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  • パブリックアート in 新篠津

    パブリックアート…、「公共の芸術」とでも訳せるだろうか?公衆電話ボックスに老婦人が花のお世話をしている絵が描かれていた。倉庫の壁いっぱいにちょっと不思議な絵が描かれていた。新篠津村ではパブリックアートの描き手を招き、さらに村を盛り上げようとしているようだ。昨日、道民カレッジ「学びカフェ」で新篠津村を訪れることが決まった時、ある新聞記事のことが蘇った。それは村内の施設の数か所に芸術的な絵が描かれ話題になっているという記事だった。私は新篠津村を訪れることが決まった時、それらの絵を見ることを楽しみにして昨日新篠津村を訪れた。「学びカフェ」の事業を終え、帰り道にそれらの絵を見て回ることにした。それらの絵が描かれているところを村の人にたずねると、どうやら作品は私の期待と違って二つしかないようだった。私はもっと多くの...パブリックアートin新篠津

  • 道民カレッジ「学びカフェ」in 新篠津

    実にお元気な80歳以上の方々である。私たちと学び合う「学びカフェ」で2時間、興味深々といった様子で私たちの話を聴いていただいた。私が今年担当した6回目の「学びカフェ」だったが、今年はこれで一応終了ということになった。本日(11月29日)午前、私にとっては初めてとなる新篠津村において道民カレッジ「学びカフェ」で国語科を担当した。「学びカフェ」は、以前の投稿でも触れたと思うが、今年度は試験的な実施のため十分なPRも不足していたため、新篠津村の場合は村の中心部の80歳以上の方を対象とした交流の場「ゆうあいの会」の年間活動の一つに組み入れていただき実施することになったと道民カレッジの担当者から伺った。名簿を見せていただくと、新篠津村の中心部の80歳以上の方は実に143名もいるとのことで、本日はその中から29名の方...道民カレッジ「学びカフェ」in新篠津

  • 札幌学院大コミュニティ・カレッジ 札幌歴史雑学(3)

    今回も札幌の面白歴史雑学をたくさん聴くができた。この講座は今回で三度目だったが、残念ながら最終回だった。今回もまたお聴きした中から三つのテーマに絞ってレポすることにしたい。本日午後、札幌学院大学のコミュニティ・カレッジ「誰かに話さずにはいられない札幌歴史雑学」第3講(最終講義)が札幌学院大の新札幌キャンパスで開講したので受講した。講師はもちろん街歩き研究家の和田哲氏である。※講師を務められた和田哲氏です。今回の全体テーマは「冬とスポーツの物語」と題して9つのテーマについてお話を聴いた。その9つのテーマとは…。①スケート事始め②スキー事始め③山小屋④戦後のスキー場⑤中島スポーツセンター⑥幻の札幌オリンピック⑦スポーツ史を変えた大会⑧札幌冬季オリンピック⑨おまけどれも興味深かったが、本欄では②、⑤、⑦について...札幌学院大コミュニティ・カレッジ札幌歴史雑学(3)

  • ギャラリー展 佐藤一明「見てくる犬」

    作者の愛犬がモデルだという。ラブラドールレトリバーの模型(?)がさまざまな表情で鎮座していた。美術音痴の私がギャラリー展に顔を出すとは、我ながら珍事である。あっちの講演会、こっちのコンサートと忙しく歩き回っている私だが、本日は珍しくスケジュール表が空白だった。「さて?」と思ったのだが、某日新聞の片隅に「ギャラリー創」という民営のギャラリーで「見てくる犬」という作品展が開催中であることが頭の片隅に残っていた。戌年生まれの私は、多少は犬に関心もある。私はウォーキングも兼ねて「ギャラリー創」を目ざした。「ギャラリー創」は中島公園に近い旭山公園通に面したビルの1階にコンパクトながらシャープな印象を与えるギャラリーを構えていた。※ギャラリー創は旭山公園通に面していたが、注意深く歩かないと見過ごしてしまう恐れもある。...ギャラリー展佐藤一明「見てくる犬」

