伊豆の情報、世界の名画、ジオパーク、墨象、書道などの癒しの作品を日頃の日記とともに載せています。
東京より南伊豆にきて書道を教えながら墨象というジャンルで世界に挑戦しています。ル・サロン永久会員。プラド美術館芸術家功労証会員。AMSC永久無鑑査公式認定作家。中国認定作家。日本書峯会主宰。
<記事の内容抜粋>来年4月に完成150年池地区はその名の通り、明治の初めまで池が広がっていた。先人がその池を開拓して水田を作った。その時に、山裾を流れる鳴沢川も整備された。川の水は水門をくぐり隧道を抜けて流れてゆく。最初の隧道工事が完成したのは1870(明治3)年。来年4月で150周年を迎える。隧道水門近くには、工事完成を祝う記念碑「平安都城碑」が建立されている。伊豆新聞掲載=空見たことか
<記事の内容抜粋>メダカとはほぼ"他人"観賞魚の好きな人でなくても知っている魚であろう。それが伊豆半島では野生で見られるところがある。人呼んでグッピー公園。膨らみには溝があり、精子がそこを通って雌の体内に入る。メダカが春の小川で元気に泳ぐのが日本の原風景なら、グッピーが暖かい小川で元気に泳ぐのが温泉地のひとつの風景かもしれない。伊豆新聞掲載=伊豆の自然誌淡水魚
牛●1925(大正14)年。紙本着彩、掛幅。縦46.8X横56.6センチ。この作者は動物画をあまり描いていない。本図はその数少ない動物画の一つであり、また、水墨の作例としても珍しい。墨の濃淡で牛の量感や立体感を表し、針先のような細い線画でフォルムを引き締めている。角でそれをまとめ、くるっと巻いた尻尾で画面に動きや変化を与えている。首や胴体の、墨の滲みに、毛描きを交えた、けばだった輪郭が写実性を帯びながら、周囲の空間に溶け込んでいる。世界の名画/安田靫彦(4)
<記事の内容抜粋>大地の詩が聞こえる伊豆半島は、ぐるっとすべて海に囲まれる・目の前は、見渡す限りの海原で、水平線の向こう側は一体どれだけ続いているのだろう?はるか昔の人たちは、果てなき先へと、冒険心をくすぐられ、夢見た向こう側へと船を漕ぎ旅を始めたのだろう。今、その岩場の先に立ち見つめる風景は、遠い昔の人もきっと眺めたはずだ。打ち付ける波も、数えきれないほど押し寄せては、岩の形を変える。その長い時間と記憶は、海岸線すべてで痕跡となって残っているのだ。私はいつものように想像を膨らませる。もしかしたら、遠い昔の誰かも、ここで同じ風景を見て感動し思いを馳せ、その記憶は今へと細い糸で繋がっているのかもしれない。その時を超えた想像を、写真にしたい......。そんな思いでシャッター速度を長く調節し、人間の目を超えた一枚に...伊豆新聞掲載=素晴らしき日々
<記事の内容抜粋>大賀茂川でシーカヤック下田市の朝日地区青少年育成会(道家博道会長)は29日、同市の大賀茂川河口で「シーカヤック体験教室」を開いた。朝日小、大賀茂小の子どもたちと保護者30人が、シーカヤックで水面を滑り、普段とは違う地域の風景を楽しんだ。朝日小4年の大久保空和君、大賀茂小4年の外岡希歩さんはともに「気持ちよく、楽しかった」と話した。伊豆新聞掲載=親子でパドル操る
日食●1925(大正14)年。紙本着彩。水彩画。縦83.3X横118.0センチ。東京国立近代美術館蔵。「史記」から取材したもの。それによると、周の領主は、後の王妃を溺愛して偶行を重ね、ついに滅ぼされる。この絵は日食に怯える王妃が労っているところ。昔は不吉の前兆とされていた日食を愚王の末路に結び付けたもので、暗示の利いた作品になっている。世界の名画/安田靫彦(3)
<読み>ゆうぎょりょくかをうごかす<意味>池水にたわむる魚が緑色の蓮を動かす。これは小池大嶺さんの作品です。いつもながら今月も一番乗りで提出されました。今月は楷書で書かれましたが、一番難しい(アラがみえるのに対して)文字ですが、大変よくできているので、ブログに載せました。書道教室の生徒の作品498/小池大嶺
<記事の内容抜粋>東伊豆町観光協が初企画東伊豆町観光協会主催の夏休み体験企画「ミカン農家をサポートする授農体験が24日、稲取のミカン狩園フタツボリで始まった。初日、県内外の一般7人が青い実を間引いて生育を促す摘果作業に汗を流した。参加者を募集中。問い合わせは同協会(電話0557-95-0700)へ。伊豆新聞掲載=宿屋グループと提携
夢殿●1912年(大正元年)。絹本着彩(掛幅)。縦113.5X横225センチ。東京国立博物館蔵。法隆寺東院の金堂は聖徳太子の斑鳩の宮の跡に建てられている。ここは、その昔、太子が夢想にふけられた場所だというので、夢殿の名がある。伝説によれば、太子が仏典の解釈に行き詰まり、この堂にこもって静かに瞑想しておられるとき、金色の聖像たちが幻のように現れて太子を導いたという。この絵はその情景を描いたもので、▶︎守屋大連◀︎とともに奈良遊学の成果。世界の名画/安田靫彦(2)
<読み>わがせこをふたりみませばいくばくかこのふるゆきのうれしからまし<意味>愛しいあなたと二人で見たら、この降る雪もどれほど嬉しいでしょうか。<古文解説>背子:女性から男性に親しみをこめて呼びかける語です。darlingのニュアンスに近く、主に夫婦間・恋人間で使われます。書家・かな789/光明皇后
