気だけは若い。 超純情小説や日々のさまざまなことを、ぼちぼちとつづっています。
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窓ガラス越しの陽の光はもう春爛漫の感じ。 庭の椿も一度に咲いた。 真紅で大きめ女王様のようなのも、ちまちまと小さい藪椿も、しっとりとうつ向いている白い椿も。 寒がりの春子さんには嬉しいけれど、こう一足飛びに春がきたのでは風情がない。 春子さんには家事の外にやることは沢山あって、一日中退屈をすることはないけれど、 それと寂しいのとは別物だということに、ずっと前から気が付いてはいた。 近頃特に感じる。親しい友もみな老いて「出かけよう」と誘っても「明日になってみないと」と 起きてみないと体調が分からないなどと、情けないことを言う。 友がおかしいのではない。春子さんが元気過ぎるのだ。 昔から元気だった。両親に感謝しなさいよとよく言われた。 出かけると言ってもデパートをぶらついて食事してコーヒー飲んでお喋りするくらいのこと。 まあデパートでも今と..
暖冬の令和二年。悩まされ続けた風邪もやっと出て行きました。 穏やかなお正月、節分、立春、思うに毎年散歩をしながら口づさむ「早春賦」今年は 歌っておりません。 春は名のみの風の寒さよ..... 我が家の近くに大学のグランドがありそれを囲むように樹齢50年にも及ぶ楠木が並んでいます。 私たちが希望に胸膨らませて新居をここに建てたのもそのころでした。 まだ若木だった楠木の上に沈む夕日が本当に真っ赤で、二人でよく眺めたものでした。 子供たちが巣立ち二人になっても、転勤や二人の仕事の都合で、さてこの家に二人で いたのは何年位かしら。 又一人になってしまった私はもう十四年近くここに一人でいます。 嬉しいことに近所の人たちも好い人ばかりで、みなさん優しくして下さいます。 私いつも娘に言っては笑われるのです。 「退屈はしないけど、それと..
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