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ブログタイトル
さくらんぼ日記
ブログURL
https://dan416.blog.ss-blog.jp/
ブログ紹介文
気だけは若い。 超純情小説や日々のさまざまなことを、ぼちぼちとつづっています。
更新頻度(1年)

34回 / 365日(平均0.7回/週)

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ハンドル名
danさん
ブログタイトル
さくらんぼ日記
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34回 / 365日(平均0.7回/週)
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さくらんぼ日記

danさんの新着記事

1件〜30件

  • 初冬の庭で

     短い秋を楽しむ間も無いままに冬の声を聞いた。 立春と聞けば心も弾むのに、一文字違うだけで立冬は何となく寂しく侘しい心地がする。  先日剪定をして頂いた。 この職人さんに剪定をお願いするようになってもう十一年。 知人の紹介で初めて来られた日、庭を丁寧に見てから私に言った言葉が忘れられない。 「この庭を見ていると、作った人の気持ちがとてもよく分かります。愛情がいっぱいですから」    四十代と思われる彼の顔を思わず見直してしまった私。本当に嬉しかった。この人なら 夫が自分で作りたかった庭を引き継いで大切にしてくれるような気がして安心した。  朝の八時半から五時半まで黙々と作業をされるので、お茶を差し上げる時だけ話をする。  椿、梅 さくらんぼ ウバメガシ 利休梅 百日紅 山茶花 つつじ 紫陽花 木蓮 そして松 小さい庭に、まあいっぱい。  この上牡丹を..

  • 春子さんの茶の間 その13

      金木犀の香りが漂ひ、やっと秋らしい気配がしてきました。 余りの暑さに精神的にも疲れ果てて外出もしなかった春子さん。 今日は久し振りのカルチャー教室にでかけました。    珍しく小雨で新調したばかりの折り畳みの雨傘もさしてみました。 若草色の濃淡の雲形模様が意外に素敵で、今更のように勧めて下さったデパートの 店員さんにちよっと感謝する気になってみたり、春子さんの気持ちも上向きがち。    NHkカルチャー教室は市の中心部にあり終わってからの方が楽しみな面も。(苦笑)   春子さんは教室などで友だちになるタイプではないので、ご挨拶だけで終わるから みなさんの名前や顔さえ覚えていません。終わればさっさと帰るのです。    でも今日の教室(史記を読む)では生徒がたった四人、女性は二人だけだったので 二年前初日に彼女が声をかけてくれました。     kさん。年..

  • 秋が来た! と思われるのに

      暑い暑いと呪文のように唱えていた九月も今日で終わり。  期待していたように、このところ風は確かに涼やかで、空は惚れ惚れするほど真っ青。 時には白くちぎれた鰯雲、ついにんまりしてしまうのです。   庭の秋明菊もその気高い白い花を開いたし、稲穂も畔に咲く彼岸花も赤く力強く燃えています。    それなのに今日はまたまた三十度超え。エアコン出動です。  明日からは予定が目白押し。出かける用事もあるのに予報は雨と曇り、そして気温は三十度。 一週間ほど前には夜が来ると虫の声が美しくて、嬉しがっていたのに。  のにのにと、のにバアサンの恨み言が続きます。  それでも少し日差しが陰ると途端に秋の気配が漂うから不思議です。  秋祭りもすぐで子供たちの元気なお神輿が回ってくる頃には少し涼しくなるでしょうか。  今日は近所の方がよかったら行きませんか。とスーパー..

  • 春子さんの茶の間 その12

      連日の猛暑にげんなりの春子さん。  二週間前に涼しい風が渡り、小学校の四本のポプラの木が秋色の青い空に突き刺さったように 緑の葉っぱと溶け合っていた。  ああ秋が来た。春子さんは心の底から嬉しかった。  それほど今年の夏の暑さは尋常ではなかったのだ。    爽やかな毎日が一週間続いて、もう夏服はいらないなあ。    ところがまた暑さが戻ってきて連日の32度が留まらない。一度涼しくなった分余計きつい。 午後からはエアコンの中にどっぷり、何をするでもなく得意のノラを決め込んでごろごろ。  日が傾きかけて少し涼しくなったので外に出ると、隣の家のご主人が立っていた。 「こんにちわ。一人だから気になるんですよ。変わりないですか」にこにこと声をかけてくれた。  やれやれ同い年なのに年寄り扱いしないでと思いつつ 「はい有難うございます。元気ですよ。まあ血..

