先日、ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)を覗いた折、ちょいとばかり足を延ばして久しぶりに旧新橋停車場鉄道歴史展示室を覗いたのですが、ちと他のことにかま…
興味の赴くままに見聞きするあれやこれやを綴ります。
本を読みます。映画を見ます。芝居もミュージカルも見ます。クラシック音楽を聴きます。絵を見に行きます。旅にも行きます。そして、まじめな話もします。
東北地方を貫流する北上川は石巻でもって海へと注いでいた…という名残りの旧北上川が石巻にはあるばかりですが、その中洲に石ノ森萬画館はあったわけですね。それが故で…
宮城県石巻市の石ノ森萬画館に立ち寄って、ひとしきり『サイボーグ009』の話になってしまいましたですが、展示スペースを進んでいってもう一つ、石ノ森章太郎の代表作…
宮城県石巻市、旧北上川の中洲に佇む旧石巻正ハリストス正教会教会堂に立ち寄って震災の記憶と、もしかしたら石巻に残る?キリスト教の記憶といったものに思いを馳せたわ…
JR石巻線の渡波駅では、「渡波駅前」というバス停が文字通りに駅の真ん前(つまりは駅前ロータリー内とか)には無いということに、少々戸惑ったわけですけれど、これは…
宮城県慶長使節船ミュージアム詣での最後に映像シアターのお話をしましたときに、「このタイミングで見ておかないと帰りのバスに間に合わなくなるという差し迫った事情も…
奥州宮城仙石線沿線紀行 復元船サン・ファン・バウティスタ号編
宮城県慶長使節船ミュージアムにたどり着いてここまで、高みから見下ろすばかりであったサン・ファン・バウティスタ号ですけれど、ようやっと屋外広場に出て復元船を見上…
渋谷まで國學院大學博物館を覗きに行きましたので、またまたそのついでに立ち寄ったところのお話を。國學院の博物館には何度も立ち寄っていながら、実はその至って近くに…
さてと、宮城県慶長使節船ミュージアム(サンファン館)にあって、ようやっと目玉の展示物を間近で見ることに相成りました。慶長遣欧使節の一行を乗せて、太平洋の荒波の…
東京オペラシティのヴィジュアルオルガンコンサートを聴きに、初台まで(多摩から)出かけていったついでで、渋谷に足を向けてみたのですなあ。100年に一度とかいう触…
1615年10月25日、使節はついにローマに到着します。特別な対偶をけて入市式が行われました。ラッパを吹き鳴らす兵士を先頭に貴族や騎士らが華やかな列をつくり、…
2024年の演奏会納めは、東京オペラシティのヴィジュアル・オルガンコンサートでありました。年末=第九で〆るという方も多かろうとところながら、これを恒例とするの…
奥州宮城仙石線沿線紀行 慶長遣欧使節 スペインからローマへ編
伊達政宗の命を受けて、1613年10月に仙台藩領月浦を出航した慶長遣欧使節は、太平洋を横断し、メキシコを陸路で越えて、さらに大西洋も渡り切り、いよいよスペイ…
さてはて、偏西風に乗ったサン・ファン・バウティスタ号は(航海中はいろいろ大変なこともあったでしょうけれど)太平洋を横断、慶長遣欧使節の一行をメキシコのアカプ…
ちょいと前に特別展「変わる高さ、動く大地-測量に魅せられた人々の物語-」@東大駒場博物館を覗いた際、展示解説にまつわる「参考文献リスト」が館内で配付されていた…
宮城県の石巻駅近辺では石ノ森章太郎の漫画キャラばかりが目立っていたように言いましたですが、実は駅頭(の隅っこ)にはかようなオブジェもありましたなあ。慶長遣欧使…
ということで、JR山手線鶯谷駅が最寄りとなる台東区立書道博物館を訪ねたというお話はようやっと、企画展『漢字のはじまり』を振り返ることになるのでありまして(会期…
年末の恒例として、「第九」の演奏会を聴いてきたのでありまして。ですが、聴きに行きたくて聴いたわけではなしに、読響の年間プログラムで毎年12月は「第九」と決め打…
宮城県石巻市にある慶長使節船ミュージアム(サン・ファン館)を訪ねてみたわけですが、使節を送り出した伊達政宗が紹介された後には、いよいよ使節そのもののお話となっ…
いわゆる谷根千(谷中根津千駄木)地域、取り分け谷中銀座とか夕焼けだんだんとかは昭和の日本を感じさせるからであるのか、外国人観光客にも人気があるようで。先に訪ね…
ちょいと前に知り合いから、「私も(定年前に)退職しました」とはがきをもらったのですなあ。いくつか年下なので、ちょうど自分が退職した年齢ぐらいに追いついたところ…
石巻湾に通じる水路に沿って行きさえすればたどり着けるものと思い込んでいたサンファンバーク。さりながら、実際には登り坂をずんずん進まねば到達しない山の上だったわ…
