2011年7月
「鹿島順一劇団」・《芝居「紺屋と高尾」・三代目鹿島順一の課題と赤胴誠の試練》
2011年4月17日(日)晴午後6時から、尼崎・座三和スタジオで大衆演劇観劇。「鹿島順一劇団」(座長・三代目鹿島順一)。芝居の外題は「紺屋と高雄」。この演目を見聞するのは3回目である。1回目は、平成20年2月公演(川越三光ホテル)。その時の感想は以下の通りである。〈祝日とあって観客は「大入り」。芝居は「紺屋高尾」、配役は、座長・紺屋(久造)、虎順・高尾、二人とも発熱(感冒)を押しての熱演だったが、やはり16歳の若手に「遊女」役は荷が重い。「汚れ役」(鼻欠けおかつ)で登場した蛇々丸が舞台を盛り上げた。客から「蛇々丸の女形を観たい」という所望が多いので、今日はそのリクエストに応えたという。しかも、それが何と泥・垢にまみれた「夜鷹」役とあって、客は見事な肩すかしを食らった。そうした演出が実に「粋」である。この「汚れ役...「鹿島順一劇団」・《芝居「紺屋と高尾」・三代目鹿島順一の課題と赤胴誠の試練》
2011年4月16日(土)晴午後6時から、尼崎・座三和スタジオで大衆演劇観劇。「鹿島順一劇団」(座長・三代目鹿島順一)。芝居の外題は「黒髪道中・縁結びの三五郎」。筋書きは単純、磯浪一家と三つ房一家の抗争にからんだ仇討ち物語である。磯浪一家の親分はすでに病死、今ではその姐さん(春日舞子)が堅気になって川魚料理屋を営んでいる。腕利きの壷振りだった子分の三五郎(座長・三代目鹿島順一)も、今では女房(春夏悠生)持ちの板前、堅気の仕事も板についてきた。そんなところへ、三つ房一家のの親分・留吉(甲斐文太)が、用心棒(花道あきら)と子分(赤胴誠、滝裕二)を連れてやってきた。身内に料理を馳走させながら、留吉の魂胆はこの料理屋を乗っ取ることにある。姐さんと二人きりになったところで、お決まりの「金返せ」。亡くなった親分に五十両貸し...「鹿島順一劇団」・《芝居「黒髪道中・縁結びの三五郎》
2011年7月
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