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アヴァンギャルド精神世界 https://blog.goo.ne.jp/naitoukonan

冥想により、限りなき知性と底知れぬ優しさを。この世はドリームでもあり、リアルでもあり。

本当のなつかしさ、本当のやさしさ、そういったしみじみとしたものだけが好みです。 気になるもの 錬金術、冥想、瞑想、オカルト、坐禅、気功、ヨーガ、オーパーツ、超能力、霊能力、前世記憶、PTSD、トラウマ、修験道、アトランティス、レムリア、ケルト、クンダリーニ,チャクラ、洗脳、情報操作、テレビっ子、個人主義、疎外、おひとり様、悟り世代、アセンション、無私、敬虔、清貧

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2013/11/11

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  • 縦から読んでも横から読んでも-5

    ◎ただ何事も人の世は直日に見直せ聞直せここでは、大本宣伝歌の末尾『ただ何事も人の世は直日に見直せ聞直せ』が歌い込まれている。直日とは、字義は、大神。だが、神直日は神様の直霊であり、アートマン。大直日は人間の直霊であり、メンタル体を指すと考える。以下の歌では、至福千年。七福神の宝船の時代を謳歌している。霊界物語第26巻総説歌から『【た】て直さむと現はれし【た】てと緯との二柱【な】みに漂ふ民草を【に】本の元の大神の【こ】ころの儘に救ひ上げ【と】しも豊に賑ひつ【も】も千万の神等に【ひ】かれて遊ぶパラダイス【と】みたる人も貧しきも【の】どかな園に睦び合ひ【よ】しとあしとの岩垣を【は】らして暮す神の御世【な】がき命を保ちつつ【ほ】まれ目出度き神人の【ひ】かり天地にさえ渡る【に】しきの機の御仕組【み】づの御魂や厳御魂【な】...縦から読んでも横から読んでも-5

  • ゾイゼの母の苦しみの克服

    ◎神に対する熱い愛慕母は、死に臨んで息子ゾイゼに対し、主イエスの苦痛と母マリアへの心からの同情のため、30年間ずっとミサに与る都度激しく泣き続けたと告白した。また母は、このような神に対する熱い愛慕の念が高まりすぎて、12週間病床にいたことまである。そして彼女は、自らのあらゆる苦しみを、主が受けた甚だしい苦難に思いを込めて移し入れ、そうすることで彼女自身の苦しみを克服するという方法を身に着けていたという。そこまで観想を徹底し、情動をイエスやマリアと同じものにしていけば、スティグマタが出たり、人間としての苦悩からの救済の道が開けるということはあるのだろう。彼女は30年間、神への愛に立ち返りつつ生きることができた。この母にして、自分の肉体を実験台にしてあらゆるトライアルを行ったゾイゼが出たわけだ。ゾイゼの母の苦しみの克服

  • ポリュカルポスの殉教

    ◎サディズムを楽しむ系譜ポリュカルポスは、2世紀のスミルナの主教。ローマ官憲に捕らえられ、棄教を促されたが、肯ぜず、処刑のために円形競技場に引き出された時は、既に86歳だった。彼は、ローマ兵に「無神論者を取り除け」と棄教を迫られたが、「無神論者を取り除け」と応対したことから、汎神論風のローマの宗教を実質無神論とみていたことがわかる。さらにローマ兵は、カエサルは主なりとか、カエサルの守護霊にかけて誓え、などとも言っており、家康というただの人間が神として崇められたようなこともやっていたようだ。さてローマ官憲は最初野獣に彼を襲わせようとしたが、野獣競技は既に終了済であったので、野獣は見送りとなり火刑をすることとなった。薪が組まれ、その上に縛られたポリュカルポスが乗り、点火された。すると不思議なことに炎が風をはらんだ船...ポリュカルポスの殉教

