伊豆の情報、世界の名画、ジオパーク、墨象、書道などの癒しの作品を日頃の日記とともに載せています。
東京より南伊豆にきて書道を教えながら墨象というジャンルで世界に挑戦しています。ル・サロン永久会員。プラド美術館芸術家功労証会員。AMSC永久無鑑査公式認定作家。中国認定作家。日本書峯会主宰。
<記事の内容抜粋>松崎町烏帽子山松崎町雲見を見下ろす場所にある標高162メートルの山。浅間神社があり、「コノハナサクヤヒメ」の姉「イワナガヒメ」が祀られている。展望台まで上がると絶景が待っている。30〜40分ぐらいの登山なので、ぜひ歩いてみたらいかがか。ただし富士山が見えても、決して「きれい」と言ってはいけない。伊豆新聞掲載=天空遊覧
<記事の内容抜粋>来場普段の2倍9月末で休業する南伊豆町伊浜の波勝崎苑(斉藤要社長)が、最後の週末を迎えた。28、29日は普段の土・日曜日のおよそ2倍の来場者があり、多くのファンが休業を惜しんだ。首都圏のファンが、客の誘導や猿のふんの掃除をする姿もみられた。ファン手作りの猿の写真ボードなども飾られた。苑は他企業の支援などで事業の承継を目指している。伊豆新聞掲載=猿の波勝崎苑最後の週末
青と黒のコンポジション●1926年。カンヴァス・油彩。縦85X横85センチ。フィラデルフィア美術館。A.E.ギャラティン・コレクション。モンドリアンは、正方形を斜めにした菱形の作品を1921年以来、最晩年に至るまで12点試みている。特に26年以来の作品では、方形に画面を分割せず、2本ないし数本の水平線と垂直線で画面を割る作品が試みられている。色彩も、この画面の簡素さに応じて、一層単純になり、白が効果的な役割を果たしている。世界の名画/ピエト・モンドリアン(11)
書・墨象、木村松峯の世界展
<記事の内容抜粋>「魔法の覗き穴」この穴から覗くその先には、秋の宴が待っていた。夏を過ぎ、うっすらと秋の風が吹く中、トップシーズンに向けて訪れたのは、滑沢渓谷。何度来ただろうか?それでも年に何回も来てしまう場所の一つなのだ。ちょうどこの秋から差す光も素晴らしく、新たな発見を求めてさまよう。大事な衣装を虫に食われ、たくさんの穴でボロボロになった姿は不安にさせ、一枚......、また一枚と渓流の流れに落ちて行っては、思いは流されていく。そして一筋の光が差した瞬、穴から覗いた先には、思いが幻想となり、宴が広がっていた。そして、この日は、穴の開いた葉たちに、魔法をかけられた一日となったのだった。伊豆新聞掲載=天城山からの手紙
赤と黄と青のコンポジション●1921年。カンヴァス・油彩。縦80X横50センチ。ハーグ市立美術館。1921年の作品である。黒い直線、青、黄、赤、それに白と黒の明快な組み合わせは、この時期の彼の抽象の基本でもある。フォーヴの運動によって開始された原色の饗宴は、ここにおいて、もっとも本質的、普遍的な形として提示されている。画面の分割と同様、色彩も厳密であり、互いに、明るい管楽器を想わせる響きをかなで合っている。世界の名画/ピエト・モンドリアン(10)
いつもご高覧頂いている皆様、有難うございます。きょうは明日から開催する展覧会の支度が立て込んでいるものですから、更新の時間がとれません。またよろしくお願い申し上げます。木村松峯本日はお休みさせて頂きます
日本では秋の花として親しまれる彼岸花(ヒガンバナ)。別名、リコリスや曼珠沙華(まんじゅしゃげ)とも呼ばれ、日本特有の「彼岸」の時期に咲く花として知られています。映画や歌のタイトルにも使われたことから、「赤い花」として印象に残っている方も多いことでしょう。きょうは道端に咲いているヒガンバナを見かけたので、写真に収めました。出典:HORTI道端に咲いたヒガンバナ
<記事の内容抜粋>首都圏ファンが支援活動へ経営難で9月末の休業を決めた南伊豆町伊浜の波勝崎苑(斉藤要社長)を助けようと、首都圏のファンが活動を始めた。26日にファンと経営陣が夕陽ヶ丘売店で話し合い、当面の餌代確保に向けクラウドファンディング(CF)を検討した。同苑は事業承継を目指しており、すでに複数の事業者が興味を示しているという。伊豆新聞掲載=「無くしちゃいけない」
コンポジション●1921年。カンヴァス・油彩。縦49.5X横45.5センチ。バーゼル美術館。2度目のパリ行き以後試みられた明快な直線による画面分割は、前述のようにモンドリアンの作風の発展段階のいわば古典期を意味するものだが、それは同時に、すべての抽象のもっとも明快で厳密な形態、まさに「文法」そのものと言って良い。合理主義、秩序、明晰を、これほど単純で明快な形態と色彩によって追求した絵は他にない。それは現代の主知主義のもっとも純化された形態である。世界の名画/ピエト・モンドリアン(9)
<釈文>みせばやなおじまのあまのそでだにもぬねにぞぬれしいろはかはらず百人一首第90番=殷富門院大輔=<意味>お見せしたいものですよ。貴方を恋い慕う涙に濡れて紅の色に変わった私の袖を。あの松島の雄島の海人の袖でさえ濡れにぞ濡れているが、色は変わることはありません。という意味です。<観賞>なぜ、京都に住んでいる女官の和歌に、宮城県の島が出てきたのか不思議には思いませんか?この和歌は、歌合(うたあわせ)のときに、「松島や雄島の磯にあさりせしあまの袖こそかくはぬれしか(松島の雄島の磯で漁をした漁師の袖くらいですよ。わたしの袖のようにこんなにも袖を濡らしたのは。わたしは恋の涙で袖を濡らしているのですがね)」という和歌を踏まえて(これを「本歌取り(ほんかとり)」といいます)詠まれたものです。本歌の作者は、第48番の歌人で...書家・かな761/殷富門院大輔
