おはようございます、京やの勝也です。 小平でも朝夕寒さを感じるようになりました。 うちの嫁さんは「寒がり」で「冷え性」という病気なのかもしれませんがとにもかく…
東京都小平市の悉皆・呉服専門店「染と呉服京や」の三代目、猪上勝也のブログでございま す。
着物の歴史や文様の話。 呉服製作の技法の話。 呉服屋の日常、仕事の話。 着物、帯、襦袢、コート、羽織などの 着物コーディネートのコツをはじめ 着物の選び方や揃え方の話。 しみ抜きや洗張りなどのお手入れの話。
おはようございます、京やの勝也です。 古いコートや羽織は当時の流行もあり丈が短いものが多いです。 今はどちらも長めの丈が好まれていますので洗張りして少しでも丈…
おはようございます、京やの勝也です。 良かれと思った親切心が思わぬ結果を生むことが多々あります。 例えば「左前(ひだりまえ)」という言葉があります。着物の前合…
おはようございます、京やの勝也です。 近年女性の身長も伸び、体格も良くなっていますが足のサイズも大きくなってきています。 草履もLサイズからLLサイズ、クイー…
おはようございます、京やの勝也です。 今日は紬の洗張りと仕立替えについて。タイミングの良い洗張りは紬を生き返らせる効果があります。洗張りは簡単に言うと仕立て上…
おはようございます、京やの勝也です。 男性の着丈の話です。 最近街中でも男性の着物姿を拝見することが増えまた御来店下さる男性のお客様も増えて本当に嬉しく思って…
おはようございます、京やの勝也です。 少し早めですが帯締めと帯揚げの「夏物」についてです。6月を過ぎると帯や襦袢が夏物になって行きますね。それに伴って小物もレ…
おはようございます、京やの勝也です。藤の花の文様について。 日本にも古くから自生していましたが山の中では蔓が木に悪さをするので駆除する対象だったそうです。また…
おはようございます、京やの勝也です。 着物の寸法で背の高さに合わせる部分を「着丈(きたけ)」といいます。 背縫いの衿付けから裾までの長さと肩山から裾までの長さ…
おはようございます、京やの勝也です。 絹は水に濡れると弱くなる性質の素材です。濡れたところを擦ると毛羽立ってしまい光の反射角の影響で白く見えるようになります。…
おはようございます、京やの勝也です。気温が上がってきて靴の中が気になる日もある季節になってきました。 今日は日本人の足の裏について。 整体の先生から聞いた話で…
おはようございます、京やの勝也です。 「絞りの帯揚げ」について。絞りの帯揚げといえば振袖用を思い浮かべる方が多いと思います。 総絞りの振袖用の帯揚げです。 何…
おはようございます、京やの勝也です。 黒留袖用にお持ちの白の帯締めや帯揚げ。 黒留袖専用と思っていませんか? そうだとしたら勿体無いです。 確かに帯締めと帯揚…
おはようございます、京やの勝也です。 牡丹の花は中国・唐の時代から「百花の王」として格付けされます。 高貴で華やか、そして豪華でめでたいまさに皇帝にふさわしい…
おはようございます、京やの勝也です。 紋付の着物について。 紋付の「紋」は「家紋」です。家紋を入れた着物は家の紋を背負うつまり「家を代表する立場」ということに…
おはようございます、京やの勝也です。 「青かえで」が綺麗です。風になびくほど柔らかく初々しい生命力に溢れた緑は見ているだけで心が洗われるようです。「青もみじ」…
おはようございます、京やの勝也です。 今日は襦袢の話です。 4月は特別暑くなければ袷の襦袢で良いのですが気温が上がってきたら「単衣襦袢」を活用しましょう。 こ…
おはようございます、京やの勝也です。 「呉服」は「絹」です。「絹織り物」や「絹を織る技術者」を意味する大変古い言葉です。 その絹は繭(まゆ)からつくられます。…
おはようございます、京やの勝也です。 布を纏うという行動は人が文化的な生活を送るための基礎です。 どんなに素晴らしい食事も豪華で立派な住まいも裸では格好つきま…
おはようございます、京やの勝也です。 青梅の庭は今の季節様々な花と緑でいっぱいになります。日本の四季は色の移り変わりでもあります。色彩の感性が育まれる土壌にな…
おはようございます、京やの勝也です。楽しみにしていたソメイヨシノは咲くと嵐、あっという間に葉桜になっていきます。そうなると桜の模様は「八重桜」か散る花びらで「…
おはようございます、京やの勝也です。 昨日の「太鼓結び」の続きです。 この「太鼓橋」を模した結び方は帯丈の長い袋帯なら「二重太鼓」になり、短い八寸や九寸帯の場…
おはようございます、京やの勝也です。 「お太鼓結び」について。現在着物の帯結びと言えば「お太鼓結び」が代表的ですね。この「太鼓」は何から来ているかというと、亀…
