「西洋手まり潅木」*鞠花を 雪と降らせる 水無月の 冷気含みし 無情の風吹く庭に来た教授がつぶやくテマリカンボク・・・オオデマリなどと呼んでいたけど正式名称は「セイヨーテマリカンボク」というか・狭庭のスノーホール♪落下した花びらで地面は真っ白にこの花で朝に夕に楽
「ご近所徘徊/木の子」 *木にきの子 傘を寄せ合ひ 木に生る 秋の子どもよ きのこは木の子 今秋はキノコの不作、毒きのこも生えていない、と昨日の信州のニュース・・・でも軽井沢山の中には、いろいろなキノコが♪つらつら思うに、キノコって鬼っ子です
「ご近所徘徊/あけび」 *うかつだね~ よくゆく道で 口惜しきよ 殻のみぶらら むらさきあけび あれれ、こんな所にアケビが!何年もよく歩く道なのに気が付かなかった花だって咲いてただろうに・・・迂闊だね~。実は鳥さんたちに先を越されていました。紫の「開け
「ご近所徘徊/秋の山」 *黄ばみ映ゆ 馴れにし道のよそほひに ゆくり歩めり こころ新たにあたり全体に黄色系の色かぶり見慣れた景色なんだけど写心気が起きますね。お写ん歩、徘徊はゆっくりジクザク歩き世間のウォーキングみたいに早足、一目散、急くよ
「ご近所徘徊/リュウノウギク」 *竜脳の 香り如何にと 雨ン中 探し千切りて 小鼻鳴らせりリュウノウギク(竜脳菊)今まで、リュウノノギク(竜野菊 )と読んでいましたが正確には竜の脳の菊 だったことに気が付いた。そこで、伝説の幻獣、竜の脳の匂いを求めて
「風がつめたい・・・」 *焼け残る 東の空に影木立 風も言ふとる さて帰るべさ町内徘徊の小径夕焼けを見届けて振り返ればこの景色ちよっといいねだけど急に風が冷たくなってき薄着してきたので風邪を引いたら命取りもう少しこの世で楽しみたいので少し早足で帰
「淺間山に二度目の冠雪 (2020/10/25 )」 *この秋は お山に二度目の 雪、見るに ちつと早くに タイヤ換えるべ秋空に紅葉が映えています♪でも風が冷たい無尽降り来る落ち葉と格闘のシーズンです。栗の毬やドングリコロコロ車が通ると木の葉が舞い上がり吹き飛
「秋山(しゅうざん)は~」 *秋山は 日ごと夜ごとに 変はり見せ 刮目せよと 言はむが如しむかしむかし・・・『男子、三日会わざれば刮目(かつもく)して見よ』なんて時代がボクにもありましたねん。で、今は?・・・漢文的臭いのする短歌なので、秋山は(しゅう
「ご近所徘徊/りんどう」 *名に負はぬ 竜胆いじけて 藪ンなか もっと威張れよ 信濃の県花竜の胆と表記されるリンドウは長野県の県花今年の「都道府県の魅力度ランキング」長野県は2019年の10位から今年は8位へ魅力度アップなのにご近所の竜胆は・・・この慎
「栃の実」 *ものの化の 栃を喰らひし うたげ跡 自ず耳立ち 五感うごめく山道に栃の実の食べかすが散らかっていた!熊か!?いやいや鹿?まてよ狸、穴熊、狢かも?リスってことも?鳥ってことは?
