月桑茶道教室では、随時お弟子さんを募集しております。 ■月桑庵の特徴①点前偏重はしない 月桑庵のモットーは「主客を大事にする」です。 主客というのは「亭主=…
都流茶道教授 月?宗地のblogです。 茶道に関係ないことも書きますが、最近は茶道のことばかりです。
都流は創流百年弱の流派ですが遠祖は荒木村重(道薫)です。茶風は「流れるような優雅さ」とされています。 初代荒木宗仙が「大衆への普及」を目指して創流されました。 趣味で和歌を詠みます。 月?(げっぽ)が雅号、宗地(そうち)が茶名です。
茶道をしているとよく耳にする「本物」。 贋作は当然偽物ですが、本物という言葉には偽物ではないものというニュアンスはないように思います。 そこで本物とはな…
藤田美術館の国宝「曜変天目茶碗」を特別鑑賞!その美しさは宝石のようリニューアルのため、2017年6月に一時閉館した藤田美術館。今回は建て替えを待つばかり…
前に購入した次郎棗、由来が不明であったのですが、つとネットサーフィンをしていて「寿老棗」を見つけまして「あ!」と声を挙げてしまいました。 「じゅろう」と「じ…
茶盌彫り絵の会に伺った際、京王百貨店の茶道具売り場で天目仕覆を見かけました。 乱飾りの真行草でいえば、行と草しか相伝されていないのですが、真も存在すること…
10月末からおこなわれる吉村楽入先生の個展に先駆けた企画、茶盌彫り絵の会に行ってきました。 『【展示会】作陶40周年記念 萬福堂 吉村楽入 茶陶展 in京王…
【募集】第九十三回茶会体験教室「葉月の『お茶会へ行こう』9/23」
_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/「抹茶は甘い飲み物です」_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ お抹茶に抱くイメージってどんなものがあ…
【和歌】あと二日 早く咲かばと 嘆きぬる 朝が涼しと 貴船菊とて
あと二日 早く咲かばと 嘆きぬる 朝が涼しと 貴船菊とて#貴船菊 #秋明菊 #菊の仲間ではなくアネモネの仲間 #和歌 #短歌 #花を見たら歌を詠む pic…
本日は旧暦七月十九日、甲辰年壬申月戊午日。二十四節気、第十四の処暑です。 少しずつ朝夕の秋風が心地よくなってまいりました☆彡☆彡☆彡 『暦便覧』では「陽気と…
【茶道】唐物点前の不思議~平唐物の点前はなんのためにあるのか?
Twi友のWAさんと話していてよく出るのが「唐物点前ってなんで唐物を畳に直置きするんだろう」という話です。 ウチの流派だと、小帛紗を敷いて盆の代わりにする…
【教室】第九十二回茶会体験教室「文月の『お茶会へ行こう』8/18~レポート~
今回は、Twi友の湖都子さんを迎えての「お茶会へ行こう」でした。 筆返しのついた及台子に乱れっぽい飾りつけで、乱盆がないので、四方盆で点前をやりました。 …
お盆休みの間、道具出しをして、折角なので及台子の稽古を。 そこで感じたのは「寄せ皆具であっても格を高める道具もあれば、格を下げる道具もある」ということでし…
本日は旧暦七月十五日、甲辰年壬申月甲寅日、中元です。 中元とは、道教に由来する年中行事で三元の一つです。 旧暦七月十五日が中元で、贖罪の行事が催され、死者の…
今日は旧暦の盆入り、旧暦七月十三日です。 旧暦の盆は七月十五日。 御盆というのは七月十五日を中心に行われる仏教の「盂蘭盆会」が神道などの祖先信仰の神事と習合…
本日は旧暦七月七日、甲辰年壬申月丙午日、七夕の節供です。 七夕は「棚機(たなばた)」や「棚幡」とも書き、元からあった日本の棚機津女(たなばたつめ)の伝説と結…
【特別展】県立金沢文庫 特別展 茶の湯以前―中世鎌倉の「茶」―
特別展 茶の湯以前―中世鎌倉の「茶」─ - 藤沢市市民活動推進センター7/26~9/23 PDF情報No.112091 日本文化を代表する「茶の湯」。その成…
よく「許状(相伝を受けて良いという許しをしたためた書状のこと)を持っている人の前でしか披露できない」というルールとともに「平点前しかない」とも聞きます。 …
東京大茶会2024を開催します! 東京大茶会は誰でも気軽に楽しめる大規模なお茶会です。 10月19日(土)、20日(日)江戸東京たてもの園 10月26日(…
本日は旧暦七月四日、甲辰年壬申月癸卯日。 二十四節気では第十三、立秋です。 いよいよ本日から秋ですね。 数日前からツクツクボウシの声が強くなって、トンボも…
