chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
風の遊子の楽がきノート https://blog.goo.ne.jp/kyuukazan

定年から10年余。趣味のお絵かきや街歩き、仲間たちとのふれあいの成果を、水彩画やエッセーで。

水彩画を趣味にしたのは、子供のころ苦手だったことに挑戦してやろう、が動機。カルチャーセンターの教室に通ったり、出会った多士済々の仲間たちとの「課外研究」を楽しんでいます。雑記は70代の目線で、エッセー風に。 ブログタイトルの「風の遊子の楽がきノート」は、旅人を意味する「遊子」のように気ままに書き、描いていこうというわけです。

風の遊子
フォロー
住所
愛知県
出身
未設定
ブログ村参加

2013/10/01

arrow_drop_down
  • 楽書き雑記「黄色いヒガンバナ」

    ヒガンバナ(リコリス)の季節も、そろそろ終盤。名古屋市農業センターでは、遅めに開花する黄色いヒガンバナが最盛期を迎えていました。ヒガンバナには橙や赤、青、白、ピンク、黄、白に橙の花弁が一緒になったような品種など、結構多色のようです。このセンターでは遊歩道や竹林、しだれ梅園などの傍らで、赤に始まり、白、そして黄色の3色が咲いてシーズンが終わります。それぞれ花期が短く、ことしは訪ねる日が少し空いた間に白い花を見逃しました。楽書き雑記「黄色いヒガンバナ」

  • 楽書き雑記「太くて長くて、四角いマメ」

    エンドウマメやソラマメの何倍も大きく、ギザギザ感のある鞘の断面は四角いマメ。熱帯アジアの原産で、沖縄ではウリズンマメとも呼ばれる「四角豆」が、名古屋市農業センターにある草花と野菜の畑で育っています。花もエンドウマメの2倍ほどあり、花弁も分厚そう。この花も葉も調理に使われるそうです。楽書き雑記「太くて長くて、四角いマメ」

  • 楽描き水彩画「教室の一泊スケッチ取材旅行先へ下見に」

    風景水彩画教室で11月に計画している浜松方面への「一泊スケッチ取材」の下見に行ってきました。生徒・講師18人の教室では、3ヶ月ごとに年4回、名古屋を中心にスケッチ取材へ出かけており、うち1回は1泊旅行にしています。これらの行き先や交通手段、宿泊ホテルの確保、必要なら現地の下見など、準備の一切は男女合わせて3人の幹事が進めており、私は今年の幹事のひとりです。男性幹事2人で出掛けた今回の下見は、第一日の日程部分。具体的には、浜松北部の浜名湖畔を1時間に、1両の車両が1本しか走っていない天竜浜名湖鉄道(天浜線)に乗り、途中下車しながら湖畔の風景や美術館を訪ねるコースを事前に体験しておこうとのねらいです。JR名古屋駅ホームで落ちあい、東海道線の新快速で天浜線の始発駅である新所原へ。天浜線の半分にあたる天竜二俣駅まで、乗...楽描き水彩画「教室の一泊スケッチ取材旅行先へ下見に」

  • 楽書き雑記「戻ってきたトラノオ」

    我が家の庭に「トラノオ」が戻ってきました。庭の主の勝手な振る舞いで「絶滅寸前」になったのですが、主が反省したことで蘇ったのです。草丈1㍍ほどの頂部に、トラのしっぽのような形をした花穂。白やピンクもあるそうですが、我が家では秋の声を聞くと、紫色の花穂が下部ら先端に向かって次々に開き、秋が深まっても咲き続けます。精力旺盛な多年草。地中に広げた根を低木の根の間に入り込み、5年ほど前には狭い庭がトラノオに占領された状態になりました。そこで、5年ほど前から掃討作戦を展開。スコップで掘り起こして根を除去、春には伸びてきたのを取り除いた結果、3年後には数えるほどに減りましたが、主はトラノオの少ない風景が寂しくなり、作戦を中止したのです。この秋は数えると、150本はゆうに超えています。花穂の間には、アリたちが上ってきています。楽書き雑記「戻ってきたトラノオ」

  • 楽書き雑記「群生状態で咲くミズヒキ」

    長さ50~70㌢の針金のような細い花茎に、赤い粒々のような花を咲かせるミズヒキ。とにかく丈夫な多年草で、手入れをしていない我が家の庭でも毎年見かけますが、このような群生状態で目にしたのは初めてです。ここは竹林に沿った散歩道。畳2枚ほどの広さでしょうか。びっしりと赤いミズヒキが伸びています。まわりにも4~5本伸びたところが何カ所もありますが、こんな光景はここだけ。こぼれ種で増えたのでしょうが、これほどの面積になるには2~3年はかかったのでは、と推測しました。楽書き雑記「群生状態で咲くミズヒキ」