  • 寂しん坊のある日

     今日も朝から蝉の声がやかましい上に、お日様ぎらぎら。 うんざりと窓の外を眺めつつ房江は今日こそ病院に行こうと思っていた。  どこと言って悪いところもないのに、全身倦怠感とふわふわ感で心もとない気持ち。    じっと考えてみるのに、これはもしかして鬱ではなかろうか。    後期高齢者で一人暮らしももう長い。  自分のことだけ考えていたらいいのだし、友達もいるし趣味もあるし、退屈をすることもない。  他人様からみれば気楽なばあさんなのだ。  ただ、退屈しないことと寂しいことは全く別物だと房江はこの頃やっと気がついた。  近所の少し年上の初枝さんの姿が見えないなあと思っていたら、昨日見かけたので 「初枝さんどこかへおでかけでしたか」  と聞くとくっくっと笑って 「私入院してたのよ。そこの脳神経外科へ」 「えっ脳神経外科?」 「昨年倒れて入院してから、しんどくな..

  • 奥様とばあや

     いつもより少し早く朝の家事が終わった。  空は真っ青で太陽はギラギラ今日も真夏日だ。  一人住まいの私の一日は毎日同じで全く面白くもない。    ふと街にでも行ってみようかと友の顔を思い描いてみたが、みんな浮かぬ顔をしている。  この頃では用事もないのに出かけることなど考えたこともなかったのに。    神の啓示だ。出かけよう。 でも暑そう、別に用事もないし。もう一人の私がぐどぐどと足を引っ張る。  バス停までの三分が暑いだけよ。バスは涼しいしデパートはもっと涼しいと私。 その時閃いた。そうだタクシーにしょう。  悲しい悲しい主婦の性、バスは260円タクシー1500円。でも今日は決めた。  そうなると気持ちが華やいでいつもより少しはお洒落してみようとフアッションショー。 好きな黒のプリーツスカートに薄紫の小花柄のインナーにベージュのレースの軽い上着。  ..

  • 春子さんの茶の間 その11

     今日も猛暑だと、とテレビ画面にはずっと高温注意報がでている。 それでも午前中は日によって違う方角から涼しい風が吹き抜けているので、エアコンはいらない。  朝の家事を済ませると春子さんは新聞を持って茶の間に篭った。 庭のランタナの朱色の花と緑の葉っぱが風に揺れているのが、レースのカーテン越しに見えて ついにんまりの春子さん。    今春子さんには心配事がひとつある。 高校以来の友葉子さんのことだ。    春子さんの友はみなさん旦那様がお元気で「共白髪」を満喫していらっしゃる。 で、食事をしましょう、とか買い物に行きましょうと、容易には誘えない。チャンスだと 思っても「朝にならないと体調がわからないから」と言われると後の言葉が出ない。  そなん中でただ一人葉子さんは元気で車にも乗っているから、時々春子さんの茶の間に 寄ってくれてコーヒー飲んでお喋りが弾ん..

  • 突然の猛暑にがっくり そして danの繰り言

     過ごしやすい梅雨、暑くもなくムシムシもしない。 青田を渡る風は心地よくて梅雨入りはしたものの、元気いっぱい快適な毎日でした。  ところが大雨警報や雷注意報が毎日出るようになり、その割には当地は大したことなく 先日平年より大分遅れて梅雨明け宣言がありました。  七月も半ば過ぎなのだから暑いのは覚悟していました。 でも26、7度だった気温が連日33度超え。「ひぇー」ジジ、ババの悲鳴です。  午前十時を過ぎるとエアコン無しでは死んでしまいそうな暑さです。 家に篭り涼しい所で非生産的な怠け者の私はとろりんとしています。  いつもの夏とどこが違うのか、そう確かにひとつ年はとりました。でも別に悪いところが 増えたわけでもないのに。 やっぱり突然の大きな気温の変化に体がついて行けなかったのでしょう。    私はのらだけど、今日はこれをしょうと決めたら少々体調が悪くで..

