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風の遊子の楽がきノート https://blog.goo.ne.jp/kyuukazan

定年から10年余。趣味のお絵かきや街歩き、仲間たちとのふれあいの成果を、水彩画やエッセーで。

水彩画を趣味にしたのは、子供のころ苦手だったことに挑戦してやろう、が動機。カルチャーセンターの教室に通ったり、出会った多士済々の仲間たちとの「課外研究」を楽しんでいます。雑記は70代の目線で、エッセー風に。 ブログタイトルの「風の遊子の楽がきノート」は、旅人を意味する「遊子」のように気ままに書き、描いていこうというわけです。

風の遊子
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2013/10/01

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  • 楽書き雑記「キンカンの伐採方針を撤回」

    植えてから10年以上経ち、樹高も2㍍近くになったのに、生る実は5~8個だった庭の大粒キンカン(金柑)が今年は約30個も。「もし、今年も10個以下だったら伐採する」との考えを撤回することにしました。植える際に掘った穴へ肥料を大量にこぼして肥料過多になったらしく、一時は枯れる寸前に。以後は花は咲いても実が生らず、生っても数㍉ほどの段階でポロポロ落ちてしまう状態が続いていました。しかし、今年は花が多く実も強い風にも耐え、日の当たりが多い枝を中心に大きな実が育っています。 日当たりの少ない側はまだ青いです楽書き雑記「キンカンの伐採方針を撤回」

  • 楽描き水彩画「懐かしい風呂桶と銭湯のロッカー」

    水彩画教室のスケッチ取材で出かけた岐阜県下呂市の旧飛騨街道の「飛騨金山筋骨巡り」では、ひと昔前の町民の暮しを物語る用具なども数多く目にすることができました。描いたのは、仕事を終えた体を癒す風呂桶と銭湯のロッカー(いずれも10号)です。風呂桶は木製や鋳物製でしたが、木の国とあって檜風呂が多かったらしく、桶には外付けの湯沸かし窯とを繋ぐ穴が2つ見えます。僕が少年のころ住んだ家の風呂は、製鋳物のいわゆる「五右衛門風呂」。直焚きの焚口にマキをくべるのが僕の仕事でした。銭湯は町民の憩いと楽しみの場。僕も学生時代や単身赴任時代には、しょっちゅう利用しました。「小さな石鹸カタカタなった」。歌「神田川」は今も口ずさみます。楽描き水彩画「懐かしい風呂桶と銭湯のロッカー」

  • 楽描き水彩画「丸石で組んだ階段」

    飛騨街道の宿場町だった下呂市金山町は「石の街」でもあるようです。巨石群やライトを当てると光る蛍石などがあり、石造りの建物や石積みの堤防、階段、橋などが目立ち、巧みな石工も多かったと聞きました。狭い土地を有効活用するため、高低差のある立体的な街づくりが進められたことを物語る階段にも、その技術が使われています。この絵は上と下の集落を結ぶ通路として設けた丸石を積み重ねた石段。平べったい面のある大きな石を階段状に並べ、両脇の壁にも丸石を使ってあります。楽描き水彩画「丸石で組んだ階段」

  • 楽描き水彩画「小さな橋」

    筋骨巡りの街・飛騨金山町には大小の橋がたくさんあります。飛騨川に架かる大きな橋だけでなく、集落の中を流れる細い川に沿って建つ住家の出入り口には板の橋が架けられています。生活道路にある苔むした小さな橋もそのひとつ。メガネ橋とか太鼓橋といった形ではありませんが、欄干の部分に工夫が凝らされ、メガネのような穴があって穴の向こうには川の流れと丸石などで組んだ堤防が見えます。住家と対岸を結ぶ橋楽描き水彩画「小さな橋」

  • 楽書き雑記「マンリョウとクチナシ。日本とアメリカの縁起木」

    半日陰の庭の一角で、赤い実のマンリョウ(万両)とオレンジ色の実を付けたクチナシが目をひきます。マンリョウは植えたのではなく、庭にやってくる野鳥の忘れ物でしょう。狭い庭のあちこちに合わせて11本。いつの間にか増えたり減ったり。実の数も同様で、昨年は満載状態だったのに今年は少なめで実の無い木もあります。日本では、お金に因んだ万両の名前もあって古くからの縁起木。「寿ぎ」の花言葉も。「クチナシ」も欧米では幸せを象徴する植物。アメリカではダンスパーティーのとき、男性から女性に贈る花とか。花言葉も「とても幸せです」「喜びを運ぶ」など。庭の木は1㍍足らずですが、実を数えると20個もあります。 楽書き雑記「マンリョウとクチナシ。日本とアメリカの縁起木」

  • 楽描き水彩画「橋を架けたような民家」

    水彩画教室で出かけた岐阜県下呂市の「飛騨金山筋骨(きんこつ)巡り」のスケッチ取材を基に描いた作品です。1枚目は町内を流れる小川を跨ぐ民家です。ここは飛騨街道の旧金山宿。狭い生活用地を有効活用するため公道や小川が人体の筋や骨、動脈のように張り巡らされ、民家や商店が肩を寄せ合っています。この民家もその1つ。生活用水が流れる小川に橋を架けたように建てられ、雨水などを流すパイプが縦横に走っています。楽描き水彩画「橋を架けたような民家」

  • 楽書き雑記「色鮮やかなナンテン」

    クリスマスや正月を飾るナンテン(南天)が鮮やかな朱色を増しています。メギ科ナンテン属という一属一種の植物。中国から江戸期以前に伝来、「難を転じる」縁起木として広がり、「良い家庭」「私の愛は増すばかり」「福をなす」などといった花言葉もあります。鶴舞公園の茶室「鶴々亭」の前庭にも何株かのナンテンを植栽。常緑といっても実だけに任せておけないとばかり、一部の葉も見事に色付いています。楽書き雑記「色鮮やかなナンテン」

  • 楽描き水彩画「鉛筆で大胆に」

    今回の絵は、水彩画教室で出かけた北名古屋市で訪れた国の登録文化財・旧加藤家の居間で見かけたタンス階段です。この日のスケッチ会で講師が出した課題のひとつは、鉛筆を大胆に使い、色付けは1色か2色にというもの。といっても、鉛筆画ではありません。迷いましたが、黒ずんだタンス階段を斜め下から眺めた姿に着目。6B鉛筆とコンテを擦り付けるようにして描き、色は階段の手すりと階段に映る光、タンスの引き出しに残る手擦れの跡だけにしました。10号です。楽描き水彩画「鉛筆で大胆に」

  • 楽書き雑記「鶴舞公園の樹々が織りなす彩り」

    名古屋の鶴舞公園で、樹々が織りなす彩りを見てきました。公園内には178種、約900本の樹々が植栽され、四季折々の風景を見せてくれます。この時期の主役はやはりモミジやイチョウ、プラタナスなどの落葉樹。このところの冷え込みで色づきが強まり、常緑樹のマツやヒマラヤスギなどとコラボして赤、黄、緑の風景を見事に描いています。 楽書き雑記「鶴舞公園の樹々が織りなす彩り」

  • 楽書き雑記「ノッポのマリーゴールドにも異変」

    年明けまで庭を飾ってくれる多年草でノッポのマリーゴールドが、今年も咲いています。でも、草丈こそ例年通り2㍍ほどありますが、毎年ほとんど変化がなかった1平方㍍ぐらいの生息域が半分に。株の数や花数は3分の1ほど。空に向かって膨れ上がるようだった勢いはありません。夏場に、マリーゴールドの株が少ないなと見守っていたら、10年以上前から傍に植えてある多年草のヒロバマウンテンミントが、マリーゴールドの領域を占領するかのように広がりました。こんなことは初めて。これも、とんでもない猛暑だったせいか、それとも地中で何かがあったのでしょうか。楽書き雑記「ノッポのマリーゴールドにも異変」

  • 楽書き雑記「小さな虫のレストラン」

    ピンポン玉のような花と、光沢のある大きな濃緑の葉。「天狗の羽団扇(天狗のハウチワ)」の別名で知られる庭のヤツデ(八手)が咲いています。冷え込みとともに花の姿が減った今、昆虫にとっては絶好のレストラン。小さなアブなどが点々と止まって蜜を吸っています。大きな手で多くの人を招くとされる縁起のいい植物で、切れ込みでできる「指」は7~11。ただし、八手というのに8は滅多になく「八」は単に多くの切れ込みがあるという意味だそうです。小さな虫が蜜を吸っています楽書き雑記「小さな虫のレストラン」