「蝶を愛して」 *超蝶好きな 鬼と天使が 会いまみえ 蝶は去れども 長蝶談義写真左の方は、小諸の宮坂 肇氏氏は絶滅危惧される蝶、ミヤマシジミの繁殖を試み成功された方です。長年の蝶コレクターでもあり個人博物館のような展示室まで!自宅近くに大島画伯とバタ
「アカタテハ蝶」 *あか立羽 紅き家紋の帆を立てて 花の港を 巡る秋なり 家紋ですね、蝶の翅の紋様。花も色や形、も花紋、車もエンブレム付いて・それで区別、認識している・・・ネコの毛並みや人の顔の多様も区別するための紋様かもね。
「軽井沢・雲場の池/お水端/御前水」 *御前水 雲場の池に しとど雨 無尽の輪波で 秋を鞭打つ雨の一日この水たまりを一廻りむかしこの池の近くにかわいい娘さんがおりました♪あの子、今はどうしてるのだろう?生きているかもさえ知らない夕焼けをふたりでま
「2020/10/18 淺間の初冠雪」 *初雪の 山を撮るとて なぜならむ 三度も出でて けふは暮れたりバカじゃないの?と思う時があるよ。昨日のことだけど雪が降ったからと日に三度も外出して淺間山を撮ってた・・・今朝の新聞によると去年より25日も早く、平年より1
「ご近所徘徊/蜂の巣」 *葉隠れの 秘密の家が 露はなり 秋、別荘の 小径とぼとぼひっきりなしに葉が散ってゆくこの頃普段見えないものが見えてくる。庭の全容、建物の形、山の尾根のライン、あんな所に鳥の巣が♪蜂の巣が!四季っていいですね♪
「キクイモ」 *高々と 菊芋咲ける 沢道を やまと野花を 求め降りゆく要注意外来生物だったのね・・・野山をあるくとなんと外来種の多いことか!水の中にも、世の中にもイッパイコロナも外来種、ぼくもよそ者、台風だって、雨も風も雪も・・・しょうがない訳ワカ
「ヤマニシキギ(マユミ)」 *久に晴れ 見仰ぐ空には 色気づく 山錦木の たわわの実みゆ 木々の葉や実が色づいてきましたね♪マユミの実、やさしい白ピンクの色を短歌でどう表現しましょう?どうひねっても適当な言葉が浮かばない・・・「色気づく」少し乱暴
「アサギマダラ蝶去りて・・・ 」 *蝶去りて 空しく揺るる すすき原 されど来たりし 影を見むとて 見送る方は何時だってさびしいもの、会社で、分かれ道で、駅で、港で、空港で、病院で思えば、沢山の方々をお見送りしました。今季の渡りこの地方は終わったよ
「ご近所徘徊・アカマンマ」 *わらわらと いぬたで群れが かしましい しとりで笑(え)みて さびしくなりぬすっかり出不精になっちまったけど、ご近所を歩き回っています。鳥の声、虫の音、自分の足音、遠くで草刈りの音木の実が落ちる音、・・・わずかな平面の
「軽井沢の川、湯川」 *釣り人の 去りし湯川辺 神無月 秋だ秋だと 白らむすすき穂すすきが白むと今季の渓流釣りも禁漁となる・・・今季は釣りを2回ぐらいしかしていない。糸を垂れても無反応の川昨年の満水で小魚までも流されてしまいました。放流魚には関心
「刈り残す ヤクシソウ」 *刈り残す やぶ陰 黄花 薬師草 秋陽は柔く 差してくれたり 草刈り人に対する批判は多い・・・あれを刈った、これも!あ~あっ!・・・誉められるどころか、溜息をつかれて・人格まで否定されてしまう。 あのね・・・草刈り機の勢い、
「ヤマラッキョウ~♪」 *秋、藪に 初に見る花 尋ぬれば 聞くも初なり 「やまらつきよう」 の花ラッキョツ!をかしな響きの言葉ですね。おかしな花を見つけたので教授に尋ねたら、即、ヤマラッキョウですと!♪へー!♪別に珍しい花ではなさそうですがボクにと
「アサギマダラにエール」 *難儀やろ いまは試練や やり過ごせ 渦巻く風雨の 冷たさ寒さ2020年の台風十四号右へ急カーブ、だけど雨雨雨もう三日も雨朝夕ストーブを点けるほど寒い籠もって写真を整理しつつ、この蝶は今頃どの辺りを南下しているのだろうと、思
