最近、料理番組なんかで使われている言葉の内、どうしても馴染めない言葉が「塩味」を【えんみ】と読むこと。 正しくは鹹味【かんみ】といいます。 鹹は【しおか…
都流茶道教授 月?宗地のblogです。 茶道に関係ないことも書きますが、最近は茶道のことばかりです。
都流は創流百年弱の流派ですが遠祖は荒木村重(道薫)です。茶風は「流れるような優雅さ」とされています。 初代荒木宗仙が「大衆への普及」を目指して創流されました。 趣味で和歌を詠みます。 月?(げっぽ)が雅号、宗地(そうち)が茶名です。
本日は旧暦八月十六日。 別名は「既望」といいます。 日本では十六夜(いざよい)と呼んで、中秋の名月とならんで月見をする日です。 十五夜が望月(もちづき)です…
今日は中秋。 十五夜です♪ 旧暦八月十五日の月のことを「中秋の名月」といいます。 時折「仲秋の名月」なんて表記を見ますが、これは間違いですので気を付けましょ…
本日は旧暦八月十四日。 仲秋の名月の一つである「待宵」です。 幾(ほとん)ど望月という意味で「幾望」ともいいます。 翌日の十五夜の月を待つ宵の意味で、小望月…
文化祭茶会で、配り会記といっしょに、待合で「お茶会へ行こう」「お茶事へ行こう」のチラシを配ろうかな?と思いまして、作成。 最初は配り会記の裏面に刷ろうと思…
茶盌などから異臭がすることがありますよね。 そんなときどうしたらいいか……と途方に暮れる方も多いと思います。 しかし、ここで俗説を信じて何かで煮てしまう人が…
フォローしている瀧川恵美子先生の個展が黒田陶苑で開かれるそうです。 行ってみたいですが、水屋作るまでは買えませんしねぇ〜。 いつかは手に入れたい作家さんです…
【茶会】令和5年9月31日(土)~10月1日(日) 板橋区文化祭茶会
板橋区文化連主催の板橋区文化祭にて板橋区茶華道連盟のお茶会・花展が催されます。 令和5年9月30日 (土)・10月1日(日)の両日です。 本年は10/1…
本日は旧暦八月九日。 二十四節気の第十八、秋分です。 秋分は「昼と夜の長さが等しくなる」日で、旧暦八月中に来ます。白露と寒露に挟まれた短い褝(ひとえ)の季節…
水屋見舞いっていつからお菓子になったのでしょうか。#水屋見舞 #茶道 #茶の湯 #本来は次第の拝見のための見料— 曲斎@都流/『数寄の長者〜竹馬之友篇〜』…
本日は旧暦八月七日。上弦の月。 上弦の月とは月入りのとき弓を張ったような形に見えるところからで、上の弓張りとも呼ばれるようになりました。 また、支那では…
茶の湯における物語とは、「主題との関連性」または「その道具の使われた理由」のことです。 勘違いをしている人が多いですが、由来があり次第が整った伝来の道具が並…
土・日・月(祝)と、三日間集中稽古(お弟子さんたちは分散していらっしゃいましたが)でした。 土曜日は宗靜先生、日曜日は石井さん、月曜日は小林さんと宗靜先生…
【茶会】令和5年9月31日(土)~10月1日(日) 板橋区文化祭茶会
板橋区文化連主催の板橋区文化祭にて板橋区茶華道連盟のお茶会・花展が催されます。 令和5年9月30日 (土)・10月1日(日)の両日です。 本年は10/1…
本日は葉月三日。三日月です。 旧暦は月齢なので、三日が三日月なんですね。 朏(みかづき)は「月」がようやく「出」てきたという意味だそうで、珍しく月(にくづ…
月には月齢に応じて、呼び名が変わっていきます。 特に旧暦八月は名月を抱えていることから特に八月の月を呼ぶことが多いとされます。 今日は旧暦八月二日。 陰暦二…
本日は旧暦八月一日。とうとう葉月になりました。 八朔とは八月朔日つまり、旧暦の八月一日のことです。 IMEで「ついたち」と変換すると「一日」のほかに「朔…
本日は旧暦八月一日、癸卯年辛酉月丙子。 八月朔日です。 一般には落葉が始まる「葉落ち月」から葉月になったとされていますが、ここまで紹介してきたように和風月…
数寄の長者〜竹馬之友篇〜|一般小説作品詳細|NOVEL DAYSあらすじ 〈竹馬之友〉篇 茶聖・千利休誕生の前年、将軍義稙公が出奔。天皇践祚の儀に将軍が列…
全部四文字に揃えたい! ずっとそう思ってきまして、色々試行錯誤して、ようやく目処が立ちました。 第二服 乳兄弟 ⇒ 同乳連枝 同気連枝 同じ気質の兄弟…
機神――戦国絡繰奇譚――外伝 ファンタジー小説 小説投稿サイトのアルファポリス神亀元年(724年)、陸奥国多賀城の地下で巨人の骸が発見された。それは…
【小説】『数寄の長者~竹馬之友篇~』第二章 苞蔵禍心 第十一服 相阿之庭
数寄の長者〜竹馬之友篇〜|第十一服 相阿弥之庭|NOVEL DAYSあらすじ 〈竹馬之友〉篇 茶聖・千利休誕生の前年、将軍義稙公が出奔。天皇践祚の儀に将軍が…
【茶会】令和5年9月31日(土)~10月1日(日) 板橋区文化祭茶会
板橋区文化連主催の板橋区文化祭にて板橋区茶華道連盟のお茶会・花展が催されます。 令和5年9月30日 (土)・10月1日(日)の両日です。 本年は10/1…
本日は旧暦七月廿四日、癸卯年庚申月己巳日。 二十四節気の第十五、白露です。 一気に涼しくなりましたね^^ 『暦便覧』では、「陰気やうやく重りて、露にごりて白…
洞庫(どうこ)というのは、点前座の左側(襖側)に置かれた棚で、壁の向こう側に道具を仕舞えるようになっているものです。 これを、旅箪笥(利休好・宗和好)で代…
【茶道】現在一般人が抱く茶道のイメージは誰が生み出したのか?
