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アヴァンギャルド精神世界 https://blog.goo.ne.jp/naitoukonan

冥想により、限りなき知性と底知れぬ優しさを。この世はドリームでもあり、リアルでもあり。

本当のなつかしさ、本当のやさしさ、そういったしみじみとしたものだけが好みです。 気になるもの 錬金術、冥想、瞑想、オカルト、坐禅、気功、ヨーガ、オーパーツ、超能力、霊能力、前世記憶、PTSD、トラウマ、修験道、アトランティス、レムリア、ケルト、クンダリーニ,チャクラ、洗脳、情報操作、テレビっ子、個人主義、疎外、おひとり様、悟り世代、アセンション、無私、敬虔、清貧

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2013/11/11

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  • ダンテス・ダイジの人類史観-1

    ◎説明不能の部分-いまや文明は終わったダンテス・ダイジの老子狂言から。以下の部分は、全体として彼の歴史観を端的に示した数少ない部分である。ダンテス・ダイジは、この文明を中有タイプの文明と評価している。天国でもなく地獄でもなく不分明だが、天国と地獄の結婚の先へも行けない、と。『○感情とそれからにじみ出す想像力は、欲望として以外にありえぬ個生命—人間にとって実に巨大な力を与えていた。アトランティス文明の黄金時代は、人類の感情・想像・記憶を司るアストラル・パワーの開花の時だといってよい。自我意識、合理的理性が未だ発達していないアトランティス人種は、合理的科学法則とはまったく異質の多くの夢を実現することができた。しかし、人類の進化は、そこでとどまることをゆるさない。あらゆる個生命は、欲念を原動力として流動転変せざるを得...ダンテス・ダイジの人類史観-1

  • 正しい師-アメジスト・タブレット・プロローグ-2

    ◎あなたは、まず最初に正しい師を見出さねばならないヨーガ、フィットネス、整体、気功導引、ヴィパッサナー、呼吸法、ロルフィング、自然食品などロハスな入り口は多い。果ては、引き寄せ、アセンションや怪しげなスピリチュアル資格などを謳うグループや、伝統宗教にも新興宗教にもカルトにも、悟っていない師、マスター、グルは多い。とても残念なことだが、そんな師はお金を要求することで容易に見分けがつくということはある。ダンテス・ダイジは、金を要求しないという点でも厳格だった。さて瞑想、冥想をやってみようという機運が高まってきた。そこで手っ取り早くネットで探してみようとしたりする。その師が本物であればあるほどfacebook、instagram、twitterなどのSNSは、煩わしいしだけだし、必要な情報は別ルートで入って来るからや...正しい師-アメジスト・タブレット・プロローグ-2

  • 正しい師-アメジスト・タブレット・プロローグ-1

    ◎あなたの完全に成熟したエゴが直観によって見分ける『アメジスト・タブレット・プロローグ/ダンテス・ダイジ/森北出版』は、『ニルヴァーナのプロセスとテクニック』ほどに有名ではないが、彼の文明史的な位置を明らかにする重要な著作。今でもPOD版で手に入るようだ。要するにエメラルド・タブレットは、近く来る人類の進化に向けた大変動の予告だったが、その際にまかりまちがって人類が滅亡の憂き目に遭った場合に、この本は、プロローグならぬ『人類のエピローグ』となる。そこで、プロローグのエピローグという妙な章が置かれている。更に後世の人類のために『アメジスト・タブレット』を残さなくても善いように、と。また西暦2000年頃から強力となるアクエリアス(水瓶座)のシンボルがアメジスト。こうした中で、冥想に取り組もうとする場合は、このカルト...正しい師-アメジスト・タブレット・プロローグ-1

