ナミアゲハ(Papilio xuthus)の蛹が庭に二か所あることに気付いた。食草になったと思われるミカンから直線距離で約5mと約20m離れている。庭では、日々寄生バチが飛んでいるのを見かけるので、無事羽化することを望みます。
ホソミオツネントンボ/ Indolestes peregrinus
今年も越冬しているホソミオツネントンボ(Indolestes peregrinus)を観察することができた。冬場の観察会で本種を見つけるとヒーローになれると思うのは私だけかもしれない。生息数の少ない種ではないが、冬場は探すのが大変である。
この季節は、越冬しているヤマカガシ(Rhabdophis tigrinus)が、草地に現れていた。個人的に1月にヘビを観察するのは初めてです。人間たちが物珍しく写真撮影していると迷惑そうに越冬場所の穴倉に戻っていました。今年の干支に因んで目覚めた訳ではないと思いますが・・・
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ナミアゲハ(Papilio xuthus)の蛹が庭に二か所あることに気付いた。食草になったと思われるミカンから直線距離で約5mと約20m離れている。庭では、日々寄生バチが飛んでいるのを見かけるので、無事羽化することを望みます。
草むらから大きな蜂の翅音が聞こえてくるので、主を探すとタイワンタケクマバチ(Xylocopa tranquebarorum)だった。何に集まってるのか気になり草むらをかき分けるとキヌガサタケが現れた。キヌガサタケは、匂いの強いグレバでたくさんの虫たちを誘うことは知っていたが、ハ
写真個体は、セトウチマイマイ(Euhadra subnimbosa)の幼体と思われる。透き通るような殻が美しく撮影してみた。本種、野菜農家では厄介者のようだ。
5月になりヤナギハムシ(Chrysomela Vigintipunctata)の羽化が始まっている。本種は越冬成虫が、早春にヤナギに産卵し、5月中旬頃新たな新成虫が羽化してくる。年2~3回発生するようだ。羽化したばかりは、体は黄色いが、成熟するとオレンジ色に変わる。本種もテントウムシに
ツツジ科の花にモンキアゲハ(Papilio helenus)が訪れ翅をゆっくりと開閉しながら、ひと花ひと花を丁寧に蜜を吸っている姿がとても印象的だった。本種は、日本に生息するチョウの中でも最大級のアゲハチョウの仲間である。特にその黒く美しい翅と、後翅の黄色い斑紋が特徴的
多くの樹木の葉の上でクロボシツツハムシ(Cryptocephalus signaticeps)の姿を見かける。本種は、幼虫越冬し、春一早く成虫になり活動を始める。また見ての通りナナホシテントウに擬態しているようだ。
今年も岡山県東部の河原で、シロヘリツチカメムシ(Canthophorus niveimarginatus)を観察することができた。本種は、環境省の絶滅危惧種にも指定されている。成虫の体長は5~6mmほどの小さなカメムシで、黒い体に白い縁取りが特徴的だ。名前の通り「白い縁=シロヘリ」が印
河原を歩きながら、ふと足元に目をやると、ミヤマサナエ(Anisogomphus maacki)が、草の茎にとまり、じっと翅を広げていた。羽化を終えたばかりなのだろう。まだ透けるように薄い翅が日光に照らされ、キラキラと光っていた。翅を乾かしながら、新しい世界への第一歩を静かに
4月上旬に我家の薪棚を整理していると乾燥したした薪の中から複数の不明蛹が現れた。それをプリンカップに移し成虫になるのを観察してみると・・・主は、予想通りキイロトラカミキリ(Grammographus notabilis)だった。本種の羽化直後は、体は黄色く無く、特徴的な微毛も確
今年、我家の薪棚にいち早く現れたのは、ミドリカミキリ(Chloridolum viride)だ。他のカミキリも産卵に訪れるが、今年も一番乗りである。本種の産卵行動を観察していると新たに割った薪に集まり、1年以上乾燥させた薪には、産卵しないようだ・・・?
