診断士の受験でもビジネスの場面でも、散らばった現象を「要するに」とまとめる力が必要だ。まとめることができれば、問題点の本質や課題の本質を突き止めることができる。例を挙げて考えてみよう。「あなたの苦手な野菜は何ですか?」と問われたとする。これに「グリンピー
AAS名古屋で中小企業診断士育成20年!設問分解、要約練習を創った鷺山はるこが2次のノウハウ真実を毎日更新中!
中小企業診断士試験の合格を目指す方は必見です。 診断士2次受験専門校AAS名古屋の代表 鷺山はるこ(中小企業診断士)が、合格の秘訣や学習のヒントを語り、受験生を応援しています。 ブログタイトルの「Si. Eccolo!」とは「はい、ここにあります。」という意味です。 学習に行き詰まった時や、モチベーションの維持にお悩みの方が、ここに来ればヒントが見つかります。
診断士の受験でもビジネスの場面でも、散らばった現象を「要するに」とまとめる力が必要だ。まとめることができれば、問題点の本質や課題の本質を突き止めることができる。例を挙げて考えてみよう。「あなたの苦手な野菜は何ですか?」と問われたとする。これに「グリンピー
このGWをどう過ごされただろうか?今日から出勤という方も多いだろう。休み中の遊び疲れと久々のラッシュに朝からお疲れの方もあるか?昔「五月病」という言葉があったが、最近は滅多にお目にかからない。もう「死語」になってしまったのかもしれない。コロナ明けにはこんな
昨年より強まる傾向として、個別指導へのニーズがある。この声にお応えして、この度、財務専門のワンオンワンレッスンを開講することとした。未だに、財務事例は「計算ができれば通る」そう勘違いしていないだろうか?これは大きな間違いだ。古く、AASを創業した頃から、合格
「2次専門校なのに、1次試験対策やる?」そう言われて3年目になる。今年も、「経営情報システム1日集中講座」を6月9日(日)に、ZOOMで開催する。https://www.aas-clover.com/nagoya/keiei_js2024.htmlタイトルに「2次合格後を見据えた」とあるように、今診断士に求めら
なぜ的を外した解答になるのだろう?受講生の方々の解答を拝見して、いつも思うのはその原因についてだ。R5年、事例Ⅰの第2問。題意は「どのような戦略上の差別化を行ってきたか」「その狙い」だ。題意とは、質問の本質の部分。何を答えるべきか、その内容を示すものだ。こ
GWの通勤電車は空いている。いつもより空いた社内で「あ~あ、私だけ出勤かあ。」と思う方もあれば、「空いててラッキー!」と思う方もあり、様々だろう。経営資源の少ない中小企業さんを相手にする診断士思考的には、後者でありたい。そしてさらに、こんなことも考えたい。
今日は昨日お話した「与件文のメモ」の書き方について補足しておきたい。その内容の中で、・今の改善と未来を創るのに 「使う」メモと書いた。実は、このメモが書けるようになると合格はかなり近い。つまり与件を読んですぐに「使う(つかう!)」とメモできるとは、その時
事例問題の与件文を読む際、設問番号のメモを書く方は多い。設問に答える際の便宜を図ってのことと思う。もちろんこれは悪いことではない。だが、このような作業メモだけでは問題は解けない。本来書くべきメモは、診断士思考でどう考えたかだ。例えば次の4つのようなものだ
あるレストランの庭先にスズランが植わっていた。常連さんからのプレゼントを、大切に育てているという。スズランの花言葉に、「幸せが再び訪れる」がある。常連さんからの『また来るよ』のメッセージかもしれない。私が小学5年くらいの時だったか?離れ離れになっていた父
「言いたいことを思いつくまま書く。」これでは相手に伝わらない。なぜなら、言いたいことも、思いついたこともそれはあなたの頭の中にあることだから。当然、聴く人には想像すらできない。そのうえあなたの言いたいことも、思いついたこともそれらは全てあなたの価値観から