  • 楽描き水彩画「蔓性植物に覆われたビルの壁」

    名古屋のJR中央線と地下鉄鶴舞線が交差する鶴舞駅前にある、駐輪用ビルの壁面を描きました。駅に面した表側は普通の壁ですが、大通りに面した裏側は、窓を除いて蔓性植物が壁一面を覆っています。無数の大きな緑の葉が、日差しを浴びて白っぽくキラキラ光っていますが、秋に入って色づいた葉も増えてきました。楽描き水彩画「蔓性植物に覆われたビルの壁」

  • 楽書き雑記「花数増すヒガンバナ」

    ヒガンバナの季節です。散歩コースの名古屋市農業センターのヒガンバナも、赤い花を中心に園内を彩っています。しだれ梅園や竹林、散策道沿いなど、あちこちで赤い花が先行する形で咲き始め、少し遅れて白い花が続きます。河川敷堤防など大規模なヒガンバナ畑とは趣が違いますが、周りの草木と同居する姿もいいものです。白い花が咲きそろうころには改めて訪ねたいと思います。楽書き雑記「花数増すヒガンバナ」

  • 楽書き雑記「小さな温室を飾る3つの花」

     鶴舞公園にある小さな温室で咲く3つの鮮やかな花。ゴクラクチョウカ(極楽鳥花)とサンタンカ、温帯スイレンです。ゴクラクチョウカは南アフリカの原産。大きな楕円形の葉の間にから覗くオレンジと青い花片。飾り羽のある大きな鳥が、長いくちばしを伸ばして蜜を吸っているような姿です。熱帯地域では庭木として人気があるという、常緑性の低木サンタンカ。花茎3㌢ほどの赤い花が集まってこんもりとした半円球を作っています。温室内の小さな池には温帯スイレン。花数は2~3個と少ないですが、何本かの蕾があり、いつも咲いている感じです。プレートには「フランスの画家クロード・モネのスイレンはこちら」と紹介されています。ゴクラクチョウカサンタンカ温帯スイレン楽書き雑記「小さな温室を飾る3つの花」

  • 楽書き雑記「ハス園とヒマワリ畑の花後の風景」

    咲き誇る花に感動しながらも、花後の姿にはあまり関心がありません。名古屋・鶴舞公園のハス園とヒマワリ畑で花後の風景を見てきました。胡蝶ヶ池のハス園。7月から8月にかけてピンクに彩っていたハスは、とうに花期を終え、花茎の頂部はピンクに変わって直径10㌢ほどの半円形の黒い塊に。蜂の巣のような塊の穴からは、椎の実のような種が1個ずつ覗いています。草丈1㍍前後の小柄な遅咲き品種をびっしり咲かせていた、ヒマワリ園も同様です。種子を詰め込んだ円盤形の頭を一斉に垂れています。数個だけ蕾や花も残っていました楽書き雑記「ハス園とヒマワリ畑の花後の風景」

  • 楽描き水彩画「おもちゃ屋へも=スケッチ取材②」

    水彩画教室のスケッチ取材で出掛けた名古屋市西区の明道町界隈では、菓子問屋以外にも、豆菓子製造の老舗や大きなおもちゃ問屋なども訪ねました。懐かしいおもちゃから、最新のおもちゃまで。都心の店とはちょっと違った品揃えに、問屋の街らしさを感じながら歩きました。5代続くというおもちゃ問屋の老舗の店は、ひな人形から五月人形、祭り用品、クリスマスプレゼントまで四季折々の人形や、花火なども扱っているようです。広い店内にびっしり並び、「おもちゃって、こんなにもあるのだ」と驚くばかり。来月末のハロウィンに向けて、どの店もカボチャのお化けなどハロウィングッズでいっぱいです。駄菓子屋でもそうでしたが、おもちゃ店でも商品は透明の詰めがほとんど。イベント向けなど、たくさん買われるケースが多いから当然ですが、コロナ感染防止も無関係ではなさそ...楽描き水彩画「おもちゃ屋へも=スケッチ取材②」

