現代医学的鍼灸治療
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東京都
ハンドル名
あんご鍼灸院さん
ブログタイトル
現代医学的鍼灸治療
ブログURL
https://blog.goo.ne.jp/ango-shinkyu/
ブログ紹介文
鍼灸師、鍼灸に興味有る医師のために、鍼灸の現代医学的(解剖生理学的鍼灸)を解説。
自由文
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あんご鍼灸院さんのブログ記事

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ハンドル名
あんご鍼灸院さん
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現代医学的鍼灸治療
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43回 / 365日(平均0.8回/週)
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現代医学的鍼灸治療
  • 咽喉異常感症(咽頭神経症)の針灸治療・手技療法

    1.咽喉異常感症の特徴的症状咽喉異物感では、まず咽喉神経症(ヒステリー球、梅核気)を思い浮かべるが、以下の疾患を除外する。R/O食道癌:「食べた物が下に入っていかない」と訴える。R/O喉頭癌:嗄声が初期症状。進行すると呼吸困難出現。器質的な異常がみつからない場合、器官神経症(心臓神経症、血管運動神経症、胃腸神経症などと同類)と断定されてしまうので、患者は苦悩する。咽頭神経症は、かつてはヒステリーの重要症状とされていたが現在は否定されている。咽喉異常感症の特徴は次のようである。・食事摂取時には問題ない。・唾を飲み込む時は気になる。・痛みではなく、何かが使えている感じ(患者自身、癌を心配している)・数ヶ月~数年の期間で症状の悪化はない。(症状の悪化があれば他の疾患を考える)2.針灸治療と手技療法耳鼻科での検査で異常...咽喉異常感症(咽頭神経症)の針灸治療・手技療法

  • ベッドカバーズレ防止の決定版

    正規のベッドカバーは元々が値が張る上にクリーニング代も高くつくので、当院では特大のバスタオル(180センチ✕90センチ)を使っている、患者が体位変換する時、バスタオルもズレることが多いのが悩みの種だった。そこで筆者は、2016年10月27日に「ついに見つけた。ベッドカバー滑り止め下敷き」と題したブログを発表して、その対策を発表したが、それでもズレを防止しきれなかった。https://blog.goo.ne.jp/ango-shinkyu/preview20?eid=68cf64ec7030fa5f4d0658c558a1b91a&t=6774356425d8f8aaeddf81?0.27458949187762394今回、バスタオルがずれない新たな工夫を思いつき、十分な効果を得られたので公開したい。1)ベッドに...ベッドカバーズレ防止の決定版

  • 森秀太郎著「運動分析と瞬間脱力法」を読んで

    久しぶりに医道の日本誌500回記念号をめくっていると、森秀太郎氏発表「運動分析と瞬間脱力法」と発表が目にとまった。森秀太郎は、かつての針灸本のベストセラー「はり入門」の著者としても知られた方である。筆者はかつて次のブログを報告した。https://blog.goo.ne.jp/ango-shinkyu/e/59095952791641dd7da8222827b5327b今回はその続編で、森秀太郎と類似内容のものを併記して検討することにしたい。1.森秀太郎「運動分析と瞬間脱力法」からの部分抜粋(補助として用いる療法「現代日本の針灸」、医道の日本、500回記念、昭和44(1969)年5月1日)身体のひずみの治しかたには二つの方法がある1)整復法関節の仮脱臼を他力的に整復する。(カイロプラクティックのことか?)2)瞬...森秀太郎著「運動分析と瞬間脱力法」を読んで

  • 椅座位で生ずる右大腿後側痛に、大殿筋起始部トリガーポイント刺鍼が有効な例(85歳、女性)