「ご近所徘徊/メマツヨイグサ」 *建築の 工事の庭の 荒れ地草 雌待宵草の 月色 あはれ ぼくの棲んでいる周辺をくまなく徘徊空き地が多く、草だらけの藪も、林も畑もありますが近年、少し建て込んできました。コロナバブルらしい・・・。あそこにあの花があった
「軽井沢の借宿の神伝塚」 *古墳似の 蝶の借宿 道しるべ 花咲山は神伝塚とふ蝶の楽園の西側にこんもりとした小山・・・以前から古墳では?と見ていましたがお聞きしたら、掘ったことがあるけど古墳でしないとのこと。淺間の「流れ山」でしょうね。今日は寒く冷たい
「天耕房焼きそば大会」 *青そらに あさぎ舞ひ来る はな苑の 馳走愉しも 秋陽に焼けつ標高1200位の山麓に大島仙生と奥様が棲んでいます。そこへグンマー人たちとお邪魔しました♪家の周りは蝶達のための一大お花畑軒に大きな大きなスズメバチの巣、ハチがブンブ
「小諸糠地(ぬかじ ) バタフライ ガーデン」 *糠地にて ひとつ老ふ日に よき友と お花畑に 蝶を愛でたりお天気にも恵まれたせいか、いろいろな蝶の多いところでした。すばしっこく、小さすぎてぼくのレンズでは撮れないシジミチョウを撮りました。シジミチ
「野 菊と落ち葉」 *うすら寒 秋の曇天 ゆき場無き みち辺木の葉は 野菊へ寄りぬ落ち葉が降り始めました。落ちてから落ち着き場所が定まるまで風任せ仲間がどんどん増えてくるなんか定年退職者の行く末と似ているような、似ていないような・・・。
「地球見」 *あっちからも こっちを見てる十五夜の 地球もまん丸 まんまる月夜戯れてみました。地球で月見、同時に月でもこっちを見てる現実的にあり得ないけどね。
「十五夜」 *望月も満つれば欠ける 世のならひ 今は忘れよう 千古の教へ2020/10/01いいお月様でしたね深夜、物干し台へでると雲が東方向へ早い動きその中を煌煌と輝く月が雲に立ち向かっていました。月に照らされた白い清らかな雲、清らかな月の
「黄色い蝶」 *蝶の黄は 目にも眩しや 秋の陽に 睦み御座るよ 枯れ土手の上夕陽になる頃撮り疲れてよろよろ帰りがけに振り返れば黄色い蝶が♪忙しいこの蝶はなかなかポーズしてくれません傾く日に黄色が発色、しかも3っも一緒にこの日の最後のショットです。
「年々歳々・・・」 *渡る蝶 渡り来たりて 追ひ見るに なにか違ふと いふかし 秋よ「いふかし(訝し)」あえて濁音を避けて短歌に。けふから月が変わり早や10月かあ――つい口に出る漢詩「年年歳歳花相似にたり、歳歳年年人ひと同なじからず」このチョウも同じから
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「西洋手まり潅木」*鞠花を 雪と降らせる 水無月の 冷気含みし 無情の風吹く庭に来た教授がつぶやくテマリカンボク・・・オオデマリなどと呼んでいたけど正式名称は「セイヨーテマリカンボク」というか・狭庭のスノーホール♪落下した花びらで地面は真っ白にこの花で朝に夕に楽
「エゴの花って・・・」*散り墜ちる 仲間真似して えご花は 吾も吾もと 地に積もりけり今はエゴの花の集団自決?朝からポロポロと花が落ちて地面は真っ白桜みたいです下向きに咲くエゴの花白雲木の仲間ですって。
「悼む」*あの方の 香典返しの 珈琲をすすりつ偲ぶ 在りし日々事先月逝ってしまったFBFひとってはかないものですねもう6月も半ばはやいものですでもあちらの世界で病から解放されて元気にお過ごしくださいと願っていまする。
「アカシヤの花の天ぷら」*あかしやの 池面に垂れる 花房に いずるは昔 食べし天ぷら・・・勤めてた頃この時期になるとよくお昼に食べたあのお店はもうない少し苦みあるパリパリ食感あらためてまた食べたくなったけどどこでやっているかなあ?