民間出身の、ある校長先生からこんな話を聞いた。ある高校での話だが、赴任してすぐ、驚いたことがあるそうだ。教師が生徒のために、テストのための「対策プリント」を作っていたそうだ。「対策プリント」とは、どこが試験に出るのか、重点ポイントを書いたものだ。教師にな
先日、久々に卒業生とランチをしていて気が付いたことがある。うちの卒業生たち、それも大企業でマネージャークラスの人たちはいつも同じことを言うなあ、と。彼らが言うのは、これだ。「部下を見ていて、高評価したくなるのは論理的で、言うことがわかりやすい人。報告書が
「分水嶺」とは分かれ道のことだ。昨日に続き、事例Ⅱについて、合否の「分水嶺」をお話したい。昔から事例Ⅱは、「ターゲット」と「ニーズ」で一貫性を取ることが合格の必須条件だったが、令和に入って、もうひとつ傾向が増えたように思う。それは中小企業白書の内容に合わ
分水嶺とは水が分れる山稜のことをいう。山登りをする皆さんへは馴染みの言葉だろう。これは普段、「分かれ道」というたとえにも使う。さて今日は、事例Ⅰ、合否の分水嶺についてお話したい。それは「戦略論の有無」だ。令和に入ってからは、この戦略論、つまり戦略的視点が
皆さまへ急ぎのお願いです、インスタグラムで鷺山個人のアカウント harukosagiyamaをフォローしている皆様へ急ぎフォローの削除お願いいたします。しばらく放置している間にアカウントを乗っ取られてしまいました。ご迷惑をおかけして誠に申し訳けございませんが、インスタ
まずやる→つまづく→悩む→深く考える→あれこれ思いつく→トライしてみる→またつまづく→悩む→深く考える・・・書いているとキリが無くなるがこれが合格する人のサイクルだ。特徴は、・四の五の言わずまずやる!・わからないとなぜだろうと 深く考える・考え続けて何か
2次を受験する皆さん。解答手順はあるだろうか?工場でモノづくりをする時も料理をする時でも良い品を効率よく作ろうと思えば作業手順やそのマニュアルが必要になる。人がやることにはばらつきが出るからだ。いつ何時でも、同じような質の良いアウトプットをしたければ、標
コーチングの効果の中に、「オートクライン」というものがある。自分で話したことを自分で聴くことによって、自分で考えていたことに気づくことだ。日常でも似たようなことがある。悩みを人に聞いてもらっているうちに、だんだん冷静になり、最後は解決法に気づいたりする。
皆さまへ緊急のお知らせとお願いです、インスタで鷺山のアカウント harukosagiyamaをフォローしている皆さま。急ぎフォローの削除お願いいたします。しばらく放置している間にアカウントを乗っ取られてしまいました。ご迷惑をおかけして誠に申し訳けございませんが、harukos
設問文で、仮説思考のメモを出すこと。これを「設問分解」という。私が約25年前?に作った方法だ。ところで、「設問分解」を教わってもなかなか合格答案が書けない、それどころか、設問で何を書いてよいかわからない、という方はあるだろうか?そんな方は、そもそものとこ
いつも事例を解く時に「戦略的思考で解け」と言われる。だが、ふと思ったのだが、ひょっとすると戦略的思考で解くとはどういうことか、イメージできていないのでは?正直、「戦略的思考」なんて、言葉が難しい。そもそもこの言葉を理論的に説明できるのは大学の先生くらいで
皆さんの問題用紙や解答用紙を見ていて、モヤモヤすることがある。この方はいったい、診断士は何をする人なのか?考えたことがあるだろうか?こう考えてモヤモヤするのだ。弁護士でも税理士でもなんでも、資格試験はその資格を持つに相応しい知識とスキルを試すに決まってい
合格する人、しない人。同じように勉強しているようでも最後には違いが出る。この違いをもたらす「違い」はどこにあるのか?これを考えたことはあるだろうか?実は、合格者と自分と何が違うのか?その違いはどこから生まれたものか?これを熱心に考える人は通りやすい。言い
ただ問題を解くだけで合格は難しい。合格を確実にするには、科目別に必要な知恵やスキルを知り鍛えることが重要だ。例えば、事例Ⅰには戦略論を活用する力が必要だ。事例Ⅱには白書の知識を活用する力も要る。事例Ⅲでは診断士に求められる現場改善の知識や知恵が要る。事例
