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風の遊子の楽がきノート https://blog.goo.ne.jp/kyuukazan

定年から10年余。趣味のお絵かきや街歩き、仲間たちとのふれあいの成果を、水彩画やエッセーで。

水彩画を趣味にしたのは、子供のころ苦手だったことに挑戦してやろう、が動機。カルチャーセンターの教室に通ったり、出会った多士済々の仲間たちとの「課外研究」を楽しんでいます。雑記は70代の目線で、エッセー風に。 ブログタイトルの「風の遊子の楽がきノート」は、旅人を意味する「遊子」のように気ままに書き、描いていこうというわけです。

風の遊子
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2013/10/01

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  • 楽書き雑記「庭のハナトラノオが回復軌道に」

     かつて我が家の庭の秋の主役だったハナトラノオが、復活軌道に乗りました。増えすぎたため行った掃討作戦を中止した結果、戻り始めたのです。ハナトラノオの繁殖力は極めて旺盛。一時は狭い庭に数百本もが伸び、時おり引き抜いていましたが、周りのシャクヤクやユリなどの根や球根がハナトラノオの根に締め付けられるまでになっていました。そこで5年前にハナトラノオの掃討作戦を展開。スコップで根を掘り起こして取り除き、残った根から翌年出てきた芽も次々に摘み取りました。この結果、1昨年には30本ほどになったのですが、見慣れた風景が消えると今度は寂しくなって作戦を中止したのです。作戦中止は成功。昨年は約70本にまで復活しました。今年は周りの花木の背が伸び日陰が増えたせいもあってか開花が遅く、細くて背丈の低い茎が多いですが90本ほどありそう...楽書き雑記「庭のハナトラノオが回復軌道に」

  • 楽書き雑記「地味だけど、凄いヤブランと目出度いミズヒキ」

     半日陰の庭で、地味だけど存在感のある2つの花。ヤブランとミズヒキです。常緑多年草のヤブラン。暑かろうが寒かろうが、日が当たろうが当たるまいが、踏まれようが無視されようが、定位置に踏ん張り、この季節にはKITIきちんと青紫の花を咲かせる――。花言葉を見たら「隠された心」、そして「忍耐」。なるほど納得です。細く長く伸びた花茎に、赤と白の粒々が並んだような花穂のミズヒキ。花弁はなく花弁に似た赤3枚、白1枚計4枚の咢から成っているそうですが、姿・形はまさに祝儀袋に掛ける水引ですね。花言葉も「喜び」「祝い」「寿」など目出度い言葉が並んでいます。    楽書き雑記「地味だけど、凄いヤブランと目出度いミズヒキ」

  • 楽描き水彩画「味噌蔵の庭 ②木桶の中と木桶のタガ」」

     愛知県岡崎市にある八丁味噌メーカーの味噌蔵で、次の仕込みに向けて中庭に並ぶ木桶と重石を描いたもう一枚と、木桶のタガの絵です。6㌧の八丁味噌を2年間かけて熟成する木桶は直径、高さとも約2㍍。ざっと100年間は使用されるといわれ、まさに八丁味噌の命です。桶の中は差し込む光の強弱や角度によって随分違って見えます。長年使い込まれて微生物が定着した木桶の内側の板面は、外側以上に色の変化があるように見えます。木桶を締めるタガは割竹を編んだのと金属が使われていますが、それぞれの経年変化も絵になるなと思いました。楽描き水彩画「味噌蔵の庭②木桶の中と木桶のタガ」」

  • 楽書き雑記「名古屋市農業センターでヒガンバナ巡り」

     今年のヒガンバナ見物は、最も近場にある名古屋市農業センターで済ませました。同センター内のヒガンバナは多いわけではありません。それもあちこちに点在しており、しだれ梅園や竹林などの小路を歩くと赤、白、黄のヒガンバナが20本から100本ほどずつ咲いているのに出会え、宝探しをしているみたいで楽しめました。 楽書き雑記「名古屋市農業センターでヒガンバナ巡り」

