昨夜は地震アラートにびっくり。震度4の地震でしたが、こちらは地震が少ないので。関東では多いけれど、こちらでは皆さんびっくりしただろうな〜。さて、少しずつ読んでいた『道長ものがたり』山本淳子著読了しました。副題は「我が世の望月」とは何だったのか藤原道長の生涯を当時の貴族の日記、『小右記』(藤原実資)『権記』(藤原幸成)や残っている和歌、道長の死後に書かれた『栄花物語』『大鏡』など、そして『枕草子』、『源氏物語』などの資料から考えるという本です。平安中期のこの時代は日記や和歌など当時の資料が多く残っているので、詳細がわかるのがすごい。道長本人も日記を残しているし、『紫式部日記』もその大部分を道長の娘である彰子が天皇の皇子を出産する様子に割かれていて、そのために書かれたものということもあります。そんな道長は三男...『道長ものがたり』