  • DVDフォーラム「五木寛之の百寺巡礼」

    飛鳥寺、薬師寺、大乗寺、那谷寺と作家でエッセイストの五木寛之が巡り、そして語る。百寺のほんの一部にすぎないが、それぞれにお寺を訪れ、仏教に深く傾倒する五木寛之の目から見た印象を彼の言葉で紡ぎ出す…。昨日(11月25日)は私が所属する「めだかの学校」の11月2回目の活動日だった。今年度下半期は、「めだか会議放談会」と「DVDフォーラム」を並行して実施している。昨日は「DVDフォーラム」の日だったのだが、この「DVDフォーラム」は会員の一人であるK氏が所蔵する大量のDVDシリーズの中から、今期はシリーズ物の一編だけを視聴し、来期はその中から一つを選びシリーズ全編を視聴しようと計画している企画である。ちなみにそのシリーズとは、①「ヒット曲にのせて贈る青春歌謡映画」、②「五木寛之の百寺巡礼」、③「探検ロマン世界遺...DVDフォーラム「五木寛之の百寺巡礼」

  • オペラ 喜歌劇「こうもり」を観る

    北海道二期会の会員の皆さまが演ずる喜歌劇「こうもり」を観劇した。出演者たちは基礎がしっかりとできている上に、札幌交響楽団の演奏にのって素晴らしい舞台を魅せてくれた。しかし、悲しいかなオペラ鑑賞の素養に欠ける私には十分にその良さを堪能できたとは言い難かったのも事実である…。昨日(11月24日)午後、札幌市教育文化会館において北海道二期会創立60周年記念公演と銘打ってJ.シュトラウス作曲の喜歌劇「こうもり」が上演されたが、知人からチケットを譲り受け、観劇することができた。(チケットはS席で11,000円だった)教文会館の大ホールのキャパは1,200人とのことだが、高額の入場料にもかかわらずほぼ満席状態で期待の高さが伺えた。オーケストラビットには札幌交響楽団が陣取り、しかも川瀬賢太郎さんがタクトを振るという豪華...オペラ喜歌劇「こうもり」を観る

  • 映画「大地よ アイヌとして生きる」

    アイヌ民族として誇りを持ち、現代社会の在り方を問い続ける戸梶静江さん。80歳を超えた今も病を押してアイヌ精神の尊さを唱え続ける姿勢に多くの人が賛同を寄せる。宇梶静江さんの独白を追い続けたドキュメンタリーである。昨日(11月23日)午後、北大大学院教育学院民族教育論研究室が主催するドキュメンタリー映画「大地よアイヌとして生きる」の上映会が北大総合博物館「知の交流ホール」で開催されたので参加した。映画は詩人、古布絵作家、絵本作家、そしてアイヌ解放運動家など多くの顔を持つ宇梶静江さんの思いを描くドキュメント映画である。韓国人である金大偉氏が監督をし、宇梶静江さんの独白を中心として描く105分にわたる長編ドキュメンタリーだ。また彼女は俳優の宇梶剛士さんの母親としても知られ、本作において剛士さんはナレーターを務めて...映画「大地よアイヌとして生きる」

  • 心不全にならないために、悪化させないために

    超高齢社会が進む中、“心不全”が急増しているという。“心不全”の状態にならないために、もし不幸にして“心不全”の状態になったら悪化させないために、何をどうすればよいのか、専門の医師からお話を聴いた。昨日(11月22日)、札幌市医師会館において「さっぽろ北部心不全ネットワーク」が主催する「心不全と共に生きる」と題する市民公開講座が開催され受講した。講座は3部構成になっていたが、次のような構成だった。講座名と講師は次のとおり。◇第1部「心不全とは」北大病院循環病態内科学助教竹中秀氏◇第2部「心不全チーム医療の実際」愛心メモリアル病院理学療法士山本拓也氏看護師高野朱美氏◇第3部「心不全とともに生きる」北大大学院医学研究院循環病態内科学教室教授安斉俊久氏※講演をされる安斉北大医学部教授です。といった構成だったが、...心不全にならないために、悪化させないために

  • 札幌学院大コミュニティ・カレッジ 札幌歴史雑学(2)

    札幌学院大コミュニティ・カレッジ「誰かに話さずにはいられない札幌歴史雑学」第2講も興味深いお話満載で、心楽しいひと時だった。札幌の歴史の事実を平易な言葉で、分かり易く説明する和田氏の話術は一級品である。昨日(11月22日)午後、札幌学院大学のコミュニティ・カレッジ「誰かに話さずにはいられない札幌歴史雑学」第2講が開講された。講師はもちろん街歩き研究家の和田哲氏である。和田氏は第2講のテーマを「娯楽の祭りの風物詩」と題して、和田氏が収集した数々のエピソードを紹介してくれた。※講義をされる和田哲氏です。そのエピソードとは…、◇劇場と歓楽街◇篠路歌舞伎◇映画と横丁◇洋風建築◇ガラナと北海道◇札幌まつり◇大通ビアガーデン◇盆踊り唄◇冬のイベント今昔と多岐にわたった。どれをとっても興味ぶかいのだが、その全てをレポす...札幌学院大コミュニティ・カレッジ札幌歴史雑学(2)

