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惨憺たるアンコウ http://tatsuya1956.blog48.fc2.com/

欧州自転車レースを中心に読書日記や映画、思い出話や料理、燻製や手造りビールなどを、のんびり書きます。

すでに人生50年を過ぎ、欧州自転車レースもやや古い話に偏りがちです。しかし昔を知っていれば今が楽しくなることは間違いありませんよ。最近のイチオシは87年のスーパークリテリウムの記事。

ヴァルデマール・シュトルンク
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住所
東久留米市
出身
東京都
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2010/03/08

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  • 100年前のイゾワール峠

    FBで見つけた写真です。実はFBでコメントしてたんだけど、ブログでも紹介したくなりました。ぱっとみると、遅れて最後尾を壊れた自転車を押して登っているように見えますが、実はこの選手、このステージの優勝者なんですね。しかもこのステージを2位に10分以上の大差で勝ってます。1925年、ほぼ100年前のツール・ド・フランス第13ステージはニースからブリアンソンの275キロ。正確なコースはわかりませんが、おそらくアルプスの峠...

  • ガンパーのブエルタ・ツィート日記 (13)

    ジワジワと迫ってまいりました 笑)この先も登りゴールのステージがいくつかあるし、最後は25キロぐらいのTTだし、オコーナーとしてはどこまでもつか。。。ガルがもっとしっかりそばに付いて行くかと思ったんだけど、今回も先に行っちゃいました。もちろん監督からの指示もあるだろうから、本人の意図で行ったわけではないんでしょうけどね。それに激坂は自分のペースで走るしかないんだろうけど。。。*Cyclingmagazine : 今日...

  • ガンパーのブエルタ・ツィート日記 (12)

    優勝したカステリッリョ、トレーナー?と抱き合って滂沱の涙でしたね。トレーナーの方に涙がボタボタ。あれだけフラフラ走って、もう身体中の水分なんかなくなってるだろうに、涙はいくらでもでるんですね 笑)逃げてすぐにスイスチャンピオンのシュミートが追いつきそうだなと思ったらダメで、最後もプールがものすごい勢いで追い上げたけど、時すでに遅しでした。*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?パトリック・ガン...

  • ヘルツォーク「氷上旅日記」覚書き

    例えばタルコフスキーの映画「ノスタルジア」のラスト。蝋燭の火を消さずにお湯を抜いた野外温泉の端から端まで渡りぬけたら世界は救済される、とか、同じく「サクリファイス」で、起きてしまった核戦争を無かったことにしてくれと神(?)と契約して、実際に家に火を放つとか、冷静に考えると子供のおまじないみたいなことが、真剣に、そしてものすごく美しく描かれていた。ヴェルナー・ヘルツォークというこの映画監督も、そうし...

  • ガンパーのブエルタ・ツィート日記 (11)

    昨日はレッド・ブル・ボーラがチーム力で30秒稼いだって感じでした。逃げてたデンツとガンパーが下がって山の前で集団を牽引し、山ではヴラソフが思いっきり引っ張ってオコーナーを切り離すお膳立て。離れたオコーナーはリポヴィツがぴったりマーク。下りに入ってダニマルが前から戻って牽引してゴールへ雪崩れ込む。ダニマルは止まって待ってたみたいですね。一方オコーナーはガルだけでしたね。そのガルもオコーナーが一人遅れた...

  • ガンパーのブエルタ・ツィート日記 (10)

    やっぱり勝負をかけるのは登りゴールのステージなんですかね。その意味では今日も逃げが決まり、総合に大きな変動はなさそうな感じですが。。。*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?パトリック・ガンパー: どうやらみんな休息日をうまく使って休めたようだったね。今日はスタートから全開で、プロトンは50にんぐらいしかいなかった。他はみんなちぎれてたよ。最後のところになる前に短い休息があって、それからふたたび...

