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日々雑記 https://t-rakugakiki.seesaa.net/

電車内読書で読んだ文庫・新書、お勧め本の紹介です。

小説、歴史、評論、ジャズ、ロック、クラシック、映画、野球、サッカーで人生を楽しめる本を紹介します。

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2010/11/14

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  • 3賢人が語る現代日本の「歪み」とは

    こんばんは。 先月の解散総選挙の結果は、日本の未来のためになるものなのでしょうか。 選挙にて我々日本の国民は、自ら成立させた政治資金規正法を自らの手で破るように億単位での報告書不記載が露呈した自民党と公明党にお灸をすえ、衆議院での過半数割れに追い込みました。衆議院の議席数は465議席で、過半数は233議席ですが、自公の獲得議席は215と過半数を割り込みました。 しかし、野党は235という数の議席を取りながら、立憲民主党148議席、日本維新の会38議席、国民民主党28議席、れいわ新撰組9議席他となり、それぞれの党が主導権争いを演じた結果、自公政権を変えるまでには至りませんでした。 結果、..

  • ブルース・リウ 力強いピアノ協奏曲の魅力

    こんばんは。 石破総理が就任早々解散を決断しました。 政治資金問題で信頼が失墜した自民党のしたたかさは、自民党の歴史の重さが形作ったものなのでしょうか。自民党総裁の任期を迎えて岸田前総理大臣は総裁選不出馬を表明し、新たな総裁選を演出。9人もの候補者が名乗りを上げ、高市さんと石破さんの決選投票の結果、石破さんが総裁の座を射止めました。そして、令和6年10月1日、国会にて第102代総理大臣に指名されました。 石破さんは、私よりも一つ年上の67才ですが、そのしたたかさは自民党の歴代政治家たちのDNAのおかげだと思います。 完全に国民からの信用を失った政治資金規正法(自ら改正した法律)に違反し..

  • 手嶋龍一 佐藤優 ガザでは何が起きているのか

    こんばんは。 平和とは、何よりも大切な人類の財産です。 第二次世界大戦が、アメリカが我が国に投下した2つの原子爆弾によって終結してから80年が過ぎようとしています。その原爆を開発したオッペンハイマー博士を描いた「オッペンハイマー」がアカデミー賞をはじめとした数々の章を受賞したのは記憶にも新しいところです。 戦後、この地球上に、過去になかったほどの人類の繁栄をもたらしたのは、「平和」に他なりません。 今日(日本時間9月20日)、アメリカメジャーリーグの名門、ドジャースの大谷翔平がメジャーリーグが始まって以来初の記録を達成しました。それは、1シーズンで一人の打者が達成したホームランと盗塁の..

  • 高階秀爾 西洋絵画の名著重版出来

    こんばんは。 前回パリでオリンピックが開催されてから100年となる今年、華やかにパリオリンピックが開幕しました。 7月26日、セーヌ川を舞台として繰り広げられた開会式。スティッフパーソン病症候群という精神疾患に罹病し、闘病中であったセリーヌ・デュオンがエッフェル塔のステージに登場し、見事な歌唱で「愛の賛歌」を歌い上げたとき、その時間を共有できたことは思わず熱い想いがこみ上げてくる感動のひとときとなりました。 そして、始まったオリンピックは、日本代表の選手たちが躍動する感動の舞台となったのです。 男子代表団体戦での大逆転劇や東京オリンピックのリベンジを果たした男子ゴルフの松山英樹さんの我..

  • 沢木耕太郎 人生の「在り方」を描く

    こんばんは。 久しぶりに沢木耕太郎さんの作品を読み終えました。 沢木さんと言えば、日本を代表するノンフィクションライターですが、今回読んだ本は上下巻に渡る小説です。この小説は、佐藤浩市さんと横浜流星さんの主演で映画化され、昨年公開されたのでご存じの方も多いのではないでしょうか。「春に散る」(沢木耕太郎著 朝日文庫上下巻 2020年)【ボクシングを描いたフィクション】 この小説は、ある初老の男の最後の1年間を描いているのですが、その主人公、広岡仁一は、かつて世界チャンピオンを目指してアメリカに渡った元プロボクサーなのです。 沢木耕太郎さんについては、迫真の著書、「キャパの十字架」を紹介し..

  • 売野雅勇 シティポップと新たな歌謡曲

    こんばんは。 今、SNSの世界で日本のシティポップが一大ブームとなっています。 そのきっかけは、2020年にインドネシアで歌姫と呼ばれているレイニッチさんが、今は亡き松原もきさんの「真夜中のドア〜stay with me」のカバー曲を配信したことでした。この曲は、92カ国のJ−POPストリーミングサイトでTop10にランキングされ、ブレイクしたのです。それに連なる形で、松原みきが歌うオリジナルも「グローバルバイラルトップ50」で連続18日間、世界1位を記録したというのです。 シティポップとは何か。特にジャンルとして定義されているわけではないようですが、基本的には当時アメリカのヒットチャー..

