5月6月合わせて14冊の読書となりました。 5月 ・「中華の鉄人 秘伝のレシピ」陳建一 ・「不祥事」池井戸潤 ・「ヤスケンの海」村松友視 ・「和を継ぐものたち」小松成美 ・「魔法使いクラブ」青山七恵 ・「作家の別腹 文豪の愛した東京・あの味」野村麻里・編 6月 ・「メタモルフォシス」羽田圭介 ・「性商伝」いその・えいたろう ・「料理王国1995年7月号」料理通信社 ・「峠越え」山本一力 ・「極みの…
今月の読書は9冊でした。 ・「パリからのおいしい話」戸塚真弓 ・「マイ・フェア・プレジデント」小日向江麻 ・「ファデッシュ考現学2」田中康夫 ・「移動動物園」佐藤泰志 ・「ちびちび ごくごく お酒のはなし」伊藤まさこ ・「蓮の数式」遠田潤子 ・「不肖・宮嶋&忍者大倉 一撮入魂」宮嶋茂樹 大倉乾吾 ・「浄土」町田康 ・「仏果を得ず」三浦しをん 「パリからのおいしい話」、パリでのおいしい生活が生き生…
高校の修学旅行で大阪を訪れ、嫌々見せられた文楽に衝撃を受けた健。 卒業後研修所に入り、2年後人間国宝の師匠に弟子入りして今年で10年。 ひたすら修行に…
短編7編収録。 なんとも奇天烈な話ばかりですね。 さすがの町田節といいますか。 突き抜けてます。 これらの内容を説明するのは難しい。 「ギャオスの話」…
週刊文春で大活躍のカメラマンが明かすスクープの裏話。 拘置所の麻原彰晃、御巣鷹山の日航機墜落現場、伊豆大島噴火・・などなど。 大きな事件があればどこで…
不妊治療を初めて10年になる千穂は35歳。 プライドの高い義母と彼女の言いなりな夫に嫌味を言われながら耐え続けてきました。 ある日夫がある男を車で撥ね…
著者はテーブルまわりのスタイリスト。 もともとはファッションデザインをやっておられたようですが。 そんな著者が書く食エッセイ。 タイトルからわかるよう…
デビュー作(表題作)を含む3編を収録。 バスに動物たちを乗せ、幼稚園を慰問する「移動動物園」。 動物といってもメインは山羊。 あとは兎や栗鼠、インコな…
ファディッシュ(faddish)というのはファッド(fad)の形容詞とのこと。 ではファッドというのはなんなのか。 著者曰く「物好き、気まぐれ、といった意味合い…
25歳の真帆は昼間は派遣事務、夜は派遣のホステスとして働いています。 父親は離婚して家を出、連絡もありません。 母親は交通事故のため働けない体になって…
パリ在住の著者が語る食エッセイ。 さすがに生活に根ざした内容だという気がしますね。 フランス料理について、日本人が外から眺めているというのではなく、し…
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5月6月合わせて14冊の読書となりました。 5月 ・「中華の鉄人 秘伝のレシピ」陳建一 ・「不祥事」池井戸潤 ・「ヤスケンの海」村松友視 ・「和を継ぐものたち」小松成美 ・「魔法使いクラブ」青山七恵 ・「作家の別腹 文豪の愛した東京・あの味」野村麻里・編 6月 ・「メタモルフォシス」羽田圭介 ・「性商伝」いその・えいたろう ・「料理王国1995年7月号」料理通信社 ・「峠越え」山本一力 ・「極みの…
タイトルからひたすら歩く内容なのかなと思ったらそうでもなく。 まあ著者の体験したこといろいろです。 原発の取材で放射能漏れに遭遇したとか。(笑) ちょ…
シリーズ(?)第三弾。 食エッセイ集です。 表題作は「ひさしぶりの海苔弁」。 どういう内容かといいますと、編集者に「東京駅の中にスバラシイお弁当がある…
母親を見送った著者が書く介護小説(?)。 基本エッセイというかノンフィクションです。 母親が入院し、生死の境をさまよい、復活し、しかし日々人格が変わる…