<記事の内容抜粋>函南町川の駅伊豆ゲートウェイ函南ドローンで撮影した写真とともに伊豆のステキなところを紹介する。狩野川について学べるほか、ヘリポートがあり、緊急の備えについて考えられた場所でもある。第三土曜日の「N,Sマルシェ」はさまざまな趣向が凝らしてあり、楽しめるイベントだ。伊豆新聞掲載=天空遊覧
守屋大連●1908(明治41)年。絹本着彩掛幅50.5X57.2センチ。愛知県美術館蔵。欽明天皇の頃、我が国に仏教が伝えられて、天皇の政治を輔弼する蘇我氏と物部氏との間に嵩仏・排仏の対立が起こり、両家は親子二代にわたって抗争を続けた。大連の物部守屋は尾輿の子で、仏像を堀江に投げ捨てるほどの激しい廃仏ぶりだったが、のち蘇我稲目の子の馬子らに抹殺された。世界の名画/安田靫彦(1)
<記事の内容抜粋>変身「渦巻く迷彩模様」紺地に白い線が、全身に渦巻き状に広がるタテジマキンチャクダイの幼魚。一見、目の位置がわからない。捕食者は狩物の目がどこにあるのかを見極め、どちらに逃げようとするのか判断して行動をする。さらに、体後部にある渦巻き模様の小さな眼状班も、複雑な迷彩模様に拍車をかけている。こんな模様になっているのも、弱い幼魚が生き延びるための知恵なので、進化してきた姿んあのですね。伊豆新聞掲載=魚の国の知恵くらべ
<記事の内容抜粋>アルマジロ赤ちゃん東伊豆町稲取の伊豆アニマルキングダム(新宮洋介園長)で、アルマジロの赤ちゃん1匹を人工保育している。飼育員がミルクを入れた注射器を使って授乳するなど成長を見守っている。人工保育を受けているのは雌の「みつば」。7月下旬に、父「マジタロウ(4歳)母「みつは」(2歳)の間に産まれた8月26日現在、体調約15センチの体重約83グラム。出産当時は約55グラムを超えた程度だった。母みつはも人工保育で育てられ、一安心している。産まれてから1週間にもっとも多いといわれる誤嚥を心配した」と話した。今は歩かせるなどの適度な運動を心がける。伊豆新聞掲載=ミルク"おねだり"すくすく
ボルドーの港●1930年。紙・水彩。縦30X横45センチ。パリ、プティパレ美術館蔵。1888年の手紙でピサロはシニャックに自然の印象を手早く記録するための手段として水彩をすすめているが、シニャックはモチーフの前で制作するのをやめてから(1894年頃)、水彩でノートをとり、それを元にして作品を制作するようになる。しかし水彩の技法は自発性を求める彼の資質にきわめてよく適し、やがて単なる記録の手段にとどまらず、シニャックの芸術の本質的な表現にまでなってゆく。世界の名画/ポール・シニャック(11)
<記事の内容抜粋>大リーガーと大女優1954(昭和29)年9月6日、大リーガーのジョー・ディマジオと大女優マリリンモンロー夫妻が新婚旅行で日本を訪れ、伊東市の川奈ホテルに宿泊した。伊東駅の駅長室で小休止、駅前の喫茶店でコーヒーを飲み、タクシーで川奈ホテルへ。次の日は川奈港を散歩、町の人たちとの記念写真に気持ちよく応じてくれた。その数年前に撮影した川奈港を望む風景は、往時をしのばせる。伊豆新聞掲載=あの頃の伊豆
<記事の内容抜粋>弓ヶ浜海岸に放流南伊豆町湊の弓ヶ浜海岸で町が保護していたアカウミガメの卵がふ化しているのが25日朝に確認され、町教育委員会により、卵からかえったばかりの稚ガメ6匹が海に放流された。卵は産卵から60〜80日でふ化するという。過去のふ化率の平均は70〜80%ほど。アカウミガメは環境省の絶滅危惧Ib類に指定されている。伊豆新聞掲載=アカウミガメ6匹ふ化
ロッテルダムの港●1907年。カンヴァス・油彩。縦87X横114センチ。ロッテルダム、ボイマンス美術館蔵。「ターナーの作品は自然の模倣とか描写とかのどんな考えからも自由でなければならないこと、色彩を想像しなければならないことを証明している。もっとも強い色彩家は創造することのもっとも多いものであるだろう」そのような彼にはもやはかつての印象派、モネすらもはや色褪せたものに思える。(彼が「ウジェーヌ・ドラクロワから新印象主義まで」を描くのはこの時代である)。20世紀の夜明けにあたってシニャックが未来のフォーヴたちに影響を与えるのは、そのような色彩のための色彩を求める一人の色彩画家としてであった。世界の名画/ポール・シニャック(10)
<記事の内容抜粋>城ヶ崎海岸(伊東市)約4000年前に起こった大室山の噴火で流れ出した溶岩は、海の一部を埋め立てて新しい大地を作り出した。門脇崎では、大室山の溶岩が作るダイナミックな城ヶ崎の地形を手軽に楽しむことができる。そうした厳しい環境に適応した植物も多くみられることから、季節の植物も見どころになっている。伊豆新聞掲載=神々のジオ
<記事の内容抜粋>刈草片付けに汗松崎町の石部の棚田で10月上旬の収穫へ向けた刈草の片付け作業が行われている。22日には石部地区棚田保存推進委員会(高橋治委員長)のメンバーや同町と包括連携協定を結ぶ常葉大の学生ら約40人が参加し、作業に汗を流した。高橋委員長は「降雨が約1ヶ月続く日もあったが出来は例年並み。学生たちがきてくれてとても助かる」と語った。伊豆新聞掲載=秋の収穫へ準備