  • 六条御息所と世界の見方

    ◎霊のある世界、神仏のある世界光源氏という懲りないプレイボーイに捨てられた女は数多いが、彼女らがすべて彼を怨みに思い、執念深く付け狙ったわけではない。六条御息所だけが執念深い女であり、その他の振られた女は都合の良い女だったという構成は、現代から見ればいかがなものか。六条御息所は、物語の最初の方で光源氏に振られ、生霊が妊娠中の葵上を悩ませ、葵上は出産後急死。六条御息所は、死後も紫の上に死霊として出現し、光源氏に捨てられた恨み言を言い、紫の上を一旦危篤に陥らせる。また光源氏と柏木との三角関係に苦慮した女三宮は、実は六条御息所の死霊が憑依しており、女三宮が出家する原因となった。この世界観は、individualな個人霊というのが生前も死後も存続し、病気になるのも、死の原因になるのも、男女関係に影響を与えるのも霊だとい...六条御息所と世界の見方

  • 持続するトランス、持続するエクスタシー

    ◎全体と個人の逆転トランスは、様々な方法で引き起こすことができる。飲酒、催眠術、急速呼吸法、煙や香気の吸入、音楽、舞踏などで。加えて、洞窟生活や長期間の個室生活、ドラッグの吸引などもある。トランスは、その性質は高低あるものであって、いわゆる個人的無意識や集合的無意識に止まるのが大半であって、大悟覚醒に至る体験に結実するものは多くはないことを、様々な実験が示している。ティモシー・リアリーが先鞭をつけたLSDやカルロス・カスタネダのシリーズで有名になったペヨーテあるいはメスカリンなどでは、究極に至ることが結構な確率で起こるらしいということが知られてきた。だがそうしたピーク・エクスペリエンス(頂上体験)は、ドラッグの効き目が切れれば、終わってしまう。これは、禅の究極体験を経た後に、その体験の影響が残るために聖胎長養を...持続するトランス、持続するエクスタシー

  • 富士山霊石の奇蹟

    ◎天の一つ火往古、富士山噴火時に山梨県南都留郡明見村舟久保付近に落下した霊石を、出口王仁三郎が霊眼で発見し、昭和10年春これを購入せしめ、綾部の鶴山に据えたという。出口王仁三郎は、これを古事記の天のひとつ火と称し、たいそう喜んだという。霊界物語第三十三巻余白歌『神言を正しく説きしひとつ火の光は闇世の燈台なりけり』天の一つ火とは、クンダリーニのエネルギーコードですね。戦前は、聖人、聖者、聖石などをありがたがることを社会全体として当然と考えていたが、今は自分で考え見つけ、確認していく時代。一足飛びにはいかない。まことに霜を履んで堅氷至るである。富士山霊石の奇蹟

  • 真に自由な生き方

    ◎クリシュナムルティの日記クリシュナムルティは、只管打坐の聖者だが、冥想メソッドとしての只管打坐を呈示せず、その境地の具合だけを講演やテープで語った。クリシュナムルティの日記から。文中の法は、ダルマであり、光りとは愛である。『自由とは、あなたが自分自身にとって光りになることだ。その時、自由は抽象ではない。思考によって組み立てられたものでもない。現実問題として、自由とは、依存関係や執着から、あるいは経験を渇望することから、いっさい自由になることだ。思考の構造から自由になることは、自身にとって光りとなることだ。この光りのなかで、すべての行為が起こる。そのとき矛盾撞着はない。法や光りが行為から分離しているとき、行為する者が行為そのものから分離しているとき、矛盾撞着が起こる。理念か原理とかは思考の不毛な動きであり、この...真に自由な生き方