  • 楽書き雑記「ルリマツリと斑入りツワブキ」

    名古屋市農業センターに立ち寄ると、花の姿がめっきり減ったなかで、ルリマツリと斑入りのツワブキを目にすることができました。ルリマツリは暑さ寒さに強く、開花期も初夏から晩秋までと長い花。白、青、赤の3色あるようですが爽やかな青に、またプルンバゴという別名よりも明るい感じのルリマツリに惹かれます。だだ、何故か今年は訪ねたいくつかの公園でも、ここ農業センターでも花数が少ないのが残念です。ツワブキは自宅の庭にもあり公園でもよく見かけますが、斑入りの種類は繁殖力が弱いそうで見るのは稀です。濃緑の大きな葉いっぱいに広がる黄色い星座や蛍の模様に見とれました。楽書き雑記「ルリマツリと斑入りツワブキ」

  • 楽書き雑記「花数少ない小菊=これも猛暑のせい?」

    庭に露地植えしてある小菊たち。薄紫、白、黄の3色。大輪でなくても、晩秋の庭の主役です。今年は傍らのホトトギスやフジバカマが夏の猛暑にやられましたが、小菊たちも例外ではないようです。株が少なく、花数はほぼ半分です。楽書き雑記「花数少ない小菊=これも猛暑のせい?」

  • 楽描き水彩画「手づくりの演奏ステージと人形」

    世界の「手づくりおもちゃ館「海賊船」(愛知県日進市)で見た子どもたち手作りの傑作を二つ。ライブ演奏中のステージと正体不明の人形です。演奏ステージはサクソホン、ギターなどの楽器、歌手やドラマーらを針金やパイプ、バネなどの金属部品で組み立てています。激しいリズムと点滅するライト。観客の歓声も聞こえてきそうです。人形は骸骨人形?それとも宇宙人?。ちょっと迷いましたが、どちらでもいいですね。おもちゃですから。竹ひごで手足と体(衣服?)をアコーデオンのジャバラのように組み、紙を貼ったのでしょう。提灯づくりの要領です。完成し吊る下げた人形に、子どもたちの歓声が上がったことでしょう。そんな様子を思い浮かべながら描きました。  楽描き水彩画「手づくりの演奏ステージと人形」

  • 楽書き雑記「東山植物園の紅葉はまだまだ」

    あちらこちらから紅葉の便り。といっても、比較的気温の高い日が続いた名古屋はまだ少し早いかな・・・と思いつつ「もみじ狩り」が始まっている東山植物園を19日に覗いてきました。案の定、結果は写真の通り。あとで立ち寄った動物園の樹々よりも色づきが浅く、見頃になるには少なくとも一週間はかかりそうな印象でした。東山植物園の色づく樹木はイロハモミジ、ハチワカエデなど約500本。うち200本が中央の散策道沿いを彩ります。恒例のライトアップは先週末に続いて、今週末(22~24日)、さらに(30日、12月1日)に予定されています。詳しくは東山植物園のホームページで。楽書き雑記「東山植物園の紅葉はまだまだ」

  • 楽書き雑記「名も知らぬ草花たちの秋の宴」

    今回は正門脇の植え込みからデザインされた花壇まで、豊かな花々で彩る名古屋の名城公園。バラなどが花期を過ぎ、訪れる人も少なくなったなかで、名前も知らなかった草花たちが秋の宴を楽しむかのように咲いていました。初めて見る花の少なくありません。寄せ植えの見事さ、晩秋の日差し光る鮮やかな色に見入りました。楽書き雑記「名も知らぬ草花たちの秋の宴」

  • 楽書き雑記「薄暗がりを灯すツワブキ」

    今年も薄暗い庭の片隅で、パッと明かりが灯ったようにツワブキが開花しました。他の草花と同様に手をかけることなく放りっぱなしなのに、本数、花数とも増えもせず減りもせず、晩秋には同じところで律儀に顔を見せてくれます。日本や中国、台湾、朝鮮半島などに自生する常緑多年草。フキに似た直径20㌢ほどの葉は冬期にも枯れることもなく、いつも艶があることからツヤブキが転じて、ツワブキの名が付いたそうです。楽書き雑記「薄暗がりを灯すツワブキ」

  • 楽書き雑記「金平糖の生育状況が変?」

    金平糖の愛称で親しまれ、春と秋の庭を白とピンクの花で彩ってくれるヒメツルソバの生育が、この秋は生育状況が変?です。春の開花は例年並みでしたが、秋は地を這う株の広がりが他の草に阻まれたように狭く、花数も少なくて花色も褪せたよう。物差しで測ると、直径1㌢はあるはずの花径はほとんどが4~7㍉前後です。何故か分かりませんが、想像できるのは花壇の草花にも被害があった今夏の猛暑。花壇の散水はしましたが、ヒメツルソバが広がる地面はカラカラになり硬くなっても散水はしませんでした。暑さや乾燥に強いとされるヒメツルソバも耐えられず、もっと強力な草がはびこったのでしょう。物差しをあてるとほとんどが1㌢以下です 例年はこんな状態です楽書き雑記「金平糖の生育状況が変?」

  • 楽書き雑記「ハイブリッドの皇帝ダリアなど」

    散歩道コースにある名古屋市農業センターに立ち寄り、宿根草園などを覗いてきました。バラや大輪の菊などは栽培されていないので、正門脇の寄せ植え花壇以外はやや寂しげですが、セージや市民農園を囲むヒャクニチソウなどが迎えてくれました。宿根草園に咲く皇帝ダリアは、2種類を交配して開発したハイブリッド種。背丈は高くありませんが早めに開花します。楽書き雑記「ハイブリッドの皇帝ダリアなど」

  • 楽書き雑記「見納めのバラとスイフヨウ」

    名古屋・鶴舞公園のバラ園とスイフヨウ園を覗いてきました。どちらも毎年のように訪れているのに、11月なんて初めて。寂しくなった花が冷たい風に揺れる姿に、満開期とは違った趣を感じてきました。約120株1400本のバラ園で咲いているのは、遅咲き種を中心に半分以下。約60株のスイフヨウも花数は数えるほど。ただ、どちらも結構多くの蕾が残っています。  楽書き雑記「見納めのバラとスイフヨウ」

  • 楽描き水彩画「昭和30年代の履物屋の店先」

    水彩画教室のスケッチ取材で出かけた北名古屋市の「昭和日常博物館」での一枚、履物屋の店先です。革靴や懐かしい下駄が並んでいます。昭和30年代の一時期、若かった僕は休日に下駄を履いて街歩きを楽しんだことがあります。足裏のぴったり感、軽やかな足音。和服を着てというほどではありませんでしたが、雨の日にはより気取って番傘を手にしたものです。履物を新調する多くは新学期、誕生日、転勤など心機一転の時。店内に掲げられた「御一歩」の文字が印象的です。楽描き水彩画「昭和30年代の履物屋の店先」

  • 楽書き雑記「花期の長いアベリア」

    散歩道や公園の植え込みなど、あちらこちらで見かけるアベリアです。日本をはじめ中国、ヒマラヤ、メキシコなどに分布。派手な花ではありませんが、病害虫や暑さ寒さに強く、花期も6月から11月までと長い優れ者。足もとは散った花殻でいっぱいですが、枝には蕾もいっぱいです。白が中心ですがピンクも。花言葉は強運、謙虚など。白だけでなくピンクも楽書き雑記「花期の長いアベリア」

  • 楽書き雑記「この時期この花壇・ボリウムいっぱいの寄せ植え花壇」

    名古屋市農業センター正門脇の花壇です。11月2日(土)・3日(日、文化の日)4日(月、振替休日)の3日間催される秋の収穫祭の来客を迎えます。猛烈なこの夏を乗り切ったコキアやカンナなど、色とりどりの草花がボリウムたっぷりに寄せ植えされています。 楽書き雑記「この時期この花壇・ボリウムいっぱいの寄せ植え花壇」

  • 楽書き雑記「フジバカマとホトトギスの混声合唱」

    海を渡るアサギマダラの「お休み処」になれば、と庭に植えてある赤と白のフジバカマが花数を増やしています。今年も大変な猛暑の被害を受けて、先日掲載したホトトギスと同様に開花が遅れ、株も少なく、これではアサギマダラの来訪は期待できないかもしれません。フジバカマを植えたのは5年前。順調に育ち、アサギマダラが2年連続で立ち寄ってくれましたが、昨年の猛暑では大きな鉢植えが全滅、露地植えも半数以上が葉焼けや立ち枯れして花芽も消え、アサギマダラの姿を見ることはありませんでした。今年は露地植えに絞り、朝夕の散水もできるだけやりましたが、水はたちまち蒸発、葉が赤茶色になって落下。それでもほぼ半数の株が枯れずに花芽も残り、数は少なくても隣り合わせに咲くホトトギスと混声合唱を楽しむかのように咲いています。楽書き雑記「フジバカマとホトトギスの混声合唱」

