あと十日ちょっとでとらじを保護して4か月になり、もうそろそろとらじを開放してもいいかな? という雰囲気は漂いつつある。猫たちに任すというなら最初から何も考えず新入りをポンと投げ入れて、あとは「猫たちに任す」ことにすりゃあよかったのかも知れないよね。そうしなかったのはやっぱり人間の価値観というか、しなくてもいい争いを避けるための親心だったんだろう。毎度賛否両論はあるが我が家は猫たちを外へ出している。...
次女のぷーは猫嫌い。国東にいた頃は家が狭かったので居る場所がなく、お隣の家の納屋がお気に入りの場所だった。伊豆へ来てからは2階の奥さん部屋がぷーの部屋。ぷーのためにつけた屋根へ出られる猫ドアから出入りしている。だから同じ屋根の下に暮らしているのに、僕はぷーと何日も顔を合わせないことがあったりする。この家は夫婦二人が住むには十分過ぎるくらい広い。猫たちだって好きな場所を幾らでも選べる。人の近くが好き...
ひでじもたまには膝の上に乗ってくる。10歳になっても、強面でも、体重8kgにならんとしても、やっぱり優しくておとなしくて甘えっ子なんだ。だけど彼の一番奥深いところにある猫としての本能が、自分の座を脅かす新参者を許せないんだろうな。10年前のある秋の日。国東の天を拝むと書く天拝の山に一台の車がやって来て、四匹の仔猫をまるでゴミのように捨てて行った。きみたちはその日の夕方に通りかかった僕を見つけ、ちょこまか...
今日は25回目の結婚記念日でした。祭日にすれば忘れないだろうと海の日に入籍したのに、いつの間にか海の日は7月の第何月曜日とかになってしまった。結婚式も挙げなかったし結婚指輪も作らなかった。だけど僕は人生の中で誰よりも長くあなたと暮らしている。生きてさえいれば誕生日を重ねることは出来るけれど、結婚記念日は相手がいるから積み重ねられるもの。25年の間にはいろんなことがあったような気もするし、大したことしか...
とらじとの距離がまた少し後退してしもた(T_T)先週末にひでじへ飛びかかったあと日曜の夜だったかにしま兄へアタックし、昨日またひでじへジャンプアタックしくさった。どういう理由による行動なのか定かじゃないんだが、色々と考えた末に落ち着く答は、やっぱり外で暮らすオス猫にとって究極の選択は逃げるか闘うかしかないんだろうな。で、逃げるを採るか闘うを採るかはその猫個々の性格や体力によって決まるのだと思う。たとえ...
ひでじととらじが遂にバトってしまいました(T_T)んー、きっかけは我が家によくあるオス同士の出会い頭の事故みたいなもの。力の拮抗した同士がふいに顔を合わせると両者ピタッと動きを止め、小さな声でアオーとかフガーとかが始まる。これを訳すと「なんだおめー」「うっせえわこんにゃろー」という繁華街で肩が触れた時の因縁レベルだと思われる。しかし大抵の場合はこれがしばらく続き、やがて両者沈黙してなんとなく収まってし...
毎晩僕が寝て翌朝起きるまでの間はとらじを寝室の中で自由にさせている。寝室のドアには猫ドアが付けてあるんだけど、今は出入りできないように鍵をかけてあります。今朝起きてとらじに首輪をつけ、寝室を出ようとしたらひでじの声が聴こえた。うちは天井照明を取っ払っちゃったんでドアの向こうもこっちも真っ暗。どうも猫ドアの前にひでじがいて中を覗き込んでいるらしい。とらじも身構えてウーとかシャーまではいかないものの、...
とらじはなぜロープに繋がれているのか? という問いに対する答
とらじはなぜロープに繋がれているのか?いつまで繋いでおくつもりなのか?ということを時々尋ねられるので説明しておきます(´· ·`)ひと言でいえばそれは「安全」の為であってそれ以外になんの理由もないです。我が家は24時間常に誰かが在宅しているから、もし室内飼いであればどこかで喧嘩が始まりそうな時もすぐに駆けつけて仲裁に入れる。でも我が家の猫たちは24時間家の内外を出入り自由。依ってとらじを自由にして家の外で喧...
さて、今日でとらじを保護して3か月。その3か月で何が一番変わったかというと、迎え入れる6匹の猫たちの間に「あいつはこの家にいるもの」という意識がだんだん積み重なり、次第に定着してきたことだと思う。僕は2つ前の記事でひでじの態度が変わって来たと書いた。あれから一週間が経ってひでじはまた少しとらじに対する態度が親和的になり、とらじは恐怖に根差したひでじへの敵意を徐々に静め、対等に張り合うのではなく、立場的...
いつまで経っても一進一退。延べ4週間続けた3種類の目薬。そのあと最後の選択でステロイド系の軟膏を出された時に先生から「これで駄目なら一旦治療はやめましょう。一週間後に来られたら来てください」と言われていた。昨日の日曜日で一週間。目薬を点眼していた時よりはだいぶ良いもののとても完治とは言えない。初めからちょっと動きのおかしい右目はともかく、保護した当初はぱっちり開いていた左目が元に戻らないのはどういう...
一時はとらじを嫌ってちー以外の全員が居間からいなくなってしまった。特にひでじは2階へこもりきりになり食事時も降りて来たり来なかったり。せめて食事くらいとらじを同じ空間で摂らせようと努力したけれど、とにかく慌てず焦らず彼らのペースにひたすら合わせてきた。ところがこの10日ほどの間でひでじの様子が変わってきたことは何日か前に書いた。上の写真は昨日に続いて今日もとらじが寝ている傍の猫ベッドへやって来たひで...
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