長い間gooでブログを書いてきましたが、gooが店じまいするというので「はてな」に引っ越しました。ブログの仕様が異なり、よちよち運転ですが新天地で運転を始めました。ご興味のある方はまた読んでいただけると幸いです。どうぞよろしくお願いします。駅前糸脈店主敬白移転先住所https://higshimaru.hatenablog.com/https://higshimaru.hatenablog.com/引っ越しました
今朝は冷たい雨がそぼろに降っていた。風がないので寒さは身に染むほどではなく、これでインフルエンザも一段落かなと思いながら駅まで歩いた。インフルエンザは十日ほどの急峻な立ち上がりでピークに達し一週間ほどの猖獗後一か月ほどのだらだらした下り坂で消退してゆくのを常とする。唯、湿気が苦手なので雨が降ると一段勢いが落ちる。今年はインフルエンザの新薬ゾフルーザが出たので最前線の治療法に変化が起きている。今までの抗インフルエンザ薬と作用機序が違うので早く効く?とメーカーは宣伝しており、其れに乗った医師は軒並みゾフルーサを出しているようだ。これはジャパニーズ現象とでもいうべきもので、メーカーの宣伝を鵜呑みに五種類の中から考えて選ぶ手間を省いた反応と見る。私は十人に一人くらいと症例を選んで使用している。新薬というのは思いがけぬ副...インフルエンザ流行に頭を冷やそう
安倍首相の施政方針演説を読んだ。今までと一寸趣が違う、野望の憲法改革が影を潜め、自画自賛でアベノミクスの効果を歌い上げ、成長と分配を押し出している。文字通りであれば、成る程その通りの立派なことを言われているが、今までの物言いとその後を記憶しているから、巧言令色少なし仁と感じる。タカ派的な政治色を薄め経済と福祉そして外交に言葉を費やしたのは参院選を前にした戦略的な言い回しに聞こえてしまう。平成以降の明日を切り開いていこうではありませんかと呼びかけられても、中々そうだと声を合わす気になれない。明日を切り開くには寛大誠実で公正な社会の醸成が必須なのに、真摯にと言いながら責任を感ずると言いながら謙虚にと言いながら、言葉だけで言い逃れ、実際には弱者切り捨て異論排除の体質が透いて見えてしまうからだ。現役世代の生活保護世帯が...施政方針演説を読む
人には誰しも内面と外面がある。中には殆ど変わらない人と殆ど別人の人が居る。市中の内科医は患者さんを十五年二十年と長期にわたって診療するし、家族ぐるみで診ることも多いので、時々予想外の内面を見せられて驚かされることがある。節分では鬼は外福は内と豆を蒔くが、外は好人物、内は鬼親父は結構あるパターンだ。勿論女性でも変わる方は居られるが暴力は少ない。まあ、お化粧は上手でもお掃除は苦手という方は居られ、往診してびっくりということはたまにある。昔から変わらず飲む打つ趣味が絡んだ豹変が多いようだ。尤もこうした話は医療の守備範囲を越えるので話を聞いてあげて、問題があるようなら地域包括や家族に連絡することもある。警察は忙しいし、事件性がないと動かないので仲裁はしてくれない。重要な点は必ず双方の話を聞くことだ。先日も普段は穏やかな...内面と外面
この頃ズボンが履きにくい。太ったわけではなく、片足立ちが難しくなったからだ。老眼や白髪は分かりやすく、比較的早期の変化だが、加齢は頭の先からつま先まで様々な様相を見せながら進行する。人の名前が出て来ない、何だか電話が遠くなった、カラスの足跡が出てきた、物を落とす、身体のあちこちが痒い、腰が痛い膝が痛い、歩くのが遅くなった・・・。こうした加齢を止めることは困難だが、遅らせることは可能なようだ。それにはピンからキリまで俗説から科学的なものまで色々ある。確実で共通しているのは動きを止めないことだ。勿論、過ぎたるは及ばざるが如しではあるが、頭も体も使わないと老化が進むのは間違いない。尤も言うは易く行うは難しで、定年後何かされていますかに、やることがないので毎日パチンコと答えられる方が時々居られる、あんまりお勧めしません...ズボンが履きにくくなった
ちょっとオーストラリアオープンとアジアカップに目を取られている内に厚労省の期間統計56の内約4割の22統計で不正処理があったことが明らかになった。例によって内閣の菅官房長官は多くが単純ミスだったと聞いていると幕引きを図ろうとしている。誰に聞いたのかどこが単純ミスなのか明らかにせず言葉の言い回しでまやかし、重大な問題でないと言う印書を与えて幕引きを図る。いい加減にして戴きたい。百歩譲って殆どが単純ミスだったとしても、四割は異常過ぎる。それだけでも統計処理をした担当者は全て厳しい懲戒処分上司と厚労大臣は免職が当然だなのが世の中の常識だ。千回に一回の単純ミスでも、厳しく咎められ場合によっては免停になる医師としては、菅官房長官の常識感覚を疑う。勿論、単純ミスではない。プロが三回に一回単純ミスをする訳がない。先ずもって、...言い回しでは逃れられない問題
森保ジャパンがベトナムに勝利した。サウジアラビア戦と違い、ボールの支配率は高かったのだが圧勝ではなく辛勝に近いそれでも堅実な勝利だった。ここまで勝ち進んできて森保監督には合格点と言ってもぎりぎりの合格点を付けたい。メンバー選びには合格点を付けられるが選手交代は不合格だ。殆ど一瞬で勝負がつく相撲から二日制という長い時間を掛ける囲碁将棋、それこそ思うようにならない人生まで起承転結、序破急、前中後・・と展開流れがある。勝負に勝つにはこの展開を見極める能力が求められる。有利不利、手持ちの駒、試合の流れ、気象状況・・とあらゆる要素を勘案見極め、手を打つのが監督の仕事なのだ。しかし手を打つといってもせいぜい二つほとんどは一手しか打てない。試合展開はいろいろな捉え方があると思うが序盤中盤終盤と三つに分けるのが一般的というか適...試合の流れ
今朝はそこそこ寒かったのだが風がなく、体感気温はさほど寒くなかった。西の空には十三夜くらいの月が白く輝いて浮かび、朝方こんな月を見たことがあったかなと見上げた。昔の人は月を何だと思っていたのだろう。ヨーロッパでは紀元前から観測によって惑星というものを見分けていたらしいが、日本人は三笠の山に出し月と見上げていたのだろうか。アメリカでは大小ドローンの実用化がもう一歩の所まで来ているようだ。果たして国土が狭く家の立て込んだ日本でドローンが実用化できるだろうか。こうした物理的な条件の他に、事故に対する感覚が日米では違うので、日本での実用化にはもう一つの壁がある気がする。人身事故が起きれば、どこの管轄になるのか知らないが役所はドローン配達やドローンタクシーを許可しないような気がする。そうかといって自動運転で世界に後れを取...ドローンを日本で実用化できるだろうか
