「佐久にも桜がのニュース」*青む畦 佐久の平らに 春来たり 嶽も のどかに ぷうと煙あぐ残雪の淺間山ですがなんとなくしどけないお姿場所は五十貫の道から新子田を望むところです。
「ネコに忖度」 *念力に 操られたり われ下僕 猫の意のまま お気の召すままうちのネコはよく鳴きますニャ~~ン~長鳴きでまん丸の目からテレパシー家族それぞれがそれに反応、忖度する。ボクに鳴くときはお外に出たいよ~、遊んでくれ~、なんかくれ~。
「淺間に冠雪 三度目。いよいよ・・・」 *雪雲の 嶽より来るや 木枯らしは からまつ枝を 寒々抜けし 終日山頂辺りは淺間山の白い吐息と雲が渾然と一体化、吐息も多そう。雪の量も前より多く見えます風が冷たい、木枯らしか? 淺間颪か?窓拭き、落ち葉片付けなど
「友人の死」 *まさかなあ・・・ おまえが先に 逝くなんて 遺影を前に なにをか言はむ葬儀にゆきました・ほんとに、まさかあいつが?ほんとうかな?うそだろう?そんな考え思いが交錯遺影の前に立って初めて実感ほんとうなんだなあ・・・
「悼む」 *来ては去る あさ間の空の 雲 あかね 友も去りけり しも月なかば仲がよかった同級生の訃報は辛いものですね去来する彼との思い出しばらくその断片に苛まれましたいつでも行ける、いつでも会える、いつでも電話できると思っていたのはおおきな誤算嗚呼
「佐久の古刹 貞祥寺」 *老い友と 古寺(ふるてら)訪へば 傾く陽に 思い様々 旧(ふ)りゆく吾ら 何度も行っている場所で感じることが毎回違う?思い返せば、人生の各年代で思うこと、思うこと感じることが違ってなあ。経験や知識、気分、季節、時間、年齢がそ
「佐久市 貞祥寺の歌碑-2」 *『母まさば・・・』歌人政治家 召人の うた大石に 季の葉(ときのは)散れり 郷土の政治家、井出一太郎氏の歌碑です。農林・郵政、各大臣・三木内閣では内閣官房長官を。清廉な政治家であり政治世界では数少ない歌人1912 ~ 1996
「佐久市 貞祥寺の歌碑-1」 *入り口に どむと据え置く 歌碑在れど 読むは能はず 苔むす文字(もんじ )久々に行きました。以前は気にならなかった歌碑に目がいく。『禅の寺 ここにひらきし 遠き世の 聖のこころ うつつせまり来』阿部 太 という方が昭和47年
「ご近所徘徊/ノキシノブ」 *こ寒くて ものみな枯るるに 宿り草 青々伸ぶよ やまの忍ぶは 調べたら薬草なんですね。昔からの民間で使用されていた由利尿、止血、解熱、消炎に効くそうです。そうか君は昔からいい草だったんだね、知らなくてゴメンね。そんな思い
「最晩秋の月」 *陽の堕ちし 去西 方より 雪待ちの 痩せ月出でて 碓氷照らせり何日か前、夢中で落ち葉掻きして見上げたら鎌の月が・・・♪西の語源だという、「去にし」西方極楽浄土、西域、西欧、西洋、西遊記西の魔女が死んだ/西部前線異常なし/嗚呼西武ライ
「落葉松と書いてカラマツ」 *からまつの 針葉無尽に 降る頃は 白秋日和と 仰ぎ言祝ぐ軽井沢のカラマツを有名にしたのは誰がなんて言ったって北原白秋師です。植えたのは、雨宮敬次郎さんそれを愉しむ現代の我々寒々さを際立たせる冬、芽吹きを愛でる春、梅雨
「峠を下れば・・・」 *冬近き 妙義 郷(さと)には 花ありて 陽光満ちて 草木の青し解ってはいるけど、軽井沢と群馬は気候が違う。標高差もあるので当然なんだけど、毎度まいど驚く。植生もまたしかり、軽井沢に無いものが多いですね。その違いをたのしみました