  • 楽書き雑記「ホトトギス」

    秋の庭の代表花のひとつ、ホトトギスが咲きました。今年も猛暑の被害を受けて開花も遅れ気味ですが、それを取り戻す勢いで花数を増やしていす。昨年の猛暑では葉焼けだけでなく、株も立ち枯れになって半分ほどに。今年は夏の散水量や回数を増やした結果、葉焼けも立ち枯れも幾分和らいだようで、蜜を吸う昆虫のホウジャクが飛び交っています。もちろん紫色の斑紋など咲いた花そのものの見事さに変わりはありません。 蜜を吸って飛び交うホウジャク楽書き雑記「ホトトギス」

  • 楽書き雑記「ローゼルの実」

    ハーブティーやジャムから眼精疲労や利尿作用、さらには美容にと幅広い効能で知られるローゼルの実。名古屋市農業センターのミニ菜園でも真っ赤な実が秋の日差しに輝いています。クレオパトラも愛したとか。アフリカ原産のアオイ科フヨウ属のハイビスカスの仲間です。楽書き雑記「ローゼルの実」

  • 楽書き雑記「秋バラを見に名古屋・庄内緑地公園へ」

    秋のバラを見に、名古屋市内有数のバラ園がある庄内緑地公園へ行ってきました。大きな樹木に囲まれたバラ園に、約80種2100株が植栽されています。本来なら秋本番のはずなのに、最高気温が25度以上の夏日が続いているせいか今一つ元気が無さそうな感じ。でも、気温が下がれば開花待ちの蕾が開き元気を取り戻してくれるだろうと期待しています。楽書き雑記「秋バラを見に名古屋・庄内緑地公園へ」

  • 楽書き雑記「今年はまずまずキンモクセイ」

    クチナシやジンチョウゲとともに三大香木樹とされ、我が家のシンボルツリーでもあるキンモクセイ(金木犀)が満開になりました。ここ数年、何故か花付きだけでなく色や香りもいま一つ。根の周りに玉肥を打ちこむなどしたものの、今夏のとてつもない猛暑続きに「今年も駄目か」と思っていましたが、花数、色、香りともまずまずです。楽書き雑記「今年はまずまずキンモクセイ」

  • 楽書き雑記「来園者迎える花壇」

    どの公園でも、来園者を最初に迎えてくれる花壇。デザイン化された花壇に季節の草花が満載され、園内へと進む足取りを軽くさせてくれます。バラが見ごろになり、秋の華まつりを開催中の名古屋・庄内緑地公園の正門の花壇も見事。ヒマワリブラウンアイガール、ジニアなど秋の草花が咲き誇っています。楽書き雑記「来園者迎える花壇」

  • 楽書き雑記「常に愛らしいマルバルコウ」

    造成地や散歩道で見かける無数の小さな花、マルバルコウです。江戸時代に北米から鑑賞用としてやってきた蔓性の一年草で、ヒルガオ科サツマイモ属。周りの草や低木を覆うように蔓をからませ、「常に愛らしい」の花言葉通りトランペット形の花径1.5㌢ほどの赤い花を次々に咲かせます。ただ、精力が旺盛なあまり「警戒すべき帰化雑草」だそうです。楽書き雑記「常に愛らしいマルバルコウ」

  • 楽書き雑記「ヒガンバナ、赤から白や黄にバトンタッチ」

    久しぶりに名古屋市農業センターを訪ねると、赤いヒガンバナはほぼ花期を過ぎ、白と黄のヒガンバナが「後は引き受けた」とばかり勢いよく咲いていました。まだ蕾も数多く、しばらく楽しめそうです。ヒガンバナの色は赤・白・黄の他にピンクやオレンジもあるとか。白は繁殖力が弱いので珍しいそうです。  楽書き雑記「ヒガンバナ、赤から白や黄にバトンタッチ」

  • 楽描き水彩画「スケッチ取材で飛騨金山筋骨めぐりや下呂温泉合掌村へ」

    水彩画教室の年に1度催す宿泊スケッチ取材で今回向かったのは、岐阜県下呂市の「飛騨金山筋骨(きんこつ)めぐり」と「下呂温泉合掌村」。全国有数の名泉に浸かり、今も色濃く残るいにしえの風景や暮しの用具などをカメラに収めてきました。筋骨というのは、飛騨地方で細い路地が迷路のように絡み合っている公道のこと。飛騨街道の金山宿は争いやダム建設による賑わいに対応したり、狭い用地を有効活用するため公道が人体の筋や骨のように張り巡らされ、民家や商店が肩を寄せ合っています。下呂合掌村は県内の白川郷などから移築した合掌造りの民家10棟を中心に構成。水車小屋など往時の暮らしや文化を偲ぶ用具や資料、伝説や昔話を影絵劇を演じる館などを回ることができます。 楽描き水彩画「スケッチ取材で飛騨金山筋骨めぐりや下呂温泉合掌村へ」

  • 楽書き雑記「シラハギも開花」

    自宅庭のシラハギ(白萩)が咲き始めました。傍らにある「江戸絞り」から約1カ月遅れの開花。日陰の庭に似合う白一色の花が鮮やかです。江戸絞りもシラハギも樹高が2㍍にもなるため例年50㌢ほどのところで上部を刈り取ってきましたが、今年は試しに刈り取らずにいました。結果的には背高くなったものの、花芽の付き方は良好でした。楽書き雑記「シラハギも開花」

  • 楽書き雑記「アメジストセージ(サルビアレウカンサ)」

    名古屋・庄内緑地公園の大きな芝生広場を突っ切るように歩き進むと、一列に並んで頭を下げ、手招きするように迎えてくれる花があります。アメジストセージ(サルビアレウカンサ)です。中米原産のシソ科サルビア属。背丈は1㍍50㌢ほど。赤紫の穂状の花序を大きく伸ばして秋風に揺れています。自宅の庭にもありますがいつも数本だけ。寒さに強くないので冬前に株元10~15㌢のところで切り戻す必要があるのに、怠るために株も増えないのは当然です。その点、手入れが行き届いたここではこのように美しい姿で迎えてくれるわけですね。楽書き雑記「アメジストセージ(サルビアレウカンサ)」

  • 楽書き雑記「名古屋・庄内緑地公園のヒガンバナ(彼岸花)」

    名古屋の庄内緑地公園を訪ねると、この時期を代表するヒガンバナ(彼岸花)が迎えてくれました。ヒガンバナは園内のあちこちで咲いています。多くが赤色ですが、ところどころで白いヒガンバナも。正門から入ってすぐの「ふれあい橋」右側の法面(のりめん)もその1つ。赤色の中に点々と白い花が見られます。楽書き雑記「名古屋・庄内緑地公園のヒガンバナ(彼岸花)」

  • 楽描き水彩画「名古屋市民ギャラリー栄で第24回KAZEの会水彩画展」

    僕が学ぶ水彩画教室の年に1度の発表展「第24回KAZEの会水彩画展」が、名古屋・栄の市民ギャラリー8階で開かれています。10月6日(日)まで。教室では年4回、県内外へ取材に出かけて創作、公募展などにも応募しています。生徒数は高齢化もあって減少を続けてきましたが、今年は昨年比2人増の14人。10号サイズを中心に老いを感じさせない約40点を展示しています。楽描き水彩画「名古屋市民ギャラリー栄で第24回KAZEの会水彩画展」

  • 楽書き雑記「ヘクソカズラとアレチヌスビトハギ」

    やっと秋を感じるようになった散歩道を行くと、「ここまで可哀想な名前を付けなくても」と思う花が迎えてくれました。ヘクソカズラとアレチヌスビトハギの2つです。ヘクソカズラはインドやスリランカが原産の蔓性植物で、漢字で書くと屁糞蔓。昆虫が嫌うメルカプタンという成分を発することが名前の由来のようですが、白い筒状花で中央に紅紫の色を付けた花は可愛く、皮膚疾患などに効能のある薬草です。だからなのか、花言葉のひとつは「誤解を解きたい」だそうです。アレチヌスビトハギは北米原産で、漢字では荒地盗人萩。てっきり、旺盛な繁殖力で荒れ地を我が物にしてしまうからだと思っていたところ、足袋を履いた盗人が爪先で歩いた跡のように実をつけるからだとか。ただ、この実はことのほか厄介者で、写真を撮っているうちにズボンにベタベタ引っ付いていまし...楽書き雑記「ヘクソカズラとアレチヌスビトハギ」

  • 楽描き水彩画「レトロ」

    水彩画教室から出かけた北名古屋市にある「昭和日常博物館」での1枚です。館内には昭和30年代の商店街が造られ、市民から寄せられた当時の生活用品が並びレトロ感いっぱい。絵にしたのは夜の食品店です。電球の明かり、遠目には判別できない店内の商品、メーカーの看板などをどう描くか、それに何よりレトロ感をどう出すかが課題でした。画題は「レトロ」。10号です。楽描き水彩画「レトロ」