ヴェネツィア●1905年。カンヴァス・油彩。縦73.5X横92.1センチ。オハイオ州、トレド美術館蔵。1895年以降のシニャックの作品の展開は、スーラの様式からの急速な離脱を示しているが、その急ぎょうには何か異常なものさえ感じられる。1898年ターナーを見るためにシニャックをロンドンにまで出かけさせるのもおそらくは彼のそのような内的要求まであった。シニャックはターナーの印象を次のように書いている。「1834年以来、彼は黒から解放され、もっとも美しい彩色、色彩のための色彩を追求する。世界の名画/ポール・シニャック(9)
<記事の内容抜粋>大地の詩が聞こえる連載していた天城山からの手紙が終わり、半年が過ぎようとしている。その間には、コロナウィルスの猛威が始まり、それは今も続く。そして、イベントや、いろんな楽しみが中止となり、生活のスタイルもガラッと変わってしまった。それでも、変わらずに自然は季(とき)を刻み、時間は過ぎる。風景写真に携わる私も、この半年は、振り返ることに時間を使ってきたように感じている。写真をひっくり返しては、"風景写真"の存在意識を探す日々は、不要不急というキーワードと照らし、自身の活動の価値を考えざるを得なかった。この力がなくては、私の撮影は続かなかただろう。そして、幸か不幸か、コロナという脅威に与えられた時間が、私の思考を一つ深くした。伊豆新聞掲載=素晴らしき日々
<記事の内容抜粋>マリンレジャー楽しむ南伊豆町教育委員会は23日、子浦海岸と周辺で町内の児童を対象とした本年度第3回ふるさと学級を開いた。4、5年生約20人が参加し、カヤックとカッターボートを体験し、マリンレジャーを楽しんだ。町教委の担当者は「コロナ禍ではあるが、子どもたちにはさまざまな体験をし、多くのことを学んでほしい。コロナ対策などサポートをしっかりとした上で、行事は極力行っていきたい」と話している。伊豆新聞掲載=児童20人が海上散策
帆と松●1936年。カンヴァス・油彩。縦78X横57センチ。パリ、個人蔵。松の木立にはもはやマストが掻き出していた優雅なシルエットとリズムは見出せない。筆触も大きく、自由になり、色彩も強くなる。それはほとんどフォーヴィズムを予告さえしている。(マティスがサントロペで大作を描くのは1903年である)それはスーラの死後数年足らずでシニャックのうちによみがえってきたモネ的部分であった。世界の名画/ポール・シニャック(8)
新型コロナウィルスの騒ぎで外出する機会が減ったので、家で本でも読んでいようというと思う方も多いでしょう。そんな日常を筆文字アートで書いてみました。筆文字アート/本
<記事の内容抜粋>長年呼んできた地元「驚いた」下田市須崎の爪木崎で長年「スカシユリ」として管理・保護されてきたオレンジ色の花が「ノカンゾウ」である可能性が強いことが専門機関の調べでわかった。須崎区の管理事務所関係者は「長年『スカシユリ』と呼んできたので、初めて知って驚いた」などと話した。伊豆新聞掲載=須崎の「スカシユリ」実は「ノカンゾウ」か
サン=トロペの港●1893年。カンヴァス・油彩。縦56.0X横46.5センチ。ヴィッパータール、フォン・デア・ヘイト美術館蔵。1892年初めて訪れて以来、シニャックはサン=トロペの小さい港に魅了され(当時は船でしか行かれなかった)、その後1年の大半をここで過ごすようになる。サン=トロペはシニャックに港のモチーフとともにもう一つのモチーフ、松の木立を提供した。おそらく松林はシニャックに広重の版画を思い出せたに違いない。ところで、サン=トロペで描かれたこの二つの作品を比べるとき、わずかの年月の間にシニャックの芸術が大きく変わり始めたことがわかる。世界の名画/ポール・シニャック(7)
<読み>はなさそふあらしのにわのゆきならでふりゆくものはわがみなりけり<意味>桜の花を誘い散らす嵐が吹く庭は、一面に真っ白な散花の雪が降りゆくが、実はその雪ではなく、年とともに古りゆくのは他ならぬ我が身であったのだなぁ。これは坂口忠純さんの作品です。この方はかな文字がとても上達されました。いつもながら感心しております。今回も良く出来ていたので、ブログで紹介しました。書道教室の生徒の作品497/坂口忠純
<記事の内容抜粋>親子7人が体験航海下田ライオンズクラブ(橋本智洋会長)は20日、「青少年ヨット・モーターボート体験航海」を下田市沖で行った。市内と南伊豆町から3〜13歳の子どもと保護者3組7人が参加し、海に親しんだ。参加者はこのあと、柿崎海岸の清掃作業も行った。伊豆新聞掲載=白波切るヨットに感激
フェリックス・フェネオンの肖像●1890年。カンヴァス・油彩。縦74X横95センチ。ロンドン、個人蔵。正式の題名は▶︎尺度と角度、トーンと色相のリズミカルな地のエマイユ上のフェニックス・フェネオンの肖像◀︎。フェネオンは象徴派の雑誌「ルヴュ・アンデパンダント」の編集長であり、ダンディーでありアナーキスト、要するに世紀末の象徴主義の風土が生んだ典型的な人物であるが、何よりも新印象主義を語るとき忘れることのできない存在である。彼は新印象主義の1886年のその登場以来、常に擁護し続けた。世界の名画/ポール・シニャック(6)
いつもご高覧頂いている皆様、有難うございます。昨日に引き続き、体調が優れなくて、今日もお休みさせて頂きます。見にきて下さった方、申し訳ございません。明日はなんとか回復していると思います。よろしくお願いいたします。木村松峯連日お休みを頂いております