タブロー1●1921年。カンヴァス・油彩。縦96.5X横60.5センチ。ケルン、ヴァルラーフ・リヒャルツ美術館。「デ・スタイル」時代以来、直線による方形の組み合わせに熱中してきたモンドリアンは、1921年になって、黒い太い直線、明るく強烈な原色、大きな方形の組み合わせという明快な秩序をうみだす。幾何学的抽象のもっとも完成された形式であり、モンドリアンの作風の発展段階においていわば古典期としての意味をもっている。この作品はそのもっとも代表的なもの。世界の名画/ピエト・モンドリアン(8)
<記事の内容抜粋>苦もなく複数言語で対応これまでの担当回では、格差是正を目的とするEUの地域政策と、そこに位置付けられた観光振興について述べてきた。教科書的な説明も交えながら書いてきたが、今回は私自身の経験に基づき、EUにおける観光の実情について述べたい。訪日外国人客が増加することで、町中で外国の人々を見かけるのは日常の景色になった。観光地としてさらなる進化を志向するならば、「強み」に磨きをかけながら、ハードルと思われることにも少しづつ取り組んでいくことが必要となるだろう。複数言語で対応できる観光地には高い評価がなされるに違いない。伊豆新聞掲載=EUの観光実情
<記事の内容抜粋>天城ドームで18年ぶり開催伊豆市上船原の天城ドームで10月13日、大相撲の巡業「令和元年秋巡業大相撲ジオパーク伊豆場所」が行われる。同ドームでの開催は18年ぶり。チケットを販売している。巡業は午前8時に開場。公開稽古、握手会、幕下以下取組、初切、相撲甚句、横綱土俵入り、幕内取組などと続き、午後3時ごろの打ち出し(終了)を予定している。横綱、大関をはじめ裏方も含めて総勢約270人が訪れる。問い合わせは、平日午前10時〜午後4時に実行委員会(電話042-794-8269)へ。伊豆新聞掲載=来月13日大相撲ジオパーク場所
線と色彩によるコンポジション2●1913年。カンヴァス・油彩。縦88X横115センチ。オッテルロ、クレラー・ミュラー美術館。初期の抽象のグループに属する作品。前作に比し、水平線と垂直線に対する意識がかなり明確となっている。部分的に曲線が用いられているが、ほとんどが方形と長方形の積み重ねとなり、画面に動性と同時に、幾何学的な秩序が導入され始めていることがわかる。白に灰、紅、青の淡色を配置する色彩も微妙で整合的である。世界の名画/ピエト・モンドリアン(7)
<記事の内容抜粋>「ウミウシのスーパースター」誰が名付けたのか、舌をかみそうな名前のミヤミダウミウシ。この色模様を見れば、だれでも記憶に残るだろう。謎めくような派手な金赤模様がなぜ生きるのに必要なのだろうか。私を食べると毒があるため危険だよと、敵にアピールするためだという。エサとして摂食した色々なカイメンやコケムシなどを生合成して、体内で防御物質を作り出すらしい。その結果、身体に表現された不思議な彩色だと言われている。したたかな行き方ですね。伊豆新聞掲載=海の彩
<記事の内容抜粋>カワウソやアザラシ下田市三丁目の下田海中水族館でスポーツの秋にちなんだイベントが開かれている。今年は日本で開催中のラグビー・ワールドカップ(W杯)にちなみラグビーをする動物たちが楽しめる。他にゴマフアザラシはボールを使ったショーを行ない、コートが設置された水槽にはボーダー柄のエビが展示されている。10月6日まで。伊豆新聞掲載="僕ら"も頑張る
壺のある静物●1912年。カンヴァス・油彩。縦91.5X横120センチ。ハーグ市立美術館。(スレイペル・コレクションより寄託)。すでにピカソやプラックたちが、いわゆる綜合的キュビスムの時代に入り、その画面効果はかなり抽象風であった。モンドリアンは、この時期のキュビスムの作風をいち早くわがものとすることによって、従来からの樹や砂丘の連作の成果に、麺の分割という新しい要素を付け加えている。曲線と直線、円と方形、淡青色と淡黄が鮮やかに対比されている。世界の名画/ピエト・モンドリアン(6)
<釈文>かくとだにえやはいぶきのさしもぐささしもしらじなもゆるおもひを百人一首第51番=藤原実方朝臣=<意味>これほど貴方を恋しているとさえ言えないのですから、まして伊吹山のさしもぐさでないけれど、これほどまでとは貴方はご存知ないでしょうね。この燃える私の思いを。という意味です。<鑑賞>「えやはいぶきの」は、「言うことができるだろうか、いやできない」と、「伊吹山」とを「いぶき」で掛けていて、「さしも草」と「燃ゆる」も「も」を掛けています。このような言葉あそびが散りばめられています。このようなテクニックの上手さに感心するとともに、青々としたヨモギが茂っている京都からはるか離れた東国の山の香り、と自分の秘めた恋心を比較している、実方の爽やかな気性も感じられる和歌です。<作者>藤原実方は、いまから1050年ほど前の貴...書家・かな760/藤原実方朝臣
<記事の内容抜粋>飲食などブース、ステージ松崎町出身の左官の名工・入江長八を顕彰する「第36回長八まつり」(実行委員会主催)が22日、伊豆の長八美術館周辺で開かれた。長八の菩提寺の浄感寺では、実行委員会や地区長らが出席し、供養祭も開かれた。伊豆新聞掲載=漆喰使った体験人気
タブロー1●1912〜13年。カンヴァス・油彩。縦96X横64センチ。オッテルロ、クレラー・ミュラー美術館。1913年前後に数多く試みられた最初期の抽象の一つ。線のリズムとやはり動的な色彩のみによって画面を構成しようとするモンドリアンは、曲線からしだいに直線に、方形や長方形の連続に移行する。もともと大洋のリズムや樹木の枝の複雑なうねりを普遍的なものとして構成しようとしたこのような初期の抽象画は、驚くほどダイナミックな内的なリズムをたたえている。世界の名画/ピエト・モンドリアン(5)
