会津の末廣さんの新シリーズ。最近ちょこちょこ目にする商品です。非常によくできています。少しガスがきいてシャキッとしたような味わいに程よいとろみ。甘さも足りているんだけどめちゃくちゃ甘いという感じもなく、、酸味も今っぽく程々に。香りも抑えめですよね。かなり抑えてあるのでなかなか形容しにくい。マスカットと言ってる人がいるがどうかな。少しイソアミルなんかも感じるしバランスがいいよね。自然な範疇の果物の売...
新潟の魚沼あたりのお酒です。魚沼というと八海山がありますが……。吉池なんかでは見かけるお酒でちょっと気になっていたのですが、少し前に中越に旅行に行ったこともあってこの機会にチャレンジ。これがクラシックだが悪くない。カスタードプリン、あるいはラムレーズンのようなニュアンスで甘みもある。ただ濃厚というよりはスッとした口溶けというと言い過ぎだけど軽やかさなんかもある。雪中梅と能鷹の合の子くらいのイメージか...
まるめちさんリスペクトです。日立の酒蔵だそうで、日立というと最近は森嶋ですが。調べてみると北茨城のもっと山のほう(久慈とか)にまだもう2つくらい酒蔵があるんですね~ドライブがてら言ってもいいかもしれない。ただ茨城ということもあるのかM310酵母らしいので心配。そんなに香り甘み全開でつくってるわけではなく、むしろシャープといってもいいくらいですね。味わいは310だなあって感じもあるんですが。クリアーさもあっ...
南アフリカに挑戦しようと思って買ってみました。いま非常に人気のある産地ですよね、というか妙な人気というか。これにしろ、争奪戦のクリスタルムとか、上位キュヴェだと1万するのでそこまで人気になるの?と少し懐疑的。香りは良い。少しハーブ感もあるような香りで一瞬SB?とも思う。少しトロピカルなんかもあるし、菩提樹とかの白い花も感じる。青いミカン。飲めばシュナンはシュナンだね。蜂蜜っぽい甘さをやや強めに感じる...
ドメーヌ・ド・モンティーユ ボーヌ1er レ・ぺリエール2012
お手頃価格(8500円)で売っていたバックヴィンテージ。ボーヌってほとんど飲んだことがないのでよくわからない。スーッとピュアめ、赤系にイチジクなんかも感じる。少し鉄分という塩気というか、かそういう要素があってこれからどうまとまってくれるかな?ストラクチャーがキリッとしているというか。まだタンニンもほどほどに。ペリエールという畑名は他の村にもあるが、石切場という意味なんだそうで、まさにそういう感じはする...
ある程度の方向性はわかるけど、詳しいかというと詳しくない長珍。とくに似たような銘柄の中での立ち位置とか特徴、詳しい人がいるなら教えてほしい。当たり前だけれども濃醇な味わい。青めのバナナ、ヤクルトのような乳酸系の甘み、やや高めの酸にはシトラス成分を感じ、ビシッとした強めのキレやしっかりした骨格にはスパイシーさや野趣も感じる。主にストラクチャーやキレにしっかりゴツっとした強さを感じるのは好感が持てる。...
岐阜の竹雀、飲んだことが無かったので。基本的にはお燗酒を志向してるのかな?蔵元杜氏は酒屋八兵衛で修業したようです。当たり前だけれども濃醇なタイプか?青めのバナナ、ヤクルトのような乳酸系の甘み、やや高めの酸にはシトラス成分を感じ、ビシッとした強めのキレやしっかりした骨格にはスパイシーさや野趣も感じる。主にストラクチャーやキレにしっかりゴツっとした強さを感じ、へにゃっとしていないのは好感。生のまま寝か...