  • 君達が遭遇する事件はすべて

    ◎君達自らが招き寄せたものである他人のせいにしたりするのは簡単だ。『誰の人生にも起こる様々な出来事は、すべて自らが招き寄せたものである。それをどう処理するかは本人が決めることだ。』(リチャード・バック/イリュージョン/集英社P134から引用)これが、原典『救世主入門』だと、やや変わっている。『君達すべての者に告げる君達が遭遇する事件はすべて君達自らが招き寄せたものであるその事件の発展の方向を決めるのはもちろん君達であって神ではない』(十三番目の冥想雨宮第慈(ダンテス・ダイジ)講話録/渡辺郁夫編P112から引用)これだけ読めば、何か切羽詰まった事態に追い込まれている人に対してのアドバイスとしては、やや冷たいかもしれない。だが、第六身体、有、アートマン、この一つながりのものを前提とすれば、今ここしかない今において、...君達が遭遇する事件はすべて

  • 洗礼者聖ヨハネの首

    ◎アミアンの大聖堂聖ヨハネは、斬首され、その首は、長いこと行方不明だった。日本でもミイラになった上人を聖遺物として扱うことはあり、仏舎利は代表的な聖遺物である。だが、古神道ではそのようなものはなく、徹底している。ただ古神道では、聖遺物ではないがご神体とされるものがある。1204年十字軍がコンスタンチノープルを攻略。十字軍は市中の略奪と破壊を繰り返し街の各所に放火した。この時あるアミアン出身者が、焼け残った教会で、箱に入れられた首を発見した。その首は洗礼者聖ヨハネの刻印のある銀製の皿に乗せられていた。1206年洗礼者聖ヨハネの首は、フランスのアミアンに持ち帰られ、以後数多の巡礼者の群れを引き付けることとなった。1218年アミアンに大火が起こり、教会も焼け落ちた。これを奇貨として、アミアンにはフランス最大の大聖堂が...洗礼者聖ヨハネの首

  • パエトーンと天の馬車

    ◎神話ではなく身近な予言ギリシア神話では、太陽神の子パエトーンが父の制止を聞かずに、一日天の馬車を借り受けて暴走した。林も野原も、山も森も燃え、多くの都に大火が起こって焼かれ滅亡した。高山の雪も消え、やがて世界中が火に包まれた。熱気と黒煙が立ち込め、大河も干上がり、砂漠も増加し、海の水もどんどん蒸発した。天地を支える巨人アトラースも気息奄々となり、神々の宮殿は全世界と共に、今や崩壊せんとしていた。これを見たゼウスは天頂に上り、雷電をパエトーンに向けて発射。馬車は破壊され、髪に火のついたパエトーンは、長い炎を引いてエリダノス川に落下して亡くなった。地球温暖化の進行とこの神話が異なっているのは、地球温暖化では海水面の上昇が言われるが、この神話では海水面が低下しているところ。乾燥した時代と天からの火によって、大自然と...パエトーンと天の馬車

  • ノストラダムスの諸世紀

    ◎息子に親切なノストラダムスマスコミは、他人の不幸や他国の不幸で耳目を引く。ネガティブ予言は、カルトや宗教教団が信者を集める手段ではある。予言というのは、時と場所と事象で成る。だが今ここしかない今、将来のある事件を予言してみせても、その事件の内容が変わってしまったり、発生する順序が変わってしまうということはあるものだ。ノストラダムスの諸世紀を読み解くガイドは、息子セザールへの手紙。セザールへの手紙では、息子が諸世紀を読み解く力はないであろうこと、金属変成の錬金術を研究して時間を無駄にしないことなどが書かれている。さらに諸世紀を読み解く手がかりとなる書籍はすべて燃やしてしまったなどと、不親切であり、親切なアドバイスまで添えられている。諸世紀の予言詩は、場所だけが特定できるとし、事象は、悲劇的なものが多いが、7千年...ノストラダムスの諸世紀

  • 千早振る

    ◎千早振る神の心にかなひつつ千早振るは、広瀬すずの枕詞でもなく、perfumeの枕詞でもなく、神の枕詞。最近の広瀬すず主演の「千早振る」という映画の主題歌がperfumeだったそうです。その映画は、求道ものでなく、青春恋愛ものです。神が来臨し給う時に心に序奏を奏でる。千早振るには、そういう響きがある。次の出口王仁三郎の千早振るの入っている歌は、流石の格調である。(昭和八年十一月八日)千早ぶる神の大道を余所にして我日本の治まるべきやは千早ぶる神代ながらのまつりごと聖くはじむる春となりけり(出口王仁三郎全集第7巻歌集巻下伊豆能売)千早ぶる神の仕組は人みなを天津御国にみちびかむため(出口王仁三郎全集第7巻歌集巻下言華)千早ぶる神より出でし智慧なれば闇路行くとも過まつことなし千早振る神の心にかなひつつ老いず死(まか)ら...千早振る