  • rsn のガルのインタビュー

    ガンパーの同国人フェリックス・ガルが rsn でインタビューに答えています。そう言われてみれば、去年も第6ステージで接吻・キスが逃げて、最終的にはその時の蓄えがものをいったのでした。今年もオコーナーの逃げは第6ステージ。さて。*rsn: 君たちのキャプテンのベン・オコーナーが赤いジャージ争いでトップを走っているけど、今の気分は?ガル: もちろん特別さ。普通は味わえる状況ではないからね。僕らはチームとしてもの...

  • ガンパーのブエルタ・ツィート日記 (休息日1)

    今日は早速、ぱぱっと 笑)*Cyclingmagazine : 今日はどんな(休息)日だった?パトリック・ガンパー: とてもリラックスできたけど、いつも感じるんだけど、あっという間だね。C: 自転車にはどれぐらい乗ったの? 良いカフェは見つかったかい? 友人や家族と連絡するだけの十分な時間はあったのかい?ガ: 友人や家族との本当の意味での「クオリティ・タイム」はオフシーズンだね。C: 休息日はいつだってそこまでの成...

  • ガンパーのブエルタ・ツィート日記 (9)

    昨日はプロフィールに惹かれて残り60キロからみてたんですが、すぐにアダム・イェーツが逃げて、あとはそのままでした 笑) インタビューでもポガチャルスタイルなんて言われてましたが、ただ、総合争いでもっとゴチャゴチャするかと思ったんだけど、まあ、この先のプロフィール見ると勝負どころはここではなかったんでしょうね。*Cyclingmagazine : 今日はどんな(山の)日だった?パトリック・ガンパー: 今日は初めて暑さ...

  • ガンパーのブエルタ・ツィート日記 (8)

    テレビでも言ってたけど、ガルは最後オコーナーに付いてなかったですね 笑)エースナンバーもオコーナーだし、内心複雑な思いがある?? まあ、勘繰りすぎかもしれないけどね 苦笑)というわけで、途方もないさを1発でつけてしまったんじゃないかと思われたオコーナーでしたが、さすがにログリッチ、激坂の残り1キロで1分近く取り返しました。しかし、すごい激坂でしたね。前世紀には考えられないほどの坂でした。最後のところ...

  • ガンパーのブエルタ・ツィート日記 (7)

    裏では(失礼 笑)ドイツツールも行われているようですが、基本丘陵地帯なので、長い登りの頂上ゴールがないのが残念。ただ、街並みは綺麗だろうから、そのうちJスポでやるのを楽しみにしておきます。*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?パトリック・ガンパー: 今日も暑さが凶暴だったね。ニコと一緒に最後の山の前でポジションキープに励み、それをパーフェクトにこなしたよ。C: 暑さについてまた聞くよ。なにか慣...

  • 高橋源一郎「DJヒロヒト」(ネタバレごめん)

    うーん、小説は何をやってもいいんだ。そりゃそうです。天皇が出てこようとゴジラやモスラが出てこようと、中島敦が大活躍したり、嘘の(?)手紙が出てきたり、古山高麗雄や井上靖、武田泰淳の戦場での体験や大岡昇平、小田実あるいは永井荷風が出てこようと、日本の原爆開発に携わった仁科博士の心情を捏造しようと、南方熊楠がナウシカと延々と話したり、森鴎外、夏目漱石がでてこようと、虚実ないまぜ、なんでもあり。舞台も皇...

  • ガンパーのブエルタ・ツィート日記 (6)

    無線の時代になって、危険な選手の一人が優勝候補たちに6分以上の大逃げって珍しいですねぇ。*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?パトリック・ガンパー: 今日はこれぞロードレース! だったね。逃げは上りの直前になってやっと決まって、そこからまた始まりだった。そしてどんどんエスカレートしていったね。僕らの赤いジャージは持ってかれたけど、リポが上位でゴールしたから、白いジャージだ。C: このステージの...