年を取ると誰にも物忘れが出てくる。勿論、大きな個人差があり、軽微なものから、病気の部類に入る重症まで幅広い。実はこの物忘れ老眼と同じように四十代であれっと自覚することが多い。まあこれは生理的なもので、判断力や生活力に影響を与えるようなものではない。それに忘れることは生きてゆくのに有利有用なことも多い。しかしながら重要なこと鍵になることは忘れてはならず、殊にこれだけ情報(屑情報も多くフェイクニュースも混じる)が溢れる時代では忘れることを防ぐ手立てが必要だと思う。マスコミには事前事後など、発言を比較して報道するようにお願いしたい。北方領土問題交渉の印象もなんだか違うように思う。国民民主と自由党の合流?も寝耳に水の感じがする。新聞は一週間もすれば処分するので、事前の発言を正確に思い出せない。相手のある事としても、希望...物忘れを補う、物忘れも良い
暖冬だなどと気象予報士の受け売りを書いたら、風神が読んでいたのか北風小僧が飛んできて今朝は耳が冷たかった。錦織がワイドエースを決めた瞬間を見ていた。凄いものを見た。一瞬頭が真っ白になった。よくまあ五時間五分の死闘を勝ち抜いた。カレノブスタは腹を立てて負けた。巌流島の真実は知らないが真剣勝負で腹を立てると負ける。掛け持ちで見ていた森保ジャパンもサウジに手堅く勝った。組織の守りが機能した。権田、吉田は手堅く富安は当たった。原口は森保ジャパンのダイナモだ。武藤は攻守に良く貢献した。審判は笛吹男で、かなりペースを乱された、武藤は早めに笛の基準に気付いて対応すべきだった。イエローを貰い次戦欠場は痛い。しかし大丈夫、森保ジャパンには引けを取らないフォワードが控えている。錦織と森保ジャパンの戦いぶりで、大袈裟だが何だか日本の...凄い瞬間を見た
今朝は冷え込みもさほど厳しくなく、また一週間働くかと出てきた。寒い日もあるがどうも今年は暖冬らしい。そう言われてみればそんな気がする。寒い日が続かないし大寒も拍子抜けの寒さだった。上がり下がりの波はあるが、地球温暖化は紛れもない事実に感じる。自分の都合戦略でパリ協定(CO2規制)を脱退するトランプのような人や手抜き統計で知らんぷりの厚労省の役人などは将来や子孫のことを考慮しない人達だ。トランプの場合は個人的な資質かもしれないが、役所には染み付いた組織の無責任体質があるようで、個人を特定して責任を取らせるように変革が必要と思う。そうしないと治らない病気のように診断する。雇用を六十五歳から七十歳まで引き上げようとする動きがあるが、実感でも七十歳は良い区切りと思う。個人差はあるが、定年のない我々自由業でも、七十歳くら...前期高齢者をどう生きるか
診療内容では区別や差別はしないけれども、楽しい患者さんと敬遠したくなる患者さんが居る。敬遠したくなる理由は相性だけでなく、おそらくほぼ全医師に共通する問題点もある。高血圧の患者さんの血圧を毎回診察時に測定するのは当たり前なのだが、血圧を測定しようとするとこの前測ったじゃないかと怒る患者さんが居る。この前っていつには一か月前だよと睨む、まあこういう患者さんはN氏だけだけれども、申し訳ないが付き合いきれないと内心感じる。まあ、表だってはおもむろに説得して測定させて貰うのだが、毎回こうした押し問答には嫌気がさす、どこか他へ行ってくれないかなあと診察後看護師と顔を見合わせる。理解しがたく怒る患者は、比較的がっしりした強面の男性が多い。女性の場合は病気と言うよりも家庭内の愚痴や気分の不安定感を毎回くどくどと訴えられるので...相性がわるい?
目の下の涙嚢が目立つのは老け顔でよろしくないとか、何だかを張るとこれが萎んですっきりするというような広告を目にする。阿保らしい。そこには流さなかった涙と知恵が溜まっているのだ。若いと言うことがそれほど素晴らしいことか、若い日が二度とない貴重なかけがえのない時間なのは誰しも認めると思うが、いつまでも若いのが良いと思う人は毛が三本足りない。経験を生かすことのできない恥を知らない悩みを知らない鳥脳のお目出たい人だ。誰もが反対しにくそうなことを担ぎ出すのは、実は老獪な戦略家なのだが、ここまで若く見える商品群が溢れると策に溺れて、衆愚効果が出ているのではないか。紐解けば過ぎたるは及ばざるがごとしと諭されてある。国民の為も似たような言い回しで、そうかと安心しないで自分は国民の内に入れてもらっているのだろうかと自問しないとい...若いということは
森保ジャパンがウズベキスタンに見違える戦いぶりを見せた。と言っても選手が11人中10人も変わっていては、変化するのは当然で、果たしてこれがどこまで戦術采配の効果かは難しい。勿論、選手選択起用も戦術の内で、森保監督は中々の手腕を見せた。相変わらず守備には間を抜かれるという致命的な欠陥が残っているが、守りにもいくつかの収穫はあった。まず巨人ゴールキーパーダニエルが総身に神経が行き届いているのを見せてくれたことだ。何より素晴らしいのはウズベキスタン戦の選手達が二軍ではないことを見せたことだ。選手をレギュラーに固定して戦うのが本筋のように思っていたが、総取り替え戦術も機能し得ると知った。森保監督を保一と呼ぶ岡田元監督も見直しているだろう。稀勢の里が引退した。勝てなかった横綱に、意外にファンが暖かい。人柄や振る舞いが日本...年初スポーツ断章
電車に乗る時、ドア付近にへばりつき奥に入らない人が居る。後から続く乗客が乗るのに苦労する。車掌の奥にお進みくださいなどというアナウンスは耳に入らないらしい。次の駅で降りるわけでもなく、ヤドカリか狸か知らないがドア付近がお気に入りの住処らしく、誰にも譲らない。インフルエンザが流行ってきて、毎日十人ほど受診される。インフルエンザの子供が寝床に入り込んできて、感染したらしいと言うおばさん、迂闊にもそんな小さなお子さんが居るのと口走ったのがまずかったらしい、喉を見る時まるでワザとのように手で覆いもせず私めがけて二発ほど咳き込んでくれた。謝りもしない。看護師だけが「先生、大変でしたねえ」と同情してくれた。住む世界によって常識非常識が違うことは有るかもしれないが、こうした行為は礼儀知らず以前の常識欠如、自分勝手を通り越した...秘めた恋なら良いのだが
医事新法に本庶佑先生の記者会見の記事が掲載されている。「インパクトアクターによる論文評価は極めてよくない」、「国民皆保険は既に崩壊している」、「HPVワクチン接種率低迷は社会的損失」など、本当にその通りのことを述べられている。しかし誠にその通りのことでも、実は中々言えない言いにくいことで、正直申し上げてノーベル賞をお取りになったから公言でき、広く報道されている側面があると思う。今の日本には指摘された問題を内容そのもので受け止め論じることをしない風潮が強まっている。若い女性の子宮頸がんを防ぐHPVワクチン接種が萎んでしまった経緯と理由をきちんと論じ分析すれば、平成日本の問題点が浮かび挙がってくると思う。ワクチンの副反応がマスコミでセンセーショナルに報道されたために、有益な効果がかき消されてしまった。自分で情報を集...苦言が尊重されない風潮