よく、茶道を習われていない方から、茶道のイメージは「黙ってなきゃいけないんでしょ?」とか「ずーっと正坐してなきゃいけないんでしょ?」と言われるのですが、これ…
「いの字3回、縦に手を振る。はい、茶筅を持たない!手の中で遊ばせる!」 私の指導はこういう感じ。 この「茶筅を持たない」というのは、特に独特であろうことは…
お茶会も近づいてきまして、花を買いました。 今年は季節が変なのか花が二ヶ月も早くに咲きすぎるなどが起きていまして、花を増やすことにしたのです。購入候補は水虎…
【茶会】令和5年9月31日(土)~10月1日(日) 板橋区文化祭茶会
板橋区文化連主催の板橋区文化祭にて板橋区茶華道連盟のお茶会・花展が催されます。 令和5年9月30日 (土)・10月1日(日)の両日です。 本年は10/1…
今日は旧暦七月十七日、癸卯年庚申月壬戌日。雑節の一つ「二百十日」です。 これは、立春から数えて二百十日の雑節で、この日は、八朔(旧暦8月1日)や二百二十日と…
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最近、料理番組なんかで使われている言葉の内、どうしても馴染めない言葉が「塩味」を【えんみ】と読むこと。 正しくは鹹味【かんみ】といいます。 鹹は【しおか…
茶道教室ってどんなところだろう?って思ったあなた! まずは見学してみませんか? どの教室でも見学ってできるんです(お弟子さんを募集していればですが)よ。…
横山宗顕の茶杓に『竹帛』という銘を付けています。 『【道具】横山宗顕作 大場鎮之竹 茶杓』 面白い茶杓を見つけたので入札しましたら、あまり有名でなかった…
昨日は、100回記念のお茶会へ行こうでした。 暫くお見えになられていなかった常連のOさんが久々にお見えになるとのことでしたが、金曜日に体調を崩されたとのこと…
月桑茶道教室では、随時お弟子さんを募集しております。 ■月桑庵の特徴①点前偏重はしない 月桑庵のモットーは「主客を大事にする」です。 主客というのは「亭主=…
購入元:ヤフオク購入額:★★★★☆ 接ぎのある、黄胡麻の景色が面白い古備前の茶入。 古備前とは、平安末期~室町後期(安土桃山を含まないかどうかで見解が分…
購入元:ヤフオク購入額:★ 毛織餌畚建水で、伝来形のものです。餌畚は持っていますが、伝来形ではない浄益形とよばれる方だったので、両方欲しいなーと思っていたら…
購入元:ヤフオク購入額:★★★★★★☆ ヤフオクをつらつら見ていましたら(いつものことですが)おおっ!と思ったのがこれです。 丸卓とか宗旦丸卓が似合いそうです…
水屋の増築スケジュールがほぼ確定。 9月後半~11月前半までの二ヶ月間、月桑庵の「お茶会へ行こう」をお休みすることになります。 そのため、8月・9月のお…
今日は小暑。二十四節気の第十一。 旧暦では六月十三日です。 夏も盛りから季(すえ)に入り、「暑中」と呼ばれる季節になります。小暑の次の節気が「大暑」で、小暑…
_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/「抹茶は甘い飲み物です」_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ 今回は100回記念なんですね! お茶…
月桑茶道教室では、随時お弟子さんを募集しております。 ■月桑庵の特徴①点前偏重はしない 月桑庵のモットーは「主客を大事にする」です。 主客というのは「亭主=…
茶入がようやく25個になりました。 これで、毎年同じ茶入を使わないですみますかねw月毎に分けると正月(初春・孟春)■京瀬戸 茄子 桶谷定一作 仕覆・今春金襴…
購入元:ヤフオク購入額:★☆ 超絶破格のゲット品です。 ホントにこんな金額でよく落札できましたよね……(驚愕) こちらは金森宗和の依頼で、野々村仁清が制作し、…
購入元:ヤフオク購入額:★★★ 別名・重ね棚とも呼ばれる遠州の風炉用の大棚。 幅は真台子小よりやや小さく、83.5cm。奥行きは31cmで、やはり小さいです。…
本日は旧暦六月七日。 半夏生は雑節の一つで、半夏(烏柄杓)という薬草が生える頃とされます。また、半夏生(片白草)の葉の半分が名前の通り白くなって化粧している…
購入元:ヤフオク購入額:★☆ 仕覆はよく見えませんが、茶入は蛙目【がいろめ】がたくさんでている面白い信楽です。 残念ながら今井桂秋という作家さんのことは全…
_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/「抹茶は甘い飲み物です」_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ 今回は100回記念なんですね! お茶会…