いつもご高覧頂いている皆様、有難うございます。最近は年のせいか、きょうはどうにも体調がすぐれず、やむを得ずお休みさせて頂きます。度々のお休み申し訳ありません。またよろしくお願い申し上げます。木村松峯誠に勝手ながら本日はお休みさせて頂きます
<読み>りょううえんいくをしょうす<意味>涼しき雨が一振りして暑気は夢のように消える。これは深澤充徳さんの作品です。お寺の奥様で、お仕事がら字を毎日書かれるのでとても上手になられました。ご主人は他の仕事がたくさんあるようで、専ら書は奥様が担当しているとのことです。これからも切磋琢磨して、上を目指してお稽古に磨きをかけてください。書道教室の生徒の作品496/深澤充徳
<記事の内容抜粋>ロボットカメラ駆使下田市の海洋調査会社「ウィンディーネットワーク」(杉本憲一社長)はこのほど、NHKと協力し、1945(昭和20)年7月、米軍機の攻撃を受けて沈没した青函連絡船「第4青函丸」(2903トン)を北海道函館沖の海底で発見した。学識経験者らが同船と認め「戦争の悲惨さを後世に伝える貴重な資料」と述べているという。杉本社長(73)は「民間の船である青函連絡船が沈められた悲劇の歴史は、後世に残さないといけない。この発見が、犠牲になった人たちの鎮魂や、遺族の皆さんのために役立てば嬉しい」と述べた。伊豆新聞掲載=「第四青函丸」海底で発見
夕日の小船●1891年。カンヴァス・油彩。縦62X横78センチ。ニューヨーク、ジョン・H・ホイットニー夫妻蔵。1892年、ブリュッセルでの展覧会に「海・小船・コンカルノ・1891年」と題して出品された5点の連作(作品番号218番・スケルトと帰港、219番・ラルゲットと朝、220番・アレグロ・マエストッソと夕べ、221番・アダジオとなぎ、222番・プレスト(フィナーレ)と微風」のうちの一つ。1887〜91年、シニャックは絵画に音楽のアナロジーを求め、音楽に倣って作品番号をつけているが、中でもこの作品は構図の音楽的リズムに加えて、小船のかたちと配列そのものによって楽譜を連想させる。世界の名画/ポール・シニャック(5)
<記事の内容抜粋>変身「つるし切りで鍋の王様」稚魚は幻想的で、たおやかな姿なのに、成長するとグロテスクな体型に変身するアンコウ。頭は潰れたように幅広く、口はバカでかい。頭の上に釣竿のような触手を立てて魚をおびき寄せ、一気に飲み込むように捕食する。浮上して、カモメを食った話があり胃の中に空き缶が入っていたものもあったという。伊豆新聞掲載=魚の国の知恵くらべ
<記事の内容抜粋>暗闇に炎の帯浮かぶ西伊豆町の岩谷戸地区で15日夜、町無形文化財「岩谷戸108灯」が行われた。地域住民たちが仁科川の土手約400メートルに並んだ108本の松明に火を灯し、無病息災を祈った。密集を避けるため、恒例の大たいまつは中止した。伊豆新聞掲載=西豆地区各地で旧盆行事
クリシーのカスタンク●1886年。カンヴァス・油彩。縦65X横81センチ。メルボルン、国立ヴィクトリア美術館蔵。この時代、シニャックが好んで描いたのはパリの郊外風景、特に失われゆく田園と生まれつつある工業とがつくりだすコントラストであった。それは自然主義文学と社会主義思想の影響であろう。しかし、そこには感傷や悲惨主義は見られず、むしろ現代生活への積極的な関心が現れている。世界の名画/ポール・シニャック(5)
<記事の内容抜粋>きょうまで松崎港で松崎町の地域振興団体・松崎ポートクラブ(端山晋一代表)は14日から、「日本で一番地味な盆踊り」を松崎港で開いている。初日は地域住民らが輪になって踊り、夏のひとときを楽しんだ。16日まで。端山代表は「コロナで多くの祭りが中止になり寂しく感じていた。たくさんの笑顔が見られてうれしい」と話した。伊豆新聞掲載=「一番地味な盆踊り」楽しむ
<記事の内容抜粋>県版レッドリスト植物の注目種指定熱海市伊豆山の姫の沢公園で、植物の絶滅のおそれをランク付けした静岡県版「植物レッドリスト」で注目するべき種としてN-参部会注目種に指定されている「ヒナノシャクジョウ」が花を咲かせている。草丈2センチほどの小さな植物で、広げた白い葉にかわいらしい黄色い花をつけた。副所長の山崎純一さんは咲いた理由として「海で発生した湿度の高い空気が集まるからではないか」と推測している。伊豆新聞掲載=ヒナノシャクジョウ20株確認
クリシー大通り、雪のクリシー広場●1886年。カンヴァス・油彩。縦46.5X横60.5センチ。ミネアポリス・インスティチュート蔵。このような相互関係は▶︎ラ・グランド・ジャット島の日曜日の午後◀︎の実現によって破られ、以後シニャックはスーラの理論に絶対的に帰いする。しかし、しばしば没個性的な理論と考えられがちな新印象主義はじつはスーラの極めて個人的なスタイルであった。事実、1886年以後のシニャックの作品を特徴づけるものは単に点描が行われていることではない。世界の名画/ポール・シニャック(4)
<読み>はなさそふあらしのにわのゆきならでふりゆくものはわがみなりけり<意味>桜の花を誘い散らす嵐が吹く庭は、一面に真っ白な落花の雪が降りゆくが、実はその雪ではなく年、とともにふりゆくのは他ならぬ我が身であったのだなぁ。これは進士さおりさんの作品です。この方は2人のお子様も大きくなられて、自分の時間を持てるようになったとのことです。書道にも励まれてかな文字もすっかり上達されました。感心しております。これからも上を目指してますます頑張ってください。書道教室の生徒の作品495/進士さおり
