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2010/04/16

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  • インフルエンザ流行に頭を冷やそう

    今朝は冷たい雨がそぼろに降っていた。風がないので寒さは身に染むほどではなく、これでインフルエンザも一段落かなと思いながら駅まで歩いた。インフルエンザは十日ほどの急峻な立ち上がりでピークに達し一週間ほどの猖獗後一か月ほどのだらだらした下り坂で消退してゆくのを常とする。唯、湿気が苦手なので雨が降ると一段勢いが落ちる。今年はインフルエンザの新薬ゾフルーザが出たので最前線の治療法に変化が起きている。今までの抗インフルエンザ薬と作用機序が違うので早く効く?とメーカーは宣伝しており、其れに乗った医師は軒並みゾフルーサを出しているようだ。これはジャパニーズ現象とでもいうべきもので、メーカーの宣伝を鵜呑みに五種類の中から考えて選ぶ手間を省いた反応と見る。私は十人に一人くらいと症例を選んで使用している。新薬というのは思いがけぬ副...インフルエンザ流行に頭を冷やそう

  • 施政方針演説を読む

    安倍首相の施政方針演説を読んだ。今までと一寸趣が違う、野望の憲法改革が影を潜め、自画自賛でアベノミクスの効果を歌い上げ、成長と分配を押し出している。文字通りであれば、成る程その通りの立派なことを言われているが、今までの物言いとその後を記憶しているから、巧言令色少なし仁と感じる。タカ派的な政治色を薄め経済と福祉そして外交に言葉を費やしたのは参院選を前にした戦略的な言い回しに聞こえてしまう。平成以降の明日を切り開いていこうではありませんかと呼びかけられても、中々そうだと声を合わす気になれない。明日を切り開くには寛大誠実で公正な社会の醸成が必須なのに、真摯にと言いながら責任を感ずると言いながら謙虚にと言いながら、言葉だけで言い逃れ、実際には弱者切り捨て異論排除の体質が透いて見えてしまうからだ。現役世代の生活保護世帯が...施政方針演説を読む

  • 内面と外面

    人には誰しも内面と外面がある。中には殆ど変わらない人と殆ど別人の人が居る。市中の内科医は患者さんを十五年二十年と長期にわたって診療するし、家族ぐるみで診ることも多いので、時々予想外の内面を見せられて驚かされることがある。節分では鬼は外福は内と豆を蒔くが、外は好人物、内は鬼親父は結構あるパターンだ。勿論女性でも変わる方は居られるが暴力は少ない。まあ、お化粧は上手でもお掃除は苦手という方は居られ、往診してびっくりということはたまにある。昔から変わらず飲む打つ趣味が絡んだ豹変が多いようだ。尤もこうした話は医療の守備範囲を越えるので話を聞いてあげて、問題があるようなら地域包括や家族に連絡することもある。警察は忙しいし、事件性がないと動かないので仲裁はしてくれない。重要な点は必ず双方の話を聞くことだ。先日も普段は穏やかな...内面と外面

  • ズボンが履きにくくなった

    この頃ズボンが履きにくい。太ったわけではなく、片足立ちが難しくなったからだ。老眼や白髪は分かりやすく、比較的早期の変化だが、加齢は頭の先からつま先まで様々な様相を見せながら進行する。人の名前が出て来ない、何だか電話が遠くなった、カラスの足跡が出てきた、物を落とす、身体のあちこちが痒い、腰が痛い膝が痛い、歩くのが遅くなった・・・。こうした加齢を止めることは困難だが、遅らせることは可能なようだ。それにはピンからキリまで俗説から科学的なものまで色々ある。確実で共通しているのは動きを止めないことだ。勿論、過ぎたるは及ばざるが如しではあるが、頭も体も使わないと老化が進むのは間違いない。尤も言うは易く行うは難しで、定年後何かされていますかに、やることがないので毎日パチンコと答えられる方が時々居られる、あんまりお勧めしません...ズボンが履きにくくなった