  • 雨が降ります 寂しい雨です

     毎日が日曜日の私にとって三連休なんて関係ない。とひねくれて降り続く雨を眺めています。 出かける予定がない日の雨は好きです。しとどに優しく降る雨はでも少し寂しい。  朝から予定の家事はさっさと片づけて、緑が一際美しい庭をぼんやりと見ていると 胸の底の奥の方がじんわりと痛くなって、心の中の涙を一粒そろりと吐き出してしまいます。 そして二階に駆け上がり馬鹿な私はやっぱり「宝物」を引っ張り出して一人でニヤリと うつ向いて笑います。  そう六十年も前の私と彼の青春がいっぱい溢れている往復書簡です。   彼が逝ってもうすぐ十二年にもなるのに、彼は私から片時も忘れない。 おはよう、お休み、暑いね、寒いね。私から一方的に話しかける毎日です。  まあ考えてみれば、そんなことだけ考えて過ごせる私は幸せなのかもしれません。  私の親しい友人は皆さん旦..

  • 心優しい人の家

     美千代は接骨院の石段が苦手だ。 たった三段だけど一段が結構高い。そしていつもここで少し忌々しい気持ちになる。  だってここに来る人は足や腰が悪い人が多いのではないか。と少し先生が恨めしい。  美千代が膝を痛めて困っていた時、知人が好い先生だと紹介してくれたが、六十そこそこで 接骨院というと「年寄り」の行くところだと少し抵抗があった。  それでも膝の痛さに負けて渋々やって来た。  五十歳代の先生は腕が良いだけでなく、なかなかイケメンで優しくて話もよく聞いてくれるのに 無駄口をきいたり、他の患者の噂話などはしない。  美千代はすっかり先生のファンなって膝が治ってからもご縁は続いている。  あの頃は石段なんて気にもならなかった。  あれからもう五年、美千代もりっぱな高齢者。この頃では腰も肩も時には体中が痛い。 そして石段が苦手になった。    それでも今の..

  • 朱色の路面電車に揺られて

     梅雨入りせぬまま夏至を迎えた。 紫陽花の紫が緑の葉の間からちらりと見えて、それでまた気持ちが和む。  暑くも寒くもなく風は心地よくこんなに爽やかな六月を私は知らない。  だから体調はまあまあでも、予定の講座には絶対に出かける。  バイクを止めたので今まで十四、五分で行けたところへ今はバスと電車を乗り継いで 一時間もかかる。  せっかちの私にとってこんなに悲しく悔しいことはない。都会と違って一電車遅れると十分は 待たなければいけない。    そこで私は気持ちの切り替えをした。のんびりとその時間を楽しむことにした。 見渡せば高層マンションが次々に出来ている。どんな人が住むのだろう。一時私も憧れた。  あれホテルの名前が又変わっている。新しいコンビニが出来ている。 電停のベンチだって楽しいではないか。私の中の野次馬百匹。  今日は予定も無いのでぶらり出かけ..

  • 春子さんの茶の間 その10

     梅雨入りした地方のニュースを見ながら、雨の気配もない空を見上げる。 二十数年前の地獄のような水不足を思い出して春子さんはゾクゾクっと身震いした。 退職したばかりだった春子さんを心配して全国の仕事仲間から、沢山の水を送って頂いた。  今年もちらほら節水のお願いが行政機関から聞こえてくる。  今のところこの茶の間から見える庭の木々は元気で、春子さんは散水もしていない。 まあそのうち降るでしょう。と一人住いの気楽さでボーと座っているとメールが来た。  まあ珍しい息子からだ。余程のことがない限り彼の方から連絡があることなどないので、まず 心臓がバクバク。   「私旅に出ています。」たったこれだけ。    確か今日はまだ金曜日休みでもないのにどうして? 何処へ?  何しに? 春子さんの頭の中で? がぐるぐる回る。  もともと彼は旅行好きで、ぽっと出かけることも珍しいこ..

  • 黄昏に佇む

     朝の家事が終わらぬうちに英子から電話が来た。 「何?また旦那様がお出かけしたの」 「なんでわかるの?」 「貴女は一人になるとすぐに私に電話かけて来るのだもの」  他愛のない会話がはじまる。英子と私は青春時代を共に同じ職場で働いて同期の桜なのだ。  元気な旦那様、キャリアウーマンの未婚の娘さんと優雅に暮らしている。  近くには長男一家が住んでいて、幸せを絵にかいたような日常だ。  「ねえ一度会いたいからお宅に行ってもいい?」 「大歓迎よ。今週は予定も無いからいつでもどうぞ」 旦那様は彼女を我が家に送ってくると自由にどこかへ行って、夕方迎えにきてくれる。 「コーヒーでもどうぞ」と進めて少しの時間を一緒に話すこともある。 私たちには積もる話はいくらでもある。 ただこの頃英子は耳が遠くなり、物忘れも年相応でたまにとんちんかんなのが少し寂しい。  早速..

