本ブログです。書評やレビューというよりも読書後のつぶやきを書いています。
少しお堅めの(マニアックな!?)本を読んでいます。
『論理の構造〈上〉』中村元第一章論理と論理学はじめに第一節論理学の正当性第二節論理学の目的性を読む。ずーっと読みたかった本。でも500ページ以上もある分厚い本だししかも、<上>と<下>にわかれてあるからこれは手を出したら大変なことになる‥と思っていた。結局は誘惑に負けたけど。中村元さんの本だし相性はいいかなと読む前から決めつけていたけど内容が問題だった。私は論理学というからてっきり方法論的なことを期待していたのだけれども実際は、比較哲学的な要素が強い内容比較ものは好きだけど今、超ド級に面白い比較哲学の本を読んでいるので同時に同じようなものは読む気がしないなのでたぶん、続きは読まないであろう。第二節まで読んで、文章はやっぱり中村元さんだけあって読みやすいし、面白いと思う論理学と言語の学問を分離することが難しいと言...『論理の構造〈上〉』中村元
フーコー「自己と他者の統治 コレージュ・ド・フランス講義1982-1983 」
『自己と他者の統治コレージュ・ド・フランス講義1982-1983ミシェル・フーコー講義集成XII』緒言一九八二年一月五日の講義第一限を読む。1年近く読んでいたある宗教書に飽き飽きしたので(笑)浮気心から手にしてみた本。フーコーの講義録。めちゃくちゃ面白そうなので読み続けていた宗教書をすっ飛ばしてこの『自己と他者の統治コレージュ・ド・フランス講義1982-1983ミシェル・フーコー講義集成XII』を読むことにした。読みたいすべての本を生きているうちに読めることはないので読みたいと激しく思う本から読んでいったほうが賢明だフーコーの時代にはカセットテープレコーダーがギリギリ開発されていたのでその講義は完璧といってもいいほど再現される。私にとってはどんな論文よりも著作よりも講義録の方が好きで、興奮するなので個人的にヒッ...フーコー「自己と他者の統治コレージュ・ド・フランス講義1982-1983」
「ブログリーダー」を活用して、林夕さんをフォローしませんか?