ物と言えば、付け合わせのプチトマトくらいのもの。美香におだてられ...
「ほら、早く~司くんっ!次はあっちのジェットコースター乗ろ?」ディスクオーにスペースショットにローラーコースター。司にとっては在りし日の最悪なダブルデートで来て以来の遊園地だったが、つくしの記憶の中では当然遊園地というものは初体験のようで、興奮冷めやらず司を連れ回す。勿論テレビや雑誌の特集などで舞浜や関西のテーマパークは知っていたらしいが、実際に体験するとなると子どもかと突っ込みたくなるほどのはし...
こんばんは、いよです。物語の更新をしようと開いたPCですが、ガラスの林檎たちでおなじみ 『城宮貴之×恵』このカップルについて語りたくて仕方ない衝動に負けて(笑)今日はこのカップルについて書かせてもらいます。笑『ガラスの~』を読んで下さっている読者様にはとっくにご存じの通り、つくし(城宮雫)の義理の父親と母親です。物語上触れなければいけない2人ですし、既に少し2人の関係については1章で説明しているの...
「お父様は、頭の悪い子は嫌いだもの。だから誰よりも勉強して__」__雫ちゃんがこんな成績を取るなんて考えられないわ。ママ、ショックで卒倒しそうよ__下品な食べ方、頭の悪い子。雫ちゃんはそんな子じゃなかったはずよ。あなたは誰なの?嫌いよ、あなたみたいな子。__あなたって本当に頭が悪いのね、雫ちゃん?貴之さん__あなたのお父様に取り入ることしか考えていない、頭が弱い子って大嫌い。出て行ってよ。「だって...
「司くん、お待ち遠~」背中から抱きしめられた体温と押しつけられた柔らかな感触。駅に着くなりトイレに行ってくるね、とそのまま15分ほど戻らなかった彼女の、ようやくの登場だ。「ごめんね~思ったより時間かかっちゃった」絶対にごめんねとはまず間違いなく思っていないであろうつくしではあるが、非難するよりも先に可愛く彼女に腕を絡められれば、もうそこからは何も言えなくなる。先ほどの不機嫌モードも治ったようで、上...
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