アルザスのグラン・クリュは51もの畑が認定されており、さらに人気がないのか輸入アイテムも少ないので全体像を把握している人はかなり少ないと思われます。色んな土壌があってモザイクなどと言われますが、大まかに花崗岩系、石灰系、火山性土壌、砂岩・堆積物系の4つほどに大別できるようです。その中で品種と土壌の組み合わせで気になるものをチョイスしていけばいいのかな。あの畑が飲みたいとか言ってもろくに輸入されてない...
ツィント・フンブレヒト ピノ・グリ ランゲン・ド・タン クロ・サンテュルバン 2022
アルザスのグラン・クリュは51もの畑が認定されており、さらに人気がないのか輸入アイテムも少ないので全体像を把握している人はかなり少ないと思われます。色んな土壌があってモザイクなどと言われますが、大まかに花崗岩系、石灰系、火山性土壌、砂岩・堆積物系の4つほどに大別できるようです。その中で品種と土壌の組み合わせで気になるものをチョイスしていけばいいのかな。あの畑が飲みたいとか言ってもろくに輸入されてない...
ミシェル・グロ ヴォーヌ・ロマネ1er オー・ブリュレ2020
ミシェル・グロ、モノポールのクロ・デ・レアが有名な生産者ですがなんか昔から安いですよね?この安いというのが人気がない、あまり美味しくなくてそれなりなのか、良心的な生産者なのかその辺りの塩梅が難しい。ワインマニアはお金があって最上級の物を求めているので、それ以外、例えばネゴシアンの物なんかは軽視されがちだったりもしますよね。そしてそういう感覚も10年20年前のものだったりもするので、当時とは全く価格が変...
ロゼワインはフードフレンドリーで、春夏のからっとした晴れの日などに飲むにはいいなあと思います。ただしカジュアルなものは論外なので、シリアスロゼなどと言われるようなきちんとしたものが良い。ところが日本ではロゼワインは人気がないので、しっかりした比較的高めのものはあまり売っていない。特に最近だとナチュラルワイン系のものが多くてお話になりませんという感じでです。そんな中で昨年も飲んだフェルミエのロゼ。ア...
久々に不老泉。SNSで求人の話が流れてきて大変そうだったので……近くに住んでたらちょっとやってみたい気持ちがあるけど。現実的には雑用からだろうし季節労働だしハードルが高いよなあ。最近は杣の天狗が稼ぎ頭なんだってね。確かにあれは美味しかったけど、こういう蔵でも新酒うすにごりでないと売れないというのはつらいね。わりとたっぷりめの甘み。乳酸的なニュアンス、ビビッドな酸味。チャーミングで比較的飲みやすい味わい...
ジョナタン・ディディエ・パビオ プイィ・フュメ リュミナンス2022
ロワールも日本で見かけるアイテムが少ないのですが、わりと好きなのでよさげなのを見かけてはチェックしています。リュミナンスはキンメリジャン土壌でコンクリートタンク発酵、これに樽を使ったものがウーリトミーとかユートピアというキュヴェっぽいですね。スーッと爽やかさ、少しの青さとかミネラル、柔らかい表情の柑橘的な酸味などを感じさせる香り。そんなにフルーツ感が強いわけでなく、そっけなくてつまらないという人も...
Xでフォローしてる方のポストを見て。作というと僕は伊勢志摩サミットで売れたという印象が強くて。そこまで自分にハマった記憶がないのですが、流通と品質保持のために火入れしか出さなかったり、海外で売れてたりそんな印象。あと○○の智とかラインナップが良くわからないんだよね。ややとろみ強め。ライトなカプということになるんだろうが爽やかな香気もあるし、全体の調和からうるさくない。完成されている。甘さも程よく、甘...
久々に天明を飲もうかなって気がしたのですが、近年の天明の方向性があまり好きでなくて……。央は天明蔵のすぐ近くにある五ノ井酒店さんのPBシリーズで、そこから熟成物がタイミングよく出ていたので。2022BYなので3年熟成か。五百万石55で度数は16度あります。おお、こういう熟成感は嫌いではないんです。嫌な人も多いのかな?透明感のあるベース、少しキレ感もあると思います。まだ甘みや酸味もほんのりと感じ。というかやっぱり...
フランソワ・カリヨン ピュリニー・モンラッシェ1er シャン・ガン
ピュリニーの1級とか久々。少し前はルフレーヴとかソゼでも3万くらいで買えたもんだけど、いまや他の生産者でも3万だもの。文句はない。とろりとした甘さ、バターやはちみつ感。酸味はあるけどそんなにたっぷりしっかりあるというよりも薄く輪郭をつくるようなイメージで。ゴツっとし出るようで、スッと抜ける石灰感もあるようなミネラル。鉱物感があるというような感じか。やや還元的にフリンティでそれが好み。まあいいっすね。...
ドメーヌ・アルベール・マン ピノ・ノワール グラン・アッシュ ヘングスト グラン・クリュ2023
アルザスといえば白ワインでしたが、ピノ・ノワールがグランクリュ認定されるようになりました。アルザスのピノ・ノワールの第一人者というような生産者です。2023年なのでまだ若いです。もう飲めるという話をチラ見したのですが、まだ色は紫でブドウジュースに近い。でも飲めます、そしてかなり美味しい。なんとなく、そこそこのクラスのメオ・カミュゼくらいはいけるんじゃね?という味わい・あえていえばフィニッシュ後が少し苦...
シャトー・メルシャン 北信ピノ・ノワール キュヴェ・アキオ2019
昨年末にワイナリーで勝ってきた限定物のうち、ラストの1本。香りは良い。良いというのは果実香があるとかではなく、調和が取れて好ましいということ。色はかなり薄め。味わいもそのとおり薄ウマ系で酸味もあるが、そんなに危ういとは感じない。トマトピューレみたいな感じの酸味かなあ。だから少し青いようなニュアンスがあるんだろうけど、それは終始いい爽やかさを担ってる。樽はこの手のでは比較的効いてるけどそれがよく作用...
香らない、甘くない、流行じゃない。そういうお酒ということで最近は宮城のお酒はよく飲みますが、広島辺りも行けるんじゃないかと。そんな気持ちで天寶一。んんー?そんなに香らないのは良い。思ったりよりは少し味幅のあるタイプですね。甘じょっぱいような味わいに、ほんのり熟成感のあるような旨味というか。コクといえばコク。タッチはとろみがあってリッチというか高級酒っぽく。美味しくなくはないですが。勝手に思っていた...
クロ・デュ・メはデリエール・シェ・エドゥアールの直下の畑っぽいですね。サントーバンでもピュリニー側っていうのかな、アン・レミリーとかレ・ミュルジェ・デ・ダン・ド・シャンのほうが評価が高くて、今回のあたりはやっぱりちょっと人気ないし安いんだと思います。還元的で難解。最初は甘美さが全然出て来ないと思います。少しバタリーなエキス感と塩味みたいな。ミネラリーなのはフリンティで砕いた石を振りかけ、ちょっとゴ...
何度か取り上げている松竹梅の新たな試み、然土。1万円で送料込みで送ってくれるので、採算度外視と言ってもいいくらい良心的です。大手としてこういう商品にチャレンジしてくれることは大いに評価できます。2024BYのロットで25年10月と26年3月に出荷がありました。2023BYのロットはちょっとチグハグに感じたところもあったのですが、ティスティングのコメント的に今回のは改善してそうな感じだったので買ってみました。よしっ、い...
美丈夫の蔵の新商品。東条山田錦25、9号系の純大で1万の税。比較対象は黒龍の純大あたりかな。3万とか5万というのは今の日本酒の立ち位置を考えると話題先行で全く無意味な値付けです。それは市場価値として上がってるんではなくて、ただ高いものを買いたいだけの好事家に売りつけてるだけ。一方で1万円というのは決して高くない。し好品、少量生産で高品質のクラフト的なお酒として考えたときに普通の価格で、1万円の商品を安定的...
以前エントリーキュヴェのロウロを飲んで好印象だった生産者。ゴデーリョは個人的に気になる品種です。シャンパンみたいな少し品のあるブラウンの入った薄いゴールドというような色。不思議と味わいもそんな感じ。シュッとチョーキーなミネラル感は精度が高い。酸味も適度な豊かさでウエットな生々しさがある。。そこにほんのりオークなのか、ちょっとブリオッシュ、いやスパイス感とかなのかな。シャルドネとは違うような感じで、...
オーストラリア、ヤラ・ヴァレーのピノノワール。2024で飲めるのか?と思うけどナチュラルよりの生産者だからいけるかな。アルマン・ルソーのシャンベルタンもろパクリのラベル。おっと、薄いけどいい香りしますね〜。まあナチュール系というのか薄ウマというのか。、国産系とか好きならどうですか?酸味が高めて赤いベリー、少し梅やアセロラもなくはないが危うい感じはあまりない。ウエットさというか生っぽいニュアンス感はある...
