来年アメリカで行われる予定のドーピング公認大会だそうです。いずれこういうバカが出てくるだろうと思っていたけどね。新自由主義の末路だ。自己責任でなんでもOKということなんだろう。金さえ入れば、今だけ良ければ、ってことだね。主催者が言う「人類発展のため」という言葉には笑った。まあ、確かに医者の厳格な管理のもとで、選手の能力を薬物によって上げていくというのは、昔の選手が自分で勝手にやっていたようなドーピン...
欧州自転車レースを中心に読書日記や映画、思い出話や料理、燻製や手造りビールなどを、のんびり書きます。
すでに人生50年を過ぎ、欧州自転車レースもやや古い話に偏りがちです。しかし昔を知っていれば今が楽しくなることは間違いありませんよ。最近のイチオシは87年のスーパークリテリウムの記事。
某映画館のタダ券があったので見てきました 笑)親兄弟と婚約者をワルシャワのゲットーで目の前で殺されたユダヤ系ポーランド人のフィリップが、どういう経緯かわからんが、2年後にフランクフルトで、フランス人になりすまし、高級ホテルのボーイとして働いている。彼は復讐のためにナチス高官らの妻をつぎつぎ誘惑して、最後に罵詈雑言を浴びせて捨てる。しかし、おぼこいドイツの娘と知り合い、さらにはポーランドレジスタンス...
各国でナショナル選手権の結果が出ていますね。日本は小林マリノが初タイトルでした。しかし雨とはいえ完走者が20人いないって、かなり過酷なレースだったんでしょう。修善寺のサイクルスポーツセンターかぁ、行きたかったなぁ。久しく行ってない。ここを走ったのは、たぶん1980年代後半のチャレンジロードかな。あ、拙ブログ始めたばかりの頃の家族旅行のついでに行ったことがありましたっけ。走ってないけど 笑)*マルコ・ブレ...
ストーリーについてネタバレはしません。というか、登場人物も多く、複雑すぎてできません 苦笑)面白い!! この人の小説はここでも「ボラード病」と「バースト・ゾーン」を紹介したことがあるけど、この小説も最後の方まで読むと、実は現在の日本をリアルに描いたわけではないことがわかる。「ボラード病」みたいにディストピアなのかもね。見る間に日が沈み、あちこちに夜を先取りする黒い闇の領域が、まるで動物の掘った穴の...
恒例「本音のコラム」の前川さんだけでなく、田中先生まで書いてますね。小池批判を。排除します。この人の政治姿勢はこの言葉に尽きるんだろうなぁ。一見、顔はニコニコしているけど目が楽しそうではないよね、この人。先日紹介した都議会での排除もそうだった。都合の悪いものは排除するというのがこの人の持ち味なんだろう。関東大震災での朝鮮人虐殺を認めない姿勢も、この「排除」がキーワードなんだろうね。だけど、これだけ...
今朝の新聞で知りました。前に紹介したことがありましたが、「四季 ユートピアノ」を作ったNHKのプロデューサーです。このドラマ、1980年ごろに見て、その後も再放送で何度も見ました。YouTube で見られますね。ただ、埋め込みは禁止のようですので、リンクを貼っておきます。https://youtu.be/ivEGmvSjyz0?si=ZYrui2ngmtN5QdW4出てくる人たちはみんな素人でセリフも棒読みなんだけど、さまざまな出会いと別れがとても抒情的に余韻...
前回のライブは肋骨骨折で行けなかったので、昨夜は久々の友川カズキライブ。学芸大前のライブハウス APIA 40 でした。人数は100人入れないぐらいなんだけど、秋田や大阪など日本各地から、さらには上海からこのライブのために来たという中国人青年まで、ライブの後の打ち上げで盛り上がりました。初めて行ったライブは8年前http://tatsuya1956.blog48.fc2.com/blog-entry-2461.html。もうすっかり常連になって、ライブハウスのマ...
ちょっと気にしていたんですが、そして一瞬、2キロほどを「もしや!」と思わせてくれましたが、結局総合10位でした。ただ、ステージ1勝して総合トップにもなった去年と比べると、インパクトは弱かったですね。でも、山岳ステージでは常にトップ10に入ったし、去年の最終ステージのTTでは90位台だったのに、今年は14位というのは進歩が見られると言って良いのでしょう。去年はスイスで目立ってツールに出られたけど、今年はすでに最...
あーあ、フェリックス・ガル、残り4キロぐらいで逃げ出した時には、ひょっとしたらと思ったのに、残り 1.6 キロでアルメイダらに追いつかれました。しかし、このツール・ド・スイス、後半の山岳ステージに入ってからはアダム・イェーツとジョアン・アルメイダがやりたい放題です 苦笑) 二人で力技でついてきた連中を引きちぎりましたからね。この二人ともツールに出るんですかね? ポガチャルのアシスト?? よければ、下の各...
今回、東京ではポレポレ東中野で数日しか上映しないというので、今日のお昼に見てきました。この映画も、結局数日前に書いた映画「関心領域」の問いかけと同じです。「関心領域」に絡んでは、よくガザやウクライナのことが言われますが、もっと身近な沖縄のことに対しても、僕らはルドルフ・ヘスの家族になっています。日本の国土面積の0.6%しかない沖縄に、米軍施設の70%以上があるって、どう考えてもおかしいし、よく山本太郎...
pic.twitter.com/5ARbzrYmCB— トウモトH(脱原発に一票) (@oozu1947) June 12, 2024 これ現在の東京の議会だよ。都知事にとって都合の悪い質問には76%の確率で答弁拒否していると指摘した議員に対して、知事は答弁拒否の挙句、自民・都ファースト・公明の議員が指摘議員に退席を求める。ヤクザの世界じゃん。親分は何も言わなくても阿吽の呼吸で子分がやります。都知事はニヤニヤ。なにかどこかの独裁国家か、ひどいディストピア...
現代の世界と結びつけて、この手の映画にしては珍しく話題になっている「関心領域」を見てきました。なるほど、面白いというか、怖い。この映画、なにより視点の勝利です。そういう意味では真逆の視点だけど「サウルの息子」を連想しました。実際、この映画で出てくる壁の向こうではサウルの世界が広がっているわけです。そしてどちらも決定的なシーンは映さなかったりボケボケだったりします。アウシュヴィッツを再現しようとして...
昨日あっさりと書いたのに、最後の4キロぐらいからは、ひょっとしてまたまたログリッチがやっちまうかな??と、ちょっとハラハラしました。マッテオ・ジョーゲンソンが強かったのか、それともログリッチが思ったよりももろかったのか。と言っても、ログリッチの場合、2020年のツール20ステージTTでも、次の年のパリ〜ニース最終日でも負ける時はなんか脆いと感じさせるものなんでしょうけど。ジョーゲンソンとしては、あと500メー...
TT でエフェネプールがあれだけ強いと、もう鎖骨骨折の後遺症は全くないのか、と思ったんですが、監督のルフェーヴルによれば、どうやら体重がまだ絞りきれてないということのようです。でも、それ以上にログリッチが良いですね。去年の秋にボーラへ移る噂があった時点では、ちょっとどうかなと思ったんですが、力は全く衰えてないし、ヴラソフとヒンドレイのアシストがかなり強力ですね。特にヴラソフがいい!まあ、まだ今日のス...
車とぶつかって、大怪我をしたレンナルト・ケムナ、63日ぶりに自転車に乗ったようです。肋骨骨折(私と同じ 笑)と肺打撲、それに胸に外傷もおって集中治療室(UCI)に3日間入っていたんですが、5月末に病院を退院して、ドイツに戻ってきたとのことです。 この投稿をInstagramで見る Lennard Kämna(@lennardkaemna)がシェアした投稿 「最後に自転車に乗ってから63日。今日再び自転車に乗って走ることができた。...
久しぶりの料理カテです。先日サンショの鉢が近くのスーパーで売ってたので買ってしまいました。うちの庭にあったんですが、すでに枯れて数年。タケノコに粉鰹まぶしてサンショを添えると無茶苦茶美味しいんですが、もうそのシーズンも終わってしまって、せっかくのサンショが虫に食われるばかりになっていたので、なにかいい方法ないかな、とネット検索。上の写真のように枝から葉を外して小型のすり鉢(直径10数センチ)ですりま...
昨日のTVでも映っていたけど、昨日の濃霧の中のクリテリウム・ドゥ・ドウフィネで最終走者だったボーラの選手がタイムオーバーしたかに見えました。TVではマルコ・ハラーと言ってましたが、あれはニコ・デンツでした。制限時間は優勝タイムの110%で、20分10秒以上遅れると失格。テレビのタイム掲示では+の表示だったので失格かと思えたんですが、それにしてはのんびりゴールでした。去年のツールで体調不良になりながらゴール前...