「木漏れ日マジック」*木漏れ日に 車休ませ ふと見れば 新車に見えたよ 中古車なれど山道で駐車して戻って車をみたら初夏の木漏れ日になんかいい感じで待っていたぼくの車近くへ寄ってみれば擦り傷だらけ、それに洗ってもいないのによしっ、今度洗ってあげよう。
「馬路村ゆずジュース」*爺友に ゆずのドリンク 飲ませたら 旨し旨しと 弾む午後なり♪二人の写真家がボクを呼び止めたカメラを持ってない?庭につれ込んで何でと咎めたら写真の葉書を配っているそうです『シマリスの楽園』竹澤久夫写真展2024/7/4~7上田サントミューゼ彼の
「中西翁から♪」*老の身に 飲むべしこれをと ゆずエキス 翁に賜る 土佐をごっくん♪翁の親戚の青年が馬路村にいます村おこししているらしい高知工科大学卒業し大学と協力して数々の製品を♪ちなみに我が家の長女も同大学卒縁があるね翁よサンクス♪SUNX♪
「工夫って楽しいワン♪」*発展は 技術の証 それはまた 人たるゆえん 工夫は愉し♪丸い天板が壊れたので破棄しょうとしたらひらめいた家にあった燃やそうとした板切れで天板を、ニスを塗ってガーデンテーブル復活不格好な出来だけど満足感♪
「早苗田(さなえだ)」*淺間嶺の 早苗の面の 影求め かわず脅し 畦をさ迷ふ田んぼに浅間山が映り込む早苗田です日中もいいけど夕方がいいですよ♪鳥やカエルが鳴き空が茜に鴨たちが羽ばたき大空を横切ります時にはキツネもトコトコとあぜ道に撮影する人の影がちらほら暑くな
「ネコと徘徊していると・・・」*甲高く 木の葉隠れに 鳴く鳥の 姿を追へば 呆呆と失せたりこのところしきりに鳴くウグイスやカッコー日に3度4度ネコにせがまれて外へ縄張りに入るとケキョッケキョッと警告鳴き青葉若葉に紛れて姿が見えませんまるで忍者のようですよ。巣山師
「マイヅルソウ」*雪笹に 似てるね君は 白く咲く 舞鶴草の 初夏かるいさは初夏の風っていいですよね緑の草木に浄化されて吹いてくるそんな気がします。巣山師の書
「梅雨待ち」*森虫の 鳴き聲こだま 初鰹 皐月も過ぎて 次は梅雨待ち梅雨が過ぎるまでストーブは片付けられない軽井沢です外より部屋の中の方が寒い?何でだろう?巣山師の書
「サンショウバラが」*雨止まば 山椒ばらの花ひらき 蜂を集める お店開店 枝を伸ばして大きな木になってしまった今年も雨に打たれながらも可憐、妖艶な姿で蜂たちを♪巣山師の書
「ネコ脱走」*脱走し 遊び呆けし 戻りネコ まったくまったく 猫って奴は――事件ですぼくの不注意でせっかく保護したネコに逃げられました探して探して一昼夜夜中に窓の外に心配をよそに元気まだ自由を楽しみたい様子チョメです。なんとか家人がだましだまし家の中へお
「花たちって」*春の花 全て咲きたり 皐月尽 時を違(たが)えぬ 草木不思議時には間違えて季節外れに狂い咲きするけどそれもご愛敬♪ヒューマンエラーはしょっちゅうだけどフラワーエラーも度々あるねまるで人みたいでも咲く時を知っている花たちひとは知っているのかどうか
「2024年6月1日」*空晴れて 空覆い来る 入道と 紛ふ雲湧く 水無月初日梅雨に入るのは6月梅雨が明ければ夏そんな過渡月6/2今日のお天気ときたら雨がしょぼしょぼと・・・もう梅雨入り?ストーブ点けてる軽井沢の朝です。巣山師の書
「一号台風」*こんな日は 珈琲・音楽 煙草増ゆ 一号台風 しとど雨降る崩れて熱帯性低気圧なに?根性無いなあでも雨が降ったりやんだり曇天こんな日は・・・です。巣山師の書