まずは冷酒で。これはなんだろう、甘くも酸っぱくも、すごく濃醇でもない。外殻のドライさはあるが、するんっと円を描くような膨らみも。基本的には山田錦錦のクリーンさというか。未成熟なこともありそうだけど。やっぱりどこまで行ってもお燗でエキス感を膨らませるお酒なのかなあ。この感じだと山田錦の火入れはクセがなさそうで悪くないけど、吟味がどうこうって酒ではないな……やや酸味はあるが。7号は7号っぽく、そんなに中硬...
米違いシリーズではありますが安定の墨廼江。どこの蔵も商品はレギュラー商品3種くらいで良いんだよ派ですが、米違いで出すのは販売戦略上しょうがない。そうなると大事なのは売れるように米違いを出すけど、味わいはどれも大体同じで銘柄のブランド力を保つということ。前置きはさておき安定の墨廼江。40近くなって日本酒はこういう酒で良いんだよと思います。けっこう辛めですかね。ドライというかクリアーというかフラットとい...
ニュージーランドはソーヴィニョン・ブランも有名ですが、最近はピノ・ノワール大国。例えばジェームズ・サックリングの年度のベスト100で見てもピノ・ノワールがずらっと。これが例えばオーストラリアだとシャルドネやらシラーズやらでピノは数えるほどだもんね。おおっとこの香りは素晴らしい。味わいはどうだろう。ちょっと甘い、まだ少しタンニンがこなれてないような感じがあるんだけどずっしり重いというよりは細かい粒子感...
昨年の11月だったかに奈良から三重に抜ける旅をしてきたのですがその時に買って飲みそびれてた鉾杉。伊勢のあたりに行くと必ず買うお酒です。金鳳から。すいっとした軽やかな転がり。けっこう飲みやすくて最初はやや吟醸酒に近いような印象もあるかな?と思うんだけどね。段々と複雑さも出てきます。やや酸味を感じ、そこにカスタード、プリン的な甘み、さらにじわっと辛口の収斂性、仄かなスパイシーさやウッディ感。ミルキーさと...
ヴァンサン・ジラルダン ムルソー1er レ・シャルム・ドゥシュ2020
久々にムルソー、安く変えたので。だってめっちゃ高いんだもん、1erはもう3万だよ。いいですね、フレッシュさも感じる香り。酸味のトーンが高く、そこに程よいクリーミィさ、さらにミネラルのほろ苦さ。キラキラした感じ。スタイリッシュ?ズドーンとした存在感みたいなものにはやや欠けるかもしれないがそれにしたってミネラル感はあるに決まってるし、うっすらした樽感のお化粧もちょうどよい。普通にうまいね。しっかり厚みもで...
トロ・ボー アロース・コルトン1er レ・フルニエール2021
まさかの画像なし!予想よりもクリアーな色。瓶をたてているので、底になればまた違うんだろうけど。味わいはどうでしょう。チャーミングな甘さもあるが、ピリッとしてるのはタンニンとかスパイシーさなのか。流石にそれなりに骨格はある。ちょっと甘いかなと最初は思ったんだけど。流石に1erでピシッとしたミネラル感や生気がありますよね。酸味はどうだろうな〜あるよね。好きなタイプのちょっとした青さもあってスーッと。ウェ...
昨年に引き続きセレクトシリーズの6号。ヌメッとしたテクスチャーだがクリアーといってよいヌケの明るさも。そしてビシッとしたキレの骨格はかなりソリッド。香味はどうだろう。4mmpのマスカット、白ブドウ的な青い香りもあるが、ほのかにイソアミルやバニラっぽさもある。柑橘もあるかな〜青みかんみたいな。青バナナ。とにかく青くて爽やか。バニラっぽさやエキス感が強すぎると私の最近の好みから外れていくのだけれどこれは及...
ボノー・デュ・マルトレイ コルトン・シャルルマーニュ1984
安かったのでネタで買った古酒ガチャです。長命で有名なワインとは言え40年オーバーですので、どうなっていることやら……。最高ではない、やや逝き気味とも取れますが片鱗は十分に。古酒の経験が豊富ではないのでなんとも言えませんが、飲めるレベルにはあると思います。やっぱり強靭なミネラル感は健在だし、酸味もある。果実感とはちょっと感じにくいものがあるし、少しビターさなどが出るポイントもありますが、さすがにクリーム...
サン・ミケーレ・アッピアーノ サンクト・ヴァレンティン ソーヴィニヨン・ブラン2023
これもアルト・アディジェから。いい青さのある香り。グレープっぽいような甘やかさもあるがこれがグースベリーの香りとかエルダーフラワーとかそんな感じなのかな?グレープフルーツなんかも感じるような気がするしなかなか魅惑的な香り。すこしフリンティさもあるのかな?仄かに残糖してそうな甘さもあるが、綺麗な酸味が流れ、さらにクリーミーさもありバランスが取れている。度数もありグビグビという感じではないが満足感のあ...
よく覚えてないけどこんな酒だっけ? けっこうセメダイン系の香りがあって、ある意味でクラシックな純米酒的な味わい。そういったあまり磨いていない純米酒の生酒としては、やはり酸味の流れが綺麗でそのあたりはワイン的な感覚。ワインっぽいんじゃなくて日本酒にワイン的感覚を活かしています。とはいえやっぱり酸味はある程度はあるのかな。すこし揮発感、ビビッド。りんご。柑橘。どちらかというとすーっと滑らかでエレガン...
トレンティーノ・アルト・アディジェから、で選んだ1本。6000円くらいかな。フワッと白桃のようなニュアンスを感じる。ストーンフルーツ系でわりと甘やかな立ち香。りんご、ゆず、なるほどねぇ。わずかにパイナポー。ピリッとスパイシーに感じるくらい、ミネラル感の芯が通ってますね。14度とは思えない軽やかさ、爽やかさ。酸味はもちろん無くはないですがそんなにボリュームとかキツさは感じさせない。比較的キリッとはしている...
流行の言葉で言うとリブランディングということになるのでしょうか。リニューアルした山城屋から瑠水。旧1stクラスとのことなので3種展開の真ん中的なスペック、一本〆60を新潟酵母TR8で仕込んでいるそうです。なんと言ったらいいのかな、モダンな生酛を落ち着いたスタイルで。辛口純米との中間というか。特にガス感などは感じない、最近は1回火入れでもそういうお酒もありますが。そもそもガスがいりますか?滑らかさをスポイルし...
南アフリカ、シュナン・ブランメインでいくつかブレンド。ラールは上のキュヴェを飲んだことがあったはず。イエローゴールドとはいえ少しグリーンが入ってるような色調。含むと好きなタイプだな。ほろ苦いようなミネラル感。ふくよかでリッチさも感じるようなタッチやボディだが、透明感もある。フリンティ、少しスーッとしたようなニュアンス、少しスパイス?知っているからだけどたしかにシュナンだけではないようなニュアルス。...
黒澤米山田錦45の純米大吟醸。ちゃんと26年1月出荷ですが、R6BYでなくR5BYです、つまり2年ほどの熟成です。宮城のお酒は昔はピンとこなかったんだけど最近は良さがわかるようになってきました。最近飲んでいないもので綿屋とか黄金澤が飲みたいな~と思っていたのです。おお、こういう味わいなんですね。熟成大吟醸らしい味わいだと思います。甘じょっぱい系というのかな。普通に飲んだら今どきだと生酛?と思うかもしれない。緻密...
なんとなく焼酎。あきらかに美味しい。みちしずくっぽい甘さはあるもの、ブレンド力が光る味わい。味のタイプは少し違いますが、なかむらの超限定な某蕎麦屋ロットを思い出しました。スーッとした気配感や深みなど、明らかに酒としてのレベルが高いんです。日本酒の凡百のプレ酒(笑)では太刀打ちできないものがあります。味的には天狗櫻に通じるところもあります。ロックで飲んでいたんですが、蔵元からは色々なおすすめの飲み方...
なんとなく、久々に正雪を。この時期に出荷ですが火入れというのがいいですね、2026と言って売っていたのでちゃんと新酒なんだと思いますが。うん、いいね。ソフトな甘みにバナナ、ややバニラや塩味などを感じさせつつ、ビットしたキレ。基本的には好みのタイプ。新酒ということで流石にもう少し若い酒質をイメージしてたんだけど、これはこれで良い。細かく拾えばややエキスが詰まってるような酒っぽさ、ややナッティさや塩味など...
タカヒコの弟子系。テーブルワイン志向の造り手だからあれこれ言うのもナンセンス。薄いロゼでナチュール系。悪いというわけでもないが、自分が飲むべきお酒ではない。...
