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  • 極楽井 小林古経

    年度末で疲れ気味の心を清らかにするような作品はないかと思い、また、春を告げる花といえばモクレン忘れてはいけません。そこで今回は小林古経の「極楽井」を紹介します。古来より、童女は清らかさの象徴です。 また、ヒーリング系の音楽はせせらぎの音を使うように、わき出る清水も清らかな気分になります。 童女達がわき出る霊泉を汲む姿を描いたこの作品は、神聖な雰囲気が漂い見る者を清々しい気持ちにさせ、咲き誇るモクレ...

  • 船田玉樹 臥龍梅

    梅が咲くと春の訪れを感じますが、今年は休梅を愛でる機会が無かったので、せめて梅を描いた作品で春を感じようと思い、船田玉樹の「臥龍梅」を紹介します。梅を描いた作品が多くある中で、この作品を選んだのは今抱えているプロジェクトが山場で年が明けてから土日は徹夜の仕事が多く疲れ気味です。この作品のようなパワーをあやかりたいと思ったからです。船田玉樹は1934年速水御舟に入門、御舟の没後は小林古径に師事。東洋の古...

  • オーブリー・ビアズリー 神秘の薔薇園 赤死病の仮面

    今回は三菱一号館美術館で開催中の「異端の奇才――ビアズリー展」でみたサロメ以外で撮影可能な作品を紹介します。上段は「神秘の薔薇園」、下段は「赤死病の仮面」です。上段の作品は性愛をにおわす作品です。語り合う男女を描いてますが、性愛は本来は至高なコミュニケーションです。退廃的で死を感じさせる作品が目立つ中で、この作品はポジティブな印象を持ちました。下段は1エドガー・アラン・ポーの短編小説『赤死病の仮面』...

  • 小谷野神社 葛飾区堀切

    普段よく使う路線沿線の寺社は必ずお参りしたいと思っております。そのため、このブログは普段よく使う三田線や山手線沿線の神社が多く、千葉ニュータウンにたまに行くので京成線と北総線沿いの神社も多いです。今回紹介するのは京成線でいえば日暮里から荒川の鉄橋を渡って左手に見える小谷野神社です。この神社の最寄り駅は堀切菖蒲園駅ですが、ひとつ前の京成関谷駅を降りて荒川を越える行程をお勧めします。境内社の三峰神社と...

  • オーブリー・ビアズリー 踊り手の褒美 クライマックス

    三菱一号館美術館で開催中の「異端の奇才――ビアズリー展」に行きました。サロメを描いた作品は撮影可能なのでその一部を紹介します。上段は「踊り手の褒美」、下段は「クライマックス」です。以前、ギュスターヴ・モローのサロメ(こちら)を紹介した際に、「雷はプラスの電荷とマイナスの電荷が組み合った時に発生するらしいように、快楽(裸婦)と苦痛(暴力的なもの)といった相反するものが合わさると、ものすごい色気を放つ時...

  • 多聞院 広島県広島市

    広島市の寺社巡りのラストは多聞院です。比治山神社(こちら)の近くにあります。このお寺は、1177年から1181年頃、高倉天皇の勅願により、現在の呉市音戸町)に建立されそうです。その後、毛利氏の帰依を得て、さらに広島築城にともない1590年には三滝山麓(広島市西区)に移転し、福島正則によりこの地に移転しました。境内には被爆に耐えた十三塔と鐘楼があります。被爆に耐えた木造建築物は他にもあるそうですが、...

  • 藤田嗣治 裸婦と猫

    以前、ひろしま美術館が所蔵する藤田嗣治の「三王礼拝」、「十字架降下」、「受胎告知」を紹介したので、今回は「裸婦と猫」です。藤田嗣治といえば裸独自の「乳白色の肌」。裸婦の綺麗な肌も素晴らしいですが、猫の毛の白さもいいですね。猫と女を得意な画題とした藤田嗣治の真骨頂ともいうべき作品です。描かれて直後は眩しいくらい白かったに違いないです。背景が黒いせいか白い肌がより際立って見えます。この作品について様々...

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