書家・かな788/北原白秋
<読み>れいろうとしてひさかたのあめのいっぽうにたてりけるかも不尽の山れいろうとしてひさかたの天の一方におはしけるかも。<作者>北原白秋1885年(明治18年)柳川藩御用達の海産物問屋を営む旧家(現・白秋生家)に生まれ、1904年(明治37年)に早稲田大学に入学。学業の傍ら詩作に励み、1909年(明治42年)処女詩集「邪宗門」を発表。2年後、詩集「思ひ出」を発表。名実ともに詩壇の第一人者となります。その後も、「東京景物詩」「桐の花」などに代表される詩歌集、「とんぼの眼玉」、「赤い鳥」などの童謡集などさまざまな分野で次々と作品を発表。「雨ふり」、「待ちぼうけ」、「からたちの花」・・・。聴いたら誰もが知っている、今なお、語り継がれる作品を数多く残しています。白秋の故郷柳川への思いは強く、20年ぶりに訪問した際には感...書家・かな788/北原白秋
2020/07/31 19:58