  • Y・N・ハラリ サピエンスが生み出した虚構たち

    こんばんは。 今回は、前回に引き続いてイスラエルの歴史学者の世界的ベストセラー「サピエンス全史」の下巻を紹介します。 閑話休題 人は誰もが死を迎えます。つい先日、グラミー賞6度の受賞を誇る名サックスプレイヤー、デビッド・サンボーン氏が亡くなりました。78歳。まだまだ早い死と残念ですが、彼は前立腺がんと戦っており、死の直前までみごとなライブパフォーマンスを披露していたと言います。 彼はジャズ・フュージョンのプレイヤーでしたが、なんと言ってもその名前が広まったのは、1979年に発表したフュージョンアルバムの名作「ハイダウェイ」でした。ファンキーでなおかつ、ソフト&メロウな響きには一..

  • Y・N・ハラリ ホモ・サピエンスとは何者なのか

    こんばんは。 ユヴァル・ノア・ハラリ氏の「ホモ・サピエンス全史」の日本語訳が出版されたのは2016年。かれこれ8年前になりますが、当時、ビジネス書として大きな話題となり、本屋さんでは最も目立つ場所に展示されていました。 この本は、各界で絶賛され、ビジネス書大賞など多くの賞を受賞しました。 ハラリ氏は、イスラエルの歴史学者、哲学者です。略歴によると1976年生まれとなっていますので、現在は40代後半と最も活躍する世代のひとりです。この本がヘブライ語で上梓されたのは2011年ですので、この本の執筆j時、氏は30代であり、まさに時代を引っ張るオピニオンリーダーを担う世代でした。この本は、66カ..

  • 大黒達也 音楽と脳の幸せな関係

    こんばんは。 人類は常に未知の世界を探求し続けています。 未知の世界は無限に広がっています。宇宙の果てはあるのか。そこには未知のエネルギーやダークマターが存在し、その謎には素粒子が大きく関わっています。さらには生命の起源はどこにあるのか、それには未知の深海の探求が欠かせません。さらに人や生命の謎はゲノムの世界からさらに未知の領域が広がっています。その中でも、我々人類の英知すべてを司ると言っても良い脳は未だに謎多き存在に他なりません。 一方で、人生において音楽から得た恩恵は言い尽くすことができないほどに大きなものです。それは、生れた頃から身近にありました。物心つく頃からテレビから流れてきた..

  • 手嶋龍一 佐藤優 ウクライナ戦争の核心

    こんばんは。 地球上の生命は、環境に適応し順応することで生き残り進化してきました。 その中でも、我々ホモ・サピエンスはその知性によって言葉を生み出し、言葉によるコミュニケーションによって集団で環境に適応し順応して生き残ってきたのです。しかし、その知性を鈍化させると想わぬ落とし穴に陥り、自らの首を絞めることにもなりかねません。 我々が数万年かけて築いてきたホモ・サピエンスの繁栄も、数々の戦争や文明進歩によって種の中で憎しみを募らせあい、地球環境を破壊して自らの生存域を狭めつつあります。こうした危機を回避する方法は、我々が行っている行為が人類の繁栄のために資するものか否かを怜悧に分析し、有用..

  • 佐藤優 ドストエフスキー5大長編を語る

    こんばんは。 ロシアは、侵略国家へとなりさがりました。 ロシアと言えば、あの東ローマ帝国の正当な後継者として独自の文化をはぐくんできました。キリスト教正教会を継承しながらも絵画では、シーシキンやレービンなどの巨匠を生み出し、音楽ではチャイコフスキーやストラビンスキー、文学ではトルストイやドストエフスキー、と我々人類のレガシーがきら星のように輝いています。 2年前に起きたウクライナへの侵略殺戮以前、ロシアは最も訪れたい国の一つでした。 もう5年も前ですが、社会人となった娘が海外旅行フリークとなっていて、ロシアのサンクトペテルブルクとモスクワに出かけました。その街並みの美しさもさることなが..

  • 2024年 今年もよろしくお願いします。

    令和六年 明けましておめでとうございます。   新春を迎え、皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。 今年は辰年です。天に駆け上る龍のごとく天空の星に向かって突き進みたいものです。地球上では、悲しいことに戦争と殺戮が続いています。為政者たちが生活する一人一人の苦しみと悲しみに気づき、”平和”の尊さに行動を起こすことを、切に願います。皆さん、平和に向かい心を一つにして一緒に歩み続けましょう。 今年も「日々雑記」の発信を続けてまいります。いつもご訪問頂いている皆様には、感謝々々です。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 本日、北陸石川県能登地方で大きな地震が発生し、津波警報が発..

  • 今年もライブをありがとう!

    こんばんは。 コロナ禍で音楽ライブがご法度となって3年。今年はそのライブが解禁となりました。今年の年忘れは、11月と12月に参加したライブパフォーマンスを振り返って1年の締めとしたいと思います。 11月には小曽根真さんのビアノライブ。 小曾根さんは今年も大活躍でした。特に注目だったのは”NO NAME HORSES”のニューアルバムとそれに伴う全国ツアーです。2月にかつしかシンフォニーホールで参加したライブは、大迫力のビックバンドで心の底から感動を味わいました。そして、11月のピアノソロは、まったく違ったソロピアノの魅力を満喫することができました。小曾根さんと言えば、ショパン..