<記事の内容抜粋>人数制限などコロナ対策も伊豆市湯ヶ島の浄蓮の滝にあるニジマスとアマゴの「エサ釣り」が観光客の人気を集めている。新型コロナウィルス感染予防で一部制限があるが、例年の8割の来場数で、多くの親子連れらが訪れている。神奈川県から親子で訪れた男性(36)は「子どもと釣り競争したり、思い出作りにはとてもいい」と笑顔。。同養魚場の下山明社長は「滝周辺はとても涼しい。伊豆市は屋外の遊び場が少ないのでここに来る」と話した。開場は午前9時〜午後3時。問い合わせは同養魚場(電話0558-87-1147)へ。伊豆新聞掲載=涼求め「エサ釣り」人気
モンマルトルの風車●1884年。カンヴァス・油彩。縦35X横27センチ。パリ、カルナヴァレ美術館蔵。シニャックとスーラの出会いは印象主義と古典主義の奇妙な出会いであった。シニャックがスーラと識り合うのは1884年のアンデパンダン展のときである。シニャックはすでに印象派に倣ってプリズムの諸色だけを用いて絵を書いているが、スーラはまだ土色やオークルを使っていた。しかしシニャックを驚かせたのはスーラの厳密な方法(色彩の同時対象の法則の遵守、光線、影、固有色、反作用といった諸要素の方法的な分離)であった。世界の名画/ポール・シニャック(3)
墨象/希望の光で頂いたモンゴル教育文化芸術特別金賞
<記事の内容抜粋>大地の詩が聞こえる秘境と呼ばれるシラヌタの池。モリアオガエルの生地としても有名だが、到着して池を覗くとびっくりするのがアカハライモリの多さだ。最初は気味が悪い感じがしたが、ゆらゆら動く姿は次第にかわいくなっていく。そして、周りを見渡せばそこは、静寂に包まれ、池の周りには所々で木が倒れこみ池にのみ込まれている。陸と池の境界は、特にハッキリとあるわけでもなく、気軽に足を出せばぬかるみにはまり、自分も池にのみ込まれそうになってしまう。気づけばシラヌタはいつもの姿に戻っている。しかし、この日だけは、暗闇の記憶が目の前をかすめ、日の差す姿が幻に見えた。伊豆新聞掲載=素晴らしき日々
エッフェル塔●1889年。板・油彩。縦24.1X横15.2センチ。ニューヨーク、ジェルメイン・セリグマン夫妻蔵エッフェル塔が建てられたのは、1889年の万国博覧会のときであるが、その景観は激しい議論と非難の対象となった(ちなみに当時は鉄鋼に新発明の塗料が塗られてきらきら輝いていたといわれる)。多くの芸術家の眼には機械文明の俗悪さの象徴としか映らなかったのに対して、スーラはエッフェル塔が完成される前にこの作品を描いている。ここにも現代生活の画家としてのスーラの立場は明らかであろう。シャピロはその姿に▶︎ポーズする女たち◀︎の正面向きのモデルや▶︎サーカスの客寄せ◀︎のトロンボーン奏者との類似を見ている。世界の名画/ジョルジュ・スーラ(19)
いつもご高覧頂いている皆様、有難うございます。きょうはどうにも体調がすぐれず、やむを得ずお休みさせて頂きます。またよろしくお願い申し上げます。木村松峯本日はお休みさせて頂きます
<読み>きんこうじんちょう<意味>鈞は金馬という人で指皆車造りのうまかった人。任は、魚釣りのうまかった任公という人。これは大和龍広さんの作品です。入室されて2年ほどになりましたが、とても上達されました。お孫さん3人を連れて通って毎週お稽古に見えます。お孫さん3人とも筋が良くて、立派な文字を書かれます。全国の書道会で金銀銅と3人とも入賞されました。おめでとうございます。これからもますます上達されるのが楽しみです。書道教室の生徒の作品494/大和龍広
<記事の内容抜粋>ポーチュラカ3000株が見頃伊東市富戸のニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン(NYL)で、ポーチュラカの花が見頃を迎えた。城ヶ崎の絶景を望む丘をピンク、オレンジ、黄など鮮やかな色の花が帯状に彩り、来園者を楽しませている。県外から訪れたカップルは「海も花もきれい」「花の色が揃っていてきれい」と満足そうに話した。伊豆新聞掲載="帯状の花畑"鮮やか
グラヴリーヌの水路●1890年。カンヴァス・油彩。縦73X横93センチ。オッテルロー、クレラー=ミュラー美術館蔵。グラヴリーヌの海景では、イメージはほとんど非物質化され、さまざまな線的要素のたわむれを際立たせる。1889〜90年といえばコンポジションの系列では、▶︎化粧する若い女◀︎や▶︎シャユ踊り◀︎でスーラが曲線を追求し、さらに▶︎サーカス◀︎にとりかかる時期であった。世界の名画/ジョルジュ・スーラ(18)
これは今年入室した小学1年の田中けんごくんの作品です。書道は初めて書いたと思いますが、しっかりと書けています。小学6年生のお兄ちゃんと小学3年生のお姉ちゃんがいますが、けんごくんも負けじと頑張っています。これからも、どんどんお稽古して、頑張ってください。書道教室の生徒の作品493/田中けんご
<記事の内容抜粋>オウサマペンギンひな誕生下田市三丁目の下田海中水族館(鈴木博総支配人)でオウサマペンギンのひなが誕生した。親ペンギンのおなかの下から時々顔を出す愛らしい姿が来館者の人気を集めている。オウサマペンギンはコウテイペンギンに次ぐ2番目に大きな種類で、南極付近に生息する。同館では昨年も産卵があり、ふ化に成功している。伊豆新聞掲載=愛らしい姿ひょっこり