エントレ・ペドラシュ アソーレス エフスィーヴォ・ブランコ2022
ポルトガル、というかもはや大西洋のど真ん中といっていいようなとんでもないところにある島の酒。葡萄畑の景観は世界遺産に登録され、火山性土壌という文脈からも注目の産地なんだとか。なんとなく琴線に触れて購入。このキュヴェはもうほとんど完売っぽいですね。シュナン・ブランみたい?というかリースリングというのか。つまりしっかりと酸がある。もちろん柑橘、さらに少し蜂蜜のようなニュアンス。すこし洋梨、大げさに言え...
新潟酒の陣のPR商品のようです。吉池なんかでも売っています。価格が異なるため雪室貯蔵の原酒とは別商品のようです。雪中梅の柔らかさやスムースさ、甘みはもちろん健在で、やはり濃い目ですね。酸味、エキス感、イソアミルなどを強く感じるというか。やっぱりレギュラーはレギュラーの完成された味わいがあるんだろうな。とはいえこなれてくると絶妙な塩梅だ。しつこくなくて、ちょっとばかしのキレ感もある。誰が飲んでも嫌いと...
京都の日本海側、舞鶴のお酒です。たぶん初めて飲むと思います。濃醇だな。イメージとしては玉川あたりを少し飲みやすくした感じではないか。これで度数を15度というのはちょっと驚くかもしれない。セメダイン、酸味、少しテロっとしたような甘み。あえていえば少し酸が溌剌としてブライト。少しモダンといってもよいか。この手のお酒でたまに感じることのある、少しスモーキーなニュアンスをうまくスパイシーに使っているあたりも...
ポルトガルで飲みたいワインがあってそのついで。少し前にフラッグシップのコシュというキュヴェをやりましたけど、これは中間くらいになるのかな。やたら瓶が重い。少し麦わら色というか、シャンパン的な、濃いめの色。うーむ不思議なワイン。樽感は効いていてどっちかというとムルソータイプな気がする。酸味がやや高いのは品種によるものか。ただツヤや輝きといった質感の高さは存分に。また粘性はあるが、すごくこってりという...
ふと思い出して久々に飲みたくなったお酒。時期的なこともあって少し味が乗ってきてる印象か?冷酒で飲んでもほんのりバニラやミルキーな感じでわりと甘さも感じるか?という第一印象。けっしてモダンではないがやはり嫌いではないな。いい意味での酒っぽさ、程よい幅や厚み、酸味も少し感じ、程々のキレ。涼やかというと語弊があるが酒っぽさと程よいすいっとのバランス。やっぱり酸味を少し感じるような所がいい。今っぽい文脈じ...
ル・レーヴ・ワイナリーが改名してドメーヌ・ブレス。2022の結という商品は良かったのですが、2023はさっぱりで一抹の不安があります。今回は赤で、ドルンフェルダーにメルローというセパージュ。ナチュラルっぽいテイストだけどちょっと面白い。まずかなり高い酸味が印象的だけど、酸っぱいだけではなく、まあまあ飲める混ぜてあるメルローが仕事してそうな味わい。赤い果実にすこし青さとかスパイシーさ。ラズベリー、すもも、黒...
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会津の末廣さんの新シリーズ。最近ちょこちょこ目にする商品です。非常によくできています。少しガスがきいてシャキッとしたような味わいに程よいとろみ。甘さも足りているんだけどめちゃくちゃ甘いという感じもなく、、酸味も今っぽく程々に。香りも抑えめですよね。かなり抑えてあるのでなかなか形容しにくい。マスカットと言ってる人がいるがどうかな。少しイソアミルなんかも感じるしバランスがいいよね。自然な範疇の果物の売...
実家帰省した際に上田を経由して帰ってきた1本。しかし驚いたのは蔵元の混雑具合。土日だったとはいえ午前中の早い時間帯だったのですがお客さんが次々と。ゴリゴリの日本酒マニアという感じでもなく、ライト層にもそれなりの知名度があるんですね。しかし蔵元に行けばある程度確実に買えるというのは、ある種理想的な形かなと思います。品薄商法でカルトやってる某蔵なんかよりも健全ですよね。あとは新政なんかそうだけど、グレ...