「サプリメント」*薄れゆく 髪と記憶に CMが やたら気になる 歳になにぬねの膝腰の痛みになんちゃら薄毛にかんちゃらなんちゃら不全にあんちゃら・・・人の弱みにつけこんでくるCM余計なお世話ありがた迷惑ご心配ありがとうね~♪このお花を小泉師が調べてくれのしたゲラニウ
「一日が長い春」*持てあます 春日のながき 昏れしぶり 夕日の中に 焦れて待ちたり 良寛さんじゃないけど春は一日が長い体力が持たない浅間山に沈む夕日を待っていましたなかなか陽が沈まない・・・暮れるのを渋っているかのよう♪巣山師の書
「皐月の異変」*大荒れの 皐月の異変 雨と風 しずく溜まるを ただただながむ各地で被害が・・・降ったんですね~風も!軽井沢は静かでしたが雨の日は風の日は人は花たちはうなだれてただ耐えるしかありまんねつぎは台風も来るって?巣山師の書
「驚きの超絶技巧、未来へ」*ひとの爲す 驚異手業の 超絶に 唯々魅入る 凡人吾は 観てきました、今日が最終日たくさんの方が行っていることでしょうね人間て、改めてすごいと思う医療、工業、文芸、宇宙に、ありとあらゆる分野で超絶した技術があふれていますオオタニさん
「目が・・・駄目」*目 疲れて 庭によろほふ 雨小やみ 蝉の飛び来て 松にうるさき 目に悪いねパソコンやテレビ新聞の小さな文字・使わない、見ない訳にはいかないし・・・こめかみを押さえたり眼窩を指圧・「薄皮の 頭蓋辿れば まざまざと 眉の骨 頬骨 顎骨 残るはこれか 」
「ご近所徘徊/ヤマボウシ」*初夏の彩 届かぬ高さに 山法師 間近撮りたい 真白出で立ちこの時期、木々がまっしろに!ヤマボウシですね他の草木の花と少し遅れて野山に、吾ここに在りと主張している今日は昨日とうってかわって晴天はつ夏の風夏色の野山と空清々しい軽井沢で
「降ったり止んだり」*咲き萎る 梅雨の花たち 哀れみて 庭に居ずれば またぽつぽつと――梅雨の小雨を見ているしかない今日この頃です花に嵐のたとえもあるぞ、サヨナラだけが人生サそんな言葉をつぶやいていますねん。巣山師の書
「短歌名言辞典を読んでますが・・・」*なむとなく 求めし古本 読み返し ふむふむふむ と 理解、 ありたりこの本600頁を越える分厚く重い寝る前に開いたところを読むのが寝る前の儀式不思議な本です、ふむふむと古今東西の蘊蓄が為になりますが寝て起きるとケロリ忘れてし
「同窓会余韻」*花を打つ 雨を見るのみ 梅雨の入り 電話のぬしも 余韻惜しめり 同窓会の後、友達らに電話した他の友からもかかってくるみんないい余韻にしたって居る様子話し足り無かったこと言いたかったこと想い出したことなどなどいろいろ♪巣山師の書
「望月で同窓会-3」*各々の 数多の稔り 持ち寄りし 喜寿の集いの 別れぞ哀しなんか別れるのが辛いなんでだろうねそれぞれの人生の稔り、経験、想い出、愛しき日々・・・お昼を食べておのおのの世界へ――。戻ってゆきました。巣山師の書
「望月で同窓会-2」*久久に 会えば今年は 喜寿だって!? なんや目出度や 乾杯我ら♪あの子もこの子も喜寿!はあ~・・・――時の早さが恨めしい終活の話をたくさん聞きました・・・ナニもしていないボクはちょっと焦るね同窓会している内に梅雨に・・・しょうがない雨でも