  • 楽書き雑記「トラノオ」

    庭の花壇にも、やっと秋の草花の出番。先陣を切ったトラノオが淡い青紫の花穂を次々と開いています。かつて庭のトラノオは厄介者でした。旺盛な精力で他の草花や花木を追いやり、狭い花壇を占領するほどに。根ごと除去したり、新芽が出た段階で刈り除くなどの掃討作戦を進めたものです。しかし勝手なもので、トラノオが激減すると寂しくなって作戦を中止したのですが、作戦中に領域を広めたホトトギスやフジバカマの抵抗は強く、トラノオが回復基調に入るには数年かかりました。楽書き雑記「トラノオ」

  • 楽書き雑記「斑入りヤブランとミズヒキ」

    斑入りヤブランとミズヒキ。ともに地味な花ですが、ことしも半日陰の庭の片隅で咲いています。ヤブランは草丈30㌢ほどの常緑多年草。暑さ寒さに滅法強く、穂状の青紫の花の後は黒い実に。庭の脇役としての存在感は十分です。細長い花茎に小さな赤い花を並べたミズヒキは名前の通り、祝儀袋の紅白の水引にそっくり。花言葉も慶事、喜び、祭事など。散歩道で見かけたミズヒキは猛暑のせいか花が少なめでしたが、庭のはまずまずです。 楽書き雑記「斑入りヤブランとミズヒキ」

  • 楽書き雑記「1つ1つが一番いい姿で」

    花の端境期でも、鶴舞公園の踊り子花壇は何時も満開です。さほど広くはないものの、何種類の草花が植えてあるのか見当もつかないほど。密植と言ってもいいくらいですが、我が家の花壇のように花が折り重なってごちゃごちゃと言うわけではありません。ひとつひとつの花の一番いい姿が寄り集まった花壇です。。楽書き雑記「1つ1つが一番いい姿で」

  • 楽書き雑記「ムラサキシキブ」

    細い枝に並んだ淡い黄緑の粒状の実が、次第にピンクから鮮やかな赤紫に。自宅庭のムラサキシキブ(紫式部)です。源氏物語の作家・紫式部の生涯を描いたNHKの大河ドラマ「光る君へ」が放映中とあってか、今年は例年以上の勢いで枝が広がり、一時は猛暑で葉が枯れそうになったものの立ち直りました。花言葉は「聡明」、そして「愛され上手」だそうです。楽書き雑記「ムラサキシキブ」

  • 楽書き雑記「ハギが開花」

    自宅の庭で秋の代表花であるハギが開花を始めました。残暑といっても名古屋では最高気温が連日35度前後が続いていますが、やはり秋です。庭のハギは赤と白が混じった「江戸絞り」と、名前通り白一色の白萩。このうち江戸絞りが数日前から開き始め花数を増やしています。狭い庭なので、ここ数年は枝が伸びすぎないように春に新しい枝を刈り取ってきましたが、咲き具合が今一つの感じなので、今年は思い切って刈り取るのを辞めてみました。その結果、猛暑の中でも勢いよく伸びて2㍍を超える枝が絡み合うほど。でも、蕾も多く花の色も良さそうです。楽書き雑記「ハギが開花」

  • 楽書き雑記「スイフヨウ園の脇役・ムクゲ」

    鶴舞公園のスイフヨウ園を通りかかると、スイフヨウの本格的な開花にはまだしばらくかかりそうですが、スイフヨウの傍らへ脇役のように植えられたムクゲのブルーサテン、紫玉、ヴァンゴッホなどといった品種が迎えてくれました。一見弱々しい感じもあるムクゲですが、厳しい残暑にも平然と咲いています。花言葉ひとつは「信念」とか。楽書き雑記「スイフヨウ園の脇役・ムクゲ」

  • 楽書き雑記「鶴舞公園で『虎の翼』展」

    名古屋・鶴舞公園の緑化センターに立ち寄ると、NHKで放送中の連続テレビ小説「虎に翼」に因んだ展示会が開かれていました。今月12日(木)まで。法の世界に突き進む主人公・寅子の成長ストーリーやキャスト、人物相関図、印象的なシーン、寅子役の俳優・伊藤沙莉さんらのサインなども展示されています。「虎に翼」のロケでは鶴舞公園内の噴水搭や公会堂はじめ、名古屋市役所の本庁舎、明治村の展示施設などが使われています。楽書き雑記「鶴舞公園で『虎の翼』展」

  • 楽描き水彩画「突風」

    名古屋・栄の新しい中日ビル7階にある屋上広場でカメラに収めた1枚を描いてみました。屋上広場には、階段状のウッドデッキや円形の芝生広場などがあり、テレビ塔や名古屋駅のツインタワー、大通公園を隔ててある松坂屋などの風景を楽しめます。この日は青空が広がり大勢の客がいましたが、時おり強い風が吹く日。慌てて肩をすぼめたり、バッグを抱えるシーンがありました。F号。画題は「突風」です。楽描き水彩画「突風」

  • 楽書き雑記「キンカンの花」

    庭にある唯一の果樹、大粒キンカンに咲く花です。この樹を植えてから10年以上。掘った穴へ苗を植え込む際に、袋からこぼれた肥料をきちんと取り除かなかったため肥料過多になり、一時は枯れた状態に。やっと樹高が1㍍80㌢ほどになったものの、花は咲いても実るのは年に10個どまりが続き、処分すべきかどうか迷っているところです。今年も春に咲いた花に10個近い実がなっていますが、何故か8月末にも多数の花が咲き、心配された台風10号の被害もなくこのように。これらが幾つ実になるかで、処分すべきかどうかが決まりそうです。これは春に咲いた花の実です楽書き雑記「キンカンの花」

  • 楽書き雑記「ノシラン」

    名古屋市農業センターの竹林沿いの半日陰に、点々と広がる白いひも状の束。ノシラン(熨斗蘭)です。ランとあっても、ラン科ではなくユリ科。花後にできる緑色の実は、冬になれば鮮やかなブルーの宝石に。花言葉は「ひっそり」「あなたのために」だそうです。楽書き雑記「ノシラン」

  • 楽書き雑記「フヨウとアリウム・ミレニアム」

    久々に名古屋市農業センターを訪ねると、正門の花壇以外は長引く猛暑のせいか花数が少ない中でフヨウとアリウム・ミレニアムが足を止めてくれました。室町時代から夏の花として鑑賞されていたというフヨウ。市民農園を囲む柵沿いに、白やピンクの花弁を大きく開いています。アリウム・ミレニアムは宿根草園で。ネギ科のアリウムは多数の野生種があり、アリウム・ミレニアムは暑さにめっぽう強い園芸種として開発されたとか。草丈30~40㌢の頭頂に赤紫のネギ坊主のような花を咲かせています。 楽書き雑記「フヨウとアリウム・ミレニアム」

  • 楽書き雑記「リコリス咲く」

    放りっぱなしの我が家の庭では、姿を見せるのは1本か2本、時には全く姿を見せない年もある花があります。ヒガンバナ科のリコリス。大変な猛暑続きの今年はどうなることかと心配していましたが、2本が花茎を伸ばし、頭頂にユリやアマリリスに似たラッパ形の淡いピンクの花を咲かせています。日本を含む東南アジア原産の球根植物。花の美しさから欧米などで品種改良が進んだそうで、葉より先に花が咲くのが特徴です。日当たりを好み、日照不足だと花芽が育たないこともあるとか。半日陰の多い我が家の庭では、咲いてくれるだけでありがたいことです。台風が接近しているため、1本を切り取って花瓶に差しました。楽書き雑記「リコリス咲く」

  • 楽描き水彩画「シャバーニのシルバーバック」

    名古屋・東山動物園のゴリラ一家の主で、イケメンゴリラで名高い「シャバーニ」のシルバーバックです。シルバーバックは、ゴリラの雄が大人になると背中から腰にかけての毛が銀白色になる現象。いわば大人の証しです。ゴリラの寿命は約50年と言われ、シャバーニは現在26歳。いつごろからシルバーバックになったのかは知りませんが、この絵は20歳になった2017年撮影のストック写真を元に描きました。10号です。楽描き水彩画「シャバーニのシルバーバック」

  • 楽書き雑記「フウセンカズラ」

    時おり感じるようになった風に揺れる庭のフウセンカズラ(風船葛)です。これまでフウセンカズラは買った苗で育てていましたが、今年は秋に残しておいた種で苗を育て鉢植えしてありました。驚くほどの勢いで巻きひげを網に絡ませて伸び、1㌢足らずの小さな花が風船に。緑から茶色になる風船の中には丸くて黒地に白いハートが入った種が3つずつ入っています。昨年秋に残してあったフウセンカズラの種子楽書き雑記「フウセンカズラ」