    主訴:右大腿後側痛現病歴:当院初診15日ほど前から、思い当たる理由なく、右大腿後側痛が出現した。仰臥位時や立位、歩行時には痛まないが、椅子に座ると痛み出現し、我慢できないという。理学所見:症状部である大腿後側中央の殷門穴あたりに強い圧痛あり。坐骨神経ブロック点の圧痛なし。下腿から足部にかけての圧痛も目立たなかった。当初の診断:痛みが下腿にないこと、坐骨神経ブロック点すなわち梨状筋にも圧痛ないことから、ハムストリング筋の限局的なトリガーポイント陽性と判断。初期の鍼灸治療:側臥位で坐骨神経ブロック点・殷門・下腿坐骨神経走行沿いの経穴に刺鍼するも効果もないので、殷門付近の局所集中置鍼を行い、筋の完全弛緩目的で20~40分ほど置鍼してみたが、治療効果は術後1時間程度しか保てなかった。同治療を繰り返すと、徐々に効いてくる...椅座位で生ずる右大腿後側痛に、大殿筋起始部トリガーポイント刺鍼が有効な例(85歳、女性)

  • 右肩甲骨内縁が鳴る者への簡易挫刺針法(27歳、男性)

    1.主訴と現病歴1年半前頃から、両側肩甲間部が痛く、我慢ができなくなった。カイロや整体をすると施術直後はよいが、すぐに元にもどる。地方で一人暮らしをしていて、指圧を頼めるような友人も見あたらないという。この患者に対し、腹臥位にて2寸#8で左右の胸椎棘突起外方5分の部に計10本程深刺し、40分程度置針することで持続性のある鎮痛効果をもたらしたことは以前のブログで説明した。本患者は他の訴えとして、「肩を動かすと右肩甲骨あたりがゴクッと大きく低い音をたてる」というものがあった。やはり1年半のほど前から出現するようなったという。2.所見上腕をどの方向に動かしても音は鳴らないが、肩甲骨を挙上させる動作をすると、その度にゴクッと音がすることが判明。音の鳴る部位を同定するため術者の手掌を肩甲骨周囲にあて、音の鳴る動作を行わせ...右肩甲骨内縁が鳴る者への簡易挫刺針法(27歳、男性)

  • 陳久性胸椎椎間関節症の針灸治療効果持続のための工夫

    筆者は2016年6月.1日に「椎間関節症には針が一番」との表題でブログを発表した。その病態生理は、胸椎微小捻挫→脊髄神経後枝興奮→後枝支配筋(とくに長・回旋筋)の緊張→放散痛として微小捻挫部から斜下方への痛みというものであった。その針治療の機序は、後枝支配筋(とくに脊椎傍筋)の緊張部(棘突起から外方5分にある胸椎一行)に刺針することで筋緊張緩和させ、それが後枝痛を緩和させるという考察であった。では実際の症例に対して胸椎一行の限界はあるのだろうか。現在千人以上の患者に施術してみた印象を記すことにしたい。1.急性~亜急性(発症後数日~数週間)に対して1)急性の椎間関節症には、強力な効果が発揮できる。背腰部を訴える患者で、胸椎一行に圧痛があれば、そこに患側上の側臥位で深刺し5~10分間置針すると有効である。背腰部の患...陳久性胸椎椎間関節症の針灸治療効果持続のための工夫

  • 膝痛以外の膝症状への対処

    膝関節痛で最も多い症状は膝痛であるが、膝痛と同時に「膝に水が溜まっている」「膝が腫れるている」といった訴えも少なくない。それらの対処法について整理する。1.関節の熱感・腫脹1)病理関節の軟骨が摩耗し、軟骨の破片が関節液中を浮遊。それが関節滑膜を刺激して関節内に炎症を起こして熱感・腫脹を起こす。この反応で知覚神経を刺激すれば膝関節痛も起こる。2)針灸の是非と方法熱感が強い時、針灸を行うと炎症が悪化しやすい。今から1~2週間後に熱感が落ち着いた後に治療する旨を患者に伝達。治療にはチクッとした灸熱が適するのであって、熱量を多量に与えるせんねん灸は不適。糸状灸~ゴマ大灸を腫脹しいるエリアに広範囲に5~6点施灸する。自宅施灸するのがよいが、近年自宅施灸不可とする患者が多くなってしまった。2.関節水腫1)病理関節液(=関節...膝痛以外の膝症状への対処