  • 自分が騙されていることに気がつかない人々

    ◎真実を見抜く感性の在り処新聞もとらず、TVのニュース、ワイドショーとスマホのニュースだけで、情報を取って事足れりという人が余りにも多い。こうした人は、完全にマスコミのマインド・コントロールにしてやられていることを、自分でも気がついていない人である。それは特にコロナ関連情報で顕著である。TVでも新聞の見出し紹介をやるものだから、新聞報道の内容を知った気になっている人も多いかもしれないが、新聞で読むべきは、大型解説記事もさることなが小さな囲み記事のほうである。それとネット。コロナ関連情報で顕著だが、いろいろな勢力がいろいろな思惑で、記事や意見を書くものだから、何が正しくて何が間違いなのか、非常に分かりにくい状況となっている。どのような勢力かと言えば、例えば日本国民の健康を維持させようという勢力、アメリカの方針に追...自分が騙されていることに気がつかない人々

  • 死後に救済されることでもなく、知らない他者である神に出会うことでもなく

    ◎世間的人生経験から冥想修行へ日本は、細かく緻密に組み上げられた社会であって、阪神や東日本などの大震災や福島の原発事故のような影響範囲が大きな災害が起こっても、官民の協力で復興はそれなりに成し遂げることができてきた。ところが1990年代の経済バブルの崩壊以降、日本は貧困化の一途をたどり、今ではコロナの揺さぶりもあり、生活できない人が激増している。1990年代初めは、共稼ぎは少数派であって、今のように乳児幼児を人に預けて共稼ぎに出るのが当たり前などということはなかった。1980年代の終わりに北京で宵の口に『日夜商店』という看板を見かけて、さすが社会主義国は共稼ぎが普通であって、24時間営業のコンビニなくしては社会が機能しないのだなと思ったことがある。いまや日本も共稼ぎが普通になるほどに国民は貧困化し、「子供の貧困...死後に救済されることでもなく、知らない他者である神に出会うことでもなく

  • 法華経と二重のリアリティ

    ◎法華経を棄てる人、観音経を誦する人今も釈迦在世の昔も、本当にアップダウンのある冥想修行に一定期間打ち込むためには、衣食住の生活がある程度しっかりしていないといけない。だから宗教は昔から旦那衆(良家の子女)の道楽の一種などとも言われてきた。法華経全体を見ると、カースト制度の縛りがきつく貧富の差の大きい古代インドでは、どうしても豊かな階層の子弟しかニルヴァーナに届かないという見方から、極貧でも囚人でもいつでもどんな階層でもニルヴァーナに届くという見方を示したという方向性が見える。要するに20世紀のアクアリアン・エイジの人々のような誰でも何でもアセンションが当たり前という見方に至るためには、その前段として、法華経のように宗教奥義、大悟のテクニックの大衆化の宣言が為されねばならなかったのである。日本で最初に法華経重視...法華経と二重のリアリティ

  • 地獄からの使い

    ◎67歳の大安寺の寺主の命を取りに来る中国洪州の大安寺の寺主のところに鬼神がやってきて、悟ってもいない貴殿が40年も法を説くのは、その資格なく害悪が多い。即刻貴殿を地獄に連れていくと言ってきかない。そこに第二の鬼神がやってきて、閻魔大王も一日だけ修行することを許すので、その間に何とかせよという。翌朝夜の明けきる前に、寺主は師匠の馬祖のところに駆け込んで助けて下さいと懇願した。馬祖は、私の隣に立っていなさいと言う。寺主が馬祖の隣に立っていると、果たして鬼神が彼を捜しに来たが、結局見つけることはできずに去っていった。ここはなぜ命を永らえることができたかよりも、頓悟を基本線とする禅者が、霊能力、超能力にまともにとりあってはいけないということ。最終解脱だけが、禅の道では価値があるのであって、中間的なものは相手にしないの...地獄からの使い