「武者返しの嶽」 *陽の陰る 妙義金洞 武者返し 眺めて飽かず 岩 波頭そそり立つ・峨々たる、そんな言葉が似合う山、妙義。反り返った部分が人を寄せ付けない石垣の武者返しのように見えますね。ややオーバーハングしている崖です。夕暮れは波頭のようにも見え
「車で徘徊」 *唱ひつつ 黄葉や紅葉の 秋 峠 うすひの坂に いろ葉舞飛ぶお天気のいい秋の日棚からCDをひとつかみして車に乗り込むランダムに録音したCD、古今の唱歌、歌謡曲、浪曲、映画音楽、童謡、ポップスごちゃごちゃと入れてあるからたのしい♪音痴なれ
「大桁ダム湖」 *暴るるを 押さえ鎮める 大桁の 溜まりに写る 妙義 探せり ネットで調べたら群馬B級スポットなどと紹介されています。公園になっていて恐竜や河童がいます♪お魚も釣らしてくれる♪釣魚券不要?ここも小泉さんが関係していた様子なかなかいいと
「妙義の冬桜」 *風めぐる 妙義なだりに 散りもせで か弱くゆるる 冬咲き さくら 初めて見たときは驚きました。冬にサクラ!?今は冬の風物詩小泉さん達、さくら守のご苦労が師の今日の投稿に!紅葉と白いサクラ!そのショット!♪妙義はホントにおもしろい♪
「碓氷坂本宿の芭蕉句碑」 *翁もまた 宇須比をゆきて 衣を負ふと 想ひ建てしや 芭蕉 石文これも知らなかった。碓氷峠の信州側と上州側に各ひとつ、芭蕉の句碑。『一つ脱(ぬ)いで後(うしろ)に負(おひ)ぬ衣がへ』実際は吉野で詠った句ですって。笈の小
「碓氷峠の白秋の歌碑」 *白秋の よすが刻める うた石を 尋ねて碓氷 秋草のなか碓氷峠はほとんど群馬県にあります、長野県は入り口だけ。その峠に北原白秋師の歌碑が! 知りませんでした。二日かかりで探し尋ねて見つけました。何のことはない、峠の湯 の近く
「秋の軽井沢町内徘徊」 *秋惜しみ 山路巡りて ひらけ地に けふもけむ吹く 嶽を愛でけり町内南西地域は如何にと、代車の軽でうろちょろ相変わらずひとりで行く先も告げず出てきただって行き先決めてないもの鹿かクマでも出ないかと期待したけど・・・なん
「あき疲れ」 *出歩きて けふはなんだか あき疲れ されど訪ふなり 里の遠近秋はつい出かけたくなりますね。自分、シマなもんで毎日紅葉撮りに・・・たまにお天気悪いと、ほっとする。お天気が回復すると、出かけずにはいられなくなる・・・一種の脅迫を受けたよう
「一天四海」 *嶽ノ吹ク 噴気昇リテ 雲ニ和シ 風ト巡レル 四海ヲ想フなぜか漢文調になってしまった!漢文漢詩原文をろくに読めないくせに、なんだか好きなんですよ。むりくり57577におさめて自己満足。ぶつぶつと漢字を並べて、「てにをは」遊び♪
「くさぎの花(臭木 )」 *やつと知る 見かけぬ木花、 臭木(くさぎ)とよ 葉をもみ嗅げば 未知の香すなり前から気になっていました花木夏の終わり頃から咲いていて、何となく園芸種、外来ぽかったのであまり追求しませんでしたが・・・11月になっても咲いて
「ご近所徘徊/晩秋こぬれ」 *今日の道 ちと明かるくて 上 見たら こ枝寒々 空がありたりチコちゃんの番組で、木が葉を落とすのはナゼ?やってましたね♪リストラと捉えた番組がおもしろかったです。そっか・・・邪魔になったのね・そんなこと想い出しながら