  • 現代鍼灸実技講習会<奮起の会>第三期、体幹疾患の鍼灸治療の参加者募集開始します

    昨年10月から開催し、好評だった<奮起の会>を再び開催します。内容は昨年とほぼ同じで、鍼灸に来院することの多い関節と脊柱疾患で、6回シリーズでとりあげ、実技指導します。募集人数12名に対し、針灸院開業中のベテラン指導員3~4名程度という充実の指導体制が最大の特徴で、私がこの四十年間で身につけた実戦的鍼灸技法を学習していただきます。毎回、カラーテキスト進呈。指導員は、似田敦(あんご針灸院)、小宮猛史(鍼灸潤天堂)、小野寺文人(稲穂鍼灸院接骨院)、吉村英(吉村はりきゅう院)日時:毎月第1と第3日曜日、午後6時時~8時過ぎ会場:国立市中1丁目集会場参加資格:鍼灸師、および鍼灸学生講習料:1回6000円(学生1回5000円)、見学者1回3000円です。(当日お支払い)募集人数:12名以内定員になり次第、受付を締め切りま...現代鍼灸実技講習会<奮起の会>第三期、体幹疾患の鍼灸治療の参加者募集開始します

  • 常習性便秘の鍼灸治療の考察

    1.睡眠時の大蠕動とおなら(NHK「ためしてガッテン」<出た!「便秘」新対策で劇的改善SP2016.9.14より)睡眠中は副交感神経優位になっているので、通常の蠕動運動は活発になる。大腸の大蠕動は睡眠中だけに起こる。大蠕動により腸管のガス(食べ物を分解する時に出るメタンガスや水素ガス)はおならとして体外に出される。腸管ガスが多い状態では、と蠕動運動を妨げ、大腸内の糞塊は下行移動しづらり、便秘しやすい。すなわち一般的に日中よりも夜間就寝中の方がおならの回数は多くなることが生理的である。1)蠕動が起こらない原因①熟睡できていないので、副交感神経優位になっていない。夜中にすぐに目覚めるなどと訴える。②腸内ガスが多量にあって、大蠕動を邪魔している。2)対策法<うつぶせゴロゴロポーズ>以下の方法で、常習性便秘ものの8割に...常習性便秘の鍼灸治療の考察

  • 腕神経叢刺針部位の検討 Ver1.1

    上肢に神経痛様の痛みがある場合、腕神経叢の興奮を疑い、腕神経叢への刺針を行うことになる。これには腕神経叢直接刺激と、前斜角筋に刺針して間接的に腕神経叢に影響を与える方法がある。これらの刺激と、よく似たものが現代医学的にも、いくつか知られているので、比較検討してみた。1.腕神経叢ブロック鎖骨上法神経ブロックでは、腕神経叢ブロック鎖骨上法が、針灸で行う腕神経叢刺に類似のものであろう。鎖骨左右中の中点、上下の骨幅の中点から上方1.5㎝から刺入するもので、腕神経叢を直接刺激する。本法は直下に肺尖があるので、深刺することはできないという意味で危険性がある。2.モーレー点腕神経叢ブロック鎖骨上法の部位より、わずかに内側にあるのはモーレー点であり、鎖骨上縁の前斜角筋部を直接圧迫するものである。モーレー点に圧痛や上肢への放散痛...腕神経叢刺針部位の検討Ver1.1

  • 手根管症候群の針灸治療

    1.手根管症候群の概要手根管とは、手根骨と屈筋支帯(旧称は横手根靱帯)の間隙をいう。ここを縦走する正中神経が圧迫刺激され、圧迫部から末梢の正中神経麻痺が生じた状態。透析患者、閉経前後と妊娠・出産を機に多発する。正中神経麻痺は、高位麻痺と低位麻痺(肘から遠位での神経絞扼障害)があり低位麻痺がほとんどである。低位麻痺の代表疾患が手根管症候群になる。円回内筋症候群も正中神経低位麻痺になるがレな疾患。※透析アミロイドーシス:透析中、手がしびれると訴える。ある種の線維状のタンパク質が屈筋支帯に沈着し正中神経を圧迫。2.手根管症候群の症状・理学検査1)ファーレンテストPhalentest手首を強く屈曲(掌屈)させる際の痛み。2)正中神経低位麻痺症状走行部(小指以外の指端)の痛みと異常知覚(ピリピリ、ジンジン)。母指対立筋の...手根管症候群の針灸治療