<記事の内容抜粋>「ヘビブナ」先日の台風15号は、たくさんの被害を伊豆にもたらした。そして、私の中で、天城の象徴だと思っていた「ヘビブナ」がついに逝ってしまった。幾たびもの脅威を乗り越え、命を全うするために変えた姿は、まさに情念という一言に尽きる。私は、このヘビブナの前に何度立っただろうか。今でも思う。偶然なのか?本当なのか?その答えは......最後に、ヘビブナが生き抜いた時間に追悼の意味を込めて、終わりにしたい。伊豆新聞掲載=天城山からの手紙
<記事の内容抜粋>62年の歴史に幕南伊豆町伊浜のニホンザルを餌づけした観光施設「波勝崎苑」が9月末で休苑する。入園者数がピークの20分の1以下になり、経営困難で62年の歴史にいったん幕を引く。サルの餌やりは継続実施し、事業の継承先を探すという。同じ会社が運営する夕陽ケ丘売店も同時に休業する。同園は1957年、東海バスなどの出資で開園した。62年に区営、88年に伊浜区民を株主に株式会社化した。累計の来苑者数は1000万人を超える。伊豆新聞掲載=猿の波勝崎苑今月末で休苑
花咲くりんごの樹●1912年。カンヴァス・油彩。縦78X横106センチ。ハーグ市立美術館。樹木の構造性と枝のリズムを分解する試みは、この作品において初めて完全な抽象に達している。構造の分解という点では、モンドリアンは純正なキュビストであるが、ピカソたちが物体を面に分解して対してモンドリアンは線に分解し、その動きと抑揚を普遍的なものとして示そうとする。しがたってその線はキュビスムにおける輪郭線ではなく、むしろ画面の主役である。世界の名画/ピエト・モンドリアン(4)
いつもご高覧頂いている皆様、有難うございます。きょうは教室の締め切りが近いので多忙をきわめ、やむをえずお休みさせて頂きます。よろしくお願い申し上げます。木村松峯本日はお休みさせて頂きます
<記事の内容抜粋>白浜海岸白浜海岸を取り囲む白い崖は、伊豆が半島になる前の海底火山時代に海底に降り積もった火山灰や軽石の地層。その中には貝殻などの化石も見られる。海岸の岩場の一部は白浜神社の神域でもある。海に向かって立つ鳥居は、伊豆諸島と伊豆半島の関わりを今に伝えている。伊豆新聞掲載=神々のジオ
<記事の内容抜粋>「アカボウ」か南伊豆町港の逢ケ浜で19日、クジラの死骸が打ち上げられているのがみつかった。午前11時50分頃、住民から町役場に連絡があった。アカボウクジラは世界中の深い海にすんでいるとされ、17、18日に静岡市でも打ち上がった。近隣では5月に大瀬でイルカの打ち上げの目撃情報があった。伊豆新聞掲載=逢ケ浜にクジラ
灰色の樹●1912年。カンヴァス・油彩。縦78.5X横107.5センチ。ハーグ市立美術館(スライペル・コレクションより寄託。前図の「赤い樹木』に比較してさらに抽象化が進行している。色彩は銀灰色が基調となり、樹の枝のリズムは、一層具象性をはなれ、画面を曲線の対応と柔らかな陰影によってみだし始めている。とりわけ前作と違って線が同じ方向へのリズムではなくX字型の対応を示し始めていることが注目される。具象から抽象の最後の段階である。世界の名画/ピエト・モンドリアン(3)
<読み>いでてはくくんをうけ、いってはぼきにほうず<意味>家の外に出たら、教師の教えを受け、家に帰ったら、母のおしえにしたがって行動する。という意味です。これは細井美峰さんの作品です。三体文字を書かれるようになって、また一段と字が上手になられました。先日はメモに走り書きを書かれていましたが、かな文字を駆使して立派な文を書かれていました。外連味のない素直な文字で感心しました。書道教室の生徒の作品432/細井美峰
<記事の内容抜粋>初回は体力測定下田市地域包括支援センターとしずおか健康長寿財団は18日、下田市椎原の稲梓基幹集落センターで長寿力向上教室を開校した。稲梓地区の65歳以上の住民24人が参加、「運動」「食生活」「社会参加」を見直し、健康に向けた取り組みを実践している。同教室では毎週水曜日に同所で膝痛予防の運動法や減塩食を学んだり、ウォーキングマップを作ったりする。12月に再び測定し、結果の説明、今後の継続方針を聞く。市内では4回目の開催。伊豆新聞掲載=健康図り長寿力向上
赤い樹木●1909〜10年。カンヴァス・油彩。縦70X横99センチ。デン・ハーグ市立美術館。砂丘の連作とともに、樹も、具象から抽象への移行期におけるモンドリアンにとって絶好の対象であった。ゴッホ風の樹、セザンヌ風の樹を経て、モンドリアンの樹木は細い枝を画面いっぱいに広げ、互いに呼応しあうリズムを形成する。色彩も青と赤とオークルの3色に限定され、1本の樹が一つの普遍的な生命であるかのように美しいシルエットを浮かび上がらせる。世界の名画/ピエト・モンドリアン(2)
<記事の内容抜粋>「崖面の美術品」背の低い樹枝状の群体を形成するオオエダキサンゴ。目が覚めるような赤色の美しいポリプの花が崖面を飾っている。末端部の殻は一つ一つが大きく、まばらに並んでいるのが特徴。比較的深場に生息しているので、太陽光が届きにくく光合成が十分できない。そのため自分でプランクトンを捕らえるのに、ポリプ自体が大きく伸びる仕組みになっている。いくら綺麗だからといって地上に上げて死んでしまうと、ただの骨格だけになってしまうのです。伊豆新聞掲載=海の彩
<記事の内容抜粋>松崎は4日連続真夏日大陸からの高気圧の影響で17日、賀茂地区は夏が戻ったような1日だった。石廊崎観測所では最高気温28.6度を記録し海には9月の平日にも関わらず行楽客が詰め掛けた。沼津市の60代男性はSUP(スタンド・アップ・パドルボード)に興じ「天気がいいから来たけど海は荒いね」と言いながら砕ける波に挑んだ。伊豆新聞掲載=弓ヶ浜海岸にぎわう