北海道では真冬日が続いているようだが、中部地方太平洋岸の当地は比較的暖かく、連休明けのブルーチューズデイをとぼとぼと出勤してきた。力学の作用反作用には時間差はないが人間界の作用反作用には時間差がある。なぜかと言えば反撃だからだ。証明は難しくても、まず間違いなく反撃だろう、カナダで中国人要人が逮捕されれば中国でカナダ人の盗人が捕らえられる。石川五右衛門の言を待つまでもなく、多い少ないはあってもどの国にも盗人は居るので報復的逮捕は簡単なことだろう。恐らく習近平氏直々のお達しではなく、周辺の忖度によるものだろう。カナダの場合は忖度というよりは暗号秘密裏の指示があった可能性がある。忖度は東洋の得意技で、忖度が苦手な西洋では暗号が発達したのではないかと推測する。作用反作用というのは物理だけでなく人間界の法則でもあり、近隣...時間差反撃
森保ジャパン、オマーン戦冴えず漸くの勝利。どうも森保ジャパンは上手く機能していない。それはゲームメーカーが居ないのが一番の理由だと思う。柴崎がもう一つ司令塔の役割を果たせていない。遠藤も動きは良いのだが司令塔の力が未だ不足だ。いつもの悪い癖、決断を先送りにしてバックでボールを回す場面が多かった。選択肢が絞られた場面では、大迫のように、トップでボールを溜めることの出来る選手が必要だ。森保ジャパンは発展途上にある。反省して次のウズベキスタン戦では見違えるサッカーをして欲しい。個々の選手では南野堂安原口富安が良かった。連休初日、東京で展覧会とミシュラン一つ星を楽しみに出かけた。食べ物屋の評価には色々あるが、ミシュランは信頼できる方だと思う。といっても三つ星には行ったことはない。一つ星でもお値段は良いところが多く、そう...森保ジャパン歯車かみ合わず
兼高かおるさんが亡くなった。90才だった。芥川隆行とのコンビで長く放送された兼高かおる世界の旅をよく見ていたので、又馴染んだ人が一人居なくなったと淋しく感じた。兼高さんは品のあるちょっとエキゾチックな美人で、世界の旅の中で何度か外国の要人にプロポーズされたことがあると聞いた。生涯独身だったので勿論お断りになったのだろう。旅番組以外では偽ダイヤと本物のダイヤを見分ける番組で兼高さんだけがいとも簡単に本物を見分けられたのを憶えている。この人の品の良さは実力を秘めた本物なんだと再認識した。まあ爺いの余計なお節介かもしれない、今ではセクハラと言われそうだが、どうして数多の美人が独身なんだろうと訝ってしまう。先日も滝川クリステルの横顔のアップをテレビで見た。相変わらず美しいのだがカラスの足跡が気になった。鬼も十八番茶も出...花の色はうつる
今朝は少し寒さが和らぎ、手がかじかむほどではなかった。高々3,4度Cの違いだと思うが、楽に感じる。一般の方は孤独死をどの程度身近に感じておられるだろう。私の所には孤独死で年に一二回警察から問い合わせがある。所持品を調べて当院の診察券が出てきたから、通院歴を知りたいという。数年前に二三回風邪で掛かったくらいでよく顔も思い出せない患者さんや最近来なくなったねと気にしていた患者さん達で、殆どが一人暮らし、ひっそりと亡くなっているのが見つかったのだ。地域によってかなり違うかもしれないが、当院の独り暮らしの患者さんはかなりの数に登る。統計を取ってはいないが、慢性疾患で通院している中高年では同居人を確認しているので、独り暮らしかどうかは把握している。まあざっと百人はおられると思う。家族とまではゆかないができるだけ力になれる...孤独死は少なくない
寒い日が続いている。聴診器と手が冷え、患者さんにご迷惑をおかけしてしまう。何か良い方法はないかと思いながら、名案が浮かばない。昔なら診察室に火鉢という手もあっただろう。霊長類最強と言われた吉田沙保里が引退した。意外と小柄でそこそこと申し上げては恐れ多いが可愛い。次なる目標は人類男子の連れ合いを見つけることらしい。果たして霊長類最強の女子を組み伏す勇気のある男が出てくるだろうか。年齢的にはぎりぎりだが霊長類最強の跡継ぎを生んでいただきたい。アジアカップ、森保ジャパンが格下のトルクメニスタンに苦戦した。辛くも、大迫原口長友に救われた。何と言うかまとまりが悪く引き締まっていない。何より守備がちぐはぐだった。吉田のキャプテンシ-はまだまだだし、個人的には高く評価しているキーパーの権田は要に成れていなかった。まだまだこれ...これからに注目
猪は干支ではともかく、山里の農家には全然可愛くない生き物で、一晩で丹精込めた農作物を食い荒らしてゆく。2019年がどんな年になるか、猪突猛進せずに考えてゆく必要がある。安倍首相の優れているところは策略と巧みな言葉遣いにあるのだが、これは一寸立ち止まって考えれば見破ることの出来る程度の目眩ましから成っている。都合の悪いことにはまともに答えず、単位の違う数字を持ち出して辻褄が合っているように見せ、そして失敗の大元は民主党政権時代にあると逆ねじを食らわせる。問題の議論を尽くしてより良い解決を目指すことを放棄し、徒にご飯論法で時間を稼ぎ、十分に議論したと居直ってしまう。ジャーナリストには気付いている人も少なからず居るようだが、楯突いて睨まれるよりは権力に寄り添って飯をおごって貰う方が得という走狗ジャーナリストも多い。何...何だか変だぜ
今日も冷え込んだ。昨日よりも寒く感じた。寒波が冬少尉から冬少佐に昇進したらしい。一体昔の人は寒い冬をどう凌いでいたのだろうか、木造だから隙間風も入っただろうし、暖房と言っても焚火くらいしかないと思うが、何かよい工夫があったのだろうか。暖は何よりのもてなしだったようだ。年明けからインフルエンザの患者さんが増えた。人が動くから流行地からの持ち込みがあったのだろう。今やインフルエンザの診断は診断キットに頼りきりというと大袈裟だが十五年前に比べたら、診断キットの信頼性が非常に高くなった。診察室で患者と二人で判定プレートを覗き込みながら、ほら薄く出ているでしょと説明する場面も多い。相変わらずインフルエンザワクチンを他院で打っている患者さんが多い。打って貰ったところにインフルに掛かりましたと受診しにくいのだろうか。まあ、打...寒波の迷惑な土産