  • 楽書き雑記「庭に咲く白い花と実=ワタとニラとタマスダレ」

     庭の隅で3種類の白い花と実に秋を感じています。ワタの実とニラ、タマスダレの花です。ワタを庭に植えたのは初めて。矮小品種ではなかったはずですが、他の草花に囲まれて日陰になった結果、茎の高さは60㌢ほどにしかなりませんでした。それでも8月下旬には小さいながらもハイビスカスに似た花が咲き、ピンポン玉大になった実から白いワタが飛び出しました。ニラの花は数本ですが、庭で咲くのを見たのは初めて。種を蒔いた覚えはないので、これも庭に来る鳥が種を運んできたのでしょう。花弁6枚の小さな花を付けています。タマスダレはかつて敷石の脇などにたくさん咲いていたのですが、年ごとに激減。ことしは3ヶ所に数本ずつになりました。。減った原因ははっきりしません。でも、芝が敷石の下へ這い込まんばかりに伸びており、これらを少し取り除いてやろうかなと...楽書き雑記「庭に咲く白い花と実=ワタとニラとタマスダレ」

  • 楽書き雑記「増えています秋の花=名古屋市農業センター」

     散歩コースにある名古屋市農業センターに立ち寄ってきました。10日ぶりですが、秋の花が結構増えていました。長くて太い剣のような葉の間から高さ2.5㍍はありそうな茎が突っ立ち、赤い小枝には細長いベル型の赤と黄緑の穂花が数多く垂れています。リュウゼツラン科のベスコルネリアというそうで、花の多い宿根草園でもひと際目立ちます。小路を隔てた一角は、サルビア(セージ)園と言えるほどの品種が咲いています。赤いのもありますがほとんどは青系。晩秋まで咲き続けます。しだれ梅園を歩くと白いニラ(ガーリックチャイブ)の花。梅の木の下を埋めるように咲いています。ベスコルネリア サルビア ニラ楽書き雑記「増えています秋の花=名古屋市農業センター」

  • 楽書き雑記「花咲くサルスベリが林のように=名古屋の名城公園」

     名古屋城に隣接する名城公園を散策していて、花咲くサルスベリがやや誇張気味に言えば群生しているような光景に出くわしました。よく訪れる公園ですが、園内が広いことやこの時期に訪れるのは少ないので目にしたのは初めてです。場所はオランダ風車の裏で道を隔ててある池の畔。サルスベリは、小高い丘状になっている2カ所に合わせて40本ほど。赤い花がほとんどですが、白やピンクも見えます。花期が比較的長いサルスベリ。まだしばらくは楽しめそうです。楽書き雑記「花咲くサルスベリが林のように=名古屋の名城公園」

  • 楽書き雑記「新時代の名古屋都心に向けて再スタート=リニューアルした名古屋テレビ塔と久屋大通公園」

     新しく生まれ変わって18日に開業する名古屋・栄の「名古屋テレビ塔」と、足元の久屋大通公園を見てきました。テレビ塔にはカフェやレストランに加えて新しくホテルが入り、公園も「ヒサヤオオドオリパーク」と名付けられて大きな水盤やレストランなどがある広場が整備されました。名古屋テレビ塔はテレビ時代の先駆けとして1954年に完成。高さ180㍍は4年後に東京タワー(332㍍)ができるまで、東洋一の高い建造物を誇ったと言われます。テレビのデジタル化に伴って2011年に電波塔の役割を終えましたが、これからも都心のシンボルに、と全面改修に着手。名古屋市が進める公園一帯の再開発事業とともに工事が進められていました。新型コロナなどのため予定より遅れたものの、そろって開業にこぎつけました。「未来タワー」のコンセプトでリニューアルされた...楽書き雑記「新時代の名古屋都心に向けて再スタート=リニューアルした名古屋テレビ塔と久屋大通公園」

  • 楽書き雑記「スイレンやゴクラクチョウカ=鶴舞公園のミニ温室」

     名古屋の鶴舞公園にある小さな温室。東山植物園の温室とは比べ物にならない規模ですが、時おり立ち寄るとユニークな花に出会えます。ネオレゲリア・カロライナエ・フランドリアという長いネームプレートのあるパイナップル科の赤い花。長く幅広の葉の外側には白くて太い線が縁取りのように入っており、花の下の葉は赤く染まっているように見えます。中央のミニ池にはスイレン。白とピンクのハナキリン、一つだけでしたが南の島を飛ぶ鳥を思わせるゴクラクチョウカも咲いていました。スイレン ネオレゲリア・カロライナエ・フランドリア ハナキリン ゴクラクチョウカサンタンカ楽書き雑記「スイレンやゴクラクチョウカ=鶴舞公園のミニ温室」