  • 女医第一号の荻野吟子の生涯を辿る

    荻野吟子は我が国の女医の第一号者であることは有名であるが、その彼女が北海道瀬棚町において開業していたことも北海道民にはかなり知られたことである。また、フェミニストとして女性の地位向上にも力を発揮した人だった。※瀬棚町の荻野吟子公園に設置されている荻野吟子顕彰碑です。昨夜(11月19日)、北海道労働文化協会が主催する「労文協リレー講座」の第2回講座が北海道自治労会館で開講され受講した。テーマは「女医第一号荻野吟子~フェミニストとして生きる~」と題して、北海道情報大学名誉教授の広瀬玲子氏が講師を務めた。※講演をする広瀬玲子北海道情報大名誉教授です。吟子は1851(嘉永4)年、現在の埼玉県妻沼町の豪農の家に生まれた。時はペリー来航の2年前、つまり江戸時代最末期であった。当時の女性規範は「女は嫁して子を産み、家を...女医第一号の荻野吟子の生涯を辿る

  • 札幌市中央図書館「屯田兵の足跡」展

    “屯田兵”が北海道の開拓のために大きく貢献したことに異論はないと思う。(もちろん北海道の先住民族としてのアイヌ民族の存在はあったが)その屯田兵の足跡を辿る展覧会が札幌市中央図書館で開催中と知って駆け付けた。屯田兵となるための「移住手引書」、「屯田兵手帳」、あるいは屯田兵が子弟のための学校に寄付したことに対する「下賜状」など貴重な品々を目の当たりにした。昨日(11月19日)、特に日中に特に予定もなかったことから、以前から気にしていた中央図書館で開催中(実際には隣接する「埋蔵文化財センターの一室で開催されていた」」の「屯田兵の足跡~明治の札幌をたどって~」を観覧に訪れた。私は「めだかの学校」でこの夏、「さっぽろの古を訪ねて」の第三弾として「北の守りと開拓を担った屯田兵の史跡を辿る」をテーマとして、札幌近郊に点...札幌市中央図書館「屯田兵の足跡」展

  • 免疫力をアップして、感染症に強い体をつくる!

    「免疫力をアップするとは?」…、私たちの体は外部からの様々なウィルスや細菌の攻撃を受けているという。それらの攻撃から身を護るためには免疫力のアップが最も有効だという。専門家からお話を聴いた。昨日(11月18日)午後、道民カレッジ主催の「ほっかいどう学・かでる講座」の本年度最終講座が開講されたので受講した。今回のテーマは「免疫力アップは、全ての病気を予防する~感染症に強いカラダづくり~」と題して北海道医療大学福祉看護学部の塚本容子教授からお話を伺った。※私は存じ上げなかったがコロナ禍の際には道内テレビに頻繁に出演されて、コロナ禍対策をアドバイスされた免疫学の第一人者だということだ。塚本教授はまず「免疫とは?」と問うて「免疫とは“非自己”を認識して、排除する防衛機能のことである」と定義し、ウィルスや細菌を“非...免疫力をアップして、感染症に強い体をつくる!

  • 高石ともやさんを偲び歌いつくす in 北八劇場

    フォークシンガーとして一時代を築いた高石ともやさんが逝って4ヵ月、高石ともやさんと人生を共にした人たちが北八劇場に集い、彼の残した歌を歌い、そして偲び、自らの人生を振り返った。私もそんな一人として…。昨日(11月7日)、高石ともやさんが逝去されてからちょうど4カ月目にあたる日に彼を慕う人たちの手によって「高石ともやさんを偲び歌いつくすin北八劇場」(当日いただいたプログラムには「ともやさんを偲び語りつくす会」ともなっていたが…)があり、高石さんと多くの出会いを持たせてもらった私も参加させてもらった。参加を申し込んだときに、会の実質的に取りまとめた金子国彦さんという方から、私のことを「知っていますよ」という言葉をいただきとても嬉しかった。金子さんは高石ともやさんと深川西高校で知り合い、それ以来交友を続けてき...高石ともやさんを偲び歌いつくすin北八劇場

  • 難聴が認知症の可能性を大きくするって?