砂丘●1910年頃。カンヴァス・油彩。縦130X横186センチ。ブラリクム、スライベル・コレクション。1908年頃からモンドリアンは、ドンブルフで砂丘と海の連作に手をつけている。海のたえまない律動と砂丘の線を描こうとする試みは、樹木とともにモンドリアンにおける抽象の成立に大きな役割を果たした。この作品は、連作の中でももっとも抽象化された完成作である。淡青色とオークルによって海と広やかな砂丘のつながりが抽象的な旋律に変化し、無限の動感をたたえる・世界の名画/ピエト・モンドリアン(1)
<読み>そうがんきんかをはらう<意味>初渡りの雁は天の川をかすめて飛んでいる。という意味です。これは進士さおりさんの作品です。今月も力作を提出されました。これは行書で書かれた文字ですが、かなり良くできています。切磋琢磨して、上を目指して頑張ってください。書道教室の生徒の作品431/進士さおり
<記事の内容抜粋>第2回「トコリンピック」松崎さん早食い連覇南伊豆町の伊浜漁港で15日、第2回「トコリンピック世界大会」が開かれた。工夫を凝らした3種目があり、ところてん早食いは松崎康治さん(ウィンディーネットワーク)が2連覇を果たした。催しは地域を元気づけようと昨年から始まった。静岡大や芝浦工業大の学生が設営などで活躍した。斎藤委員長は「3回目はさらに工夫し盛り上げたい」とい話した。伊豆新聞掲載=ところてん競技世界一は
占い師(部分)●カンヴァス・油彩。ニューヨーク、メトロポリタン美術館。この絵はラ・トゥールがカラヴァッジョ流の「世俗画」芸術と対決して、彼らとは異質な、彼独自の画境を開いたことの証拠を示すものである。あのリアリズムの意味をばもっともしばしば否定し改変して、含蓄に富んだ、意味の隠された、暗示的な、マジックな領域に移行させるという画境である。彼が後年の作品で好んで行うさまざまな精神化の操作、単純化、抑制、抽象化の兆しがここにみられる。世界の名画/ジョルジュ・ド・ラ・トゥール(15)
いつもご高覧頂いている皆様、有難うございます。きょうは朝から体調が悪く、仕方なく一日中寝ていましたが、いまだに具合が悪い感じです。誠に申し訳ございませんが、お休みさせて頂きます。木村松峯本日はお休みさせて頂きます
<記事の内容抜粋>「癒やしの舞」天城山のイメージは、いつも霧に包まれ暗い森だと思われることも多い。しかし、なかなかそのような条件に遭遇するのは難しい。この日は、雨に降られるのを覚悟で向かったのだが、いざ現場に到着すると雨も降ることもなく、暗闇の向こう側には、期待通りのきれいな霧がかかっていた。その姫は、踊り、微笑みかけ、私を癒した。しばらくして、息も整い立ち上がると、ただ愛らしく舞う姿は優しく、癒やしの空間は広がっている。最後に私は、舞のお礼に一枚シャッターを押して別れたのだった。伊豆新聞掲載=天城山からの手紙
<記事の内容抜粋>みんなで「白浜音頭」下田市の白浜中央海岸背後地で13日夜、「お月見太鼓まつり」が開かれた。多くの地域住民が繰り出し、地元団体による踊りや太鼓を楽しんだ。振興協議会の飯田正明会長は「区民大会(体育祭)もなくなり、住民親睦の貴重な機会。今年も多くの住民が集い、にぎやかに開催できた」と話した。伊豆新聞掲載=「十五夜」に踊り、太鼓
聖女イレネの嘆き哀しむ聖セバスティアヌス●カンヴァス・油彩。縦158X横130センチ。ベルリン国立美術館。この大作はもっとも寡黙な、暗示的な、神秘的な作品の一つで、ただ全体的なカカラヴァッジョ画風の面影が漂うという以外には、同時代の文化から逸脱している。超現実的な光の中に、素晴らしい画思が読み取られる。闇夜に照らし出された横たわる殉教者の遺骨の前に、劇的な姿でひざまづく嘆き哀しむ乙女の顔面、両手。彼女の後ろに続く二人の嘆く娘たち。世界の名画/ジョルジュ・ド・ラ・トゥール(14)
<釈文>よもすがらものおもふころはあけやらぬねやのひまさへつれなさりけり百人一首第85番=俊恵法師=<意味>夜通し恋の物思いに悩むこの頃は、いつまでも夜が明けきらず白んでこない寝室の戸の隙間までがつれなく感じられることであるよ。という意味です。<観賞>訪ねてきてくれない、遠のいてしまった恋人を待つ女性の気持ちになって詠んだ和歌と思われます。雨戸の隙間にまで想いを馳せる歌人の想像力の豊かさはすごいです。<作者>俊恵法師は、第74番の歌人である源俊頼(みなもとのとしより)の息子です。東大寺(現在の奈良県にある大仏で有名なお寺)のお坊さんだったといわれていますが、詳しいことはわかっていません。和歌を詠むのが上手でした。これは伊藤典松さんの作品です。うちの教室にみえて3年程になります。かな文字がとても上手になられました...書道教室の生徒の作品431/伊藤典松
<記事の内容抜粋>研究成果に期待下田市白浜の県水産技術研究所伊豆分場(川合範明分場長)で13日、新庁舎の開所式が行われた。県や漁業関係者など約25人が出席し、最新の施設完成を祝うとともに、今後の研究成果に期待を託した。展示室は、キンメダイやタカアシガニなど、伊豆近海の海洋生物の模型、標本、パネルなどを陳列し、平日(午前8時半〜午後5時15分)に公開している。伊豆新聞掲載=屋外施設完成し開所
聖ペテロの避妊●1645年。カンヴァス・油彩。縦120X横160センチ。ナント美術館。この絵は、クリーヴランドにある▶︎聖ペテロ◀︎(1645年)とともに現存する彼の作品の中で年代の確実に決まっている例外的な作品である。1650年ラフェルテ将軍のために描かれたもので、明らかにカラヴァッジョ流派の構想を踏襲した。何かの古い絵か下絵を利用して作られたものに相違ないとされる。パリデ教授は、彼の息子エディエンヌの筆が参加、介入しているのではないかという仮定を提出している。世界の名画/ジョルジュ・ド・ラ・トゥール(13)
