chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
風の遊子の楽がきノート https://blog.goo.ne.jp/kyuukazan

定年から10年余。趣味のお絵かきや街歩き、仲間たちとのふれあいの成果を、水彩画やエッセーで。

水彩画を趣味にしたのは、子供のころ苦手だったことに挑戦してやろう、が動機。カルチャーセンターの教室に通ったり、出会った多士済々の仲間たちとの「課外研究」を楽しんでいます。雑記は70代の目線で、エッセー風に。 ブログタイトルの「風の遊子の楽がきノート」は、旅人を意味する「遊子」のように気ままに書き、描いていこうというわけです。

風の遊子
フォロー
住所
愛知県
出身
未設定
ブログ村参加

2013/10/01

arrow_drop_down
  • 楽書き雑記「やっと秋を感じるパンパスグラス」

     名古屋・鶴舞公園にある緑化センター前の庭で、風に揺れるパンパスグラス(別名・クロガネヨシ)。「ああ、やっと秋がやって来たな」の感じです。2・5㍍近い茎の先に付けた羽毛のような花穂、1・5㍍以上はありそうな細長い葉。「これは、ススキの親分だな」と思っていたら「お化けススキ」の俗称があるそうです。雌雄異株。ふんわりした花穂が長く伸びるのが雌、短いのは雄だそうですが・・・。南米やニュージーランドなどの原産。日本へは明治中期にやってきて、見栄えのする姿形から、たちまち公園などに広がったようです。楽書き雑記「やっと秋を感じるパンパスグラス」

  • 楽書き雑記「残暑の庭に白いタマスダレ」

    庭のタマスダレ(別名ゼフィランサス)が、数を増やしています。南米の原産。明治初期に入ってきて、人家の周りで野生化して居場所を確保したようです。我が家でも庭の隅の何カ所かに定着して、踏まれようが、少々、引き抜こうが平気。日当たりさえあれば、球根から丸みのある葉を何本も伸ばし、その中に伸びた25㌢ほどの花茎の先に白い花を一つだけ咲かせます。花期は初夏から秋までと長いですが、我が家ではこの時期に咲くことが多いようです。タマスダレの名は、球に見立てた花の周りを葉が囲むような様子から付いたそうです。楽書き雑記「残暑の庭に白いタマスダレ」

  • 楽書き雑記「息を吹き返したアメリカディゴ」

    暑さ大歓迎のアメリカディゴも、あまりの猛暑にはタジタジだったのでしょうか。ちょっとひと休みしているかに見えた、名古屋市農業センターのアメリカディゴが、息を吹き返したように花数が増えています。南アメリカの原産で、アルゼンチンやウルグアイの国花でもあるようです。日本へは江戸時代末期に渡来し、夏の公園などを彩っています。農業センターには、温室の周りに4本。初夏になると、前年の花後に枝を切り落として彫刻作品のようになった切株から、勢いよく枝葉が伸び、真っ赤な花を咲かせます。それが連日の猛暑の最中にセンターへ出かけると、勢いが止まった感じでした。しかし、前線の停滞で日差しが弱まり、気温が下がると、復活したように新しい花が咲き始めました。秋口までは咲きそうです。楽書き雑記「息を吹き返したアメリカディゴ」

  • 楽書き雑記「紫と白の穂状の花・ヤブランとノシラン」

    名古屋市農業センターの市民農園方向へ向かう半日陰の通路に、茂った細長の葉の間から花茎を伸ばして、紫がかった小花を穂状に付けた花と、同じように白い小花を穂状に付けた花が咲いています。紫はヤブラン。白いのはヤブランなのかノシランなのか迷いますが、ノシランのように思えます。ヤブランは常緑性の多年草。藪に寄り添うように咲くことが多く、葉が欄に似ている所からこの名が付いたらしく、この傍にも竹藪があります。花からは緑色の実ができ、秋にば黒紫に変色します。ノシランと思える方は、細長い葉がさらに伸びて、こんもりと覆っています。白い小花が集まった花穂は、ヤブランより太め。花の形が祝儀袋などの熨斗のように見えることから名前が付いたらしく、紺色の実が生ります。ヤブラン ノシラン楽書き雑記「紫と白の穂状の花・ヤブランとノシラン」

