11年前の記事。この本が出たのが2014年の4月だから、その翌月に、書いたものだ。
痩せ姫(=痩せにこだわる女性)を偏愛する立場から、摂食障害やダイエットについて書いてます。
細くなりたい女のコ全般(特に、痩せてるのにもっと痩せたいコ、摂食障害なのに痩せていたいコ)に惹かれる、ちょっと歪んだフェチとして、好きなアイドル、拒食や自殺、芸術論からダイエット情報まで、いろいろ書いてます。
>玲瑠さん 大学あたりだと、さすがに着用OKですよね。ありのままの体重、あるいは、なるべく低い数字を見たいという気持ちも、おありなのかなと、勝手ながら想像しま…
モデルでインフルエンサーの蒼川愛が、激痩せ体験を語った記事がバズってた。「拒食症で骨と皮だけのガリガリに」体重は55→38キロに激減…摂食障害に苦しんだ学生時…
数日前、こんなニュースが出ていた。 ・・・・・・ 学校の健康診断、検査に支障なければ原則「着衣OK」文科省が通知(朝日新聞デジタル)学校の健康診断は、検査や診…
>玲瑠さん たしかに、医療や介護の現場でも、高齢者にはあまり無理強いしない傾向がありそうです。生きてるだけでよしとされる存在なのかもしれません。一方、健康であ…
水と油、という言葉があるけど、痩せ姫と油(脂)もまた、同じようなものだ。 揚げ物の衣を剥がすとか、油をティッシュで拭き取るとか、フライパンに油を敷かないとか、…
>あにさん こちらこそ、お待たせしました。たしかに、鍋にも落とし穴はありますね。冬はやはり、高カロリーで熱を得ようとしがちですし。だからこそ、寒さをこらえて低…
(※ ネットなどで見つけた痩せ姫にまつわるつぶやきを、詠み人知らず的に紹介するシリーズです。誰かひとりの言葉ではなく、不特定多数の発言なので、どうか誤解されま…
4年前の1月に保存してた痩せ姫ツイート。 ・・・・・・ 拒食症の時の体型写真を崇めて、桐谷美玲(ご結婚おめでとうございます)よりも細い鶏ガラになるまで、自分を…
光と影Ⅱ(別館)からのリブログ。
このシリーズについての説明は、(1)を参照されたし。 ・・・・・・ 令和1ヶ月無事に終わり。2ヶ月目か、新たな時代を歩いていること感じる。百人一首の序歌は「我…
2Hドラマ「湯けむりバスツアー 桜庭さやかの事件簿」4話(本放送は2012年) ドラマのキーになる看護婦役を松下恵が演じてて、彼女が5年前に、こんな記事になっ…
>SHELLYさん ピンクはもとより、青系も似合うと思います。当たり前のことながら、女性はそのままで女性らしいので、そこにちょっとクールな感じが加わり、奥深い…
このあたりが特殊な一画と化したのには、ひとりの女性の存在も大きかった。中林美緒。2036年生まれの彼女は、ここにある名門女子大の幼稚園に通い、大学まで進んで卒…
「源氏物語」の終盤、拒食死を遂げた宇治の大君は、「限りのありさまさえはかなげにて、煙も多くむすぼほれ給わずなりぬるもあえなし」と、描写されてます。ある本では、…
痩せ姫の生き方は、スポーツのアスリートにも似ている。で、どの競技がより近いかなと考えるうち、ふと思い当たったのがフリーダイビング。潜水してその距離などを競うも…
>Canonさん たしかに、ライバルは増えてしまいそうです。とはいえ、痩せることにこだわる人が多くなれば、ちょっと病的な細さを目指していても、今ほどは異端視さ…
自分の身体に対する厭わしさ、それが限界を超えるつらさになってしまうのが、痩せ姫なんだと思います。なので、軽くなること、薄くなることが、せめてもの生きやすさにつ…
2084年、東京。人類の痩せ願望はとどまるところを知らず、日本はその先頭をひた走っている。そんな「痩せ」王国を象徴するのが、首都に生まれた特殊な一画。海外から…
明けましておめでとうございます。新春から、メメさんのお話が聞けてうれしいです。 食欲って不思議なものですよね。ご馳走・おもてなし状態がむしろ緊張感を高めて、お…
たしかに、入院もまた「節目」になりますよね。それまで築き上げてきた、制限方法なり、排出方法なり、痩せるための生活習慣がリセットされ、入院を機に、状況が一変する…
このシリーズについての説明は、(1)を参照されたし。 ・・・・・・ 吐いてると唾液腺が膨らむからか顔だけが大きくなって首から下と釣り合いが取れなくなるから嫌だ…
>マミー姫さん 年始のごあいさつ、ありがとうございます。こちらこそ、よろしくお願いいたします。 >清流(さやる)さん 誕生日が厄介(?)なのも、あるあるです…
6年前の元日、一休宗純のこんな狂歌を紹介した。「門松は 冥土の旅の 一里塚 めでたくもあり めでたくもなし」 数えでひとつ歳をとる正月は、その分、死に近づくこ…
「ブログリーダー」を活用して、エフさんをフォローしませんか?