    難聴を放っておくと認知症になる可能性が高くなるという。聴力に不安のある私には放っておけない問題である。不安を覚える私は、「これはぜひ聴かなくては!」と北海道医療大学の公開講座を受講した。昨日(11月16日)午後、北海道医療大学の札幌サテライトキャンパスで開催された講座「難聴と認知症のお話~聞こえづらいを放っておかない~」を受講した。講師は、札幌東徳洲会病院の看護副部長である渡邊綾氏が務めた。まず、難聴が認知症を引き起こすメカニズムについて二つの代表的な仮説があるということだが、そのうちでも有力とされる「カスケード仮説」について振り返ってみる。まず「カスケード」とは「階段状に連続しているもの」という意味があるそうだが、ある一つの事象(ここでは難聴)が要因となって次々と新たな事象を引き起こすということのようだ...難聴が認知症の可能性を大きくするって?

  • AMOEBA 2024

    一年ぶりの再会である。今回はメンバーが都合で減ってしまったが、集まった面々は元気にそれぞれの地で活躍していることを確認でき嬉しかった。まさにAMOEBA魂は健在である!※幹事役のS氏が作成した案内・日程表です。今どきは手書きの方が味があります。AMOEBA…、まさにあの微生物のアメーバである。私が尊敬する故小田実氏がアメリカ留学の帰途、ヨーロッパ、アジアを巡り著した著書「何でも見てやろう」の中で、故国日本のことを「日本列島の運動は、アミーバ運動のごときものであろう(小田氏はアミーバと表記している)」と喝破した。そしてこう表現した。「アミーバはてんでばらばらにあちこちに偽足を出して動きながら、それでいて、ある一定の方向を指して動いて行く。日本の場合もまさにそれではないか」、「(日本)列島のなかにはいろんな動...AMOEBA2024

  • 札幌学院大コミュニティ・カレッジ 札幌歴史雑学(1)

    北海道三代名橋と称されたころの面影もない「豊平橋」の歴史、「本願寺道路」と呼ばれた国道230号線の誕生物語、幻の「札幌急行鉄道」の話、等々札幌の歴史にまつわるお話が次々と紹介され、興味がつきない講座だった。札幌学院大が新設された新札幌キャンバスを会場に、一般市民を対象としたコミュニティ・カレッジを開催している。私は街歩き研究家の和田哲氏が担当する「誰かに話さずにはいられない、札幌歴史雑学」の受講を申し込み受理された。その「誰かに話さずにはいられない、札幌歴史雑学」の第1講が昨日(11月14日)午後開催されたので受講してきた。私はこれまで和田氏のお話を何度も聴いている。(確かもう7~8回は聴いている)和田氏は「街歩き研究家」を自称するだけに札幌の街のことについては実に詳しい方である。和田氏は自ら歩いて収集し...札幌学院大コミュニティ・カレッジ札幌歴史雑学(1)

  • ジャズで彩る昭和歌謡 Vol.5

    「瀬戸の花嫁」が、「いとしのエリー」が、「MyWay」が…、昭和世代にとっては懐かしいメロディーが次々とジャズチック(こんな言葉があったかなぁ)な音に乗って次々と披露された。それは懐かしくも幸せなひと時だった…。昨日(11月13日)午後、手稲区民センターにおいてThepianotriojazzと称する三人組(トリオ)が「ジャズで彩る昭和歌謡」と題するライブを開催するのを知って駆け付けた。キャパ200人といわれるセンターは中高年の男女を中心にほぼ満杯の盛況だった。Thepianotriojazzの3人は、20代後半と思われるベース奏者の高橋和明さん、30代後半と思われるドラマーの石倉太郎さん、そしてトリオの中心を担う50代と思われるピアノ兼ボーカルの辻たいじさんという3人組だった。演奏された曲目を順に並べて...ジャズで彩る昭和歌謡Vol.5

  • さっぽろスクール音楽祭を聴く

    札幌の小学校の音楽事情を知ろうと「さっぽろスクール音楽祭」に出かけてみた。真摯に音楽に取り組む姿に感動を覚えた。しかし、札幌の市内校といえども合唱や吹奏楽の理想的な編成を組むのが難しくなっている背景も窺われた。11月の札幌市内は「SAPPORPARTSTAGE」と称して、音楽や美術、演劇など各種の文化的催しを集中的に開催している。その中一つとして11月10日(日)、札幌コンサートホールKitaraにおいて「さっぽろスクール音楽祭」が開催された。参加したのは合唱の部に9校(団体)、吹奏楽の部に29校(団体)が参加した。私は全日程に参加することはできなかったが、合唱の部と吹奏楽の小学校の演奏だけを聴かせてもらった。合唱の部の参加校は以下とおりである。()内は構成人数◇札幌市立美しが丘小学校(12人)◇札幌市立...さっぽろスクール音楽祭を聴く