ブリオッシュというか、タレ感みたいなものはすごく合って、そういった香りの上がり方も強い。ガス圧はやや強め。各要素を見ると悪くはないけどちょっと取ってつけたようというかあまりバランスがとれてないというか。甘美さにかけるというか。あんまりうまい!とはならんのよね。こっちの味覚の問題ならいいんだけど。シャルドネメインだよね。それはわかる。チョーキーさなんかは素晴らしいし、余韻なんかもある。コク感と一方で...
さほど派手ではないお酒のはず。だからこそ今ならピンとくるのかな?と思って久しぶりに買ってみました。けっこうビシッとしたキレがあってスマートめというか。・それは今の僕はポジティブに受け止めることが出来ます。一方でその文脈でいうとちょっとだけ甘いんですよね。また甘みの質がちょっとね。めちゃくちゃ甘いわけでなく吟醸味とえば吟醸味なんだけど、やや単調な気もする。こんなもんと言えばこんなもんで、綺麗さとか水...
高清水というと僕は佐々辰酒店さんのブログを思い浮かべますが。秋田の大手で比較的どこのスーパーでも売っています。6号の発祥が新政なら、ずっと使ってきた育ての親が高清水です。アルミ缶から。けっこう濃醇で酒っぽさやコクがあり、一方でまたざっとしたキレ感も感じるか?少し酸味やビターさもあるようなあたりが6号っぽいかな?風邪明けのリハビリなので全く味覚が機能してないので参考程度ですが。酒乃国。もちろんさほど...
そんなにアロマティックというよりは甲州みたいな柑橘っぽい香り。裏書を見ると流行の高香気成分発生酵母を使用していないという。やはりワインにもそういうのがあるんだねえ。さすがに若いとは思うが、きつい酸味もなく全然飲めます。むしろスッキリめでさらっと清冽、ポジティブ。そこにじわっとミネラル味。特別なワインとは思いませんが嫌いではない。サンセールのSBみたいな。次第に滴るような果実味、ミディアムな重みという...
大雪渓は安曇野の池田町にある蔵です。松本とかあの辺りでは非常に幅を利かせてる印象ですがそれゆえに関東ではあまり遭遇せずちゃんと飲むのは初めてです。しかしこのパックのデザインは山のインパクトにちょっとレトロだけど色使いにかわいさもあって最高ですね。これ美味いなwもはや吟醸酒の味わいじゃないか?洗練されていてこれまで好んで飲んでいた紙パックとも一線を画す味わい。仄かに白ブドウとかライチのような、そっち...
香りはジャミーな感じ。味わいはそこまでジャミーでなくてスパイスやケモがふわっと香って眺めの余韻だ。わりと男性的というか濃いめというのか。タンニンやミネラル感もしっかりしている印象なかなか美味いね。ややクラシック、濃いめの味わいなので賛否はあるかもしれない。それでもヴォーヌでたまに感じたりする良い意味での水っぽさなんかもでてくるかな。塩味とかいい感じ。こなれてるとビシッとしてるというよりは丸くていい...
酔園サケパック(画像左)。旅行というほどではありませんが、安曇野、信濃大町、白馬あたりにドライブに行ってきました。旅行の際は酒屋も行きますがスーパーの酒コーナーを眺めるのが好きなんですが、長野は地元銘柄の紙パックのお酒が沢山ならんでいて楽しかったです。これは安曇野の酒蔵でエクセルヒューマンという会社が2002年に買収しているためEH酒造という変な名前になっています。安曇野あたりだと大雪渓、最近は甍あたり...
