chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
梨野礫
フォロー
住所
御前崎市
出身
中国
ブログ村参加

2011/01/21

arrow_drop_down
  • 「鹿島順一劇団」・《芝居「紺屋と高尾」・三代目鹿島順一の課題と赤胴誠の試練》

    2011年4月17日(日)晴午後6時から、尼崎・座三和スタジオで大衆演劇観劇。「鹿島順一劇団」(座長・三代目鹿島順一)。芝居の外題は「紺屋と高雄」。この演目を見聞するのは3回目である。1回目は、平成20年2月公演(川越三光ホテル)。その時の感想は以下の通りである。〈祝日とあって観客は「大入り」。芝居は「紺屋高尾」、配役は、座長・紺屋(久造)、虎順・高尾、二人とも発熱(感冒)を押しての熱演だったが、やはり16歳の若手に「遊女」役は荷が重い。「汚れ役」(鼻欠けおかつ)で登場した蛇々丸が舞台を盛り上げた。客から「蛇々丸の女形を観たい」という所望が多いので、今日はそのリクエストに応えたという。しかも、それが何と泥・垢にまみれた「夜鷹」役とあって、客は見事な肩すかしを食らった。そうした演出が実に「粋」である。この「汚れ役...「鹿島順一劇団」・《芝居「紺屋と高尾」・三代目鹿島順一の課題と赤胴誠の試練》

  • 「鹿島順一劇団」・《芝居「黒髪道中・縁結びの三五郎》

    2011年4月16日(土)晴午後6時から、尼崎・座三和スタジオで大衆演劇観劇。「鹿島順一劇団」(座長・三代目鹿島順一)。芝居の外題は「黒髪道中・縁結びの三五郎」。筋書きは単純、磯浪一家と三つ房一家の抗争にからんだ仇討ち物語である。磯浪一家の親分はすでに病死、今ではその姐さん(春日舞子)が堅気になって川魚料理屋を営んでいる。腕利きの壷振りだった子分の三五郎(座長・三代目鹿島順一)も、今では女房(春夏悠生)持ちの板前、堅気の仕事も板についてきた。そんなところへ、三つ房一家のの親分・留吉(甲斐文太)が、用心棒(花道あきら)と子分(赤胴誠、滝裕二)を連れてやってきた。身内に料理を馳走させながら、留吉の魂胆はこの料理屋を乗っ取ることにある。姐さんと二人きりになったところで、お決まりの「金返せ」。亡くなった親分に五十両貸し...「鹿島順一劇団」・《芝居「黒髪道中・縁結びの三五郎》

  • 「鹿島順一劇団」・《芝居「明治六年」》

    2011年4月15日(金)雨・曇午後6時から、尼崎・座三和スタジオで大衆演劇観劇。「鹿島順一劇団」(座長・三代目鹿島順一)。芝居の外題は「明治六年」。江戸から明治へと時代が移りゆく中で、その流れに翻弄される武家三人の物語である。一人目は、緒形新之丞(座長・三代目鹿島順一)、年は若いが、新しい波に乗りきれず、未だに髷を結い腰には刀を差している。二人目は、金貸しの嘉助(甲斐文太)。徳川方の武家に生まれたが、十五年前、官軍との戦いで父は討ち死に、母も二人の子ども(嘉助とその妹)を残して自害した。以後、嘉助は町人に転身、今では東京屈指の金持ちに成り上がっている。三人目は「ぽんた」という半玉芸者(春夏悠生)。苦界に身を沈めているが、どこか品のある風情が漂っている。酔客に絡まれていたところ助けられた縁で、新之丞を慕っている...「鹿島順一劇団」・《芝居「明治六年」》

  • 福島原発「レベル7」・《今、やるべきことは何か》

    2011年4月13日(水)晴東京新聞4月12日付け夕刊1面トップに「福島原発事故レベル7」という記事が載っている。その内容は以下の通りであった。〈東京電力福島第一原発の事故で、経済産業省原子力安全・保安院は十二日、原発事故の深刻度を示す「国際評価尺度」(INES)の暫定評価を現在のレベル5から最悪のレベル7に引き上げた。レベル7は、過去に1986年旧ソ連のチェルノブイリ原発事故だけだった〉〈放出された放射能性物質のほとんどが三月十五日までに出たにもかかわらず「7」の判定に至るまでに一カ月以上を要した。政府の対応に疑問の声が出ている。放射性物質の拡散を予測する緊急時迅速放射能予測ネットワークシステム「スピーディ」(SPEEDI)は、事故当時から稼働していたにもかかわらず、その結果が公開されたのは同二十三日になって...福島原発「レベル7」・《今、やるべきことは何か》

  • 「東日本大震災」・《「良寛さま」の言葉》

    2011年4月6日(水)晴「面白いほどよくわかる般若心経」(武田鏡村・日本文芸社・平成17年)という本を読んでいたら、以下の一節が目にとまった。〈江戸時代の禅僧、良寛は、何ものにもとらわれずに生きた禅僧である。その晩年、新潟の三条を中心とした大地震に見舞われた。死者千六百余人、負傷者二千五百余人、全壊一万三千余戸、半壊九千三百余戸であった。このとき良寛は、のちに亡くなる所となる和島村島崎にある納屋に住んでいて被害はなかった。良寛は、地震に見舞われた友人に次のような手紙を送っている。「災難に逢う時節には、災難に逢うがよく候。死ぬ時節には死ぬがよく候。是れはこれ災難をのがるる妙法にて候」地震という自然の営みをそのまま受け入れ、しかも自然の一部となる人の死にとらわれ、逆らうことなく泰然として受けとめよ。それが災難や死...「東日本大震災」・《「良寛さま」の言葉》