もう1年は越しているかもしれない。私が探し続けているもの、それは「趣味」だ。周辺の社長さんたちにもいる。「趣味は仕事かなあ、それ以外に無いなあ。」なんて方が。若いうちはいいが、この年になるとこういうのも淋しい。「趣味」を持つ良さは、生活にメリハリができる
最近、断捨離をしていて思うことがある。物を捨てる際に、重要なのは、「捨てる」ことではなく、「持つ」ことだと。何を持つか?それは、「これからのビジョン」だ。どんな生き方をしたいのか?何に喜びを感じたいのか?自分のこれからの人生の「イメージ」を持つのだ。若い
資源は使えば減る。だが使えば使うほど増えるものもある。それは無形の資源だ。たとえば製造業やサービス業も有形の資源を使って、物を作ったり、提供する度に、技術やスキル、ノウハウといった無形資源を増やしていく。つまり経験値が上がることで強い企業体になっていく。
先日、医療をテーマとしたドラマを見ていた。その中で、患者さんのわずかな症状を見落した若い医者が先輩から怒鳴られる場面があった。『ほんの僅かな違和感にも気づくのが 医者だ!見逃すな!』医者は「診断」を行う。実は私たちも「診断」を行っている。診断士、と言うく
今日は「設問分解」についてお話する。「設問分解」とは受験時代、設問のヒントに気づくための仮説思考の方法として、約27年ほど前に私が創った手法だ。与件を読む前に、何をどう書くべきか、見つける方法だ。・戦略レイヤー・題意・わざわざ表現などの制約条件・解答のゴ
先日、タクシーに乗っていた時の話だ。シトシトと降る雨に、つい愚痴ってしまった。「やだなあ、今日はこれから街中をけっこう歩かなきゃいけないんですよ。降り続けるとやだなあ。」すると年配の運転手さんがこう言った。「でも花散らしの雨でなくて良かったですね。大雨で
今日も昨日からの続きだ。事例問題にある出題者の「わざわざ表現」に気づく方法をお話したい。まず、具体的な例を知ることだ。例えば、逆説の強調、列挙、修飾語の繰り返しなど国語的な特徴に気づくことだ。具体的な方法については、また後日、読み方のオプション講座でも開
今日は昨日からの続きだ。採点者に「話のわかる奴」と思ってもらうには、事例問題の中の様々なヒントに気づくことが大事だ。このヒントに気づくには、事例問題を読む際、次の3つに気を付けたい。 ↓↓・与件を知識で読み換える・白書の方向で受け取る・わざわざ表現など
中小企業診断士試験で求められる力は、中小企業診断士としての力だ、この話を毎回、口酸っぱくお伝えしてきた。今日もその話で恐縮だ。診断士に求められるのは、経営学の知識であり、それを使った問題解決能力だ。だが最も求められるのは、クライアントとのコミュニケーショ
事例問題を解く時に、意識したいこと。それは有効なメモを書くことだ。時間が足りないから、という理由でラインを引くだけ、メモを殆ど書かない方もある。だが大丈夫だろうか?人間の記憶量には限りがある。全てを頭の中で処理するのは困難だ。だからメモを活用して、自分の
聞くだけ野暮かもしれないが、PDCAサイクルという言葉ををご存知と思う。マネジメントの品質を高めるため仮説、検証を繰り返すことだ。問題解決のためにも役立つ。これまで、事例問題においても同じようなことをお伝えしてきた。「合格には、過去問を繰り返すことが重要」と
皆さんは点数を入れづらい答案があることをご存知だろうか?講師が添削している時に、点を入れて良いかどうか悩む答案のことだ。素材は入っている、企業の何をどう改善していくのか?与件のキーワードも合っていそうなのに、素直に〇ができない答案だ。家の建築に例えるなら
皆さんは、2次学習のための体系図を作成しているだろうか?戦略フレームワークのレイヤーごとに知識を書き込んで、暗記するためのあのツールだ。AAS名古屋の教材、「実況!合格者の設問分解、 事例解法シミュレーション」では、ときたま、合格者自身が作成した戦略体系図も