  • ゴルフ肘の針灸治療

    1.ゴルフ肘の概略1)病態ゴルフでボールを打つ際、左肘をのばし手関節を強く背屈・回内するため、手関節を屈曲作用のある前腕屈筋群に共通腱の起始部の上腕骨内側上顆部の腱や骨膜に炎症が起こる。フォアハンドテニス肘と同一の病態。症状は上腕骨内側上顆部の運動時痛。2.ゴルフ肘の針灸治療①上腕骨内側上顆部(少海穴ではない)つまり肘関節の内側部と、上顆部に付着する前腕屈筋群の筋緊張点に刺し、運動針実施。ターゲットは意外に小さく、肘の前面ではなく内側にある。内側上顆部の圧痛点は肘を屈曲させた状態で探すとよい。②円回内筋緊張に対する治療は、少海・孔最あたりになる。これらの穴から円回内筋に刺針した状態で、ゆっくりと大きな前腕の回外・回内動作を5~10回行わせることで、円回内筋の過収縮を改善する。※孔最取穴:前腕前橈側、太淵穴の上7...ゴルフ肘の針灸治療

  • へバーデン結節の針灸治療 Ver.2.1

    筆者は2012年8月12日にブログ「へバーデン結節の針灸治療」を公開したが、内容を刷新すべく2014年7月21日に「へバーデン結節の針灸治療Ver2.0」として改訂することにした。それも不十分だったので、今回2019年7月16日さらに「へバーデン結節の針灸治療Ver2.1」として図を中心に改訂した。。1.ヘバーデン結節の基礎知識の病態手指のDIP関節にみる変形性関節症。DIP関節基底部背側中央の伸筋腱付着部を挟んで、2つのコブ(結節性隆起)ができる。骨肥大による変形であり、これをヘバーデン結節と呼ぶ。単発または多発的に出現。閉経との関係が指摘されている。40才以上の女性に多い。語呂:「女は40でへばる(ヘバーデン)」※ブシャール結節Bouchardnode:手指のPIP関節にみる変形性関節症。へバーデン結節では...へバーデン結節の針灸治療Ver.2.1

  • こむら返りの鍼灸臨床

    筆者は2015年12月17日に「足のツレの治療Ver.2.1」を報告したが、読み直してみると、反省点が多くでてきた。その記事を削除するとともに、同様のテーマで新たに書き起こすことにした。1.こむら返りの病態生理「こむら(=腓)返り」とはふくらはぎが、つ(=攣)ること。腓腹筋の有痛性痙攣である。筋肉内に分布する運動神経終末部の自発性興奮に始まる。筋線維の一部が強く収縮すると、収縮した筋線維と収縮しない筋線維の間にずれの力が働き、筋肉の痛覚線維を刺激して、痙攣と痛みが生じる。2.こむら返りの原因1)脱水時夏の暑い時期、激しい筋肉労働で大量の汗をかいたとき。水分やミネラル分(CaやMg)不足になると、腱紡錘中のセンサーがうまく働かなくなり、筋をゆるめる機序が作用しない。2)睡眠中日中に比べて夜間は気温が低くなる。ヒト...こむら返りの鍼灸臨床

  • 内転筋管と陰包刺針肢位

    1.内転筋管とは1)局所解剖ハンター管ともよぶ。大腿の下方内側にある。大内転筋の筋膜が伸びて内側広筋につながった部の下にできた間隙をいう。この間隙には、大腿動・静脈および伏在神経が通る。四肢にある太い血管は伸側ではなく屈側を通過しているのを常としている。これは筋伸張の際、血管も伸張しないようにする巧妙な仕組みである。股関節では屈側が前面であるが、膝関節では後面となる。そのため、大腿動・静脈は大腿部では前面、下腿部では後面を通ることになるが。折れ曲がったりすることなく、前面から後面にスムーズに移るための管が内転筋管である。伏在神経も大腿動静脈を一緒に内転筋管に入るが、膝内側~下肢内側皮膚知覚をつかさどる関係から、途中で別れ内転筋管から出てくる。2)ハンター管症候群内転筋管の中で伏在神経が圧迫を受けてしまう神経障害...内転筋管と陰包刺針肢位