  • 「東日本大震災」・《自然》の言葉

    2011年4月3日(日)曇私は「自然」である。そう、今回の大災害を引きおこした張本人である。はたして、今の「人間」に、私の「言葉」を聴き取れるだけの能力があるかどうか、極めて疑問だが、まあ、話してみるか。まず第一に、私は、なぜ今回の「巨大地震」を引きおこしたか。それは、「人間」に反省を求めるためである。これまでに、「人間」は私の「摂理」を侵してきた。あろうことか、私と「対峙」し、私を「克服」しようなどと、大それたことを目論んできた。とんでもないことである。「人間」が私に勝てるはずがない。なぜなら、「人間」は、私の「力」で生かされているからである。太陽光、太陽熱、空気、水、土、そして、ありとあらゆる生物はすべて、私の掌中にある。しかるに「人間」は、おのれを「万物の霊長」などと見誤り、本来「仲間」であるはずの「生物...「東日本大震災」・《自然》の言葉

  • 「東日本大震災」・被災地の《学校教育》

    2011年4月1日(金)晴今日から新学期がスタートした。しかし、「東日本大震災」被災地の学校は、教育活動の再開に困難を極めているとのことである。過日のテレビ報道では、①学校が避難場所になっており「教室」が使えない。②「教科書」など教材・教具が欠乏している。④「教員」が不足している。といった問題点が指摘されていたが、本当にそうだろうか。一方で、〈先生も、子どももいるのに「学校教育」が始められないのが現状です〉などというコメントも添えられていたようだが、私は肯けない。「みんなと一緒に勉強したい」という子どもたち(被災児)の願いが、単に「教室」の中で、机に向かいながら、「教科書」を手元に置いて、黒板の字を写したり、先生の質問に答えたりする「学習活動」に終始する限り、東日本(被災地)の復興は覚束ない、と私は思う。未曾有...「東日本大震災」・被災地の《学校教育》

  • テレビ東京「衝撃100円めし大賞」放映の《意図》は?

    2011年3月31日(木)晴昨日、「テレビ東京」は午後7時から「衝撃100円めし大賞」という、愚にも付かぬ「低俗番組」を放映した。その内容を新聞のテレビ番組欄(東京新聞)では以下のように紹介している。〈“全品百円”赤字覚悟焼き肉&パスタ&定食奇跡の激安グルメSP原価割れ絶品ラーメンカツカレーの価格破壊訳あり(秘)豪華ステーキ80歳母達のおふくろ味太っ腹100円弁当の謎行列居酒屋〉。同時刻、「テレビ朝日」は、〈池上彰学べるニュース緊急放送東日本大震災水道水は?農作物は?放射能の人への影響は〉、「NHKテレビ①」は、〈ニュース7大津波水産業も壊滅的な被害漁業の町に再び活気を▽高濃度の放射性物質たまり水除去進まず・・・原発事故〉といった次第であったが、今、この時期、「テレビ東京」は、いったいどんな視聴者を対象に。「衝...テレビ東京「衝撃100円めし大賞」放映の《意図》は?

  • 「キャベツ農家64歳農家男性」(福島)、自死の《意味》

    2011年3月30日(水)晴昨日の夕刊(東京新聞7面)に「キャベツ64歳農家出荷停止翌日命絶つ」という見出しの記事が載っていた。〈福島第一原発事故で福島県産の対象野菜の出荷停止が決まった翌日のことだった。十八歳から農業一筋できた県中部の男性(64)が二十四日朝、家のそばで自ら命を絶った。水素爆発を伝える映像を見て以来、将来の不安を口にするようになっていた。「おやじはあの事故に殺されたようなものだ」。五年の農業経験しかない次男(35)が後を継いだ〉ということである。傍らには「自ら命を絶った男性が作ったキャベツ畑を見詰める次男=28日、福島県中部で」と添え書きされた写真も載っている。この男性は、はたして次男の言うように「あの事故に殺された」のだろうか。事故が誘因のなったことは間違いないが、直接的な要因は「福島県産、...「キャベツ農家64歳農家男性」(福島)、自死の《意味》

  • 「原発10㌔圏内遺体収容困難」(東京新聞)という「べた記事」の《不明部分》

    2011年3月29日(火)晴東京新聞夕刊7面の最下段に「原発10㌔圏内遺体収容困難高放射線量検出」という見出しの「べた記事」が載っている。その内容は以下の通りであった。〈福島県警が福島第一原発の半径十㌔圏内で発見した成人男性の身元不明遺体を収容できないでいることが二十八日、警察庁幹部への取材で分かった。遺体から検出された放射線量が高いためという。同県警は今後、放射線の専門家とも協議し、対応を検討する。遺体が見つかったのは福島県大熊町内で同原発から五~六㌔の地点。通報を受けた同県警が二十七日午前、機動隊員や検視担当の警察官ら十五人を現地に派遣し、発見した。遺体表面の放射線量を計測したところ「一0万cpm(一分間当たりの放射線検出回数)〉の測量計の針が振り切れたたという。同県は一0万cpmを全身除染が必要な数値基準...「原発10㌔圏内遺体収容困難」(東京新聞)という「べた記事」の《不明部分》

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、梨野礫さんをフォローしませんか?

ハンドル名
梨野礫さん
ブログタイトル
冥界旅日記・《2011》
フォロー
冥界旅日記・《2011》

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用