自己紹介にも書いてあるように、一応阪神タイガースのファンです。カテゴリーにも「タイガース」があるけど、エントリーは15年目で片手で数えられる程度の数です 笑)東京生まれの東京育ち。ただ、もし関西に生まれて育ったのだとしたら、絶対にタイガースファンにはなってなかったでしょう、私の性格からして 笑)いつから? と言われてもあまり判然としません。1971年のオールスターで江夏が9人連続で三振取ったのは見てまし...
一か月以上前のクーリエ・ジャパンに「イスラエルを批判する『言論の自由』がドイツでは法的根拠なく奪われている」という記事が載っていた。ナチスによるユダヤ人大虐殺の過去がある以上、何があってもイスラエル擁護がドイツの国是なんだろう。でも、現在のイスラエルという国を批判することが反ユダヤ主義と繋がるなんて、そんなはずはない。確かに、ややこしいのは、相変わらずドイツに限らずヨーロッパには反ユダヤ主義的なこ...
拙ブログでも何度も書いてきたけど、僕は差別心って誰でも持っているだろうと思う。偉そうに高みから言ってるつもりはない。僕にだって、生涯忘れられない嫌な思い出は一つや二つじゃない。その典型的なやつはすでにこのブログ最初の頃に書いたことがある。うちなる差別意識を悪め!こういう自分の中にある差別意識みたいなものって、「スターウォーズ」じゃないけど、自ら意識的に解放しちゃうとダークサイドに容易に落ちてってし...
ジロが終わった後のオンライン記者会見で、ボーラのチーム監督ラルフ・デンクが今シーズンでブーフマンがチームを去ると明言しました。まあ、そうなるのは間違いなしと言われていたから、驚きではありませんが、ここで発表してしまって、この後のシーズンはどうするんでしょうね? デンクはツールのメンバーに入れる可能性も匂わせたようですが、ログリッチの山岳アシストとしてはヒンドレイとヴラソフが決定していて、もう一人加...
ゲシュケは総合14位。最後のグランツールがキャリア最高順位でした。本当に今年でやめちゃうのかなぁ。。。*Cyclingmagazine : お別れの日はどんな日だった?ジーモン・ゲシュケ: グランツールの最終日はいつだってちょっとエモーショナルだ。でも、ローマは僕の最後の白のステージとしてはとても素敵な舞台だった。昨晩は2月初め以来のビール、とても美味しかった。C: 今日の最終周回は君にとって最後の周回だと、ずっとエ...
むかし、日韓ワールドカップで負けたのに最優秀選手になったドイツのゴールキーパー、オリバー・カーンが、日本のテレビ番組で子供と一緒に出演した時の感想を、日本の子どもたちはおとなしく礼儀正しく言われたことを忠実に守ると、まあ、褒め言葉なのか呆れているのか、いずれにしてもびっくりしていました。確かにドイツの生徒たちは、教室でも自由 笑)です。教師の言うことに反抗するし態度も自由。過去に「白いリボン」みた...
スプリンターがグランツールでまとめ勝ちする例は、ブエルタのフレディ・マルテンスの13勝(総合も優勝)を筆頭に、ツールではメルクス(総合も)やマルテンスの8勝とか、ジロでもペタッキが9勝した時がありました。他にもグランツールで、スプリンターがステージ勝利を大量生産しながら、総合では3桁の順位というのも枚挙のいとまなし。でも今回のように総合優勝した選手がステージ6勝ってのは1994年のブエルタのトニ・ロミンガー...
シュタインハウザー、また3位に入りましたねぇ。しかし、ヴェンドラマが残り30キロの下りで逃げ出したと思ったら、一瞬捕まるかと思ったのに、その後あっという間に差が開いていきました。後ろがお見合いしていたわけでもなさそうだったのにね。*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?ジーモン・ゲシュケ: 僕らはだれも逃げに乗せられなかった。こんな日はほんとうに馬鹿馬鹿しい気分だよ。だけど、僕自身としては悪い日...
*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?ジーモン・ゲシュケ: 山岳ステージの間の嬉しい一息。まあそうは言ってもスタートと最後はもちろんストレスかかったし、今回は僕は半分総合争いの選手になっちゃったから、いつもよりもいくらか注意深く見まわさなくちゃならなくなってるよ 笑)C: 総合狙いの役割に、今はもう慣れたかな? その役割についていると、どんなことが素敵で、なにが楽しくない?ゲ: 今までのとこ...
先日「ウルリヒの甥っ子にして元テレコムのプロ選手トビアスの息子」、ゲオルク・シュタインハウザーのことに触れたら、あっという間に甥っ子と息子のレッテルを剥がして、「ジロのステージ優勝者」のレッテルに貼り替えてしまいました(rsn の記事の表現をパクりました 笑)。まあ、ウルリヒの甥っ子と言ってもちょっと複雑で、シュタインハウザーのお母さんがウルリヒの「元」の奥さんの妹だということなんですが。ウルリヒもい...
ゲシュケの 笑)青い山岳賞ジャージはスカローニに取られてしまいましたが、トップのポガチャルは224ポイント、スカローニが91、ゲシュケが78って、まるで勝負になりません。*Cyclingmagazine : 今日はどんな雪の日だった?ジーモン・ゲシュケ: まあまあ上手くいったよ。寒さは僕のクリプトナイトだからね、それを思えば悪くなかった。でも今朝のカオス、きっとしばらく引きずるだろうね。 RCS もそうだけど、UCI にもこれほ...
ポガチャルと2位の差はほぼ7分。一方2位から6位までは3分。しかも最終週に山頂ゴールのステージ二つ。最終日前日にはモンテ・グラッパを2回登るステージと、3分ぐらい1発でひっくり返りそうです。もうポガチャルは好き放題やってもらって(放っておいて 笑)、上位選手たちの表彰台狙いがレース展開の焦点になりますね。この点で、ボーラは完全にダニマルの表彰台狙いにシフトして、ステージ狙いはほぼ諦めたと明言しました。これ...
「ガガーリン 世界を変えた108分」という2013年のソ連映画があります。これを見ると、1961年当時の知識は無重力状態で本当に人間は生きられるのか、わからない、犬が帰ってきたのだから大丈夫だろう、程度のもの。なにしろアメリカより先に有人宇宙飛行を成功させなければならないという関係者の特攻精神だけ。ほとんど見切り発車だ。宇宙飛行士の候補生たちはみんな死ぬ覚悟でいます。訓練だって遠心分離機みたいなぐるぐる回る...
いやぁ、さすがに8時間は付き合ってられません 笑) しかしモルティローロでゲシュケが頑張ってたので、なんとか山岳賞2位をキープして、青いマイヨを守れる(??笑)と良いがと思ってましたが、しばらくよそ見をして戻ってみると、最後の10キロほどはゲシュケの名前はまるで出てこなかったので、これは遅れたな、2位キープはダメかな、と思ったら、結果を見るとキープしてました 笑) 明後日も青いマイヨで走れますね。で、...
15年近く前、トニー・マルティンが全盛期にドイツのTTのナショナル選手権でベルト・グラープシュに敗れたことがありました。その時のコースがアップダウンの少ないコーナーもあまりない単純なコースで、そういうコースだと体格と馬力の勝負になってしまうと。まあ、あのコースでも2位になっちゃうポガチャルに呆れるしかないです。*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?ジーモン・ゲシュケ: 午前中はホテルでとってもリ...
うーん、男たるもの絶対読むべし。読んでこの理不尽さに怒るべし。特にロザリンド・フランクリンやリーゼ・マイトナーの話は眩暈がした。どちらも女であった彼女らの手柄を男が横取りして、自分たちだけ栄誉に預かる。特に前者は死人に口なしとばかりに、横取りした男は彼女を貶める本を書いてベストセラーになる。だけど、ネットで見ると、現在まだ存命中のこの男は最近差別的発言によって自らの名声を汚したようだけど。全部で28...
さすがに昨日のステージは残り5キロから見たので 笑)、途中で横風分断があったのは見てませんでした。ジョナタン・ミランが3勝目でしたが、TVでも言ってたように、リドル・トレックのバランスが取れてますね。2位にはスタニスワフ・アニョウコフスキが入ってますが、この選手スプリンターだった??*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?ジーモン・ゲシュケ: 今日は実際最後まで、それと短い横風区間まで、とてもリラ...