石巻駅前からマンガロードを辿って行けば、自ずと石ノ森萬画館に至る…のではありますが、漫画目当てで石巻まで赴いたのではないものですから、続きはちと先へ送るといた…
おそらくは中学の頃でありましたか、「いんしゅうしんかんずいとうそうげんみんしん」という呪文のような言葉がすっかり頭に刷り込まれてしまいまして。歴史というより社…
さて、牛たん弁当の一夜(?)を過ごしたのち、いよいよ石巻の町なかへと繰り出すことに。前日に仙石東北ラインで石巻駅に到着早々、思った以上に「漫画で町おこしである…
ちとこの辺で、宮城県へ出かけるにあたって旅のお供にと考えた一冊のお話などを。 もともと、先々月に出かけた鳥取・三朝温泉でゆっくりと湯治する際のお供に「なにかし…
さてと、石巻の町なかを歩き廻る前の日、早めにホテルに到着して、さぞかし晩飯は石巻の旨いものを食して…と思われるかもしれませんですが、さにあらずだったのですなあ…
どうにも宮城へ出かける前の積み残し話題が続きますが、その中でもちょいと前の話になってしまいますなあ。11月17日に有楽町朝日ホールで開催された古代出雲文化シン…
仙台では取るものも取り敢えず、一点突破で島川美術館を訪ねたわけですが、その後は(タイトルどおりに)JR仙石線の沿線をうろちょろすることに。まずは向かったのは石…
これもまた、宮城へ出かける直前に読み終えていた本のお話になりますが、真保裕一『百鬼大乱』という一冊でありまして、室町期の関東情勢は複雑怪奇とでもいうようすを、…
このほど宮城県へ行ってきたと言って「仙台はスルー」と先に豪語?したにも関わらず、実は一カ所だけ立ち寄ったのでありまして(苦笑)。もちろん、AER展望テラスのこ…
ちと宮城への旅が間に挟まって、先日出かけたトッパンホールついでの印刷博物館のお話がすっかり遅くなってしまいまして。トッパンホールのランチタイムコンサートも博物…
「ブログリーダー」を活用して、joshさんをフォローしませんか?
先日、ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)を覗いた折、ちょいとばかり足を延ばして久しぶりに旧新橋停車場鉄道歴史展示室を覗いたのですが、ちと他のことにかま…
いやはや、何やら凄い小説に遭遇してしまったものであるなという印象が。「凄い」という形容の仕方がどうにも安直に過ぎて、我ながら情けなくなる表現ではありますが、角…
ちょいと前に放送されたEテレ『ドキュランドへようこそ』を(録画で)見ていて、始まりのところはちとしみじみと…。「人並みの幸せを手にしたはずの52歳。しかし2人…
この間覗いた信託博物館でもって、近隣ミュージアムの案内のひとつとして見かけたのが「金融ミュージアムOtemachi」のリーフレットでして。信託博物館が三菱UF…
1937年の古い映画ながら、音楽映画としては夙に知られた『オーケストラの少女』。中学生の頃からいつかは見るだろうと思ってはいたものの、今のようなVODなど無い…
先日に訪ねた「市谷の杜 本と活字館」は大日本印刷の企業ミュージアムであったわけですが、同社がらみの公益社団法人DNP文化振興財団ではグラフィックデザインの専門…
続くときには続くもので、ここ数日でTOPPANホールとミューザ川崎と、ランチタイムコンサートに出かけましたけれど、今度は東京オペラシティコンサートホールの「ヴ…
ちょいと前に近隣図書館の新着図書コーナーで『ビジュアル版 一冊でつかむ 古代史と豪族』という本を見かけて読んだわけですが、これを返しに行ってみますと、同じコー…
昨日は退院する父親を迎えにいったわけですが、顔を合わせて開口一番、「よっ!」と元気なご挨拶。いやはや、この間の救急車騒ぎはなんであったのか?という気にもなりま…
東京駅前の丸の内の一角に日本工業倶楽部会館というレトロな外観を残したビルが建っておりますな。1920年(大正9年)に竣工した会館は「実業家の親睦を目的とした社…
トッパンホールに出かけたなればやっぱり立ち寄ってしまう印刷博物館…といっても、今回はちとケツカッチンだったもので博物館本体の展示には立ち入れず、無料の併設施設…
かなり前にはなりますけれど、『伝説の企業家~アメリカをつくった男たち』というアメリカのドラマを「ヒストリーチャンネル」で見ましたけれど、「これも同趣向であるか…
…バッハと言えば古臭く、また有名曲である「主よ、人の望みの喜びよ」などと言われた日には些か手垢が…などと思ってしまうものの、伴奏音型でこれだけ聴かせる曲も珍し…
ちょいと前に東京の下町方面へ出かけたついでで、小さなスポットに立ち寄ることに。場所はJR総武線の錦糸町駅から歩いて少々、錦糸公園の中にある墨田区立総合体育館で…