  • 世界はあらゆる貴金属や宝だけでできている

    ◎華厳経昔は日光まで東武特急けごんが走っていて、見る度に華厳の滝の華厳とは何かと考えさせられたものだ。華厳経に、一つの塵の中に無数の国土がその中に存在していて、これらは心の力でできている。かつまたそのあらゆる世界は、宝物だけでできており、それこそが、宇宙全体たる如来身の光明なのだみたいな描写がされている。仏教というのは、厭世感から来るところの「迷いそのまま」に悟るという見方、つまりマーヤ迷いがあると認める世界があって、他方この華厳経的な何も問題がない世界すべてが無限の光明であるという見方がある。人は、この二つの世界のあり様を同じ一つの地平に入れて併せて一つの世界だと見たがるのだが、実はその二つは全く別の世界が別々にあるということではないかと思う。二重の現実、二重のリアリティである。この世界はあらゆる宝だけででき...世界はあらゆる貴金属や宝だけでできている

  • 耽溺と上昇

    ◎下方のチャクラ、上方のチャクラOSHOバグワンが、耽溺と上昇について説明している。『ときどき、あなたは肉体に惑わされる。そして、何とか体を超越すると、幻惑させることにおいてはさらに上手のマインドによって惑わされる。初めの三つのチャクラは肉体に属している。次の三つのチャクラはマインドに属している。そして七番目のチャクラは両方を越えている。通常、耽溺する人々は、始めの三つのチャクラに留まる。より低いチャクラ、彼らはそこに引っ掛かっている。それらの始めの三つのチャクラ――ムラダーラ、スワディシュターナ、マニピュラ――は地に対する指向性を持つ。それらは地上のチャクラだ。引力に引きつけられる。それらは下方に引っぱられる。次の三つのチャクラ、アナハタ、ヴィシュッダ、アッギャは空に対する指向性を持つ。引力は影響しない。それ...耽溺と上昇

  • 現身(うつそみ)は朝日に露と消ゆるとも

    ◎トースとダンテスの合体と伊都能売(いづのめ)-6出口王仁三郎の「大本の道」の伊都能売に関する短歌の続き。伊都能売をテーマにした連作は、これですべてだが、この後に厳瑞二霊を題材にした十五首が続く。人間には、もともと厳瑞なる男性、女性あるいは陰陽があるが、現代人のテーマはそれらを統合した両性具有なる伊都能売の実現である。伊都能売を45首で歌い尽くした後に、更に厳瑞に言及するのは、戦前の大本教が、厳瑞二神を体現した二人によって指導されていたためなのだろう。よって出口ナオ、出口王仁三郎逝去後の戦後は一貫して、両性具有である完全人、原人間である伊都能売(いづのめ)の実現が全人類の前に呈示された目標となっている。以下の連作では、現(うつ)し世の森羅万象のみならず、隠り世も伊都能売がカバーし、更に全宇宙も統治するという。神...現身(うつそみ)は朝日に露と消ゆるとも

  • 三角貿易から麻薬・武器・マネロン

    ◎大道廃れて仁義も廃れて三角貿易と言えば、イギリスが、綿織物をインドに輸出し、インドが阿片を清国に輸出。清国はイギリスに茶・絹を輸出していたが、その代金の銀は、清国⇒インド⇒イギリスと還流したので、イギリスは銀の流出に苦しむことはなかったというのが、皆中高で習う話。イギリスは大西洋を舞台にもっと悪どい三角貿易で巨利を挙げていた。ブラジルは、18世紀に国内各所で金鉱が発見され未曽有の好況を謳歌していた。産出した金は、ある程度は、宗主国であったポルトガルに納入されたが、密貿易での国外流出が相当あり、それが主にイギリスに流れたと見られる。イギリスは、西アフリカの黒人奴隷の貿易業者に雑貨や銃器を輸出。代価として得た黒人奴隷をイギリスは、ブラジルに輸出し、代価を密貿易の金で受け取った。その上にイギリスは、黒人奴隷を乗せた...三角貿易から麻薬・武器・マネロン

