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絵本作家・内田麟太郎 公式ブログ 『広告する日記』 https://blog.goo.ne.jp/rintaro-uchida

「ともだちや」シリーズ等の絵本・童話・児童文学作家であり詩人でもある内田麟太郎のオフィシャルブログ。

このブログは日記です。 講演会予定・近刊情報・掲示板などは、ブログとは別の公式ホームページにあります。 http://www.max.hi-ho.ne.jp/rintaro/default.htm

内田麟太郎
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住所
羽村市
出身
福岡県
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2010/06/11

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  • 第五位に

    JPICの「この本読んで!」にて「親子で読んでほしい絵本大賞」の発表があり、『ともだちのなまえ』(彫刻・はしもとみお教育画劇)がベストテンの5位に選ばれました。投票してくださった読書アドバイザーのみなさんありがとうございました。昨日は東京吉本の疲れを取りに鍼ともみもみに。ごごからマンション管理組合の理事会。へろへ早寝を。早寝を。疲れていたからでしょうか。起きてたら風邪の症状が。書店用の絵本にサインしてごろごろ。詩「みつめる」は、そのごろごろの産物です。今日も早寝します。第五位に

  • はい、ポーズ。

    なぜか会社のフロアにこんなものが。午後から吉本興業(株)東京本社にいました。新宿の花園神社の隣です。お笑い芸人山﨑おしるこさんと対談したり、インタビューを受けたり、カメラにポーズしたり。おしるこさんとご一緒した絵本『あのねあのね』(303BOOKS)のPR活動です。発売は3月4日。はい、ポーズ。

  • そらのうた

    17時ベランダの窓を開けると正面に富士山がちょっぴり見えます。二月。晴れた日は真っ白な姿が。画面にはありませんが、その左の方に亡き弟(広之)がよく登っていた丹沢が。富士の手前の黒いシルエットは多摩川に沿った秋川丘陵です。そらぼくらは「そら」とつぶやくとこころがはてしないおおぞらをおもうそら。ふじさんからうえだろうかひまらやからうえだろうかこんどるがとんでいくおおぞらをはくちょうがわたっていくおおぞらを(……でも)はるとなのはなとはなみつとちょうはきっとこのちいさなそらをすきそらのうた

  • 南西の空

    15時30分ゆきどけくまがおどるいのししがうたうデデダデデダダダダダダデデダダンダンドダンダダダダダダダぢめんのそこからたいこがきこえるほねがほねをたたいているほねをたたいておどつてるはるだ。はるだ。ほねもうかれておどつてるなうまんぞうもまんもすもデデダダデデダドデダダダ南西の空

  • 雲や

    朝。散歩に行った公園で椋鳥が二羽。私が側に行っても逃げませんでした。それで早春賦を歌ってあげました。じっと聴いてくれていた二羽は耳が肥えていたのでしょうか。それとも……。待っている絵本のラフが二つ。詩集の割り付けがひとつ。まだ先のことなのにそわそわ落ち着きません。やいもりやばったやかえるやねこやとんぼやざりがにやへびやとかげやいぬやいのししややまやたにやかわやたんぽぽやすみれやれんげやそらやくもやにじやととやかかややややうらみやつらみややけくそや!雲や

  • 絵に酔う

    「はるってなんか」みなはむミシマ社2000円+税マンガのような、アニメような目をした少女がいる。背景の雲の、変圧器から伸びている電線の、桜の、その画力にう~んと唸れば唸るほど、それにふさわしくないような記号のような目。しかし絵本を読み終えた後、この少女の描き方のしたたかな戦略に感心させられる。私は「読み終えた後」と書いたが、この絵本は読む絵本ではない。春に、絵に、酔う絵本なのだ。雨に打たれる桜に。雨上がりの草に。まぶしい雲に。この記号のような目をした少女がいなければ、ただ春に酔う画集となっていただろう。いや、事実、私は画集として眺め酔っていたのだから。だが、なぜ風が吹き、雨が降り、雲がまぶしく光るのか。春の、いのちのまばゆい物語(絵本)があるからだ。少女は雨上がりの町を足早に歩いて行く。友のところへ。「ま...絵に酔う

  • 春には春の絵本を

    吉本の芸人、山﨑おしるこさんとの絵本『あのねあのね』(303BOOKS)の見本刷が届きました。若々しく可愛い風が吹いています。3月5日、発売です。雑事をあれこれと昼寝ですごしました。童心社より、進行中の絵本「だれでもどうぞ」の絵本原画2点の画像が送られてきました。絵は南塚直子さんです。うふふふふでした。春には春の絵本を