  • THE BEATLES 奇跡の47分25秒

    こんばんは。 ビートルズと聞いただけで心が躍るのは、いったいなぜなのでしょう。 2023年11月2日、全世界に向けてビートルズの新曲が発表されました。その曲は、”Now And Then”。全世界のビートルズファンが心から待ち望んだ新曲は、我々に感動を運んでくれました。この曲は、全英ヒットチャートで1位を獲得。ビートルズの全英初1位の曲は、1963年の「フロム・ミー・トゥー・ユー」だったと言います。ビートルズは、60年を経て全英チャートで1位を獲得したはじめてのバンドとなったのです。 ビートルズが解散してから53年。この間にジョン・レノンは1980年に凶弾に倒れ、2001年にはジョージ・..

  • 許光俊 クラシックはここから

    こんばんは。 先日、ショッキングなニュースが飛び込んできました。 あの大指揮者の来日公演が急遽中止になったのです。ブロムシュテット氏は今年96歳の長老ですが、その指揮ぶりは近年ますます脂がのってきており、その緊張感が生み出す感動は天下一品です。今月は、NHK交響楽団の定期演奏会で来日する予定でした。29日には所沢ミューズで演奏会が行われる予定で、チケットも手に入れて楽しみにしていたのです。 ところが、突然のキャンセルとなりました。理由は体調不良ということですが、年齢が年齢だけに、心配はひとしおです。何とか、元気を取り戻し復帰していただけることを心からお祈りしています。今回のプログラムは、..

  • 原田マハ 俵屋宗達は海を越えていた

    こんばんは。 久しぶりに時間を忘れて小説を読みふけりました。 その小説は、アート小説の名手、原田マハさんが挑んだ日本美術を代表する画家、俵屋宗達を描く圧倒的な物語でした。「風神雷神 Jjppiter,Aeoloce」(上下巻)(原田マハ著 PHP文芸文庫 2022年)【俵屋宗達とは何者か】 本屋さんでこの本をみつけたとき、上下巻二冊というそのボリュームに一瞬たじろぎました。これまで印象派をはじめとする西欧絵画を数多く描いてきた原田さんですが、日本美術を題材にした小説は知りませんでした。しかも、国宝である「風神雷神図」がその表題となっています。いったいどんな小説なのか。棚で見つけて、その場..

  • 宮脇淳子 「元寇」と「蒙古襲来」の違いとは

    こんばんは。 初めて感じた興味や関心は、年齢に関係なくちょっとしたきっかけでよみがえります。 日本は周囲を海に囲まれているおかげで、国内での争いはともかく、外敵から攻められるということがきわめてまれな国家です。 ヨーロッパやユーラシア大陸において、国家はすべて陸地でつながっており、強力な軍事を備えれば容易に隣国に攻め入ることができます。そのために、何百年にもおよぶ戦争が国家間で続くこともまれではありません。 すでに1年半にも及んでいる、ロシアによるウクライナへの侵略戦争もその地政学的な歴史が大きな要因となっています。その歴史は、有史以前までさかのぼるといっても過言ではなく、両国の歴史は..

  • 瀬尾まいこ そして、バトンは渡された

    こんばんは 皆さんの性格は誰から引き継いだものだと言われますか。 人の性格は、なくて七癖と言われるほど個性がありますが、考えてみれば祖父母や両親から受け継いでいる性質もあれば、環境や教育によってはぐくまれた性格もあります。 こんなことを考えたのは、今週、珍しく本屋大賞を受賞したベストセラー小説を読んでいたからなのです。「そして、バトンは渡された」(瀬尾まいこ著 文春文庫 2020年)【家系から引き継いだもの】 自分の家系を鑑みると、第一に残念なのは運動神経です。自分としては運動は大好きで、小学校の頃には特に水泳の時間が大好きで、プール教室は3年間、皆勤賞でしたし、臨海学校でも伊豆の土肥..

  • 篠田謙一 遺伝子が語るグレートジャーニー

    こんばんは。 「好奇心」は、我々人類にとって不可欠な要素です。 2013年に制作された「人類20万年 遙かな旅路」から10年が経ちました。この番組はイギリスBBCが制作したドキュメンタリー番組。医師で解剖学者であり、古代病理学者でもあるジュリア・ロバーツ博士が、アフリカで一人のイヴから生まれたホモ・サピエンスが6万年以上前にアフリカから全世界へと拡散していった足取りを実際にたどっていく、素晴らしい番組でした。 その旅路は2016年に本となり、その文庫版をブログでも2回にわたって紹介しました。 当時、ゲノム情報から遺伝子情報を解析して先祖をたどっていく研究が始まっており、世代を経る中でも..

