ボトックス療法についてね。 どのようなときにというと筋肉が痙縮等で関節が動かしにくくなったときのようです。 簡略的な説明は「ボツリヌス菌毒素を神経筋接合部に注射して運動神経系興奮ニューロンからアセチルコリンが分泌されないようしてその筋肉を緩めること」かな。 ボツリヌス菌毒素と破傷風菌毒素をなぜかセットで考えると痙縮などがわかりやすいかな。 どちらも運動神経系神経に作用します。 ボツリヌス菌毒素は興奮ニューロンからアセチルコリンの分泌を阻害します。 破傷風菌毒素は運動神経系抑制ニューロンに作用して抑制性神経伝達物質の放出を阻害して興奮ニューロンが興奮したままの状態にしてしまいます。 破傷風菌毒素による症状が重症になると脳卒中後の痙縮や陽性徴候などと見ていますというかそっくりのこともね。 ということは抑制ニューロンが働いていないから痙縮等になると考えられるわけ..