冬将軍と言ってはプーチンに笑われる、冬少尉くらいの寒波が日本列島を覆っているようだ。北海道は雪で空港が閉鎖され旅行客が空港で寝泊まりする事態になった。配られた毛布で通路に寝ている人が写されていた。道東の知人Nさんが一面の銀世界ですよと報告してくれたが、北国の冬は厳しく生活が一変するようだ。中には冬歓迎?という人も居るようで、従妹の旦那は北大へ赴任して、彼は文系の学者なので雪の夜はよく本が読めると住み着いてしまった。患者さんにも北国から移住してきた人がたくさんおられる。当地では雪は珍しいので我々が嬉しそうに雪が降りましたねというと、雪のどこがいいのかという顔をされる。旅行者に美しい雪も生活者には難儀なもののようだ。南半球のオーストラリアは夏だ。昨夜、錦織がブリスベーン国際オープンで長身メドジェーエフを下し優勝した...錦織偉い、よくやった
中村菫さん9歳が10歳で碁のプロ棋士になる。中学生でプロ棋士になった将棋の藤井聡太さんよりも衝撃的に感じた。というのは、中村菫さんは女の子で小柄なのでとても幼く見える。えっこんな小さな子がと驚いてしまう。山下敬吾九段が小学校二年生で少年少女囲碁大会で優勝した記録はあるが、小学校三年生でプロというのは前代未聞だ。父はプロ棋士母もアマ強豪というから、碁才に恵まれていたのだろう、なぜか日本ではなく韓国で修行をして力を付けたようだ。韓国の方が碁の英才教育環境が整っているらしい。報道によると負けず嫌いで、負けると涙を流して悔しがり、強豪プロ相手にも全く臆せず打つことが出来るらしい。今や碁将棋はAIの方が強くなってしまったが、人間では負けて悔しがる気持ち、相手が雲の上の強豪でも臆せず戦う精神性が、強くなる必須条件のようだ。...九歳で囲碁プロに合格
今朝も寒かった、とはいえこれが平年並みだろう。年内つまり十二月までの寒さは平気というかむしろ歓迎なのだが、年明けの寒さは得意ではない。九月の暑さは困るが八月までの暑さは平気なので、どちらかというと寒さの方が苦手なのだろうと思う。単なる寿命よりも健康寿命の方が大切なのは当然で、ほとんど寝たきりで三年五年生きてもあまりハッピーには見えない。例外もあり、ほとんど寝たきりでも、食事がそこそこおいしく家族に感謝しながら、往診のたびに満州時代の昔話をしてくれるお婆さんもおられた。勿論、傍若無人で妻を怒鳴り部屋を汚すお爺さんや痛い痛いとおむつ交換の時に抵抗されるお婆さんも珍しくない。倒れて一か月くらいでサヨナラが理想に見える。それには脳力だけでなく文字通りの力(筋力)も大切なのが分かってきた。アテネとスパルタはどちらも重要と...徐々に平常生活に
今日から診療開始だ。快晴で通勤路は冷え込んでいた。すれ違ったマラソン爺さんも帽子に耳当ての完全防寒だった。電車は学生が居ないせいか空いており悠々座れた。例年最初の日は患者さんは少ないので助かる。エンジンを暖めるには一寸時間が掛かるのだ。二日経って解熱しなければ病院を受診するようにと予め紹介状を書いておいた独り暮らしのお婆さんが、暮れの二十九日に病院を受診し入院したようで当直の医師から丁寧な返事が来ていた。休みの日もきちんと働いてくれる若い先生が居てくれて有難い。災害や病気は休日に関係なく起きるから敵わない。かっては自分も正月に当直して一晩で十七人も入院させたことがあった。若かったからできた。昔は当直の翌日も通常勤務で、眠れなかった日はきつかった。唯、その頃はそういうものだということになっていたから、文句も言わず...休日に働いている人達
人類はいつ頃一年という時間の尺度に気付いたのだろう。たぶん人類の誕生とほぼ同時に季節が繰り返されるのを知ったと思う。犬や猪が一年というものを自覚しているかどうか分からないが、季節に反応して生きている。人は繰り返される一年が似ているようで微妙に違うのを知っており、新しい年が始まると元旦を迎える。年の初めには今年はいい年でありますようにと願うのが自然な人の気持ちのようで、晴れ上がった空を見上げて亥年が良い年であって欲しいと願ってしまう。実際の所は世界情勢は予断を許さず、様々な歪みから軋轢が生じている。数多い問題を孕みながらも表面的には平穏を保っている日本は天才なのか極楽とんぼなのか不思議の国に見えてしまう。一見の平穏がどこまで本物か、単純化し一辺倒な理解に走りやすい流れに鯰の髭に過ぎないが今年も棹を差してゆきたい。...鯰の髭だが
暮れに東京に泊まり、砂場のそばを年越し用に買って帰った。数年前からの習慣で、理由は単純に旨いからだ。鮨、蕎麦、鰻が極北の和食であることに異議を唱える人は少ないと思う。三つともレシペに落とせば単純で数行で書けるし、材料も鮨を魚の切り身と表現すれば片手で十分だろう。それなのにこれほど店によって味に雲泥の差がある食べ物は少ない気がする。特に蕎麦など、差が付きそうにないのに、残念ながら当地には砂場の蕎麦を超える店は勿論並べる店もない。一体何がどこが違うのだろう、不思議だ。大晦日の紅白は二三分見ただけで、除夜の金も聞かずに寝た。元旦はこれこそ元旦というお天気で、朝早く出し忘れた年賀状を数枚書いて投函し、夫婦二人きりでお屠蘇を飲みながら届いた年賀状に目を通した。果て、この人に書いたっけというのが二三枚あったが、書いたことに...亥年始まる
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長い間gooでブログを書いてきましたが、gooが店じまいするというので「はてな」に引っ越しました。ブログの仕様が異なり、よちよち運転ですが新天地で運転を始めました。ご興味のある方はまた読んでいただけると幸いです。どうぞよろしくお願いします。駅前糸脈店主敬白移転先住所https://higshimaru.hatenablog.com/https://higshimaru.hatenablog.com/引っ越しました
gooがブログを止めるというので引っ越しを始めた。うまく行くかどうか手探りだが、「はてな」に引っ越すことにした。新天地でさてどうなることか。お名残り惜しいが、心機一転。取り敢えずご報告。引っ越します。
家内が夕飯作りに草臥れたというので、老夫婦で回転寿しに行った。私は光り物中心に八皿、家内も巻物デザートなど八皿で合わせて十六皿。会計は三枚でお釣りが来て嬉しかった。お腹が空いていても十皿が限界なのだが、隣の若い二人連れは三十皿近く積み上げていた。男性の方は中肉中背で大食らいには見えないのだが、一人で二十皿くらい平らげていた。自分も二十歳の頃はあれくらい食べられたと思う。若い力を目の当たりにした。隣の客はよく食う客だ
敵愾心を煽るのが得意な人達が活躍している。妬み辛み恨みを利用して他者を非難し不平不満を掬い取り、それで稼いだり支持を取り付けたりしている。人間には劣情がある。それを利用した戦術なのだ。昔、小学校でそれは醜いこと慎むべきことと教わったのでその感覚が身に染みている。それが絶対に正しいことかどうかは分からないが、それに人類の知恵が詰まっているのは確かだと思う。何でもあり、とにかく数を集めれば勝ち?の世の中では、人類の知恵がかき消されてしまう。今だけ金だけ自分だけには同感できない、明日もあなたも思いやりも大切だと思うのだが。敵愾心を煽る戦術