アラフィリップ、今回のジロでずいぶん積極的でしたが、とうとう勝ちましたね。残り10キロで40秒ぐらいでしたか。これはちょっと辛いなと思ったんだけど、逃げ切りました。一方、スタート前は今日はシャハマンが逃げると明言していたボーラの監督でしたが、これは空振り。まだ落車の影響があるんでしょうか?*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?ジーモン・ゲシュケ: 最初から最後まで本当にきついステージだったよ。プ...
今年の16ステージで予定されていたステルヴィオ峠は雪崩の危険性を理由に頂上まで登らず、途中でスイスに向かってウンブライル峠を越えていくコースになったようです。というわけで比べてみると、ちょっと小ぶりになったけどあまり大差ないような 笑) いずれにしてもレース序盤なのでこのあと下ってどうなるか?この峠は2013年にも雪で通行できなくなってカットされてきましたが、過去にはこんな写真も残ってます。1965年の第20...
rsn にゲシュケのスタート前の話が出てました。「(代わりに着る)山岳マイヨはとても気分がいいよ。ポガチャルからこれを奪い取れる現実的な見通しは、もちろんない。今日は、山岳ポイントがいくつかあるけど、むしろ足を休ませたいね。今週末と第三週にもっとたくさんポイントがあるからね。そこで頑張りたいよ。」さて、ゴール後はどう言ってるでしょう?*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?ジーモン・ゲシュケ: 「...
いやぁ、昨日は10時半ごろに寝落ち。今朝は7時半に仕事へ。先ほど帰ってきたところで、昨日の結果を今見たところです。変な名前、と思っていたパレ・パントルがプロ初勝利だそうで、あの顔であの細さはないだろ!と思いますが 笑)ゲシュケが6位!! 今回のジロは調子がいいですね。どこかでステージ取れないかなぁ。ところで、rsn には、ちょっと嫌な記事。密かに体調不良の波がジロを襲っていると。アイデブルックスをはじめ、...
休日のプレスインタビューで、リポヴィツがいなくなって、山岳アシストがアレオッティだけになってしまったボーラは、当初ステージ狙いで、実際第1ステージでは2位、TTで5位になっているシャハマンも山岳アシストの一員にしたいと言ったようです。ただ、低い山なら強くても、2000メートル級となると、シャハマンがどのぐらいできるかは、本人すら、やってみなきゃわからないと言ってるぐらいですからねぇ。*Cyclingmagazine : ...
約束だった?)ジロに出場できず怒っていたブーフマン、ハンガリーで調子良さを見せつけ、溜飲を下げた感じです。最終ステージは常に積極的に走り、ゴール直前に抜かれて3位になりましたが、総合2位になりました。リポヴィツが数日で病気リタイアし、ダニマルの山岳アシストがアレオッティだけになってしまった結果を見ると、うーん。。。というわけで、ゲシュケは先頭集団でゴールでした。*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だ...
逃げても、逃げずにスプリントに持ち込んでも勝てちゃうけど、あんまり圧勝しちゃうとファン(ティフォジ)からの風当たりも強くなるので、地味めな方にしておこうということでしょうか 苦笑)しかし、昨日の宣言通り、ゲシュケは見事に逃げに乗って、途中トラブっても追いついて、最後もそこそこのところでゴールしました。しかし、ずっと一緒に逃げて最後も一緒にゴールした22歳のゲオルク・シュタインハウザーは、拙ブログでは...
数日前に UCI がポガチャルのピンクとパープルのワンピーを禁止したというニュースを見たんですが、そしてその後ポガチャルはそのワンピーを着てなかったんですが、TTではまた着てましたね。OKになったのかな? あまり情報がありません。拙ブログとしてはシャハマンが元気なのが嬉しいですね。本人はこの後もあるから抑え気味で行ったと、言ってます。さらにガンナみたいなビーストに1キロで1秒おそくても不名誉なことではないよ...
ほとんどの人が応援したんじゃないですかね、のんべえのアラフィリップ。しかし、プラップは残り10キロでサンチェスとアラフィリップがコースアウトしそうになって遅れた時、待ったんですかね。プラップに勝つチャンスがあるとしたらあそこだったと思うけど、トラブル時にアタックしないという古風な騎士道精神を見せたのか、それとも??一方、ボーラは期待していたリボヴィツが病気で不出走は痛いです。ダニマルの山岳での1番の...
うーん、やっぱり古いファンとしては納得いかんのよねぇ。逃げでツキイチの選手がゴール前でアタックするって、思わずイノーさん、成敗してやってください!! って叫んじゃいましたわ 笑)昔、といっても1990年ごろのツールで、やっぱり4、5人で逃げてて、そこにフィニョンのアシストのティエリー・マリーがツキイチで最後まで前に出なかったんですけど、逃げが決まって残り500メートルぐらいで駆け引きが始まった時、マリーは...
もう昨日になってしまいました。昨日の東京新聞は 1964 年の東京オリンピックの自転車ロードレースコースでした。地図を大きくするとこんな感じ。赤いラインは一周36キロの今は無くなってしまったチームTTのコースでしょうか。一方薄緑色のコースは一周24キロの個人ロードのコース。緑の方は上にちょっとぴょこんと飛び出しているところがありますが、ここが結構な狭い登り坂になっています。赤いチームTTコースはここをカットして...
ヴィンゲゴールが自転車に乗り始めたそうです。うーん、ちょうどあの1週間後に同様に 笑)肋骨骨折したわたしですが、あと1週間で自転車? いや、まだあちこちかなり痛いよ。最初の激痛は無くなったけど、咳したりすれば、やっぱり痛いです。ましてやヴィンゲゴールは肩甲骨も折ったんじゃなかったっけ? いや、若いから老人よりもずっと回復早いんだろうけど。。。*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?ジーモン・ゲシ...
「第二ステージでパンターニの再現をしたと思ったら、次はメルクスの模倣か?」 Radsportnews.com ではそんな題名でポガチャルを語っていました。 1968 年のジロ第一ステージで、メルクスはゴール2キロ前に集団からアタック、そのまま6秒差でゴールしてスプリンターたちに地団駄踏ませたということがあって、なんだか最近の言葉で言えば無双状態です。*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?ジーモン・ゲシュケ: 僕らが...
まあ、第二ステージにして総合優勝の行方は下馬表通りということになりました 笑) 昔のジロなんか見るとシャルリ・ガォルが悪天候ステージで16分差をひっくり返したとか、序盤ステージで無名選手が優勝候補たちに30分近い差をつける大逃げ1発で決まっちゃったなんてこともあったようですが、今の組織化され統率がとれたレースでは、そんなことはもうありえないでしょう。ゲシュケは5分20秒ほど遅れて43位ゴールでした。ボーラと...
というわけで、グランツールになると出てくる cyclingmagazine.de のツィート日記。今回も、というか、今年で引退と言っているゲシュケでした。*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?ジーモン・ゲシュケ: 第一ステージとしてはほんとかなりハードだったけど、とうとう出発さ。グランツールが始まるまえの3日間っていつでも長く感じるんだよ。C: 逃げとの差はずっと小さいままだったね。ずっとかなりのスピードで走って...
うーん、恒例メーデーに行われるエシュボルン〜フランクフルトですが、今年も集団スプリントで決着しました。残り数キロで一人逃げるヤン・クリステンが後ろとの差を10〜15秒でキープしていた時には、まさかこのまま? とも思ったんですがね。ラストは上空からの映像だとものすごい混戦状態の密集状態で、ゴール数十メートル前でポカンを真ん中に空間ができて、そこにヒルスが入り込んで、一瞬のスリップストリームを利用して加速...
いや、僕はあんまり喜んでない。今回の結果は要するに普段自民に入れていた人たちが投票に行かなかったってだけのことなんじゃないのか? 結局岸田が誰でもいいけど、たとえば小泉でも女性でも、目新しいのに変われば、そうした人たちはまた喜んで自民に投票するだろう。政治が酷いから政治のことなんか無視したい、という気持ちはわかるけど、その結果がこの30年だ。国の停滞と格差拡大から、人々の不満と「ざまあみろ」感情の増...
いや、面白かった。阿刀田高は「知ってますか」シリーズをいくつも出していて、僕は昔「旧約聖書を知ってますか」ってのを読んで、冒頭の「あいや〜よ」の掛け声で、アブラハム、イサク、ヤコブ、ヨセフの名前を記憶した 笑)だけど、今回のはそれ以上に面白かった!漱石は20代終わり頃だと思うんだけど、古本屋で岩波の新書版全集を手に入れて、数ヶ月、いや、ひょっとしたら半年以上だったかも? 漱石三昧だったことがあります...