<釈文>ちはやぶるかみよもきかずたつたがわからくれなゐにみづくくるとはちはやぶる神代もきかず竜田川からくれなゐに水くくるとは。百人一首第17番=在原業平朝臣=<意味>不思議なことが多い、神様がこの世界を治めておられた時代にも、聞いたことがありませんよ。紅葉の名所の竜田川が、紅葉を散らして鮮やかな紅色に、水を「くくり染め」にしているとは。という意味です。<鰥賞>「くくり染め」とは布の染め方の一種です。現在の絞り染めと同じものです。この和歌は、業平が本当に竜田川のほとりで詠んだのではなく、皇太子妃藤原高子(ふじわらのこうし/たかいこ)の御殿で行なわれた歌会で、屏風に描かれた竜田川の紅葉を詠ったものです。ただ、「紅葉が紅色で綺麗だなぁ」と詠むのではなく、「神様の時代でも聞いたことがない」、「水をくくり染めにするなんて...書家・かな759/在原業平朝臣
<記事の内容抜粋>「小稲の虎舞」奉納南伊豆町の小稲地区に伝わる「小稲の虎舞」が11、12の両日、小稲海岸で奉納上演された。若衆の小稲来宮会(松本孝会長)が集落内を太鼓台で巡業し、虎と対決する勇壮な演舞を海岸の特設舞台で披露した。虎の着ぐるみには二人が入り、「虎山」と呼ばれる舞台で頭を振り床を踏み鳴らした。主人公の和藤内は土屋玲雄さんが務め、虎との激しい格闘を演じた。松本会長は「今年は稽古が短く100%でない部分もあったが、形になって良かった」と話した。伊豆新聞掲載=若衆勇壮に演舞
大工の聖ヨセフ●1640年頃。カンヴァス・油彩。縦130X横100センチ。パリ、ルーヴル美術館。パリぜ教授はこの17世紀の傑作を彼の円熟時代(ほぼ1640〜45年頃)の作としている。幼児イエスと父の大工の聖ヨセフの姿を、日常生活の意味から脱却した場面にたかめ、高遠な造形言語の大胆極まる形をもって、永遠に、静かに、明徹した統一のうちに定着している。アート型、直線といった幾何学的構成に裏付けられた大きな形姿の二人のいきいきした精神の響き、諸物体の現実性、全画面の光線の神秘。世界の名画/ジョルジュ・ド・ラ・トゥール(12)
<記事の内容抜粋>「秘密の眺め」夜明けの蒼い時間が訪れる頃、うっすらと霧が森を包んでいるのがわかった。久しぶりに歩くこの道は懐かしく、しかもまだ立ち入ったことのない場所へと行くのだ。私は撮影のとき、少し歩けば振り返り景色を確かめる。まっすぐ進めば、いくらでも早く目的地へ到着できるのだが、景色は面白いもので、行きと帰りではまったく見えるものが違う。だからその都度振り向き確かめ、しおの時の出会いを逃さないようにしている。そして、撮った画像は、骨々しい姿だったのだが、隙間から見えた緑の存在がなぜか美しかった。こんな姿に化け、生きるために咲かせた葉......。一生懸命に何かをやることは、恥ずかしいことではない!素晴らしいことなのだと私は教わった。伊豆新聞掲載=天城山からの手紙
<記事の内容抜粋>修善寺で冥福祈る約50店舗が加盟する県東部蒲焼商組合(浜野弘雄会長)は11日、ウナギ供養祭を伊豆市修善寺の修善寺で開いた。支部持ち回りで開き70回目。掛川へのウナギ放流も行なった。続く放生会には修善寺保育園の年長児22人も協力した。独鈷の湯近くの河原から桂川へ下ってウナギを放ち、「ヌルヌルしていた」などと語った。合計で20キロ、約100匹の成魚を放流した。総会、懇親会は◯久旅館で開いた。伊豆新聞掲載=ウナギ供養し放流
聖処女の教育●カンヴァス・油彩。縦84X横100センチ。ニューヨーク、フリック・コレクション。この署名のある厳粛な絵は、類作がパリのあるコレクションに所有され、ディジョン美術館にもコピーがある。静かな神秘的な「対話」の画因が、夜の暗示にとんだ雰囲気の中で、慎ましやかな、劇的で感傷的な響きを奏でる。燭光をさえぎる掌、可憐な少女の神々しさ、清らかに澄み渡った光に照らし出される母と子、書物や籠の静物的描写など、画家の心遣いの行き届いた優品。世界の名画/ジョルジュ・ド・ラ・トゥール(11)
<釈文>よのなかはつねにもがもななぎさこぐあまのこぶねのつなでかなしも百人一首第93番=鎌倉右大臣=<意味>世の中は、いつまでも変わらないものであれば良いがなぁ。海辺近く漕いでゆく漁夫の小舟の引き網を引いていく様子は、心にしみて興味深いよ。という意味です。<観賞>『万葉集』の「河の上のゆつ岩むらに草むさず常にもがもな常処女にて(河のほとりの岩に苔が生えずいつまでも清らかなように、永遠の処女としてあって欲しいものです)」と、『古今集』の「みちのくはいづくはあれど塩釜の浦こぐ舟の綱手かなしも(道の奥と呼ばれる東北地方は、どこも趣があるけれど、そのなかでも塩釜の浦を漕いでいく舟の綱手を引く様子は特に趣があるものだなぁ)」という二首の古歌を本歌取り(ほんかとり)しています。本歌のある和歌ですが、留まることをしらない世の...書家・かな758/鎌倉右大臣
<記事の内容抜粋>下賀茂熱帯植物園冷蔵・冷凍庫開放銀の湯会館・一部旅館無料で入浴子浦のゲストハウス無料で素泊まり台風15号の影響による停電が長時間におよぶ中で9〜10日、停電のない地区の商業・宿泊施設が助け合いに奔走した。冷蔵庫や風呂を貸したり、空き部屋に泊めたりして、真っ暗な夜を支え合った。町営銀の湯会館や一部の旅館は無料で入浴を受け入れた。子浦のゲストハウスDaJaは無料素泊まりを受け入れた。停電地域では冷蔵庫の中身を使い切ろうと開き直って友人を集め、バーベキューをする家庭もあった。伊豆新聞掲載=停電続く中助け合い
ヨブとその妻●カンヴァス・油彩。縦144X横95センチ。エピナール、ヴォージュ県立美術館。しばしば▶︎捕らわれし者◀︎とか、あるいは誤って▶︎聖ペテロの釈放◀︎と呼ばれているが、旧約聖書▶︎ヨブ記◀︎によって、苦難悪行の試練に耐えるヨブを憐れみ、あきれはてた妻の慰さめるところを描いたもので、絵は簡潔にきわまる物語描写と、ボリュームの角ばった構成から、ルーヴル美術館にあるヨセフの絵に近い。ラ・トゥールのもっとも円熟した時代の輝かしい作風に近づいている。世界の名画/ジョルジュ・ド・ラ・トゥール(10)