先日読んだ吉村昭の小説『夜明けの雷鳴』では、主人公の医師・高松凌雲らを随行に、将軍の名代として徳川昭武が出向いたパリ万博(1867年)のようすを紹介しておりま…
先ごろ訪ねた「JICA地球ひろば」の展示では世界に現前する課題としてさまざまな項目が挙がっていたわけですけれど、その中で「食」の問題はヨソサマの問題とばかり行…
近隣公民館の催しとして開催された「多文化共生講座」を覗いてきたのでありますよ。取り上げられていたのはグリーンランドでして、彼の地を舞台とする映画の上映とグリー…
先日訪ねた「三鷹市吉村昭書斎」では、展示の年表から吉村が学生時代に重篤な肺病によって肋骨5本を切除するような大手術を受けた…てなことを知るところとなりましたで…
先ごろ都心に出たついでに立ち寄ったと申しました大日本印刷の企業ミュージアム「市谷の杜 本と活字館」ですが、そのほんの近所に思いがけず「こんな施設もあったのであ…
振れば土砂降り、晴れれば酷暑、これでほんとに梅雨かしらむ…てな戯言でもってこぼしたくなるようなヘンテコな気候、天候ではなかろうかと。ま、今年に限った話ではあり…
京都・伏見に出かけて淀川のあたりをうろちょろしたわけですけれど、土地勘が無いということはこういうことなのでしょうなあ。伏見の市街に近い京阪中書島駅は京阪本線と…
朝は伏見稲荷大社の稲荷山をひと巡り、その後踵を返して淀川三川合流域を歩き廻ってさらに石清水八幡宮の山登りをして…と、伏見を間に挟んで京阪電車でもって右往左往し…
久しぶりにくくっと惹かれるものを感じて、府中市美術館に出かけて来たのでありますよ。開催中の展覧会は「Beautiful Japan 吉田初三郎の世界」というも…
石清水八幡宮のある男山からの下山に際して、参道ケーブルの山上駅があまりにひっそり閑していたたまれず、取り敢えず乗ってみるかと思ったお話の続きでありますよ。がら…
さても穏やかな心持ちで石清水八幡宮に参拝を終えましたのち、今度は山下りということになりますですが、ちとその前に御本社の裏の方に展望台があるということですので、…
読響演奏会@東京芸術劇場を聴いてきたのでありまして。この日の演奏会のことを話題にするならば、まずは角野隼斗の登場を挙げるべきなのでしょうなあ。TVなどでも露出…
さて、京都府八幡市にあります石清水八幡宮に来て、参道(表参道をと思っていましたら、いつしか中参道とやらに紛れ込んでおりましたが…)を登り詰め、男山の山上にある…
さて、京都(の外れ)の石清水八幡宮に赴いて、先に伏見稲荷大社で稲荷山をひと巡りしたことでもあり、いささかのこだわりを持って参拝には表参道を登り詰めてと考えてい…
京都・八幡市の上津屋流れ橋には、たまたまタイミングよく渡れるようになったところで訪ねることができたわけですが、これも何かの縁でしょうから、やっぱり石清水八幡宮…
ひと頃は音楽ジャンルのひとつに間違いなく「映画音楽」というのがありましたですなあ。昔はよく聴いていたラジオのFM放送でも「今日は、映画音楽の特集です」てな番組…
桂川、宇治川、木津川の三川合流域にある淀川河川公園背割堤地区をぶらりとして、一旦は京阪電車の石清水八幡宮駅に戻ってまいりました。すでに昼飯どきには些か遅れを…
…ということで、京都府八幡市にあります「淀川三川郷流域さくらであい館」の展望塔に上り、木津川と宇治川の間に延びる背割堤を眺めやって、この突先まで行けるだろうか…
いささか毒気(伏見稲荷大社の混雑具合)に当てられ、這う這うの体で逃げ出したわけですが、京阪電車に乗って移動した先は伏見を通り越して京都府の外れ、八幡市でありま…
こんなに来る人がいるのであるか…と驚かされた伏見稲荷大社でしたけれど(といって、訪ねた中の一人ということにはなりますが)、そこではおそらくおみくじを引いて帰っ…
京都・伏見にやってきたのなら…と、ついうっかり足を向けてしまった伏見稲荷大社。早めに出向いたものの、徐々にぞわぞわとしてくる境内のようすにインバウンドを目の当…
京都・伏見を流れる東高瀬川を眺めつつ、今回は京都の町なかには近寄らない…、往路の京都駅近辺のようすを見ただけでも混雑必至であるからと思っていたわけですが、確か…
信州の入笠山で山歩きをしてきたお話が長くなってしまってますが、最後の最後にすずらん以外の花のお話を…といって、やおら花ではないことに触れることに。何せ入笠山の…
さてとお話は、京都・伏見の十石舟遊覧で戻り舟を待つ間に三栖閘門資料館を覗いた…ということの続きです。資料館や周辺を見て回って、あっと言う間に戻り舟が迎えにやっ…
信州・富士見町の入笠山は花の宝庫であるということで、ゴンドラリフトに揺られてたどり着いた山頂駅からしばし山道を歩いてきたところからお話の続きということで。 …