  • 指揮者が語るベートーヴェンの交響曲

    こんばんは。 このブログは、もともとハンドルネームのとおり「人生の数々の楽しみ」を言葉にしていくことを目的に始めました。 その原点が、「本」であり、「音楽」であり、「映画」であり、アスリートたちの輝きでした。 中でも、言葉を読むことの楽しみは格別です。我々は「言葉」を発明したことによって、地球上の他の生命から枝分かれをして「特別な」存在へと進化しました。そして、言葉はあらゆる事物や事象を語る音ができる「無限」の可能性を持つ道具です。そこで、ブログの中心は、大好きな本の感想をその中心とすることに決めました。 「音楽」もあらゆる事々を表現できる、という意味では言葉と同じ力を持っています。し..

  • 600回 本当にw ありがとうございます

    こんばんは。 皆さんのおかげで、人生楽しみのブログも無事に600回を迎えることができました。これも、ひとえに訪問を頂いている皆さんのおかげと心より感謝しております。本当にありがとうございます。 と言っても、550回目から600回まで丸3年もかかっているのでその更新ペースの遅さには自分でもビックリです。この3年間と言えば、コロナ禍による行動制限の時期とピッタリ重なっています。本来、外出自粛の時期には読書が進むはずなのですが、私の場合には読書時間=通勤時間でしたので、通勤が亡くなると自動的に読書の時間も無くなり、すっかりご無沙汰する結果となりました。退職を機会に、これからは読書に時間を割けるの..

  • お久しぶりです+宮下規久朗 名画の効用

    こんばんは。 4月を迎え、いよいよ新しい年度が始まりました。 実は、この3月末で42年間務めた会社を雇用期間満了で退職し、晴れて自由の身となりました。通常、退職直前の1カ月はゆっくりとマイペースで業務を引き継ぐわけですが、私の場合はまったく異なっていて、ブログを更新する暇もないほど忙しく過ごしました。 3月初旬には静岡県の桑名市に出張、美味しい焼きはまぐりを堪能することできました。次の週には、大阪で仕事をし、その足で島根県の松江に一泊で出張。大阪は、この8年間担当したところで、一緒に行った大阪の仲間が松江で送別会を開いてくれました。松江なのでカニとかウニとかノドグロとか、食べたかったとこ..

  • 小谷賢 日本のインテリジェンス組織を語る

    こんばんは。 突然ですが、皆さんヴァイオリニストの樫本大進さんをご存知でしょうか。 2010年に日本人として2人目のベルリンフィル首席コンサートマスターに就任したヴァイオリンの名手です。ソリストとしても数々の賞を衆生している大進さんですが、いつもはドイツを拠点にしていますが、頻繁に来日し、日本での音楽の普及や若手ヴァイオリンニストの育成のために大活躍しています。 これまでにもプラハフィルとの来日やベルリン・バロック・ゾリステンとの来日など数々の名演奏を聞かせてくれました。そのときに演奏されたチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲、ヴィヴァルディの四季での息詰まるような主柱力と、素晴らしい音..

  • 明けましておめでとうございます

    令和五年 明けましておめでとうございます。   新春を迎え、皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。 うさぎ年の今年、飛躍の一年に向かってジャンプしていきたいものです。見回せば、「戦争」そして「コロナ」と世界を苦悩が覆っています。しかし、信じればすべてが明るい明日につながるはずです。心を一つに歩み続けましょう。 「日々雑記」の発信もご無沙汰する日々が多くなりました。それでも継続することが原点です。いつもご訪問頂いている皆様には、ただただ感謝々々です。もうすぐ600回を迎えます。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 今回も最後までお付き合いありがとうございます。にほん..

  • 森保ジャパンが導いた新たな地平

    こんばんは。 すっかりご無沙汰しましたが、今年もいよいよ最後の週へと突入しました。 今年の漢字は「戦」。2月に始まったロシアのプーチン大統領によるウクライナ侵攻は、ロシアの一方的な領土の略奪であり、力によって国際的に認められた国家の国土を軍事によって奪おうとする「戦争」は絶対に許されるものではありません。 ロシアも核兵器による世界戦争を望んでいるわけではありません。しかし、第一次世界大戦、そして第二次世界大戦を顧みると、独裁者の抱く野心は止まるところを知らず、世界の人々に「死」や「不幸」をもたらすことに躊躇はありません。ロシアは反米、反ヨーロッパという価値観を共有する国々との外交によって..

  • だからプロ野球から目が離せない!

    こんばんは。 行動規制のないコロナ禍での生活もあたりまえになってきました。 一時、世界一の感染者数を記録していたオミクロン株によるコロナ禍でしたが、一人一人の感染対策が功を奏しているのか、日本全土で猛威を振るっていたオミクロン株もやっと追いつきつつあるのかと思わせます。 引き続き、油断することなく、常に感染対策を心がけましょう。 ウクライナでは、非道のプーチン大統領が侵略によって略奪した地域をロシア国土に編入するために、国民投票をねつ造し、占領地域の既成事実化を図っています。ロシア国内では、兵力不足による予備兵の徴兵や戦争の長期化によってプーチン大統領の支持率も下がってきつつあるようで..