墨東清友館さんの出物カタログで購入した建水です。 漆桶は「うるしおけ」と読みますが、仏教語で「しっつう」とも読みます。 漆桶(シッツウ)とは? 意味や…
本日は旧暦七月一日。甲辰年壬申月庚子日。 旧暦では、初秋となりました。 そしてもうすぐ残暑。暑いことには変わらないのですが、もう少ししたら朝夕は大分涼しい…
本日は旧暦六月末日。 本来は旧暦六月晦日に行われる犯した罪や穢れを除き去るための祓えの行事。現在は新暦6月30日と12月31日に行われています。全国の神社で…
新しいWeb小説投稿サイト『ネオページ』。香港発らしいですが、登録してみました。 数寄の長者~戦国茶湯物語~竹馬之友篇 月桑庵曲斎 ネオページ歴史改変も…
議論を喧嘩だと受け取る人が居ます。 私はそういうタイプではないし、疑義を提議するタイプなのですが「大人気ない」などとわざわざコメントしてくる人も居ます。 …
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月桑茶道教室では、随時お弟子さんを募集しております。 ■月桑庵の特徴①点前偏重はしない 月桑庵のモットーは「主客を大事にする」です。 主客というのは「亭主=…
茶入がようやく25個になりました。 これで、毎年同じ茶入を使わないですみますかねw月毎に分けると正月(初春・孟春)■京瀬戸 茄子 桶谷定一作 仕覆・今春金襴…
購入元:ヤフオク購入額:★☆ 超絶破格のゲット品です。 ホントにこんな金額でよく落札できましたよね……(驚愕) こちらは金森宗和の依頼で、野々村仁清が制作し、…
購入元:ヤフオク購入額:★★★ 別名・重ね棚とも呼ばれる遠州の風炉用の大棚。 幅は真台子小よりやや小さく、83.5cm。奥行きは31cmで、やはり小さいです。…
本日は旧暦六月七日。 半夏生は雑節の一つで、半夏(烏柄杓)という薬草が生える頃とされます。また、半夏生(片白草)の葉の半分が名前の通り白くなって化粧している…
購入元:ヤフオク購入額:★☆ 仕覆はよく見えませんが、茶入は蛙目【がいろめ】がたくさんでている面白い信楽です。 残念ながら今井桂秋という作家さんのことは全…
_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/「抹茶は甘い飲み物です」_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ 今回は100回記念なんですね! お茶会…
月桑茶道教室では、随時お弟子さんを募集しております。 ■月桑庵の特徴①点前偏重はしない 月桑庵のモットーは「主客を大事にする」です。 主客というのは「亭主=…
購入元:ヤフオク購入額:★★★★★★★★★★火消壺は、炭火を入れて蓋を閉め、空気を遮断することによって火を消す容器のことです。 利休形は、黒い瓦焼で、長方形の…
購入元:ヤフオク購入額:★☆ 薄茶器の最古の金輪寺に次いで古い臨器(西大寺茶器)を入手しました。 これの溜塗が紹鷗好ですが、これは西大寺で使われていた物と同じ…
江戸時代に行われた節供の一つで、旧暦六月一日に行われました。 前年の冬に雪水で作った折餅(へぎもち)または氷餅を祝って食べた。氷餅の祝とも。 氷の朔日ともい…
本日は旧暦六月一日、水無月朔日です。 六月といえば水無月というお菓子を思い浮かべますが、やはりどこの和菓子屋さんも新暦で発売されるので、どうにも旧暦の水無…
大分遅くなりましたが、端午の節供の設えで「お茶会へ行こう」を催しました。 前回来てくださったTMさんに、初めてのSSさんをお迎えし、常連のWAさん、YNさ…
夏・秋・冬と来ましたので今度は春です。旧暦正月2月(高麗台子)紫三島皆具 寅・松 万代屋釜/朱塗老松 袋棚 武野紹鴎好 染付捻梅 高麗卓 宗旦好…
月桑茶道教室では、随時お弟子さんを募集しております。 ■月桑庵の特徴①点前偏重はしない 月桑庵のモットーは「主客を大事にする」です。 主客というのは「亭主=…
本日は旧暦五月廿六日。二十四節気の第十、夏至です。 夏至とは一年で最も昼が長い一日です。 春分と秋分の丁度中間にあたり、この日に夏が極まる=春の気がなくなる…
秋も終わりましたので、今度は冬です。11月(爪紅台子)仁清金襴皆具 ※亥・紅葉 撫肩姥口釜/呂色塗 丸卓 志野棚 水指棚即中斎好 洞棚今…
昨日は夏を考えましたので今日は秋。旧暦七月8月(及台子)唐銅琉球風炉 申・萩 浅葱交趾紅鉢風炉✕車軸釜 短冊箪笥 糸巻棚 釣瓶大板 大鉢…