  • 言い回しでは逃れられない問題

    ちょっとオーストラリアオープンとアジアカップに目を取られている内に厚労省の期間統計56の内約4割の22統計で不正処理があったことが明らかになった。例によって内閣の菅官房長官は多くが単純ミスだったと聞いていると幕引きを図ろうとしている。誰に聞いたのかどこが単純ミスなのか明らかにせず言葉の言い回しでまやかし、重大な問題でないと言う印書を与えて幕引きを図る。いい加減にして戴きたい。百歩譲って殆どが単純ミスだったとしても、四割は異常過ぎる。それだけでも統計処理をした担当者は全て厳しい懲戒処分上司と厚労大臣は免職が当然だなのが世の中の常識だ。千回に一回の単純ミスでも、厳しく咎められ場合によっては免停になる医師としては、菅官房長官の常識感覚を疑う。勿論、単純ミスではない。プロが三回に一回単純ミスをする訳がない。先ずもって、...言い回しでは逃れられない問題

  • 試合の流れ

    森保ジャパンがベトナムに勝利した。サウジアラビア戦と違い、ボールの支配率は高かったのだが圧勝ではなく辛勝に近いそれでも堅実な勝利だった。ここまで勝ち進んできて森保監督には合格点と言ってもぎりぎりの合格点を付けたい。メンバー選びには合格点を付けられるが選手交代は不合格だ。殆ど一瞬で勝負がつく相撲から二日制という長い時間を掛ける囲碁将棋、それこそ思うようにならない人生まで起承転結、序破急、前中後・・と展開流れがある。勝負に勝つにはこの展開を見極める能力が求められる。有利不利、手持ちの駒、試合の流れ、気象状況・・とあらゆる要素を勘案見極め、手を打つのが監督の仕事なのだ。しかし手を打つといってもせいぜい二つほとんどは一手しか打てない。試合展開はいろいろな捉え方があると思うが序盤中盤終盤と三つに分けるのが一般的というか適...試合の流れ

  • ドローンを日本で実用化できるだろうか

    今朝はそこそこ寒かったのだが風がなく、体感気温はさほど寒くなかった。西の空には十三夜くらいの月が白く輝いて浮かび、朝方こんな月を見たことがあったかなと見上げた。昔の人は月を何だと思っていたのだろう。ヨーロッパでは紀元前から観測によって惑星というものを見分けていたらしいが、日本人は三笠の山に出し月と見上げていたのだろうか。アメリカでは大小ドローンの実用化がもう一歩の所まで来ているようだ。果たして国土が狭く家の立て込んだ日本でドローンが実用化できるだろうか。こうした物理的な条件の他に、事故に対する感覚が日米では違うので、日本での実用化にはもう一つの壁がある気がする。人身事故が起きれば、どこの管轄になるのか知らないが役所はドローン配達やドローンタクシーを許可しないような気がする。そうかといって自動運転で世界に後れを取...ドローンを日本で実用化できるだろうか

  • 物忘れを補う、物忘れも良い

    年を取ると誰にも物忘れが出てくる。勿論、大きな個人差があり、軽微なものから、病気の部類に入る重症まで幅広い。実はこの物忘れ老眼と同じように四十代であれっと自覚することが多い。まあこれは生理的なもので、判断力や生活力に影響を与えるようなものではない。それに忘れることは生きてゆくのに有利有用なことも多い。しかしながら重要なこと鍵になることは忘れてはならず、殊にこれだけ情報(屑情報も多くフェイクニュースも混じる)が溢れる時代では忘れることを防ぐ手立てが必要だと思う。マスコミには事前事後など、発言を比較して報道するようにお願いしたい。北方領土問題交渉の印象もなんだか違うように思う。国民民主と自由党の合流?も寝耳に水の感じがする。新聞は一週間もすれば処分するので、事前の発言を正確に思い出せない。相手のある事としても、希望...物忘れを補う、物忘れも良い