  • 人生は感動であふれているよ

    こんばんは。 コロナウィルスのオミクロン株の猛威は、一時、日本の新規感染者の数を世界一にまで広げました。それまで日本はコロナ禍の優等生でしたので、免疫保有者の数が世界の中でも少なかったのだと思います。そこに、経済回復のための規制緩和が重なり、感染者が爆発的に増加しました。これまでの中で、7波が最も強烈です。 オミクロン株は従来よりも重症化率が低く、感染力は高いとされていますが、大都市を中心とした新規感染者の増加には驚かされます。実際第6波までは身近に感染者はいませんでしたが、ここ3カ月ほどは職場でも前後左右の職員、また離れて暮らしている息子も感染するなど、身近な問題となりつつあります。幸い..

  • 北中正和 ビートルズとは何者なのか?

    こんばんは。 ロシアを統べる独裁者プーチン大統領。そのしたたかさは、帝政ロシアから旧ソビエト連邦へと綿々と受け継がれてきたロシア帝国の歴史そのもののようです。 それは、自らの正当性を主張するためには、自らの主張以外のすべてに対して無視するか、「ニエット」と語る、メンタリティそのものです。 ロシアによるウクライナ侵攻は5ヶ月を超え長期化しています。ウクライナは欧米民主主義の国々から軍事支援を受け、東部、南部での領土奪回をめざし、過酷な闘いを繰り広げています。そうした中で、現在最も国際的な問題となっているのがエネルギー危機と食糧危機です。 ロシア経済の要は、広大な領土の地下資源である天然ガ..

  • 三上延 ビブリア古書堂 祝11歳!

    こんばんは。 ロシアの引き起こした侵略戦争は3ヶ月を超え、ウクライナでの殺戮を続けています。 人間の欲望は止まるところがありません。アジアには、「足るを知る」という考え方があります。それは、幸福とは今現在の幸福を正しく知ることが必要だという教えです。自己顕示欲や権力欲、支配欲が異常に高い人々は、誰よりも自分が多くの権力と多くの富と多くの領土を手に入れなければ幸福を感じることができません。そこには限度がないのです。 そして、自らの欲望を満たすためには、他人の苦しみ、命さえも顧みないのです。(ロシアにより破壊されたセベロドネツク nhk.or.jp) プーチン大統領は、決して自らの欲望のた..

  • 佐高信 時代を撃つノンフィクション

    こんばんは。 ロシアのプーチン大統領によるウクライナ侵攻はついに3カ月を超えました。 21世紀の幕開けとともに始まったロシアのプーチン政権。20年を超える権力はいったい世界に何をもたらしたのでしょうか。 第二次世界大戦、そしてソビエト連邦の崩壊による冷戦の終結。我々人類は、多くのことを学んできたはずです。ソ連はヒトラーに蹂躙され、無垢の数千万人ともいわれる命を失いました。そして、中国も海外の侵略と清王朝の崩壊、そして内戦と日中戦争によって多くの命が失われました。 国際連合は、過去、超大国の脱退により国際平和が維持されなかった歴史を繰り返さないために安全保障理事国に「拒否権」を認めました..

  • 茂木健一郎 偶然と必然のシンギュラリティ

    こんばんは。 世界中を席巻した新型コロナウィルスは、人類の繰り出すワクチンに対抗してその姿を次々に変化させ、現在はオミクロン株のXE系という新たなフェイズへと変化しています。人類は、巧みな知恵と対応力で対抗し、インフルエンザと同様の共存可能な状況への移行を試みています。 ヨーロッパやアメリカなどではすでに法的、行政的な規制などは徐々に撤廃され、個人による防衛とそれを基礎とした経済の活性化へとかじを切ろうとしています。 我々日本も、徐々に海外からの入国規制を緩和し、国内での経済活動の制限も少なくして一人一人の感染防止意識に裁量をゆだねる方向に移行しつつあります。我々がコロナウィルスと共存し..

  • ロシア プーチン翁の老いの妄執

    こんばんは。 平和と調和、そして多様性の祭典である北京オリンピックが閉会し、第2幕である北京パラリンピックの開会式が待たれる間隙の合間を縫って、ロシア軍が隣国ウクライナに侵攻し、事実上の戦争を仕掛けました。今もウクライナでは罪なき市民がロシアの攻撃によって殺戮され、死の恐怖に直面しています。(ミサイル攻撃を受けたハリコフの住宅 jiji.com) 我々人類は、ここまで4000年の歴史の中で常に闘いに明け暮れていました。しかし、産業革命以降、我々は大いなる技術力を身に着け、一度に大量の命を奪うことができる兵器を手にしてしまいました。銃弾による殺戮、戦車や装甲車による衣食住や命の殲滅、航空機による..