月桑茶道教室では、随時お弟子さんを募集しております。 ■月桑庵の特徴①点前偏重はしない 月桑庵のモットーは「主客を大事にする」です。 主客というのは「亭主=…
購入元:ヤフオク購入額:★★★★★★★★★★火消壺は、炭火を入れて蓋を閉め、空気を遮断することによって火を消す容器のことです。 利休形は、黒い瓦焼で、長方形の…
「土岐頼芸」呼び名論争に決着か よりなり/よりあき色々あるけど…振り仮名記載の古文書発見(岐阜新聞Web) - Yahoo!ニュース 室町末期の美濃守護・土…
梅雨明けや来たりて今日の蒸し暑さ空蝉樹に在りとほく聞こゆる ようやく梅雨明けになりそうですね。 梅雨明けは雑節にもないのですが、明けると灼熱地獄が幕開けます…
華流ドラマ『夢華録』という作品を観ておりまして、ここには茶芸と呼ばれる茶道のもとになった文芸がでてきます。 時代は、章献明粛皇后――つまり北宋の真宗皇帝の…
とある夜のTwitterスペースでのお話。 「歴史小説は難しくて」 というお声がありました。 歴史小説が難しいのには理由があります。 ・情報量が他の小…
f _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/「抹茶は甘い飲み物です」_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ お抹茶に抱くイメージってどんなものが…
江戸時代に行われた節供の一つで、旧暦六月一日に行われました。 前年の冬に雪水で作った折餅(へぎもち)または氷餅を祝って食べた。氷餅の祝とも。 氷の朔日ともい…
今日は小暑。二十四節気の第十一。 旧暦では旧暦六月一日、甲辰年辛未月辛未日です。 夏も盛(さかり)から季(すえ)に入り、「暑中」と呼ばれる季節になります。小…
本日は旧暦六月一日、甲辰年辛未月辛未日、水無月朔日です。 六月といえば水無月というお菓子を思い浮かべますが、やはりどこの和菓子屋さんも新暦で発売されるので…
とりあえず、暫くの間、紙釜敷を購入していこうと思います!w 紙釜敷は、本来釜を載せるためのものですが、香盒を荘【かざ】※る台としても使います。 炭手前を…
購入先:ヤフオク購入価格:☆ 中村陶彩作の種壺水指です。 種壺は備前・信楽・伊賀などの焼締や自然釉の壺を水指と見做して点前に用いたものです。種籾などを入れたと…
こちらは次回作の予定で、現在書いている本編の前の時代を四人の主人公を軸に書こうと思っているネタです。 そもそもなんで歴史小説なの?といいますと、子供の頃から…
無我の境地というと「私心なく執着を離れた無心な心の状態」を意味しているのですが、辞書などでは「自分の存在を意識しない状態。忘我の境地。」と説明されています。…
本日は旧暦五月廿六日、甲辰年庚午月丙寅日。雑節の『半夏生』です。 古くは夏至からおよそ十一日目とされていましたが、現在は太陽が黄経100度の線を越える日と…
_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/「抹茶は甘い飲み物です」_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ お抹茶に抱くイメージってどんなものがあ…
つややかにほころびてなほ夏椿白きはなびらやはらかに揺れ 夏椿と書いていますが、厳密には姫沙羅【ヒメシャラ】なので、夏椿の仲間です(そのものではありません)。…
夏至も過ぎましたので、暑中も近くなり、そろそろ切合風炉の時期ですね。 切合風炉というと、代表的なものが唐銅朝鮮風炉です。 多くが真形釜が添えられていて、よ…
霙点前は【みぞれてまえ】と読みまして、月桑庵オリジナルの点前です。 師匠に許しを得て、披露しております。 どういうことかというと ・水の代わりにかき氷を…
購入したときからグラグラだった小四方棚の鰭板がポロポロ取れるようになってきましたので、新調することに。 前のものに比べて溜塗の部分が濃いので爪紅がはっきりと見…
湯桶【ゆおけ】 露地道具の湯桶を購入。 こちらは寒中に使う手水の替わりにする湯を入れておく桶のことで、湯桶石に置く曲の桶です。 割蓋で、提手が付き、手の両端が…
_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/「抹茶は甘い飲み物です」_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ お抹茶に抱くイメージってどんなものがあ…