青森県黒石市のお酒。適当に選んだのですが、まさかこのルックスでカプ系とは思わないじゃない。いちごシロップ系の甘みにキレ感もあって出来は悪くないですが。そういえば前に住んでいたところの近所に屋外で亀を飼っているお宅があって。あるとき、かめきちが脱皮したので皮を置いておきます、といようなことを子供がやっていたのを思い出した。...
青森県むつ市にある関乃井酒造、本州最北端の酒蔵です。旅行の途中に立ち寄って、一番下の商品を買ってきました。もちろんオールドスタイルなのは間違いない。軽い甘み。サラッとしつつも、ややこの手のお酒っぽくカスタードのようなエキス感。さらにほのかに酸味や渋み。そんなにキレ感は強くなくて軽くシュッと。青森の廊下の温度で飲んでます。それでもほのかにメロン香といえなくもないようなニュアンスもあり、スルッと入って...
少し甘みが物足りないような気はするかな。ざっとしたキレはある。トロミがあってリッチな印象で、酒っぽい旨み感、すこーしナッツっぽさもあるのかなあ。アル添感が強いか。それこそ厳寒水とかね。これはこれでいいけどやっぱり前杜氏の時は良かったんだろうなそれでもバニラっけやキレはさすがか。おおむね昨年と同様の味わい。これまで9年連続で飲んできて、これも嫌いではないが来年はいいかな。...
なんとお初の李白さん。吟醸系で昔から定評のあるというイメージで、なんどか買おうと手が伸びたこともあったんだけどなあ。京王とかビックカメラにあるイメージだ。香るお酒ではない。15度なのでやや軽め、滑らか。少し酒っぽいというか円やかさもあるような甘みが中心かな。あとは少しなんとも形容しにくい微妙なニュアンス。やはり少しヨードっぽいようなニュアンスか。いやあ石かな?石灰みたいな。ただクリアーさや低酸もある...
ベナンティ エトナ・ビアンコ・スペリオーレ ピエトラマリーナ2019
今年のお誕生日ワイン。エトナの高級白といえば名前が挙がる1本のはず、たぶんこれは良いミネラル感。石っぽさ、塩気やほろ苦さ、さらにそれらが余韻として長く残る!味的なものだけでなく抜けるものもあるしなんとも滋味深い。スモーキー、フリンティ、そういった要素が好き、かつ甘美さはそこまでいらないというマニア向け。こういうのガチなワイン好きの人、ブルゴーニュとか詳しい人が飲んだらどういう評価になるんでしょうか...
芳水にあわせて徳島コンボ。ワインセラー温度で1年弱寝かせてたもの。生原酒ですがそれくらいの熟成は全然OKなお酒です。安定のいつもの味わい、うんめえな。ウイスキーでいうホットさみたいなものもありつつ濃い甘み。少しほうじ茶やプリン。とにかく生とか関係ねという酒質の強靭さ。この手のお酒では珍しく10号を使って、甘みたっぷりなのが徳島っぽいのかなと。とにかくうまくていい状態で飲めたなと思います。...
若いのと熟成の間といったところ。基本的には淡穏なお酒だと思います。フワッと非常に軽やかさがあってそのなかにキレ感も。なかなか表現の難しいお酒ですが、優しい甘み酸味がミカンのような和柑橘系のイメージ、そこにイソアミル的なエキス感。キレ感は細めの精緻なミネラル感といった印象。少し塩味、あるいはネガティブに言えばヨード的磯なども感じれるでしょうか。穏やかではありますが昔の霧筑波なんかも思い出すかな。正式...
パスカルコタのミネラル味。なんと言ったら良いのか。若いが酸味が強いわけでなく凝縮感があって甘やか。そしてじわっとほろ苦いミネラル味。鋭いんじゃなくてふくよかな果実と、それを下支えする味的なミネラル、厚み。ただフリンティで石灰を振り砕いたようなものもある。香りはハーブ感もあるが甘やかで花や蜜感がある。そこにもちろんシトラス。トロピカルさ。メロン。たしかにこの味わいだとすごく熟成が必要なタイプじゃない...
昨年末にメルシャンの椀子ワイナリーと勝沼ワイナリーにいって限定物を買ってきました。これは勝沼で買った気がする。第一感はピノっぽい。酸味があってシラーとしてはやや薄め、日本ワインらしい瑞々しさをうまく生かして。少し青さに腐葉土っぽいようなニュアンスもではじめているような。妖艶なニュアンスがありつつ、タンニン感が少し鉄分っぽいような感じで芯になっている。程よい樽の香ばしさ。クールなスタイルで、徐々にス...
シチリア、エトナと言えば必ず名前の挙がるテッレ・ネーレ。この上位キュヴェの2023はジェームズ・サックリングの2025年のベストイタリアワイン100で第1位。これはまごうことなきピノだな!薄め、まだ若いのでジャミーな感じだがきちんと甘露。さらに少し深みというか、ほのかに火打ち石のようなニュアンス。少し青いようなニュアンスも。寝かせたら妖艶さ出るでしょうねタンニンはまだやや硬いがキツすぎず、むしろしっかりミネラ...
今年は少し外のみを増やそうかなというところで。以前にも飲んだボーペイサージュのメルロー。変わってなくて品質が安定してますね。危うさも無いですし、エロティックというくらい妖艶さ。素直に美味しいし、わざわざ飲む価値があるのかなと思います。...
久しぶりの白州。安定の味といえばそう。あえて言えばこんなにハイボール専用機だったっけ?というくらい。ハイボールにして夏場に飲めばこんなによい日本的な食中酒もないという感じだけど、わざわざ買うにはちと物足りないという気も。...
これこれ。最初はそっけないくらいなんですよ〜。ほのかに柑橘、バニラ。少しトロミもあるけどビーンとシャープなキレ感で。この吟醸酒のアルコール感を使った響き、こういうのを理解できてんのかねえ今の人たちは。綺麗な湧水感。商品名、瓶色のようにわりと明るく澄んだイメージもある。日本海岸の冬の海は鉛色だがwちょっとナッティというか独特のニュアンスがフィニッシュあたりで出るのが気にになるかな?ってくらい。この間...
ラ・プス・ドール ヴォルネー1er クロ・ド・ラ・ブス・ドール
優しく優美。ベストではないがまだ安いことを考えればよし。少しオレンジなんかも思わせるような酸があり、周辺にはほどほどのタンニン感なんかも見らて、そのあたりの旨さみたいなものも感じる。どちらかといえば薄ウマ系なのでもう少しからせたほうが楽しいのかな?小さくまとまってるしニュイの銘醸の1erみたいなビシッとする感じはないんだけど、それでもじわっと繊細な重層感。生き生きとした要素というか、少しミントのよう...
椀子ワイナリーに行ってきました。限定品がたくさん売っていて、先日飲んでおいしかったシラーの選抜品を購入。2023なので若すぎる。先日飲んだノーマルは2022だからね、この1年の差が大きい。飲む方は我慢して寝かせたほうがいいよ。いい意味で薄めというか、少しピノ・ノワールのような透明感や出汁も感じさせつつ、奥にスパイス感も漂うという。このあたりはさらにおいおいという感じでしょうか。とりあえずはわざわざこれを買...
山田錦53のしぼりたてです。うん、いいですよね。しっとりしたソフトな甘みは雪の降るこの時期にぴったりです。磯自慢の生酒として想定される上で、適切なレベルの甘み。磯自慢としてはこの辺りがマックスで、一般人がしぼりたてとして飲んで物足りなさすぎないギリギリ。さらにビーンとしたキレ、骨格。少し苦いと言う方がいる方もしれませんがこれくらいがいいんです。低酸なんだけど酸味も感じて、しゃらっとしたキレ。気高さ。...
ドメーヌ・ド・ヴァロワイユ ジュヴレ・シャンベルタン1er クロ・デ・ヴァロワイユ
まだ若いな!割と濃いめでタンニンもしっかりだし、若干のジュース感もある。ジュヴレって感じだ。香りはいいと思いますし別に酸もあるけどけっこうオーク感があるな。チョコレート、ブルーベリー?面白いとは思う。酸があって花の香りもあるが、男性的なタンニンしっかり目で、長熟タイプ。けっこうシリアスで深みもあるので飲み頃で飲んだら楽しそうですね。冷涼で石灰岩も感もあって、でもすこし重めのニュアンスがあるのが。樽...
長野にドライブに行ってホテルで一泊。ともに蔵元直販、信州のアルコール添加19度、強烈なしぼりたて生原酒の飲み蔵です。・酔園これをすごく良いとは言わないんだけど、余計なことをしていない。新酒だからといって変に香りがあるとか甘いとかそういう感じじゃなくて、普通のレギュラー酒を生で出してるだけっていう。それが良い。柑橘、白ブドウ、ほのかにすっとバニラっぽいような感じかな。味わいはやや酸味があり、やや甘みや...