自宅薪棚の薪にトビイロリンガ(Siglophora ferreilutea)が飛来していた。大変煌びやかな蛾である。本種を観察するのは初めてだが、近くの里山を見渡せば、食樹のアラカシが旺盛になってきているので、生息も納得できる。
自宅の庭で、ヤマトシジミ(Pseudozizeeria maha)の雄とベニシジミ(Lycaena phlaeas)の雌が偽交尾を始めた。もちろん成立はしなかったが、ベニシジミの雌は翅を震わせヤマトシジミの雄は生殖器を近づけていた。食草も異なる2種の行動なので、少々驚いた。
庭のミツバアケビの葉が無いので蔓を見ていくと・・・いました。アケビコンボウハバチ(Zeraea akebii)の幼虫だ。他の葉にも数頭確認できた。本種は、幼虫は植物(アケビ)を食するが成虫は、肉食と少々風変わりな昆虫である。
庭のベニカナメモチの枝で、モモチョッキリ(Rhynchites heros)を見つけた。近くの畑にはモモなどの果実があるので、それ目当てに来たのだろうか?本種の成虫は4月~5月に現れ少し大きくなった果実に産卵する。その産卵された果実は柄の所が折られて、樹にぶら下がるそうだ
庭のモッコウバラの支えにしている竹にタイワンタケクマバチ(Xylocopa tranquebarorum)が営巣始めた。ブルーベリーの花に数頭訪れているのは見かけていたが、庭の竹の支えに巣を作るとは少々驚いた。巣の竹の直径は、約25mm、巣の入口は、約9mmであった。この巣から羽化し
夜、自宅外壁にシブイロカヤキリ(Xestophrys javanicus)が訪れていた。本種もクサキリ類では珍しく成虫越冬である。まだ鳴き声は聞こえないが、2~3日後の夜になると「ジャー・・・」と聞こえてきそうだ。
庭のベニカナメモチの葉上に一頭のナミテントウ(Harmonia axyridis)が、忙しく歩き回っていた。撮影した写真を注意深く見ると葉の陰にアブラムシがいたので、捕食に来ていたようだ。ところで翅端がややとがっているとクリサキテントウ(Harmonia yedoensis)のようだが、こ
山間の畑の小さな水溜りにホソミオツネントンボ(Indolestes peregrinus)が、3ペアも現れた。もうそろそろ姿を現すと思っていたが、既にペアになっていた。毎年春になり思うのは、冬の間どこで越冬していたのだろうか?越冬個体を注意深く探してもなかなか見つからないのに
この2~3日岡山県南部は、暖かい日が続かないため昆虫達の活動もまばらである。アカタテハ(Vanessa indica)も暖かい地面を探してはじっとしている姿を見る機会が多い。午後になると冷たい風が吹くため小型の蝶達(写真はベニシジミ)も飛翔時間が短くやはり地面でじっとし
薪作りのため木を伐採→玉切り→割ると現れのがカミキリムシの幼虫である。薪に適した、アベマキ、アラカシ(岡山県南東部では)から現れるのは、シロスジカミキリ(Batocera lineolata)の幼虫である。本種が穿孔していそうな木は伐採しないようにしていますが、毎年当たっ
畑の草地にひっそり隠れていたのは、ウラゴマダラシジミ(Artopoetes pryeri)です。翅をせめて半開きにして欲しかったが気持ちは届かなった。しかたないので、逆光で翅の透けた写真を撮影してみました。
我家の畑に2本のクヌギを植栽しています。その1本の樹液にヒラタクワガタ(Dorcus titanus)が訪れていた。越冬個体なのか、かなり泥で汚れた姿だった。いよいよ樹液に集まる甲虫たちの季節が訪れたようです。
自宅灯火に飛来したのは、ハイイロヤハズカミキリ(Niphona furcata)です。自宅裏山の管理者高齢化により竹林が繁殖している。従って本種の生息に適する環境が整い繁殖しているようだ。
ムネアカハラビロカマキリ(Hierodula chinensis)の孵化を観察しました。在来の種に比べ体色が黄色く思えるが如何でしょうか?また生まれたばかりでも鎌に黒い模様が確認できました。
ニレの木の樹液に2頭のオオスズメバチ(Vespa mandarinia)の女王が飛来していた。この季節、本種の餌としては樹液が適しているのでしょうか・・・? 写真の2頭は、近づいても威嚇も逃げることも無かった。