ケムナが私と同じ肋骨骨折で 笑)ジロ不出場になり、計画が変わって総合狙いはダニー・マルティネス一人になりました。山岳アシストは衝撃のリポヴィツとジョバンニ・アレオッティが勤め、スプリントはダニー・ファン・ポッペルで、ステージ狙いはシャハマン、コッホとライアン・ミューレン、ガンパーが平地やスプリントのお膳立ての役割という感じでしょう。スプリンターはサム・ウェルスフォードかな、と思っていたんですが、外...
ヴラソフはパリ〜ニースで5位、カタロニアで4位、そしてロマンディで2位となりましたが、まあ、このぐらいはやるでしょう。ただ、これでしばらく休養期間に入るようです。びっくりしたのはフロリアン・リポヴィツですね。第4ステージのラストは、ヴラソフがすぐ後ろにいたので、カラパスがアタックした時にも、自分から追わずに、総合ライバルのカルロス・ロドリゲスに追わせてついていったとのことです。最後の300メートルでのア...
うーん、拙ブログではフロリアン・リポヴィツの名前が出たのは3回。ほぼ山岳のアシストだと思っていたんですがね。23歳の若手です。カラパス相手に、最後の300メートルの追い上げは、結果を知っていながらも、なかなかすごかったです。成績を調べると、20歳以前の成績が見つからないので調べてみたら、8歳からバイアスロンを始めたとあります。鉄砲かついでスキーで走るやつですね。もともとバイアスロンでジュニアのドイツチャン...
戦争している国家が「反戦」を主張した教員を解雇や逮捕で脅すのは理解できる。むろんそうなるのが理解できると言うだけで、僕がそれをよしとするわけではない。だけどこの記事でなにより衝撃を受けたのは次の部分。復職した際(。。。)生徒らに囲まれた。「後ろから叩かれ『家族を殺すぞ』などと罵声を浴びせられた」。危険を避けるため、授業はリモートにせざるをえなかった。終戦直後のイタリアの映画に「ドイツ零年」という陰...
骨折して10日目。ロキソニンの親玉みたいな鎮痛剤はやめてトラマールという奴だけになりました。気胸も順調によくなっているということで、針さして空気を肺に入れるというのが怖かったんだけど、それもどうやらなくてすみそうです。不思議なことに、当初想像していたほど痛みがないんですよね。初日はものすごく痛くて、肋骨骨折したことがある知り合いから、痛みは2週間ぐらい続くよ、と言われていたんですが。いや、たとえば椅...
安静にしてください。散歩のような負担のない運動はしてください。と言われたので、この4日ほど毎日3〜4キロ、1時間弱歩いています。きちんとした格好で 笑)自転車に乗る習慣はあっても、散歩の習慣はなかったけど、まあ、動けるのは楽しいですわ。ただ、やっぱり気胸(両肺だそうです)の影響で、ちょっと早歩きすると息が上がる。困ったものです。気胸の治療って、昔、遠藤周作の小説で読んだんだけど、脇腹から針刺して肺に空...
いやぁ、骨折は痛み止めが効いてる限り、大した問題はないんですが、肺に穴があいちゃったんで、気胸というやつになっちゃって、ちょっと早歩きしただけで息が上がってしまいます。それだけに、ラストは見てるだけで息苦しくてたまらん!! 見てるだけなのに、こっちが金魚みたいにパクパクしちゃいましたわ 笑)今年は去年のポガちゃんみたいなのがいないので、その意味で誰が勝つかと思ったら、途中クラウ・アナースンがソロで...
イタリア人作家ディノ・ブッツァーティの小説的ドキュメンタリーを、いつものように未知谷さんに本にしていただきました。1949年のジロ・ディ・イタリアはファウスト・コッピが無茶苦茶強くて、ライバルのジノ・バルタリがムチャ強くて、ほかの選手たちだって強かったのでした。そして戦火の跡がまだ生々しいイタリア各地の人々の熱狂ぶりもすごいです。著者のブッツァーティは代表作「タタール人の砂漠」や短編集がいくつか文庫本...
このレースは19年にとんでもないやつをMVDPが見せたのでhttp://tatsuya1956.blog48.fc2.com/blog-entry-3452.html、昨日もYouTubeのライブでいつマティウがアタックするかだけ気にしてたんですがね。それと拙ブログではシャハマンも気にしておきたいところでした。結果は過去3回で2位と3位になっていたピドコックが今度こそ1位。残り30キロぐらいで4人が逃げ出して、結局その4人でスプリントでした。あと50メートル先がゴールだっ...
小学校2年の時に自転車に乗れるようになって、それから60年、とうとう派手に転んで、やってしまいました、人生初骨折。それも肋骨6箇所。さらに左肺が折れた肋骨で穴空いて気胸も。ヴィンゲゴールやファン・アールトと同じだあ、鎖骨と肩甲骨は折れてないけど。まあ、これ聞くととんでもない大怪我みたいだけど、入院もさせてくれず、肩をバンドでおさえて、右手を三角巾で釣ってロキソニンの親玉みたいなのを飲んで静かにしてな...
まあ、あの3人でヨーイドンやればポリットに勝ち目はないですわなぁ。残り2キロぐらいからアタックを繰り返してみたら、もしかしてスプリンター同士がお見合いする可能性もあったと思うんだけどねぇ。まあ、言うのは簡単ですが 笑)しかし、UAEに移ってのシーズン、フランドルクラシックではオムループ・ヘト・ニウスブラットで2位、ロンデで3位、そしてルーベで4位ですから、これまでにないほどの好調さです。特にパリ〜ルーべで...
ゴール直後の、やや興奮気味のデーゲンコルプのインタビューです。今回は直前の試走で落車して膝をしたたか打ち付けたそうで、出走も危ぶまれたんですが、最終的に11位。何しろ2015年の優勝者で、このレースの広報大使になり、コロナ禍ではジュニアのレースのためのクラウドファウンディングをしたりして、石畳セクターの一つに名前つけられてますからね。「なぜかはわからないけど、このレースは僕のために作られたような気がする...
このメンバーでやったら、何度でもMVDPの優勝になりそうですねぇ。可能性があるとしたら、ポガチャルが出てきたらどうかな、というところですかね。あと、マツ・ペダーセンがMVDPについていけるようなことがあれば、ヘント〜ヴェフェルヘムではスプリントで勝っているから可能性はあるだろうけど、あの石畳の走りっぷりを見てると、ついていけないだろうなぁ。むしろファン・アールトの方が可能性が高いかもしれないけど、スプリン...
ケムナの怪我の具体的な状況が発表されました。肋骨(複数)骨折と肺挫傷だそうです。最近見た単語だわ、と思ったらヴィンゲゴールと全く同じですかね。ヴィンゲゴールの場合はこれにさらに鎖骨骨折もあったわけですが。ということでケムナのほうは順調に回復しているようですが、ジロは間に合わないかなぁ。よければ、下の各ボタンをポチッとお願いします(まあ、大した意味ないですので、ポチッとしなくても構いません。おまじな...
ファムのパリ〜ルーべ、追走を気にしながらの駆け引きがなかなかワクワクしましたが、結果的にはベロドロームに6人で戻ってきて、最後のスプリントですべて決まってしまいました。今夜の男子はどうなりますか? 去年7位のデーゲンコルプは試走で落車して膝を強打、出走するかどうか微妙という、拙ブログとしては残念なニュースも出てますが。。。さて、南のスペインでは、シャハマンに期待したんですけど、チームとしてもシャハマ...
19歳と最年少でパリ〜ルーべに出ることになっているようです。すでに2年前にはジュニアのパリ〜ルーベで5位になってますが、まあ、エリートレースでの目標は逃げに乗ることのようです。ヘルツォークの話。「逃げに乗れたら最高だけどね。そうすれば石畳セクターに入る時のポジション争いのストレスから解放される。まあ、機材トラブルや落車しないで走れればいい。そうなれば何ができるか、楽しみだ。僕はルーべに合っていると思っ...
一気にワクワク感が萎んでしまった感のあるバスク一周ですが、拙ブログは違います 笑)実に久しぶりですが、シャハマンが帰ってきた、という感じです。ゴール前数百メートルで、一人逃げるカルロス・ロドリゲスを追いかけてスピードアップ。結局後ろに疲れてロマン・グレゴワールとオルルイス・アウラールに差されてしまったけど、強さは見せました。ボーナスタイムで総合2位、1位のスケルモーセに二秒差。今日で最終日。最後は登...