  • 凄い瞬間を見た

    暖冬だなどと気象予報士の受け売りを書いたら、風神が読んでいたのか北風小僧が飛んできて今朝は耳が冷たかった。錦織がワイドエースを決めた瞬間を見ていた。凄いものを見た。一瞬頭が真っ白になった。よくまあ五時間五分の死闘を勝ち抜いた。カレノブスタは腹を立てて負けた。巌流島の真実は知らないが真剣勝負で腹を立てると負ける。掛け持ちで見ていた森保ジャパンもサウジに手堅く勝った。組織の守りが機能した。権田、吉田は手堅く富安は当たった。原口は森保ジャパンのダイナモだ。武藤は攻守に良く貢献した。審判は笛吹男で、かなりペースを乱された、武藤は早めに笛の基準に気付いて対応すべきだった。イエローを貰い次戦欠場は痛い。しかし大丈夫、森保ジャパンには引けを取らないフォワードが控えている。錦織と森保ジャパンの戦いぶりで、大袈裟だが何だか日本の...凄い瞬間を見た

  • 前期高齢者をどう生きるか

    今朝は冷え込みもさほど厳しくなく、また一週間働くかと出てきた。寒い日もあるがどうも今年は暖冬らしい。そう言われてみればそんな気がする。寒い日が続かないし大寒も拍子抜けの寒さだった。上がり下がりの波はあるが、地球温暖化は紛れもない事実に感じる。自分の都合戦略でパリ協定(CO2規制)を脱退するトランプのような人や手抜き統計で知らんぷりの厚労省の役人などは将来や子孫のことを考慮しない人達だ。トランプの場合は個人的な資質かもしれないが、役所には染み付いた組織の無責任体質があるようで、個人を特定して責任を取らせるように変革が必要と思う。そうしないと治らない病気のように診断する。雇用を六十五歳から七十歳まで引き上げようとする動きがあるが、実感でも七十歳は良い区切りと思う。個人差はあるが、定年のない我々自由業でも、七十歳くら...前期高齢者をどう生きるか

  • 相性がわるい?

    診療内容では区別や差別はしないけれども、楽しい患者さんと敬遠したくなる患者さんが居る。敬遠したくなる理由は相性だけでなく、おそらくほぼ全医師に共通する問題点もある。高血圧の患者さんの血圧を毎回診察時に測定するのは当たり前なのだが、血圧を測定しようとするとこの前測ったじゃないかと怒る患者さんが居る。この前っていつには一か月前だよと睨む、まあこういう患者さんはN氏だけだけれども、申し訳ないが付き合いきれないと内心感じる。まあ、表だってはおもむろに説得して測定させて貰うのだが、毎回こうした押し問答には嫌気がさす、どこか他へ行ってくれないかなあと診察後看護師と顔を見合わせる。理解しがたく怒る患者は、比較的がっしりした強面の男性が多い。女性の場合は病気と言うよりも家庭内の愚痴や気分の不安定感を毎回くどくどと訴えられるので...相性がわるい?

  • 若いということは

    目の下の涙嚢が目立つのは老け顔でよろしくないとか、何だかを張るとこれが萎んですっきりするというような広告を目にする。阿保らしい。そこには流さなかった涙と知恵が溜まっているのだ。若いと言うことがそれほど素晴らしいことか、若い日が二度とない貴重なかけがえのない時間なのは誰しも認めると思うが、いつまでも若いのが良いと思う人は毛が三本足りない。経験を生かすことのできない恥を知らない悩みを知らない鳥脳のお目出たい人だ。誰もが反対しにくそうなことを担ぎ出すのは、実は老獪な戦略家なのだが、ここまで若く見える商品群が溢れると策に溺れて、衆愚効果が出ているのではないか。紐解けば過ぎたるは及ばざるがごとしと諭されてある。国民の為も似たような言い回しで、そうかと安心しないで自分は国民の内に入れてもらっているのだろうかと自問しないとい...若いということは