  • 北京オリンピック 心からの感動

    こんばんは。 今年の冬季オリンピックは、東京オリンピックに引き続いてコロナ禍の中での開催となりました。 中国は一党支配の国であり、共産党の威信にかけてこのオリンピックを成功させようと万全の体制を敷いてきました。そのバブル政策は徹底していて、選手はもちろん取材陣もその滞在力は一歩も外に出られない隔離を行っています。その徹底ぶりはすさまじく、民主国家ではとてもマネできない強制的な仕組みです。 そのおかげもあり、一部のスタッフに入国後の検査で陽性者も出ましたが、それぞれの会場は安全が保たれ、出場選手たちは思う存分実力を発揮できたのではないでしょうか。 その政治的思惑はともかく、北京オリンピックもこれ..

  • 中村俊輔 サッカーをより楽しむ視点

    こんばんは。 今年は新年早々、オミクロン株による感染拡大が急激に広がり、予断を許さない状況を呈しています。各国とも長引くコロナウィルス対応で、感染の予防、制圧と経済力の維持との間で、その政策に苦戦していますが、オミクロン株の感染力には驚異的なものがあります。岸田総理も早くから水際対策を徹底して入国制限を厳しくしましたが、残念ながらウィルスの進化がまさっていたと言わざるを得ない状況です。 我々にできることは、日頃の生活で感染対策を徹底することです。 さて、話は変わりますが、今年はいよいよカタールで、サッカーワールドカップが開催されます。 そして、我がサムライブルー日本代表の本選出場をかけたアジア..

  • 明けましておめでとうございます

    令和四年 明けましておめでとうございます。   新春を迎え、皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。 今年も、新たなコロナウィルスとの生活が続いていきます。日本では、お辞儀とマスクの文化で感染対策が奏功しているように見えます。今年も皆さん心を一つにして、感染対策によって新しい世界が開けることをを目指しましょう。 「日々雑記」も外出自粛の影響もあり、ご無沙汰する日々が多くなりました。にもかかわらず、ご訪問頂いている皆様にはただただ感謝々々です。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 今回も最後までお付き合いありがとうございます。にほんブログ村⇒プログの励み、もう..

  • 女性ピアニストが語るピアノソナタの魅力

    こんばんは。 早いもので、今年も師走がやってきました。 今年は、コロナの1年でしたが、コロナ対策を打ち続けた菅総理が退陣し、岸田総理が誕生。さらに解散総選挙によって、自民党が選挙に勝つ、第二次岸田政権が誕生しました。この選挙では、若者たちの投票率を高めようと、様々な試みが行われましたが、結局投票率は55.93%と戦後3番目に低い数値になりました。国民の民主主義に対する関心の低さには絶望します。 ただ、今回の選挙は、大阪で行政改革を行った実績のせいか、日本維新の会への投票数が大きく増加し、国政でも日本維新の会が野党第二党に躍進したことは、国民が「改革」に対して意識をして投票したあかし、と少し安心..

  • 気になる衆議院選挙と経済成長

    こんばんは。 菅総理大臣が自民党総裁選への出馬を取りやめ、事実上辞任を表明してから、総裁任期を迎えて自民党内での総裁選挙を経て、岸田文雄氏が100代目の内閣総理大臣に就任しました。 戦後、長きにわたり総理大臣の最長任期を更新してきたのは自民党政権でした。 その政治的戦略は、岸信介、池田勇人、佐藤栄作、中曽根康弘を経て安倍晋三へと引き継がれ、現在に至っています。その途中には、さきがけの村山さんが中心となった野党連合政権、社会党の村山さんを総理とした連立政権、そしてフィクサーである小沢さんが仕掛けた民主党政権がありましたが、日本の政治の本流は自由民主党によって形作られてきました。(岸田内閣の..

  • 手島龍一 佐藤優 公安調査庁とは何か

    こんばんは。 菅総理が総裁選挙に不出馬を表明したことには少なからず驚きました。 総理は、自ら差配できる戦略である解散総選挙がコロナ禍の中で選択できないとして、最後の手段として自民党の党内人事の改革を打ち出しました。しかし、自民党内からの様々な声を受け止めた総理は、解散も人事も取りやめて満期を迎える自民党の総裁選挙に出馬しないとの選択をし、総理を辞任する道を選んだのです。 菅総理は、日本の憲政史上最長の任期を務めた安倍総理のもとで7年以上も官房長官をつとめ、安倍総理の突然の辞任を受けて第99代目の内閣総理大臣の座に就きました。菅さんは、官房長官として新型コロナ対策に当たり、その継続を第一義..

  • 渋沢栄一 めざすのはすべての人々の幸せ

    こんばんは。 今年の大河ドラマの主人公は渋沢栄一です。 また、今年は1年延期された東京オリンピック、東京パラリンピックが開催されています。新型コロナウィルスの第5波の襲来によって、その開催に対して反対する意見も多くみられますが、かかわる人たちの献身的な感染対策の展開と徹底には頭が下がります。様々な意見はありますが、選手たちの活躍が、我々にコロナに正しく立ち向かう勇気を与えてくれているのは間違いのない事実です。 ここしばらく、大河ドラマは面白さに欠けていて我が家ではすっかりごぶさたをしていました。ところが、今回は地元埼玉県出身の偉人が主人公と言うことで、毎回かかさず見ています。渋沢栄一は、..