高い関税は脅しだろうと高をくくっていたら同盟国?にも掛け始め、どうも本気らしいと身構えたら僅か二週間で腰砕け、やっぱり脅しで交渉の手札だったと思わせる兆候が表れてきた。猫の目トランプに振り回される世界だが、アメリカが信頼できない国になったのは間違いなく世界秩序は変容した。色々な人が指摘しているようにこのピンチは日本が変わるチャンスだ。歴史の知識は乏しいが、日本は変わらない変われない国だいうことは歴史から分かる。革新する信長のような人物は例外で、故に本能寺の変が起きたと観測している。いつも変化をもたらしたのは外圧で、トランプは大きな外圧と捉えられる。これを利用して変らないと日本はじり貧になる。先送り隠蔽体質の自民党では駄目だ。ではどこにと代わる政党がないようでも変えないと、トランプがもたらした秩序破壊という...トランプという外圧
趣味は何ですかという問いに旅行という答えを時々見たり聞いたりする。今はそうでもないが、以前は旅行って趣味でするものかなあと妙な感じがした。史跡を巡るとか旨いものを食べに行くとか言われれば成程感が出てくるのだが、漫然と旅行が趣味と言われるとピンとこなかった。知らない土地に行ってみたいという好奇心が根底にあるのだろう。中には世界一周に出かける人もおられる。さすがに世界一周となると趣味を越えるようで半ば本業になってしまうようだ。世に転勤族と呼ばれる人達が居られる。お付き合いのある薬品メーカーの人はみなさん全国を何か所か転々とされており、住んだ土地の話を聞かせてもらうのは楽しかった。世の中で言われていることは概ね正確なようで、九州博多は良いですね。引退するなら静岡でしょうか。名古屋京都はやりにくいですと言われる。...旅行が趣味
備蓄米を放出しても米価が下がらない。価格は需要と供給で決まると思っていたのだが、何か別の絡繰りがあるらしい。米作の調整をしてきた政府は、この謎を解明して国民に説明する義務と責任がある。米食を減らして食パンやスパゲッティにしているという主婦がテレビに出ていた。需要が抑えられているのに米価が下がらない、どういうこと?。農家の販売価格が消費者の手に届く間に、どのように変化してゆくのか調査をして報道してほしい。もし米が不足しているのなら、備蓄米をすべて放出すればよい。新たな備蓄米は安くアメリカから輸入すればよい。カルフォルニア米は安くて十分美味しい。何故米価が下がらない
内科学会総会で大阪に行ってきた。自宅でオンラインでも受講できるのだが、長年の習慣で家内を連れて大阪に一泊した。私は勉強、家内は買い物。新幹線は半分が外国人で、何だか外国旅行気分だった。欧米人はともかく、どこかの国の人はエスカレータの乗り口を塞いで立ち話、思わず通り道ですと注意しようとしたら日本語ではなかった。大阪は二年振り、同じ大都会でもどこか東京とは違う。東京より立て込んでビルが多い、広告が多い、緑が少ない。関西と一口にいうが、関西はひとまとめにできない、京都大阪神戸で違うのだ。微妙というより大きく違う。好きかと言われると、すぐには返事ができないが、大阪にはエネルギーを感じる。大げさかもしれないが快適な新幹線乗って大阪の街を歩いて、まだ日本は大丈夫と感じた。大阪と新幹線
鶯の泣き声が聞こえる。初心者のはずだがきちんとホーホケキョと聞こえる。どこかで練習してから来たのだろうか。三月にも聞こえていた記憶があるから、きっとそうなのだろう。まだ時々冷え込むが、ずいぶん暖かくなった。桜も散り、あっという間に緑の若葉に置き換わり桜の木だった面影は消え、なんだか不思議な感じがする。そういえば今年はまだ桜餅を食べていない。柏餅に変わる前に食べておきたい。春夏秋冬と四季の味わえる日本だが、春は短い。五月は初夏で夏に入る気がする。新緑、青壮年には意欲の湧く季節なのだが、高齢者には少し重い。心が沈みがちの鬱傾向の人にも付いてゆけない感じがするようだ。多様を受け入れる柔らかい世の中がいい。鶯が鳴いている
トランプ大統領はあたふたと言うことが変わるが、実はこれも策略で裏に深い狙いを持っていると解釈する解説者が居る一方、ころころ変わるのは場当たりの表れで関税に捉われた視野の狭い愚策だと断ずる解説者も居る。当初、私もひょっとして深い戦略があるかもしれないと思わされたが、ここまで言うことがころころ変わると単なる乱心と思えてきた。誤った現状認識に基づいた愚策でパンドラの箱を開けて世界をカオスに陥らせた人物として記憶されることになるのではないか。しかしながら、決して自分の間違いを認めたり悪かったと謝罪しないから厄介だ。うまく行くと自分の手柄うまく行かないと誰か他者のせいにする。そうして岩盤支持層は繋ぎ留められ、一定の評価をする人たちは途切れないだろう。いくら何でも猫の目では
手品師ではないけれども、あまり手の内は明かさないほうが良いかもしれない。でもまあ、知って貰うのと理解が深まるかもしれない。病気というのは嫌なもので、中でも質の悪い病気は診る方も負担が大きい。有難いことに医学は進歩しており、癌と言えば死刑宣告のように響いた時代は過ぎ去り、早期のがんは治る時代に進行したがんもかなり生きながらえることができる時代になった。そうはいっても人間は心配から逃れることはできない。後医は名医と言われるように、早期に疾患を見付け適切に対処することは難しい。病気が少し進行してから診断することはさほど難しくない。市井の開業医はできる検査は限られているし、早期の疾患を診ることが多いので、簡単そうに見えるかもしれないが実は中々難しい。なんでも気軽に話せてご心配ありませんよと言ってくれる先生と思われ...手の内
見出しに本当や真相が踊る。実際に記事を読んでみると、たいてい本当や真相は書かれていない。そう思わせる状況や思惑が書かれているだけだ。人の目を引く釣り見出しなのだが、人はそれに釣られるし状況思惑でそうなのだと納得してしまう人も多い。どうも人間の遺伝子の中に話を信じてしまう思考回路が組み込まれているらしい。世に悪知恵のある人物は多く絶えることはない。どうすれば怪しい話うまい話・・に踊らされることから逃れられるだろうか。歴史と経験に学ぶことがその方策の一つなのは間違いない。万年の歴史から学ぶことは難しいかもしれないが千年の歴史からは学べる。千年の経験は不可能だが祖父母の伝聞まで広げれば百年の経験に手は届く、各々方今はその時と申し上げたい。本当と真相の語るもの