<記事の内容抜粋>「謎めいた一輪の花」写真は江戸時代に大名行列の先頭で奴さんが「下にい下にい」と振っていた毛槍にあやかって名付けられたというケヤリ。自分が分泌した粘液と、周りの砂粒などで柔らかい棲管を作り、その中で生活しているゴカイの仲間です。先端は短い毛が無数に生えていて、それを動かしてプランクトンをエサにする。その様子は、一輪の花が咲いたようで感動的なシーンなのです。伊豆新聞掲載=海の彩
<記事の内容抜粋>五輪マークも西伊豆町仁科の乗浜海岸で7日夜、第8回西伊豆ビーチ・キャンドル・ナイト(ふるさとおこし隊主催)が開かれた。約4000本のキャンドル(ろうそく)が海岸を幻想的に照らし、多くの住民や観光客を魅了した。会場周辺にはご当地グルメの出店も並び、多くの人でにぎわった。鈴木洋史隊長は「今回はボランティアで岐阜県から来てくれた人もいた。会を重ねだんだんと圏外にも周知されたイベントとなってきた。西伊豆を盛り上げるためにも今後も続けていく」と話した。伊豆新聞掲載=砂浜にキャンドル4000本
夜を撤するマグダラのマリア●1640〜44年頃。カンヴァス・油彩。縦128X94センチ。パリ、ルーヴル美術館。彼の署名のあるこのマグダラのマリアは、夜の場面を描いた絵の中でもっとも感動的な作品として名高いが、長年の間知られず、わずか20年前まで国外にあった。形の厳しい様式化にもかかわらず真実さの深い探求をいささかも損なわず、感慨深い冥想の人物のモニュメンタル姿もさることながら、右の卓上の静物がすばらしい。夜の室内、灯火の光線の効果を好んで描いた彼の数ある傑作のひとつ。世界の名画/ジョルジュ・ド・ラ・トゥール(9)
<釈文>いまはただおもひたえなむとばかりをひとづてならでいうよしもがな百人一首第63番=左京大夫道雅=<意味>いまはもう、あなたのことをあきらめてしまおう、という気持ちを人づてではなく、あなたにお逢いして言う方法があればいいのに。という意味です。<鑑賞>伊勢の斎宮(さいぐう)だった当子内親王(とうしないしんのう)との関係が、内親王の父である三条天皇(さんじょうてんのう)の怒りに触れ、ふたりの仲が裂かれてしまったときに詠んだ和歌です。神に仕える斎宮はもちろん恋人をつくってはいけませんが、内親王は斎宮を降りていたので、天皇の行動は厳しすぎるという意見もあったようですが、天皇は内親王をことのほか愛していたので、怒りが収まらなかったようです。内親王16歳、道雅25歳のときのことです。悲嘆にくれた内親王は、出家した後、2...書家・かな757/左京大夫道雅
<記事の内容抜粋>イベントで工作体験伊東市の伊藤温泉競輪場のマスコット「ミカリン」の段ボール工作キットが人気を集めている。市公営競技事務所が本年度、ファンサービスの一環として専門業者に依頼して作った。同事務所は「親子で楽しく工作に挑戦してくれればうれしい」と話す。今後も競輪場の感謝イベント開催時に工作体験コーナーを設ける予定だという。伊豆新聞掲載=「ミカリン」人気
僧房の聖ヒエロニムス●1934年。カンヴァス・油彩。縦122X横93センチ。パリ、ルーヴル美術館。1934年ルーヴル美術館の所有となったこの絵は、長い間真筆であるか否か問題とされていた。エビナールにある彼の作品と構図の簡潔な点や極端な幾何学化傾向からいって類似しているので、このエビナールの絵と同時代の制作とされている。書類を左手に眼鏡を右手に、真下を向いて読んでいる老人も卓上に散らばる書物も、厳しいシンメトリーで、老人の注意に我々も惹きつけられる。世界の名画/ジョルジュ・ド・ラ・トゥール(8)
いつもご高覧頂いている皆様、ありがとうございます。これはモバイルで投稿していますが、家のパソコンは停電したままです。復旧のメドが立たないということで、更新できるかどうかわかりません。もし復旧ができないときは、お休みさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。木村松峯台風の影響で停電しています
これは小学5年生の田中和侍くんの作品です。この生徒はとても基本ができていて上手にお習字を書きます。今回も全書会に出品した作品が賞を頂きました。おめでとうございます。これからもますます頑張ってください。書道教室の生徒の作品430/田中和侍
<記事の内容抜粋>台風接近で1日開催海洋浴の祭典ビッグシャワー2019が7日、下田市の吉佐美大浜海岸で開かれ、スポーツ体験や露店出店でにぎわった。9月も泳げる海の魅力を発信しようと毎年開かれ、今年で21回目を迎えた。伊豆新聞掲載=早朝からヨガ、ズンバなど
枢機卿帽のある聖ヒエロニムス●1620年代.。カンヴァス・油彩。縦152X横109センチ。ストックホルム国立美術館。これと同じ画題で、多少細部の異なったヴァリアントが、グルノーブルの美術館にもある。グルノーブルの▶︎聖ヒエロニムス◀︎は、もう少し簡潔化され、年代的に少し後のものと思われる。明澄な構図の中で、様々な対象物は、モニュメンタルな、かつ象徴的な趣きを持って、際立っている。すべて厳しい知的な構成に服従する規律ある統一を形作る。世界の名画/ジョルジュ・ド・ラ・トゥール(7)
<読み>せんちょうかんよう<意味>手紙や文書は、簡単で要点をきちんと書く。という意味です。これは大和龍広さんの作品です。この方は入室されて7〜8ヶ月になりますが、とても腕をあげられました。感心しております。人柄が熱心な方なので、どんどん上達されます。楽しみです。書道教室の生徒の作品429/大和龍広