昨夜、ユーチューブのライブストリームで見たときはわからなかったんですが、今朝になったら、それぞれの選手の怪我の状況がわかってきました。ヴィンゲゴールは鎖骨と肋骨の骨折、エフェネプールは鎖骨と肩甲骨の骨折、初日のTTでログリッチについで2位に入ったジェイ・バインは頸椎と胸椎の骨折、ステフ・クラスは折れた肋骨が肺に刺さって気胸を起こしていると、まあ、大事故ですね。特にヴィンゲゴールは首のコルセットをされ...
バスク一周で、ログリッチ、ヴィンゲゴール、エフェネプールがそろって落車リタイアです。高速の下りの右カーブで、左側(コーナーの外側)を走っていた選手たちが数人転んで、ログリッチはコンクリートの側溝に落ち、ヴィンゲゴールは側溝に落ちはしなかったんですが、担架で運ばれる怪我を負ったようです。エフェネプールは前から3番目あたりを走っていて、スローで見ると、後ろの選手が滑った時に、コースアウト、側溝を飛び越...
といっても、まだ全然はっきりしません。チームの発表によれば現在集中治療室にいるそうですが、容態は安定していて、目を覚ましていて話はできるし、コミュニケーションも取れているようです。ただ、怪我の状態については発表されてません。事故の原因も、対向車の運転手が左折して、ケムナの送路に入ってきて衝突したようです。怪我したのはケムナだけで、他のチームメイトや他の関係者に怪我人はないようです。集中治療室っての...
ボーラにとっては良くない日でした。ログリッチは派手に転倒したと思ったら、ケムナは高地トレーニング中に交通事故に巻き込まれて、病院へ運ばれたとのこと。生命に関わるものではないが、重傷という言葉も出てます。ラルフ・デンクによると、話はできるし、動くこともできるが、かなりの衝撃があったとのこと。さらに事故はケムナに責任はないとはっきり言ってますね。車にぶつかったらしいんですが、曲がる時に起きたらしいです...
いやぁ、これダメでしょう 笑)Ecco la chicane introdotta all’ingresso della foresta di #Arenberg, appena ufficializzata per la #ParisRoubaix @RaiSport pic.twitter.com/9cJ4p2Omxa— Stefano Rizzato (@stefanorizzato) April 3, 2024 日曜のパリ〜ルーべの中盤の名所アランベールの森。そこへの侵入が舗装路から石畳へ一直線に行くのではなく、シケインを置いて、中央分離帯越しに180度Uターンしてから右折して石...
この小ステージレースはメンバーが豪華です。ログリッチ、ヴィンゲゴール、エフェネプールと集合しました。初日の10キロの個人TT はログリッチでした。しかし、色々あったようで、エフェネプールは落車してますね。ピドコックは試走で落車して病院へ運ばれスタートできませんでした。ログリッチはゴール10メートル前で左折するところを直進してしまい、たぶん10秒以上タイムロスしたけど優勝でした。拙ブログとして嬉しいのは8位に...
なんか10年ほど前までのロードレースと、レースの形態が変わってしまったような気がしますね。絶対的な優勝候補とされる選手が何十キロもソロで逃げ切って勝つというパターンは昔はそんなに多くなかったような気がします。いや、むろんそこそこの距離をソロアタックで逃げ切るケースは幾度もあったんですが、大抵はサプライズだったような気がしますし、昨日の場合だと45キロぐらい一人で逃げちゃったわけでしょう? この前のポガ...
平和国家宣言をしたはずの日本が死の商人になる。前にも書いたけど、僕の世代なら死の商人は絶対悪だった。石ノ森章太郎のサイボーグ009の悪役ブラックゴーストは死の商人たちの組織だった。戦闘機を輸出できるように閣議決定された。国会での議論はなし。日本国憲法の前文には「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意」とある。「日本国民は、恒久の平和を念願」とある。「全世界の国民が(中...
マテオなんてイタリア人か?と思うとヨルゲンソン、絶対北欧系だなという名前のアメリカ人なのでマテオ・ジョルゲンソンが逃げて優勝でした。パリ〜ニースで勝ってて、強いアメリカ人たちの一人であり、強いヴィスマの一人でもあります。しかしヴィスマはヴァウト・ファン・アールトが骨折してしまいました。フランドルもルーベも欠場ですねぇ。去年のLBLのポガチャルの骨折リタイアぐらい残念です。他にも今シーズン出場したワン...
ついついYouTubeの Live を見てしまいました。またまたMVDPかと思ったら、マッツ・ペダースンでした。元世界チャンプと現世界チャンプの戦いとなりましたが、こちらとしても、ちょっとMVDPが逃げてると、そのまま決まっちゃうんじゃないかという思い込みがありますね 笑) 残り三十数キロのケンメルベルフでアタックしたのもペダースンだったし、最後の方なんか、明らかにペダースンのほうが積極的に前で引いてたし、最後のスプ...
昔は E3 ハレルベケと言ったレースです。小フランドルなんて言われていたプチクラシック。昨夜YouTubeの実況放送なしの live を見てましたが、しかし、この所のレースは長距離ソロアタック逃げ切りが多いという印象です。マテウ・ファン・デル・プールが40キロ以上のソロアタックを決めて逃げ切り優勝でした。ゴールまで44キロ弱のロンデでも出てくるパテルベルフの丘で、集団が一列棒状になった時にヴァウト・ファン・アールトが...
スペインではポガチャルがまたまた圧勝。1930年ごろにイタリアのアルフレド・ビンダが強過ぎて、レースがつまらなくなってしまうので、今年のジロはこれで辞退してくれと大金を渡したという逸話を思い出しました 笑)で、イタリアではマルコ・ブレンナー、昨日は山も登れると期待したんですが、あっさり終わりました 笑)Jスポのポガチャルが強すぎなので、これをYouTubeの live で見てたんですが、最後の登り、最後の最後にウリ...
スペインではポガチャルがやっぱり圧倒的な強さを見せつけています。今のマイヨってワンピースだし襟はないしアンダーも着ないみたいだし、ペラペラに見えるけど、ずぶ濡れ状態の中でも寒くないんですかね? ポガチャルが特殊なのか?さて、イタリアでは、5つのステージのコッピとバルタリ週間というレースをやってます。1984年から始まったレースですが、歴代優勝者を見ると、最初の頃はアルジェンティンやフィニョン、サロンニ...
山本太郎を外国人参政権に賛成している中国シンパだといって偽写真まで入れてネット上に流している人がいる。帰化した人が多い野党のレッテルは先日も見た通りだ。共産党が政権取ったら日本は北朝鮮のような国になる、と言っている人たちもいる。どこで読んだのだったか、もう10年以上前のことだけど、産経新聞の勧誘員が来たので、おたくのような右翼新聞は嫌いだと言ったら、あなたのような人がいると日本は北朝鮮のような国にな...
ミラノ〜サンレモの大逃げについては、1946年のコッピの話を書きましたが、ポッジオもチプレッサもコッピの時代にはコースに入ってなかったはずなので、チプレッサで逃げた選手がいないのかを調べ始めてしまいました。小さなことが気になる僕の悪い癖 by 杉下右京 笑)で、調べてみました。ミラノ〜サンレモは真ん中にトゥルキノ峠(トンネル)があるだけで、そのあとはひたすら海岸線を走るレースで、第一次大戦前は今よりも冬...
やっぱりチプレッサアタックはできませんでした。個人的には期待してたんだけどね。チプレッサでUAEがペースをあげたけど、デル・トロが頂上1キロ手前で力尽きたところでペースが落ちてしまいました。デル・トロがやめたところでポガチャルがソロアタックするんじゃないかと思ったんだけど、まあ、そんなに甘くなかったですね。rsn ではチプレッサに入る前のUAEのポジショニングが失敗だったと言ってますね。ここでコヴィとデル・...
ポガチャルがチプレッサで逃げるのではないかという rsn の予想。まあ、去年も同じような噂はありましたが、今年はストラーデ・ビアンケで80キロ一人で逃げちゃいましたからね。ゴール前22キロにあるチプレッサで逃げる可能性は十分あるということでしょう。特にポガチャルの1番のライバルがマテウ・ファン・デル・プールで、去年のレースを思えば、最後のポッジオの丘では千切れそうにないし、ゴールでスプリントになったらポガ...
これは原作を読んだ時にここで書きました。相模原のやまゆり園事件についても、何度も取り上げています。見なければいけない映画だろうと思っていたんだけど、なかなか勇気が出なくて 苦笑)原作とは随分違います。原作は語り手が重度重複障害のきーちゃんでしたが、映画では原作にない中年夫婦(子供を亡くしている)と若い女性介護職員、それにさとくんの4人が中心で、きーちゃんは宮沢りえ扮する妻(介護職員)のあり得た姿と...