タイトル通りローカルグルメを紹介した本です。 というと、各地のB級グルメの紹介かいなと思いがちですが、著者は「B級グルメという呼称は好まない」といいま…
江戸の深川で女衒をしている新三郎は、仕事で不始末をしでかします。 借金を背負い、そしてまた新しい女を見つけるために旅に出るのですが、その旅先でおりゅう…
「料理王国」1995年7月号。 今からもう30年前の本です。 たまにこういう昔に購入した本を読み返すのも新鮮なものです。 巻頭特集は「日本料理の伝道師、
昔から性に関わる商売は後を絶たないわけで。 この本はそんな性に関わる仕事で大きな業績を残した人たちへのインタビュー集です。 日本一のソープ王国を築いた…
ブラックな証券会社に勤めるサトウには裏の顔があります。 夜になるとSMクラブの女王様に跪くドM男の顔です。 ひたすらハードなプレイを望み、そして彼が行…
作家やエッセイストたちが書いた食べ物の文章をまとめたエッセイ集。 吉…
小学4年生の結仁は魔女になりたいと思っています。 きっかけは“土手の魔女”です。 土手に魔女が住んでいるという噂を聞いて、仲良しの葵と史人の3人で確か…
日本にはいろんな伝統文化があります。 芸であったり物作りであったり。 それらの世界はどんどん先細りとなっています。 後継者がいないんですね。 そして需…
いまも天才編集者だとかカリスマ編集者だとかいわれる人がいますが、もしかしたらこの人がその嚆矢なのかも。 それは編集者として優れているというのはもちろん…
相馬健はかつて東京第一銀行の大店で融資係として名を馳せた男でした。 しかし某店で副支店長とぶつかって次の転勤で営業課に回され。 それから数年、念願かな…
「料理の鉄人」という番組が昔ありまして、非常に人気がありました。 放映されたのは1993年から1999年。 なので現在30歳くらいまでの人はリアルタイ…
最近は読む冊数が少なくなってきたので2か月合同です。 3月6冊、4月8冊。 以前は1か月でこの量を読んでいたのですが。 3月 ・「魂の流れゆく果て」梁石日 ・「マザコン」角田光代 ・「渡辺文雄のごちそう手帖」渡辺文雄 ・「囚われのエンゲージ」水島忍 ・「缶詰博士が選ぶ!「レジェンド缶詰」究極の逸品36」黒川勇人 ・「江戸っ子芸者中村喜春一代記 青春編」中村喜春 「魂の流れゆく果て」、著者に関…
柴崎彩音が所属する修南高校吹奏楽部は、去年まではコンクールの地区予選にさえ出場できないような弱小吹奏楽部でした。 水嶋日名子先生が赴任してくるまでは。…
定食評論家(?)として全国あちこちの定食を食べ歩いておられる著者。 今回は定食シリーズ第2弾です。 第1弾はこちら。→
自動販売機に飲料を補充してまわる仕事をしている敦。 水城さんという先輩女性とペアで仕事をしています。 30歳の誕生日に4年間続いた妻と離婚する予定です…
昔は「男子厨房に入らず」なんてことを言いましたが、今どきそのようなことを言う人はいないでしょう。 むしろ男性のほうが料理が上手いなどといわれたりもしま…
隠密として鳥取藩に送り込まれた裏柳生の英之進。 重大な情報を掴み、柳生の庄に戻る寸前で殺されます。 それらの刺客とすれ違った陰陽師の柳生友信。 朝鮮の…
今月の読書は7冊でした。 とほほ。 ・「日本全国 奇天烈グルメ」話題の達人倶楽部[編] ・「和菓子のアン」坂木司 ・「鹿島綺譚」円地文子 ・「噂」荻原浩 ・「ニッポン発情狂時代 性の王国」佐野眞一 ・「おいしいもののまわり」土井善晴 ・「東京すみっこごはん 楓の味噌汁」成田名璃子 「日本全国 奇天烈グルメ」、その土地ならではの食を紹介。 全国が均一化されている昨今、こういうのが残ってほしいですね…