月々の道具は安定してきました(買い足してて増やし過ぎなんですが)ので、そろそろ掛軸を増やしたいですね。 目指せ!掛軸60幅。 え?wwww やはり、棚…
歴史小説を書いていく中で、庶民が日常的に飲んでいたものはなんだろうか?というと、水なのですが、そこから抹茶というのはかなり隔絶していて、誰でも飲めるものでは…
とりあえず、暫くの間、紙釜敷を購入していこうと思います!w 紙釜敷は、本来釜を載せるためのものですが、香盒を荘【かざ】※る台としても使います。 炭手前を…
購入先:ヤフオク購入価格:☆ 中村陶彩作の種壺水指です。 種壺は備前・信楽・伊賀などの焼締や自然釉の壺を水指と見做して点前に用いたものです。種籾などを入れたと…
こちらは次回作の予定で、現在書いている本編の前の時代を四人の主人公を軸に書こうと思っているネタです。 そもそもなんで歴史小説なの?といいますと、子供の頃から…
無我の境地というと「私心なく執着を離れた無心な心の状態」を意味しているのですが、辞書などでは「自分の存在を意識しない状態。忘我の境地。」と説明されています。…
本日は旧暦五月廿六日、甲辰年庚午月丙寅日。雑節の『半夏生』です。 古くは夏至からおよそ十一日目とされていましたが、現在は太陽が黄経100度の線を越える日と…
_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/「抹茶は甘い飲み物です」_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ お抹茶に抱くイメージってどんなものがあ…
つややかにほころびてなほ夏椿白きはなびらやはらかに揺れ 夏椿と書いていますが、厳密には姫沙羅【ヒメシャラ】なので、夏椿の仲間です(そのものではありません)。…
夏至も過ぎましたので、暑中も近くなり、そろそろ切合風炉の時期ですね。 切合風炉というと、代表的なものが唐銅朝鮮風炉です。 多くが真形釜が添えられていて、よ…
霙点前は【みぞれてまえ】と読みまして、月桑庵オリジナルの点前です。 師匠に許しを得て、披露しております。 どういうことかというと ・水の代わりにかき氷を…
購入したときからグラグラだった小四方棚の鰭板がポロポロ取れるようになってきましたので、新調することに。 前のものに比べて溜塗の部分が濃いので爪紅がはっきりと見…
湯桶【ゆおけ】 露地道具の湯桶を購入。 こちらは寒中に使う手水の替わりにする湯を入れておく桶のことで、湯桶石に置く曲の桶です。 割蓋で、提手が付き、手の両端が…
_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/「抹茶は甘い飲み物です」_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ お抹茶に抱くイメージってどんなものがあ…
本日は旧暦五月十六日、甲辰年庚午月丙辰日。二十四節気の第十、夏至です。 夏至とは一年で最も昼が長い一日です。 春分と秋分の丁度中間にあたり、この日に夏が極ま…
他流さんではあまり仰らないそうですが、当流では茶筅通しのときに「『こ』の字でぽん」というフレーズが出てきます。 『こ』の字でぽん検めて、ぽん検めて、ぽんしゃ…
第三章のプロットを書き終えて、ついでに第四章のプロットを作っておくかー!と書き始めてはたと気付きました。 武野紹鷗が帰郷する前、山科本願寺に武野紹鷗が手勢…
只今、第三章のプロットを詰めています。 私の場合、小説のプロットというのは物語の骨子になる事象を、書いていく順番に従って箇条書き(多少は文になることもありま…
昨日は端午の設えでの「お茶会へ行こう」でした。 人数が少ないので、他流さんの音を鳴らす駅鈴の扱いを見せていただきました。 面白い扱いですね!! たまにはやっ…
現在、アルファポリスの「第10回 歴史・時代小説大賞」に参加中ですが、ようやく、第二章 苞蔵禍心が書き上がりました。 昨年の惨敗に撤退しておりましたが、二…
昨日の記事では面中次の写真を載せて居なかったので、載せて置きます。比較用に茶桶棗も蓋の厚みが大分違いますね。上の面中次もやや上付なので、好があるのかも知れま…
我が家には誰の好みが不明な茶桶棗があります。茶桶棗には遠州好もあり、こちらは持っていませんが、仏器棗に似ており、時々ネットで間違っている商品名を見かけます(…