ソアーヴェってイタリアの必修の白、その中でも代表的な生産者。特にこれは樽のソアーヴェとして必修の1本みたいですけどね。ジェームズ・サックリングのベストイタリアワイン2025の2位&ベストワールドワインの6位。濃いめの麦わら色っていうような色。これがワールドの6位と言われるとちょっと困るけども(ジェームズ・サックリングは価格なども考慮されているので)、品種らしさが出ているんでしょうね。軽快で滑らかな口当たり...
今期再注目の蔵が群馬泉。天穏で頭をつとめていた上山直志さんが移籍したとの情報にはかなり驚きました。上山さんと言えば続saga2が印象深く記憶に残るお酒でしたが、その記事でこれだけできる人であればどこか引き抜いたりしないのかな?なんて話をしていたのがまさかの実現。しかも移籍先は関東の燗酒銘柄ではビッグネームの群馬泉です。群馬泉は蔵元杜氏の方けん引してきた銘柄で、さらに山廃蔵でもあります。どういう体制なの...
吟ぎんがを狙っていたのですが、昨年に続きこちら。たぶん速醸で蔵つき酵母かな、普段は7号メインの蔵だと思うけど。目を見張るような酸味、生酒の濃醇さというか、甘やかさもありはするけどももちろん甘いお酒でなく。ただいつもよりすこし果実感というかジューシーさもあるという感じでしょうか。すこしビターなくらいにスカッとした辛口感。ここのお酒だともっとヘルシーなくらいもイメージしてたけど、それなりのエキス感もと...
あー素晴らしいね。どうあがいてもポテンシャルは一級ではないんですよ。そのうえで芍薬のような香りとか、甘いとかそういうのでない生々しいようなウエットな味わい。そういうのが過不足なく出てる。逆にそういうのが出すぎて嘘くさい雰囲気はあるw一級とはコアの強度、寝かせたときの本物感は差があるんどろうけど。でもさすがにダンディズムというか、男性的な要素が強く感じますね。ジュヴレっぽいのは間違いなくこっち。v.v....
濃醇ですね。これがもっと行くとMAXセメダインだけどそこまでじゃないギリギリ。程よいお米ジュース感と若さ。酸の高さがうまく効いている。元来の辛口に加えてガスのキレ、また少し青いというかハーブ感やスパイシーさなども。味わいは穏やかな甘みに少し酸味や塩味が溶け合い、柑橘系の香り、少しグレープフルーツとか白ブドウみたいなニュアンスも。まあこれが基本の味わいなんだろうけど、もう少しスマートめのほうが好みかな...
不思議な味わい。思ったよりもまろやかに、少しクリーム系みたいな味わいかな?やや甘いというか。そこにちょっとゴツっとしたような味わいもあるけど、低精白って感じはそんなにしない。熱くつけるより温めがいいかもね。そんなに熟成感は強くない。少し変わったニュアンスの酸味がアクセント。杉勇というと酒道庵のイメージなんだけど、ちょっと華やかめの渋い酒みたいな謎ポジションのイメージがある。ある意味ふつうに冷酒でも...
ノーマルのシャルドネ。日本のワインの中でもトップクラスの人気があるとこじゃないでしょうか。よく日本でナンバーワンのシャルドネなんていう人も見かけますが……。けっこう色ついてますね。さすがに気品ある香り。樽と酸を混じる香りが調和しているように感じられる。味わいもそんな感じかな〜。ブルゴーニュと比べるのはナンセンスで、やはり少し弱い、薄いのを活かしてエレガントにという感じ?そうするとちょっと樽感が微妙な...
イメージよりもとろみを感じ、またやや酸味も。とはいえビーンとしたキレ感は現在で余韻は長い。香りは穏やかで軽く柑橘の香りといった程度。さらに含むとパウダリーさや、ほのかに和のハーブといった要素も。ほのかに白ブドウ、メロン、イソアミルとかね。穏やかな甘み、それもやはり深みというか奥行きや沈み込み。軽やかにとろける感じ、微妙な膨らみや奥行きほろ苦さ、ビーンとした骨格。あえていえば水のフレッシュさを感じた...
アンリ・ルブルソー ジュヴレ・シャンベルタン1er フォントニー2017
フォントニーとか久々だな。ジュヴレの1erとか高くなってるからね。まだ若いくらい。別に最高の味わいでも無いけど、さすが1erの味わいだ!やや濃いめだがまあそこはジュヴレだから。高めの酸味がテンション高く嬉しい。シルキーといってよいようなテクスチャー。果実味がありつつほのかに紅茶、そしてすーっと抜けるような感じ。黒系、ベリー系、大ぶりの花の花束。まだ革やスパイスはさほどでないか。まだ若いな。けっこうわかり...
仙台のワインショップ、シンクロさんのSNSで見て気になっていたもの。販売店がほとんどない中で恵比寿のワインマーケットパーティで発見。余韻が長い。クリアーで凛とした酸はそんなに厳しくなくて程よい。キラキラしてるといってもよい。そこから甲州でよく言われる吟醸酒っぽいような味わいがあり、そこからふわっと蜂蜜っぽいようなシュナン的な香り。さらに赤リンゴや洋梨だといったアロマが追いかけてきて余韻は長い。シレッ...
シャトー・メルシャン、大手だけどめっちゃ美味いよねというのはもはや常識の話で。むしろメルシャン飲まないで変なマイクロワイナリーに必死になっている人バカですって感じだけど。メルシャンの中でも今ひそかに注目を浴びているらしいのがシラーだそうでして。シラーと言えば仏ローヌ、豪バロッサ・ヴァレーその他、あるいはチリとか南アフリカあたりが産地ということになってきますが、日本が新たな産地としてかなりポテンシャ...
この時期恒例のお酒の1つ。昨年40を飲んでちょっと難解に感じたので今年は50にしてみました。ブドウから穏やかなイソアミル。きれいな水感があって最初はそっけないくらい、仄かにビターさとかカチッとしたところも感じると思うんですけども。それでも甘露というような密やかな甘さがあって、徐々にしなやかエキス感、ぬめっとしたハイクラスらしいテクスチャー。さらにビッとしたキレのヌケ、これがスローなテンポで余韻は長く。...
これは確かによい!アッサンブラージュの良さですね。アロマ、味わいにおいて品種の個性が良い意味で感じにくく、その分塩気のあるような味わい、パキっとした酸味などにフォーカスできる。これが表現したいワイナリーの個性ということなんでしょう、見事に成功してますよね。酸味なんかは硬質で躍動感を感じつつ、決して美味しくないというわけではない。ステンレスなのもいいし、それでいてシンプルすぎない、膨らみや深さも感じ...
ジスレイヌ・バルト シャンボール・ミュジニー 1er レ・ボウド2019
思ったより甘みがこなくて酸味、ピュアな印象。アロマはよく、良い意味での青さ、生気を感じる。少し薬っぽいような感じも。余韻も非常に長い。ボンヌ・マールよりでもっと強いかと思ったけどシャンボールらしい優美な印象。男性的ではないけど硬質さもあるみたいな?石灰もあるけど少し鉄分のあるようなミネラル味みたいな。いい意味で暗さがあり、紅茶とかでてきそう。村名の若いうちとかいい意味でわかりやすい雰囲気だったけど...
ちょろっと奈良から十津川村、そして三重へ抜ける旅行に行ってきました。三重の尾鷲あたりでなぜか売っていた、和歌山の天長というお酒。調べると高野山とか吉宗などをつくっている天長島村酒造の日本酒でした。驚愕の一升1655円(税込み)。もはやそこらのパック酒よりも安いんじゃないのか。安いから需要があるのかもしれません。アルコール添加、糖類添加です。おすすめするほどではないが、この手の普通酒として悪くもない。軽...
余市のワイナリーなんですが、設立者の平川氏がソムリエとして働いてきたこともあり、レストラン提供を重視しています。そのため取扱酒店が少なく、特に上位キュヴェは通販禁止ということで、あまり見かけることがないかもしれません。それが功を奏しているのか、日本ワイン界で散見される一部銘柄の妙な過熱感とは一定の距離があるワインです。広尾に直営の店舗があってちゃんと買えるのもグッド。平川氏の経歴について下記を読み...
アッサンブラージュ4以来ですがどうでしょうか。個人的には馴染みある味わいかな。ハイクラスの熟成品、どっかで飲んだことあるタイプの味わい。公式でいう海苔とか潮を感じるミネラルのあたり。霧筑波、あるいは龍力のスッキリめの時の雰囲気。けっこうクリアーでびっとしたキレもあるタイプ。特に冷やすと。高精白めでしょうね。チャーミングではなく一般的はウケはあまりないのではないでしょうか?でも繊細なんだけど重層性が...
昨年もこの時期に2本飲み比べしてる水尾。比較的クラシックな方向性で良酒をつくる実力派の蔵です。まず香雪から。生原酒を熟成してこの時期リリースのもので、7号酵母。けっこう酸味がありますね。一方で甘みは少ないのでスッキリ系というか。7号っぽいかもしれません。そこにセメダイン系の香りと、ピリッとした辛み。スッと立って上に抜けるようなカチッと感なんか水尾らしいな〜と思いますが。あとはセメダインのあたりとか今...
