公開天文台と科学館で天文と天文学の楽しみ=天文楽を提供してきました。 その経験も踏まえて、星空や宇宙のこと、星空や宇宙につながる音楽や小説、ときには猫のことなど、綴っていきます。
季節は秋。指すような陽射しを感じることがなくなってきました。気温も下がってきています。それもこれも太陽が上る高さが低くなって斜めに光が射し、同じ面でも光が当た…
(長期間更新を怠ってしまい、申し訳ありませんでした。) 私は公開天文台や科学館に勤めていました。社会教育施設と呼ばれるこのような施設での仕事を選んだのは、大学…
今日19日は、月が下弦になります。その時刻は13時36分(日本時間)。 月は地球の周りを回ると言われます。正確には、地球と月は共にある一点(共通重心)の周…
(このブログでは、気が向いたときに、紹介した星座物語の勝手な解釈を語ります。) 愛する人を蘇らせて幸せな生活を取り戻したい、その願いがもう少しで叶いそうなと…
(星座物語にはさまざまなバージョンがあります。このブログでは、物語の間に矛盾がないようにアレンジして、星座物語を紹介します。) オルフェウスは竪琴の名手で…
天体観望会で夏の一等星を見るとき、まず望遠鏡を向けるのは、こと座のベガかはくちょう座のデネブでしょう。一番にわし座のアルタイルに向けるのは珍しいといえます…
急病のため、今週は更新できなくなってしまいました。次週(29日)は更新しますので、よろしくお願いいたします。 予定: 7月29日(金) 「夏の大三角」〜…
望遠鏡を覗くと、小さな星々の中に青白い宝石がきらきらと浮かぶように見えるベガ。こと座の一等星です。 「夏の大三角」を形作る3つの一等星の中で一番明るく…
二十四節気の一つ「小暑」が過ぎて暑中見舞いの時候となりました。日没が遅く、なかなか星の時間にならない時期でもあります。 この時期は、夜の帳が下りて東の空…
もうすぐ7月7日、七夕です。とはいっても新暦での話。昔ながらの七夕(伝統的七夕)は8月4日です。 旧暦では、月の満ち欠けで暦(こよみ)が決まっていまし…
仕事柄、星座物語を書き記すことがあります。 しし座、おとめ座、こと座など、物語がある星座もあれば無い星座もあります。それはまだ良いのですが、扱っている”…
(先週は更新できなくて申し訳ありませんでした。) 天文の世界では、春は「銀河の季節」とも言われます。 それは、いろいろな銀河が見やすい季節だから。 なぜ…
今日、6月3日は、日が暮れると西の空に細い月が浮かんでいます。その真横、西側には、ふたご座の2つの星、ポルックスとカストルも。 星のそばに月があると、ふ…
我が家には2匹の猫がいます。 スコティッシュフォールドの男子「ちゅう」と、ヒマラヤンの女子「ポン」です。 ちゅうは12歳、ポンは10歳。 じいちゃん、ばあ…
日が暮れると、しし座、おとめ座などの春の星座が東の空に姿を現します。真夜中には、こと座、わし座などの夏の星座が東の空を占めるようになります。星座は時の移ろい…
研究員のころ、「どうすれば天文学者になれるのですか」という質問を幾度か受けました。主に小中学生から。親御さんからのことも。 たとえば機器の開発ならば、専門…
夜の訪れとともに広がる星空。 その星空の地図として役に立つのが星座です。 でも、すぐに見つけられる星座はそんなに多くありません。 そこで星座探しの手がかりと…
真夜中になると、南東の空にさそり座が全身を現します。その毒針の先にNGC 6334という符号がついた星雲があります。「猫の手星雲」です。 地球からの距…
北斗七星は北の方角を教えてくれる星の並びとして有名です。並びが覚えやすく、春の星座を探す手がかりとしても大いに役に立ちます。 午後8時頃、北東の空に、こ…
星や星座がわかったらいいなあ。 満天の星を見上げて、そう思ったのはずいぶん前のこと。 星座早見の使い方がわかったのは、それからかなり経ってから。 もっと早…
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