もう死語になったのだろうか?「エイプリルフール」という言葉は。昨日の4月1日、誰からもどこからも聞かなかった気がする。これだけ世の中に「フェイク」がはびこるとウソをつくのが当たり前で本物のほうがかえって珍しくなる。だからあえてアナログなウソをつくこともなく
昨日は、社長は診断士に、多面的な思考を求める、というお話をした。今日はその続きだ。多面的思考が得意になるには、やはり練習が必要だ。素材は、汎用的な切り口で行う。汎用的とは、どんな話やテーマにも通じるような、抽象的な視点のことだ。以前にも幾度かご説明したが
「コンサルタントはフレームワーク思考である」とよく言われる。戦略フレームワークもそうだし、SWOTなどの環境分析もそうだし、経営理論の殆どは、なんらかの枠組みになっているからだ。これを使うのがコンサルタントだから「フレームワーク思考」をする。と言われるのだ。
私は生活費の引き落としは一つの口座に集約している。先日、その通帳を見ていて、ショックを受けた。実はクレジットカードを最近では複数使用している。カードによってはポイントが付く場所と付かない場所があるためだ。ポイントも溜めると馬鹿にならない。それで使い分ける
今日はお悩み相談に多い解答の書き方についてお話したい。結論から言うと、解答の書き方には「妥協」が必要だということだ。何を妥協するのか?それはまさに「書き方」だ。もちろん解答は「因果」を明確にして、わかりやすく書くことが大切だ。だが、わかりやすく書くことよ
中小企業診断士になって、今年で25年になる。その間、色々なことを経験させていただいた。振り返って診断士の仕事って何だろう?と考えてみる。業績向上のため、会社の成長のため、ある時は創業のため、またある時は危機を乗り越えるため。様々あったが、最も難しいのは社
最近また不合格者答案を見直している。そこで気づいたことがある。不合格者の答案に多いのは「手段」で文章が終わっているものだ。例えば、・~~の組織を作る・~~~を販売する・~~~関係を強化するなどなど、手段を書いて文章が終わっているものだ。こういう文章を書く
「分別」という文字には二通りの読み方がある。「ふんべつ」と読む時と、「ぶんべつ」と読む時は、意味が異なる。今日、なぜこの話かというと、合格するに人にはこの文字が似合うと思ったからだ。「ふんべつ」とは常識的で慎重な思考や判断のことを言う。合格者は、事例問題
2次試験は文章で解答を書く試験だ。文章というものは面白いものでその書きっぷりで、その人の色々なことがわかったりする。例えばその一つが思考の「厚み」だ。診断士試験における思考の「厚み」とは何か?具体的に言うと、経営の視点や戦略的視点を解答文から感じられるこ
「明日からは心を入れ替える!」これまでの人生の中で何百回と言ったに違いない。最近またこの言葉をよく口にする。夜遅くまで仕事をしているとどうにも小腹が空く。 ↓小腹が空くので、何か食べようか、それとも我慢しようか、と迷う ↓次にこう呟く。「今日、食べたって
2次試験で多少の失点があっても合格するためにはいったい、何が鍵となるのか?採点者の評価が高いものは何か?一番は、事例企業の戦略と課題が明確になっていることだ。つまり、事例企業の強みを使った成長ストーリーとそれを達成するための課題(出題者が強調するポイント
最近は「まさか」と思わず絶句する出来事が多い。大谷選手の通訳の問題も「まさか」だった。このニュースに驚いていると、私のすぐ近くでも「まさか」が。空港線の電車でパンタグラフが突然、全て無くなって、電車が橋の上で動けなくなったと。強風のせいらしいが、「まさか
このところ「断捨離」にハマっている。片付け始めると呆れるほどモノが出てきて、気づいたことがある。私は何でも集めたい人なのだと。CDやDVDだけではない。MDや昔のVHSのビデオテープまで。市販のモノというより、自分が好きな音楽や映像を集めて、それもご丁寧にタイトル
昨日は目の前の小学校の卒業式だった。この日には、いつもと違う景色が見られる。集団登校の列に、小学生に混ざって中学生、いや中学の制服を着た卒業生が混ざる。まだ入学式も迎えていないのに、中学の制服を纏った子たちは、急にお兄さん、お姉さんになっていく。背筋を伸