ル・クルトワ●1889年。カンヴァス・油彩。縦70.5X横86.4センチ。アテネ、スタヴロス・ニアルコス夫妻蔵。▶︎サーカスの客寄せ◀︎と同時期のポール=タン=ベッサンの海景が水平線を強調していたとすれば、1889年の▶︎ル・クルトワ◀︎の、1890年の▶︎グラングリーヌ◀︎の海景に見出されるのは画面を大きく横切る緩やかな曲線である。世界の名画/ジョルジュ・スーラ(17)
<記事の内容抜粋>変身「泳ぐ宝石」黒い体を覆うような白い水玉模様のモンガラカワハギの稚魚は、カワハギ類の中で一番美しい彩色模様だ。こんなにも良く目立つ派手な模様は、生き抜く上で体得した毒魚の化身なのかもしれない。伊豆新聞掲載=魚の国の知恵くらべ
<記事の内容抜粋>ハマユウ見頃下田市や南伊豆町の海岸沿いで、ハマユウ(別名・ハマオモト)が見頃を迎え、白い花が、夏の暑さに涼を添えている。東京都多摩市から家族4人できた海水浴客の会社員男性は「海はきれいで、珍しい花も見られて良かった」と話していた。同所のハマユウは、8月中旬まで楽しめそう。伊豆新聞掲載=涼添える白色
橋と波止場●1888年。カンヴァス・油彩。縦64.8X横82.6センチ。ミネアポリス・インスティチュート蔵。人物が描かれているが、ペネオンは左手の人物について書いている、「この税関吏をわれわれは2年前から知っている。彼は同じスーラー氏の▶︎サーカスの客寄せ◀︎の座長だった。)一方スーラはこれまでにもしばしば恣意的で装飾的なパターンを画面に取り入れてきたが(▶ラ・グランド・ジャット島の日曜日の午後◀︎の影、▶︎ルベック・ヂュ・オック◀︎の岩の輪郭)、この傾向がポール=タン=ベッサン作品に特にいちじるしい(水面に映雲の影、陸地の曲線的な模様、雲)。世界の名画/ポール=タン=ベッサン(2)
<読み>りょううえんいくをしょうす<意味>涼しき雨が一降りして暑気は夢のように消える。これは齋藤峯津さんの作品です。頑張りやさんで、先日師範試験に合格されました。おめでとうございます。さらに上を目指してますます頑張ってください。書道教室の生徒の作品492/齋藤峯津
<記事の内容抜粋>田子でリュウゼツラン開花下田市の田牛海水浴場脇の傾斜地で、数十年に1度咲くと言われる「リュウゼツラン」が開花し、海水浴客らの注目を集めている。リュウゼツランは、メキシコなど熱帯地方原産の常緑多年草。先端まで開花が進み、開花と、結実が終わると枯れてしまう。生育が遅いため「センチュリー・プラント」(世紀の植物)との別称もある。伊豆新聞掲載=青い海、白砂に黄色い花
ポール=タン=ベッサン,干潮の港●1888年。カンヴァス・油彩。縦53.6X横65.7センチ。セントルイス美術館蔵。水平線が空に対してわずかながら高められ、水平性を強調している(水平線ないし地平線が高いのはポール=タン=ベッサン作品に共通する特徴である)。色彩についても、金褐色が空や海の青に拮抗し、暖色と寒色の均等が試みられている。世界の名画/ジョルジュ・スーラ(18)
<読み>ちくりちゃをにてせいきょうはっし、じゅとうとうをやすんじてごふうます<意味>竹間で茶を煮ると竹風がさらさらと清らかな音をたてる。樹のそばに臥榻をうつした午風がいよいよ涼しい。これは小池大嶺さんの作品です。この方はいつもどおり一番乗りで提出されました。毎月条幅作品を書かれて感心しております。お盆の時期でご住職さんは大変忙しいでしょうけど、暑さとコロナに負けずに頑張ってください。書道教室の生徒の作品491/小池大嶺
<記事の内容抜粋>利用3〜5割増加晴天に恵まれたお盆休み初日の8日、下田市の伊豆急下田駅には、前週より3〜5割多いとみられる利用客があった。新型コロナウィルス感染拡大の影響で、公共交通機関の利用や予約は前年に比べて落ち込んでいるが、「近場で短く過ごそう」といった観光客を多く、良質な海水浴場がある下田・賀茂地区を目的に選んだとみられる。東海バス下田営業所によると、同日午前、白浜大浜海水浴場方面に向かうバス2便、河津方面も1便それぞれ増やしたという。伊豆新聞掲載=お盆休みスタート
ポール=タン=ベッサンの港の入り口●1888年。カンヴァス・油彩。縦54.5X横64.9センチ。ニューヨーク、近代美術館蔵。象徴的なのは▶︎ポール=タン=ベッサンの岬◀︎▶︎バ=ビュタンの浜、オンフルール◀︎の比較であろう。同じような構図をとりながらオンフルール作品では崖が強く切り立つのに対して、ここでは傾斜が緩やかである。のみならず、手前の陸地は水平線に対して平行であり、いく層にも分けられている。この水平の分割はそれにもみられる。世界の名画/ジョルジュ・スーラ(17)
いつもご高覧頂いている皆様、有難うございます。きょうはどうにも体調がすぐれず、やむを得ずお休みさせて頂きます。またよろしくお願い申し上げます。木村松峯きょうはお休みさせて頂きます
<記事の内容抜粋>鮎壷の滝(長泉町)黄瀬川にかかる鮎壷の滝(県指定天然自然物)には、何枚かの溶岩が積み重なった厚さ10メートルほどの岩盤がある。およそ1万年前に富士山から流れてきた溶岩流(三島溶岩)で、溶岩の下にあった柔らかいローム層が、川の流れによって削られ、残された硬い溶岩の部分が滝を作り出した。滝の東側の市街地にある割狐塚の境内には、三島溶岩の表面にできた溶岩塚が保存される。溶岩塚は溶岩が流れる際に、先に冷え固まった部分が横から押された結果、割れて盛り上がってできたものだ。伊豆新聞掲載=神々のジオ