庭のエゴノキの花が咲き、今年も多くの昆虫達がその花に集まって来ています。今年もキムネクマバチが多く飛来しているなと観察していると真っ黒い個体を発見!飛来していたのはタイワンタケクマバチ(Xylocopa tranquebarorum) でした。遅かれ早かれ身近で遭遇すると思ってい
我家の山間の畑でハラビロトンボ(Lyriothemis pachygastra )を複数観察しました。既に成熟した雄、まだ未成熟な個体も観察できました。家内が畑に水場を作ったのが功を期したのでしょうか?彼らの楽園になって欲しいと願います。
クロホシタマムシ(Ovalisia virgata)を初めて観察しました。体長10mm前後の大変小さなタマムシですが、その美しさに魅了されました。
カラムシの葉上にいたのはシマサシガメ(Sphedanolestes impressicollis)の幼虫と思われる。本種は、幼虫でも各腿節には白色または橙色の3つの環状紋によりヨコヅナサシガメ、モンシロサシガメと区別できるそうです。同定間違っていたならご指摘ください。
カンサイタンポポの花を忙しく移動していたのは、アオスジアゲハ(Graphium sarpedon)です。蛹越冬から目覚めた成虫が、既に活動しています。本種の可憐な容姿に魅了されいつも多くの写真を撮ってしまう蝶です。
タチツボスミレの花が動くので、目を凝らすとミヤマセセリ(Erynnis montanus)が吸蜜していました。前翅表面の中央部に幅広い白帯が確認されるので、写真個体はメスと思われます。本種の成虫は年一回早春のみ発生します。
溜池に倒れ掛けた松の上で甲羅干ししている亀はスッポン(Pelodiscus sinensis)でした。それなりの大きさの個体が、春の陽気にのんびりしていたが、人間が近づくと水の中に逃げていった。
水辺で越冬から活動期に入ったホソミオツネントンボ(Indolestes peregrinus)を見掛けるようになりました。越冬中の地味な色から写真のように鮮やかな青色に体の色が変わっています。水辺は、いつのまにかトンボの季節を迎えたようです。
本日、早朝庭の巣箱にシジュウカラ(Parus minor)が巣材を運び込み始めました。昨年春から設置していた巣箱は誰も使用することなく今まで庭に取り付けられていたが、今朝からは、本種の雌雄が出入りを初めた。今日(4/13)から産卵~巣立ちまで温かく見守っていきます。
日当たり良い地面に現れたのは、コチャバネセセリ(Thoressa varia)です。本種の幼虫は、食草となるササの葉を内側にして巻き、巣をつくりその中で蛹化をするそうです。終齢幼虫で越冬するので、4月頃から新成虫が活動を始め夏ごろには2化目が発生するそうです。写真は、4月
若芽がやっと出てきたヤナギで交尾していたのは、ヤナギハムシ(Chrysomela vigintipunctata)とカメノコテントウ(Aiolocaria hexaspilota)です。この2種とも成虫越冬で早春から活動を始める。ヤナギハムシの成虫、幼虫はヤナギの新芽を食し、その幼虫をカメノコテントウの
桜の花に集まる大型の蜂を観察するとタイワンタケクマバチ(Xylocopa tranquebarorum)でした。早春に活動始めてるので、キムネクマバチ同様成虫越冬でしょうか?またこの撮影場所(桜の花)ではキムネクマバチに比べ本種の生息数の方が優勢でした。今後が少し心配です。
苔の上で日光浴するトラフシジミ(Rapala arata)を観察しました。本種は、蛹で越冬するため成虫は春早くから見られ、夏の終わりにかけて年2化するそうです。翅裏は写真のように白~明灰色と暗灰色のしま模様で、尾状突起にオレンジ斑が見られる。翅表は黒地で、雄は中心が青
昨夜勝手口の外でバタバタと翅音がするので早朝覗いて見るとイボタガ(Brahmaea japonica)が飛来していました。春に現れる本種は成虫になると餌もとらず繁殖のためのみに羽化するようです。翅の模様はフクロウに擬態しているといわれていますが、どうでしょうか・・・?触る
自宅から10分程車を走らせた河川敷にカナビキソウの群生地が有ることを教えて頂いたので訪れて見ました。目的は、シロヘリツチカメムシ(Canthophorus niveimarginatus)です。本種はカナビキソウの種子を集めて子育てする亜社会性カメムシです。今年は、是非その姿を写真に