  • 春子さんの茶の間 その9

    春子さんが花絵さんと住田君のことを話し合ってから随分時間が経った。    あれは十六夜の月が美しい秋の夜、もう半年も前のことだったのかと、大切なことを 放り出したままにしておいた自分に呆れてしまった春子さん。  この間少し体調を崩してそれを花絵さんに知られたくなくて、つい長いご無沙汰になった。 住田夫人に不信を抱いたまま花絵さんの方からも、このことについては何の話もなかった。  そうして春子さんも大分元気になり、気持ちの整理もできたので、やっと花絵さんとじっくり 話せると思っていた矢先に突然花絵さんの訃報が届いた。  春子さんは愕然として悲しみのどん底に沈んだまま、浮き上がることが出来ずにいた。 冷たい雨が降りしきる夜に、花絵さんは心不全で一人で逝ったのだという。 だんだん事情が分かってきてもどうして?何故?あの元気だった花絵さんが。と彼女の死を 受け入れ..

  • さくらんぼ日記八歳です

     令和になってもたもたしているdanをあざ笑うかのようにはや半月。  今朝がた夢をみました。なんだかやたら長い夢で夫を始め大勢の登場人物ががやがやと 海だか山だかで、楽しそうにバーべーキューなんかしています。  少し離れた木陰でパソコンを膝に四苦八苦しているdanがいます。  ああこの夢はすぐ記録しておかないと忘れてしまうからと枕元のメモ帳を探しているところで 目が覚めました。  そして考えました。夢の中でも折角出て来た夫と話もせずにパソコンに向かっている私。 ブログ始めた頃は何も知らないから怖いものなし。  だらだらと面白いように何でも書いていた。そしてそれを負担に思ったことなどなかったのに。  そのうち種切れ、才能なしに気がついてあたふた。ブログのこともだんだんわかって来て少し 怖くなったのも事実です。  でも書くことが嫌いではなかったし、素敵..

  • 予定通りの二週間 

     平成から令和へ。 計画通りの二週間を終えて我が家に帰りました。 子供世代と行動を共にしたら、さすがに疲労困憊。  今日はごろ寝を決め込んでいます。  平成最後の日は娘と銀座の空気を胸いっぱい吸い込んで深呼吸。いい時代でしたと。  令和の幕開けは皇居前広場をゆっくり歩いて二重橋まで。新天皇、皇后さまに最敬礼。  午後からは、一別以来の親友に逢いに娘さんの案内でお墓参りに行きました。 お花をあげてお線香をたいて手を合わせると涙が溢れました。 美しくて賢くて元気な、私の自慢の彼女がすっきりとした立ち姿で目の前にいました。  子供たちとの温泉行は甲府湯村温泉。新宿からスーパーあずさ号で二時間の快適な旅。 六十余年前、夫が出張で行って「とてもよかった新婚旅行ならよかったのに」と絵葉書をくれた のを思い出して昇仙峡へも足を延ばしました。 甲府駅からタクシーで滝上まで、..

  • 平成最後の一日

     平成最後の日、この記念すべき日に東京に居るのです。どこかへに行こう。 皇居に近いところは人でいっぱいでしょう。ずっと一人で考えていました。  私にとっての平成を思い返してみました。 もしかして人生で一番のんびりしていた頃だと思います。    昭和に生まれて大人になり「この人でなれければ」と思う人と結婚して、二人の子供を育て 大学入学と同時に二人とも十八歳で家を出て行きました。  私たちは子供の思うように彼らの人生を生きてもらいたいと、いつも話していたので 別に寂しいとも思わなかったし、卒業したら帰れとも言いませんでした。  それでも長男は就職を決める時「帰らなくてもいいのか」と言ってくれました。 友人たちが家の都合で実家に帰るのを目の当たりにしたからでしょうか。  で、そのまま二人とも東京に居ついてしまいました。  私たち夫婦は二人して大好きな自分たち..