  • 楽書き雑記「秋の訪れ=オミナエシとタカサゴユリ」

    暑い、暑いとこぼしながらも、空の色や時おり吹く風に秋を感じるようになりました。自宅庭でも秋の七草であるオミナエシが咲き、秋のユリともいえるタカサゴユリが開いています。多年草のオミナエシは毎年何本かが顔を出すのに暑さが強すぎたせいか、今年はわずか2本。それでも黄金色の花の存在感は十分です。タカサゴユリもムシに食われて3本だけですが、茎頂に花を5つ付けたのもあって満足です。楽書き雑記「秋の訪れ=オミナエシとタカサゴユリ」

  • 楽書き雑記「領土拡大の勢いヒロバマウンテンミント」

    猛暑日が続く中で、自宅庭の一番元気な「ヒロバマウンテンミント」です。草丈70~80㌢の花茎の頭部や葉の腋に、平べったい花序に見える小さなピンク色の花弁や銀白色の咢。手間がかからず、秋遅くまで楽しめるので10数年前から貴重な存在ですが、調べ方が悪かったため名前が「ヒロバマウンテンミント」というアメリカ原産のシソ科の多年草だと知ったのは、昨年になってでした。名前を知られて気を良くしたのか、例年以上の成長ぶり。これまで1㍍四方ぐらいだった領土を拡大し、傍らにあって背丈が2㍍超になるマリーゴールドをも脅かす勢いです。楽書き雑記「領土拡大の勢いヒロバマウンテンミント」

  • 楽書き雑記「公園散歩の避暑スポット」

    暑い夏の公園散歩では、よく園内の温室に飛び込みます。といっても多くの場合、温室内が冷房されているわけではなく、窓は開放してありますが、直射日光が遮られ、緑が多く花が咲き、水音までして別世界の感じだからです。名古屋・鶴舞公園の小さな温室でも、ゲンペイカズラ(源平葛)やハナキリンなどが迎えてくれます。 【ゲンペイカズラ】常緑蔓性植物。赤い花と白い咢の対比を、源氏と平家に見立ててこの名が付いたと言われています。 【プルンバゴ】別名はルリマツリ。屋外で露地植えされたのを見かけることもあります。涼し気な青や白、紫などの花を晩秋まで咲かせます。 【サンタンカ】中国南部やマレーシア半島の原産。花は白やピンク、オレンジなどあり、庭木として植えられるところもあるそうです。 【ハナキリン】マダガスカル産。多肉の茎の棘が密生、...楽書き雑記「公園散歩の避暑スポット」

  • 楽描き水彩画「エクアドルのお面」

    世界の手づくりおもちゃ館「海賊船」(愛知県日進市)でみかけたお面です。「エクアドルの皆さん」のタイトルで10数個並んでいました。南米のエクアドルといえば、開催中のパリ五輪第7日の陸上男子20㌔競歩でエクアドルの選手が金メダル獲得。女子の20㌔競歩も6位になりました。嬉しいですね。描いたお面の素材や制作方法は分かりませんが、エクアドルは木工が盛んなようですからこれもそうかもしれません。外務省の資料によると、エクアドルは人口1776万人。欧州系と先住民の混血72%、先住民7%、アフリカ系同士の混血7%、欧州系6%など。作品からも頷ける気がします。日本でお面と言えば、能面や祭り、子どもたちの学芸会での劇などで見かけますが、エクアドルでも祭りや演劇で活躍するのでしょうね。楽描き水彩画「エクアドルのお面」

  • 楽書き雑記「スイフヨウが開花を始めました」

    艶やかなピンクの花が1輪、2輪・・・・・。名古屋・鶴舞公園へ出かけたついでに、「蕾の状態でも見てみるか」と思いつつスイフヨウ園を覗くと、合わせて10輪ほどのスイフヨウが迎えてくれました。蕾も順調に膨らんでおり、8月上旬から花数が少しづつ増え、9月初めから10月上旬にかけて見ごろが続きます。こんなスイフヨウを見守っているのは、蔓性植物のノウゼンカズラ。入園門に絡みついて伸び、濃いオレンジ色のラッパ状の花を咲かせています。楽書き雑記「スイフヨウが開花を始めました」

  • 楽書き雑記「中央分離帯のサルスベリも開花」

    サルスベリの季節です。名古屋の都心を貫く大通りの1本ひとつで、愛知芸術文化センターや中部電力ビルなどがある錦通の中央分離帯に植えられたサルスベリも開花を始めました。最初に咲き始めた赤に続いて、白が追いかけるように開花。サルスベリを「百日紅」と書く通り、秋になってもドライバーやビジネスマンらを癒します。中電ビル前にある花壇でも、障害のある人達が育てた草花が満開。今年はマリーゴールドとペンタス、センニチソウで「波紋」をデザインしてあります。楽書き雑記「中央分離帯のサルスベリも開花」

  • 楽描き水彩画「レトロ感がいっぱい」

    今回、教室から出かけたスケッチ取材先は、名古屋近郊の北名古屋市にある「昭和日常博物館」と旧庄屋の加藤家住宅。ひと昔前のレトロな生活用具や古民家の調度品などをカメラに収めてきました。博物館は僕が少年時代を過ごした昭和30年代の歴史民俗資料で構成しています。当時の商店や理髪店、駄菓子屋などを設けて、市内の民家に眠っていた台所用品や学用品、おもちゃ、化粧品、湯たんぽ、洗濯板や洗濯機、冷蔵庫、自転車や農機具・・・。自分の身の回りにもあった昔懐かしい品から、現在も愛用中の品やメーカーの看板まで次々に出会いました。旧加藤家の住宅は明治初期から昭和初期にかけて建てられ、長屋門や主屋、離れ、茶室、土蔵などが国の登録有形文化財になっています。金庫や箪笥階段など、昭和博物館の展示品と同様、レトロ感をどこまで描けるかどうかは別...楽描き水彩画「レトロ感がいっぱい」

  • 楽描き水彩画「マイ クローゼット」

    なぜ、こんなものを描くの?子どものころから大嫌いだったお絵描きを定年後の趣味にして以来、こう問われることがよくあります。答えは、いわゆる「花鳥風月」的な絵を描くのが苦手だから。教室からスケッチ取材で花の名所や美しい風景を目にしても、民家の古い板塀や倉庫に掛かるでっかい錠前、空家に残された植木鉢、空港の待合室に並ぶスーツケースなど、物語性を感じたものをモチーフにすることが少なくありません。今回の絵は、毎朝開く自分の衣装棚を見ていて思いつきました。晩秋から春先までの自分の衣服が並んでいます。「80代にしては結構色があるな」「春になったらこれで旅に出よう」などと思いながら、50号の画面に収めました。題名は「マイクローゼット」です。楽描き水彩画「マイクローゼット」

  • 楽書き雑記「夏本番を楽しむコダチフヨウとブッソウゲ」

    ともに高さ2㍍ほどの木に鮮やかな赤と大きな花弁。同じアオイ科の1日花。夏本番を楽しむ姉妹のようなコダチフヨウとブッソウゲが、名古屋・鶴舞公園緑化センターの庭と温室で咲いています。庭に咲くコダチフヨウは、フヨウとアメリカフヨウを交配した園芸種。10月上旬まで毎日新しい顔を見せてくれます。ブッソウゲは温室で。熱帯アフリカの原産で、ご存知の通り沖縄ではハイビスカスの名で親しまれています。(コダチフヨウ) (ブッソウゲ)楽書き雑記「夏本番を楽しむコダチフヨウとブッソウゲ」

  • 楽描き水彩画「超高層ビル建設現場」

    名古屋の都心・栄の再開発事業が続いています。この絵はこの春オープンした新しい中日ビルからみた、風景のひとコマ。交差する大通りの向こうで進む新しい超高層ビルの建設現場です。このビルは2026年夏の開業を目ざす地上41階、地下4階建て。ホテルやシネコン、店舗などが入る予定のようです。楽描き水彩画「超高層ビル建設現場」

  • 楽書き雑記「名古屋市農業センターの寄せ植え花壇」

    強い日差しにげんなりするどころか、楽しむかのように咲き誇る草花たち。ここは名古屋市農業センターの正門脇にある花壇です。開花真っ盛りの夏の花、蕾を膨らませている秋の花。扇形を組み合わせ、やや傾斜のある庭にカンナなど色とりどりの草花が寄せ植えされています。楽書き雑記「名古屋市農業センターの寄せ植え花壇」

  • 楽書き雑記「日陰を照らすように咲く花」

    名古屋市農業センターの雑木と竹林の半日陰で、比較的大きな白い花が点々と咲く樹高3㍍ほどの立木が目に止まりました。センターヘは何度も訪れているのに、この風景に出会ったのは初めてです。アオイ科フヨウ属の仲間でしょう。あまり日の当たらないところで、明かりのように咲く花もいいものですね。楽書き雑記「日陰を照らすように咲く花」