  • 出口王仁三郎の祖父-4

    ◎人間に他の神霊が来て助けるかこの祖父吉松は、執念が強く、死後6年くらい幽霊としてこの世に残り、子孫についていた。出口王仁三郎もこの幽霊を目撃している。王仁が六歳の時、過って烈火の中に転げ込んだ事がある。其の時にも祖父さんが何処からとも知らず走って来て、火中から曳き出し助けて呉れた。王仁の左腕に大火傷の痕が遺って居るのは、其の時の火傷の名残りである。(以上は、出口王仁三郎著作集第5巻人間王仁三郎第1部故郷の二十八年から)ところが、これに対して、出口王仁三郎は、全く異なる見解を随筆玉鏡で披歴している。『他神の守護私は常に「上帝一霊四魂ヲ以テ心ヲ造リ、之ヲ活物ニ賦ス。地主三元八力ヲ以テ体ヲ造リ、之ヲ万有ニ与フ。故ニ其霊ヲ守ル者ハ其体、其体ヲ守ル者ハ其霊也。他神在ツテ之ヲ守ルニ非ズ。即チ天父ノ命永遠不易」と説いてゐる...出口王仁三郎の祖父-4

  • アヴァンギャルド精神世界はどんなブログか

    ◎自序アヴァンギャルド精神世界は、2005年2月19日にスタートし、今日で満14年になります。この間の読者の皆様のご厚情に感謝致します。◆アヴァンギャルド精神世界はどんなブログか悟りを基軸に据えて、まず自分が悟ることが基本。悟るためには冥想が必要だが、冥想したからといって必ず悟れるわけでもない。しかし、悟りに至る正統的メソッドはあるらしいので、そのメソッドの知的理解を促進する可能性が高いであろうブログ。なぜならば、人はまず理屈で納得しないと行動に移すものではないから。理屈で冥想の必要性を理解しないと人は冥想に取り組むものではない。人間は肉体だと思われているが、悟り、大悟覚醒、即身成仏を展望する上で、七つの身体論という構成は大いに理解と実践を促進する。人が悟りに至るメソッドは、無数にあるが、代表的なクンダリーニ・...アヴァンギャルド精神世界はどんなブログか

  • 出口王仁三郎の祖父-3

    ◎祖父さんが死ぬ三日前『祖父さんが死ぬ三日前に祖母に向かって云うには、「私も今死ぬのは厭わぬが、一つ残る事がある。是を遂行せなくては、産土様に死んでから申し解けが無い」と云って泣き出す。そこで、祖母が「夫れは如何なる事が残るのですか」と尋ねると、驚くべし、「未だ屋敷と倭屋と小町田が残って居る。是を全部博奕を打って無く為て了わねば、私の使命を果たす事が出来ぬ」と曰うのである。』祖父吉松は自分の生前の家の財産をなくす使命は果たせぬと観じ、祖母の子孫となって、その使命を果たすという宣言をした。果たして、吉松は、出口王仁三郎の弟の由松として生まれ変わり、由松は十三、四歳の頃から小博奕を打ち出し、一旦は屋敷も小町田も全部スってしまい明治三十四年残った倭屋も火事にあって、ついに全財産を失って、祖父吉松はその使命を果たした。...出口王仁三郎の祖父-3