「川の装い」 *まっ白な しぶきの糸に 織り込まる 川の晴れ着は もみぢ仕立てね♪白糸の滝の混みよう!雲場の池の混みよう!好天秋の日曜日、軽井沢は大変です。みんな色とりどりのマスク川も木の葉で秋の装いです。老いも若きも、Go toooooo~♪
「軽井沢、秋ひと日」 *秋晴れに 無尽落ち葉の 小瀬小道 滝を見むとて 友と歩めり秋は水辺こそよけれ、ですよね♪久しぶりに来た写友と、軽井沢の秋を巡りました。碓氷峠、小瀬竜返しの滝、白糸、追分、借宿~彼の写真はとても真似が出来ないジャンルでも写真の
「家ネコを外に」 *ひまネコに 木登り冒険 させたらば ハシゴで降ろす はめに なりけりしょうもないネコです遊べ遊べとまとわりつかれて、普段とちがう遊びを。爪を切ってあるので、いざ登らしたら、木から滑り落ちるのですがそれでも野生を目覚めさせてし
「ご近所徘徊/ガマズミ」 *熟しゆく がまずみ つまみ 汁吸ひて 種を吹き捨て もひとつ つまむ山中に一際赤い塊の木、ガマズミ小粒で甘酸っぱく、果肉は少ない、疲労回復に旅人もつまんだらしい。お酒に漬けて薬用酒にも。考えるにお酒好きは何でもお酒に漬けて、
「碓氷峠のお猿さん」 *道草し 急げや急げ 柿咥え 群れに遅れて 猿、立ち走り 碓氷峠の坂本ではよくお猿さんを見ます。この日も歩道を一群が移動中、そして歩道橋を渡り反対の土手へ♪母親にしがみつく小猿もいました。この集落にすっかり溶け込んでいるような
「ゆく秋の~」 *ゆく道の 木の間の淺間に けむ立ちて 流れ消えけり 秋陽のそらにゆく秋~と言うと『 ゆく秋の大和の国の薬師寺の塔の上なる一ひらの雲』佐佐木信綱師ついパクってみました♪「ゆくあきの しなののくにの あさまねの みねのうえなる しろしけむか
「秋の碓氷峠上り下り」 *昏かかる 峨々の妙義も 西陽焼け 峠廻りは 秋こそよけれ軽井沢から旧碓氷峠を下りて行くと高低差の紅葉が楽しめます。メガネ橋をチラ見したら、撮るほどには紅葉していない碓氷湖へ一服、ダム湖をシトリで巡ってふむふむカヌーのような
「ご近所徘徊/雑感」 *秋めきた 山みちゆけば もみぢ葉は 業火と化して 吾に迫り来(く)歩くと・ね、自然にいろいろなことが去来するものですね。徘徊は修行にも似て、来(き)し方を反省、悔悟、でももうどうにもなりませぬ。きっと座禅や瞑想のため座った
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「佐久にも桜がのニュース」*青む畦 佐久の平らに 春来たり 嶽も のどかに ぷうと煙あぐ残雪の淺間山ですがなんとなくしどけないお姿場所は五十貫の道から新子田を望むところです。
「有れば困ったかも・」*才もなく この世を生きて 平凡に 過ごすしあわせ 感じるべきか・・・凡人は幸せかもという発想ですなまじ才能、特殊能力、資産、執着があったらと、あれこれ考えてみたら、何かと苦労やトラブルにまきこまれて 大変だったかもねそんなこと想った
「言葉とは・・・」*吐き棄つる 言の葉重宝 またあはれ 罪深きものと この頃知りぬ不適切発言で知事辞任のニュース著名人たちの失言、コメントで消えてゆく人たちのなんと多いことかメデアも好んで取り上げる気にする人も多いそんなこといちいち、という意見もあけどかといっ
