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春爛漫
今年の三月は、気温が早朝に氷点下に落ち込むといった、例年になく寒い日が続いていたのに、4月になる頃には急に暖かくなり、気が付いて見ると春爛漫となっていた。 いつもなら、クロッカス、連翹、そして水仙など、先ずは黄色が春の訪れを告げ始め、次第にヒヤシンスが甘美な芳香を運びこみ、チ...
2023/04/19 04:01
警戒心
森の中では鹿、猪、雉を追って、藪だろうが茂みだろうがお構いなしに駆け回るので、トンカは生傷が絶えない。柔らかで、赤ちゃんの肌のようだった肉球も、今では弾力があり、黒々としっかりとしている。自慢の真っ黒な爪も泥が入り込んでいて、ぽっちゃりと手足を水に漬けてあげたら、水がすぐにも真っ...
2023/04/15 23:32
魅力再発見
ニュース解説をヘッドホンで聞きながらバスに揺られていた時に、非可聴という耳慣れない言葉が飛び出してきて、はっとした。解説者は丁寧に「ひかちょう」とは、聴くこと可能に非ず、と漢字で表記すると教えてくれたので、成程と納得することができたが、それ以上に話自体が非常に興味深かった。 ...
2023/04/12 15:10
春の日の夢物語
トンカと散歩をしていると、驚くほどの記憶力に圧倒されてしまうことがある。何かに憑かれたかのように藪の中に突進する時は、以前そこで何かを獲得したことがあることが多い。鹿を追いかけた場所でも、尻尾をぴんと立ててじっと様子を窺う。恰も、あの時の鹿にまた会うことを期待しているかのようであ...
2023/04/10 16:15
春よ、ようこそ!
日本には四季がある、と良く言われるが、フランスでは日照時間の変化の激しさで季節の移り変わりを感じると言えようか。もっと詩的な言い方はないものかと考えてみたが、今のところは名案が浮かばない。年間トータルにしてみたら、地球上どの緯度においても日照時間に変わりはない。緯度が高く、夏...
2023/04/08 15:54
有明の月
ぼんやりまなこで、未だ凍てつく早朝の草原に足を踏み入れた途端、息を思わず呑んでしまった。 丁度木々の間にすっぽりと収まる形で、まあるく輝いているものがある。まさかのお月様。トンカと一緒に地平線が良く見える丘まで行ってみよう。日の出前の藍色の空が次第に明るくなってくる中、月が地...
2023/04/05 15:13
花より団子のお花見会
いつもなら大地ではクロッカス、水仙、ヒアシンス、チューリップの順で咲き始め、次第に連翹が黄金に輝き出すと、樹木の花芽がぷっくらとし出して、さくらんぼ、ミラベル、クエッチがそれぞれに純白の花を咲かせるのだが、ここにきて駆け足で暖かくなったものだから、一斉にすべてが咲き誇っている...
2023/04/03 02:34
旅立ちの日に
ネコヤナギが好きだった。あのビロードの艶やかな房が、なんの変哲もない枝からにょきりと出てくることが、摩訶不思議でならなかった。以前、道路の脇のあぜ道で、自由気ままに咲き誇っているネコヤナギの枝を失敬してきたことがある。庭の片隅に植えてみたが、残念なことに根付かなかった。 あれ...
2023/04/01 16:44
2023年4月 (1件〜100件)
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