  • ラーマクリシュナの幻視

    ◎トースとダンテスの合体と伊都能売(いづのめ)-5ある日、ラーマクリシュナが大実母(マ―)に幻視させられた。『あたり一面、四方八方にシヴァとシャクティがいるんだ。シヴァとシャクティが交接(まじわ)っているんだ。人間、あらゆる動物や草木、全部の中に、あのシヴァとシャクティがいるんだ!プルシャ(男性原理)とプラクリティ(女性原理)!その二つの交接(まじわり)!』(人類の知的遺産ラーマクリシュナ/講談社P340-341から引用)※シヴァはヒンドゥー教の最高神でシャクティはその妻神。サーンキヤ哲学では、第六身体アートマンをことさらにプルシャ(男性原理)とプラクリティ(女性原理)と分けて説明。ラーマクリシュナのように世界全体を見た際に、このようなビジョンが起こり得る。いずれにしても『有』の世界の話。この延長線上に態度とし...ラーマクリシュナの幻視

  • 夢もニルヴァーナも同じである

    ◎仏も夢や幻のようなもの「夢もニルヴァーナも同じである」は、迷いも悟りも同じであると、ニルヴァーナ至上から一歩突っ込んでいる。大乗仏教の八千頌般若経にこの一節がある。神々が質問を出してスプーティ尊者がこれに答えているのだが、スプーティ尊者は、「完全な悟りを開いた人(仏)も夢や幻のようなものである」と説明し、神々にショックを与える。さらにスプーティ尊者は、ニルヴァーナも夢、幻のようなもので、まして他のこともそうなのだと説明する。彼は一歩進んで、マーヤーとニルヴァーナは不二であり、別に分けられることはない、とまで言う。(以上参照:現代語訳*大乗仏典1般若経典/中村元/東京書籍P121-122)これを理屈、理論で言うことはあり得るが、実体験で確認する者がいる。それは、有なるアートマン、第六身体を越え、ニルヴァーナから...夢もニルヴァーナも同じである

  • トースとダンテスの合体と伊都能売(いづのめ)-4

    ◎OSHOバグワンの性愛冥想OSHOバグワンは、男性と女性の結合について七つのチャクラ同志の結合というテクニックで説明する。そしてそのテクニックの始まりはセックスである。これが両性具有への鍵。彼は、人は外なる肉体のセックスでなく内なる異性との結合に向かうべきものだと七チャクラの結合において唱える。曰く、男性において、ムラダーラは男でスワジスターナは女、これが結合すべき第一カップル。同様にマニピュラとアナハタも結合すべき第二カップル。さらにヴィシュダとアジナーも結合すべき第三カップル。女性においては、男性性、女性性は反対となる。性愛タントラでは、オーガズムの瞬間、外なる女性を完全に忘れ、冥想により意識を内側に向かわせよとする。そこで第一カップルの結合で生ずるエネルギーは、第二カップルに向かい、そこで第一カップルの...トースとダンテスの合体と伊都能売(いづのめ)-4

  • トースとダンテスの合体と伊都能売(いづのめ)-3

    ◎上下の差別もつけず平等に世を救ひます伊都能売の神出口王仁三郎の両性具有イメージとは、人間の完成形、西洋で言えば原人間のイメージである。その由来するところは、古事記でスサノオ男神とアマテラス女神が天の安の川原で仲直り誓約をするシーンにおいて、天照大神の霊と、素盞嗚尊の霊とが合体したのが、伊都能売。万人が神知るというのは、万人が両性具有なる伊都能売となるということ。余談だが、天照大神を以て主神とする神道のあり方について、出口王仁三郎は不満をもっていたようだ。古事記では、当然に天御中主神が主神であり、それは、振魂(ふるたま)の行事にて、渾身の力を籠めて《あめのみなかぬしのおほかみ》の神名を称えながら云々というところでも見てとれる。古神道には、原古事記があったであろうし、アトランティス沈没以後のスサノオは、当初天御中...トースとダンテスの合体と伊都能売(いづのめ)-3