前回のものが良かったので、もう少し上のキュヴェを。先日飲んだアンドリアーノに近しい、甲州に似たような要素もある香りですが、スーッと抜ける爽やかさが素晴らしい。香りからしてミネラル感があると言って良い。味わいは舌先に少し残糖を感じるような味甘みもあるが、それでいて酸味やミネラル感もある。どちらかというとクリアーで甘みもある割にはスリムな感じもあるが、段々と酸味に広がりがでてくるような。さらに細かい粒...
ここはやっぱり山廃。これこれ!という味わいがあります。濃くて甘いけど、ガツッとした辛口感がジワ〜っと来ます。やっぱりここはこの味わいだと思う。この味わいには価値があるので変に米違いとか速醸の普通の酒とかいらないって。まずはこの基本形で認知してもらうべき。ちょっとスモーキーなくらい硬派で、酸もあるし。硬水の男酒的な味わい。今はどこも生酛生酛ですが山廃はまた違った味わいで魅力的なんですよ。たしかに山廃...
シャルドネが美味しかったのでピノ・ノワール。タスマニア島のワイン。冷涼な感じでいいですね。いい意味で垢抜けないというのか、馬鹿みたいに甘くもなくって。もうちょっと呼吸して開いて来たほうが良さそうかな、スクリューキャップだし。ピュアな酸味は柔らかくスイっとスッキリ感かあるような感じ。じんわり落ち葉というか滋味が魅力的。ライトに木苺のような赤、少し黒。酸やミネラルの主張が強すぎない、エッジが強くないの...
ディスカウント系のスーパーで衝動買い。キンミヤ焼酎で有名な、三重の宮﨑本店さんの日本酒です。炊いたお米のような香りでしょうか。含むと優しい甘みがゆったり滑らかに。クリーム感を感じさせてくれるようなニュアンがありまろやかですが、ほわっと蕩けるようなタッチがいいですね!少しの酸味と軽いキレ感が引き取ってスッと流れてくれます。そのあたりを蔵元がミネラル感と表現してるのもいいですね。普通のお酒と言えばそう...
アンドリアーノ ソーヴィニョン・ブラン フロレアード2024
アルト・アディジェからもう1本。先日やったテルラーノからの指導なんかも受けてるみたいです。わかりやすく美味い、楽しいグッドワインですね!アロマよし。もちろんSBっぽい青いアロマと言えなくもないですがピーマンというよりは、ブドウの種の周りとかグレープフルーツと言ってよいような少し苦みのある香り印象的に。ちょっと柑橘香を思いっきり出した甲州っぽいような。シュールリーかあ、そういうこともあんのかな。あとは...
ビシッとキレ感があり、いわゆる辛口のお酒として飲んでいいと思います。一方でしっかり厚みや幅もあって……良い意味での酒っぽさというか、旨みやボディ感がありますね。ちょっとクリーミィでしっとりエレガントな感じもあるけど、透明感にガチっとした男っぽいキレやストラクチャ。もう少しさっぱりとライトなテイスト+柑橘系の香味みたいなものをイメージしていたが裏切られた。嫌いではないです。あえて言えば少し甘いかな~、...
松の司の新商品。オーガニック表記は海外を意識してのことでしょうか?素敵なラベルは陶芸家の植葉香澄さん。味わいの持続力、口内に長くとどまるだけのパワーが有る。味わいはしつこくないけどトロミ。個人的にはもう少し寝かせたいかな。それなりに甘みもあるタイプだけど嫌らしくはない。素朴でちょっと飴っぽいようなイメージ。生酛は生酛で、とくに松の司のアゾラ系っぽいところはあります。流行りの低アル生酛系の味わいでは...
タスマニアのプレミアムなシャルドネ。マスター・オブ・ワインのショウ&スミスがオーナーをやっています。IWC2025のChampion White Wineです。ああ、これはいいね。ふわっとした樽感が上品、さらに液性が重すぎずサラッとしてるというか。そこにミネラル感があって良いヌケしてますわ。ちょっとムルソーっぽいような塩気とか貝みたいな感じもあるんだけどこってりしすぎてないな。やや果実味の派手さやゴージャス感にかけるのかも...
イタリアのアルト・アディジェ。ゲヴュルツが好きな関係で知ってはいる産地ですが改めて。いわゆるチロル地方と呼ばれるようなエリアで、1363年から1918年まではハプスブルグ家のオーストリア・ハンガリー帝国領となり、第一次大戦後の1919年にイタリアへの併合されたという歴史があります。それゆえにオーストリアとかアルザスとかが好きならここのワインがしっくりくるのは当たり前だよなという話。テルラーノはこの地域を代表す...
けっこう深い香り。想定よりも黒い果実の甘さでブルーベリーやプルーン、そこにほんの少しジビエみたいな。もっと枯れると落ち葉系の複雑さがでてきそう。口開け直後だからけっこう揮発感あるな。まだタンニンのざらつきも。ただ15分もすれば抜けてきて、だんだんとバランスが整ってきます。ちょっとブルーベリーみたいなスーッと感でこれをスミレと言ってるのかな。味はナチュラル系薄ウマの染みる酸味、梅ジソ系で、しっとりした...
9月末に鳥取島根をふらふらしてきました。島根県は横に長いです。鳥取よりの松江エリアだと李白とか王祿あたり。真ん中の出雲エリアだと天穏、十旭日、出雲富士とか。そして実はその西の石見地方が凄く長いんです。日本酒に関しては基本的には山陰系でお燗酒に強いものの、島根県全体が広くて何かはっきりと地域性とか統一性が感じられるものではありませんでした。どちらかというとそれぞれの酒蔵が個々に個性的なお酒を造ってい...
この糸白見も現在発売中のR2BYで終売となるようです。強力90でかなり野趣のあるマニア向け商品ですが。糸白見は若桜から3キロほど南西に行った小さな集落です。だから最寄りの酒蔵としては辨天娘のほうが近く、そちらでもここのお米を使っています。私は暇人なので何年か前も行ったことがあるのですが、今年も鳥取にいくついでに少し立ち寄ってきました。本当に小さくて風情のあるいい集落です。色はかなりついてる。含むと酸味や...
ベルンハルト・フーバーに続いて、同じドイツのバーデンから。バーデンと言っても南北400キロあってだいぶ離れてはいますけどもね。いろいろ面白そうな生産者ではあったのですが割愛。もう1つ、これインポーターがヴァンアミさんという去年から始めたような会社なんですけども、凄く話題になっているみたいなんですよね。僕も何本か面白そうだなと気になっていたものもあり、そういう意味でも期待してたんですが。かなり独特の香り...
ドイツのピノ・ノワール(シュペートブルグンダー)を2本行きます。まずはドイツのピノと言えば、というトップ中のトップの生産者、ベルンハルト・フーバーの基本となるような村名格のワインです。このベルンハルト・フーバーさん(本人は若くして亡くなってしまいました)ですが、13世紀の古文書で故郷マルターディンゲン村がかつてピノ・ノワールの一大名産地だったことを知り、ピノ・ノワールの栽培を始めたというスーパーレジ...
久々に気持ちが燗酒モードに入ってきました。白影泉は奥播磨の古酒ですね。なんかもう懐かしい。昔は色々な酒屋をめぐってこんなお酒が置いてあったらワクワクして、いつか飲んでみようなんてそんな気持ちもあったよなビギナーな時は。あとこの手の銘柄を扱っている酒屋と、はせがわとかいまでやとか酒商山田とか立地の良い所に出店してブイブイ言わせてる酒屋とで乖離がすごい。自称日本酒好きでも後者で流行銘柄しか買わん人が多...
山三って出始めの頃にちょっと参考程度に飲んだことがあったと思うけど。初年度の2022BYのお酒の2年熟成が2種リリースされたようで、酒友さんがおすすめしていたので興が乗って早速試してみました。この手のはおすすめされないと手が伸びないのでありがたい。抜くとプシュッときますね。盃にも気泡が。こういう熟成商品は、比較的飲んでいる方だと思うんだけどな。何かで飲んだことある気もする味わいだけど思い出せん。だいぶタイ...
ドメーヌ・ヘリング ゲヴュルツトラミネール GC キルシュベルク・ド・バール クロ・ゲンスブロネッル2022
キルシュベルグ・ド・バールはアルザスのグランクリュ中でもゲヴュルツにとっては最上位クラスの畑。丘の麓近辺の基盤岩はジュラ紀バジョシアン階の石灰岩、これはブルゴーニュのグランクリュのそれです。ちなみにピノノワールのグランクリュとしても認定されたのでストフラーのピノなんかも飲んでみたいですけど。特に優れた小区画としてクロ・ツィセールというのがあるらしいのですが、さっぱり見かけず銀行に買われたなんて話も...