おはようございます、京やの勝也です。 先週末久し振りに会うことができた友人と夜桜を楽しむことができました。 青空を背景にした桜も美しいですが夜桜には違った魅…
おはようございます、京やの勝也です。 昨日の補足です。私見ですのでご了承くださいませ。 二部式襦袢の時代から「長襦袢が流行」した文化年間は1804年から181…
おはようございます、京やの勝也です。 襦袢の仕立て方にも変遷があります。 襦袢はその登場から上下が別れたいわゆる二部式でした。 江戸時代中期にそれを繋いだ「長…
おはようございます、京やの勝也です。 桜が咲き始もう直ぐ満開です。毎年のことながらやはり楽しみです。 さて、歴史を遡って花見といえば「醍醐の花見」が有名です。…
おはようございます、京やの勝也です。 本日4日は二十四節季の「清明」。衣替えの目安の一つでございます。 先ず襦袢は「単衣」を先取りしても良いです。袖が軽くなり…
おはようございます、京やの勝也です 今日は桜の家紋について。 日本の家紋の種類は紋帳の厚さを見てもわかるように大変な数になります。格が高い公家の家紋から武家の…
おはようございます、京やの勝也です。 「檜扇桜枝模様振袖」 檜扇(ひおうぎ)は歴史も古く、最も格上です。扇ではありますがあおぐためのものではありません。女性が…
おはようございます、京やの勝也です。 今日は四月馬鹿、エイプリルフールですね。エイプリルフールといえども嘘をついてもよいのは午前中だけだそうですのでご注意下さ…
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おはようございます、京やの勝也です。 小平でも朝夕寒さを感じるようになりました。 うちの嫁さんは「寒がり」で「冷え性」という病気なのかもしれませんがとにもかく…
おはようございます、京やの勝也です。 毎年のことではあるのですが商人の師走はどうしても用事が増えていき予定が詰まってきてしまいます。 お正月用のご注文やご納品…
おはようございます、京やの勝也です。 嫁さんの実家は個人の庭とは思えない面白さがあります。 「十両」 別名、藪柑子。寿限無に出てくる「やぶらこうじのぶらこうじ…
おはようございます、京やの勝也です。 街は年末モード。 それぞれのご家庭で違いはあると思いますが、新年用に新品を準備するという風習があります。 昔は着物や履き…
おはようございます、京やの勝也です。 茶席の着物と「格」の話です。 茶席では客と、客を迎える亭主がどちらもキチッとした着物姿の印象があります。 フォーマル感が…
おはようございます、京やの勝也です。 茶道の先生をされている大先輩のお得意様とのお話。 最近目に付くのが長すぎる着物の裄とのことでとても気になると仰っていまし…
おはようございます、京やの勝也です。 男性の足は内股ではなく真っ直ぐか、やや外股(ガニ股)が基本です。 男性の場合武道で使われる「すり足」を見るとわかりやすい…
おはようございます、京やの勝也です。 昨日の腕に続いて今日は足です。 女性の足の注意点はご存知の通り外股(ガニ股)にならないことです。 分かってはいるものの実…
おはようございます、京やの勝也です。 着物姿を美しく見せる仕草の参考になれば嬉しいのですが、今日はそのひとつ、「腕」についてです。着物では、手の長さの寸法を「…
おはようございます、京やの勝也です。 お茶の稽古で先生のお道具を使わせて頂くのですが今日は茶杓の銘のお話です。 茶杓はお茶をすくうための茶さじのことですが一つ…
おはようございます、京やの勝也です。 京やは東京の小平にあり、お得意様は東京を中心に関東近県にお住まいです。 東京だから「東京好み」「江戸好み」だけかというと…
おはようございます、京やの勝也です。 着物姿では写真撮影がつきものですので写真撮影の研究をひとつ。 私は写真のプロではないのですが呉服屋として女性のお客様にお…
おはようございます、京やの勝也です。 江戸時代の江戸。 「江戸っ子」や「粋」という概念が生まれるとモテたい男性はその概念に沿って様々な努力をしたそうです。 そ…
おはようございます、京やの勝也です。 冬の着物姿はどうしても寒い。それは着物の形が衿首、手首、足首が通気のため開けてあるためです。 そこで衿首の防寒としてショ…
おはようございます、京やの勝也です。 着物の袖の長さを「袖丈(そでたけ)」といいます。 袖丈が一番長い着物が振袖ですね。 権力者は別にして一般的な人々の袖丈が…