ミラノ〜トリノは第一回が1876年(リルケが生まれた翌年)に開催された最古のワンデーレースです。もっとも第二回は15年以上後だし、その後も飛び飛びで隙間だらけなんですけどね。というわけで、今回は105回目でした。しかしUAEが上りでペースを作っていたところでEFのベッティオールがアタックし、そのあとはほぼボーラだけが追走の力を使ってました。まあ、人数的にも一番多かったから、追う義務はあったんだろうけど、もう少し...
ニュー・ジャーマン・シネマと言われて、ファスビンダーとヴェンダースとヘルツォークが、一時期よく上映されていて、拙ブログにも何度か書いたように、一時期ヘルツォークの追っかけでした 笑) 他にもシュレンドルフなんかもいたけど、こちらはとんがり具合が前の3人比べるとまろやかで、ちょっとタイプが違いました。ヘルツォークはタルコフスキーの次ぐらいに気にしていて、当時の情報誌「ぴあ」で上映されると見に行ったも...
「ミツバチのささやき」と「エル・スール」の監督ビクトール・エリセが撮った40年ぶりの長編劇映画というので観たかったんだけど、やっと見ることができました。正直にいうと、期待していたほどではなかったかなぁ。まあ、前の二つが凄すぎる映画だから、そこから期待するとちょっとね。特に前の二つを見てないと退屈ではないかなぁ、長いし。前の二つが幼い少女の目から見た世界だったり父親だったりしたのに対して、今回は冒頭か...
第6ステージスタート前のケムナ(FBの
まあ、ヴィンゲゴールが頭ひとつもふたつも抜けてます。ボーラとしてはヒンドレイがトップ3に入ったのでよかったとしますかね。ダニ・マルはストラーデ・ビアンケの落車の後遺症なのか、アルガルヴェの勢いはないようですね。ケムナは落車したようですが、たいしたことにはならなかったようです。ケムナの話。「調子はいいよ。落車したけど大きな怪我はない。もちろんあちこち傷だらけだけどね。でもそれ以外は不幸中の幸ってとこ...
いやはや、ティレノにニース、忙しいことです 笑) 私の世代だとパリ〜ニースの代名詞はショーン・ケリーでしたし、ティレノ〜アドリアティコの代名詞は、もう少し時代遡りますが、ロジェ・ド・フラーミンクでしょうか。というわけで、ティレノのほうのボーラはヒンドレイ、ケムナ、ダニ・マルと11〜16位の25秒前後の遅れで、良い位置につけていますが、問題は昨日のチームTTのパリ〜ニースですねぇ。半分ぐらいのところですでに...
この映画については、大島渚が亡くなった頃に一度書いたことがありました。で、FBで教えてもらったんだけど、なんと!! YouTube にアップされていました。版権の問題以上に、内容からして、おそらくそのうち消されるでしょう。この映画、1983年に今はなき巣鴨の300人劇場でやった大島渚の全貌というシリーズで見ました。まだ20代。当時死刑制度についてどんなことを考えていたかは覚えてないけど、この映画は死刑制度のおかしさを、...
写真はゲシュケの FaceBook から借りてきました。rsn にゲシュケのゴール後の話が出てました。最後のシーズンになる今シーズン、1月からオーストラリアでダウン・アンダーをはじめ、すでにレースで2000キロ以上走っているそうです。ただ、オーストラリアで体調を崩して、ストラーデ・ビアンケはやっとふたたび思い切りペダルを漕げたと言ってますね。その他ポガチャルのことや、今回の新しいコースについて、今後の計画についてな...
緑の色濃い丘陵地帯、ポプラだか糸杉だかの間を縫って未舗装路が雨でドロドロで、なかなか見てても怖かったですね。特に登りきって下りへ向かう映像はTVではあまり見たことがない風景でした(上のyoutubeだと2分5秒ぐらいからのところ)。しかしポガチャルが出ているから、何をやらかしても驚きません。それでも80キロでアタックだからねぇ。何があっても驚かん、と思ってたけど、逃げ出してから、10キロごとに1分の差をつけていく...
このレースの由来については10年以上前の記事で書いたことがありますので、興味があればクリックしてみてください。YouTubeには残り10キロからのが載っていました。登りになると誰かがアタックするのが面白いです。平地になって残り4キロを切ったあたりで集団が完全に牽制状態。しかし狭い路地みたいな石畳道を、よくまあコースにしますねぇ。普段トラクターしか走ってないだろう、この道、って感じです。ゴールは結果がなかなか出...
昨日のヘト・ニウスブラットと、人は変われど同じチームがワンツーでした。今回は大本命の優勝でしたね。YouTubeのライブでラスト20キロぐらいから見てたんですが、その時点でヴィスマのヴァウト・ファン・アールトとUAE のティム・ヴィレンス、モビスターのスペインチャンピオンマイヨのラスカノの3人が第二グループに3分ぐらい差をつけて逃げてましたからね。こりゃあ、ファン・アールトで決まりだなと思いましたわ。しかも追走...
以前はヘット・フォルクと呼ばれたフランドルの小クラシックレース。昔はこのレースでレースシーズンが始まると言う印象でした。ロンデ・ファン・フラーンデレン(ツール・ド・フランドル)とコースと有名な激坂が重なり、気分はすでにフランドルクラシック、というレースです。上のYouTubeはラスト6キロ弱からゴールまで。他にもダイジェストがアップされています。やっぱり今年もヴィスマがチーム力が高いですね。スロヴェニアの...
この映画はもう6、7年前に夜中に一人で見てて、画面が暗転した後、顔を覆って泣きました。それについては書いたことがありますのでそちらで。映画「おみおくりの作法」(ちょっとだけネタバレ)で、昨日、友人から中古を手に入れたと連絡があったので、借りてきました。やっぱり最後は泣くしかないよね 笑)この映画はその最後だけ強調されてしまったようだけど、でもそこに至るまでの細部も実に上手くできています。据え置きカメ...
コメントをくれた方へ。ここでは名前は出しませんが、最後まで読んでくださることを願って、コメントへのご返事がわりに記事にしておきます。あなたのコメント自体は、申し訳ないが生理的に受け付けないので消しました。あまりに典型的なネトウヨ論法。あなたの危機感はどこを向いているのでしょう?? 自民党と統一教会のつながりはまるでスルーして、「反日帰化の多い野党」とは、呆れております。本当に野党の中に帰化した方が...
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来年アメリカで行われる予定のドーピング公認大会だそうです。いずれこういうバカが出てくるだろうと思っていたけどね。新自由主義の末路だ。自己責任でなんでもOKということなんだろう。金さえ入れば、今だけ良ければ、ってことだね。主催者が言う「人類発展のため」という言葉には笑った。まあ、確かに医者の厳格な管理のもとで、選手の能力を薬物によって上げていくというのは、昔の選手が自分で勝手にやっていたようなドーピン...
rsn. に「独占」インタビューが載ってましたが、独占という割にはちょっと簡単 笑)ケムナの話。「ツール・ド・スイスの自己評価としては、いうまでもなくとても、とてもポジティブに感じています。自分が再び昔のレベルに戻っていることを示せたと思います。チームのサポートもあったし、最初から自由に走れたし、おかげで初日に逃げに乗れたわけで、私としてはとても嬉しく思っています。チームのサポートのおかげで自信を取り...
ジョアン・アルメイダが最終日の登りTTで逆転でした。第1ステージで3分以上の大差をつけられたのを、第3〜5ステージで優勝1回2位2回で一気に40秒差に追い上げ、第7、8ステージ連続優勝でひっくり返しました。ケムナが総合6位。ただ、ジュニア時代のTTワールドチャンピオンでしたから、最終日のTTで2分半近く遅れたのがちょっと気になります。ただ、復調してきたことは確かでしょうね。それよりフェリックス・ガルがTTで2位になった...
全部で7編からなる短編小説集です。死者とその死者を想う残された人々の話が多いです。解説には、「他の読み方をすることが困難なほどはっきりし」た「...
レンナルト・ケムナが復調の途上ですね。スイスでの成績はここまで5位グループ、先頭大集団、2位争い大集団、7位グループ、昨日のクイーンステージでも8位。ここまで1分44秒遅れの総合5位ですね。なんてったって1年間空白状態でしたからね。第5ステージスタート前の時点でのケムナの話が載っていました。ケムナの話。「昨日【第4ステージ】は生き残れただけでなく上位にとどまれたというのが僕にとっては大きい。いやほんとにハー...