  • 辻村深月 建物に刻まれた人々の記憶(その2)

    こんばんは。 東京オリンピックが始まりました。 世界中からアスリートたちが集い、平和と多様性の調和の下、これまで培ってきた自らの力を最大限発揮して競技に臨みます。 スケートボードでの日本最年少金メダリストの誕生や13年ぶりのソフトボール女子の金メダル。はたまた卓球混合ダブルスで絶対王者中国を破っての初の金メダル、などなど、毎日が感動の連続でアスリートたちの姿に元気をもらう毎日です。 (スケートボード日本最年少金メダル 西矢選手 cnn.co.jp) 一方で、今回のオリンピックは、新型コロナウィルスとの闘いが続き中での開催となり、一部の地域を除いて、無観客での開催となり..

  • 辻村深月 建物に刻まれた人々の記憶(その1)

    こんばんは。 今年、定年を迎えた友人は、仕事を辞めて悠々自適の生活に入りました。 最後の出勤日、今後の悠々自適生活について語りましたが、彼にはいくつかの人生計画がありました。その中の一つに、「歴史的建物の徒歩による探訪」が含まれていました。 友人は、一級建築士の資格を持ち、かつて某ゼネコン(総合建設業)に籍を置いていましたが、30年前にわが金融業界へと転職してきたのです。その建物への造形の深さはもちろんなのですが、彼には、高血糖値の持病があり、糖尿病予備軍として体調管理を医師から言い渡されているのです。つまり、取得するカロリーを抑えて、消費するカロリーを増やすことを課せられて..

  • 池内紀 ドイツ文学者最後の仕事

    こんばんは。 このブログで敬愛する池内紀さんを礼讃する記事を書いてから10年以上がたちました。 その池内紀さんが2019年8月に亡くなったことを知ったのは、2020年に入って本屋さんを巡っているときに「池内紀 追悼」というポップを見つけた時でした。最後に上梓された新書はそのときに購入したのですが、池内さんの言葉を読むことができなくなったと思うと、その本を手に取ることができずに1年以上が過ぎてしまいました。 前回、亡くなった半藤一利さんの対談本を読んで、ふとその隣に並べてあった池内さんの本に目が留まりました。そして、この本を読もうと思ったのです。 「ヒトラーの時代 ドイツ国民..

  • 半藤一利 池上彰 平成を振り返える

    こんばんは。 平成天皇が退位され、令和となって早くもまる2年が経ちました。 考えてみれば、30代からの31年間を過ごした平成は、私にとって結婚、子供の成長、仕事と人生の実りを経験した貴重な時代でした。思い出せば汗顔の至りなのですが、健康にも恵まれて一生懸命であったことに間違いはありませんでした。 平成に生まれた子供たちが皆仕事について巣だったことに時の流れを感じるこのころです。 今週は、平成時代を振り返る対談本を読んでいました。「令和を生きる 平成の失敗を越えて」(半藤一利 池上彰著 GS幻冬舎新書 2019年)【昭和史の歴史探偵とは】 歴史を語る番組として長く放映されたTV番組「歴..

  • 宮城谷昌光 呉越春秋ついに最終巻!

    こんばんは。 宮城谷昌光さんが描く中国の春秋時代。その魅力は尽きることがありません。 今週は、ついに最終巻を迎えた文庫版「呉越春秋」を読んでいました。「呉越春秋 湖底の城 九」(宮城谷昌光著 講談社文庫 2020年)【ライフワークともいえる大作】 宮城谷さんと言えば、12年の歳月をかけて書き上げた「三国志」はまさにライフワークと言ってもよい作品ではありますが、この「呉越春秋」も匹敵する面白い作品です。 「小説現代」に作品の連載がはじまったのは、2009年7月号のこと。そこから単行本を経て最初の文庫本が発売されたのが、2013年のことでした。雑誌への連載は、営々と書き進められていき、最終..

  • やっぱり我々は宇宙からできている

    こんばんは。 今、宇宙船を利用した宇宙の探求が次々に広がっています。 皆さんは、「宇宙」と聴いて何を思うでしょうか。今日はワンダーの宝庫、宇宙の話にお付き合いください。 【「宇宙」へのロマンを語りましょう。】 我々の世代で「宇宙」といって思い浮かぶのは、何と言ってもアメリカのアポロ計画です。 しかし、宇宙開発競争ではじめに一歩抜きに出たのは、旧ソビエト連邦でした。この世界はじめて、宇宙の軌道に衛星を送り込んだのは1957年に打ち上げられたソ連の衛星スプートニク1号です。旧ソ連は同じ年にメスのワンちゃん、ライカを乗せたスプートニク2号を打ち上げ、宇宙に初めて地球の生命を..