  • 楽書き雑記「しだれ梅園に並ぶキノコ」

    立ち木の下に生えた白いキノコ。名古屋市農業センターのしだれ梅園の一角で見かけた風景です。僕にはキノコの種類や毒の有無などは分かりません傘の直径が6~15㌢、丈は10㌢ほどの、合わせて20本余。雑草が下刈りされた地面に並んでいます。比較的広いしだれ梅園の一帯を見回しても、キノコが生えているのはここだけでした。長く続いた雨に、キノコ菌が芽生えたのでしょうか。楽書き雑記「しだれ梅園に並ぶキノコ」

  • 楽書き雑記「花後に垂れる大きな種子の円盤=ヒマワリ」

    夏のシンボル花、ヒマワリ。開花の峠は過ぎましたが、それに代わって特徴のある「種子の円盤」が大きくなっています。ここは散歩道にある畑。市民の農業体験や食育の場として、建設関係団体や名古屋市農政緑地局などが設け、地域住民らのグループが野菜作りや稲作を楽しんでいます。栄養豊富な種子を煎ったり炒めて食べるだけでなく、食用油の原料やお菓子づくりのトッピングにもなるヒマワリも、その一角で栽培。数十本が大きな花を咲かせ、そこに大きな種子の円盤が実っています。円盤は直径10~20㌢以上。分厚い皿に長さ1㌢余の種が、右回りの渦巻き状に規則正しく、びっしりと並んでいます。どの円盤も直射日光を避けるように下を向いています。楽書き雑記「花後に垂れる大きな種子の円盤=ヒマワリ」

  • 楽書き雑記「赤の競演。ケイトウ、ホウセンカ、トウガラシ」

    長雨の晴れ間に立ち寄った名古屋市農業センターの花畑で、赤の競演にしばし足がとまりました。まずケイトウの花。ケイトウは、さまざまな姿かたちの品種がありますが、これはモコモコした半球形。オレンジ色も咲いていますが、赤の鮮やかさに引き付けられました。2つ目はホウセンカ。こちらも白、赤、ピンクなどさまざまですが、強い赤が印象的です。傍のプレートに「花弁はツメを染めるのに使われた」とあります。ホウセンカの実に触れて、弾けるのを楽しんだのは遠い昔。花言葉の1つは「私に触れないで」だそうです。最後はトウガラシ。真っ白い花から生まれた真っ赤な実には、ドキッとさせられます。辛好きなので、何年か前に庭で激辛品種の「ハバネロ」を育てたのですが、少しかじったとたん「こんなバカなことは、やめよう」と反省したものです。ケイトウホウセンカ ...楽書き雑記「赤の競演。ケイトウ、ホウセンカ、トウガラシ」

  • 楽描き水彩画「夏のプラタナス」

    名古屋・鶴舞公園のプラタナスの夏の様子を、公園のシンボルである奏楽堂を入れて描きました。緑の葉が次第に大きくなり、樹幹を覆い、木陰を広げています。向こうにあるのは、公園のシンボルである奏楽堂です。太い幹の木肌は樹皮が剥げ落ち、不規則なまだら模様。茶、灰色、緑、褐色・・・。黄色やピンクに見えることもあります。ただ、冬期の肌はゴツゴツ感がありますが、この時期はややスベスベした感じです。楽描き水彩画「夏のプラタナス」

  • 楽書き雑記「ユリの花とセミの抜け殻」

    自宅の庭で、数年前からこの時期に咲く2本のユリが、梅雨期のような天気の中で開花しました。半日陰の雑草の庭。数が増えることもなく、品種も知りません。図鑑ではタカサゴユリに思えますが、自信はありません。半日陰のせいか130㌢前後まで伸びた茎は細く、ヒョロヒョロしています。2本のうち1本は蕾の重さに倒れ、根元を痛めて葉が萎びるなどしましたが、蕾は数日遅れで開きました。花弁には、セミの抜け殻も。そういえば、今年はセミが例年以上に賑やかでした。傍にある高さ1・2㍍ほどのサクラの若木を見ると、葉の裏などに7個もの抜け殻がありました。若木の葉に残されたセミの抜け殻楽書き雑記「ユリの花とセミの抜け殻」