サントリーが昨年、2030年には山梨県内の自園、自社管理畑の甲州収穫量を、297tに拡大する計画を発表しました。これは2023年比で6倍超にもなります。個人的にはこれは喝采を送ると同時にやっとかという感想でした。日本のワインを世界に売ることを考えたときに、NZのSBとか、オーストリアのグリューナーとか、日本のワインと言えばアレという品種が必要です。栽培面積がトップクラスで、日本固有のそれも歴史ある品種で……というこ...
磯自慢比としてはわりと甘めで、それを強めのビーンとしたキレで、というのが本当にひとくちめの印象。良い意味でヌメッとしたに絡むようなテクスチャ。キレのアルコール的な辛味のところで感じるニュアンスをネガティブに捉える人もいるかもしれないが、ワイン好きの人なんかは石灰っぽいようなニュアンスとして捉えると面白いだろう。少し酸味を感じるようなタイミングもあり素性は悪くないと思う。ただベストな状態で飲むには熟...
ビルへン・デル・ガリルからの続きでゴデーリョシリーズです。ガリシア州、バルデオラス。けっこう有名な生産者で,、これはエントリーキュヴェで5000円ちょいくらいですが、上位キュヴェはかなり高価。ピュリニーのようだなんて誉め言葉も出てきますが、ピュリニーはともかくビルへン・デル・ガリルの時点で良いシャルドネってイメージはあったので、やっぱりそうなるよねという気はする。いただきます。本当にいいシャルドネっぽ...
クロ・ド・べーズ最大の所有者として有名ですがその評価は割れる生産者。基本的にとにかく濃いめで、これも15度(!?)もあるのです。そのせいか日本ではあまり頻繁には見かけないのですが、本国ではどうなんでしょうね。アメリカとかでは人気ありそうだけど。もちろん悪くはないがやっぱり濃いっすね〜カシス、リキュールみたいな。酸味はまだ保たれているし凝縮感はたっぷりと。少しの青さ、タンニンはしっかりめ。まだ若く妖艶...
ラ・プス・ドール ヴォルネイ1er クロ・デ・スワッサント・ウーヴレ2019
ヴォルネイってけっこう高いですよね。日本だと(海外でも?)やっぱりニュイという感じでボーヌはあまり人気がないですが、エレガントでボーヌの赤ではトップクラスなのがヴォルネイということになるんでしょうか。前にダンジェルヴィーユを飲んで少し薄いなと感じたのですがもともと中世のヴォルネイというのがかなりロゼに近いような薄めのワインだったようである意味古典回帰という感じだったんでしょうか。今回はラ・プス・ド...
これぞクソコラボ。なにもない。数合わせでネタ切れで適当にスパークリングでも作るかという。そんなお酒。...
栃木県、益子のお酒です。近年コンテストで好成績を残し、杜氏の方は天才杜氏、などと呼ばれることもあります。天才かどうかはともかく南部杜氏の中で霧筑波の跡取りと並んで達者な杜氏なんだろうなという感じはします。ただし醸造技術が天才的なことが市場に評価されるかというとそうでもなく。一般的な消費者からすれば味わいのオリジナリティや斬新さ、あるいは蔵元のストーリーなどのほうが重視されがち。酒造技術が高い=品質...
酔いというのは恐ろしいもので、個人的な志向からするともっとも忌避すべきようなコラボ商品を買ってしまいました。それも6500円で7本セットという地獄のような内容です。ほんと何やってんだっていう……。意外とドライというか、予想よりも控えめな甘みです。この手のお酒らしい酸味はありますがそれも強いとか鋭いといったふうには感じない。ややドライなのですごく味や香りが強いというわけではないが、やや円やかというかスッキ...
日日はなんだかんだ定期観測はしています。今回はなんとなく山田錦ではないお米をやってみようと思いました。11度です。気泡はめっちゃつくが、刺激感は強くなく、全体的に柔らかさの目立つ酒質。酸味や乳酸っぽい味わいは余計に感じられるが、基本的にはシンプルな味わいで、中盤からフィニッシュで感じる淡くほろ苦いような旨みの表現が面白い。11度という度数の弱さや淡さだからこそそのレベルの旨みに焦点が当たるというか、か...
久しぶりのアルザス、ゲヴュルツ。あえてグランクリュでないこの畑。1648年までハプスブルクエの所領だったという畑でこれが最上でないわけがない。ボルドーワインが歴史的にイギリスの酒だというのはよく言われる話ですが、じゃあアルザスはフランスなのかドイツなのか、いやハプスブルクの酒かもよ?という話。残糖はあるがなんという爽やかさ。むしろ酸味はそれほど鋭く感じないのでもっと冷やしたほうがいい。アロマ化に、ライ...
コルトン、特にアロース・コルトンって僕はけっこう好きです。ですがコート・ド・ニュイの銘醸地に比べると不人気で、ゆえにまだお手頃価格で拾えたりします。久しぶりにブルゴーニュの赤だなあって味わいだ。きっと10年〜寝かせたら妖艶な香りなんかがもっとでてくるのかな。味わいはやや甘美さにかけるような気もするが、酸味はいいものをキープしている。ブシャールのシャルムとか思い出すな。少し青さも感じるようなブーケは個...
フランスではロゼワインの消費量がワイン全体の30%を占めるという。世界的には白ワインを上回る勢いで人気のロゼだが、日本ではロゼワインが売れないようだ。定番は大体カバーしている東急や恵比寿のラ・ヴィネをのぞいても、プロヴァンスのロゼなんてモエヘネシーディアジオに買収されたデクスランかかろうじておいてある程度。ロゼ自体は無いわけじゃないんだけどねスパークリング、日本ワイン、イタリアあたりの安ワイン、それ...
スペインのガリシア州、ポルトガルの上あたりですね。リアス・バイシャスのよりもちょっと内陸にいったバルデオラスというDOです。ラファエル・パラシオスという生産者が有名みたいなので、つぎはそれが飲みたいですね。なんだろう?ちょっとアロマティックはアロマティック。柑橘は当たり前として、ハチミツ、白い花、アーモンドといったようなあたりもある。洋ナシ?、メロンとかストーンフルーツといった白い果肉感みたいなもの...
アルバリーニョで有名な新潟角田浜のフェルミエ。その中で一部で注目度の高い商品がこのロゼ。ピノ・ノワールとピノ・グリのロゼ。これはシリアスロゼ、というのがわかりますね。ピノ系の落ち着いた香味というか。チャーミングでキュートな果実味もなくはないけども影があって。少し塩味やジンジャー的なビターな旨味感なんかも感じる。酸味もしっとりジューシーで、軽やかどけどミディアムな重みというか、柔らかさというのかいい...
アルザスのグラン・クリュは51もの畑が認定されており、さらに人気がないのか輸入アイテムも少ないので全体像を把握している人はかなり少ないと思われます。色んな土壌があってモザイクなどと言われますが、大まかに花崗岩系、石灰系、火山性土壌、砂岩・堆積物系の4つほどに大別できるようです。その中で品種と土壌の組み合わせで気になるものをチョイスしていけばいいのかな。あの畑が飲みたいとか言ってもろくに輸入されてない...
ミシェル・グロ、モノポールのクロ・デ・レアが有名な生産者ですがなんか昔から安いですよね?この安いというのが人気がない、あまり美味しくなくてそれなりなのか、良心的な生産者なのかその辺りの塩梅が難しい。ワインマニアはお金があって最上級の物を求めているので、それ以外、例えばネゴシアンの物なんかは軽視されがちだったりもしますよね。そしてそういう感覚も10年20年前のものだったりもするので、当時とは全く価格が変...
ロゼワインはフードフレンドリーで、春夏のからっとした晴れの日などに飲むにはいいなあと思います。ただしカジュアルなものは論外なので、シリアスロゼなどと言われるようなきちんとしたものが良い。ところが日本ではロゼワインは人気がないので、しっかりした比較的高めのものはあまり売っていない。特に最近だとナチュラルワイン系のものが多くてお話になりませんという感じでです。そんな中で昨年も飲んだフェルミエのロゼ。ア...
久々に不老泉。SNSで求人の話が流れてきて大変そうだったので……近くに住んでたらちょっとやってみたい気持ちがあるけど。現実的には雑用からだろうし季節労働だしハードルが高いよなあ。最近は杣の天狗が稼ぎ頭なんだってね。確かにあれは美味しかったけど、こういう蔵でも新酒うすにごりでないと売れないというのはつらいね。わりとたっぷりめの甘み。乳酸的なニュアンス、ビビッドな酸味。チャーミングで比較的飲みやすい味わい...