  • 楽描き水彩画「面影残る名古屋の駄菓子問屋街へ=スケッチ取材①」

    水彩画教室のスケッチ取材で、名古屋市西区の明道町(めいどうちょう)界隈にある「駄菓子問屋街」へ出かけてきました。ウイキペディアなどによれば、名古屋の菓子問屋の歴史は400年前にさかのぼります。徳川家康による名古屋城の築城(1609年)で、全国から駆り出された労働者の疲労回復用に甘未菓子が売り出された、というのです。その後、尾張藩下級武士の手内職や、関東大震災の被災地支援などで、全国最大規模の駄菓子問屋街に成長しました。しかし、派手な嫁入りのイベントをはじめ、地鎮祭や棟上げ式などでの餅まきや菓子まきの風習も時代とともに激減。通りを埋めていた菓子問屋は次々に閉鎖や転業して、問屋街というイメージは消えた感じです。でも歩けば、生き残りにかける店など、かつての面影に次々出会えました。軒下まで積まれた菓子袋の山。「旅行・嫁...楽描き水彩画「面影残る名古屋の駄菓子問屋街へ=スケッチ取材①」

  • 楽書き雑記「やっぱり秋が似合うキキョウ」

     名古屋市農業センターに立ち寄ると、青紫のキキョウが花数を増やしていました。開花期が6月から10月までと長い花ですが、キキョウは秋の七草のひとつ。やっぱり、秋が似合います。万葉の時代から暮らしの中で親しまれ、民赤の庭でも馴染みの花でしたが、海外から入ってきたカラフルな花に押されてか、あまり見かけなくなりました。野生種は激減しており、絶滅危惧種Ⅱ類に指定されています。楽書き雑記「やっぱり秋が似合うキキョウ」

  • 楽書き雑記「逞しいクズが咲かせる花」

    長々と伸びた蔓と、重なり合った手のひら大の葉の間から、見え隠れする太さ3~5㌢、長さ15~20㌢はどの赤紫の花穂。秋の七草のひとつで、古くから和菓子用の澱粉を取ったり、さまざまな効能の生薬として活用されてきた、秋の七草の一つです。驚くのは、逞しい生命力。道端や造成地など、どんな荒れ地でも、ススキや低木を覆うようにして蔓延っています。花言葉も活力や芯の強さ。でも、そのせいで、我が国から飼料用や地固め用としてアメリカに渡ったクズは、果物や植林など他の作物を脅かす侵略的外来種のワースト100に入っているそうです。楽書き雑記「逞しいクズが咲かせる花」

  • 楽書き雑記「庭のハギ『江戸絞り』が盛りです」

    我が家の庭でも、ハギの開花が盛りを迎えました。時おり降る雨に打たれながらも、白地に紫の絞り模様の「江戸絞り」が気品を漂わせています。我が家の庭では4年前まで「荒地盗人萩」という、とてつもない繁殖力に加え、種房が衣服にくっ付く品種だったのを除去。秋の七草展会場で買ってきた江戸絞りと、白萩に植え替えました。以来、衣服にくっ付く悩みは消えたものの、旺盛さは予想以上。春に新しい茎が50~60㌢ほどになったところで剪定しているのですが、切り方が甘いのか今年も2㍍以上になっています。花を細かく見ると、旗が立っているような花びらを旗弁、左右に広がっているのを翼弁、小さな舟のような形は舟弁と呼ぶそうですが、その見事な造形には驚きです。2週間もすれば、白萩も咲きそろいます。楽書き雑記「庭のハギ『江戸絞り』が盛りです」

  • 楽書き雑記「秋の夜長が楽しみな文明論と絵本」

    私の手元に、2冊の新刊書が届きました。文明論と絵本。ジャンルは全く違いますが、どちらも現役時代からの仲間によるものです。「私たちはどこから来たのか私たちは何者か私たちはどこへ行くのか」(ミネルヴァ書房)は、元朝日新聞社社長・木村伊量さんの力作。ポール・ゴーギャンの名画そのままの題名で、表紙絵にもしていますが、絵画を論じたものではありません。大胆な構想と巧みな手法で展開し、ゴーギャンの問いかけに対する答えを見つけようとする文明論です。木村さんは社長退任後、夫婦で渡英。古今東西の歴史、思想史、哲学、宗教、古文から量子論、天文学まで学び直し、文明史の研究に打ち込んだといいます。全500ページを超える大作。3人の個性的な論客による知の饗宴を、元政治記者がまとめるかたちで進行します。サブタイトルには、自由民権運動家・中江...楽書き雑記「秋の夜長が楽しみな文明論と絵本」

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、風の遊子さんをフォローしませんか?

ハンドル名
風の遊子さん
ブログタイトル
風の遊子の楽がきノート
フォロー
風の遊子の楽がきノート

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用