おはようございます、京やの勝也です。 お客様との話で茶道の先輩から「絞りはフォーマルにならない」と言われたとのことでしたので繰り返しになりますが「絞りの誤解」…
おはようございます、京やの勝也です。 織りも染も共通の仕立て方についてです。この九寸帯の仕立て方で多いのが「名古屋仕立」です。太鼓部分と腹の模様の間で三角をつ…
おはようございます、京やの勝也です。 九寸幅の塩瀬や縮緬、紋織などの白生地に手描き友禅やロウケツ、絞り、刺繍などで模様を描き、地色を染める帯が「染の九寸帯」で…
おはようございます、京やの勝也です。 今日から九寸帯についてざっくりと書いてみたいと思います。九寸帯とは生地幅が九寸に織られていて両脇を縫い込んで芯を入れて仕…
おはようございます、京やの勝也です。 今日は長襦袢の話。お客様とお話をしていると襦袢は「長襦袢」が正式で後から「二部式襦袢」ができたと思われている方が多いよう…
おはようございます、京やの勝也です。 毎年のことではあるのですが商人の師走はどうしても用事が増えていき予定が詰まってきてしまいます。 お正月用のご注文やご納品…
おはようございます、京やの勝也です。 嫁さんの実家は個人の庭とは思えない面白さがあります。 「十両」 別名、藪柑子。寿限無に出てくる「やぶらこうじのぶらこうじ…
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おはようございます、京やの勝也です。 街は年末モード。 それぞれのご家庭で違いはあると思いますが、新年用に新品を準備するという風習があります。 昔は着物や履き…
おはようございます、京やの勝也です。 茶席の着物と「格」の話です。 茶席では客と、客を迎える亭主がどちらもキチッとした着物姿の印象があります。 フォーマル感が…
おはようございます、京やの勝也です。 茶道の先生をされている大先輩のお得意様とのお話。 最近目に付くのが長すぎる着物の裄とのことでとても気になると仰っていまし…
おはようございます、京やの勝也です。 男性の足は内股ではなく真っ直ぐか、やや外股(ガニ股)が基本です。 男性の場合武道で使われる「すり足」を見るとわかりやすい…
おはようございます、京やの勝也です。 昨日の腕に続いて今日は足です。 女性の足の注意点はご存知の通り外股(ガニ股)にならないことです。 分かってはいるものの実…
おはようございます、京やの勝也です。 着物姿を美しく見せる仕草の参考になれば嬉しいのですが、今日はそのひとつ、「腕」についてです。着物では、手の長さの寸法を「…
おはようございます、京やの勝也です。 京やは東京の小平にあり、お得意様は東京を中心に関東近県にお住まいです。 東京だから「東京好み」「江戸好み」だけかというと…
おはようございます、京やの勝也です。 お茶の稽古で先生のお道具を使わせて頂くのですが今日は茶杓の銘のお話です。 茶杓はお茶をすくうための茶さじのことですが一つ…
おはようございます、京やの勝也です。 江戸時代の江戸。 「江戸っ子」や「粋」という概念が生まれるとモテたい男性はその概念に沿って様々な努力をしたそうです。 そ…
おはようございます、京やの勝也です。 着物姿では写真撮影がつきものですので写真撮影の研究をひとつ。 私は写真のプロではないのですが呉服屋として女性のお客様にお…
おはようございます、京やの勝也です。 冬の着物姿はどうしても寒い。それは着物の形が衿首、手首、足首が通気のため開けてあるためです。 そこで衿首の防寒としてショ…
おはようございます、京やの勝也です。 お客様との話で茶道の先輩から「絞りはフォーマルにならない」と言われたとのことでしたので繰り返しになりますが「絞りの誤解」…
おはようございます、京やの勝也です。 着物の袖の長さを「袖丈(そでたけ)」といいます。 袖丈が一番長い着物が振袖ですね。 権力者は別にして一般的な人々の袖丈が…
おはようございます、京やの勝也です。 今日は長襦袢の話。お客様とお話をしていると襦袢は「長襦袢」が正式で後から「二部式襦袢」ができたと思われている方が多いよう…
おはようございます、京やの勝也です。 織りも染も共通の仕立て方についてです。この九寸帯の仕立て方で多いのが「名古屋仕立」です。太鼓部分と腹の模様の間で三角をつ…
おはようございます、京やの勝也です。 九寸幅の塩瀬や縮緬、紋織などの白生地に手描き友禅やロウケツ、絞り、刺繍などで模様を描き、地色を染める帯が「染の九寸帯」で…
おはようございます、京やの勝也です。 今日から九寸帯についてざっくりと書いてみたいと思います。九寸帯とは生地幅が九寸に織られていて両脇を縫い込んで芯を入れて仕…