  • 出口王仁三郎の祖父-2

    ◎先祖代々の深い罪障を取り払う出口王仁三郎の祖父吉松は、五月の田植え時と秋の収穫期以外は、雨が降ろうが風が吹こうが、毎日毎夜、相手を探して賽ばかり転がし、朝に田地が一反飛び、タに山林が移転してしまうと云う惨状なので祖母が恐る恐る諌言すると、祖父の言い草がすごい。「お宇能よ、余り心配するな、気楽に思うて居れ、天道様は空飛ぶ鳥でさえ養うて御座る。鳥や獣類は別に翌日の貯蓄もしていなが、別に餓死した奴は無い。人間もその通り餓えて死んだものは千人の中に只の一人か二人位のものじゃ。千人の中で、九百九十九人までは食い過ぎて死ぬのじゃ。それで三日や五日食わいでも滅多に死にゃせぬ。私もお前の悔むのを聞く度に胸がひやひやする。けれども是も因縁じゃと断念て黙って見て居って呉れ。止める時節が来たら止める様に成る。私は先祖代々の深い罪障...出口王仁三郎の祖父-2

  • 出口王仁三郎の祖父-1

    ◎賽の川原で賽拾う出口王仁三郎の祖父の吉松は、明治四年の冬十二月二十七日に59歳で帰幽した。彼の実家の上田家は、七代毎に偉人が出るとして、円山応挙より七代目の出口王仁三郎が偉人となることを遺言したことで知られる。だが、その吉松の博徒な性向は、今見てみると非常に興味深いものがある。以下は、出口王仁三郎著作集第5巻人間王仁三郎第1部故郷の二十八年から。祖父の吉松は至って正直で、清潔好きであったが、無類のサイコロ博打好きだった。そして酒も呑まず煙草も吸わず、農作業の合間には丁半々々と戦わして勝負を決するのが、三度の飯よりも好きであった。それが為に祖先伝来の上田も山林も残らず売り払い、只153坪の屋敷と破れ家と、33坪の買い手の無い蔭の悪田が一つ残った丈であった。祖父は死ぬ時も賽を放さず、死んだら賽と一所に葬って呉れと...出口王仁三郎の祖父-1

  • 佛はとたづぬる声を聞く時は

    ◎耳もけがるる心地こそすれ至道無難禅師の道歌集から。1.佛道に入らんと思う人はまづ身より敵はなしとしるべし※他人ではなく自分が敵。2.人の身の消え果る時天地とひとつになるを道心と云ふ※アートマンである第六身体で、天地と合一。道心は、既に悟りえた心。3.無しと云えば有るに迷える心かなそれをそのままそれと知らねば※無しと有るとの違いを残しているようではまだまだ。4.佛はとたづぬる声を聞く時は耳もけがるる心地こそすれ※佛を口や文章で説明することは、自分が汚れるような感じがするのだろう。自分で実体験するものであって説明はできない。5.本来は確かに無きと知る人の何の為にか身は残るらん※大悟覚醒してもボディは残る。6.十悪に五逆の罪を作りそえて地獄の釜の底は抜けけり※人々の罪が重くなりすぎて地獄の釜が抜けた。7.老僧が思い...佛はとたづぬる声を聞く時は

  • 全体を感じ取る

    ◎タダで手軽に毎日できる前向きのこと世界全体、宇宙全体を感じ取ることはできないが、その場全体を感じ取る人はいるものだ。何十人も働いている職場で、「〇〇さんどこへ行ったの?」と問うと、その人は別の場所で別の作業をしているので、〇〇さんが出ていくのを見たはずもないのに、どこどこと答えるとそれが当たっているというようなことに何度も出くわした。それ以外に、その人は、職場全員が今どこで何をやっているのか感得しているに違いないと思わされるシーンは何度もあった。そしてそういう人は時々いるものだ。サッカーの王様ペレのすごいところは、味方のほぼ全員の位置と動きを見ていなければ出せないようなパスを出すこと。ノー・ルック・パスの極み。そういうパスを出せる人はいつの時代も存在し続けてきた。マラドーナ、ジダン、デル・ピエーロ。これは、サ...全体を感じ取る