  • 「みけちゃん 永遠物語」 村上しいこ

    「みけちゃん永遠物語」村上しいこ小学館1700円+税困った本を頂いたなぁ、というのが正直な気持ちだった。もう七十年以上前になるけど、生まれた子猫を紙箱に入れ、大牟田川へ流しに行くのが私の役目だった。幼い弟たちにはまだ出来ないことであったからだ。海は近く引き潮が沖へ持って行く。小学生の私がやりきれない顔で立っている。そんな私が猫との愛情物語を書かなければならない。(猫へねぇ)。しいこさんは継母の虐待を受けながら子供時代を過ごしている。とうぜん人間不信が深い。そんなしいこさんの家へ、猫がやってくる。呼んだのでもない、もらったのでもない。しいこさんは、とうちゃん(夫)と飼い始める。名前は、みけちゃん。つまり、これは愛されたことが薄かったひとが、命のあるものを愛していく物語である。心配し、涙ぐみ、抱きしめ、遊び、...「みけちゃん永遠物語」村上しいこ

  • 春は大福

    今日のおやつ昨日書いた詩を推敲し形に。子ども愛樹祭コンクール受賞者に渡す色紙を書き、あちこちメールをしたり。ドアぴんぽん。ドアをあけたらピンポンがたっていた「こんにちは」こんこん。とをたたくおとがしたのにだれもいなかったゆきがこんこんふっている(だれだろう)そ~っとあけるとはるかぜがはいってきたコップはもじもじしている春は大福

  • はるみたい

    はるですよ。銅版画・南塚直子ポプラ社今日はとても暖かい日でした。いつもは寒くて人のいない小公園に、おじいさんとおばあさんぽつんぽつんとベンチに五人。人間も動物なんですねえ。詩。二篇書きました。そのひとつを。リーダーよぞらをとりがわたっていくかもかしら。そうかも。せんとうのかもがつぶやく。そう。かしら。はるみたい

  • だれかを

    物流倉庫がにょきにょき膝の電気ビリビリに行ったり、散髪に行ったり、こんなものを書いたり、昼寝したり、葉書を書いたり、首を搔いたり。よぶだれかがよんだようで丘をのぼっていったひとのいない団地があり草がぼうぼうしげっていた海がみえ貨物船がうかんでいる──よんだ?──おまえがな。貨物船がいった(ぼくが……ぼくを)(そうかもしれない)かえっていくぼくに貨物船がいった──おれがよんだかもしれない。だれかをよんだのだろうかねこも海をみているだれかを

  • 絵本「なにでも ないもん」

    岩崎書店定価1870円編集・筒井大介。文章を書かれている少年アヤを私は知りませんでした。どんなひとなんだろう。略歴に出版された書名が出ていました。「ぼくは本当にいるさ」「ぼくの宝ばこ」「ぼくをくるむ人生から、にげないでみた1年の記録」「わたしがYES」。絵本を読み終えて、少年アヤが、わたしにたどり着くことが、わたしはわたしということがどんなに困難だったかを思わされました。少年アヤは帯に書いています。「あなたはここにいるし、わたしもいます。なにでなくても生きています。いいとか、わるいとかを、飛びこえた事実です」。書きだしの言葉は「わたしはどんなものにもなれた」。しかし、世間は男であるか,女であるかを求めます。その悲しみと苦しみを阿部海太の絵は、色調も絵も暗喩のように描いていきます。そして「ゆうきをだしてとび...絵本「なにでもないもん」

  • きかんしゃ きかんしゃ

    絵・楓真知子詩「む」を書き昼寝。起きたら文芸社の塚田様よりうれしいメールがとどいていました。楓真知子さんとの絵本『かおりちゃん』は年内に出るそうです。楓さんが奮闘してくださいます。以前より私と仕事をしたいと思っていてくださったとのこと。若い方にそう思って頂けるのはうれしいことです。どんな絵本になるのか。まだまだ前進中の楓さん。楽しみです。というわけで午後はマンション管理組合の仕事を。ねねはねくらのねねちねちねばねばねとねとぐねぐねそのぐねぐねのねにねこなでごえがした「ね、わたし、あなたがすきよ」ねうれしくてはねてはねてはねていいね!になったそうね。きかんしゃきかんしゃ

  • 芽吹く石

    銀の鈴社のカタログ用「ありがとう、谷川俊太郎さん」400字を書き、メール添付で。詩「ダ・チョウ」を書く。遅い昼寝をし、園に頼まれていた絵本30冊ほどにサイン。ま、そういうわけでダチョウはダ・チョウになったももいろのきれいなチョウだったダ・チョウはライオンのはなのあたまにとまったかわいいことライオンはそれはそれはやさしいこえでささやいたもも、ちゃん。そういうわけでゾウはこしをぬかしじぶんのゆびをしゃぶっている芽吹く石