ロワールのSBですが、そこまでマニアックな愛飲家が多いわけでもなく、ある程度定番の物というのが決まっているっぽいです。例えば東京だと渋谷の東急とか、あるいは恵比寿ガーデンプレイスのとことか大きいとこに行くと、先日やったアンリ・ブルジョワとかアンドレ・ヴァタンが置いてあります。これもその1つ。リンゴのような甘い香りに、切れ味。樽の芳醇さもあるタイプかな。そこまで青さは強く感じなくってあっさりめというか...
イタリア白ワインの代表的な生産地フリウリで名前のしれている生産者のようです。素晴らしい凝縮感のソーヴィニヨンブランですね!ステンレスタンクのキュヴェを選んだのですが、それでこの味わいか。ゆったりとしたテンポに凝縮感や味わいの膨らみを感じ、さらにやや陽気なフルーツのニュアンスと甘やかさを感じますが、上品な白い花に、ピーマン的なニュアンスもちゃんと。あえて言えば、酸味を強く感じるタイプでなくリッチなタ...
久々に飲みたいなと思っていた扶桑鶴。基本的にはお燗の銘柄かと思いますが、タイミングで生酒を。念頭にあるのが、僕はまだ飲んでないですけど天穏のセレクトシリーズの9号。ちょうどこのお酒も9号系×佐香錦でレシピとしては近いものになっています。ああいった山陰吟醸的な味わいが楽しめればと思っていたのですが、結論から言うと大正解でした。とはいえこの蔵は石見杜氏の系譜で、天穏は出雲杜氏の系譜です。石見杜氏は絶滅危...
これは昨年の物です。ワインセラーの下段、おそらく16度とかになると思いますが立位保管したもの。熟成の嫌な感じはないですが、すこし大人しい印象もあります。熟成がどうこうというよりも紺ラベルのほうが少しドライな味わいだった記憶があるのでそのせいだと思います。白ラベルよりも辛口というか、向うのほうが甘くて、こちらは少しドライということですね。でもらしい味わいは健在というか。やっぱり10号なのでこの手の中では...
さて、勝手に勘違いしていたのですが悦凱陣の亀の尾は、花巻、遠野、黒澤米と3種あるようです。花巻は先日飲んだ長珍と同じお米のようですが、そのあたり混同していてこれがその花巻だと勘違いして買ってきました。やはり独特の味わいあるよな〜。シトラスすら感じるような酸味に、野趣というか苦味が独特のストラクチャーとなってバババーっとくるような感じ。これが亀の尾の特徴なのか、造り的なものなのか不明だけれども。ミネ...
おっ!!香りがいいですね。程よくシュッとしてるというか。一杯飲んだあとだと乾いたものもあるので、バニラっぽいような甘美さもぐっと出てかなりいい。その中に少し青さとかがあるんだろうな。味わいはどうだろう。少し薄味というか、それを酸味で引っ張って、少し強めの樽味。少しゴマっぽいようなニュアンスはいいと思いますけどね。 ちょっとり立体感とか膨らみや甘美さに欠けるところはあるんですが、悪くないですよ。少し...
アダージョが良かったので、スタンダードな大吟醸を選んでみました。磯自慢に関してはうーんという時期もあったのですが、また一周回って良さがわかってきたというか、こんなもんで良いんだよというようなところがあったりします。これが5000円だとハテナ?というところもあるんだけど、伝統芸能というかスタンダードとして安心感もある気もする。ビシッとしたキレ。甘み、軽い甘じょっぱさ。低酸だけど酸味も感じる静岡だから少し...
みむろ杉、新政な、久しぶりにこの手の流行とされるお酒の味わいを確認しています。その一環で昨年東条山田錦をやって好印象だった若浪。かなりビビッドな酸味。そこにまったり目の甘み、少し渋みや辛味、アタック感全くダメというわけではないんだけど、やはりこうなるかという感じ。どうしても洗練されないというか。これに関しては若波がダメというか、変わったお米を使った商品はこうなりがちだよなあ、というその想定のまんま...