  • 楽書き雑記「秋の七草・オミナエシ(女郎花)」

    連日の猛暑のなかで、我が家の庭にも少しずつ秋の彩りが見えます。秋の七草の一つである「オミナエシ」(女郎花)。黄色い花数を増やしています。数年前に秋の七草展会場で、草丈30㌢ほどの苗を一本だけ買ってきたオミナエシ。いろんな草花が思い思いに育つ庭の一角で、隠れるようにしていたのが3株に増え、70㌢から1㍍余の高さに伸びた8本の花茎から、何本かの枝も出て花を咲かせるまでになりました。秋の七草の仲間であるフジバカマやハギも、順調に秋に向かっていますが、開花にはまだかかりそうです。 楽書き雑記「秋の七草・オミナエシ(女郎花)」

  • 楽書き雑記「夏の庭を彩り続けるダリア」

     多彩な色や姿・形から花壇でも、切り花としても人気のダリア。名古屋市農業センターの花壇でも、比較的小柄な品種が彩っています。原産地は、メキシコから中央アメリカの多年草。。ヨーロッパで品種改良が進み、赤やピンク、白、黄、紫・青などの花色や一重、八重など形だけでなく、草丈も極小種から皇帝ダリアのような3㍍近い超巨大種まで、花のサイズも小輪から大輪までさまざまです。日本へは天保年間の1842年、オランダ船によって渡来したとされ、天竺牡丹(テンジクボタン)の和名もあります。開花期が長く、秋まで楽しめます。楽書き雑記「夏の庭を彩り続けるダリア」

  • 楽書き雑記「1個だけのゴーヤ」

    庭に植えたゴーヤに、やっと1個だけ実が育っています。長さ7㌢、太さ1・5㌢。ちゃんと育つだろうか、気をもみつつ見守っています。かつて、ゴーヤは我が家の夏の庭の主役的存在でした。しかし、長期間の連作のせいで、実が生っても曲がったり、大きくならなかったり。6年前から栽培を断念して、他の草花を植えていたのですが、この春「もう5年以上も経ったのだから」とゴーヤの苗を植えてみたのです。でも、蔓や葉に、かつてのような勢いはありません。雄花の数も芳しくありません。「やっぱり、きちんと土壌改良をすべきだったかな」と、気をもんでいたところ、7月末になって1つだけ雌花の蕾を目にしたのです。花粉を媒介する虫の姿を見かけないので、雄花を摘み取って受粉させたのが、この久々に目にする庭のゴーヤです。今のところ、他に雌花の蕾は見当たりません...楽書き雑記「1個だけのゴーヤ」

  • 楽書き雑記「夏の3カ月余を咲き続けるサルスベリ(百日紅)」

    サルスベリ(百日紅)。名古屋・鶴舞公園の緑化センター前の庭でも、赤と白のサルスベリが花数を増やしています。するりと伸びた枝の先に、縮れた花弁の比較的小さな花のかたまり。百日紅と書くように、3ヵ月の夏の間を咲き続けます。もうひとつ、名前の通りサルでも滑り落ちそうなツルツルとした幹の肌。「受験生は近寄らない方がいい」なんて話を聞いたのは遠い昔です。そのせいか、花言葉には「不用意」なんてのもあります。 楽書き雑記「夏の3カ月余を咲き続けるサルスベリ(百日紅)」

  • 楽書き雑記「モンローが愛した『花の中の花』=イランイランノキ」

    楕円形の葉の腋から垂れる、長い花びら、そして香り。その名は「イランイランノキ」。ちょっとエキゾチックな感じもする花が、名古屋・鶴舞公園にある緑化センターの温室で咲いています。東南アジアやインド洋の島々が原産の常緑樹。この温室にあるイランイランノキの背丈は1㍍そこそこですが、15㍍にもなる高木だそうです。紐が垂れるように咲く花は、緑色から次第に黄色へと変化します。マスクを外して鼻を近づけると、まだ若木だからなのか、さほど強くはなかったものの、嫌な香りではありませんでした。花言葉は「乙女の香り」や「誘惑」。誕生花にはなっていないようですが、他にも話題には事欠きません。イランイランはカタログ語で「花の中の花」の意味。その香りはダジャレではなく「イライラを鎮める効能」があるようです。ベッドにまき散らしたり、あのマリリン...楽書き雑記「モンローが愛した『花の中の花』=イランイランノキ」

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、風の遊子さんをフォローしませんか?

ハンドル名
風の遊子さん
ブログタイトル
風の遊子の楽がきノート
フォロー
風の遊子の楽がきノート

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用