  • ダイモーン

    ◎未だに守護神の正確な性質と姿を捕らえられないダイモーンとは、wikipediaでは、『古代ギリシアおよびヘレニズムにおける神話・宗教・哲学に登場する、「人間と神々の中間に位置する、あるいは善性あるいは悪性の超自然的存在で、下位の神格や死んだ英雄の霊など」を指す(プラトン『饗宴』を参照)。』。主として古代ギリシアやヘレニズム哲学では「ダイモーン」で、ユダヤ・キリスト教では「デーモン」だそうだ。ヘーシオドス『神統記』では、ダイモーンとは人間に味方する善なる守護神だが、旧約聖書では悪のダイモーンも出現したので、善玉なのか悪玉なのかわけがわからなくなっている。この点で出口王仁三郎の本守護神、正守護神、副守護神の説明は、善悪両方を含んでおり、整理されていてわかりやすい。霊能者、哲学者の見方は西洋で数多く出されているが、...ダイモーン

  • 空海以前の虚空蔵菩薩求聞持法

    ◎法相宗の神叡空海は、唐の仏教弾圧前夜に唐に入り、真言密教のエッセンスは受けるは、経典図画は大量に持ち帰るはで、そのタイミングと質と規模は驚天動地なものであった。空海(774-835)は、虚空蔵菩薩求聞持法を奈良大安寺の高僧・勤操(ごんぞう754-827)に伝えられ成就できたとされる。更に遡って、法相宗の神叡(しんえい。737年没。)という唐僧がいて、病を理由に日本に来朝。大和国吉野山の比蘇山寺(現在の世尊寺)に20年籠り、虚空蔵求聞持法を成就したという話がある。そもそも生死を超えよう、輪廻を解脱しましょうという志で修業している中で、記憶力を増進しましょうなどという世俗がかったモチベーションが成立するはずもなく、虚空蔵求聞持法を記憶力増進のためにやるというのは、一つのキャッチコピーではないかと思う。純粋に一切経...空海以前の虚空蔵菩薩求聞持法

  • 情報戦の時代とプライバシー

    ◎モバゲーとSNSに興じている陰で危機は進行す個人情報を握るのは、軍事、政治の基本。個人情報を握る政府・地方自治体の情報セキュリティが弱ければ、やがてその国は危殆に瀕する。今GAFA4社(Google,apple,Facebook,Amazon)に加え、中国系の百度、アリババ、テンセントを加えると全体のユーザー合計は130億人と世界総人口の倍近いという。GAFAは民生情報であるが、この4社で相互に個人情報を交換しているらしいので、住所、生年月日、本名はもちろんのこと、買い物情報、人間関係、生活スケジュール、イベント予定まで、GAFAに知られるそうだから、親や担任の先生や上司などとは比較にならない個人情報の質と量である。恐ろしきかな実名SNS。これで先回りして監視されたのならば、人に散歩して孤独を楽しむような余裕...情報戦の時代とプライバシー

  • 髪の毛一本白くも黒くもできない

    ◎実質的無神論者たちマタイによる福音書5-36「あなたは、髪の毛一本白くも黒くもできない」。為政者はそんなことは全く思ってもいないので、花園上皇と大徳寺開山宗峰妙超の対話のように、仏法が王法に対座するのは不思議などと平気で宣う。髪染めがあれば、何色にでも染められるということを言っているのではない。この世のすべての事物は、神仏から発し、メンタル体世界で実現し、アストラル体世界で実現し、エーテル体世界で実現し、それが肉体レベルに移写されて現実化するという順序をとる。髪の毛一本でもこのスキームなので、そこをイエスや宗峰妙超は突いている。禅家は七つの身体とは言わないが、物事の成り立ちの流れは承知している。古神道では、天照大御神は影のない清よ明けき太陽だと言い慣わすが、出口王仁三郎の宇宙論では、黒い太陽が存在していること...髪の毛一本白くも黒くもできない

  • 出口王仁三郎のポールシフトまで

    ◎生きかはりまかりかはりつ神代より戦後に関する出口王仁三郎の予言をまとめるとこんな感じ。・これからは日本の型を踏む世界⇒世界もかつての日本のように悪魔主導の戦いを経て、国民の生活も生存も立ち行かなくなってから初めて武装解除。・60年したら世界の武装が解除される。⇒60年どころか既に戦後74年目。昔は武装解除などビッグ・イシューは、1999年前後と見ていたので、そのずれから考えれば20年程度はずれている。・ロシアとアメリカが戦って日本がこれを仲裁する。⇒外人でそう構想している人もいるらしい。出口王仁三郎のシナリオは、世界全体の大政奉還(天皇陛下に奉還)→王政復古→神政復古。これが成就する必要条件は、天皇陛下の御稜威を世界各国が認めることだと思うが、とりあえず今はそれを想像だにできない。また神政復古するためには万人...出口王仁三郎のポールシフトまで