カロリーオフ、ヘルシーな辛口ですね。酸味はあるが、一応旧来の日本酒に近いテイストも持たせつつ、それでいて少し今っぽく。軽快で飲みやすく。まああえて言えば山田錦を使う意味があまりないくらいか。香りもすごく強いって感じでもなくほどほどじゃないか。まあチューハイみたいなもんと言えばそう笑翌日なんかは少しトロミとかふくらみも出てくるので、常温で飲んだり寝かせたりしたらまた違うのかもしれません。造りは達者な...
福井滞在、福井酒の中なら白岳仙を選びました。何年か前に商品ラインナップをリニューアルしたのかな?表現に困る酒。余計な香りがないのは良い。仄かに薄甘いくらいで、少しバナナとか感じるのかね、自社か。少しヌメッとしてるというか粘性のあるようなテクスチャー。酸味があって、あとはなんというのかやや甘じょっぱいような味わい。甘いってほどではないが少しお米ジュース的は味わい。ということなのかな。濃醇、芳醇という...
弥栄鶴(やさかづる)。丹後のお酒になります。京都の日本海側。近くの蔵だと玉川なんかがあります。はるか昔に飲んだ蔵舞というシリーズはどうしようもなかったのですが、レギュラー商品はどうでしょうか?これはうまいな!ナッティさ、甘み、酸味もたっぷり。濃醇なタイプでやはり玉川なんかと近いところもあるが、こういった味わいが求められる食文化があるんだろうか?パンチがあるようで実は綺麗というか。転がりの良い円い甘...
これは大変よろしいな!!歯切れの良さと甘美さ、コク。リンゴや白桃などのフレッシュな果実感にジューシーでしたたるな酸味。酸味がきついのではなくウエットだ。ブラン・ド・ブランでミネラリーさやチョーキーさももあるんだけど、全体に味わいのボリューム感みたいなものとのバランスが良い。けっこう甘め、重めなんだけどふとぬけるニュアンスの白さとか輝きみたいな。ブリオッシュやハーブのヒント。ナッツとか栗とかタレみた...
久しぶりに五人娘。けっこうフレッシュな香りがするよ?まだ若いのか少しラムネのようなニュアンスというのかな、軽く冷やしても飲めそう。含んでもコテコテの燗酒なんてことは全く無く、ラムネに+乳酸的なニュアンスで、ライトな酸味というか。思っていた以上にモダンな生酛に近い。つか13度やんけ完全にそっちに寄せに行っとるわ2023BYで5月出荷、ロットによって多少の差があるみたいですが、純米のほうも14度とかになってるみ...
7月3日(若浪の日)に合わせて出しているちょっと特別な商品なのかな?たまには若波なんてのもいいかなという気分だったので。ある程度想定通りの味わい。それが一番助かる。もっとブドウよりのイメージだったけどラムネっぽいかな。ライトな酸味が優勢で流行の味わいに近いが、生っぽいようなボリュームも程よく感じる。そこに軽いガスというかシュパッとしたライトなキレ感というか。唸るようなお酒ではないが、甘さもあるし基本...
白百合醸造のロリアン。なんだか可憐な名前ですが、これも甲州を代表する商品を挙げたら必ず候補に入ってくるようなお酒。香りは甲州の柑橘香があって良い。少し吟醸的な甘やかさがあるのは好みが分かれるかもしれない。さらにやや収斂性を感じるようなミネラリーと酸味。シュールリーということも含め、バリバリに2024年最新モデルという味わいではなくクラシックというと語弊があるのだが少し前のよくできた王道甲州というような...
かたふねに続いてこちら。これは去年も飲んでますね。概ね同じような感じというか。少し育った熟れ感みたいなものをうまく扱ったような味わいの方向性。こちらのほうがソリッドに辛口の抜けがあるか。うっすらとマンゴーのような熟感はあるが育ちは控えめ?とろっとしたテクスチャはあるが、ソリッドにカチッともしている。少しヨーグルトなニュアンスが爽やかでいいね!マスカットも少々。カチッとスタイリッシュだけどキメキメで...