  • 足底筋膜炎・モートン病・シンスプリント後内側型の鍼灸治療の共通点

    私は、現在<鍼灸奮起の会>の上肢・下肢症状の鍼灸治療の実技講習を行っている。その下準備のため、この数ヶ月間これまでの治療を見直し、整理している。診断名は違っても鍼灸治療法が同じになる場合がある。1.下肢症状をもたらす足底筋膜炎、モートン病、シンスプリント(後内側型)は、鍼灸治療方法は類似性がある。すなわち足関節の底背屈で痛み増悪するものはヒラメ筋・腓腹筋の過緊張を緩める治療を行い、足指の屈伸で痛み増悪するものは長・短母趾屈筋や長母趾屈筋を緩める治療になる。足底筋膜炎の鍼灸治療https://blog.goo.ne.jp/ango-shinkyu/e/83c59673cb2f50c8faf765b63d8060ecモートン病の鍼灸治療https://blog.goo.ne.jp/ango-shinkyu/e/bb...足底筋膜炎・モートン病・シンスプリント後内側型の鍼灸治療の共通点

  • 針灸院における外反母趾の診療 Ver. 2.0

    外反母指の針灸に関しては、「外反母趾のテーピングと針灸治療」(2006.7.9)で発表した。その後、2013.2.5に全面改定し、今回三度全面改訂することにした。1.外反母趾の定義足母趾の中足指節関節(MP関節)の外反(小指側に傾く)状態。中足基節関節角が「15度以上」を外反母指とする。高度は外反母趾の高度なものは、第2趾と重なる。男女比は、1:10で圧倒的に女性に多い。中足基節関節角:正常=15°未満、軽症=15°~20°未満、中等度→20°~40°未満、重度=40°以上2.外反母趾病態生理(以下の順番で進行)1)距骨下関節の過回内(オーバープロネーション)歩行時の接地は、まず踵後方→足底外側→母趾側へと体重は移動する。小趾側から接地するのは衝撃吸収の役割からで、この時、距骨下関節は回内運動が起きている。回内...針灸院における外反母趾の診療Ver.2.0

  • 坐骨神経痛における下腿部治療点の検討 

    1.坐骨神経痛における標準的な下肢治療穴坐骨神経痛による下肢痛では、腰部の大腸兪や殿部の梨状筋部に圧痛点が出現することが多く、そのまま鍼灸の治療点となる。これは症状を腰殿下肢症状をもたらしている原発部なので当然である。それに加え、下肢症状部位の圧痛点にも施術することは、広く行われていることである。経絡派では、下腿前面は胃経、外側は胆経、後側は膀胱経、内側は脾経と腎経などと分類し、現代鍼灸派は、坐骨神経またはそ坐骨神経分枝の神経または神経支配筋を刺激することになる。一般的に使用する穴は次のようになるだろうが、なぜその経穴を選択するかとの問いに対し、圧痛硬結が好発する部だからという程度の回答で済ましているのが現状であろう。1)大腿後側:殷門・承扶(坐骨神経)2)下腿前側:足三里・上巨虚・条口・下巨虚(深腓骨神経)3...坐骨神経痛における下腿部治療点の検討

  • 足底筋膜炎の針灸治療 Ver 2.0

    1.病態足底の筋は、表在性の足底筋膜に覆われている。足底筋膜は踵骨隆起から起こり、足の指に至って、足底の縦のアーチ維持に貢献している。過度の足底筋膜に加わる張力の反復により、足底筋膜に付着部の牽引ストレスが作用する。また足底筋膜の微小断裂を起こす。この微小断裂は、夜間就寝中に治癒機転が働いて固くなる。しかし朝、固まった損傷部に体重が加わると、再び引き伸ばされて激痛となる。長距離の選手に多い。2.症状痛みの直接原因は脛骨神経末端興奮による。1)脛骨神経内側踵骨枝刺激歩行開始時や走行中に、踵に近い部分が、ビリビリと痛む。踵骨前方の圧痛。2)内側足底神経刺激:母趾背屈時の足底痛。3.所見:X線で、足底部の踵骨内前方に骨棘。4.整形治療:整形での治療は安静。ときに筋膜付着部への局麻注射を行う。スポーツ再開までには、数ヶ...足底筋膜炎の針灸治療Ver2.0