連作3編収録。 SNSでも売れっ子の読者モデルをしている瑠衣。 セレブな生活を装っていますが、実際は必死で現在の生活を維持している契約社員です。 SN…
料理研究家、土井善晴が料理について語った本です。 「おかずのクッキング」に2007年~2012年に連載された文章を本にしたもの。 エッセイというほど軽…
“性”をテーマにしたルポタージュです。 日本の性文化や性風俗はどのような道をたどってきたのか。 まず最初に取り上げられているのはコンドームの歴史。 い…
新商品の香水を売り出すため、広告代理店が企画したのが女子高生を使った口コミによる都市伝説。 レインマンというのが出没して女性の足首を切り落とすというも…
英子は大学院生。 男性関係についてはけっこう奔放で、大学講師の吉崎、研究員の勝目と三角関係にあります。 吉崎と勝目は近親姦についての研究をしており、英…
高校卒業後、友人たちが大学進学やスキルを身に付けるために専門学校に進む中、なんの目的もない杏子は就職もしそびれ、結局はデパ地下の和菓子屋でアルバイトす…
日本全国のちょっと変わった料理を紹介した一冊。 といってもゲテモノではありません。 いや、馴染みのない人からすればそうなのかもしれませんが。 昔からそ…
今月の読書は8冊でした。 ・「味の三人勝負」山本益博 ・「公園で逢いましょう」三羽省吾 ・「偽りの森」花房観音 ・「辰巳屋疑獄」松井今朝子 ・「色いろ花骨牌」黒鉄ヒロシ ・「世界はゴ冗談」筒井康隆 ・「今西玲子のぐるっと大阪食べある記」今西玲子 ・「グランドシャトー」高殿円 「味の三人勝負」、それぞれのジャンルそれぞれのテーマで著者が3人のシェフにインタビュー。 大御所ぞろいです。 「公園で…
1960年。 どっぷり昭和です。 昭和35年。 主人公ルーの家は貧しく、高校を辞めて働きに出ます。 母の再婚相手、といっても籍は入れておらず、なんとそ…
タイトルからわかりますように飲食店紹介のガイドブックです。 著者はラジオ大阪のアナウンサー。 発行が昭和61年。 西暦でいうと1986年ですね。 いま…
短編集です。 さすがの筒井康隆だとは思いますが、ちょっと私には難しかったですね。 最初の「ペニスに命中」はタイトルがすごい。 でもいったいなにがペニス…
時代的にはもう今から50年ほども前になるのでしょうか。 赤坂に「乃なみ」という旅館があり、夜な夜なその“サロン”に集まるのは高名な作家、俳優、芸術家た…
大坂の豪商炭問屋の『辰巳屋』。 今でいう大企業ですね。 ここに跡継ぎ問題が持ち上がります。 当然それは『辰巳屋』内部の問題だけでなく、他の商家や公家、…
京都下鴨の老舗料亭「賀茂の家」の四人姉妹。 といっても料亭はすでに手放され、糺の森のかたわらにある大きな屋敷だけが残されています。 そこで暮らす四姉妹…
市営マンションから見下ろしたところにある「ひょうたん公園」。 さまざまな子連れのママが集います。 もちろん彼女たちにはそれぞれの現在や過去があるわけで…
料理評論家の山本益博氏が各ジャンルの3人のシェフといろんなテーマで対談しておられます。 フランス料理ではすずきの旬というテーマで関西の3人のシェフと。 …
今月の読書は7冊。 う~ん・・・・。 ・「いまグルメする楽しみ」佐原秋生 ・「陽は陰翳してぞゆく」西村寿行 ・「書店はタイムマシーン 桜庭一樹読書日記」桜庭一樹 ・「C級フルーツパフェ」吉川トリコ ・「共喰い」田中慎弥 ・「ホイッスル」藤岡陽子 ・「シーザーの晩餐 西洋古代飲食奇譚」塚田孝雄 「いまグルメする楽しみ」、30年以上前の本です。 しかしガイドブックというわけではありませんから、読…
古代ギリシア・ローマの人たちはどのような料理を食べていたのか。 古典の資料に基づいて紹介しておられます。 いやしかし、現代の日本は飽食の時代といわれて…