びっくり!! さっきまで名前がカタカナで表記されていたのでわからなかったけど、僕はこの人の本を読んでいる。しかもかなり心に残った本だった! そして拙ブログでも最初の頃にこの本の名前を出したことがあった!伊勢崎賢治がれいわから出た時もびっくりしたけど、それ以上にびっくりした。記者会見を見ると、四半世紀前とはいえ政治家だった人だけあって話が上手いし、実務経験も豊富だし、ものすごい人生を経験してきた人だ...
かなり話題になっている本。読んでいて、なんどか山本太郎のことを思い出した 笑)著者は「幸せ」というものを、死からの距離がどれだけ保たれているか、だと定義する。そしてその距離が短くなったのは、人類の700年の歴史においても、この1、2万年、つまり農耕が始まって格差が始まった時代以降だという。拙ブログでも以前ウィルキンソンの「格差は心を壊す」という本を紹介したことがあり、そこでも散々言われていたことだけど...
音楽の聴き方が昔と変わってしまったし、コンサートにも全く行かなくなってしまった。楽譜は読めなかったけど、レコードやCDを聴きながら楽譜を追いかけることはよくした。おかげでポケットスコアなどの楽譜はまだかなりたくさんある。捨てられない性格だからね 笑)今はネットで無料でいくらでも手に入るんだろうけど。。。アルフレート・ブレンデルのベートーヴェンのピアノソナタ全集。40年以上前に買ったんじゃないかなぁ。当...
昨日の午後から熱が出て、今日は1日ヒエピタしてました 笑)熱以上に鼻水がひどくて。。。苦笑)おかげでドゥフィネの最終ステージは先ほどビデオで見たところです。珍しく私の戦前の期待がその通りになりました 笑)まあ、結果を見ていけば第3ステージで逃げて50秒以上のマージンを取れたのが大きかったと言えるけど、それでも第6、第7ステージではどちらもポガーチャルとヴィンゲゴールに次いで3位でしたからね。堂々たる結果...
3強+MVDPに注目が集まるあまり、テレビでも等閑視され続けてきたフローリアン・リポヴィツですが、現在の登りはエフェネプールより強いですね。2日続けて、ベスト5は4位だけが違いますが、1位ポガーチャル、2位ヴィンゲゴール、3位リポヴィッツ、そして5位にエフェネプールとなっています。レムコは落車の影響があるのかどうか。。。rsn ではリポヴィツがツールに向けた準備は完璧だとした上で、それでもログリッチの山のアシスト...
TTで大きく差をつけられたと思ったら、2級山岳であっさりでした。まさか今日の超級ではヴィンゲゴールが大逆襲とかあるんでしょうか 笑)一方でTT圧勝だったエフェネプール、まさかの後退でしたが、前日の単独落車、映像で見ると結構激しいものです。La chute de Remco Evenepoel dans le final de la 5e étape du Critérium du #Dauphiné. "Je ne ressens pas de douleur, j’ai juste une égratignure au niveau du genou d...
いやぁ、前回リポヴィツの名前出したら次の第3ステージで、即、逃げてたようですが、忙しくって、実は今朝初めて、やっと一昨日のステージの放送を見たところでした。しかし、MVDPはともかくリポヴィツを逃すってどういうこと? 13人の逃げが決まったところが放送されてなかったので事情はよくわかりませんが、そこまでみくびられてた? 苦笑)明日からの山岳ステージでの活躍を期待していたんだけど、逃げの中でもMVDPがどうし...
昨日は早朝から高校時代の友人たちとテナガエビ釣りにいったんですが、私の釣果はダボハゼ2尾 笑)テナガエビのタイミングが今ひとつわからず、来てたとは思うんだけどねぇ。。。 まあ、ぼんやりのほほ〜〜んと水面を眺めて1日を過ごすのも、たまには良いもんでした。というわけで、クリテリウム・ドュ・ドゥフィネ(私にはドゥフィネ・リベレという名前の方が馴染みがあるんですが 笑)は、しょっぱなからタデイ・ポガーチャル...
拙ブログでは「今日の東京新聞から」という表題でずいぶん書いてきたけど、記事の写真をそのまま出すのはまずいのではないかという助言をいただいた。記事をとば口に、いわば引用のつもりでいたんだけど、そのまま記事を出すのは引用の範疇を超えているかもしれない。というわけで、全部まるまる載せるのは控えることにします。今回はとりあえずこんなふうにしてみました。今日の東京新聞の「時代を読む」という田中優子の記事で、...
「自分のために生きるな、死んだ人たちの嘆きのためにだけ生きよ」(原民喜)題名は理不尽に殺された者たちに向けて、別れを告げることを拒否するという意味である。主人公のキョンハはハン・ガン自身と思われ、光州虐殺事件の本(拙ブログでも紹介した「少年が来る」を思わせる)を書いた後、悪夢に苦しみながら自殺すら考える。友人のインソンが指を切断する大怪我で入院し、彼女から済州島の自宅で飼っているインコが心配な...
終わってみるとあっという間の感じです。年寄りは時間の流れる速さが尋常じゃないですわ 笑)しかし、戦前の cyclingmagazine.de の有力選手予想は見事に外れました 笑)まあ、ああいう予想記事をあげつらうのってイヂワルだとは思うけど、ついつい。。。 笑)あそこで名前が上がっていたのはログリッチ(リタイア)アユソ(リタイア)ティベリ(17位)カラパス(3位)ゴデュ(66位)ベルナル(7位)チッコーネ(リタイア)ラン...
少し前に英語圏の自転車ロードレース解説と言えばこの人、というフィル・リゲットのドキュメンタリーをJスポで1時間番組2回に渡り放送していました。録画しておいたんだけど今やっと見ました。オーストラリアの放送局の番組だったようですが、英語圏でのロードレース普及のための影響力はすごいものがあったようです。個人的には私はこの人は、たぶん1985年のパリ〜ルーベのアメリカのCBSスポーツの番組のビデオで解説をしていまし...
いやぁ、予想外の展開でした。カラパスがアタックを繰り返して、デル・トロが反応して、という絵柄が見えていたんですが、サイモン・イェーツがあんなに大差をつけるとは思いませんでした。ず〜〜っとテレビ画面に映らず、解説では前待ちでいるはずと言われていたヴァウト・ファン・アールトも、フィネストレの下りで唐突に現れて、セストリエールの入り口まで機関車のように一人で先頭を引っ張り続けてくれたのが大きかったですね...
ちょっと今日は忙しいので、簡単に。****Cyclingmagazine: 今日はどんな日だった? ニコ・デンツ: 今日はもうあっという間に現実の地に引き戻されてしまった 汗笑)重力は間違いなく存在するし、昨日の影響もとてもはっきり感じることができたよ 笑)C: ああいうステージ勝利は登りでどのぐらいのワット数影響するの?デ: 最初の登りは20分のテストをこなしている気分だった。でも上に着いたらまだ集団は完全にみん...
昔なら想像もつかないような行為にペナルティーが課されるようになって、しかもイエローカード導入で、このジロでも2枚のイエローカードを受けると失格ということで、選手たちは結構ビビるんじゃないでしょうかね。このイエローカード、何をしてはいけないかが、どうもよくわかりません。ググっても、日本では後ろでガッツポーズしてゴールするとかボトルを所定の場所以外で捨てたりするとイエローと、ちょっと笑えるところが話題...
某映画館のタダ券があったので見てきました 笑)親兄弟と婚約者をワルシャワのゲットーで目の前で殺されたユダヤ系ポーランド人のフィリップが、どういう経緯かわからんが、2年後にフランクフルトで、フランス人になりすまし、高級ホテルのボーイとして働いている。彼は復讐のためにナチス高官らの妻をつぎつぎ誘惑して、最後に罵詈雑言を浴びせて捨てる。しかし、おぼこいドイツの娘と知り合い、さらにはポーランドレジスタンス...
各国でナショナル選手権の結果が出ていますね。日本は小林マリノが初タイトルでした。しかし雨とはいえ完走者が20人いないって、かなり過酷なレースだったんでしょう。修善寺のサイクルスポーツセンターかぁ、行きたかったなぁ。久しく行ってない。ここを走ったのは、たぶん1980年代後半のチャレンジロードかな。あ、拙ブログ始めたばかりの頃の家族旅行のついでに行ったことがありましたっけ。走ってないけど 笑)*マルコ・ブレ...
ストーリーについてネタバレはしません。というか、登場人物も多く、複雑すぎてできません 苦笑)面白い!! この人の小説はここでも「ボラード病」と「バースト・ゾーン」を紹介したことがあるけど、この小説も最後の方まで読むと、実は現在の日本をリアルに描いたわけではないことがわかる。「ボラード病」みたいにディストピアなのかもね。見る間に日が沈み、あちこちに夜を先取りする黒い闇の領域が、まるで動物の掘った穴の...