  • トースとダンテスの合体と伊都能売(いづのめ)-2

    ◎哲学者の薔薇園西洋の錬金術書「哲学者の薔薇園」では、男女結合して死を迎えた先に柩の中の両性具有者として6段階がある。西洋で言うところの「哲学」とは冥想の意味であることがままある。挿絵の短い説明は、以下のようなものである(出所:錬金術と神秘主義ヘルメス学の博物館/アレクサンダー・ローブ/東京タッシェン・ジャパンP450-455)。1.霊魂の抽出または受胎ボディは一個で、王の首と王妃の首のついている両性具有者は死に、その上方に霊魂が上昇し、四元素が分離する。2.洗浄または浄化空から雨のように露が降り、棺の中の両性具有者の黒い身体を洗う。3.霊魂の歓喜または誕生または昇華分離していた霊魂が天上から下降し(下へと漂い)、既に浄化された肉体を一新する。4.固定分離していた霊魂が再度上昇し、「ここで月の命は終わりでない/...トースとダンテスの合体と伊都能売(いづのめ)-2

  • トースとダンテスの合体と伊都能売(いづのめ)-1

    ◎先行モデルとしてのアトランティスダンテス・ダイジの語るトースとは、アトランティスの聖王。ダンテスとは、政教一致のアトランティスの神の宮の13人のリーダー(超人)の一人だが、後に神の宮アメンティを離れ放浪する。これで12人+1人となる。これでトース側12名とダンテス1名と別れたので、両性分離の嚆矢となった。アトランティス時代にも黄金時代があり、黄金時代から時代が悪化する流れの始まりは、男女、陰陽、善悪など二元の分離から始まった。この分離からしばらくしてアトランティス大陸は沈没し、アトランティス文明は滅亡。文明滅亡前夜にアトランティス密教のリーダー達は、エジプト、ギリシア、日本、中米、北欧などに別れて、古伝承、神話などを残し、それから1万2千年後の現代に再び人類滅亡の危機を迎え、その後にアトランティス時代を凌ぐ世...トースとダンテスの合体と伊都能売(いづのめ)-1

  • コロナ下の東京五輪2020の成功

    ◎燃え上がる生のエネルギーのはけ口2021年だが、コロナ下の東京五輪2020が終わった。どんな時代でも鬱屈した因習的な社会に暮らす人々にはガス抜きが必要なものだ。貧困、生活苦、近隣社会の目による無意識にわたる行動規制(世間体)、思想統制、宗教統制等々程度の差はあれ、どんな時代でも、個人にとって社会からの抑圧と感じられるものはある。だが、人間の燃え上がる生のエネルギーは、はけ口を時々与えないと、爆発、暴発するものであることを為政者は知っていたものだ。広義では祭り、無礼講、うそをついても構わない日、何を言ってもお咎めのない日、西洋ならオルギア、ハロウィンなどを設けてガス抜きをする。オリンピック、武術試合などのスポーツ・イベントも歴史的にその一つとして機能してきた。日本の戦後3S政策(Screen(スクリーン=映画)...コロナ下の東京五輪2020の成功

  • 「本当の最後の勝負」で勝つ方法

    ◎柔道男子100キロ級金メダルのウルフ・アロン2020東京五輪柔道男子100キロ級で金メダルに輝いたウルフ・アロン(了徳寺大職)。彼の指導者の了徳寺大学柔道部の山田利彦監督の次の話に「本当の最後の勝負」で勝つ方法が出てくる。『「自分で最終的に考えられないと、本当に最後の苦しいところの勝負はできないと考えている。無理くりやらさせても決して本物じゃない。いかに自分に気づいてやるかという部分は、こっちも我慢しながらやっているつもり」』(https://the-ans.jp/tokyo-olympic/177914/から引用)これは、禅など冥想修行でも出てくる。自分の本気の部分、意識の深みを何層も玉葱の皮を剝くように剝いていく。ある一定の層までは、指導者、マスター、師匠、グル、老師が剝いてあげることはできるが、最後の一...「本当の最後の勝負」で勝つ方法