  • 二は一に由って有り

    ◎禅の三祖僧さんの信心銘から『二は一に由って有り一もまた守る莫(な)かれ一心生ぜざれば万法咎(とが)なし』二は、一があるからある、だがその一にもこだわってはいけない一心が生じなければ、あらゆる事象あらゆる生物無生物に問題はない。このように、まずここではすべての問題の根源は一心という見ている自分であるとしている。『咎なければ法なく生じざれば心なく(不生不心)能は境に従って滅し、境は能を逐(お)って沈む』咎がなければ、法(ダルマ)はなく、一心という見ている自分がなければ心はない主観(能)は客観(境)に従って滅し客観(境)は主観(能)を逐って沈む前段で一心がなければ咎がないと言っているのに、それに反して咎なければ法がないなどと、咎という無明マーヤ撲滅の修行の方向をわやにする表現が出てくる。見ている自分が残っていて初め...二は一に由って有り

  • モンゴルとラマ教

    ◎パスパのから大相撲モンゴルと言えばパスパ文字。パスパ文字は、チベット語の飾り文字であって、パスパの時代のチベット人なら誰でも読めたらしい。北京近郊の万里の長城観光に行くと途中で通る居庸関。この元代に築造された雲台には、漢字、ランジャナー文字、ウイグル文字、チベット文字、パスパ文字、西夏文字の6種類の文字で造塔功徳記が刻まれている。パスパは5歳にして父と死別。叔父のサキャ・パンディタが彼を仏門に入れたが、7歳にして経文数万語をそらんじるなど天才の誉れ高かった。パスパの叔父は、かのチベット密教サキャ派の総帥サキャ・パンディタ。サキャ・パンディタの叔父が以前に彼の北方での布教を予言しており、予言どおり63歳にしてサキャ・パンディタは、甥のパスパ10歳を連れて、モンゴルの第二代ウゲデイ汗の第二子涼州のゴダン王子のもと...モンゴルとラマ教

  • 七つの身体論は大航海時代の世界地図

    ◎最も『それらしい地図』と実体験大航海時代に、コロンブスは、どんどん西へ進むと、海の果てが断崖絶壁になっていて、ドーンと落ち込んでいるかもしれないという有力説が残る時代に、西へ舳先を向けて西インド諸島に到達した。間違った地図しかなかった時代に、そして誰にも科学的検証ができない時代に、それしかなかった実体験をやってのけたのだ。七つの身体論は、個から全体へと展開し、肉体から微細身そしてアートマン、ブラフマンと現代科学では立証する手段のない次元を相手にしている。七つの身体論では、個から全体へとか、微細身があるとか、宗派によっては最後まで行けるとか、最終ステージの直前には、イエス・キリストが待っているとか、色即是空とか、本当は何もないとか、断片的な状況証拠は歴史的に、伝統的に無数に積み上げられている。今必要なのは、最も...七つの身体論は大航海時代の世界地図

  • 日本は巨大な牢獄か

    ◎この国が一つの獄舎になろうとする光景を見た冷戦次代に青年時代、中年時代を過ごした世代にとって、日本の敗戦とその後の高度経済成長の上昇気流は、いささかの滅入らせるものを含みながら結構魅力的なものだった。米ソの冷戦が終結し、1990年代後半からバブルが崩壊し、日本人の生活実感ではそれ以後豊になったとは言えない時代が今まで続いているのではないか。携帯電話はスマホに代わり、一億総中流と言われた国民の生活水準は、実質一億総下流になったのではないか。主婦は死語となり、職業を持たない中年以下の奥様を探すのは難しくなった。その一方で生涯未婚率は上がり、離婚率も上がり、およそ半数の人が孤独をかこちながら、所得が低いので結婚も子作りもできないなどとぼやく。昭和の家族構成、ライフ・スタイル、ライフ・プラン(結婚して子供を作ってなど...日本は巨大な牢獄か