  • 釈徹宗 なにわの天才富永仲基を読む

    こんばんは。 富永仲基とは、いったい誰なのでしょうか。 この本を手に取ったのは、著者が釈徹宗さんだったからです。釈さんは、自らも浄土真宗の寺の住職でありながら、宗教学や思想史を研究する学者でもあります。以前ブログでも紹介した新書、「法然親鸞一遍」があまりにも面白い分析本であったので、その名を覚えていたのです。今週は、久しぶりに釈さんが語る本を読んでいました。「天才 富永仲基 独創の町人学者」(釈徹宗著 新潮新書 2020年) さて、釈さんの本ですから当然仏教を語る本になるわけですが、今回は著者が仏教を語るのではなく、富永仲基という人物が仏教典をどう分析し、語ったかを紐解くことを語った本な..

  • 野村克也 宮本慎也 引継がれる思考

    こんばんは。 野村克也氏が亡くなってから早くも1年が過ぎました。 しかし、野村さんが育てた人々がその精神を受け継いで、さらに次の世代へと野村野球を伝えていこうとしています。 今年、東日本を襲った震災から10年の節目の年に、あの田中マー君が楽天に戻ってきました。マー君と言えば、星野監督が指揮を執った楽天が優勝した都市のエースです。震災から2シーズン目、2013年のシーズン。仙台を本拠地とする東北楽天イーグルスは、リーグ優勝。さらにクライマックスシリーズにも勝利。巨人との日本シリーズも制して日本一に輝きました。 震災で苦しんでいる人々に勇気をあたえたい。監督選手はもちろん、楽天イーグルスにかか..

  • 原田マハ ゴッホ小説はこうして生まれた?

    こんばんは。 組織のトップに立つ人には、清廉さが求められるのは言うまでもありません。 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長の森嘉朗氏が辞任しました。その直接の要因は、氏が日本オリンピック委員会の会合の中で、「女性がたくさんはいっている理事会は時間がかかる。」と発言し、これが女性を差別する発言として、世界も含めた世論の顰蹙をかったことでした。たしかに、「ダイバーシティ(多様性)」が常識の一つとなっている現在ではありえない発言であり、聖火ランナーやボランティアの方々がその役目を辞退したくなる気持ちも当然のことと思います。 辞任は当たり前のこととして、今回の出来事に一抹の不安も感じま..

  • 原田マハ たゆたえども沈まず、とは?

    こんばんは。 原田マハさんの書いたゴッホ小説をついに読みました。「たゆたえども沈まず」(原田マハ著 幻冬舎文庫 2020年)【アート小説とフィクションの妙】 原田さんの小説の魅力は何度となくこのブログで紹介してきましたが、またまたアートの世界を描く素晴らしい小説が上梓されました。今回、原田さんが挑んだのはあのフィンセント・ファン・ゴッホです。その「ひまわり」の絵が数十億と言う金額で取引され、なんどとなく美術展が開催される孤高の画家ゴッホ。そのゴッホを原田さんはどのように描くのか。興味は尽きません。 原田さんのアート小説は、変幻自在です。 初めてのアート小説である「楽園のカンヴァス」は、..

  • 池上彰 佐藤優 知的再武装のノウハウ

    こんばんは。 第46代のアメリカ大統領にジョー・バイデン氏が就任しました。 歴史とは本当に面白いもので、人間の行ってきた行為とは必ず繰り返すという言葉を改めて思い出しました。というのも新大統領の就任式にトランプ氏が出席しないとの報道に関してのことです。アメリカは民主主義とフェアプレイを信条としてきた国なので、新大統領の就任式に前大統領が出席しないことがあったなどとは夢にも思いませんでした。ところが、152年前にもそうした出来事があったというのです。 調べてみると、新大統領就任式に出席しなかった大統領は、第17代アメリカ大統領のアンドリュー・ジョンソン氏でした。そのときの新大統領は共和党の..

  • 三上延 ビブリア古書堂の事件手帳 Ⅱ

    こんばんは。 SNSの世界では、動画が最も熱いアイコンとなっています。 デジタルの世界での中国の存在感は今や際立つものとなっています。14億の人口(この間まで13億だったのですが、今や13.9億人)ですから、そこから吸い上げられる富は底なしの井戸のようなものです。自由経済を取り込み、人民が富を蓄えることが可能となり、携帯のファーウェイ、電子決済のアリババ、動画配信のTikTok など、バーチャルプラットホームの世界では国境を越えて世界を席巻しているといっても過言ではありません。 もちろん、中国が共産主義であることも事実であり、自由主義圏である我々は国防の問題もおろそかにはできません。 ..

  • 明けましておめでとうございます

     令和三年 明けましておめでとうございます。   新春を迎え、皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。 昨年は、コロナウィルスとの闘いに誰もが厳しい毎日を味わいました。今年は、皆さん心を一つにして明るい世界を目指しましょう。 「日々雑記」も人やイベントとのつながりがなくなり、月一ブログとなっていました。にもかかわらず、ご訪問頂いた皆様にはただただ感謝です。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 今回も最後までお付き合いありがとうございます。にほんブログ村⇒プログの励み、もうワンクリック応援宜しくお願いします。

  • ベートーベン生誕250年にちなんで

    ベートーベン生誕250年にちなんで,電車内読書で読んだ文庫・新書 お勧め本の紹介です。

  • 宮城谷昌光 後漢王朝統一の大司馬を描く

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