  • 年初スポーツ断章

    森保ジャパンがウズベキスタンに見違える戦いぶりを見せた。と言っても選手が11人中10人も変わっていては、変化するのは当然で、果たしてこれがどこまで戦術采配の効果かは難しい。勿論、選手選択起用も戦術の内で、森保監督は中々の手腕を見せた。相変わらず守備には間を抜かれるという致命的な欠陥が残っているが、守りにもいくつかの収穫はあった。まず巨人ゴールキーパーダニエルが総身に神経が行き届いているのを見せてくれたことだ。何より素晴らしいのはウズベキスタン戦の選手達が二軍ではないことを見せたことだ。選手をレギュラーに固定して戦うのが本筋のように思っていたが、総取り替え戦術も機能し得ると知った。森保監督を保一と呼ぶ岡田元監督も見直しているだろう。稀勢の里が引退した。勝てなかった横綱に、意外にファンが暖かい。人柄や振る舞いが日本...年初スポーツ断章

  • 秘めた恋なら良いのだが

    電車に乗る時、ドア付近にへばりつき奥に入らない人が居る。後から続く乗客が乗るのに苦労する。車掌の奥にお進みくださいなどというアナウンスは耳に入らないらしい。次の駅で降りるわけでもなく、ヤドカリか狸か知らないがドア付近がお気に入りの住処らしく、誰にも譲らない。インフルエンザが流行ってきて、毎日十人ほど受診される。インフルエンザの子供が寝床に入り込んできて、感染したらしいと言うおばさん、迂闊にもそんな小さなお子さんが居るのと口走ったのがまずかったらしい、喉を見る時まるでワザとのように手で覆いもせず私めがけて二発ほど咳き込んでくれた。謝りもしない。看護師だけが「先生、大変でしたねえ」と同情してくれた。住む世界によって常識非常識が違うことは有るかもしれないが、こうした行為は礼儀知らず以前の常識欠如、自分勝手を通り越した...秘めた恋なら良いのだが

  • 苦言が尊重されない風潮

    医事新法に本庶佑先生の記者会見の記事が掲載されている。「インパクトアクターによる論文評価は極めてよくない」、「国民皆保険は既に崩壊している」、「HPVワクチン接種率低迷は社会的損失」など、本当にその通りのことを述べられている。しかし誠にその通りのことでも、実は中々言えない言いにくいことで、正直申し上げてノーベル賞をお取りになったから公言でき、広く報道されている側面があると思う。今の日本には指摘された問題を内容そのもので受け止め論じることをしない風潮が強まっている。若い女性の子宮頸がんを防ぐHPVワクチン接種が萎んでしまった経緯と理由をきちんと論じ分析すれば、平成日本の問題点が浮かび挙がってくると思う。ワクチンの副反応がマスコミでセンセーショナルに報道されたために、有益な効果がかき消されてしまった。自分で情報を集...苦言が尊重されない風潮

  • 時間差反撃

    北海道では真冬日が続いているようだが、中部地方太平洋岸の当地は比較的暖かく、連休明けのブルーチューズデイをとぼとぼと出勤してきた。力学の作用反作用には時間差はないが人間界の作用反作用には時間差がある。なぜかと言えば反撃だからだ。証明は難しくても、まず間違いなく反撃だろう、カナダで中国人要人が逮捕されれば中国でカナダ人の盗人が捕らえられる。石川五右衛門の言を待つまでもなく、多い少ないはあってもどの国にも盗人は居るので報復的逮捕は簡単なことだろう。恐らく習近平氏直々のお達しではなく、周辺の忖度によるものだろう。カナダの場合は忖度というよりは暗号秘密裏の指示があった可能性がある。忖度は東洋の得意技で、忖度が苦手な西洋では暗号が発達したのではないかと推測する。作用反作用というのは物理だけでなく人間界の法則でもあり、近隣...時間差反撃