長くgooでブログを書いてきたが、gooがブログサービスを止めるという。どうしたものか。これが潮時とブログを辞めるか、あるいはどこかに移転するか。最初はブログというものがあるそうなと聞き、自分もやってみようと始めたのだが、いつの間にか習慣となり幾許かの仲間というか知己もでき、ボケ防止とストレス解消の効果もあり続けてきた。毎日三、四十分ばかり、最近は日記のように書いていた。サービス中止まで数か月あるので、一か月くらいどうするか考えたい。どうするか、思案投げ首
ユーチューブから世の中の情報を得るようになって三年ほど経つ、新聞は全国紙二紙を読んでいるが地上波テレビはほとんど見なくなった。ユーチューブの登録チャンネル数は三百くらいあり、ほぼ毎日チェックするものからニ三か月に一度チェックするものまで色々だ。三百以上はあまり増えない。というのは月にいくつか新たに登録するが同じくらい登録を外すものがあるからだ。視聴登録数がみるみる増えたチャンネルにPIVOTがある。比較的中立で経済に力点が置かれている。ゲストが適切でインタビュアーの質問も的を得ていて聞いてみたいことを聞いてくれる点が視聴者が増えている理由と思われる。竹下隆一郎氏が抜けても勢いに陰りはない様子だが、それには新しい魅力的な女性陣の力が与っているようだ。移転した竹下氏のCROSSDIGがどの程度伸びるか不明だが...PIVOTはPIVOT
友人のS氏がコーヒーに凝りだし、豆を挽いて飲むと美味しいですよと言われるので自分も豆を挽いて飲みだした。実は二十年ほど前は自分も豆を挽いて飲んでいたのだが、ちょっと億劫になり最近はインスタントを飲んでいた。まあ最初はブラジルが良いかとブラジルから始め次いでグアテマラと飲んでみた。確かに香りがよく美味しい。ちょっと手間がかかるが色々な豆を試す楽しみもある。さて次はと迷っていたら、今月お得なのはペルー産ですというのでそれを買ってきた。お得と言ってもコーヒー豆は高騰しており100g700円もした。ペルーMべロニカ、果たしてどういう味がするだろう。職場に着いたら早速飲んでみたい。ペルーMベロニカは初めて飲んだが、マイルドで苦みは少なくわずかな酸味に旨味があり飲みやすく美味しかった。単独もよいがケーキも合いそうだ。ペルーのコーヒー
左足の親指が腫れて痛く、この二三日びっこを引いている。痛風だねというのが医者の反応だろう。ところが後期高齢者の場合違うことも多いのだ。実は階段を登る時、左足が思ったほど上がっておらず躓いてしこたま親趾を打撲してしまったのだ。幸いあと二段ほどだったので、二階に倒れこみ階段から落ちるのは免れたのだが、打撲の後遺症でびっこを引いている。年を取ると僅か1cmのことだが足が思ったほど上がっていないことが起きる。以前にも軽く躓くことがあり、気を付けていたのだが今回に懲りて、今は意識して足を挙げて兵隊の行進のように階段を登っている。それと階段は真ん中は歩かず手摺のそばを昇降している。転倒は高齢者に思わぬ障害をきたすことが多い。いつも段差にはご注意と申し上げているのに、自分が怪我をしてしまった。極めて遺憾だ。左足の親指が腫れて痛い
ユーチューブで政治経済の解説を視聴している。皆さん色々なことを言われる。バランスの取れた視野の広いものよりも自分の主張が正しいというニュアンスのあるものの方が多いかもしれない。そうしたユーチューブも結構な視聴回数なので、そういうものかと思っている。何十万という視聴回数を持つものには色々なゲストに様々な視点から解説を聞くバランスの取れた公平客観的な感じのものが多い。そうしたチャンネルに登場する中で成程と感じることを言われる三人に注目している。それはエミンユルマズ、ジョゼフクラフト、モーリーロバートソンの御三方だ。日本語も日本人以上に巧みで、見方はそれぞれ違うのだけれども視野が広く鋭いことを指摘される。ロジカルでしがらみがないせいかもしれない。とても参考になる。外国名だけれども
結構涼しいというか寒いといってもいい日が多かったので桜が長持ちした。入学式の日にも満開の桜が見られた様子だ。地方によって新学期の日は異なるようだが七日八日のところが多かったのではないか。七十年前で今では記憶も薄れたが、自分が小学校に入った日にも桜が咲いていたと思う。大した風もないのに桜は散る、桜吹雪の中を出勤している。株価が乱高下し、経済学者から評論家、素人のはずなのに色々口をはさむ人まで百家争鳴で解釈予想がネットで乱舞している。私も爺のつぶやきに過ぎないが、政治経済のことを書くので人間には世の中のことを色々気にしたり考えたりして発言したい性質を持った人間が居るのだと分かる。女性も居るが男の方が多い。自分の場合、多少のストレス発散になっている気がする。百家争鳴に参加
トランプ関税発表直後、証券アナリストの多くは米株価は下がるが日本株の下げは大きくない、35000円で底だなど色々勝手なことを言っていた。ところが、株価は下げ続けて大きく下落した。一体どこが専門家なのだろう。確かに明日のことはわからないのだが、わからなさにも専門性があると思っていたがトランプが相手では考えても分からないということか。トランプの関税は単なる脅しで、米株価下落を気にするから実際には高い関税は掛けないと言われていたが、現実は株価暴落もなんのそのしばらくすれば回復する我慢しろと突っ走っている。トランプ自身は意図も予期もしていなかったと思うが、パンドラの箱を開けてしまった。アメリカには頼れないアメリカは信用できないというパラダイムシフトが起き始めている。日本の政治家も経済人もまだそこまでは考えていない...パンドラの箱を開けた
不思議なことに日本に来て日本が住みやすいと褒める外国人(欧米人から中国韓国人まで)は多いのに、日本の知識人?には日本は駄目だと貶す人が多い。マスコミが偏って取り上げているのだろうか。どうも叩く方が視聴者が増えるらしい?。自然に適切に良い所は認める褒めるという心持ちと雰囲気をもっと醸し出したい。褒めるとなると大谷や藤井のように、完全無欠に崇めてしまう、それでは不自然だしそれでは食傷する。陰翳礼讃は何処へ行ってしまったのだろう。何だか変だ
活字中毒を自覚していたが、中毒症状が徐々に軽くなってきた。買う本の数が月にニ三冊と減って、重症だった頃の十分の一になった。本屋に行く回数も同様に減り月に一度くらいになった。本屋の数も減り、今では本屋と呼べる本屋は市内に僅か二軒しかない。その代わりユーチューブを見ている時間が増えた。果たしてユーチューブ視聴が読書の代償と言えるかどうか怪しいものだが、ユーチューブ鑑賞時間が読書時間に取って代わったのは確かだ。時代の影響か老化の影響かよく分からないが、老化の影響は確実にありそうだ。それが証拠にブログを書くのが億劫に感じる時が増えた。書くのは読むのと連動していると思う。話す聞くよりも読む書くの方が強い相関がありそうだ。おしゃべりは必ずしも良い聞き手ではないが、書く人は大抵良く読んでいるものだ。読書量が減ったのが何...中毒が和らいだ