  • 大腿外側痛の病態把握と針灸治療

    たまに大腿外側痛で来院する患者がいる。整形外科に行って治らなかったので針灸に来たという患者も少なくない。新米針灸師の中には、これをすべて大腿外側皮神経痛と診断する者もいる。確かに大腿外側皮神経痛のこともあるが、その頻度は少ない。多いのは小殿筋の放散痛、もしくはL5付近の後枝症候群である。それぞれ治療ポイントも異なってくる。以下に3つの病態を示す。その鑑別は圧痛点の所在と、刺針後の治療効果(治療的診断)によるのが最も分かりやすい。1.小殿筋放散痛の針灸治療小殿筋の過緊張により、大腿外側痛を生ずることがある。中殿筋過緊張をもたらすのは、坐骨神経痛や股関節症であることが多い。側臥位にして小殿筋中の圧痛硬結点を見いだし、そこに2寸#4程度の置針をすれば症状緩和に効果ある。なお小殿筋は中殿筋の下にあるが、中殿筋の放散痛で...大腿外側痛の病態把握と針灸治療

  • 「偽内臓症治療野ための体性神経刺激~肋間神経・脊髄神経後枝・陰部神経への鍼灸治療」 セミナーご案内

    神奈川県鍼灸師会令和元年第一回イブニングセミナー「偽内臓症治療野ための体性神経刺激~肋間神経・脊髄神経後枝・陰部神経への鍼灸治療」<実技供覧>ごあいさつ日頃の鍼灸臨床で、整形外科やペインクリニック分野の治療は得意とするが、いわゆる内臓系疾患は苦手としているのが普通である。すなわち自律神経是正を目標とする鍼灸治療の方法は確実性に乏しい。今回は、一見すると内臓症状であっても実際は体性神経症状であるものを取り上げ、その具体的方法を実技供覧しつつ説明したい。①耳針と迷走神経刺激②肋間神経刺激と横隔膜知覚③腹痛と肋間神経痛④柳谷素霊の五臓六腑の針の解剖学的根拠⑤代田文誌の脾兪と小野寺殿部圧痛点の相関⑥陰部神経刺激と泌尿器疾患⑦北小路博司氏の骨盤神経刺激法⑧常習性便秘に対する左府舎刺針の解剖特性日時平成元年7月10日19時...「偽内臓症治療野ための体性神経刺激~肋間神経・脊髄神経後枝・陰部神経への鍼灸治療」セミナーご案内

  • 母指内転筋症には母指内転筋停止部の刺針 Ver2.1

    元のブログタイトルは、「母指CM関節症には母指内転筋停止部の刺針」だったが、筆者は母指CM関節症と母指内転筋症を混同していたので、上記タイトルに変更するとともに、本文の一部を修正した。1.治せない合谷深部の痛み合谷深部ないし魚際深部が痛むと訴える患者が、これまで何例も来院していた。私が鍼灸初心者だった頃、患者の訴える症状部である合谷、あるいは魚際に刺針したが、さっぱり改善せず苦労した。かなり後、それは母指CM関節症という疾患であることを知った。2.母指CM関節(第1手根中手骨関節)への刺針ある時、またも同様の患者が来院した。通常の刺針では治せないことを自覚していたので、今度は合谷をいろいろな角度で押圧してみた。すると母指MP関節方向に押圧で強い圧痛があり、また指頭に筋のシコリを触知することができた。母指MP関節...母指内転筋症には母指内転筋停止部の刺針Ver2.1

  • バックハンドテニス肘の病態と筋と筋付着部への運動針 Ver.3.2

    1.バックハンドテニス肘の症状テニスでバックハンドで球を打つたびに痛みが出る。雑巾絞り動作(前腕回外筋負荷)でも起こりやすい。2.所見外側上顆の腱起始部圧痛(++)、伸筋筋腹(おもに短橈側手根伸筋)の圧痛中指伸展テスト(+):手掌を下にして肘以下をベッド面につける。検者は被験者の中指の先を押圧しながら患者に中指を伸展するよう指示する。この時、肘部に痛みが出れば陽性。3.病態テニスで相手からの返球をバックハンドでレシーブする時、ボールを受け止めるため手関節は屈曲を強いられるが、ボール衝撃力を緩和するため短橈側手根屈筋は緊張している。すなわち筋緊張しているのに筋長は長くなる。これを伸張性筋収縮(=エキセントリック筋収縮)とよび、筋の微細損傷を生じやすく、そのことがトリガーポイント活性化の要因にもなる。またバックハン...バックハンドテニス肘の病態と筋と筋付着部への運動針Ver.3.2

