この大会は出場者がベテランの実力派揃いであるという一方で、審査員がお笑い好きの観客であるというのが、良くも悪くも大会の特徴になっていると改めて感じた。それは1点の重みが増してくる接戦になればなるほど結果を左右してくるわけで、しかし芸人側にしてみれば、そこに焦点を当ててネタをやることが果たして良いのかという迷いも、当然出てくるものと思われる。ちなみにこの審査システムの難しさについては、初回である2023年大会の感想で触れた。 radiotv.hatenablog.com今大会でその点について考えさせられたのは、初戦のツートライブvsモンスターエンジンの審査でマイクを向けられた観客が、審査基準とし…