  • 森保ジャパン歯車かみ合わず

    森保ジャパン、オマーン戦冴えず漸くの勝利。どうも森保ジャパンは上手く機能していない。それはゲームメーカーが居ないのが一番の理由だと思う。柴崎がもう一つ司令塔の役割を果たせていない。遠藤も動きは良いのだが司令塔の力が未だ不足だ。いつもの悪い癖、決断を先送りにしてバックでボールを回す場面が多かった。選択肢が絞られた場面では、大迫のように、トップでボールを溜めることの出来る選手が必要だ。森保ジャパンは発展途上にある。反省して次のウズベキスタン戦では見違えるサッカーをして欲しい。個々の選手では南野堂安原口富安が良かった。連休初日、東京で展覧会とミシュラン一つ星を楽しみに出かけた。食べ物屋の評価には色々あるが、ミシュランは信頼できる方だと思う。といっても三つ星には行ったことはない。一つ星でもお値段は良いところが多く、そう...森保ジャパン歯車かみ合わず

  • 花の色はうつる

    兼高かおるさんが亡くなった。90才だった。芥川隆行とのコンビで長く放送された兼高かおる世界の旅をよく見ていたので、又馴染んだ人が一人居なくなったと淋しく感じた。兼高さんは品のあるちょっとエキゾチックな美人で、世界の旅の中で何度か外国の要人にプロポーズされたことがあると聞いた。生涯独身だったので勿論お断りになったのだろう。旅番組以外では偽ダイヤと本物のダイヤを見分ける番組で兼高さんだけがいとも簡単に本物を見分けられたのを憶えている。この人の品の良さは実力を秘めた本物なんだと再認識した。まあ爺いの余計なお節介かもしれない、今ではセクハラと言われそうだが、どうして数多の美人が独身なんだろうと訝ってしまう。先日も滝川クリステルの横顔のアップをテレビで見た。相変わらず美しいのだがカラスの足跡が気になった。鬼も十八番茶も出...花の色はうつる

  • 孤独死は少なくない

    今朝は少し寒さが和らぎ、手がかじかむほどではなかった。高々3,4度Cの違いだと思うが、楽に感じる。一般の方は孤独死をどの程度身近に感じておられるだろう。私の所には孤独死で年に一二回警察から問い合わせがある。所持品を調べて当院の診察券が出てきたから、通院歴を知りたいという。数年前に二三回風邪で掛かったくらいでよく顔も思い出せない患者さんや最近来なくなったねと気にしていた患者さん達で、殆どが一人暮らし、ひっそりと亡くなっているのが見つかったのだ。地域によってかなり違うかもしれないが、当院の独り暮らしの患者さんはかなりの数に登る。統計を取ってはいないが、慢性疾患で通院している中高年では同居人を確認しているので、独り暮らしかどうかは把握している。まあざっと百人はおられると思う。家族とまではゆかないができるだけ力になれる...孤独死は少なくない

  • これからに注目

    寒い日が続いている。聴診器と手が冷え、患者さんにご迷惑をおかけしてしまう。何か良い方法はないかと思いながら、名案が浮かばない。昔なら診察室に火鉢という手もあっただろう。霊長類最強と言われた吉田沙保里が引退した。意外と小柄でそこそこと申し上げては恐れ多いが可愛い。次なる目標は人類男子の連れ合いを見つけることらしい。果たして霊長類最強の女子を組み伏す勇気のある男が出てくるだろうか。年齢的にはぎりぎりだが霊長類最強の跡継ぎを生んでいただきたい。アジアカップ、森保ジャパンが格下のトルクメニスタンに苦戦した。辛くも、大迫原口長友に救われた。何と言うかまとまりが悪く引き締まっていない。何より守備がちぐはぐだった。吉田のキャプテンシ-はまだまだだし、個人的には高く評価しているキーパーの権田は要に成れていなかった。まだまだこれ...これからに注目