  • 後醍醐天皇と関山

    ◎万法(あらゆる存在)と侶(とも)たらざる者ある日後醍醐天皇が、大燈国師に入内せよと詔を出された。ところが大燈国師は病気のため、代理として関山が参内した。後醍醐天皇「万法(あらゆる存在)と侶(とも)たらざる者、これはどんな人でしょうか?」、と。関山は立ち上がって身をかがめて「万法(あらゆる存在)と侶(とも)たらざる者、これはどんな人でしょうか?」と奏上した。後醍醐天皇は、手の中の玉を以て空中に一文字を引き「これがそうです。」と答えた。関山はここで退出したが、関山の応対振りは、後醍醐天皇の意に大いに叶ったという。後醍醐天皇は、倒幕の企てにより隠岐に流され、終には鎌倉幕府を滅亡させたが、かえって吉野に南朝を建て、吉野で崩御。以後天皇は、北朝主流のはずが、明治天皇の時代からは南朝正統となっている。2020東京オリンピ...後醍醐天皇と関山

  • 2020東京五輪男子400mリレー決勝

    ◎ままならぬ2020東京五輪男子400mリレー決勝での日本チームは、一走と二走の間のバトンが繋がらず、待望の金メダルどころか、二大会連続のメダルすらも獲得できなかった。前のランナーが最高速のまま、次のランナーが可能な限りリレーゾーンの後方でバトンを渡すということをぎりぎりまで突き詰めれば、ぎりぎりで失敗するということはある。それを知っている日本の技術者は、古来より遊びを持たせるということをやってきたものだ。野球でもサッカーでも、オリンピックの競技でも、双方が真剣になればなるほど、練習で積み重ねた人為以外の神意が現れることがある。2020東京五輪では、世界ランキング上位のメダル確実と思われた選手がメダルを逸したり、一方で薄氷の勝利を重ねてメダルに届いた選手、チームもいた。メダルを逸した選手、チームだけが、『ままな...2020東京五輪男子400mリレー決勝

  • 田中陽希GreatTraverse-9

    ◎道なき道田中陽希GreatTraverseの二百名山では、何回か登山道のない道を進む。道のない山道では、それも獣道すらない所では、藪がルートらしきところにびっしりと生い茂り、その藪をかき分けて進んだり、藪の木の枝を足場に藪の上方を慎重に進んだり、ひどく根気と注意力と筋力を必要とする登山となる。それと食事と水。登山では、夜間は危険なので進まないので、ルート上に有人の山小屋がなければ、食事は全日数分を自分で運ぶ。水も水場に指定された場所は限られており、そこから先に進む場合は、水場で必要な量を確保してそこから運ぶ。よって、自分で運べる食事の量と水の量を越える深山幽谷には進めないものだとわかる。装備が充実し、磁石と登山マップのある現在の登山でも、道なき道を進むのはこのような苦労であるから、昔の修験者の苦労はいかばかり...田中陽希GreatTraverse-9

  • 人は人生の盛りを必ず迎えるが

    ◎リラックスした肉体と注意深さ春ごとに咲けるさくらを見るごとになほはかなしと身こそつらけれ(一休)桜は咲くが必ず散る。人は、人生の盛りを必ず迎えるが死は避けられない。OSHOバグワンは、人が悟るには、リラックスした肉体と注意深さが必要だという。注意深さは、桜も人も散ることから逃れられないという無常において深化する。さらに注意深さは、恐怖の最中において研ぎ澄まされる。このことは、彼のいろいろな講話の中に出てくる。人生の真相とは、みじめで情けない自分であることに変わりはない。そこをさらに注意深く見て感じることはつらいものだが、その先に何かが起こることがある。これは、東日本大震災の被災者に向けてケン・ウィルバーが、『表面の現象に対して、あなたが手伝うことができるものは何でもしてください、けれどもそれを見つめたままでい...人は人生の盛りを必ず迎えるが