  • 楽書き雑記「攻防。カマキリとアゲハチョウ」

      庭に咲くオミナエシの茎に止まるカマキリがいました。花に虫が寄ってくるのを待っているのでしょう。カメラで昆虫や鳥の生態を庭撮ったことはほとんどありませんが、窓際で本を読みながらチャンスを待ちました。約1時間後、アゲハチョウが飛んできました。下部の枝にある花房に数十秒ずつ止まって蜜を吸い、次の花房に移って同じことを繰り返しています。カマキリも気づいたようですが、まだ動きません。しばらくしてアゲハチョウが花房の多いてっぺんに移りました。カマキリがゆっくり向きを変え、茎を登ります。スローモーションのシーンを見るようです。大きめの花房の下に身を隠すようにして動きを止めました。待ち伏せポイントを決めたようです。アゲハチョウもカマキリに気づいているのでしょうか。カマキリがいる花房はパスして下部の花房に移り、中部の花房へと...楽書き雑記「攻防。カマキリとアゲハチョウ」

  • 楽書き雑記「名古屋市緑化センターの『秋の七草展』を見てきました」

    ハギススキクズ名古屋・鶴舞公園の市緑化センターで「秋の七草展」(12・13日)を見てきました。萩(はぎ)、尾花(おばな=すすき)、葛花(くずばな=くず)、撫子(なでしこ)、藤袴(ふじばかま)、女郎花(おみなえし)、桔梗(ききょう)。それぞれ品種が違うのを鉢植して数点ずつ展示してあります。もちろん即売コーナーもあり、僕はオミナエシ(女郎花)と同属で、オミナエシという和名の起源になったといわれる白い花の苗を買ってきました。その名はオトコエシ(男郎花)です。ナデシコフジバカマオミナエシキキョウ 買ってきたオトコエシ(男郎花)です楽書き雑記「名古屋市緑化センターの『秋の七草展』を見てきました」

  • 楽書き雑記「名古屋らんフェア&食虫植物フェア2020」

    名古屋の久屋大通庭園「フラリエ」で、「名古屋らんフェア&食虫植物フェア2020」を見てきました。新型コロナのため半年延期されての開催。関係者の一人は「迷いましたが、何とか開くことができました」とホッとした表情でした。14日(月)まで。会場の大温室「クリスタルガーデン」には、名古屋愛蘭会などのメンバーらが丹精込めて育てた色、形さまざま洋らんを展示。和名の「ウツボカズラ」で知られ、東山植物園の温室などでも人気のある食虫植物「ネペンティス」の仲間たちも並んでいます。でも、秋に入った今は開花中のランは少なめ。春の展覧会に見られるような豪華さや華麗さは乏しく、会場内はどうしてもこれから咲く苗などの即売が目立ちます。しかし入場者は先刻承知。「ランは難しそうだけど、挑戦してみようと思ってきた」「毎日ワクワクして眺めた蕾が咲い...楽書き雑記「名古屋らんフェア&食虫植物フェア2020」

  • 楽書き雑記「草花も『臨休明け』で増やす花数」

     厳しい残暑の中にも秋を感じるようになって、草花たちも生気を取り戻したようです。名古屋市農業センターの宿根草園を覗くと、猛暑の間は「臨時休暇」状態だった花が一気に花数を増やし始め、秋風に揺れていました。フロックス、ガウラ、キキョウ。いずれも花期は初夏から晩秋まで。かなり息の長い花で暑さにも強いですが、さすがに連日の猛暑の中では花数を減らし、うつ伏せ気味になって萎れた花殻が目立つ状態でした。しかし最高気温が35度を下回り始めると、待ちかねていたように復活。初夏の花園の時と同様、今度は秋の花園を彩ってくれます。フロックス ガウラ キキョウ楽書き雑記「草花も『臨休明け』で増やす花数」