  • 韓国より愛をこめて

    韓国版『ねこの手かします②』(絵・川端理絵恵文研出版)が、販促グッズと一緒に届きました。喜んでいます。残念ながら版元のハングルが読めません。ごめんなさい。初めに浮かんだのは鴨の詩でしたが……。(つまらない)(つまらない)と三転、四転、五転し、こんなものに。鴨はどこへ飛んでいったのでしょう。鴨川へ。そうかもしれない。けっこんみえないけれどいらっしゃるそれはほんとうのことだけど(しんじられない)かみさまはくびをひねられるひとめぼれです。わたくしも。とうめいにんげんのカップルはかみさまにもみえない韓国より愛をこめて

  • その地平線の手前で

    https://jpen-019.peatix.com/viewお化けと海釣りの構想が、三味線に乗り浮かれ調子で浮かんできています。少年・ガザうらみをわすれるのではないうらみをこえていくのだじぶんがしあわせになるためにそのときおまえはしるだろうそんなおまえをほほえむひとのいることをそんなおまえをだきしめるあたたかいうでをそのひとたちをそのひとたちはねがっていたのだおまえがはなのなかをあるいていくことをきのしたでくちびるをかさねていることをわがこをたかくもちあげることをうらみをわすれるのではないうらみをこえていくのでもないやさしくただやさしくじぶんのこころをだきしめてほしいのだそのあたたかいうででいのちでその地平線の手前で

  • 白い花

    午後から国立市にあるビブリオギャラリーへ。西村繁男さんの『じごくのラーメンや』(文・苅田澄子)の絵本原画展を見てきました。ああ、楽しんで描いておられるなぁというのがよく伝わってきました。聞きはしませんでしたが、衣装考証などしっかりなされたようでした。入り口で田島征三さんとすれ違ったようですが、両者気づかず。女性客で賑わっていました。午前中に詩を書き、ひと眠り。午後、国立へ。こころに家族をうばわれたきみはこころに爆弾をだいているその男に投げつけるためにまだ九歳なのにまだきみは見つめるがれきのあいだに咲いている一輪の花を白い花をきみは生きていく爆弾と白い一輪の花をこころにだいて信じられなくてきみは見つめる画面いっぱいにさいている花にいろとりどりの花にはてもなく風にゆれながらきみは生きていくいろとりどりの花と爆...白い花

  • オットセイ日和

    絵本『ともだちともる』(絵・黒井健文研出版)。販促用にこしらえてくださった絵葉書です。特別のことはありません。詩を推敲したり、新作で混乱したり。気がつけば夕焼けが。おっとっとなみだですぎてみずぶそくラムネをのんでおっとっとこころをすうすうかぜがふくあんこでふさいでおっとっとまたまた0てんしょうこをかくせすすんでごみだしおっとっとへいきんだいをおっとっとオットセイのおっとおっとっとオットセイ日和

  • 明日 発売です

    ポプラ社より、明日、発売です。膝の電気ビリビリより帰り、「鬼ヶ島通信」の詩を推敲。つづけて第10少年詩集の詩稿を読み返し5篇削除。ひと眠りし「かぜにふかれて」と悪戦苦闘。なんとかまとめたけど……。かぜにふかれてかぜにふかれてれてあるいていったかぜにおされてのぼっていったよいしょ。よいしょ。かぜのことばをききながらさんちょうにもかぜはふいていたこんにちは。こんにちは。かぜとかぜとはあいさつしたとおくのやまでもかぜはふいていたくもがゆっくりうごいていたおかえりなさい。さるすべりのはながちいさくゆれたただいま。ぼくはかぜのことばでいっていたこころがゆらゆらゆれている明日発売です

  • 菫の花咲くころ

    午前11時30分まで眼科。帰宅し「カクテル」を仕上げ、あったかい素麺を頂き昼寝。起きて詩誌を読みながら礼状を。それから詩「となりの人」初案を。『鬼ヶ島通信』の作品で、課題は「SF」。これから推敲になります。菫の花咲くころ

  • あこがれの堀内誠一展

    まさか自分が絵本界の住人になるとは夢にも思わない頃、長女が園から『ぐるんぱのようちえん』をもらってきました。おしゃれ!その絵も、文章のレイアウトも、とびきりでした。1日、その「堀内誠一展」をムジナ観てきました。立川市にあるPLAY!MUSEUMです。その多才な才能、イラストレーターとしての繊細にして大胆な描写力。時代を作っていく感性。天才だなぁと思いました。きっと北斎も歌麿もこんな風に一世風靡した人なのでしょう。2日。マンションの大規模修繕工事も終わり、依頼された工事会社への感想文を書いていました。ひと眠りして、また管理組合のミニポスアターを一枚。ぼんやり春のカクテルが浮かんでいます。あこがれの堀内誠一展

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