  • ガンパーのブエルタ・ツィート日記 (5)

    昨夜は久しぶりの友川カズキライブ。例によって、というか、参加しなかったことがない 笑)打ち上げにも参加して終電で帰って参りました 苦笑)当然パーヴェル・ビトネルの勝利のシーンは先ほど録画で見ました。むかし衛星放送で初めてブエルタを見たのは前世紀末でしたが、だいたい午前0時前後にゴールしていたように記憶しているんですけどねぇ。。。当時はむろんJスポーツではなく、スペイン語放送のTVEで、これが結構いい加...

  • ガンパーのブエルタ・ツィート日記 (4)

    ツールでは個人的には期待はずれに終わったフェリックス・ガルが頑張りましたね。あのまま逃げ切れたら良かったんだけど、まあ追いつかれて、ちぎれて、再び追いついて、最後はスプリントにも加わったからこの先再び注目しておきましょう。*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?パトリック・ガンパー: 凶暴なぐらい暑かった!! 僕らとしては計画通りで、プリモシュが勝つことができた! これ以上うまくはいかないね。...

  • ガンパーのブエルタ・ツィート日記 (3)

    カンペナールツの残り1キロ半のアタック、このまま逃げたら昔のイェレ・ネイダムやティエリー・マリーのような勝ち方だと期待したんだけど、やっぱりダメでした。最近こういう勝ち方を見てないですね。もう6、7年前のジロでのペストルベルガーぐらいかなぁ。*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?パトリック・ガンパー: 昨日と似てたけど、いくらか穏やかだったね。ラストも僕らはまた上手くやれたし、良いタイミングで...

  • ガンパーのブエルタ・ツィート日記 (2)

    グローブス、そういえば今シーズンはほとんど名前を聞きませんでした。ブエルタではスプリンターがまとめ勝ちってよくあるから、この先どうなるでしょう。ところで、第1ステージのTT、昨日も推測したようにガンパーは手を抜いたんだと思うけど、それに対してリポヴィツが12位に入ってました。7月初めのルーマニアのシビウ・ツールでも総合優勝しているし、ログリッチの山岳アシストとしての出場なんだろうけど、ある程度自由に走っ...

  • ガンパーのブエルタ・ツィート日記 (1)

    常連のデンツかな、と思っていたら、オーストリア人のパトリック・ガンパー、レッド・ブル・ボーラ・ハンスグローエの27歳の長身選手です。まあ、長身といっても公称192センチ、20世紀には190以上の選手なんてプロトン内にいても1人2人でしたからものすごく目立ったけど、今はまるで珍しくなくなりました。去年のオーストリア国内選手権の個人TTで優勝し、今年はグロースシャルトナーに次いで2位でした。でも第一ステージは74位、...

  • ケムナ、リドル・トレックへ

    すでにここで紹介した噂通りでしたね。3年契約が公式に発表されたようです。グランツール3つすべてでステージ優勝しているけど、交通事故による大怪我の後、今シーズンはまだ全くレースに出てません。でも期待度は高いみたいです。ケムナの話。「リドル・トレックへ移籍して、僕のキャリアの次の章に進むことになりました。この数年はとても重要なものだった。そして今僕は次にくるもののことを思って興奮している。これからの数年...

  • 奥泉光「神器 軍艦『橿原』殺人事件」覚書き

    この人の小説を紹介するのは、「シューマンの指」と「雪の階」に次いで3回目。ただ、成立年代順で言うと今回のが一番古いかな。ずっと10年ぐらい本箱に入れっぱなしだったんだけど、一念発起して読んでみました。特に前半は引き込まれましたが、後半はいつもの奥泉節でした 笑)この人にはこの小説の前にも「『吾輩は猫である』殺人事件」というのもあって、そこでも漱石口調が見事に模倣されていたけど、明らかに漱石の口調を真...