<記事の内容抜粋>22日に「長八まつり」松崎町出身の左官の名工・入江長八を顕彰する「第36回長八まつり」(実行委員会主催)が22日午前9時〜午後2時、伊豆の長八美術館周辺で開かれる。同まつりに合わせ、昨年初めて開催され、好評だった着物の似合う町づくりイベントが今年も開催される。問い合わせは同課(電話0558-42-3964)へ。伊豆新聞掲載=好評今年も着物イベント
聖誕生●カンヴァス・油彩。縦76X横91センチ。レンヌ美術館。この画題はジャン・ルクレールの版画▶︎ねずみの番する女たち◀︎からヒントを得たものであろう。イエスの誕生という宗教的主題が、リアリスティックな要素の強調と結びついて描き示されている。17世紀の装飾的な饒舌さに対し、ほとんど新中世主義ともいうべき画像である。大きく形と色を単純化し、静止的に整えて、聖女のひとときを永遠化するこの画相は素晴らしい。隠された灯火が赤子の顔を神聖の光で輝かす。世界の名画/ジョルジュ・ド・ラ・トゥール(6)
<記事の内容抜粋>石部の棚田約140年前の噴火でできた蛇石火山の裾野にある棚田。火山がもたらす豊富な湧水や地下水が地滑りを引き起こし、棚田として利用できる緩斜面を作り出した。地滑りの原因の一つにもなった地下水が、棚田の水源になっている。この棚田が、いつまでも引き継がれてゆくことを願っています。伊豆新聞掲載=神々のジオ
<記事の内容抜粋>「日ロ交流写真展」始まる日ロ友好交流事業実行委員会の「日ロ交流写真展」が5日、下田市民文化会館で始まった。ロシア人カメラマン・アスミルコ・ウラジミールさんが幕末に日ロ和親条約を締結したプチャーチン提督にゆかりのある下田市や沼津市戸田の風物を写した作品約60点が並ぶ。8日まで。時間は午前9時〜午後5時。同写真展はモスクワで開催されて高い評価を受け、戸田でも開かれた。伊豆新聞掲載=提督ゆかりの風物作品60点
恍惚の聖フランチェスコ●カンヴァス・油彩。縦150X横160センチ。ルマンテッセ美術館。この作品はハーホードのワーズワース・アセニアム美術館に部分的なコピーがある。ラ・トゥールがカラヴァッチョ風の作品を描いていた時代に知り合った版画家ルクレールの1版画に照明されるように、この絵の少し構図を変えたヴァリアントも描かれたらしい。房室や洞窟を背景に、頭蓋骨を膝に乗せ法悦におちいる聖フランチェスコは、当時よく描かれた画題である。世界の名画/ジョルジュ・ド・ラ・トゥール(5)
これは小学5年生の中村美穂ちゃんの作品です。まだ暑い日が続いていますが、だんだんと秋の気配が近づいてきました。中秋の名月を書きました。今月の作品もとても良くできました。お稽古に励んでください。書道教室の生徒の作品428/中村美穂
<記事の内容抜粋>「頭使う漁師に育って」漁業の専門学校県立漁業高等学園(焼津市)は4日、キンメダイ漁業について学ぼうと、研修で下田市を訪れた。生徒たちは講話などで漁師の実態を聞いた。今年初めて開催した。県水産技術研究所伊豆分場も見学した。同校からは下田港を基地とする底立てはえ縄業業会社に3年間で3人が就職している。伊豆新聞掲載=キンメダイ漁業学ぶ
乞食たちの喧嘩●1850年。カンヴァス・油彩。縦82X横136センチ。シャンベリ美術館。1850年ルナンの作という従来のアトリヴュションで美術館に入った作品であるが近来ラ・トゥールの作品群に加えられることとなったものである。シャルル・ステルリンクはこの絵の全体の筆法を検討した結果、むしろ、これをラ・トゥールのアトリエの作ということにしている。しかし、この画題について失われてしまったラ・トゥールの原作のそれと緊密に結びつくものとして、注意を促している。世界の名画/ジョルジュ・ド・ラ・トゥール(4)
上海蟹は、中国では「上海蟹」ではなく「大闸蟹(ダージャーシエ)」と呼ばれています。蘇州近くの陽澄湖(ようちょうこ)で獲れた上海蟹が最も有名で高級ですが、太湖(たいこ)の上海蟹もリーズナブルで美味しいので人気があります。大きさは日本の蟹ほど大きくはなく(10cm程度)、カニの身よりも主にカニみそを楽しむ食べ物です。中国では「九雌十雄(旧暦9月のメス、10月のオス)」と言われ、10月頃には濃厚な黄色の卵が詰まったメスが、11月頃にはねっとりした白子がいっぱいのオスが美味しいとされています。美味しい上海蟹をイメージして、墨象にしました。出典:たびこふれ墨象・上海蟹
<記事の内容抜粋>国補助で町整備へ河津町は本年度、広域避難所の町立河津中に太陽光パネルと蓄電池を設置する。夜間停電時でも体育館照明などの非常電源が確保できる。地域の防災・減災と低炭素化を同時実現する環境省事業の補助を受け整備を目指す。岸重宏町長が3日、町議会9月定例会で明らかにした。河津中には災害時、近隣住民約1600人の受け入れを想定する。町は「避難所の夜間照明が確保できることで住民に少しでも良い環境を整えたい。併せて地球温暖化防止対策になる」と話した。伊豆新聞掲載=河津中に太陽光パネル
占い師●1959年。カンヴァス・油彩。縦101X横122センチ。ニューヨーク、メトロポリタン美術館。1959年購入作品。「ロレーヌのリュネヴィルにてジョルジュ・ド・ラ・トゥール作」とあり、数少ない昼間光線による描写で、ジェンティレスキ風の「明光線下の」カラヴァッジョ派の流儀に習ったものであろう。複雑な色彩の驚くべき巧妙さ、魅了するごとき雰囲気の作出法。陰影と白く輝く光の中に、赤朱、黄、褐色を微妙に組み入れ、若者と老婆、物盗りの女たちの醸成する心理関係。世界の名画/ジョルジュ・ド・ラ・トゥール(3)