11年前の記事。この本が出たのが2014年の4月だから、その翌月に、書いたものだ。
永山の質問に、愛美はしばらく心の中を整理したあと、思いのたけを語る。「あの、なんて言えばいいのかわからないんですが、とにかく綺麗で魅力的で、人なんだけど人じゃ…
「あそこに飾られている写真なんですけど、女の人の写真、すごく細い人の写真がなんか気になって、どういう写真なのかなって」小さく指をさし、軽く首をかしげながら、愛…
あの先輩とどっちが細いだろう。そういえば、あの先輩、あのあと三度ほど見かけたけど、初めて見たときがいちばん細くて、ちょっとずつふっくらしてきてるんだよな。拒食…
一方、愛美はカメラマンの個人事務所兼スタジオという、昨日訪れた雑誌の編集部とはまた違う環境に緊張している。パンケーキの話は嘘でも、お腹がすいていないのはまぎれ…
「あ、はい。大丈夫です」と、愛美は答え、「朝、しっかり食べてきたので。父のマンションの近くにあるカフェのパンケーキなんですけどね、見た目もオシャレだし、ボリュ…
170センチ近くありそうな長身で、すごく細い。それこそ、このマンションみたいなモデル体型だ。自分の母親よりは若いのだろうが、中学生から見れば、かなりの大人。に…
永山さん、私に興味を持ってくれたみたいだけど、どうしてかな。その反動で、つまらない子だと思われたらどうしよう。どう振る舞えばいいか、正解がわからないから、考え…
おしゃれなカフェを見つけたのは本当だが、そのあとは嘘だ。パンケーキが有名な店らしく、サイトで見た写真も美味しそうだったけど、そんなものを食べるわけにはいかない…
「お父さん、あの体重計、どうしたの?」「あぁ、あれか。職場の歓迎会で当たったんだよ。ビンゴの景品ってやつ。一、二度、使ってみたんだけど、特に体重を計る習慣もな…
どうして、こういうものがここに?いや、浴室に体重計があること自体は不思議でもない。ただ、単身赴任の父のマンションに、それがあるとは思っていなかった愛美にとって…
その空気を感じたスタイリストが、「まあ、さすがに拒食症なんてことはないでしょうけど」と、フォローを入れた。「とはいえ、あれくらいの年代の子って不安定だし、気を…
「気になる、っていうと?」副編集長の問いに、スタイリストが答える。「爽ちゃんが細いのは完全に体質だと思うんだけど、エミちゃんの場合はそれだけじゃないような気が…
実際、目の前にいる娘も、健康そのものという感じではない。もともと細かったのが、さらに痩せたことは間違いないはずだ。自分が食べているあいだ、手持ち無沙汰にストロ…
お久しぶりです。情熱の本格化、ですね。気持ちだけでもすごいと思いますが、実際に行動へと移せているところ、尊敬します。ユニフォームも大事でしょうし、やりたいこと…
今朝の「あんぱん」。こんな台詞があった。 「空腹は人を変えてしまう」 戦地での飢えから暴走してしまう兵士たちに対し、不本意ながら食糧を提供する老婆のつぶやきだ…
父が驚いたのも無理はない。愛美は中1まで、料理はほぼ未経験。せいぜい、家庭科の調理実習くらいだったが、最近、ちょくちょくやるようになった。夏休みはその機会をも…
40分ほど前に見たときは、その大胆すぎるデザインに気後れした愛美。それが意外なほど躊躇なくそう答えられたのは、スタイリストの押しが強かったのもあるが、気持ちが…
「というわけで、今日はホントにお疲れ様。撮影のギャランティのこととか、交通費の精算についてとかは改めて連絡させてもらうね。さっき、お父さんにも話をさせてもらっ…
その後、父親と会話をしていると、副編集長が、「ちょっといいかな」その隣りには、例の男性がいる。「この人は永山さんと言って、昔からお世話になってるカメラマンさん…