  • ログリッチ、ヴラソフ、ブエルタ出場

    どちらも骨折でブエルタには間に合わないかな、と思っていたらあっさり出場決定ですね。先日のサンセバスチャンも出てなかったので、今シーズンはもう終わったなと思っていたら、メンバーに入ってます。一方でケムナが出るんじゃないかと思っていたんだけど、こちらは名前がありません。ただ、ジロ2位のダニマルとリポヴィッツがいて、山岳でのアシスト要員は完璧。今の時点ではビッグ4で出場は一人だけですが、ログリッチのブエル...

  • 山田和夫「ロシア・ソビエト映画史」

    図書館で借りて読んでみました。ソヴィエト・ロシア映画のカテゴリーを作っている拙ブログとしては読まないわけにはいかないでしょう。というわけで、とても面白かったです。映画を手掛かりにした20世紀ソ連の歴史という感じもありました。1996年に書かれた本なので、21世紀に入ってからのズビャギンツェフhttp://tatsuya1956.blog48.fc2.com/blog-entry-4836.htmlやゲルマン・ジュニアhttp://tatsuya1956.blog48.fc2.com/blog-ent...

  • クラシカ・サンセバスチャンはヒルシ

    2連覇していたエフェネプールだけでなく、ビッグ4が誰も出ない、と思ったら直前でヴィンゲゴールが参加というサプライズがありましたが、ツールの後は遊んでいたのか、途中でちぎれてやめちゃいましたね。こうしてみると、やっぱりピーキングの大切さがよくわかります。拙ブログのお馴染みとしてはコンラートが地味に7位に入ってます。しかし、アラフィリップも数年前のスプリントのキレはないのかなぁ。まあ、ヒルシもスプリント...

  • 今日の東京新聞から、イスラエルとロシアは同じだろ!

    数日前にたまたま見たNHKBSの早朝の国際ニュースのなかのカタールのアルジャジーラの放送で、避難民が収容されていた小学校がイスラエル軍によって無警告で突然爆撃され、子供や女性を含む避難民が30人死亡というニュースをやっていた。現場の混乱ぶりも映像が流れた。髭面の大男が号泣する中、小さな女の子の遺体が運ばれていくシーンや大きな血痕が映された。信じられないことがガザでは起きている。それはウクライナで起きてい...

  • 「写本ーいとも優雅なる中世の小宇宙」展

    いやぁ、面白かったです。8月末までだというので、昨日、上野の国立西洋美術館へ行ってきました。写本というと修道院で修道士たちが日々の祈りの間の仕事として書いていたような印象がありますが、13世紀ぐらいからは都市の工房がそれを作り始めるようになるんだそうで、今回の展示はそうした装飾写本のコレクションでした。しょっぱな、イングランドで作られた13世紀前半の写本はどれも10センチ四方の中にびっしりと装飾的な文字...

  • エフェネプール、ダブル!

    なんだか今シーズンはこういうのが多いですね。春先はMVDPがフランドルとルーベというクラシックの王様と女王様を二つ取っていったと思ったら、ポガチャルがジロとツール。でエフェネプールがオリンピックのTTとロードを両方持っていってしまったということで。。。まあ、ビッグ4のうち3人出ないから、MVDPとエフェネプールの一騎打ちかな、なんて思っていたけど、MVDPも太刀打ちできませんでした。rsn では「レムコ1世、パリ王」...

  • シャハマンはスーダル・クイックステップ(?)

    8月になり、具体的な移籍発表ができるようになったわけで、まず拙ブログとして第一弾はシャハマンの情報です。まだ公式発表ではないようですが、プロになった時に最初に所属したチームがクイック・ステップだったので、復帰ということになりますね。2018年にクイック・ステップでカタロニア一周、ジロ・ディ・イタリア、ドイツツールでそれぞれステージ優勝して頭角を表し、翌年ボーラに移って以後もカタロニアやバスクでいくつも...

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