  • 何だか変だぜ

    猪は干支ではともかく、山里の農家には全然可愛くない生き物で、一晩で丹精込めた農作物を食い荒らしてゆく。2019年がどんな年になるか、猪突猛進せずに考えてゆく必要がある。安倍首相の優れているところは策略と巧みな言葉遣いにあるのだが、これは一寸立ち止まって考えれば見破ることの出来る程度の目眩ましから成っている。都合の悪いことにはまともに答えず、単位の違う数字を持ち出して辻褄が合っているように見せ、そして失敗の大元は民主党政権時代にあると逆ねじを食らわせる。問題の議論を尽くしてより良い解決を目指すことを放棄し、徒にご飯論法で時間を稼ぎ、十分に議論したと居直ってしまう。ジャーナリストには気付いている人も少なからず居るようだが、楯突いて睨まれるよりは権力に寄り添って飯をおごって貰う方が得という走狗ジャーナリストも多い。何...何だか変だぜ

  • 寒波の迷惑な土産

    今日も冷え込んだ。昨日よりも寒く感じた。寒波が冬少尉から冬少佐に昇進したらしい。一体昔の人は寒い冬をどう凌いでいたのだろうか、木造だから隙間風も入っただろうし、暖房と言っても焚火くらいしかないと思うが、何かよい工夫があったのだろうか。暖は何よりのもてなしだったようだ。年明けからインフルエンザの患者さんが増えた。人が動くから流行地からの持ち込みがあったのだろう。今やインフルエンザの診断は診断キットに頼りきりというと大袈裟だが十五年前に比べたら、診断キットの信頼性が非常に高くなった。診察室で患者と二人で判定プレートを覗き込みながら、ほら薄く出ているでしょと説明する場面も多い。相変わらずインフルエンザワクチンを他院で打っている患者さんが多い。打って貰ったところにインフルに掛かりましたと受診しにくいのだろうか。まあ、打...寒波の迷惑な土産

  • 錦織偉い、よくやった

    冬将軍と言ってはプーチンに笑われる、冬少尉くらいの寒波が日本列島を覆っているようだ。北海道は雪で空港が閉鎖され旅行客が空港で寝泊まりする事態になった。配られた毛布で通路に寝ている人が写されていた。道東の知人Nさんが一面の銀世界ですよと報告してくれたが、北国の冬は厳しく生活が一変するようだ。中には冬歓迎?という人も居るようで、従妹の旦那は北大へ赴任して、彼は文系の学者なので雪の夜はよく本が読めると住み着いてしまった。患者さんにも北国から移住してきた人がたくさんおられる。当地では雪は珍しいので我々が嬉しそうに雪が降りましたねというと、雪のどこがいいのかという顔をされる。旅行者に美しい雪も生活者には難儀なもののようだ。南半球のオーストラリアは夏だ。昨夜、錦織がブリスベーン国際オープンで長身メドジェーエフを下し優勝した...錦織偉い、よくやった

  • 九歳で囲碁プロに合格

    中村菫さん9歳が10歳で碁のプロ棋士になる。中学生でプロ棋士になった将棋の藤井聡太さんよりも衝撃的に感じた。というのは、中村菫さんは女の子で小柄なのでとても幼く見える。えっこんな小さな子がと驚いてしまう。山下敬吾九段が小学校二年生で少年少女囲碁大会で優勝した記録はあるが、小学校三年生でプロというのは前代未聞だ。父はプロ棋士母もアマ強豪というから、碁才に恵まれていたのだろう、なぜか日本ではなく韓国で修行をして力を付けたようだ。韓国の方が碁の英才教育環境が整っているらしい。報道によると負けず嫌いで、負けると涙を流して悔しがり、強豪プロ相手にも全く臆せず打つことが出来るらしい。今や碁将棋はAIの方が強くなってしまったが、人間では負けて悔しがる気持ち、相手が雲の上の強豪でも臆せず戦う精神性が、強くなる必須条件のようだ。...九歳で囲碁プロに合格