ジャッカルの日を思い出す。きわどく銃弾が逸れた。事実は小説より奇と言われる。人間の業か恐ろしく忌まわしい、銃を持ち出す輩が居る。運命は数奇で皮肉、トランプは圧倒的に有利になった。許されない銃弾
連休で沢山ユーチューブを見た。運動不足になり、見過ぎかもしれない。玉塵混淆のユーチューブには玉も多い。教養番組のようなチャンネルがいくつもあり、中には珠玉のような授業を聞いている気になるものもある。例えば、LiberaryやTokyoCollegeを視聴していると新しい知見が数多くあり、ああそうかとかそれは知らなかったとか目から鱗が取れる。長く生きても知らないこと分からないことは山ほどあり、世界は広く深いと感じさせられる。中には何にでもわかったようなコメントをするユーチューバーも居てちょっと鼻白むこともあるが、そうしたスッパマンのユーチューバーの中でホリエモンは確か文学部出身のはずだが、文学はともかく医学から物理経済まで幅広い知識があり正確に理解しているので感心する。獄中読書の成果か、あるいは有罪服役とい...ユーチューブ三昧の連休
ウインブルドン男子決勝はアルカラスVSジョコビッチでアルカラスが勝ち優勝した。新旧交代、新しい王者の誕生と感じだ。昨夜NHK地上波だったか、現在の日本政治の問題を取り上げていた。データをチェックしながらでちゃんと見たわけではないが、政治には金が掛かりますからと釈明する自民党幹部と政治資金を誤魔化して税金を払わず懐に入れて問題になったことをお騒がせと支持者に詫びる自民党議員の言葉を聞いて、どうしようもないと感じた。政治に金が掛かる、つまり金で票を集める手法を是認する姿勢と政治資金パーティで浮かせた裏金を税金を払わず懐へ入れ追及されたことをお騒がせとお茶を濁そうとする感覚は同根で、日本が世界で後塵を浴び始めた原因だろう。国民の半数以上が気付き変えたいと思っている。マスコミが自立して事実をきちんと大きく報道すれ...変わる世界
もの心がついた頃からあれこれ夢見てきた。勿論、幼い頃はそれが夢とは知らず、ああいう風になりたい、あれが食べてみたい・・と考えていたと記憶する。長じて、やや具体的な夢というか希望を抱くようになった。思えば叶うと言われる通り、半分近く曲がりなりにも夢は叶った気がする。砕かれたて悲哀を残したものもいくつかある。四十前の人は夢や希望は若者の特権のように思われるだろう。確かに六十五を過ぎた前期高齢者の頃はもう院長や教授になるわけでもなく、新天地で医院を開業するわけもなく、新たに家庭を持つわけでもなく、先のことは考えず専ら昔を懐かしみその日を生きていた。ところが後期高齢者になると再び妙な夢を抱くようになった。それは西安や昆明に行ってみたいそうしてユーチューブで見た屋台の料理を食べてみたい、・・といった他愛もないが、で...夢見る頃を過ぎても
今朝はシトシトと梅雨らしい雨が降っている。蛮人などという表現が今も許されるかどうか知らないが、熱帯の蛮人の中には数を数えることができず、一二三の次は四でなくたくさんという種族が居たそうだ。四五六などという数は分からず三止まりというのはとても示唆に富んでいる。これは孤、対、三角関係、その他に対応している。人間社会ではこれだけ分かればよい、あるいはこれが最重要とゆうことだろう。四五六どころか何百、何千、何万、何億の数まで扱う現代人も詰まるところ、孤、対、三角関係、その他で暮らしている。それが証拠に自民党長老否共産党幹部も、これで政治を考えている様子だ。政治を持ち出さなくても、会社でも家庭でも一二三たくさんを軸に動いている。まあ、人間社会はこれで足りても商売をしたり家を建てたり暦を作ったりとなると三までではこと...一二三たくさん
分かっていてもちゃんと対策が取れないのか取らないのか、少子高齢化社会が進行している。進行して現実になっても、だんだんそれに慣れて口先対策に終始してしまうのがこの国の対応である。どうもそれが人間の習性、正確には多くの人の習性なのだ。こうなることは四半世紀から前からわかり半世紀前から懸念されていた。多くの人は半径十数キロ明日明後日のこと、精々百キロ半年先のことしか念頭にないようだ。診察していて困るのが高齢者の独り暮らし次いで老々介護家庭だ。ケアマネージャー訪問看護師制度は良い制度だが軋み始めている。一見まとも真面目そうで敵愾心を煽らないのが長所??の岸田首相の答えにならない答えがまかり通っている。はぐらかしまやかす小池都知事により外苑の木々が伐採されてようとしている。確かに旧態依然の戦前ではないようだが、新し...新しくても旧い
ウインブルドンの季節になった。残念ながらもうWOWOWと契約していないのでライブで見る機会は減った。ジョコビッチはまだ頑張っているようだが、錦織も大阪なおみも姿を消しほとんどが知らない選手ばかりで観戦意欲がもう一つ湧かない。見続けていれば応援したくなる選手が出てきて、見たいという気持ちが出てくるとは思うのだが、NHKではカバーする試合が少なく時間も遅くほとんど見れていない。試合の観戦というのはどうも贔屓筋が居ないと面白味が薄れてしまう。勿論、サッカーなどティームゲームは日本を応援するので力が入るのだが、それでも気に入った選手が居た方がいい。人気と贔屓は不思議な感情で、時にそれが国の行方を左右するような決定に関わったりするので微妙でありながら重大な働きをする。贔屓が居ないと
明日から雨模様が十日間続く予報が出ている。コンピュータの性能が上がったせいか天気予報がよく当たるようになっているので、そうか雨が続くのかと思っている。しかし十日間は長い。先に行くほど精度は下がるので、来週末頃には晴れる日もあるかもしれない。二十一日に山小屋に出かける予定なので、そう願っている。山小屋もやがて三十年、大分ガタがきておりそろそろ山小屋での食事おしゃべり会もお開きかなと話し合っている。G氏が亡くなりN氏が寝たきり、H氏が引退し、七人のメンバーが四人になってしまった。F氏も自分で車を運転されなくなり送り迎えが必要になった。世の常も自分の身の回りとなると実感があり感慨が湧く、バイデン否同い年のトランプも重責には耐えられまい。まして日本の八十過ぎ政治家など。失敗は他者のせいと責任感が鈍麻しているからで...天気予報を聞いて
このところ暑い日が続いている。暑いのは先祖が東南アジア由来か割と平気なのだ。ところがうちのかみさんは暑いのも寒いのも嫌うエアコンなしには耐えられない人で、一日中クーラーをガンガン効かせる。やむなく私は書斎に引っ込んで本を読んだりパソコンでユーチューブを見たりしている。女王様と暮らすのは大変な時もある。暑さ寒さに