  • 便秘に対する針灸治療 傍内臓刺について

    序筆者は当ブログに<慢性の下痢・便秘の針灸治療>を2006.4.5.発表したが、内容に不満があり、2014.1.9に<弛緩性便秘と直腸性便秘に対する針灸治療Ver.1.2>として書き直した。しかしそれでも不満があったので、今回再整理を試みることにした。1.内臓刺針について郡山七二氏は、胸腹部から内臓に到達する深刺する方法を考案し、これを内臓刺と名づけた。今日では内臓刺は医療過誤を生ずる恐れがあるので、禁忌となっているのは当然である。ただし大腸の脊髄断区を刺激しての内臓体壁反射(交感神経反射)を利用したり、仙部副交感神経を利用するため八髎穴を刺激したり、陰部神経刺激の鍼をしてみても、治療効果に確実性があまりないことを考え併せると、とくにS状結腸以下(副交感神経優位)の大腸に対する内臓刺は成書に多数載っていおり、許...便秘に対する針灸治療傍内臓刺について

  • 足底の異常知覚に、然谷・公孫の刺針が有効だった症例の考察(64歳、男性)

    1.主訴足の裏が格子の上に乗っているような感覚がある現病歴半年前から脚のふらつき、大腿のしびれ、足底が格子の上に乗っているような感覚出現。4ヶ月前MRI検査で、第11~12胸椎部黄色靭帯骨化症と診断され、手術を受け、入院20日後に退院した。しかし上記症状は少し軽くなっただけで不満が残った。医者に質問するも、よく分からないとの回答だった。退院後3ヶ月して当院受診。2.鍼灸治療(その1)下背部第11~12胸椎に棘突起に沿って3㎝ほどオペ痕あり。このレベルの脊髄の障害で患者の訴える症状が出るとは考えるには無理があると思ったので、足底圧痛を調べると、足底筋膜に強い圧痛を認めたので黄色靭帯骨下化症とは無関係に足底筋膜炎と考えた。なお脚のふらつき、大腿のしびれは主訴ではないので、当面は無視することにした。足裏の圧痛点は第一...足底の異常知覚に、然谷・公孫の刺針が有効だった症例の考察(64歳、男性)

  • 凍結肩進展の病態把握 Ver.1.1

    凍結肩は、肩の炎症の終着点である。そこに至る病型に種々の違いはみられるが、最終的には凍結肩という同一の病態像になる。1.凍結肩急性期(凍結肩になる第一歩の病態)上腕骨頭を上方に引っぱる三角筋と首側に引っぱる棘上筋は、協調して上腕を挙上する役割がある。この2筋は加齢とともに退行変性して筋力低下するが、肩腱板(≒棘上筋)の老化が早期に起こるので、相対的に上方牽引力が強くなる。すると上腕外転時に上腕骨大結節は肩峰の下を通過できずにぶつかり、外転90度前後の運動制限を生ずる。また腱板に生じた腱炎は、すぐ上方にある肩峰下滑液包に炎症を拡大させる。肩峰下滑液包炎が起こると、強い自発痛が出現し、とくに夜間痛を訴える。治療は、徐痛目的で、温熱療法やブロック注射を行うが、鎮痛持続効果はあまりない。2.凍結肩慢性期(凍結肩になる寸...凍結肩進展の病態把握Ver.1.1

  • 左肩関節部痛に、棘下筋集中刺針が有効だった自験例(65歳、男性)