  • 徐々に平常生活に

    今朝も寒かった、とはいえこれが平年並みだろう。年内つまり十二月までの寒さは平気というかむしろ歓迎なのだが、年明けの寒さは得意ではない。九月の暑さは困るが八月までの暑さは平気なので、どちらかというと寒さの方が苦手なのだろうと思う。単なる寿命よりも健康寿命の方が大切なのは当然で、ほとんど寝たきりで三年五年生きてもあまりハッピーには見えない。例外もあり、ほとんど寝たきりでも、食事がそこそこおいしく家族に感謝しながら、往診のたびに満州時代の昔話をしてくれるお婆さんもおられた。勿論、傍若無人で妻を怒鳴り部屋を汚すお爺さんや痛い痛いとおむつ交換の時に抵抗されるお婆さんも珍しくない。倒れて一か月くらいでサヨナラが理想に見える。それには脳力だけでなく文字通りの力(筋力)も大切なのが分かってきた。アテネとスパルタはどちらも重要と...徐々に平常生活に

  • 休日に働いている人達

    今日から診療開始だ。快晴で通勤路は冷え込んでいた。すれ違ったマラソン爺さんも帽子に耳当ての完全防寒だった。電車は学生が居ないせいか空いており悠々座れた。例年最初の日は患者さんは少ないので助かる。エンジンを暖めるには一寸時間が掛かるのだ。二日経って解熱しなければ病院を受診するようにと予め紹介状を書いておいた独り暮らしのお婆さんが、暮れの二十九日に病院を受診し入院したようで当直の医師から丁寧な返事が来ていた。休みの日もきちんと働いてくれる若い先生が居てくれて有難い。災害や病気は休日に関係なく起きるから敵わない。かっては自分も正月に当直して一晩で十七人も入院させたことがあった。若かったからできた。昔は当直の翌日も通常勤務で、眠れなかった日はきつかった。唯、その頃はそういうものだということになっていたから、文句も言わず...休日に働いている人達

  • 鯰の髭だが

    人類はいつ頃一年という時間の尺度に気付いたのだろう。たぶん人類の誕生とほぼ同時に季節が繰り返されるのを知ったと思う。犬や猪が一年というものを自覚しているかどうか分からないが、季節に反応して生きている。人は繰り返される一年が似ているようで微妙に違うのを知っており、新しい年が始まると元旦を迎える。年の初めには今年はいい年でありますようにと願うのが自然な人の気持ちのようで、晴れ上がった空を見上げて亥年が良い年であって欲しいと願ってしまう。実際の所は世界情勢は予断を許さず、様々な歪みから軋轢が生じている。数多い問題を孕みながらも表面的には平穏を保っている日本は天才なのか極楽とんぼなのか不思議の国に見えてしまう。一見の平穏がどこまで本物か、単純化し一辺倒な理解に走りやすい流れに鯰の髭に過ぎないが今年も棹を差してゆきたい。...鯰の髭だが

  • 亥年始まる

    暮れに東京に泊まり、砂場のそばを年越し用に買って帰った。数年前からの習慣で、理由は単純に旨いからだ。鮨、蕎麦、鰻が極北の和食であることに異議を唱える人は少ないと思う。三つともレシペに落とせば単純で数行で書けるし、材料も鮨を魚の切り身と表現すれば片手で十分だろう。それなのにこれほど店によって味に雲泥の差がある食べ物は少ない気がする。特に蕎麦など、差が付きそうにないのに、残念ながら当地には砂場の蕎麦を超える店は勿論並べる店もない。一体何がどこが違うのだろう、不思議だ。大晦日の紅白は二三分見ただけで、除夜の金も聞かずに寝た。元旦はこれこそ元旦というお天気で、朝早く出し忘れた年賀状を数枚書いて投函し、夫婦二人きりでお屠蘇を飲みながら届いた年賀状に目を通した。果て、この人に書いたっけというのが二三枚あったが、書いたことに...亥年始まる

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