>SHELLYさん 「人形」は「姫」っぽさにも通じますし、女性、特に細い女性の美しさについての最高級の形容が、「人形みたい」だと思うんですよ。 >YUKI …
このシリーズについての説明は、(1)を参照されたし。 ・・・・・・ 本当に堕ちた時は能面のような顔になっているらしく、本当はいつだってにこにこしていたいのに(…
6日に告知したものの、遅れとかもいろいろあるようで、改めて、正確な状況をお知らせします。 現在、各地の書店へは配本途中とのこと。すでに並んでる店もあれば、未到…
>kanakramakidさん 朝スープ、いいですね。1食のなかでも、先に汁物でお腹を満たしておけば、食べ過ぎを防ぐことができそうです。 >るとさん たしか…
痩せ姫の美を語る際、人形のように細い、という言い方をしたりする。僕以外にも、そう言ったり書いたりしてるのを見かけるけど、その場合の「人形」ってどういうものを、…
フランソワーズ・サガンの処女作にして、代表作でもある「悲しみよこんにちは」。その序盤(第三章)に、ヒロインが亡き母の友人とかわすこんなやりとりがある。 ……私…
>るとさん お祝いの言葉、ありがとうございます。アイドル=偶像、ですから、その存在も幻想的にならざるをえないというか、本人の非日常的な美を求める傾向も強まる気…
痩せ姫本が重版されるというのもあって、古いブログ記事を見直したりしてるのだけど、アイドルと拒食というものが、自分にとって、人生かけて追うに値する二本柱なんだと…
山田優のインスタ投稿画像が、ネットをざわつかせた。彼女の場合、定期的に起きる騒動でもあるけど、インスタのコメント欄にはこんな声が。 「体重管理もモデルの仕…
なるほど、信頼心とともに警戒心も必要。その通りだと思います。すべての人間関係に当てはまることですが、痩せ姫にとって治療をめぐる問題は、生き方の根幹に関わります…
臨床心理療法家のスージー・オーバックが書いた「拒食症 女たちの誇り高い抗議と苦悩」(新曜社)。最も印象に残ってるのは、ファッションをめぐる考察だ。 それらは、…
「痩せ姫 生きづらさの果てに」(エフ=宝泉薫 KKベストセラーズ)が重版されます。紙の本については、数年前に在庫切れとなり、中古でしか入手できない状況でしたが…
>ptwさん たしかに、ありふれた言葉になってきてますね。それこそ「過食」と「食べ過ぎ」の違いなども、当事者とそれ以外の人ではズレがある気がします。 >ると…
相談サイトで、素敵なやりとりを見つけた。まず、相談してるのは中3の女の子。 「おなかぽっこりを気にしてしまい、食事制限してしまいます。そのせいで、体重がおち、…
>ptwさん この記事を書いた甲斐がありました。そこまで痩せたいという願望、たしかに病気かもしれませんが、けっして馬鹿なんかじゃないと思います。孤独からの解放…
>どんぐりこさん まさに、痩せ姫の外見は内面の体現ですし、僕はその姿を素敵だと感じてます。 >るとさん こちらこそ、コメントいつも楽しみです。今日もまた、お…
アメブロが自動的に紹介してくれる、「●年前に書いた記事」というシステム。最近「冷房消しがち~松岡はな」というものが出てきて、あれから2年かと、しみじみしつつ、…
最近、二度ちらっと触れたテレビニュースの記事。 「骨が見えるほど、うれしい」 身長155cmで体重26kg 子どもの発症増える“摂食障害” 苦しんだ女性が明か…
>るとさん こんばんは。韓国の事情には詳しくありませんが、男の子なら「王子さま病」と呼ぶみたいです。日本でいうところの「中二病」に近いのかな、という印象も持ち…
>どんぐりこさん 外見と内面は連動してますもんね。特に現代では、ダイエットや整形も身近なので、外見を変えることで内面をよりよくする、という方向性も大アリなんだ…