天邪鬼という妖怪が居た。今も居るような気がする。天邪鬼は人の気を読む能力があり、先回りして悪戯や意地悪をしたという。爺さんが囲炉裏端で竹細工をしていると天邪鬼がやってきて、そんなものを作っても時代遅れで売れないぞと茶々を入れてきた。黙って作り続けていたのだが、上手の手が滑り竹がはねて灰が天邪鬼の方に飛んで目に入った。天邪鬼は目に沁みると喚きながら逃げて行った。もし爺さんが不愉快な天邪鬼に灰を飛ばしてやろうとしたのなら、天邪鬼はそれを察して避けることができたのだが、意図していなかったので目に入ったのだ。天邪鬼ではないが、人間はどうしてそんなことをするのかと立ち止まって誰かの意図を読んだ方が良いことも多い。減税?、一万円配る?・・、代わりに何を削るなぜ今。動機も考える
英国で14年ぶりの政権交代、労働党政権が誕生した。フランスをはじめヨーロッパの大陸側で極右が勢力を伸ばしているのと対照的で、改めてイギリスは泳いでも渡れる狭いドーバー海峡で隔てられているだけなのに、大陸側とは一味違う文化を持っていると感じた。大体インド系のスナク氏をしれっと?首相に就かせたところから違った。もとより偏った知識経験しかないが、改めて英国の凄さというか強さというか、なかんづく深い伝統を感じている。イギリスという国
今朝は朝から暑い。亜熱帯ジャパン到来だ。家庭での介護の際、患者さんが重いと家族が大変。大変とはどういうことかとゆうと、へなへなと倒れこんだ母を抱き起こすことができないのだ。母一人子一人の介護、華奢なお嬢さん(と言っても六十代)は認知で太めの母親を床から起こすことが出来ない。やむを得ず訪問看護師を呼んだところ、冷たく身体介助は訪問看護師の仕事ではありませんと言われてしまった。どうすればいいんでしょうかとお嬢さんが相談にやってきた。忙しい訪問看護業務にしてもちょっとそれはないのではと思ったが、突然呼ばれて来たら患者さんが持ち上げられないので手伝ってと言われ、そんなことでと思わず口を衝いて出たのだろう。医療費抑制のために総合病院では社会的入院と言われる長期入院が認められなくなった。自宅での看病介護を支援するため...現実となると難題
お中元の季節になり、いくつかお中元を頂いた。親がやり取りしていたから頂くから自分も続けている。適宜なものであれば、悪い習慣とは思わない。世の中の慣習を多くの人が深く考え込むことなく踏襲している様子だ。お中元もその一つ、自分の代で変えるというのは抵抗がある。それでも長い年月のうちには少しづつ変化しており、以前に比べると落ち着いた品が増えた気がする。一つには自分が院長でなくなったことも関係しているかもしれない。今年もKさんから定番のメロンを頂いた。もうそんな時季なんだと、箱を眺めている。季節の贈答品
今朝は薄曇りで涼しい。季節が分からない。今何月と聞かれてうっと詰まってしまう。あと二時間もすれば蒸し暑くなり日本の夏と気付かされるだろう。熟練医でも、黙って座ればピタッと分かることは少ない。いつからどこがどんな風にと、根掘り葉掘り聞かねばならない。困ったことに時々そうした質問をうるさそうにされる患者さんがおられる。病気の診断は医者でなくとも多少の知識と経験があれば、五割は当てることが出来るだろう。藪医者でも七、八割当てることが出来る。よくある病気を知っているからだ。しかし、我々専門医の仕事はありふれていない病気を見逃さないこと、ありふれている病気も患者の個性による変容に合わせて診療することにある。質問に答えないのは間違いのもとなのだが、不都合な質問をはぐらかす名人、詐欺から政治家まで、が世の中には数多い。...季節の分からない街
東京都知事選挙に五十六人が立候補している。選挙をおちょくっていると思う。立候補者に学科試験は馴染まないとしても、三時間教室に缶詰にして所信と公約を自筆で書かせるとよい。公約には具体的な実現方法と数値を書かせることだ。夢と嘘は紙一重、自筆の所信と公約を読んで鑑別しよう。なりたい人よりなってもらいたい人を立候補させたい。五十六人も居れば失礼な表現だが、中にはまだましな人が居られるはずで、都民の眼力が問われている。どうしてこんなに
囲碁将棋魚釣り機械いじり工作好きには女性は少ない。しかし映画好きな女性は男性に負けない、否男性以上かもしれない。働き盛りの頃は年に二三本、六十過ぎてから徐々に増えて年に七、八本見てきた。この数年は映画館に行かないでネット衛星でも見るようになり、月に二本くらい見ている。同年代の男よりは多いと思う。何を見るかは批評を参考にしている。それもユーチューブが多い。ユーチューブには視聴者の好みに合わせて、同系統の動画をホーム画面にアップしてくる機能があるようで、既に十種類くらいのおすすめ映画チャンネルを登録してある。好みには個人差があるしお勧めする人は力が入るから誉めすぎ?時々それほどでもないのがあるがそれはご愛嬌だ。本格的な映画好きは監督を気にするようだが、私はどちらかというと俳優の方が気になる、ダニエルデイルイス...女性も多い映画好き
バイデンとトランプの討論会はバイデンが自ら躓いたようだ。自分の眼では見ていないが、ユーチューブ新聞の情報ではバイデンが老化を感じさせ精彩を欠いたようだ。実際に見ないで判断するのはと言われそうだが、最近のバイデンの歩き方話し方からそうなるのではと予想していたのでやはりというのが感想だ。バイデンはまだ戦う意思を示しているようだが、退くべきだ。民主党員の諫言を受け入れないとしたらそれも老化の兆候と言える。奥さんの一言を期待したい。内助の功どころではなく、国を救う一言と言っても過言ではない。ギリギリだがまだ候補交代は可能なはずだ。そうしたことができるのがアメリカの力の源泉で、このまま戦うとしたらどちらが大統領になってもアメリカ衰退の始まりだ。それは全世界に波及する。引き際
机の上は面相ほどではないが、その人を語る?。三桁までは行かないが数十人の教授の机の上を見てきた。多少、雑然としていた先生は居たけれども、書類と本が積み重なり今にも崩れ落ちそうな先生は居られなかった。まあ、教授室だったせいもあるかもしれないが、大体が整然としていた。ところが医局の机の上となると七、八人に一人、雑然と書類郵便物が積み上げられ中には机が全く見えないような御仁も居た。不思議なことに、それでも主人公はどこに何があるかを把握しているようで、お掃除おばさんが勝手に整頓することはご法度だった。奇妙なことに、雑然とした机の持ち主が皆だらしない格好をしているわけではなく、びしっと紳士然としている医師も居た。分からないものだ。机の上は何を語る