  • めだか会議 放談会「札幌の好きなところ、残念なところ」

    平均年齢が70歳を超える会員の方々は、それぞれさまざまな地での在住経験がある方だったが、総じて札幌の街が気に入っている方が大半だったようだ。その中、残念なところについて話が盛り上がった?先月から始まった「めだかの学校」の「めだか会議放談会」だが、昨日2回目の放談会が行われた。今回のテーマは「札幌の好きなところ、残念なところ」について話し合ってもらった。先ずは最初に全員がテーマに沿って発言した。それによると、それぞれがさまざまな地での居住経験を経て、札幌に落ち着いた方が多かったが、総じて札幌の地が「好きだ」という方がほとんどだった。その理由として「自然環境が良い」、「気候が良い」、「交通、医療、教育などの環境が整っている」、「文化的環境に優れている」等々の理由を挙げる方が多かった。私はというと、人生の大半を...めだか会議放談会「札幌の好きなところ、残念なところ」

  • 多文化社会のアメリカはどうなっていくのか?

    アメリカ合衆国は世界各地からの移民がつくってきた国家である。したがって、アメリカは植民地時代の初期から多文化社会であった。しかしその現実は複雑である。現在の姿となる過程ではさまざまな軋轢を重ねて今日を迎え、多くの問題を抱えていることもまた事実である。アメリカ社会はどこへ向かっていくのか?研究者からお話を聴いた。11月9日(土)午後、武蔵女子大学の「武蔵教養セミナー」が開催され参加した。テーマは「分断するアメリカ~多文化主義、ポピュリズム。民主主義~」と題して同大学の専任講師である木下なつき氏が講座を担当した。まず私の不明を恥じたのは、アメリカの植民地時代には〈普通の白人の移民〉、〈白人年季奉公人〉、〈黒人奴隷〉と三つの階級が存在したということだ。私が初耳だった〈白人年季奉公人〉とは、本国で貧困にあえいでい...多文化社会のアメリカはどうなっていくのか?

  • 仙台城跡(青葉城址) & 定禅寺通り

    私の中で「定禅寺通り」は、私が体験した中で最も素晴らしい通りとして記憶に残っていた。その「定禅寺通り」は私の期待を裏切らなかった。しかし、仙台城跡は本丸跡の辺り一帯が商業施設となっていたのはいかがなものか?今回の盛岡、仙台の旅の最終レポである。東北の旅の最終日11月4日、私は盛岡を朝早く発って仙台空港からのフライトまでの時間を利用して、仙台市内を巡ってみようと計画した。※仙台駅です。仙台駅前は人道(ピンク色の部分)と車道が写真のように分離され、人と車が交差さない造りとなっています。その巡る手段として、「るーぷる仙台」という決められたコースを定時で巡る市内観光バスを利用した。時間が半日程度しかなかったので、巡るところは「仙台城址」、「仙台市博物館」、そして「定禅寺通り」に絞った。※レトロな雰囲気で仙台市内を...仙台城跡(青葉城址)&定禅寺通り

  • 時計台ワンコインコンサート Vol.3

    ワンコインで上質の音楽を楽しめるなんて!?私は迷わず参加を決めたが、「マ・コルド・ダルク」のピアノディオ、札響チェロ奏者の小野木遼さんのチェロソロともに上質の音を十分に楽しめた夜だった。昨夜(11月8日)夜、札幌時計台ホールにてマ・コルド・ダルク「時計台ワンコインコンサートVol.3」が開催された足を運んだ。ワンコインコンサートは「クラシック音楽の普及・発展のため、低料金でふらっと立ち寄れるようなコンサートを開きたい」というマ・コルド・ダルクのお二が発想し、企画されたコンサートだと聞いている。「マ・コルド・ダルク」のお二人とは、岩見沢市出身の岩田真由美さんと仙台市出身の山川充さんが、フランス・ベルギーで共に6年間研鑽に励んだことが縁で2023年に結成されたピアノディオだそうだ。この夜はさらにゲストとして、...時計台ワンコインコンサートVol.3

  • 道民カレッジ「学びカフェ」帯広第3講

    帯広での「学びカフェ」は今回が3回目だった。受講生の皆さんと少しは顔馴染みになれたかな?と思われたが、今回が最終回だった。今回は北海道の難読地名について皆さんと学び合った。昨日、帯広市の「とかちプラザ」において、私にとって3回目となる道民カレッジの「学びカフェ」の講座を担当した。(私にとっては3回目であるが、「学びカフェ」自体は帯広市で5回目の開催だった)私は1回目に「図書館に行きましょう!」、2回目は「俳句を創りましょう!」をテーマとして皆さんと学び合ったが、今回は十勝地方に多い「難読地名を読みましょう!」をテーマとした。私が調べたところ、特に十勝地方、釧路地方には難読地名が多いことが分かったからだ。最初に、先日訪れた宮城県の片田舎の「小牛田」という駅名を挙げて皆さんに考えていただき、その地名が「こごた...道民カレッジ「学びカフェ」帯広第3講

  • ヘルシーウォーキング㊼ 歴史・伝統・風景を楽しめるまち「もりおか」を感じる盛岡ウォーク

    コース名が誇るとおりまさに盛岡市の歴史・伝統・風景を楽しませてもらったヘルシーウォーキングだった。街中に古い建物が多く残り、古代と現代が見事にマッチしていて楽しく歩かせてもらった10.5キロだった。11月3日(日・祝)、私にとって道外におけるヘルシーウォーキングに参加するのは初めて参加する「盛岡ウォーク」だった。(主催のJR北海道では年に1~2度東北の地で開催している)朝、8時半過ぎ盛岡駅をスタートした。天気は快晴のウォーキング日和だったが、朝の冷気の残る中でのスタートだった。※新幹線駅と同居する盛岡駅です。まずは駅前から北上川沿いを北上し、「旭橋」を渡る。その際、ブログでも投稿したが橋上から北上川の流れ、そして岩手山を遠望できるという素晴らしい光景に出会った。※旭橋の橋上から見た北上川の流れと、その向こ...ヘルシーウォーキング㊼歴史・伝統・風景を楽しめるまち「もりおか」を感じる盛岡ウォーク

  • 民話の里・遠野市と賢治ふるさと花巻市を巡る

    幽玄の郷を思わせる遠野盆地、そして宮沢賢治一色に塗りつぶされたかのような花巻市を巡った。それは文学に疎い私にとって遠い世界でもあったが、異郷に足を踏み入れ私なりに感ずるところもあった。11月2日(土)は、JRの「いわてホリデーパス」を利用して、盛岡近郊(でもないかな?)の遠野市と花巻市を訪れた。まずは、柳田國男の「遠野物語」で有名になった遠野市を目ざした。盛岡市からは乗り継ぎも含めて約2時間15分かかった。(実際の乗車時間は1時間40分だったのだが)遠野市での滞在時間はわずか2時間である。あいにくの雨のためレンタサイクルが使えなかったので、遠野市内の中心部を徒歩で巡るのが精一杯だった。※JR「遠野駅」です。私は観光案内書で入手したマップをもとに、駅前から真っすぐ南に伸びる道路を「遠野市博物館」を目ざした。...民話の里・遠野市と賢治ふるさと花巻市を巡る

  • 世界遺産「中尊寺」を観る

    中尊寺の寺院の多さに圧倒された。その一つ一つに大きな意味があるのだろうが、未知の私にはただ、ただその寺院の数の多さに驚いた。また、中尊寺の最大の呼びものである「金色堂」はやはり特別感を感じさせてくれた。今回の旅の第一の目的はJRヘルシーウォーキングに参加することだったが、それと同時に世界遺産に登録されている「中尊寺」を観ることも大きな目的の一つだった。世界遺産という名に弱いのである。中尊寺は、2011(平成23)年に「平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群―」として登録された。つまり、構成遺産としては国宝の「中尊寺金色堂」、特別名勝「毛越寺庭園」、特別史跡「中尊寺境内」、特別史跡「毛越寺境内附鎮守社跡」、特別史跡「無量光院跡」などが構成遺産となっているようだ。※中尊寺境内の概念図です。右側...世界遺産「中尊寺」を観る

  • 定禅寺通り

    本日の最終便です。現在、空港で無事にチェックインを済ませ、搭乗を待っているところです。仙台城跡を終え、その後仙台市博物館、定禅寺通り、と巡ってきました。博物館はレイアウトが綺麗すぎるきらいを感じましたが、さすがに伊達政宗に関する展示が多いのは仕方のないことなのでしょうね。期待の「定禅寺通り」は20年前に来仙した際にとても感激しましたが、相変わらず頭上を覆うようして屹立するけやき並木には今回も圧倒されました。ただ、私の中に描いていたほど長くなかったなぁ、というのが正直な感想です。長さ、規模からいうと「青葉通り」のほうがスケールは大きいかもしれません。ともかく、仙台の主要な道路が頭上を覆うように大木が並んでるいる様は見事でした。写真は夕刻が迫る「定禅寺通り」です。明日から旅の詳報を少し綴りたいと思っています。定禅寺通り

  • 仙台城跡

    第2信を発信します。予定より約1時間遅れで仙台に着きました。三連休の最終日と好天気が重なって、仙台駅前は観光客でごった返しています。苦労して市内を巡る観光バス「るーぷる仙台」に乗るのも一苦労でした。その「るーぷる仙台」を駆って「仙台城跡」に来ています。仙台城も盛岡城跡と同様、本丸や天守閣などは何もありません。ただ、ここの売りは「伊達政宗公の騎馬像」が有名です。観光客は皆この像の前で記念写真を撮っています。私はこの後、仙台市博物館と定禅寺通りを見て、仙台市観光を終える予定です。仙台城跡

  • 小牛田駅にて

    本日第1信です。盛岡から各駅停車の鈍行で仙台に向かっています。ところが‼️なんと、信号機の安全確認のためとかで「小牛田」駅で50分程度の足止めをくらってしまいました。旅につきもののアクシデント?まあ、旅程としては余裕を持たせてありますので、慌ててはいませんが…。仙台観光の時間が多少削られますが…。ところで「小牛田」は何と読むでしょうか。私はぜんぜん読めませんでした。「こうしだ」ではありませんよ。回答は本日の最終便で明かします。写真は足止めされた「小牛田」駅の構内です。小牛田駅にて

  • 残念!わんこそば食せず…

    JRウォークにゴールした時、午後1時を過ぎていたのでお腹が空いていました。「盛岡三大麺」の残り、わんこそばを食そうと思いました。と言っても、歳が歳ですし、ひとりですから本格的なお店で、本格的にわんこそばを食す勇気はありません。ネットで調べたところ、駅ビルの中に格好の店を見つけました。そのメニューは「お試し10杯コース」(1,650円)というものでした。さらに「おかわり10杯500円)と私には格好と思えるメニューでした。勇躍お店に向かったのですが満員でした。しばらく待って、店員に伺うと、「もう、昼の部は麺がありません」と言うのです。「それじゃ、夕方は?」と問うと「予約で満員です」ということでした。残念ながら諦めるしかありません。さあ、困った。その時頭に浮かんだのが、ゴール寸前に駅前に出店し、派手なメニューを...残念!わんこそば食せず…

  • 盛岡城跡公園

    先程、無事にゴールしました。10.5キロのコースを4時間以上もかけて歩いたのは初めてです。それだけゆったりと、そして各施設か史跡を詳細に見学しながらのウォーキングでした。それだけ見どころがたくさんあったということになります。天候にも恵まれ大満足の盛岡コースとなりました。写真は盛岡城の城壁です。お城自体は跡形もありませんでしたが、城壁から往時を偲ばせてもらいました。盛岡城跡公園

  • 岩手銀行赤レンガ館

    盛岡の街中ウォークを満喫しています。街中には古い建物がそこかしこに残り、特に江戸期(?)の消防の鐘楼が特異な風景を醸し出しています。写真は、明治期に建設された岩手銀行ですが、設計者が東京駅の設計者と同じということで、なんとなく東京駅に通ずる外観です。中は観光施設として活用され、地元の漆器づくりの工程が実演されていました。歩く距離はぜんぜん進まず、現在は盛岡城跡公園にきています。城の跡は全くありませんが、見事な石垣が往時を偲ばせてくれます。岩手銀行赤レンガ館

  • 岩木山と北上川

    本日第2信です。スタート直後に素晴らしい光景と出会いました。北上川を渡る橋(旭橋)を渡っていた時です。北上川の豊かな流れの向こうに大きな山が見えました。近くを歩いていた地元の人に伺うと、「岩木山です」と教えてくれました。あの千昌夫さんが「お岩木やまぁよぉ〜♪」と歌っていた岩手県民が愛して止まないシンボルです。そしてその前には北上川です。北上川も歌に歌われました。コーラスグループのダークダックスをはじめ、多くの歌手にカバーされた「北上川夜曲」です。「匂い優しい白百合の〜♪」昭和歌謡の懐かしい曲を思わず口ずさんでしましました。写真は説明不要の一枚です。岩木山と北上川