  • 楽書き雑記「鶴舞公園のハスが満開」

    名古屋が梅雨のひと休みとなった13日、鶴舞公園に出かけると胡蝶が池のハスが一番いい時を迎えていました。20年ほど前、この池ではハスの芽がカメやコイに食べられて開花する花が激減。網を張る食害防止作戦などを進めたものですが、今や遠い昔話になりました。花数が増えただけでなく、花茎も背高くなったように見えます。楽書き雑記「鶴舞公園のハスが満開」

  • 楽書き雑記「青紫の花穂を満載するセイヨウニンジンボク」

    名古屋市農業センターの農業指導館前の庭と売店前の花壇で、南欧や西アジアが原産のシソ科の落葉低木「セイヨウニンジンボク(西洋人参木)」が咲き誇っています。低木といっても2~3㍍あり、勢いよく伸びた枝の先に円錐形の爽やかな青紫の花穂を満載。花期が長く次々と新しい花を秋になるまで咲かせます。西洋人参木の名前は葉が朝鮮人参の葉に似ている(僕は朝鮮人参の葉は見たことはありません)ことと、草ではなく木であることからだそうです。楽書き雑記「青紫の花穂を満載するセイヨウニンジンボク」

  • 楽書き雑記「セッコクの木製鉢を新調」

    自宅の庭に吊るしたセッコク(石斛)の木製鉢を新しくしてやりました。植え替えに適した時期ではありませんが、ボロボロになった木枠を見ておれなかったからです。セッコクの鉢は素焼き鉢が一般的ですが、親戚からこのセッコクを貰った際に木製の手づくり鉢だったので、10年後に植え替えた鉢もホームセンターで買った細い角棒を組み合わせて作りました。ただ今回は組み合わせる棒も庭で株立ちした直径1㌢前後のナンテンを選び、ひと回り大きな鉢になるよう前回より3㌢長い18㌢の棒約20本を用意。両端にキリであけた穴に針金を通して組み合わせ、底の部分には棒を多めに置きました。セッコクの根はできるだけ落とさず、水草と腐葉土、鹿沼土をすき込むように鉢へ。気温の上昇と強い日差しを避けるため、半日陰で風通しのよい植木の枝に吊るして完了です。楽書き雑記「セッコクの木製鉢を新調」

  • 楽書き雑記「聖火の白い炎フロックス」

    連日の猛暑にげんなりした草花が多い中で、真っ白い花を快活に咲かせる花もあります。名古屋市農業センターの宿根草園に咲くフロックスもそのひとつです。フロックスはギリシャ語で炎を意味するとか。67種あるといい宿根草園の花は80㌢ほどの花茎の頭に、聖火ランナーが手にするトーチの「白い炎」を思わせる花を咲かせています。楽書き雑記「聖火の白い炎フロックス」

  • 楽書き雑記「猛暑に強いリアトリス」

    80~100㌢の草丈の半分近くを占めるのが、真っすぐに伸びる赤紫の花穂。名古屋市農業センター宿根草園の夏を彩るリアトリスです。北米原産のキク科ユリアザミ属。赤紫のほかピンクや白もあるそうです。耐寒性、耐暑性は十分ですが、多湿はやや苦手だとか。花言葉は「燃える思い」「長すぎた恋愛」など。楽書き雑記「猛暑に強いリアトリス」

  • 楽描き水彩画「世界手づくりおもちゃ館の作品を描く」

    世界の手づくりおもちゃ館「海賊船」(愛知県日進市)に展示されていたおもちゃの一つを描いてみました。おもちゃは木片や竹、土、新聞紙、段ボール、針金、廃材、生活ごみなどを素材にして子どもたちや親子らで手づくりした車や飛行機、人形、台所用品など。そこには子どもたちの自由で豊かな個性や発想力、表現力、創造力がいっぱいです。形や色付けなども「人物はこう、車はこう・・・」といった決まり文句は感じられません。描いたのは赤いバス。サッカー選手を乗せたチームバスでしょうか。車体に描かれた絵に引き込まれました。日本でも子どもたちが描いたペインティングバスが走っているのを見かますが、この赤いバスにも子どもたちの夢と楽しさが詰まっています。だから僕もいつもの描き方を忘れるようにして10号大の絵に取っ掛かりました。鉛筆で荒っぽくデ...楽描き水彩画「世界手づくりおもちゃ館の作品を描く」

  • 楽書き雑記「ユリにそっくり・ヘメロカリス」

    名古屋市農業センターの宿根草園で、ユリの花?と思って近づくと「ヘメロカリス」と表示されていました。黄、オレンジ、赤い花が今を盛りと咲いています。中国や日本などアジア東部が原産。世界には何と3万種もあるとか。朝に咲き夕方には萎む1日花で、ユウスゲの別名があります。表示には「ススキノ科(旧ユリ科)」とあり、ユリ?と思ったのは仕方がないですね。有毒植物。とりわけ猫に対しては、強い毒性があるそうです。楽書き雑記「ユリにそっくり・ヘメロカリス」

  • 楽書き雑記「花壇の優等生・ルドベキアマキシマ」

    名古屋市農業センターの宿根草園に咲くスマートで巨大な花のひとつ、ルドベキアマキシマです。暑さや寒さ、乾燥や湿気にも強い花壇の優等生。花期も結構長いです。北米原産のキク科。すっくと伸びた180~250㌢の花茎の頂点に、ヒマワリのような黄色い花。花弁の真ん中に突き出すこげ茶色の太い花芯、足元のシルバーグリーンの葉も魅力的です。花言葉は「立派」「公平」など。楽書き雑記「花壇の優等生・ルドベキアマキシマ」

  • 楽書き雑記「晩秋まで咲き続けるガウラ」

    これからの猛烈な暑さを涼し気に乗り切り、晩秋まで花壇を彩るガウラが名古屋市農業センターの宿根草園でも咲き始めました。北米の原産。明治期に渡来、1㍍前後の草丈に白やピンクの小花を休むことなく咲き続けるという長い花期が歓迎され、宿根草園でもあちらこちらに咲いています。花弁が一見5枚のように思うことがありますが、数えると4枚。垂れ気味に開き、花弁の付け根の一枚分が空いているように見えます。この方が長い雄しべの花粉を有効に飛ばせるのでしょうか。花言葉は「清楚」などの他に、「負けず嫌い」なんてのも。他の草花と競い合うように長い間咲き続けるからでしょう。  楽書き雑記「晩秋まで咲き続けるガウラ」

  • 楽書き雑記「ハンゲショウとタイサンボク」

    やはり僕のコンパクトカメラでは難しいかなと思いつつ、2つの純白の花を撮ってきました。ハンゲショウ(半夏生)とタイサンボク(泰山木)です。半夏生が咲いているのは散歩道にある小さな沼。夏至から11日目の半夏生の頃に咲くことから、そのまま名前になったようです。花そのものは白い花穂で、これが咲くと同時に周りの葉の半分ほどが白くなり、花が終われば葉も元通りに緑に戻るという摩訶不思議な植物です。近づけばコンパクトカメラでも簡単に撮れますが、安全と自然保護のため沼はロープで囲ってあり、結局画像を引き延ばすことでしのぎました。タイサンボクがあるのは農業センターの花木園。手のひらの何倍かある花ですが、なにせタイサンボクの樹高は10㍍を超えるほど。白い花が点々と10輪ほど見えますが、僕のコンパクトカメラでは、後で画像を拡大す...楽書き雑記「ハンゲショウとタイサンボク」

  • 楽書き雑記「スモークツリー(和名・煙の木」

    鶴舞公園にある緑化センターの立木の中に、綿菓子を幾つも付けたような木が目に止まりました。スモークツリー(和名・煙の木)です。南欧から中国にかけての原産で、雌雄異株の落葉樹。初夏に細い糸のような枝を編んだみたいな長さ20㌢、太さ15㌢ほどの楕円球に小さな花を咲かせます。この花柄が、ふんわりとした綿菓子か煙がくすぶっているように見えるのだとか。幾つかある花言葉のひとつは「煙に巻く」。なるほど。楽書き雑記「スモークツリー(和名・煙の木」

  • 楽書き雑記「鶴舞公園の踊り子花壇が一番いい時期」

    名古屋の鶴舞公園に幾つかある花壇の中で、この時期に最も目を惹いているのは「踊り子花壇」でしょう。公園の中央にあって、イタリアの彫刻家、ヴェナンツオ・クロチェッティによる踊り子像を喝采するかのように花々が咲いています。特に今は、夏の花と遅くまで元気に咲き続けてきた春の花が集うという一番いい時期。バラを中心に多彩な色や華やかな姿を楽しめます。楽書き雑記「鶴舞公園の踊り子花壇が一番いい時期」