  • 飛んで東京

     爽やかな風とまぶしい陽の光。 やっと相応の季節の中に落ち着いた日々が過ぎて行きます。  ゴールデンウイークを東京で! 例年のことなのに今年は一つの感慨があります。  だって、私平成に発って帰ってくるのは元号が改まって令和なのですから。 ちょっと自慢に思う自分がいて、いつもより少し浮き浮きしています。  一人で過ごす長い休みが切なくて、ゴールデンウィークと年末年始は半ば習慣のように 子供たちと過ごすため上京するようになって、早十二年になります。  ご近所の皆さんからも、もうそろそろ行くのではと声をかけて下さったり羨ましがられたり。 でも人様が思うほど楽しみなわけでもなく、へそ曲がりの私は素直ではありませんでした。  でも行ってみると結構楽しくて、年を経るほど前よりは嬉しがってる私がいます。 ただ今年は「いつ来るの。待っているからね。」と言い続けてくれて彼女がもう..

  • 故郷の桜の花に包まれて

     朝から晴れ渡った青い空、浮き浮きと足も軽やかに駅に向かう。 私の生まれ故郷の街に近い駅まで特急で約二時間、のんびりゆるゆる走る。  早い春が来たのにそこで足踏みし続けて、桜もさっとは咲かない。 毎日一人で座っていると春とはうらはらに、何だか寂しくて病がちの友の消息など聞くと 余計に気分が滅入る。  そんな時ふと古い写真を見つけた。 おかっぱの髪に赤い鹿の子の布の入った髷をつけ、赤い着物を片袖脱いで下から空色の 襦袢の袖が見える。 それぞれのポーズでにっこり笑った七人の少女たち。  一人一人の顔を指さし名前を声に出して言いながら、懐かしくて私は涙が出そうになった。 これは小学校五年生の時の学芸会の劇中「紅葉おどり」の写真だ。  それぞれの役はこなしつつ、この踊りは別にしっかり練習をした。  学芸会が終わった翌日 隣町の写真館で摂ったもの。一里の道をどのよ..

  • 桜に雪 新元号の春が来た

     暖冬だ、今年は暖かいと喜んでいました。 本当に朝起きるとき寒くて辛いと思ったことはありませんでした。  特に二月と三月は体調も良くて、毎日好きなことのし放題。  お出かけはなく、訪ねてくれた友と我が家でゆっくりとコーヒータイム、それなりに好い日を 送ることが出来たました。    ところが春分の日が過ぎて「暑さ寒さも彼岸まで」などとお花見の相談やら、たまには美術館で 覗いてみましょうと、予定を立てたころから寒い日が戻って来ました。    開花宣言したまま桜の花が咲きません。楽しみにしていたお花見も花がなくては話にならない。 しまったセーターやコートまたで出してきたり。  今年は庭のさくらんぼも、梅も白山吹、アイリスまでが随分早く花が咲きました。 そしてずっと遅れて紫木蓮、蘇芳、利休梅が今やっと咲いています。  足踏みした春にいら立っているうちに四月が来まし..

  • 逢いたい人たちに

     濃い紅色と、白とピンクのツートンカラーの花が満開になった我が家の椿。 連日の雨にポロリポロリと散っていきます。  そしてこの花たちも私の逢いたい人たちのいるあちらへ行くのでしょう。  あちらではお彼岸には皆で集まって色々な話に花が咲くのでしょうか。 懐かしい顔が次々と浮かんできます。  私は長女なので弟たちは健在、遠くに住む私に月に一回くらいは「元気か」と声をかけてくれます。跡継ぎの弟は近くにいて何かと気を配ってくれるのが、何よりの私の心のよりどころです。    夫の兄姉たちはすでにあちらへ。残るは末っ子の妹一人となりました。 ただ夫以外はみんな85歳を過ぎていたし、父は94歳母は106歳みなさん長寿を全うしたと私は 思っています。  それに比べれば私の両親は早めに、特に父は59歳その悔しさは半世紀経た今も私の脳裏から 消えていません。私お父さんっ子でし..