ロワールも日本で見かけるアイテムが少ないのですが、わりと好きなのでよさげなのを見かけてはチェックしています。リュミナンスはキンメリジャン土壌でコンクリートタンク発酵、これに樽を使ったものがウーリトミーとかユートピアというキュヴェっぽいですね。スーッと爽やかさ、少しの青さとかミネラル、柔らかい表情の柑橘的な酸味などを感じさせる香り。そんなにフルーツ感が強いわけでなく、そっけなくてつまらないという人も...
Xでフォローしてる方のポストを見て。作というと僕は伊勢志摩サミットで売れたという印象が強くて。そこまで自分にハマった記憶がないのですが、流通と品質保持のために火入れしか出さなかったり、海外で売れてたりそんな印象。あと○○の智とかラインナップが良くわからないんだよね。ややとろみ強め。ライトなカプということになるんだろうが爽やかな香気もあるし、全体の調和からうるさくない。完成されている。甘さも程よく、甘...
久々に天明を飲もうかなって気がしたのですが、近年の天明の方向性があまり好きでなくて……。央は天明蔵のすぐ近くにある五ノ井酒店さんのPBシリーズで、そこから熟成物がタイミングよく出ていたので。2022BYなので3年熟成か。五百万石55で度数は16度あります。おお、こういう熟成感は嫌いではないんです。嫌な人も多いのかな?透明感のあるベース、少しキレ感もあると思います。まだ甘みや酸味もほんのりと感じ。というかやっぱり...
ピュリニーの1級とか久々。少し前はルフレーヴとかソゼでも3万くらいで買えたもんだけど、いまや他の生産者でも3万だもの。文句はない。とろりとした甘さ、バターやはちみつ感。酸味はあるけどそんなにたっぷりしっかりあるというよりも薄く輪郭をつくるようなイメージで。ゴツっとし出るようで、スッと抜ける石灰感もあるようなミネラル。鉱物感があるというような感じか。やや還元的にフリンティでそれが好み。まあいいっすね。...
アルザスといえば白ワインでしたが、ピノ・ノワールがグランクリュ認定されるようになりました。アルザスのピノ・ノワールの第一人者というような生産者です。2023年なのでまだ若いです。もう飲めるという話をチラ見したのですが、まだ色は紫でブドウジュースに近い。でも飲めます、そしてかなり美味しい。なんとなく、そこそこのクラスのメオ・カミュゼくらいはいけるんじゃね?という味わい・あえていえばフィニッシュ後が少し苦...
昨年末にワイナリーで勝ってきた限定物のうち、ラストの1本。香りは良い。良いというのは果実香があるとかではなく、調和が取れて好ましいということ。色はかなり薄め。味わいもそのとおり薄ウマ系で酸味もあるが、そんなに危ういとは感じない。トマトピューレみたいな感じの酸味かなあ。だから少し青いようなニュアンスがあるんだろうけど、それは終始いい爽やかさを担ってる。樽はこの手のでは比較的効いてるけどそれがよく作用...
香らない、甘くない、流行じゃない。そういうお酒ということで最近は宮城のお酒はよく飲みますが、広島辺りも行けるんじゃないかと。そんな気持ちで天寶一。んんー?そんなに香らないのは良い。思ったりよりは少し味幅のあるタイプですね。甘じょっぱいような味わいに、ほんのり熟成感のあるような旨味というか。コクといえばコク。タッチはとろみがあってリッチというか高級酒っぽく。美味しくなくはないですが。勝手に思っていた...
クロ・デュ・メはデリエール・シェ・エドゥアールの直下の畑っぽいですね。サントーバンでもピュリニー側っていうのかな、アン・レミリーとかレ・ミュルジェ・デ・ダン・ド・シャンのほうが評価が高くて、今回のあたりはやっぱりちょっと人気ないし安いんだと思います。還元的で難解。最初は甘美さが全然出て来ないと思います。少しバタリーなエキス感と塩味みたいな。ミネラリーなのはフリンティで砕いた石を振りかけ、ちょっとゴ...
何度か取り上げている松竹梅の新たな試み、然土。1万円で送料込みで送ってくれるので、採算度外視と言ってもいいくらい良心的です。大手としてこういう商品にチャレンジしてくれることは大いに評価できます。2024BYのロットで25年10月と26年3月に出荷がありました。2023BYのロットはちょっとチグハグに感じたところもあったのですが、ティスティングのコメント的に今回のは改善してそうな感じだったので買ってみました。よしっ、い...
美丈夫の蔵の新商品。東条山田錦25、9号系の純大で1万の税。比較対象は黒龍の純大あたりかな。3万とか5万というのは今の日本酒の立ち位置を考えると話題先行で全く無意味な値付けです。それは市場価値として上がってるんではなくて、ただ高いものを買いたいだけの好事家に売りつけてるだけ。一方で1万円というのは決して高くない。し好品、少量生産で高品質のクラフト的なお酒として考えたときに普通の価格で、1万円の商品を安定的...
以前エントリーキュヴェのロウロを飲んで好印象だった生産者。ゴデーリョは個人的に気になる品種です。シャンパンみたいな少し品のあるブラウンの入った薄いゴールドというような色。不思議と味わいもそんな感じ。シュッとチョーキーなミネラル感は精度が高い。酸味も適度な豊かさでウエットな生々しさがある。。そこにほんのりオークなのか、ちょっとブリオッシュ、いやスパイス感とかなのかな。シャルドネとは違うような感じで、...
オーストラリア、ヤラ・ヴァレーのピノノワール。2024で飲めるのか?と思うけどナチュラルよりの生産者だからいけるかな。アルマン・ルソーのシャンベルタンもろパクリのラベル。おっと、薄いけどいい香りしますね〜。まあナチュール系というのか薄ウマというのか。、国産系とか好きならどうですか?酸味が高めて赤いベリー、少し梅やアセロラもなくはないが危うい感じはあまりない。ウエットさというか生っぽいニュアンス感はある...
まずは冷酒で。これはなんだろう、甘くも酸っぱくも、すごく濃醇でもない。外殻のドライさはあるが、するんっと円を描くような膨らみも。基本的には山田錦錦のクリーンさというか。未成熟なこともありそうだけど。やっぱりどこまで行ってもお燗でエキス感を膨らませるお酒なのかなあ。この感じだと山田錦の火入れはクセがなさそうで悪くないけど、吟味がどうこうって酒ではないな……やや酸味はあるが。7号は7号っぽく、そんなに中硬...
米違いシリーズではありますが安定の墨廼江。どこの蔵も商品はレギュラー商品3種くらいで良いんだよ派ですが、米違いで出すのは販売戦略上しょうがない。そうなると大事なのは売れるように米違いを出すけど、味わいはどれも大体同じで銘柄のブランド力を保つということ。前置きはさておき安定の墨廼江。40近くなって日本酒はこういう酒で良いんだよと思います。けっこう辛めですかね。ドライというかクリアーというかフラットとい...
ニュージーランドはソーヴィニョン・ブランも有名ですが、最近はピノ・ノワール大国。例えばジェームズ・サックリングの年度のベスト100で見てもピノ・ノワールがずらっと。これが例えばオーストラリアだとシャルドネやらシラーズやらでピノは数えるほどだもんね。おおっとこの香りは素晴らしい。味わいはどうだろう。ちょっと甘い、まだ少しタンニンがこなれてないような感じがあるんだけどずっしり重いというよりは細かい粒子感...
昨年の11月だったかに奈良から三重に抜ける旅をしてきたのですがその時に買って飲みそびれてた鉾杉。伊勢のあたりに行くと必ず買うお酒です。金鳳から。すいっとした軽やかな転がり。けっこう飲みやすくて最初はやや吟醸酒に近いような印象もあるかな?と思うんだけどね。段々と複雑さも出てきます。やや酸味を感じ、そこにカスタード、プリン的な甘み、さらにじわっと辛口の収斂性、仄かなスパイシーさやウッディ感。ミルキーさと...
イタリア白ワインの代表的な生産地フリウリで名前のしれている生産者のようです。素晴らしい凝縮感のソーヴィニヨンブランですね!ステンレスタンクのキュヴェを選んだのですが、それでこの味わいか。ゆったりとしたテンポに凝縮感や味わいの膨らみを感じ、さらにやや陽気なフルーツのニュアンスと甘やかさを感じますが、上品な白い花に、ピーマン的なニュアンスもちゃんと。あえて言えば、酸味を強く感じるタイプでなくリッチなタ...
久々に飲みたいなと思っていた扶桑鶴。基本的にはお燗の銘柄かと思いますが、タイミングで生酒を。念頭にあるのが、僕はまだ飲んでないですけど天穏のセレクトシリーズの9号。ちょうどこのお酒も9号系×佐香錦でレシピとしては近いものになっています。ああいった山陰吟醸的な味わいが楽しめればと思っていたのですが、結論から言うと大正解でした。とはいえこの蔵は石見杜氏の系譜で、天穏は出雲杜氏の系譜です。石見杜氏は絶滅危...