うほっ、いいねえ。俺の好きな少し甘じょっぱいような味わいだ。一回火入れのようだけど、程よく育ったというような味わいなのかな。とろみもあるが、きゅっと酸味も上手く効いていて。さらにカチッと尖ったようなストラクチャというか、キレ感もある。粘土というよりは砂質をイメージさせるような穴鼻抜けのニュアンス。実際どうかではなくイメージとして。いや、水の感じが上越の浅水みたいな感じあんのかな。それが良いんだけど...
灘の老舗。ド常温からお燗へ進んで、圧倒的に燗がいいですね。最初は味わいにあまり主張がなくて物足りなく、白鷹なんかのほうがいいな~と思ったんだけれども。はまるとこういうオールドスクールな銘柄の中では穀物感が少ないというか。酸味のトーンや伸びやかさに、キャンディな甘みやコクを魅惑的に感じられるタイミング、綺麗というのか。そういったところが非常にナチュラルにまとまる印象ですね。辛口のビシッとしたような厳...
久々に残草蓬莱やってみたくてね。まめ農園の雄町もあって迷ったけど、基本的な商品になるこちらから。強めに冷やせば余計な味がしない。さほど辛くないがシンプルな味わいに、やや生っぽい濃さもあり。少しリンゴのような酸味、あるいは風味があるのかな。特別にいいとは言わないが、こっち系の辛口なイメージできてれば良い味わい。時間が経過してくると、生の密度があるというか、もっとシャキシャキクリアーに軽い流れでも良い...
グランポレールはサッポロのやってるワインです。最近は品質が向上していて、特に2021以降はかなり期待できるみたいです。これはバックヴィンテージの2020。SBあんま飲まないからよくわからんけど……。しっかり凝縮感があって、酸味が浮いてないのはいいな。その上でほろ苦みと塩み。程よいキレ。グリーンなニュアンスに白桃。クリスプ感も適度にあるかな?ほのかにはちみつ。これくらいしかメモに残ってなかったんだけど悪くなかっ...
フィールドブレンドのモンガク谷。栢はシャルドネ中心とは言うものの、シャルドネ45%、ピノタージュ23%、ピノノワール14%、ピノグリ11%、ソーヴィニヨンブラン他5%と他もけっこう入っている。おお〜変な感じ。シャルドネだけど、酸味とか味の膨らみとか余韻とか違う味。りんごに少しカリンやはちみつの膨らみ?ほろ苦さと塩味、ほろ苦さ。ミネラル感のキレよく、ブレンドの膨らみあり、ここらしい少しメルヘンな要素あり。な...
かっぱという辛口特別純米ないい商品があるんですが、その上にかっぱの親分という商品があります。それとこれで迷って、山廃のこちらを選びました。不思議な味わい。かっぱに通じる少し鄙びた味わい。軽く酸味があるというか。そこにやや甘みもあって、切れ味はがつっと力強く。米鶴らしいようなスイッとした透明感もあるし。ほどろよい柔らかさ膨らみに、さっぱりした乳酸とかカマンベール系のニュアンスも。まだ今挙げた各要素が...
抜いた瞬間はトースティ強いなと思ったけど、すぐにピノっぽさも感じる。最近あんまり飲んだことないタイプだな。リンゴとか洋ナシとかベリーが香る系?フィラディスさんは外さないシャンパーニュと言っていた。確かにそれもわかるが一方でいまだに6000円というのも納得してしまう。ぶっちゃけシャンパーニュはこの辺でそこそこうまい事に価値があるんだけど、それにしてももうちょっと本格的に美味いと思うやつだと今は8000円とか...