<記事の内容抜粋>南伊豆の土屋農園秋の味覚ブドウ狩り開園7日は二十四節季の一つ「立秋」。歴の上では秋の始まり。まだまだ暑い日が続く中、南伊豆町一色の土屋農園(土屋力さん経営)では土日、秋の味覚・ブドウ狩りが始まる。ブドウ狩りは30分食べ放題で大人1200円、小学生800円、幼児は無料。持ち帰りは1キロ1300円。問い合わせは同園(電話0558-62-2681)へ。伊豆新聞掲載=きょう「立秋」
ポール=タン=ベッサンの岬●1888年。カンヴァス・油彩。縦64.9X横81.0センチ。ワシントン、ナショナル・ギャラリー蔵。オンフルール作品と比べるとき、ポール=タン=ベッサン作品で目立つのは水平性である。これは、建築的要素が利用されている場合に(▶︎干潮の港◀︎▶︎橋と波止場◀︎)もっとも明らかであるが(そしてオンフルール作品にしばしば見られた灯台が見当たらないのは象徴的であろう)、さらに▶︎港の入り口◀︎でも、いくつもの横長の緩やかな曲線のモチーフが前景から繰り返されて次第に水平線に達していき、その途中で突堤がなおも水平性を強調する。世界の名画/ジョルジュ・スーラ(16)
<記事の内容抜粋>須崎・三井浜で撮影ハワイ生まれのバッキー白方が来日し、スチールギターを弾きだすと、エセル中田や日野てる子らが歌ってハワイアン・ソングが巷に流れた。南国ムードたっぷりのシンガーやフラダンサーの髪には決まって赤や黄色のハイビスカスが飾られていた。写真は昭和43(1968)年、ロイヤルビーチになる以前の須崎・三井浜で。そしてスチールギターの演奏は、マヒナスターズなどムード歌謡の分野に進出してブームを生み、昭和の歌謡史に輝く幾多のメロディーを世に残していった。伊豆新聞掲載=あの頃の伊豆
<記事の内容抜粋>他の町内休園施設も順次河津町の河津バガテル公園が7日、再開する。県が新型コロナウィルス警戒レベルを4に引き上げたことを受けて7月29日から休園していた。この他、町内の休園中の観光施設も順次、再開する。河津観光交流館売店と舟戸の番屋は7日、踊り子温泉会館は8日に始まる。伊豆新聞掲載=バガテル公園、あす再開
ポーズする女(横向き)●1886〜87年。板・油彩。縦25X横16センチ。パリ、印象派美術館(ルーヴル美術館附属)蔵。補色の青が画面全体にほとんど均一に広がり、その視覚混合によって中和された色彩がつくり出される。そして以後視覚混合に対するスーラの方法関心は色彩現象のリアリスティックな再現から意図した任意の色彩効果を生み出す可能性に向けられていく。世界の名画/ジョルジュ・スーラ(15)
<記事の内容抜粋>変身「イザリウオの仲間です」子どもが見るヒーロードラマで、ウルトラマンが登場して「変身」と言わんばかりに、身体を大きく変身する場面がある。魚の国でも、幼魚の模様の個体と、別の姿形の魚が親と子の姿であったりする。別々の魚と思っていたのに、実は親子の姿なのです。そんな変身ぶりの妙技を目の当たりにすると、歌舞伎役者の七変化も、ひょっとすると生き物の変身模様からヒントを得たのかもしれないと思ったりするのです。伊豆新聞掲載=魚の国の知恵くらべ
<記事の内容抜粋>「つかみ捕り大会」「稲取温泉サザエ・アワビのつかみ捕り大会」(稲取温泉旅館組合主催)が5日まで、東伊豆町稲取の岩場の海水浴場・磯シーガーデンイケジリで開かれている。午前11から。対象は小学生まで。参加には500円が必要。同組合加盟施設宿泊者は無料。問い合わせは同組合(電話0557-95-2901)へ。伊豆新聞掲載=サザエ取れたよ
クールブヴォアの橋●1886年。カンヴァス・油彩。縦45.7X横54.6センチ。ロンドン大学付属コートールド・インスティチュート・ギャラリー蔵。オンフルールで新しい色彩体験を試みたあと、スーラはここで色彩と光線の作用を忠実に記録するよりも、静かな色彩効果を自由につくり出している。それと同時に、筆触が次第に対象のテクスチャーから自由になり、平面的で、装飾的な表面パターンをつくり出し、くりかえされる垂直線と水平線がそれにリズムを与える。点描はもはや単なる技法をこえて、まぎれもないスーラの様式にまで高められている。世界の名画/ジョルジュ・スーラ(14)
人から大切にされていること。いつくしみ、愛を注がれていること、異性から与えられる愛情を実感しているところを墨象で描いてみました。墨象/愛されて
<記事の内容抜粋>300匹、群れで泳ぎ人気下田市三丁目の下田海中水族館は、俳句の世界で夏を大悲する魚として知られる「タカベ」300匹を水槽で展示している。銀鱗を輝かせながら、群れで泳ぐ様子が来訪者の人気を集めている。小学生の子どもと一緒にきた埼玉県上尾市に住むパートの女性(45歳)は「タカベは旬が今頃だと初めて知った。塩焼きはおいしいので、見て食べたくなった」などと話した。伊豆新聞掲載=銀鱗輝くタカベ