  • 楽書き雑記「庭のユリが全滅」

    我が家の今年のユリは、2本の花茎に合わせて3個の花が咲いただけでした。例年は10数本の花茎に計20~30個咲いてきたのに、ほぼ全滅です。ネットで調べると、これは甲虫目ハムシ科のユリクビナガハムシという虫の仕業。土の中で越冬して春になるとユリの葉に卵を生み、幼虫が葉や蕾を食べて成虫になりますが、その間の活動は捕食者から身を守るため泥のような自分の排泄物を身にまとっているようです。これまでにも何度か葉や蕾に付着した排泄物らしいのを見て、何だろう?と思いつつ取り除いてきたものの、今年は所用が重なり庭に出る機会がなく、気づいた時は開花した2本3個以外の蕾には全て穴があけられていました。虫の名前にユリが入っていますが、生存場所を何故ユリにしたのかは分かりません。楽書き雑記「庭のユリが全滅」

  • 楽書き雑記「爽やかなセイヨウニンジンボク」

    名古屋市農業センターの農業指導館前の庭と売店前の花壇で、南欧や西アジアが原産のシソ科ハマゴウ属の落葉低木「セイヨウニンジンボク(西洋人参木)」が咲き誇っています。低木といっても樹高は2~3㍍あり、勢いよく伸びた枝の先に円錐形の爽やかな青紫の花穂を満載。花期が長くて次々と新しい花を秋になるまで咲かせます。楽書き雑記「爽やかなセイヨウニンジンボク」

  • 楽書き雑記「庭に居場所を見つけたムラサキカタバミ」

    狭い庭なのに、あれこれ自分に言い訳をして手入れをサボっていると、植えた覚えはないのにいろんな草花が顔を出します。ムラサキカタバミもその一つ。繁殖力が強く環境省の要注意外来生物に指定されていますが、淡い紅紫色の可憐な姿にどうしたものかと迷っています。南アメリカの原産で、江戸時代末期に鑑賞用として渡来。我が家の庭では花壇の草花と同居したり、使っていない鉢の中、草むらや立ち木の根元、置石の傍などに陣取っています。  楽書き雑記「庭に居場所を見つけたムラサキカタバミ」

  • 楽書き雑記「例年にない花数=庭のクチナシ」

    自宅の花壇に咲く純白の6弁花が魅力的なクチナシ。樹高が1㍍足らずの小木なのに20輪以上咲きました。クチナシは日本が原産。生薬や漢方の原料、染料などとして古くから親しまれています。クチナシの傍らにある立ち木の枝を落とし、半日陰から解放したことが良かったのでしょう。例年にない花数になりました。楽書き雑記「例年にない花数=庭のクチナシ」

  • 楽書き雑記「自宅庭で初めてのアサガオが開花」

    我が家の庭で初めてアサガオ(朝顔)が咲きました。今の住いでの暮しは定年後を中心に30年ほどになりますが、狭い庭にアサガオを育てる余裕はないと思い、一度もアサガオを栽培したことがなかったのです。でもこの春、花売り場に並ぶ種子袋を見て「この夏は初めての花に挑んでみよう」と思い立ち、赤白青の混合種子袋を購入しました。小型のビニールカップで育てた苗を2つの大型鉢に3本ずつ移植。蔓を絡ませる植物用ポールや目の粗い網を張り、見守っています。1週間ほど前から蕾が膨らみ始め、真っ白な花が1輪咲きました。第1号です。赤白青の内訳はどうなるだろう、旺盛に伸びる蔓をポールや網で支えることができるだろうか、蔓が周りの草花を覆うことにならないだろうか、強い台風があったら――。不安と楽しみのアサガオ観察になりそうです。楽書き雑記「自宅庭で初めてのアサガオが開花」

  • 楽書き雑記「菩提樹の花が満開」

    名古屋市農業センターへ出かけると、菩提樹(ボダイジュ)の花が満開でした。きれいとか派手とかいった花ではありませんが、菩提樹の木そのものを見る機会もないので、開花を楽しみにしています。中国原産でシナノキ科シナノキ属の落葉高木。長さ10㌢前後の花柄に、1㌢ほどの淡い黄色の花を吊るすように咲かせています。菩提樹と聞くと釈迦が悟りを開いたとされる木を連想しますが、その菩提樹はクワ科イチジク属。インドボダイジュとも呼ばれ、別物だそうです。楽書き雑記「菩提樹の花が満開」

  • 楽書き雑記「クルクル変わる花壇の花」

    名古屋・鶴舞公園の温室外壁沿いにある花壇を約3週間ぶりに訪ねると、花期を終えた花、新しく咲いた花でかなり様相が変わっていました。新しく咲いた花の幾つかをカメラに収めてきました。【ブラニカワルダースターブルードワープ】トラノオの仲間。寒さ暑さに強く青い花穂が密生する。 【ペラルゴニウムシドイデス】南アフリカに自生。イングランドバイオレットの別名も。厚めのシルバーバックの葉、長い花柄の先端に濃い紫の花を咲かせる。【ルドベキアプレーリーグロー】大輪のルドベキアの小型版のよう。花径3~4㌢の黄色とオレンジの二色花が咲く。【バーベナボナリエンシス】立ち上がる長い茎に紫色の小花が半円球状になって咲く。【コレオプシス】キク科。白地の中央にパンジーのような鮮やかな斑紋が入る。【クラウンベッチ】マメ科で丈夫。レンゲのような...楽書き雑記「クルクル変わる花壇の花」

  • 楽書き雑記「庭のアジサイたちも開花」

    アジサイの季節。我が家の庭のアジサイたちも開花を始めました。品種は分かりませんが3種類あり、それぞれ特徴があってどれもお気に入り。他の花たちと同様に施肥や剪定などはいい加減なのに、この時期になると一斉に開く可愛い花たちです。  楽書き雑記「庭のアジサイたちも開花」

  • 楽書き雑記「ネズミモチの花」

    強壮薬などで知られるネズミモチ。名古屋・鶴舞公園の庭でも、分岐した枝いっぱいに白い筒状の小花の塊が覆っています。実は長さ8~10㍉の楕円形。緑から紫、黒へと変化します。少年時代に住んでいた家では、毎晩のように天井裏から聞こえたネズミたちの「運動会」。屋根裏を覗くと楕円形のフンが転がっており、ネズミモチの名もフンの形から付いたと思い込んでいたものです。  楽書き雑記「ネズミモチの花」

  • 楽描き水彩画「スマトラトラのダマイ」

    今回の動物絵はトラです。モデルはスマトラトラのメスのダマイ。2016年、2歳の時に横浜のよこはま動物園ズーラシアから名古屋の東山動物園にやってきて、21年11月に繁殖のため仙台市の八木山動物園へ引っ越しました。スマトラトラは、インドネシアのスマトラ島にしか生息していない絶滅危惧種。日本では国内の動物園が協力して繁殖を目ざしています。トラの中では一番小さな種ですがダマイは人懐こく、訪ねるたびにカメラの前で迎えてくれました。サイズは10号です。楽描き水彩画「スマトラトラのダマイ」

  • 楽書き雑記「存在感あるアカンサス・モリス」

    株元から平がる長さ50~60㌢もの光沢と切れ込みのある葉、高さ1㍍50㌢の花茎に次々と咲く白と藤色の花。アカンサス・モリス。名古屋市農業センターの宿根草園で最も存在感のある花が咲き始めました。地中海沿岸の原産。特徴のある葉は、古代ギリシャの建築様式のひとつコリント式建造物の柱頭にある彫刻飾りのモチーフになっているとか。芸術、美術、技巧といった珍しい花言葉もこのあたりからきているのでしょう。和名も葉を連想して「ハアザミ」。ただしアザミの仲間ではないそうです。  楽書き雑記「存在感あるアカンサス・モリス」

  • 楽書き雑記「ドクダミの花」

    名古屋市農業センターの半日陰の一角に咲く可憐な純白の花、ドクダミです。ドクダミ科ドクダミ属で1属1種。台湾や中国、ヒマラヤなどにも分布しているそうです。ドクダミは言わずと知れたゲンノショウコやセンブリと共に三大民間薬の一つ。子どものころは民家の裏庭や生活用水が流れる溝の周りなど、至る所で見かけたものですが、近年、街中で見かけることはほとんどありません。  楽書き雑記「ドクダミの花」

  • 楽書き雑記「庭のシンボルツリーが開花」

    自宅庭のシンボルツリー「スタージャスミン」が開きました。数年前から花後に勢いよく伸びる蔓の刈り込みを強めているので一時期に比べて花数はやや少なめですが、風通しや陽当たりがいいせいか、飛行機のプロペラのような純白の花弁がしっかりしているようです。ジャスミンといっても香料として有名なジャスミンとは科目も違い、匂いも少なめ。この花が開花すると、梅雨の始まりと本格的な夏に一歩近づく感じです。 楽書き雑記「庭のシンボルツリーが開花」