「ゆるむ」*ぐらりゆら 動く 置き石 直さむと 想ひて見れば 治まりて居る玄関脇の3段くらいの石積みが緩んでいるのを発見危ないよね・・・人が乗ったら崩れそうなので積み直してみましたふむふむ・・・素人の積み方はどこか抜けているなあ長い年月、崩れないお城などの石垣、
「ぶつぶつと・・・」*ひとなるは いきとまるまで ぶつぶつと どくをはきつつ いきるものかはいまわの際までしゃべれたら幸せですよね「ありがとう」「アイラブユー」「お先に~」などと挨拶したいものですかっこいい辞世の句でもいいたいですね♪
「出せば楽になるっちね」*身の不満 出でてどこへか 霧散する それでいいかも 害が無ければぶつぶつは王様の耳はロバの耳現象です俳句も短歌もツイッターも井戸端会議も、ここだけの話しもおまえだけにホントの話し・・・とか実は~も出たくてしょうがないンですねほんとに勝
「人は黙っていられない・・・」*百人も千人万人 億のひと 愚痴憂さ詠に つぶやききたり思えば愚痴や感動、不満、風刺、喜び哀しみを人は黙っていられないもの定型の57577に乗せてしゃべりたがるなあ・ツイッターXがはやるのも理解できるぼくもそうだなあ・・・。
「自虐/焚き火」*詠へども 所詮まねごと えせうたの 恥の上塗り 燃やすべきかも小雨決行火付け犯春は庭ゴミがたくさん出ます袋で処理も追いつかないついでに今まで作った短歌も燃やしたいという思いが・・・。*小雨降る、チャンス到来 火を放ち 濡るる厭わず 庭ゴミ灰に♪
「及ぶべくも無いけれど・・・」*方代や渡辺松男に なれませぬ 当たり前だよ われは凡人山崎方代さんは、山梨の歌人渡辺松男師は群馬前橋の人感心、尊敬する歌人がたくさんたくさんいます心に残る短歌の数々独特の感性そんな方々を詠ってみました。
「くろっかす」*四月庭 風に冷気を 感じつつ 先駆け花を 愛でて励ます桜のニュースばっかのテレビ長野県は仲間はずれでもいいんですなれています♪
「霧雨の日」*けふひと日 霧にけぶれて 夕になる むなしさ嘆く 為しこと無きを 小寒い曇天霧雨の日は外でなにもできない残りの庭ゴミも濡れてしまった内の中の片付けもかったるいボーとしてる時間が長い・・・そんな一日でした。
「反転遊び」№1*弥生雪 降りて真っ白 寒戻り 雪解け嶽の 汚れ隠せり№2*やよいゆき ふりてまつしろ かんもどり ゆきどけたけの よごれかくせり №3*きゆいよや ろしつまてりふ りどもんか のけたけどきゆ りせくかれごよ最後はアナグラム、暗号に似ている意味なし短
「春風邪」*かろうじて 保つ均衡 1.2℃の 熱の上下で もろく崩れし*なさけなや 思考も失せて 気力無し 惰性のままに 息をしているひとってもろい生き物と実感しています体温のわずかな上下で狂う体調と思考、気力ふう~・・・。
「はる呆け」*うすら寒 かすみ曇天 景色ぼけ つまらぬものよ 呆けのお写ん歩群馬方面からの投稿は花盛りなのにこちらはまだ冬の延長線上すこし微熱があるのでぼーっとしている私です・・・。
「野良猫保護その後」*映像に 興味津々 ねこパンチ 裏に回りて 探すかわゆさ家の中を自由に走り回っています先住ネコにうるさがられても何のそのドアの開け方もマスター馴染んでいます♪
「お写ん歩」*日(し)がながく なったもんだと しとり言 さて いくべかな 風にふかれて桜の開花宣言も続々と春らしいお天気花粉や黄砂も舞ってるらしいお天気4/1は普通、入社式感慨深いものがありますね・・・
