色の付いた世界

夜は音も無く忍び込み光と影が交互に君を惑わす迷ってばかりの君は混乱の世界に迷い込み光射す空と影が覆う大地に囚われてもう動けない「こんな事ってないでしょう？」い…

この世界で

僕の投げかけた背徳の遊戯に君は手足を絡めとられたまま何処までも何処までも堕ちて行くこれが君の望んだ未来（さき）だろう？深みに生きる魚の様に異形の生と高貴さに揺…

「愛してる」と伝えよう

「愛してる」は色褪せず重ねれば重ねるほど鮮やかになるだからもっと交わそうよ既に伝えてる言葉でもいつも抱えている想いでもまた形にする事で更に輝きを増すから君の形…

静寂の中に

静かに流れる夜に任せて何も言わずに抱き合おう伝わる鼓動と温もりで僕らの想いは伝わるから小さな肩を抱きしめながら僕の心は君に包まれるぎゅっと込められたか弱い力が…

紅い月

まるで泣き濡れたように紅く染まる月を見上げる不安を上乗せして悲しみでそれを包んで心の奥底に沈めたままで僕と君は互いに充たされ関係は大きく大きく育ってきたでもこ…

さあ

冷たいコンクリートにもたれながら震える肩を強く握りしめる声を押し殺しながらやるせない夜を過ごした代償賑やかな街は君に何も与えないより孤独色に染め上げてささくれ…

哀

夢を語り 愛を語りその肩を抱きしめて「いつまでも君を守ろう」そう誓ったあの日何かを失くしかけて出口も見えずさ迷う僕を「あなただから」と君だけが求めてくれた愛を…

さあ飛び出そう

柔らかな陽射しの中優しい風に包まれ声をあげながら僕らは扉を開ける密かな不安もあるけれど次の世界への希望に胸躍らせ力強く踏み出そう別れの季節は終わりではなく続く…

桜の木の下で

奏でましょう貴方への愛の唄したためましょう貴方への想いの文を貴方にしか向く事の無い誰にも負けぬ感情と貴方によって作られた誰にも知られてない私ではらはらと舞い落…

空いっぱい覆う頃

もう寒くないね・・・灯りに照らされた夜の桜に語りかけるもう少しだね・・・一年を貯めた綻びかけの蕾に触れるいつでも一緒だよ心は君のそばにいるからでも僕の体は寂し…