  • 楽書き雑記「拾われ戻ってきた新調したばかりの眼鏡」

     コロナ・長梅雨・猛暑・大型台風――。気の重い歳月が続いていますが、この間にもうれしい体験は少なくありません。名古屋の東山動植物園内で新調したばかりの眼鏡を落としたものの、拾われて戻ってきたのもそのひとつです。僕は眼鏡をいつもかけているわけではありません。普段は上着の左上の内と外にあるポケットに差し込み、新聞を読んだり、メニューや時刻表などを見る時に出し入れしているのです。この習慣は眼鏡が必要になった30年前から変わっていません。もっとも近年はブログ執筆などパソコンの利用で眼鏡をかける回数が大幅に増えましたが・・・。だからかがんだ時に落としたり、飲食店のテーブルに置き忘れたり。眼鏡店に「一番安いのでいいから」と駆け込んだことが何度かあります。家内や友人の「ケースに入れて持ち歩けばいい」とのアドバイスにも「面倒だ...楽書き雑記「拾われ戻ってきた新調したばかりの眼鏡」

  • 楽描き水彩画「味噌蔵の庭①」

     教室で出掛けた岡崎市の八丁味噌製造現場の風景です。味噌蔵と味噌蔵の間にある広い庭に、木桶と重石が並んでいます。次の仕込みに向けて、木桶のタガのゆるみや底板のメンテナンスもあるようです。熟成中の現場では、木桶の上に積み上げられた重石は丸い形がほとんどのように思えましたが、よく見ると四角形や三角形などもあります。バランスよく円錐形に積み上げるには、形の異なる石でなければならないでしょう。地震でも重石が崩れたことはないそうです。6㌧の味噌が入った高さ、直径各2㍍の木桶の上へ積む石は約3㌧。職人たちは「石には顔がある」「石を載せるのではなく積むのだ」と言い、石積みができるようになるには10年ほどの経験が必要、と聞きました。楽描き水彩画「味噌蔵の庭①」

  • 楽書き雑記「猛暑を乗り切った道端の雑草たち=中断していた散歩を再開」

     コロナによる遠出自粛もあって、ちょっとした雑草ブームだそうですね。雑草図鑑が重版を重ねたり、ゲームソフトにも雑草が登場したり。僕も猛暑で中断していた自宅周辺の散歩を再開、道端の雑草に初秋を感じています。宅地開発された用地の斜面や池の堤防は、勢いよく伸びた秋の七草のクズやススキが覆っています。クズの蔓にはピンクの花が咲き、ススキも穂の色などが違う幾つかの品種が秋を感じる風に揺れています。子どものころネコの鼻先にかざして遊んだネコジャラシ(エノコログサ)の仲間や、何本もの細長い花穂を何本も大きく広げるメヒシバがあちこちに。傍らの地面には、青い小さなチョウのような1日花を咲かせるツユクサがへばり付くように広がっています。蔓性のヘクソカズラが他の植物を覆うように蔓を広げ、小さなロウト状の花を咲かせています。それにして...楽書き雑記「猛暑を乗り切った道端の雑草たち=中断していた散歩を再開」

  • 楽書き雑記「名古屋市農業センターと我が家の庭のワタの花」

     名古屋市農業センターのワタの花が次々咲いています。今年は初めて自宅の庭でもワタを育てているのですが、自分の「ど素人といい加減さ」を思い知らされています。農業センターのワタは温室裏の畑に25株ほど。草丈が150~180㌢ほどに伸び、フヨウやハイビスカスに似た花が7月中旬ごろから1つ2つと開花を始め、猛暑の中で毎日いくつも開いています。花はその日にしぼんで赤くなってしまう1日花。花後1カ月もすればワタの球が生まれます。自宅庭のワタは家内がもらってきた種から苗をつくって露地植えしたのですが、農業センターのワタとは比較になりません。写真では分かりにくいですが、こちらの6本の草丈は50~60㌢ほど。茎の太さ、葉や咲いた黄色い花もことごとく農業センターにあるワタの半分か3分の1以下の大きさです。ワタの品種は矮性種も含めて...楽書き雑記「名古屋市農業センターと我が家の庭のワタの花」

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