初亀の定番商品の純吟。うめえ!わりと密度感があってリッチな味わい。酸味が思っていたより少しだけ出ているんだけれどもその塩梅がとても良い。さら石とか石灰的なイメージに近いようなミネラル感というか辛口の粒子もあり、ややゴツっとしたほろ苦みや硬質なニュアンス。香りも酢イソ系ではあるんだけど、めっちゃバナナというよりももう少しフレッシュなフルーツ感というか、公式が南国というのも理解できる。当然香りのボリュ...
値段はさておき悪くないですね。しっかりした酸味に、味わいの膨らみや厚み、骨格もしっかりとあります。石灰感、クリーミィな旨み、熟成したようなタレ感も。あえて言えば凄くフルーティーって感じではなく、味吟醸みたいな感じか。俺はよくわからんけどRMなので地域らしさみたいなのを感じられるんならさらに一段評価は上がるだろう。甘みも足りてないわけでないし、ほろ苦さなんかも合わせやすい良い感じ。一呼吸置くとナッツな...
今年出荷のものが特別純米しかなかったので……でも4合瓶があったのは良かった。おそらくですが上の純吟、特吟と比べてより優しく、ソフトな仕上がりか。少し軽めで個性は控えめ、親しみやすいという意味でスケールは小さめ。それでもらしい味わいにはなっている。やや甘じょっぱいような味わいを感じ、いい意味でビターさも少し。程よい味の乗り。9号の特徴と思っている少しバニラなニュアンスも出つつ、それでもきちんと正しい吟醸...
まずは上撰から。甘みがある程度あるのは想定の範囲。ただ辛口感というよりも、比較的ザっとした感じのミネラリーさも感じるのはちょっと意外。嫌いなやつでは全然ないんですけどね。やっぱりまだすこーし杉の香りがするのかな?そろそろかなり弱くなってきてるけど。甘みに若干メイラードな感じと、一方で調節された度数のスムースさ。酸味はどうだろう、普段の白老ほどは感じないがそれでもやはり少しはあるのかな。ちょっとだけ...
栗駒山は東北地域でも個人的に好きなお酒です。今だとたぶん夏酒が出ていて、この蔵ならそれでも良いと思う。僕はレギュラーが飲みたくてこの商品を買ってきました。こういうのでいいんだよ。ほんの少しだけ吟醸香がしゅっとあるような。含んで少し甘く、お水的には柔らかく膨らみがありつつも、やや硬く詰まったようなエキス感に、比較的ガチっと辛口テイスト。このタイミングがベストなのかってのはわからないですけど、強めに冷...
若いので濃くバイオレットな色。もちろん香りにもそういった若さはあるが、その立ちやあるいは味わいといったところは流石にリアルワインガイドで褒めてただけの良い出来に思います。まだタンニンがざらつくので若い。モレ側のシャンボールなんですよね。ただしいい意味で少し青さやほろ苦さもあるような芳香と味わい、ミネラル感や酸味もしっかりあって。というか飲み勧めていくと酸味の伸びやかさやトーンビビどっさ、みずみずし...
契約栽培米の山田錦使用してるんだそうですが、火入れでヴィンテージ記載して3300円だったか?味は置いといて、商品としてはある種理想的というか、僕が考える一番まともな出し方じゃないかな。味は……。弱カプ、いやそこまででもないか。ちょっと而今とかのインスパイア系みたいな。香りはうるさくなく綺麗さもあるんだがそれなりに甘い。個人的には少し甘すぎる気がする。ただガスが溶けてるような感じに近い、とけてないけどカチ...
コイクマは荒井さん夫妻のプライベートブランドというのがいいのかな。福島白河の有賀醸造さんで勤めながらのリリースだったのですが昨年で退職なさったんですよね?細かい事情がよくわからないのですが、一応はR5BYの新酒も出ていたのでほっとはしています。今後はどうなるんでしょ?これはR3BYの生酛に無濾過原酒だったかな。番号は忘れた。すこし前に買って適当に寝かせていたもの。いいね、これ。甘やかさが足りている。その...