  • 自分らしく思う通りに

     今日も朝から気持ちの良い青空です。  ついに春が来た! と声に出して言ってみてにっこり。  風は時折冷たいし、冬に戻りそうに寒い朝はリビングの温度計を日当たりのいいところへ。  私は天気予報を見るのが好きで、だいたい一週間分は覚えておきたいのです。  これは私の行動の原点といっても過言ではありません。  このところ体調もよくて、どうしたことか「のら」の私はどこかへ消えてよく動いています。  先日は突然にキッチンの戸棚の整理を思いつきました。  欲張りの私が出来る限り壁面いっぱいに取りつけて、何でもかでもしまい込むのだろうと夫に 笑われたしろものです。  あるある、不用品はとっくに処分していたつもりだつたのに、箱に入ったままの大鉢や 輪島塗のお椀。備前の湯飲みセット。今更IHに対応しない鍋などなど、笑ってしましました。 気に入って買っても「よそいき」と言ってすぐに..

  • 後ろ向きの青春

     雨が小降りになるのを待って景子は家を出た。 駅への道は何となく気が重かったが、小一時間も電車に揺られている間に薄日がさし 窓の外に続く里山の霧が少しづつ消えると、あたり一面に咲く菜の花に春のやさしい光が 降り注いで景子の気持も少し軽くなったようだ。  目的の駅に着いた。 何年振りだろう。辺りの様子はすっかり変っていたが、景子の胸にはあの日の深い絶望感が 昨日のことのように蘇ってきた。  駅前の道をおぼろげな記憶をたどりつつ、ゆっくりと歩いた。  二十三歳の春、吾郎と二人で歩いた道、喜びと不安でいっぱいの景子に吾郎の大きな暖かい 手が嬉しかった。この時二人は結婚を決め彼の両親に会いに来たのだった。  吾郎はすでに両親の許しも得て、婚約者として景子を紹介するのだと。  この辺りの旧家だとは聞いていたが、立派な門構えの家の前に立った時その立派さに 今更な..

  • 嬉しい春の訪れ

     思ったよりずっと早く春が来た。 今朝見たらもうさくらんぼの花が五つ六つ開いている。それなのにえひめあやめもまだ次々に 優しい紫の花をつけている。  花たちをみて、つい笑顔になる自分の単純さに呆れつつ、それでも嬉しくて心が躍る。  代わり映えのしない毎日が過ぎて行く一人の生活。何かしているので退屈をすることはないが 楽しいとか嬉しいとかいう感情とはほど遠いところにいる私。  お茶を飲んでほっと一息ついても、思い浮かぶ友たちの顔は.... 老々介護、病院通い、そしていくつかの高齢者施設の一人の部屋。春になっても二つ返事で 付き合ってくれそうな人はいない。年を取るということは寂しいことだと今更のように思う。  それでも春めいた日差しに誘われていつもの散歩道を歩いていて立ち止まってしまった。 固まって生えている一面の枯芝の中に、淡い薄水色のいぬふぐりの花が、星が降..

  • 雨水 春へ一足づつ

     久し振りの雨。それも終日降り続くという。 別に出かける予定もないので、気持ちもゆったりして自由だ。(いつも自由ではありませんか)  庭の白梅が小さい花を開き始めた。お隣の白梅はもうとっくに咲いてとてもきれい。 種類が違うのだろう。我が家のはいかにも小ぶりで五つ六つなる梅の実も可愛らしい。  さくらんぼの花も少し膨らんで春を待っているようだ。水仙はまだまだしっかり咲いているし 嬉しいことに今年も早々とエヒメアヤメの紫が優しい。  夕方の一人歩きの時は道の端の草花たちと話をしながら一人笑い。 一日中口をきかない日の方が多いのだから、慣れたと言っても侘しい一人住いではある。    当市には独居老人で、福祉の恩恵に(例えば緊急時電話など)預かっていない人で希望すれば 週二回ヤクルトが頂ける。生存確認も兼ねていて「こんにちわ!お元気ですか」とヤクルトを 手渡して..

  • 春立つ日 ひとつのさようなら

     視界から銀色の車体が消えた。 思ってもみなかった感慨が体の中心からじわじわと全身に広がった。    立春と聞いてもまだまだこんなに寒いのに。と毎年思ってきた。 今年は違った。朝からうらうらと優しい日差しがいっぱい降りそそぎ風もない。  こんな日に愛用のバイクとお別れできるのは良かったと思う。 十三年間お世話になった。買い物にカルチャーに命日のお墓参り、毎日の乗らない日はなかった。  しかしここ二、三年は遠出は止めて近くの電停まで五分とかスーパーまで五分とか。 それに弟たちや子供たちに「バイクは止めろ」耳にたこが出来る程言われ続けたし、自分でも もう潮時だと思えた。  今年は免許更新の年だったので昨年秋に更新しない決心もした。  このバイクは私にとって三台代目、必要にせまられ免許をとって三十六年無事故無違反を 通していたのに、五年くらい前初めての道で..