恒例「本音のコラム」の前川さんだけでなく、田中先生まで書いてますね。小池批判を。排除します。この人の政治姿勢はこの言葉に尽きるんだろうなぁ。一見、顔はニコニコしているけど目が楽しそうではないよね、この人。先日紹介した都議会での排除もそうだった。都合の悪いものは排除するというのがこの人の持ち味なんだろう。関東大震災での朝鮮人虐殺を認めない姿勢も、この「排除」がキーワードなんだろうね。だけど、これだけ...
今朝の新聞で知りました。前に紹介したことがありましたが、「四季 ユートピアノ」を作ったNHKのプロデューサーです。このドラマ、1980年ごろに見て、その後も再放送で何度も見ました。YouTube で見られますね。ただ、埋め込みは禁止のようですので、リンクを貼っておきます。https://youtu.be/ivEGmvSjyz0?si=ZYrui2ngmtN5QdW4出てくる人たちはみんな素人でセリフも棒読みなんだけど、さまざまな出会いと別れがとても抒情的に余韻...
前回のライブは肋骨骨折で行けなかったので、昨夜は久々の友川カズキライブ。学芸大前のライブハウス APIA 40 でした。人数は100人入れないぐらいなんだけど、秋田や大阪など日本各地から、さらには上海からこのライブのために来たという中国人青年まで、ライブの後の打ち上げで盛り上がりました。初めて行ったライブは8年前http://tatsuya1956.blog48.fc2.com/blog-entry-2461.html。もうすっかり常連になって、ライブハウスのマ...
ちょっと気にしていたんですが、そして一瞬、2キロほどを「もしや!」と思わせてくれましたが、結局総合10位でした。ただ、ステージ1勝して総合トップにもなった去年と比べると、インパクトは弱かったですね。でも、山岳ステージでは常にトップ10に入ったし、去年の最終ステージのTTでは90位台だったのに、今年は14位というのは進歩が見られると言って良いのでしょう。去年はスイスで目立ってツールに出られたけど、今年はすでに最...
あーあ、フェリックス・ガル、残り4キロぐらいで逃げ出した時には、ひょっとしたらと思ったのに、残り 1.6 キロでアルメイダらに追いつかれました。しかし、このツール・ド・スイス、後半の山岳ステージに入ってからはアダム・イェーツとジョアン・アルメイダがやりたい放題です 苦笑) 二人で力技でついてきた連中を引きちぎりましたからね。この二人ともツールに出るんですかね? ポガチャルのアシスト?? よければ、下の各...
今回、東京ではポレポレ東中野で数日しか上映しないというので、今日のお昼に見てきました。この映画も、結局数日前に書いた映画「関心領域」の問いかけと同じです。「関心領域」に絡んでは、よくガザやウクライナのことが言われますが、もっと身近な沖縄のことに対しても、僕らはルドルフ・ヘスの家族になっています。日本の国土面積の0.6%しかない沖縄に、米軍施設の70%以上があるって、どう考えてもおかしいし、よく山本太郎...
pic.twitter.com/5ARbzrYmCB— トウモトH(脱原発に一票) (@oozu1947) June 12, 2024 これ現在の東京の議会だよ。都知事にとって都合の悪い質問には76%の確率で答弁拒否していると指摘した議員に対して、知事は答弁拒否の挙句、自民・都ファースト・公明の議員が指摘議員に退席を求める。ヤクザの世界じゃん。親分は何も言わなくても阿吽の呼吸で子分がやります。都知事はニヤニヤ。なにかどこかの独裁国家か、ひどいディストピア...
現代の世界と結びつけて、この手の映画にしては珍しく話題になっている「関心領域」を見てきました。なるほど、面白いというか、怖い。この映画、なにより視点の勝利です。そういう意味では真逆の視点だけど「サウルの息子」を連想しました。実際、この映画で出てくる壁の向こうではサウルの世界が広がっているわけです。そしてどちらも決定的なシーンは映さなかったりボケボケだったりします。アウシュヴィッツを再現しようとして...
昨日あっさりと書いたのに、最後の4キロぐらいからは、ひょっとしてまたまたログリッチがやっちまうかな??と、ちょっとハラハラしました。マッテオ・ジョーゲンソンが強かったのか、それともログリッチが思ったよりももろかったのか。と言っても、ログリッチの場合、2020年のツール20ステージTTでも、次の年のパリ〜ニース最終日でも負ける時はなんか脆いと感じさせるものなんでしょうけど。ジョーゲンソンとしては、あと500メー...
TT でエフェネプールがあれだけ強いと、もう鎖骨骨折の後遺症は全くないのか、と思ったんですが、監督のルフェーヴルによれば、どうやら体重がまだ絞りきれてないということのようです。でも、それ以上にログリッチが良いですね。去年の秋にボーラへ移る噂があった時点では、ちょっとどうかなと思ったんですが、力は全く衰えてないし、ヴラソフとヒンドレイのアシストがかなり強力ですね。特にヴラソフがいい!まあ、まだ今日のス...
車とぶつかって、大怪我をしたレンナルト・ケムナ、63日ぶりに自転車に乗ったようです。肋骨骨折(私と同じ 笑)と肺打撲、それに胸に外傷もおって集中治療室(UCI)に3日間入っていたんですが、5月末に病院を退院して、ドイツに戻ってきたとのことです。 この投稿をInstagramで見る Lennard Kämna(@lennardkaemna)がシェアした投稿 「最後に自転車に乗ってから63日。今日再び自転車に乗って走ることができた。...
久しぶりの料理カテです。先日サンショの鉢が近くのスーパーで売ってたので買ってしまいました。うちの庭にあったんですが、すでに枯れて数年。タケノコに粉鰹まぶしてサンショを添えると無茶苦茶美味しいんですが、もうそのシーズンも終わってしまって、せっかくのサンショが虫に食われるばかりになっていたので、なにかいい方法ないかな、とネット検索。上の写真のように枝から葉を外して小型のすり鉢(直径10数センチ)ですりま...
昨日のTVでも映っていたけど、昨日の濃霧の中のクリテリウム・ドゥ・ドウフィネで最終走者だったボーラの選手がタイムオーバーしたかに見えました。TVではマルコ・ハラーと言ってましたが、あれはニコ・デンツでした。制限時間は優勝タイムの110%で、20分10秒以上遅れると失格。テレビのタイム掲示では+の表示だったので失格かと思えたんですが、それにしてはのんびりゴールでした。去年のツールで体調不良になりながらゴール前...
自己紹介にも書いてあるように、一応阪神タイガースのファンです。カテゴリーにも「タイガース」があるけど、エントリーは15年目で片手で数えられる程度の数です 笑)東京生まれの東京育ち。ただ、もし関西に生まれて育ったのだとしたら、絶対にタイガースファンにはなってなかったでしょう、私の性格からして 笑)いつから? と言われてもあまり判然としません。1971年のオールスターで江夏が9人連続で三振取ったのは見てまし...
一か月以上前のクーリエ・ジャパンに「イスラエルを批判する『言論の自由』がドイツでは法的根拠なく奪われている」という記事が載っていた。ナチスによるユダヤ人大虐殺の過去がある以上、何があってもイスラエル擁護がドイツの国是なんだろう。でも、現在のイスラエルという国を批判することが反ユダヤ主義と繋がるなんて、そんなはずはない。確かに、ややこしいのは、相変わらずドイツに限らずヨーロッパには反ユダヤ主義的なこ...
拙ブログでも何度も書いてきたけど、僕は差別心って誰でも持っているだろうと思う。偉そうに高みから言ってるつもりはない。僕にだって、生涯忘れられない嫌な思い出は一つや二つじゃない。その典型的なやつはすでにこのブログ最初の頃に書いたことがある。うちなる差別意識を悪め!こういう自分の中にある差別意識みたいなものって、「スターウォーズ」じゃないけど、自ら意識的に解放しちゃうとダークサイドに容易に落ちてってし...
ジロが終わった後のオンライン記者会見で、ボーラのチーム監督ラルフ・デンクが今シーズンでブーフマンがチームを去ると明言しました。まあ、そうなるのは間違いなしと言われていたから、驚きではありませんが、ここで発表してしまって、この後のシーズンはどうするんでしょうね? デンクはツールのメンバーに入れる可能性も匂わせたようですが、ログリッチの山岳アシストとしてはヒンドレイとヴラソフが決定していて、もう一人加...