「人気のお水端」*用水の流れ満々 御影へと 温みてゆける 季となりぬか海のそば川のそば池のそば・・・水のそばってなんでかいいねそこにお魚さんがいればもっといい晴れるともっといい鴨も棲んでいる千ヶ滝御影用水温水路です。
「ジョウビタキが来た♪」*雪消えて ちんまりおしゃま おめかしの ジョビ君しばし庭を賑わす綺麗な鳥です人をあまり警戒しないね人なつこいかも♪
「弥生満月は見えなかった・・・」*月愛でて 詠い遺せし 去にしへの 儚きうたに 定めを識りぬ3/25は恒例満月コラボ生憎でした昔の人たちも月をたくさん詠っています千年もいやもっと昔から・・・そして現在も僕たちがいなくなっても月はやはり変わらず満ち欠けを繰り返しこ
「昨日」*雪 見えど 湯川の流れ 温く見へ 竿を振りたし 岸辺春めく川をのぞいたらお魚の影が・・・しばらく忘れている渓流釣り心がムクムク♪そんな良いお天気の昨日でした。
「淺間の残雪」*雨降りて 残雪わずか 淺間嶺に 熱き吐息か 白し噴煙冷たい風暖かい陽光時には雨雲のない空黄砂暑かったり寒かったり春とはそういうものなんて実感です巣山師の書
「Nikon茶話会 四月呆け」*段々と 難しくなる 蘊蓄に ちゃちを入れつつ 毎回おもろ♪一眼レフでストロボの使い方、一脚の使い方杵渕流昆虫写真の撮り方、他どうしたら写真機の機能を使いこなすかここでも落ちこぼれぼくはなかなか実践出来ない・・・スマホで撮った方がきれい
「ChatGPTと短歌」*ほう! と見し 今年初見の さくら花 やはりいいもの 高はらの春小雨に降り込められたのでいま話題のAI チャットGPTと会話してみました。K (片岡)桜と黄砂と雨を入れて短歌を作ってください。A (ChatGPT)桜舞い散る 黄砂吹き荒れる 雨差し詰め 春の名
「黄砂にけぶれる妙義」*幾万年 黄沙舞来て 吹き積もり 肥やし高めし 大和なるやもウィキで黄砂を見たら「日本では少なくとも7万年前以降の最終氷期には黄砂が飛来」との記述そんな昔から!? 少し驚きました。最近の黄砂には化学物質やら残留農薬が・・・ったく! 今日のG7の
「ご近所徘徊/アズマイチゲ」*咲けよ咲け 太き春楡 芽の内に 東一華の 春の短し木々が葉っぱを付ける前日陰になってしまう前に林床の草花が今のうちにと急いで花を咲かすそれがなんだか微笑ましく感じる爺に、なったのかなあという感慨でありまする。巣山師の書
「ご近所徘徊/キブシ」*組になる 仲良し同士 吊り垂れて 妖精みたいね キブシの花は花の少ない山にひときわ目立つ吊り垂れる黄土色よくみるとおもしろいまるで子ども達が集まっている広場のようです♪巣山師の書
「黄砂注意報?」*春おぼろ 遙々襲来 夕 焼ける ようこそJapan 大陸砂塵昨日、ぼけた夕焼けを撮って帰宅したら4/12、今日大量の黄砂が 雨の後来るとの情報!昨日も少し舞来ていたンだタクラマカンやゴビ砂漠、黄土地帯から来たと考えるとなんかすごいよね。巣山師の書
「淺間の煙を、咎め見る」*苦しげに 淺間の吐息 吹きこぼれ いかなる加減 麓を這いたり 時々見る山肌を這い下る噴煙・・・気流、気圧の加減?それとも煙が重いのか?毒なのか無害なのか?なにかの予兆か?なんだろう? この現象。巣山師の書