「望月で同窓会」*降りてくる 友ら見ていて ふと想う 『降りてゆく生き方』 将に そう しばらく滞っていたけど幹事長が元気そのものシナウィルスにやられても復活です♪巣山師の書
「淺間山雑感」*けむ見れば 想ふ天明 焼けくずれ 去にし災い うすれし おそれ火口が北側に向いているので煙や蒸気を上げているのがよく観察できるかってあの火口から――歴史に残る大きな噴火は685年の噴火は古事記に記され1108年に「天仁噴火」1783年に「天明の大噴火」
「明太子で喝!♪」*呆けんなと 辛き明太 贈られて 喝を入れらる 水無月珍事 ♪突然明太子がたくさん送られてきた!?何事かと慌てて福岡の友に電話したぼくの安否確認らしい♪ありがたく喜んで頂くことにしましたが――ぼくも心配される年ごろらしい、なんだかね~♪巣山師
「ご近所徘徊/オナガアゲハチョウ」*喪服調 尾長揚羽は黒ずくめ 弔問蝶と 呼んでもいいかな 見事に真っ黒な燕尾服初めて見ました翅が僧侶の着る薄物、絽みたい透けて涼しそう軽やかそして黒は誰にでもマッチするし黒は・・・百難隠す、のかもね。巣山師の書
「お月様」*何億回(否何兆回?) 欠けて満ちるを 経て来しや 水無月四日 空をあおげり当日はぼやぼやの満月昨日の深夜煌煌と天空を渡る月をみました思えば月って不思議な存在ですね平安の貴族達も見て詠った月が今も変わらず在ることを思うと一瞬でその場へ飛ぶような錯
「『ボタニカ』朝井まかて著」*植物の 鬼か仏か 奇人なり 希代のひと也 富太郎 牧野 小泉さんが貸してくれた本の読後感想です朝ドラ「らんまん」の主人公の評伝破天荒で並外れた行動力と経済感覚の欠如した男の一代記草木に憑依されたかのように植物学に捧げた偉人とその家
「ご近所徘徊/ハルゼミ」*はる蝉は 脱ぎし衣を 震わせて 雨止み嬉しか 頻り鳴くなり声はすれどもハルゼミもウグイスみたいになかなか見つからないもの抜け殻の上でしきりに鳴いているときにはうるさいほどの大合唱初夏の変わらぬ情景です。巣山師の書
「雨の大手毬」*ふり続く 庭にいち日 おお手まり ふくらみ重く たへるしかなく・・・昨日は軽井沢でも雨降りのいち日でしたが被害もなさそうで、安堵列島は大変な様子・・・今朝は薄曇り、道路も乾きはじめました。台風一過?暑くなる?徘徊は様子見ですね。巣山師の書
「五月尽」*延びあがる しろ花鉄仙 五月空 雲もゆくゆく 春もゆくかや 雨ですね~このまま梅雨入りなのかな早いものですもう春とは詠えない雨をながめてぶつぶつしてましょうか♪巣山師の書
「ご近所徘徊/コトラガ」*草むらを ゆけば飛び出す 小蟲たち 蝶かと紛う 蛾を見つけたり 初めて会った気がするボッ~と生きてきたからなあ・・・調べたらコトラ蛾というお腹のところが虎縞模様、なるほどね広げた翅がきれい、閉じたらそれが見えなくなる共に生きとし生ける
「ご近所徘徊/ハナヒョウタンボク」*木に真白 花ひょうたんが 一斉に 雪の記憶か 積もるがに咲くこの花も毎年詠わずにはいられない何処にでもあるという木ではないというそれがご近所に自生しているのを知ったのは最近のこと氷期から残る木というのも気に入っているですよ
「ご近所徘徊/ベニシジミ蝶」*歩くごと 撮って撮ってと 「紅しじみ」 行くて止まるよ 路傍の蝶は 時には人なつっこい蝶にゆきあうぼくのカメラ、レンズ、腕では小さな虫や蝶を巧く撮れませんたいがいスルーしてたけどこの時の蝶はまとわりついて子犬のよう♪巣山師の書