  • 最後のメール「おやすみなさい またあしたね」 2

    この冬一番の冷たい朝、昨日はひと時雪も舞った。  窓から見える白い水仙の清らかな花にHさんの姿が重なる。  彼女からの最後のメールを貰ってから二日間どうしても連絡が取れず心配していた。 こんなことは初めてだったし浅草寺へ行く詳しい約束も出来ていなかったから。  一人暮らしだったけどすぐ近くに次女のAさんと大学生のお孫さんが住んでいて、 毎日のように行き来していることは知っていた。  でもHさんはリビングに横たわり一人で旅立ってしまった。  私は警察署からの電話で事実を知った。私からのメールで色々分かったのだと。  今思うと私はこの時落ち着いていたと思う。  胸は早鐘を打つような動悸で今にも破裂しそうだったし、携帯を持つ手は震えていた。 多分血圧は200は超えていただろう。  それでも私は取り乱してはいけなかった。 話を聞いている間Hさ..

  • 最後のメール「おやすみなさい またあしたね」 1

     私が唯一無二の親友Hさんから最後のメールを受け取って三週間が過ぎた。    その間自分が何をしてどうなったか、今でも夢の国をさまよっているような頼りなさで 毎日の生活を普通にしているのが不思議な気がする。  年末年始やゴールデンウイーク そして思いついたら子供たちのいる東京へ飛ぶ。 本音は十五歳からの友であるHさんに逢える、待っていてくれるそれが何よりの楽しみ だったからだ。  そして今回も毎日のメールや電話で「いつ来る?」「あと二日ね」「待ち遠しい」と。  上京して四日目やっと十二月二十五日十一時半に会えた。私が風邪気味だと知って 「それなら私がそちらに行くよ」  にこにこといつものHさん、改札口で待っている私。いつものように固く手を握って大笑い。  色白で本当に綺麗な彼女とそうでなくても汚い上に、今回は帯状疱疹の跡が顔の右半分に ああ私の顔。  毎日..

  • 清楚な庭の水仙のお出迎え

     三週間振りの我が家。 初春の余韻そのままに静かに私を待っていてくれました。  カーテンを開けると嬉しい。 庭には緑の葉とすくっと伸びた茎の先には真っ白い花びらと花芯の春らしい鮮やかな黄色。 水仙の花が並んで、お帰りなさいと私には聞こえました。  今回の東京は残念なことにみんなが次々とかぜを引くし、私も体調芳しくなくて病院にまで。    でも帰ったら元気出て不思議なほど頑張れています。待っていてくれた友やご近所の人たちも 「ああよかった、やっぱり電気付かないと寂しいよ。」と笑顔です。 有難いこと ひとつ年をとってまたおばあちゃんになったのに「おめでとう」だって。  今日はまだまだやることが沢山あって張り切っています。  今年のモットー 人より前を歩かない.....年相応に何をするのもゆっくりと。          遅すぎると思うぐらいで丁度いいのだか..

  • 切ないよろよろ新年

     2019年も早くも六日となりました。  遅ればせながら明けましておめでとうございます。  こんなにも穏やかな新年、毎朝光輝く太陽を感謝の気持ちで眺めています。 それなのに上京して以来、一日として元気いっぱいの日がなくて、娘が来て 何もかもやってくれるのをいいことにマンションに籠っています。  心配してくれる子供たちには悪いけど、寝込んでいるわけでもありません。 ただ前に帯状疱疹のあと貧血になったことがあったのでそうかも知れないと 少し風邪気味でもあったので病院へ行きました。 二時間半待って貧血の検査をしましたが先生曰く「ヘモグロビン13もありますし 貧血ではありません」  途端に元気になって帰ってきて「明日は豪華な食事に行こう」と張り切っていました。 ところが夜になって風邪の症状が少しづつひどくなって微熱も出てきました。  そして今日で三日目少..

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