今年も我が家のヒヤシンスが開花した。この「紫色」が大好きだ。先代の犬(コロ)のお墓の上に植えた球根が毎年毎年、律儀に咲いてくれる。まるで「私のこと忘れないでね」とコロの声が聞こえるようだ。この花が咲く度に「絶えない」大切さを学ぶのだ。私が受験生の方たちか
経営者が持つ意識について、今日は昨日に続き、もうひとつ補足したい。それは「投資」への意識だ。次の成長を得るために、いつも次への投資を模索し、意識しているということだ。だから事例問題も、「成長戦略」が必ず出題される。次にどんな商品を作るべきか?とか、どんな
今日は昨日からの続き。「どうすれば確実な合格になるのか」だ。評価点数の50点台を繰り返し、「惜しい!」落ち方はもう止めたい。そのためのお話だ。もちろん答えは、「出題者が設定した事例テーマを正しく把握できること」だ。だが、事例テーマが把握できてもそれでも「
昨日も書いたように、最近の試験では「問題解決思考」を深く問われる。「深く」とここで言ったのには意味がある。平成時代の試験では、与件文をそのまま活用すればそれで解答を書ける問題も多かったのだが、最近は違う。与件の情報はちょい見せのヒントであることが多く、そ
どうやったら合格力が高まるのか?四半世紀以上の私の課題だ。永年の指導経験からいくつかの仮説も持っている。そのひとつが、「問題解決思考を習慣化できている人は合格力が高い」ということだ。問題解決思考が高い人とは、端的に言うと、「なぜ合格できないのか?」これに
最近になって、ふと気になることができた。それはR5年事例Ⅰの第2問の設問文についてだ。設問文が、今改めて読み直すと気になるのだ。「A社の現経営者は、」と読点で区切り、「先代経営者と比べてどのような戦略上の差別化を行ってきたか」と続くのだが、この差別化の対象
「合格」とは何か?真剣になって考えたことがあるだろうか?特に、この試験勉強にやる気を無くしつつある皆さんへお尋ねしたい。あなたが「合格」後に得られる価値はなんだろうか?すぐに独立する人、そうでない人、このスキルを会社の中で活かせる人そうでない人。様々なパ
どのくらい経てば、以前と同な生活に戻るのだろうか?昨日のTV番組では、多くの震災被害者の皆さんたちが訴えていた。ご高齢になればなるほど、その想いは強いようだ。震災経験の有無に関わらず、ところで「昔は良かった」と思う高齢者は多いと聞く。昔だけでなく、今だって
昨日お話した、「お金の話」についてもう少し補足しておきたい。受験生の皆さんが合格答案を書ききれない理由がここにあると思っている。合格するには、出題者が納得する解答が必要だが、この納得感のひとつが「お金の意識」にある。昨日も書いたように、従業員という人も資
2次試験のお悩みでよくあるのは、「与件を読んでいても、何も気づかない」ということだ。「気づく」べきことは何か?SWOTの情報くらいでは足りない。もちろん社長の想いも大事だが、それだけでも足りない。答えはお金にまつわる話だ。ただ売上が下がったとか、利益率が下が
中村獅童さんという歌舞伎役者をご存知の方は多いと思う。古い伝統芸能という歌舞伎を現代人に馴染むものに大きく変化させた人だ。近くは、初音ミクとのコラボでも話題になった。少し前になるが、昨年亡くなられた市川猿翁さんも思い出す。伝統芸能を「スーパー歌舞伎」に発
ちょっと聞いていただきたい。昨日の話だ。犬の💩を踏んでしまった。それも家の中で、靴下でぶにゅっと。(ショック。。。)我が家の高齢犬が半介護状態になってから朝は戦争だ。起きた途端に犬の下の世話が待っている。くしくも昨日は、私の〇〇回目の誕生日。人生の節目と
合格に最も必要なものは何か?考えたことがあるだろうか?それは基礎力だ。まずは経営についての基本がわかっていることだ。これがわかっていないとどんな解答になるか?例えば、・絵に描いた餅・お金の匂いがしない解答になる。つまり、社長が喜ばない解答(診断・助言)に