<釈文>いまはただおもひたえなむとばかりをひとづてならでいうよしもがな百人一首第63番=左京大夫道雅=<意味>いまはもう、あなたのことをあきらめてしまおう、という気持ちを人づてではなく、あなたにお逢いして言う方法があればいいのに。という意味です。<鑑賞>伊勢の斎宮(さいぐう)だった当子内親王(とうしないしんのう)との関係が、内親王の父である三条天皇(さんじょうてんのう)の怒りに触れ、ふたりの仲が裂かれてしまったときに詠んだ和歌です。神に仕える斎宮はもちろん恋人をつくってはいけませんが、内親王は斎宮を降りていたので、天皇の行動は厳しすぎるという意見もあったようですが、天皇は内親王をことのほか愛していたので、怒りが収まらなかったようです。内親王16歳、道雅25歳のときのことです。悲嘆にくれた内親王は、出家した後、2...書家・かな756/左京大夫道雅
<記事の内容抜粋>今月中旬以降黄金色に変化松崎町の石部の棚田に、隠れた人気の時季が訪れている。9月上旬には青々とした稲が広がる棚田が中旬以降の本格的な秋の訪れとともに、黄金色に変わり、季節の移り変わる様子が"ファン"を魅了している。夏の間に育った稲が棚田を彩り、黄金色へと変化していく。そんな季節の移り変わりが楽しめるとPRする。収穫祭は10月5、6日に開かれる。伊豆新聞掲載=夏から秋へ棚田"衣替え"
トランプ遊び●1925年頃。カンヴァス・油彩。縦106X横146センチ。パリ、ランドリー・コレクション。1925年購入されたこの作品は、ラ・トゥールの作品総目録の中で重要な地位を占める。洗浄の結果ラテン綴りで彼の署名が発見されたからである。トランプ遊びという風俗画は、いんちき師を交えて、昼間の光線の鮮やかな、北方のカラバッジョ派画家たちの好んで扱った題材であるが、フランス画派らしい資質と節度を示している。自由な姿勢、整った構図、複雑な色調を静かに響かせた調和。世界の名画/ジョルジュ・ド・ラ・トゥール(2)
<記事の内容抜粋>「森の妖精」冬が過ぎ去ろうとしているころ、森はまだ静寂に包まれ、春の足音に気づかない。まだ、木々の穂先は固く閉ざされじっくりと力を貯めている。溢れそうになる力を、グッとその時に備えて小さな芽に凝縮する様子はギリギリと音を鳴らし、命の始まりを教えてくれるようだ。こんなにも小さな素材が、これだけの力を持つということに、改めて命の尊さを教えられ、本当に大切なことは何だろう?と問いかけられたように感じた。この日は、そんなおしゃべりを森の妖精とした、不思議な朝だったのかもしれない。伊豆新聞掲載=天城山からの手紙
<記事の内容抜粋>津波避難、初期消火など「防災の日」の1日、賀茂6市町で総合防災訓練が行われた。大規模地震の発生を想定し、津波避難、初期消火、緊急物資の搬送、応急救護、避難所運営ゲームなど、自主防災会を中心に地域の実情に即した訓練を繰り広げた。橋本智洋区長は「運営手順はわかったが、一時避難場所(下田幼稚園)の安全性や収容人数などの課題が上がり、今後の対応を市と協議していきたい」と話した。伊豆新聞掲載=賀茂6市町で総合訓練
手廻し琴弾き●1837年。カンヴァス・油彩。縦162X横105センチ。マント美術館。長い間スペイン画家(ムリーリョ、スルバラン、ベラスケスなど)の作品と考えられてきたこの手廻し琴弾きの老人は、すでに1837年スカンダールが「汚らしい、恐ろしい真実」と賛嘆したところで、単純化され、本質的なものに還元された構成を持ち、彼の最優秀作の特質である叙事詩的偉大さに到達している。左上からの投射光の中で楽器を斜めに抱く老盲人の姿態の悲痛さ。黄、褐、朱色の見事な調和。世界の名画/ジョルジュ・ド・ラ・トゥール(1)
<釈文>くさのいほにあしさしのべておやまだのやまだのかはづきくがたのしさ草の庵いほに足さしのべて小山田の山田のかはづ聞くがたのしさ。<意味>粗末な庵で足を伸ばして、山の田で鳴く蛙の声を聞くことの楽しさよ。という意味です。<観賞>「小山田の山田の」と準枕詞を使つて調子をとりながら、決して浮薄でなはありません。「聞くがたのしさ」も、熟しきつて流れようとするところを危くひきとどめたうまみを保つています。(吉野版良寛集)。書家・かな755/良寛
<釈文>くさのいほにあしさしのべておやまだのやまだのかはづきくがたのしさあしびきの山田の爺をぢがひねもすにいゆきかへらひ水運ぶ見ゆ。<意味>山の田ではたらく老爺が、一日中、行ったり来たりして水を運んでいるのが見える。という意味です。<観賞>「調が古拙でどつしりとしてゐて、艷ぽく無いところに妙味がある」(茂吉「私鈔」)。茂吉の選鈔した歌は結句が「松はこぶ見ゆ」となっていて、茂吉は「『松はこぶ』といふ写生の句が面白いゆゑ此儘にして置く」とことわっています。書家・かな755/良寛
<記事の内容抜粋>「野菜の日」で下田海中水族館下田市三丁目の下田海中水族館は31日、「野菜の日」(8月31日)にちなみ、ウミガメに野菜を餌やりするイベントを開いた。来館した家族連れはキャベツを与え、ウミガメに親しんだ。同水族館にはカニ、貝などを食べるアカウミガメ4頭と海藻を主食にするアオウミガメ3頭が飼育されている。飼育員は2日で5キロほど餌を与えるという。伊豆新聞掲載=ウミガメにキャベツ親子ら餌やり体験
接吻●1907〜08年。カンヴァス・油彩。縦180X横180センチ。ウィーン、オーストリア・ギャラリー。▶︎充足◀︎と著しい類似点を持つ「装飾的象徴的主義」の代表作であり、ウィーンでは切手のデザインとしても親しまれている。装飾的象徴主義というのは、男の衣装の冷たい銀箔、黒とグレーの矩形のフォルムには男性の意志が結晶かされ、女の花形の装飾文様、波状の曲線には女性が象徴化されているとの意味である。ただし、花々は生きて大地につながってゆく。世界の名画/グスタフ・クリムト(16)
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