  • 精神の物質主義

    ◎チョギャム・トゥルンパ『精神の物質主義』とは、チョギャム・トゥルンパ・リンポチェの造語。聖典、秘儀、教義、聖像、聖具、深層心理学、ドラッグ、催眠術、マントラ、聖者の一生、聖者のシンボルなど、スピリチュアル的なあるいは、聖なるものなら何でもよいが、それを自己の正当化、自己の慰めに用いることをいう。さらに呼吸法、ハタ・ヨーガ、禅瞑想、自己放下、呼吸を見つめる、イエスの一生を想起して自分もイエスと一体化する、更には日々の仕事を精密にやり続ける事上磨錬など、芸道、武道に打ち込むなどもある。一行専心というのは、一つのパフォーマンスに集中し続けることで、かえって自分がなくなることを目指すもの。修行の進み方は、人によって千差万別であり、一つの行に打ち込めば打ち込むほど、それにつれて自分というものが段々なくなっていくみたいな...精神の物質主義

  • 熱波の時代

    ◎雨にもぬれず風もあたらずわが宿ははしらもたてずふきもせず雨にもぬれず風もあたらず(一休)わが宿は、外か内かと言えば、内である。だが本来の自己である「有」、アートマン、第六身体は、すべてのすべてであるから、内も外もないはず。そこで、我なる家は柱もなく屋根も葺いていない。だからこそその家たる自分は、雨が降ろうが風が吹こうが本当に傷つけられることなどない。40年以前大学生の時に東京で冷房のないアパートに住んでいたが、今のように35度以上になることはなかったが、それでも一日熱に焙られると夕方には食欲も気力もなくなるものだった。今、そうした境遇に暮らす人でも、ネットを見る気力は残っているのだろうか。今年は東北も北海道も異常高温。気力だけでなく皆熱中症も心配な気温となっている。コロナだけではない。日本は水に恵まれているの...熱波の時代

  • 宇宙船での筋トレ、有酸素運動

    ◎中高年の冥想生活には必須先日宇宙飛行士の若田光一さんが、宇宙船での宇宙飛行士の一日のスケジュールを紹介していて、一日に午後に二時間半ほどフィットネスに充てていると述べていた。宇宙飛行士ブログなどを見ると、地上では、人間は寝ている時以外は常に重力に逆らって行動しているので、筋肉は体を支えるために緊張していて、骨にも常に重力による力が作用している。ところが宇宙では重力が作用しないので、肉体は、寝たきりのような状態にあり、筋肉が衰えるあるいは骨がもろくなるといった影響が出てくる。これを避けるためには重力があるときと同様な条件を体に与えることが必要となる。宇宙ステーションでは、ARED(エーレッド:AdvancedResistiveExerciseDevice)という1台でいくつもの筋トレ種目をこなす筋トレマシーンを...宇宙船での筋トレ、有酸素運動

  • ブラヴァツキー夫人メモ

    ◎クリシュナムルティへブラヴァツキー夫人は、霊がかり時代から脱霊がかりへのきっかけを作った人物。彼女のエピソードは、いろいろな本に断片的に出ていて全容がつかみにくかったのだが、「心霊の文化史/吉村正和」のを読んで、いろいろな基本的疑問が解けた。というよりも、西洋霊がかり系はあまり熱心に調べてこなかったのではあるが・・・・ブラヴァツキー夫人は、1831年ウクライナで、ドイツ系貴族の父とロシアの名門出身の母の子として誕生。1844年にロンドン訪問。1948年にアルメニアのエリヴァン地方副知事ブラヴァツキー氏と結婚。結婚は、年齢差がありすぎ、離婚もできなかったことから、以後ブラヴァツキー夫人として世界を放浪。1875年神智学協会が、オルコット大佐を会長に正式発足し、ブラヴァツキー夫人は交信秘書に選ばれた。ブラヴァツキ...ブラヴァツキー夫人メモ

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