今日は、「問題解決思考」を持って事例問題に取り組めている人かどうか、これがわかる言葉についてお話したい。それは、「過去問を繰り返しやっても答えを覚えるので意味が無い」という言葉だ。もし、同じように考えている方があれば要注意、てか、大問題だ。この手の方は、
皆さんは2次試験にどう取り組むのか?正しく理解しているだろうか?特定の中小企業さんの話を読ませて何を試そうとしているのか?それは、実務の疑似体験をしてもらうためであり、「問題解決」の力を試すためだ。なのに、受験生の皆さんは合格答案を作るための、解法テクニ
大阪・関西万博のニュースが流れた。いくつかの国から、工期が間に合いません、と連絡があったそうな。『いやいや、そりゃマズイっしょ。』思わず心でつぶやく。不思議なもので、「間に合いそうにない」と聞くと、急にモチベーションが下がる気がする。いつも思うのだが、夏
桃の節句の3月3日は、娘の誕生日だ。実は私の曾祖母も義理の姉も3月3日生まれ。3人も揃うと、3月3日生まれの人の「傾向」が表れるのでは?と考えてしまう。3人の共通点は、とにかく丈夫なことだ。殆ど熱も出さない。「皆勤賞」タイプだ。曾祖母も義理の姉も長生きだ
今日は、昨日からの続きのお話。正しいロジックで述べられるようになるために何を鍛えれば良いか?R4年の事例Ⅰで出題された「帰属意識を高める方法」について、どうすれば正しいロジックで解答を作れるのか?考えてみられただろうか?それは、「国語辞典」を引き、言葉につ
昨日は、合格には「読み換えや言い換え」の力が必要だとお話したが、これができるようになるためにもうひとつ「力」が必要だ。それは1次知識や国語のロジックが正確であること。つまり正しいロジックで述べる力だ。最近の過去問で見て見よう。R4年の事例Ⅰで「帰属意識」を
このところ、もう何回、口ずさんだかしれない。「春は名のみの風の寒さや~♪」早春賦の一節だ。「クソ寒い!」と愚痴でも吐き捨てたいところだが、悪い言葉は悪い運気しか呼ばない。そう思って、さらりと歌でごまかす。良い言葉に言い換えるのだ。ところで、私が診断士試験
何の試験でもそうかもしれない。合格を邪魔するものはいつも傍にある。大人が受験するケースが多い診断士試験では、「仕事」がその最たるものかもしれない。この仕事を充実させ、より良く生きようとするための手段が診断士試験だ。なのに、「仕事」が忙しいせいで勉強に身が
先日、袋戸棚を片付けていたら30年以上前の古いアルバムが出てきた。開いて驚愕した。自分の変化に。人はこうも変わるものか・・・。完全に別人だ。衝撃だ!若さだけではない、ヘアースタイルやメイクも当時を物語る。可笑しくもあり、大いに悲しくもあり。微妙な心境にな
今日は、昨日からの続き。業務に門外漢の社長が後継したケースをR4年の事例Ⅰでご説明したい。農業生産法人の話だった。この会社の強みは、農業法人豊富な従業員が連携することで生み出す新品種の生産能力だ。一方、弱みは、この専門性の高い世界や働き方が規格化されていな
もし、目の前に門外漢社長がいたら、というお話をしている。昨日は、ある程度「継ぐ準備」ができる社長の話だった。今日は「そんな気も無かったのに」継いでしまった社長についてだ。会社の経営は、事業を行うことだけではない。取引先や金融機関とのやりとりなど、周辺業務
中小企業さんのコンサルで最も多く出くわすのは、「コミュニケーション問題」だ。特に、後継者がトップとなりこれまでの従業員との軋轢が起こることも多い。意見の相違も発端はこんなところから起こる。・社長は経営者として「経営」をやろうとする・従業員は自分たちの「親
今日も「強み(S)」についてお話する。しつこいと思われるだろうが、この正しい理解があるかどうか?が合否の分かれ目、大切な話だからだ。「強み(S)」をコアコンピタンスと言ったり、持続的競争優位と表したりするが、早い話が、「お客様が買ってくれるもの(理由)」
この数年、とても気になるのは、「強み」のとらえ方を間違っている方が本当に多いということだ。しょっちