シアターキノで観た映画で初めて期待外れの映画だったかなぁ…、というのが正直な感想です。ゲッペルスのプロパガンダが、どのようにして大衆に浸透し、それによって大衆がどう行動したのか、そのあたりが私に伝わってこないもどかしさのようなものが最後まで融けることはなかった…。昨日午後、ひさしぶりに時間が空いたので以前から気になっていた「ゲッベルス―ヒトラーをプロデュースした男―」を観るためにシアターキノに赴きました。平日にも関わらず、中高年を中心に小さなシアターはほぼ満員の盛況でした。気になっていた…、と記したのは映画チラシに記されていた次の言葉でした。「ゲッベルスの手法が現在も広がり続けているからに他ならない。ウクライナやガザにおける戦争、ポピュリズムや極右台頭の背後で喧伝される言葉や映像、量産されるフェイクニュー...映画ゲッベルス―ヒトラーをプロデュースした男―№397