これは昨年の物です。ワインセラーの下段、おそらく16度とかになると思いますが立位保管したもの。熟成の嫌な感じはないですが、すこし大人しい印象もあります。熟成がどうこうというよりも紺ラベルのほうが少しドライな味わいだった記憶があるのでそのせいだと思います。白ラベルよりも辛口というか、向うのほうが甘くて、こちらは少しドライということですね。でもらしい味わいは健在というか。やっぱり10号なのでこの手の中では...
さて、勝手に勘違いしていたのですが悦凱陣の亀の尾は、花巻、遠野、黒澤米と3種あるようです。花巻は先日飲んだ長珍と同じお米のようですが、そのあたり混同していてこれがその花巻だと勘違いして買ってきました。やはり独特の味わいあるよな〜。シトラスすら感じるような酸味に、野趣というか苦味が独特のストラクチャーとなってバババーっとくるような感じ。これが亀の尾の特徴なのか、造り的なものなのか不明だけれども。ミネ...
おっ!!香りがいいですね。程よくシュッとしてるというか。一杯飲んだあとだと乾いたものもあるので、バニラっぽいような甘美さもぐっと出てかなりいい。その中に少し青さとかがあるんだろうな。味わいはどうだろう。少し薄味というか、それを酸味で引っ張って、少し強めの樽味。少しゴマっぽいようなニュアンスはいいと思いますけどね。 ちょっとり立体感とか膨らみや甘美さに欠けるところはあるんですが、悪くないですよ。少し...
アダージョが良かったので、スタンダードな大吟醸を選んでみました。磯自慢に関してはうーんという時期もあったのですが、また一周回って良さがわかってきたというか、こんなもんで良いんだよというようなところがあったりします。これが5000円だとハテナ?というところもあるんだけど、伝統芸能というかスタンダードとして安心感もある気もする。ビシッとしたキレ。甘み、軽い甘じょっぱさ。低酸だけど酸味も感じる静岡だから少し...
みむろ杉、新政な、久しぶりにこの手の流行とされるお酒の味わいを確認しています。その一環で昨年東条山田錦をやって好印象だった若浪。かなりビビッドな酸味。そこにまったり目の甘み、少し渋みや辛味、アタック感全くダメというわけではないんだけど、やはりこうなるかという感じ。どうしても洗練されないというか。これに関しては若波がダメというか、変わったお米を使った商品はこうなりがちだよなあ、というその想定のまんま...
カロリーオフ、ヘルシーな辛口ですね。酸味はあるが、一応旧来の日本酒に近いテイストも持たせつつ、それでいて少し今っぽく。軽快で飲みやすく。まああえて言えば山田錦を使う意味があまりないくらいか。香りもすごく強いって感じでもなくほどほどじゃないか。まあチューハイみたいなもんと言えばそう笑翌日なんかは少しトロミとかふくらみも出てくるので、常温で飲んだり寝かせたりしたらまた違うのかもしれません。造りは達者な...
福井滞在、福井酒の中なら白岳仙を選びました。何年か前に商品ラインナップをリニューアルしたのかな?表現に困る酒。余計な香りがないのは良い。仄かに薄甘いくらいで、少しバナナとか感じるのかね、自社か。少しヌメッとしてるというか粘性のあるようなテクスチャー。酸味があって、あとはなんというのかやや甘じょっぱいような味わい。甘いってほどではないが少しお米ジュース的は味わい。ということなのかな。濃醇、芳醇という...
弥栄鶴(やさかづる)。丹後のお酒になります。京都の日本海側。近くの蔵だと玉川なんかがあります。はるか昔に飲んだ蔵舞というシリーズはどうしようもなかったのですが、レギュラー商品はどうでしょうか?これはうまいな!ナッティさ、甘み、酸味もたっぷり。濃醇なタイプでやはり玉川なんかと近いところもあるが、こういった味わいが求められる食文化があるんだろうか?パンチがあるようで実は綺麗というか。転がりの良い円い甘...
新政の熟成、俺もそんなことをやっていたこともあったよ。7、8年前かな。いまでやさんの熟成商品です。先行で抽選の案内が来ていたのでなんとなく応募してみたいのですが、あとから見たら1万5千円でした。まあでもオリジナルの熟成商品と考えれば普通だし、新政だって本当に商品に自信があるならここまでと言わずとも全商品5千円~1万円くに上げるべきだと思うんだけどね。ヴィリジアンは2020BYを飲んで妙にリッチな仕立てだった記...
久しく飲んでないみむろ杉、最近はトップクラス級の人気を誇るとか。あまり好きな路線の味ではないことと、かつてバランスが良くない物を飲んだことがあるのでご無沙汰でした。ろまんシリーズとか菩提もとシリーズとか、やたら品数が多いのは不満だけどこれはどこの蔵もそうだからしょうがない。その中では比較的ラインナップが整理されているほうではないか。基本的な商品としてとしてこの純吟山田、低アルDio Abita、特別純米辛...
ニュイ・サン・ジョルジュ側の村名の畑。生産者もヴォーヌ・ロマネの生産者って感じではないけどどうでしょう。うん、十分おいしい。少し黒い果実のイメージはあるものの、しっかりフレッシュな果実味もあるし、酸のトーンやテンションも高い。そのうえで妖艶さというか、果実的なニュアンスも複雑。寝かせたらもっもムンムンしてきそうだし、今でも十分香り高いと言って良いだろう。黒糖もちらっとでるが少し青さ。酸の伸び、シル...
久々に天明。一時期は高く評価していたのですが、3年前くらいから私の嗜好とはズレが出てまいりましてご無沙汰でした。会津産リンゴを思わせるキュートな酸味と甘み、とか書いてありますが調べるとリンゴ酸生成酵母を境界10号と混ぜて使っているようです。その時点で大きく酒質が異なるんだから、そんなものをろくに明記せずに同じ銘柄として出す意味がわからない。混ぜている分少しシンプルめに作って入るのだろうが、やはり酸味...
すっかり『日本酒を毎日飲む』ことから縁遠くなっている昨今。最近は飲みたい日本酒が本当になくって、今日は日本酒でも飲むかとはなっても、最寄りの酒屋にいってうーんうーん悩んだ挙句に何も買わずに……なんてことも。今日は久々に天明を手に取ってみました。一時期は高く評価していることもあったのですが、ここ2、3年は低アルコール路線など、私が求めるものとの乖離があって距離を置いていました。日本酒の蔵元の問題点として...
そこらのスーパーでも置いてあったりする醉心。調べてみると製造石数が1万5千とかなのでかなり大きいですね。広島で大きな蔵、賀茂鶴と二大巨頭ですが賀茂鶴は上から下までのイメージですが、失礼ながら醉心は大衆酒に強いイメージがあります。地元の方の肌感覚、地元での立ち位置みたいなものを聞いてみたいですね。普通に悪くない。もちろんクラシックな系統だけどね。ややメイラードな感じで熟成的な味わいもあるが、割ときれい...
もういっちょNZのSB。クラウディベイのマールボロではなく、同じ南島の南端でセントラル・オタゴのワインで、より冷涼な気候ということになります。香り豊かなのはそうだが、なにか火打石のような香りがするか?還元的、ちょっとビオ系、ちがうか……なんだろうな。そんなに青いという感じでもないがそういうほろ苦さ的な表現なのか?あるいは軽くスパイシー。酸味のボリュームは結構あってやはりだいぶ違う。つややかでコクもあるは...
なかなか良い所をついているのではないか。磨き80で綺麗に作ろうという、良い意味でスッキリというかアミノ酸なんかを低めにしようというスッキリヘルシーな造りも見え隠れするし。一方で程よく酸味とか、語弊を恐れずに言えば、雑味を少しうまく残したような味わい。お米を炊いたような素朴な味わいのお酒だけど、クラシックとモダンの間。9号だからか少し薄甘いようなところは完璧に俺の好みではないけども。仄かなバニラ感とい...
ニュージーランドと言えばクラウディベイというくらい有名な1本です。SB自体本家よりもニュージーランドのものがなじみがあるという方もいらっしゃるかもしれませんが、そもそもニュージーランドのSBを広めたというのがここ。産地においてこういう絶対的な定番の1本があるというのは飲み手としてはわかりやすいですよね。産地・生産者の側としてもそっちのほうが売りやすいんじゃないかな?これなんか5000円するんですがどこの成城...
ロワール、サンセール10代続く名門という話。いくつかキュヴェがありますが、こちらはシレックス土壌のブドウを使ったキュヴェだそうです。青さもなくはないけど少しフローラルというかハーブ系の花みたいな。僕のイメージするいいフランスのソーヴィニヨンですね。含むとスッキリとしつつもふわっと樽というか芳醇なニュアンスもあり、余韻の長さを感じます。果実味がないというのも変な話ですが、良くも悪くもニュージーランドの...