  • 盛岡ウォーク

    盛岡3日目にして、いよいよ今回の主目的であるJRウォークの盛岡ウォークのスタートを切りました。JRウォークに2年間取り組んできましたが、自分の中ではこのウォークを一応の区切りしようかなとも考えています。今日の盛岡は昨日とは打って変わって快晴の空が広がり、キリッとした冷気に包まれ、ウォーキング最適のコンデションです。今日はいつもとは違い、ゆっくりと歩き、各所を見学しながら盛岡を満喫しようと思っています。ですから、今日も時折途中からブログを発信しますので、時間があったら覗いてみてください。写真はスタート地点の盛岡駅です。盛岡ウォーク

  • 盛岡冷麺

    本日の最終便です。盛岡に帰りつき、夕食に「盛岡冷麺」をチョイスしました。というのも、昨夕は「じゃじゃ麺」だったのです。「盛岡三大麺」というと、冷麺、じゃじゃ麺、わんこそばが有名です。昨夕はスマホで写真を取らなかったので投稿できませんでした。(帰宅後レポしますさて盛岡冷麺ですが、私は大の麺好きなのですが、冷麺は正直言ってあまり得意ではありません。あの透明な麺がどうも得意ではないのです。またコシが強すぎるのもどうもわたしの好みではありません。今夕の冷麺もまさにその通りだったのですが、全体としてそれはそれとして、キムチの辛さも適度で美味しくいただくことができました。昨夕のじゃじゃ麺ほどの満足度はなかったですが…。さあ、三大麺のうち二つを味わいましたが、「明日はどうしよう?」と考えています。ひとりでわんこそばもな...盛岡冷麺

  • 宮沢賢治 童話村 in 花巻

    予定していたとおり、花巻市の「宮沢賢治童話村」を訪れてきました。「童話村」は宮沢賢治ワールドを立体化してアミューズメント化した施設と私には映りました。宮沢作品の良さをよく理解していない私には、童話村の良さもイマイチ分かりませんでした。併せて、童話村の直ぐ横にあった「花巻市博物館」も覗いてみました。こちらは縄文文化が発達した地域だったようで、世界遺産となった北東北の各地と遜色のない出土品がたくさん発掘されたようで、充実した展示でした。今日は残念ながら一日中雨が降り続く天気でしたが。「いわてホリデーパス」を有効に使うことができました。写真は「童話村」の「賢治の学校」内の展示の一つで、彼の作品「セロ弾きのゴーシュ」を粘土で立体化した作品が展示されていたものを写した一枚です。宮沢賢治童話村in花巻

  • 遠野物語

    「遠野物語」のふるさと遠野市に来ています。生憎の雨模様ですが、東北の山懐深くに位置する遠野市は、いかにも現実ばなれした民話が誕生する雰囲気を感じさせてくれます。雨のためレンタサイクルも使えず、遠野市の雰囲気を少しだけ感じただけで、次の花巻市の「宮沢賢治童話村」に移動します。写真は、遠野駅前の池のところに設置されていた「カッパ」の像です。カッパが4匹(4人?)何かを相談していらみたいですよ。遠野物語

  • 平泉町の世界遺産「中尊寺」

    突然ですが、岩手県の盛岡市にきています。そのわけは、あまりにもバカバカしいことなので2〜3日秘密にしておきます。今朝、新千歳空港から仙台空港に飛んで、鉄路仙台から北上し、盛岡まで移動しました。その移動途中で平泉駅で下車し、世界遺産の「中尊寺」を見学してきたというわけです。金色に輝く「金色堂」の写真を添付しようと思ったのですが、残念ながら写真はNGでした。スマホで詳しく旅の様子をレポしたいのですが、ストレスが大きすぎるので、旅先からは動静だけ簡単にレポすることでお茶を濁し、帰宅してから詳しくレポするのが私の流儀ですので了解ください。ただ、「中尊寺」の本堂や金色堂を中心に、多くの寺社が建ち並ぶ様はなかなか見応えがありました。写真は「金色堂」全体を覆うようして建つ「金色堂覆堂」です。平泉町の世界遺産「中尊寺」

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