  • 今アニメとゲームとSNSとyoutubeが禁止になれば

    ◎バーチャル・リアリティのジャンキーたち明治、大正はいざ知らず、昭和20年くらいまでは、若者の政治・外交に対する関心は非常に高いものがあった。そうした波は、昭和45年の70年安保の頃までは残っていた。今若者は政治に関心が薄いようで、余暇の大半をアニメとゲームとSNSとyoutubeに向けているのだろう。こうした中、こうしたものにハマって勉強しなくなり学業に差し支えるケースも多い。国力を上げることを考えた場合、アニメとゲームとSNSとyoutubeを禁止するのは手っ取り早い政策の一つである。これにより関心は、生活改善、生活向上、政治、軍事、外交に向き、学業効率、勤労効率も高まるのではないかと期待する人もいるのだろう。若者は収入の何割かを充ててまでもスマホ・携帯を持ちたがる。それほどにアニメとゲームとSNSとyou...今アニメとゲームとSNSとyoutubeが禁止になれば

  • キャロライン・メイス専攻を神学に変える

    ◎死の受容『エリザベス・キューブラー・ロスの思い出ファーン・スチュアート・ウェルチ/編集麻布小寅堂』は、いろいろな人の手によるエリザベス・キューブラー・ロスの追悼文集。その中にキャロライン・メイスの文も入っている。エリザベス・キューブラー・ロスは、どうしてあれだけアメリカ社会で反発をかったのだろうか。死の受容とは、恐怖や悲嘆や不安と向き合うことである。自由の国アメリカはアメリカン・ドリームがある代わりに下層階級の悲惨な生活もある。そして貧富にかかわらず誰にも死がある。彼女は、臭いものの蓋を開く、ある種露悪者として、敬遠されたところがあったのかもしれない。キリスト教で、輪廻転生がなく、天国に行けないとなれば、地獄か煉獄行きのわが身を受容せよというのは、日本人が思うほど簡単なことではないのかもしれない。だが、彼女が...キャロライン・メイス専攻を神学に変える

  • 言霊の威力

    ◎神人は常住不断言霊の助けを受ける出口王仁三郎は、言霊の威力のシンボルは八咫鏡だとする。『三種の神器の本能は、八咫鏡、即ち言霊の威力である。曲玉は統治の本体である。剣は日本国の土地全部の表徴である。』(出口王仁三郎全集第2巻宗教・教育編P602)彼の言霊観は、もっと広大無辺であり、現象そのものを構成する根源であるとする。『天界は言霊(ことたま)の水火(いき)にもとづける意志想念の世界なりけり言霊の清濁によりてその人の善悪智愚の程度はわかるも森羅万象(よろずのもの)悉く皆言霊の助けによりて生れたるなり主の神の生言霊の大原理知らずば天地の成立(なりたち)解らず来るべき世の変遷も言霊の力によりて明白となるなり言霊の幸(さちは)ひ助けなかりせば地上一切のものは育たじ時じくに鳴り鳴り鳴りてとめどなき主の言霊に地上は生くる...言霊の威力

  • 霊媒、霊言、ノロ、ユタ、イタコ、降霊

    ◎あなたが正しくなければ、あなたは偽りの師に出会う霊媒、霊言、ノロ、ユタ、イタコ、降霊は、肉体に神を降臨させて、肉体の口や手を以って自動書記したり、お告げを語るというもの。こうした場合は、何の神が降りたかというのが常に問題にされ、古神道の伝統ある日本では審神者が、神の真贋を判定し、真であるものだけが残っていく。大本神諭は、出口ナオが媒介となり、出口王仁三郎が審神者となったもの。日月神示は、出口王仁三郎のような神知る者の審神を経たものであるかどうかは知らない。古事記には、武内宿禰が、神がかりとなって予言した神功皇后を審神したシーンがある。神がかりとなった媒介の人自身は、自分でかかって来た神霊の正邪を判定できないので、第三者が判定する。そして世間の神がかりの大方は、大神ではないものが憑依してきているのだろう。教団を...霊媒、霊言、ノロ、ユタ、イタコ、降霊

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