「墓場のコブシ」*累々の 石を弔ふ 訳なくも 土地の境に こぶし咲きけるシニカルなうたになってしもた・・・軽井沢は今盛りなのはコブシと警察官機動隊も常駐し物々しい警備体制のご近所です全国から応援にではでは軽井沢の春をお楽しみ下さいませね。
「花冷え」*沁み透る 冷たき雨に 庭の花 濡れつつ咲くも 乙とばかりに 寒い少し続きました風も吹いた雨も来た春とはそういうものと言っているような花たちです。
「2023/4/6の満月」*月とても 花見せむとや 浮かれ出る 病なおして 出でませ友よこの日夜空雲多くはっきりとは見えませんでしたが爛漫の季の満月は格別寝込んでいる友や、先に逝った知人、先輩「出でませ友よ」と呼びかけてみました。巣山さんがまとめてくれた満月コレクショ
「ご近所徘徊/年年歳歳花相似」*この春も この花見るを 喜べど ひと同じからず 白頭を掻く幾たびも巡り来る春に立ち会っていると・・・劉希夷(りゅうきい)「白頭を悲しむ翁に代る」の漢詩が想い出されますその中の一節にある詞年年歳歳花相似歳歳年年人不同将に将にそんな
「ご近所徘徊/花ひとつ」*陽だまりに 心細そそう 花ひとつ 葉っぱで知りしの 叡山すみれスミレって・・・種類が多いですね聞いても調べてもわかりにくいでもこのスミレだけは分かる葉っぱがお鍋に入れる春菊みたいだから♪
「天動説実感」*春の陽は 日毎淺間に 近づきて 麓を染めつつ 没してゆけり冬の日没の位置がずいぶんと淺間山寄りになって来ている・・・頭では地球の自転公転地軸の傾斜など僕たちの大地が動いていることは、わかっているつもりなんだけど・・・実感は未だ中世の感覚のボクで
「ご近所徘徊/春の隈笹」*青みゆく くま笹 山の けもの道 猪鹿気分 狐狸の心地す隈笹ばかりの中に通りやすそうなところがあるそれはけものたちが通った跡ですそんな道をゆくと彼らと同じ気分に♪
「ご近所徘徊/アブラチャン」*何でなの? 今年は急ぐね 花たちは あぶらちやん よ 訳を教えて長いあいだ軽井沢ではコブシが一番早く咲くと思い込んでたひともそう言うだけど訂正しなくては・・・アブラチャンの花の方が早く咲くンだと気がついた。思い込みはいけないね。
「春の月」*春の月天空高く 現れて 陽の球西へ 追い堕としたり 早々と空に月が・・・今頃が将に「菜の花や月は東に日は西に」与謝蕪村太陽にストーカしているような月太陽のお陰で照り映える月永遠の追いかけっこしている両者面白いですね。
「もう四月かあ・・・」*ため息か 毒を吐き捨て 遣る瀬なし 彼の鬱憤 夕陽に染まる 今朝の新聞に浅間山がわずかな傾斜変動が認められ昨日は火山性地震81回との記事。道理で昨日は間欠的に煙が・・・*いくつもの 吐息吐きたり 淺間山 山には山の 事情あるらし
「T師」*きつね撮る 軽トラおやじ 500ミリ Nikon巨砲で 吾を嚇かす♪徘徊の行く先々で会うアマチュアカメラマン です聞けば同年齢、共通の知人も多い熊を撮ったときの話が楽しい。写真撮影に並々ならぬ意欲穏やかで無口、笑顔で接してくれるとてもいい人なんです。
「スキーの板」*こいつとも 遊んでやらねば ひがまれる 今季最後を 共に愉しむスキー板を現在四本、持っていますどうしても使う板が決まってしまうものですね道具にはどうもそういう傾向がある今季一回も乗らなかった板を引っ張り出して一緒に雪の上、水を含んだ思いザラメ雪