  • 楽書き雑記「白とオレンジのコラボ」

    名古屋市農業センターの宿根草園も、日ごとに夏の花が開花。鮮やかなオレンジ色のクニフォフィア(トリトマ)と、真っ白なジャスタデージーがコラボしています。クニフォフィアはアフリカ原産。オレンジ色の筒状の花がブラシのような筒状になって立ちあがっています。和名は赤熊百合(シャグマユリ)というそうです。ジャスタデージーは、米国の育種家がレウカンセマム(フランスギク)と日本のハマギクを交配した園芸種。花径8㌢ほどの白い花が花壇のあちこちで咲いています。  楽書き雑記「白とオレンジのコラボ」

  • 楽書き雑記「この時期この花壇・鶴舞公園温室の外壁沿いの草花たち」

    名古屋・鶴舞公園の温室の外壁に沿ってある長さ20㍍、幅1~2㍍ほどの花壇です。名前はあまり知られていませんが、暑さ寒さに強く家庭の庭でも育てやすい可愛い草花を数十種植えてあり、いつも何かが咲いています。〈エリゲロン〉花径2㌢ほどの小菊のような白やピンクの花を息長く咲かせる。グランドカバーに良さそう。 〈ヒューケラ〉北米やメキシコの原産でユキノシタ科の常緑多年草。真っ赤な花だけでなく葉の色や模様の変化も楽しめる。ツボサンゴの和名も。 〈ガイラルディア〉原種が米国テキサス州に分布。赤や黄、オレンジ、その混色など多彩。 〈ペンステモン・ハスカーレッド〉60㌢前後の花茎の上部に小さな花をたくさんつける。 楽書き雑記「この時期この花壇・鶴舞公園温室の外壁沿いの草花たち」

  • 楽書き雑記「乳白色のヤマボウシ」

    名古屋市農業センターの花木園で、濃い緑の葉の間から飛び出すように咲く白い花。ミズキ科のヤマボウシ(山法師)です。日本、中国、朝鮮半島などの原産。江戸時代に欧米へ鑑賞用樹木として渡ったそうです。もっとも、この花のように見えるのは総苞片(そうほうへん)といい、ハナミズキと同じように花の付け根の葉だとか。農業センターのヤマボウシの白は牛乳の白のよう。ミルキーウェイという品種だそうです。  楽書き雑記「乳白色のヤマボウシ」

  • 楽書き雑記「支え役からレギュラーに」

    自宅庭に咲く厚めの葉と、膨らみを感じる真っ白な5弁花。バラ科常緑低木のモッコクモドキのように思いますが、自信はありません。なぜならこの木は長い間、ゴーヤ(ニガウリ)など蔓性植物の止まり木や支え役にしていたため花芽を見ることもなく、関心もなかったからです。一部の枝が枯れてしまったのに気づき「環境改善」をした結果、久しぶりに花がこのように。蔓性植物の支え役なんて・・・。酷いことをさせていたものです。  楽書き雑記「支え役からレギュラーに」

  • 楽描き水彩画「定年後個展のファイナル展と彩游会展」

    名古屋市民ギャラリー栄で絵仲間たちが開いている2つの水彩画展を見てきました。第20回佐藤英機水彩画ファイナル展と、第9回彩游会水彩画展。いずれも19日(日)まで。【第20回佐藤英機水彩画ファイナル展】ファイナルとある通り、名古屋市緑区在住の佐藤英機さん(83)が定年後、毎年開いてきた個展を20回目の今回で完了するという目出度い催しです。佐藤さんは定年後、①旅を楽しみ絵を描く②年に1度は個展を開く③地元の絵画団体の会員になる、といった目標を立てました。東へ西へ南へ北へと旅に出て絵に仕上げ、2003年から市民ギャラリーで8号大から50号大までの作品を毎年数十点ずつ展示する個展を開催。ほぼ独学ながら、区民展や水彩協会展などでも受賞を重ねてきました。コロナ禍で2年間の開催中止も余儀なくされましたが、水彩協会の会員...楽描き水彩画「定年後個展のファイナル展と彩游会展」

  • 楽書き雑記「目を引くブラシノキ」

    名古屋・鶴舞公園の緑化センター前で、露地植えと鉢植えの真っ赤なブラシノキの花に目を引かれました。オーストラリアの原産。明治中期に渡来、花房のユニークな姿が人気になりました。コップや瓶を洗うブラシにそっくり。ボトルブラッシュの別名も。「恋の炎」という花言葉にも頷けます。  楽書き雑記「目を引くブラシノキ」

  • 楽書き雑記「バラが満開=名古屋・鶴舞公園」

    週末に名古屋・鶴舞公園のバラを見に出かけてきました。ちょうど満開。園内では若者たちがアニメなどのキャラクターに扮装して楽しむコスプレ(コスチュームプレイ)のイベントとも重なって、華やかな彩りに包まれました。鶴舞公園のバラは約120種1400本。名古屋では庄内緑地公園と並ぶバラ園です。  楽書き雑記「バラが満開=名古屋・鶴舞公園」

  • 楽書き雑記「散歩道も花ラッシュ」

    初夏の散歩道も野草の花のラッシュです。ムラサキカタバミやタンポポ、クローバーなど黄、白、ピンク、青と色とりどり。地面に這いつくばるように咲く花から、すくっと青空に向かって咲く花までさまざま。10数㍍歩くたびに名前も知らない別の花と出会い、一年で一番いい姿を見せているのをカメラに収めてきました。  楽書き雑記「散歩道も花ラッシュ」

  • 楽描き水彩画「絵仲間たちの作品展」

    趣味として絵画などを学ぶグループらの作品発表展に、賑やかさが戻って来ました。コロナのため3年間も続いた開催中止が解けて2年目。絵仲間たちの案内を受けて、名古屋市民ギャラリー栄で開催中の第22回墨と水彩はがき絵「彩青展」と、「火曜会&アートクルール水彩展」、愛知芸術文化センター12階のアートスペースで開かれている「プリマベーラ・一刻の交差展」と題する作品展を見てきました。いずれも12日まで。〈彩青展〉ブログ「折々スケッチ」の塚本紘枝さんが主宰している教室。塚本さんと25人の生徒が風景や静物などをモチーフにした、ハガキ大から4号大を中心に並んでいます。僕は先日、福井県内で開かれていたサムホール大(22.7~15.8㌢)の公募絵画展を見て、小さなサイズの作品に秘められた豊かな感性に驚きましたが、彩青展でも絵画は...楽描き水彩画「絵仲間たちの作品展」

  • 楽書き雑記「ラッシュが続く庭の花」

     庭の開花が続いています。新しく咲いたのはシラン、シャクヤク、土佐シモツケ、グラジオラスです。(シラン)ラン科といっても全く手間いらず。たまに玉肥をパラパラとやるだけで、10年以上も放りっぱなし。なのに半日陰を定位置にして増えることも減ることもなく、赤紫の花を咲かせています。(シャクヤク)立てばシャクヤク座ればボタン・・・と言われるだけあって、庭では一番エレガントな花。でも放りっぱなしにしていた結果、多い年は7~8本咲いたのに今年はわずか2本になりました。何年か前にも同じような状況になり、シャクヤクの太い根に巻き付いた周りの草花の根を取り除いてやったのですが・・・。(土佐シモツケ)コデマリに似た可憐な花。コデマリがそうであったように剪定時期のズレで花の無い枝が目立ちます。(グラジオラス)薄紫、白、黄、赤な...楽書き雑記「ラッシュが続く庭の花」

  • 楽書き雑記「小柄で素敵な3つの木花」

    久しぶりに訪ねた名古屋の名城公園で、素敵な3つの小柄な木花と出会いました。「姫ライラックペンダ」「グレビレア」「エリナ椿カスケード」。いずれもフラワープラザ裏の花壇を囲む植え込みの中で、花の最盛期を過ぎた感じもありましたが咲き誇る花壇の花々とコラボしていました。姫ライラックペンダは、姫と付くだけに普通のライラックより小柄。樹高は1.5㍍ほどで、円錐形の紅紫の花を丸い房状にしてポンポンポンと咲いています。今の季節と秋の二季咲きで花期の長いのも特徴のようです。グレビレアはオーストラリアやニュージーランド原産の常緑低木。花は雌しべがくるりと巻いて、歯ブラシやムカデの足のように見えるという変わった形で花期も長いそうです。エリナ椿カスケードは中国の野生ツバキとヒメサザンカの交雑種。2㍍ほどの樹高から垂れる細くて長い...楽書き雑記「小柄で素敵な3つの木花」

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