    1.主訴左肩関節の運動制限を伴う痛み2.現病歴思い当たる理由なく、2~3ヶ月前から、左上腕を90°以上外転したり前方挙上したりすると、左肩関節の奥に痛みを感じるようになった。結髪動作で痛みなく、結帯動作で母指頭位置はL5程度と制限され、それ以上は痛みのためにできない。右肩関節に異常ない。自分で右肩関節周囲を、触れる範囲での圧痛点はない。3.推定診断肩甲骨周囲筋の筋々膜症。おそらく肩甲下筋、棘下筋の筋痙縮4.診断理由肩関節90°は痛み発生することなく十分できるので肩甲上腕関節の問題ではない。すると肩甲骨上方回旋時にともない、過収縮状態にある筋を、強制的にストレッチさせる際の筋伸張痛だろう。ゆえに上腕挙上時に伸張を強いられる肩甲下筋・大円筋の過収縮を考えた。一方、棘下筋は結帯動作時を行う際に働く筋だが、本患者は棘下...左肩関節部痛に、棘下筋集中刺針が有効だった自験例(65歳、男性)

  • 後頸痛を訴える頸椎の高度前屈患者に対し、胸半棘筋刺針が効果あった症例(85歳女性)

    1.現病歴この30年来、たまに当院に来院する方で、今回は1年ぶりに来院となった。数年前から加齢による円背が進行したせいか背痛を訴えていたが、今回は顔が下に向いた状態で来院。無理すれば一時的には前方を見ることはできるが、疲れるので普段は下を向いたまま生活しているという。坐位で診ると、隆椎よりも後頭部の高さの方が低い。変形性頸椎症があるのは明白である。整形で頸椎X線はとったが、本人に病態の説明はなされていない。頸椎のソフトカラーを巻くように指示されたが、楽な感じはしないとのこと。2.初期の治療前回来院後1年で、これほど頸椎が変形していることにまずは驚いた。このような高度な変形性頸椎症で、鍼灸治療が効くかどうか自信がなかったが、後頸部周囲筋を緩めれば、自覚的には少しは楽になるのではないかと思い、風池・上天柱・後頸部一...後頸痛を訴える頸椎の高度前屈患者に対し、胸半棘筋刺針が効果あった症例(85歳女性)

  • <上肢痛と下肢痛>の現代鍼灸実技講習会を開催します

    筆者は昨年平成30年4月に鍼灸学学会Tokyo主催で、背腰殿下肢痛と膝関節痛の現代鍼灸技術の講演と実演を行い、幸いにも高評価が得られた。ただし本来技術とは、少人数性でなければ伝えきれないものであるという思いから、同年秋から週2回ペースで地元で小規模の実技主体の講習会<奮起の会>を続けているのだが、それも平成31年4月に終わろうとしている。そこで、その続編として上肢痛と下肢痛の現代鍼灸技術の実技講習会を行うことにしました。毎回カラーテキストを進呈。参加者毎回12名限定なのでお早めにお申し込み下さい。実施時期6月2日~7月7日(計3回)第1回6月2日(第一日曜)テーマ上肢症状の針灸技術①テニス肘に対する短橈側手根伸筋運動針②上腕三頭筋内側頭腱炎の圧痛点触診と刺針体位③狭窄性腱鞘炎に対する橈骨神経皮枝刺激と関連する伸...<上肢痛と下肢痛>の現代鍼灸実技講習会を開催します

  • 「秘法一本針伝書」①<下肢前側の病の鍼>の現代鍼灸からの検討 Ver.1.1

    「秘法一本鍼伝書」は、柳谷素霊自身の臨床経験に裏打ちされた治療技法を集めたものである。古典派の大御所でありながら、古典理論に基づいていないという意味で、現代鍼灸派にとっても研究対象となると考えている。平易に書かれているが、奥深い内容をもっている。ある程度実力のある者は、自分のやり方と比較することで、勉強になる点を多々発見するだろう。これまで本ブロクでも部分的には取り上げてきたが、内容は不十分である。このたび「秘法一本鍼伝書」の中から、<下肢後側痛の鍼><下肢外側の病の鍼><下肢前側の病の鍼>の3項目を取り上げ、3回シリーズとして現代鍼灸の立場から検討していくことにした。※「秘法一本鍼伝書」は1959年に医道の日本社から出版されたが、長期間絶版状態になった。しかし2013年9月8日に(学)素霊学園から再版された。...「秘法一本針伝書」①<下肢前側の病の鍼>の現代鍼灸からの検討Ver.1.1

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