<記事の内容抜粋>300匹、群れで泳ぎ人気下田市三丁目の下田海中水族館は、俳句の世界で夏を大悲する魚として知られる「タカベ」300匹を水槽で展示している。銀鱗を輝かせながら、群れで泳ぐ様子が来訪者の人気を集めている。小学生の子どもと一緒にきた埼玉県上尾市に住むパートの女性(45歳)は「タカベは旬が今頃だと初めて知った。塩焼きはおいしいので、見て食べたくなった」などと話した。伊豆新聞掲載=銀鱗輝くタカベ
オンフルールの突隄の端●1986年。カンヴァス・油彩。縦46X横55センチ。オッテルロー、クレラー=ミュラー美術館蔵。オンフルール作品でスーラは朝の光線の純粋な青(▶︎バ=ビュタンの浜◀︎)や夕暮れのモーヴ色(▶︎オンフルールの突隄の端◀︎)のような新しい色彩体系を試みている。オンフルール作品のもう一つの特徴は灯台や堤防などの規則的な建築的要素による垂直線と水平線の構成である。世界の名画/ジョルジュ・スーラ(13)
<記事の内容抜粋>沼津市大瀬崎神池ドローンで撮った伊豆のステキなところを紹介する。沼津市にあるダイビングスポットの一つ。天候に恵まれると駿河湾に突き出す岬と富士山を同時に見ることができる。神聖な場所でもある。一度は行ってみてほしいスポットだ。伊豆新聞掲載=西伊豆天空遊覧
<記事の内容抜粋>三丁目若衆が清掃奉仕下田市旧町内の三丁目若衆(中村元気頭取)が2日、町内で清掃奉仕を行った。新型コロナウィルスの影響で八幡神社例大祭が縮小され太鼓を出せなくなったことから、太鼓の音の代わりに感謝の心を届けようと企画した。若衆たちは「風物詩である太鼓の音を届けられず残念。来年の例大祭は当番区となり盛大に祭典を執り行えるよう一層精進する」とした。伊豆新聞掲載=太鼓代わりに感謝の心
入江の一角、オンフルール●1886年。カンヴァス・油彩。縦79.5X横63.0センチ。オッテルロー、クレラー=ミュラー美術館蔵。スーラの手紙によれば描き始めてから8日でソティーフが崩されてしまったため、中断されたが、それだけにこのような制作方法をよく示している(しかし、スーラはこの作品をこの状態で完成されたものと見做し、同年秋のファンデパンダン展に出品している。ちなみにオンフルール作品のうち、この年の同展に出品されたのはこの▶︎入江の一角◀︎だけであり、他の作品はその時までにはまだ完成されていない)。世界の名画/ジョルジュ・スーラ(12)
<記事の内容抜粋>熱海YOU遊ビーチ海開き気象庁は1日、東海地方が梅雨明けしたとみられると発表した。平年より11日、昨年より8日遅い。8月に梅雨明けになるのは2009年以来。例年と違いマスクを着用して安全監視に当たるライフセーバーの大野晴喜さん(20)は「感染対策を十分しつつ最大限楽しんでもられるよう取り組む」と話した。伊豆新聞掲載=東海地方梅雨明け
<記事の内容抜粋>姫の沢公園でヤマユリ開花熱海市伊豆山の姫の沢公園でヤマユリが咲き始め、涼しげな白い大輪が来園者の目を引いている。東京から家族で来た小学4年の女子児童はヤマユリを眺めながら「とてもかわいい」と笑顔を見せた。伊豆新聞掲載=涼しげな白い大輪
パ、ビュタンの浜、オンフルール●1886年。カンヴァス・油彩。縦67.0X78.1センチ。トゥールネ美術館蔵。1886年夏のオンフルール作品はスーラの様式の重要な展開を示している。スーラはこれらの作品で従来の十字に交錯するタッチをやめ、代わりに点描を組織的に用いれ始めるのである。スーラはまず固有色を広範囲にわたってほとんど一様に塗り、ついでここに光の様々な要素に対応する色彩を小さな点として加えゆく。世界の名画/ジョルジュ・スーラ(11)
<記事の内容抜粋>ユウスゲの大群落、見頃南伊豆町奥石廊でユウスゲの大群落が見頃を迎えている。日没前後になると連日のように行楽客が集まり、夕方から夜にかけて咲く儚い姿を楽しんでいる。開花は8月中旬まで。県道下田石廊松崎線沿いのユウスゲ公園では、日没前後に開花のピークを迎える。スコリアのなだらかな丘に黄色い花が無数に揺れ、訪れた人は花を指差したり写真を撮ったりして楽しんでいる。公園からはヒリゾ浜や大根島、入間千畳敷の絶景も眺める。伊豆新聞掲載=日没前後に開花ピーク
<記事の内容抜粋>県などがジオツアー研修会西伊豆町で31日、「伊豆わさびを知るジオツアー研修会」(静岡わさび農業遺産推進協議会、県賀茂農林水産事務所)が開かれた。わさび田の観光や地域振興への活用をテーマにワサビ生産者ら13人が参加し、収穫体験などを行なっている宇久須の「藤井わさび園」を見学した。ジオガイドの仲田慶枝さんによる講話もありワサビ田の成り立ちや地質との関係についても学んだ。試食や黄金崎周辺の散策もあった。伊豆新聞掲載=ワサビ田を観光に
ル・ベック・ヂュ・オック、グランキャン●1885年。カンヴァス・油彩。縦64.5X横81.5センチ。ロンドン、テート・ギャラリー。H・ドーラとアスキンは▶︎おしおくりはとうつうせんのず◀︎を挙げ、どちらにも鳥が飛んでいること「スーラの作品で鳥が描かれているのはこれだけである」を指摘しているが、▶︎かまくら之里◀︎には岩そのものが描かれている。いずれにせよ、北斎の引用を裏付けるのはスケッチとの比較であろう。スケッチでは岩はこれほど雄大でも、また曲線的でもないばかりか、岩の向きが逆である。世界の名画/ジョルジュ・スーラ(10)
「ブログリーダー」を活用して、木村松峯(木村峯子)さんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。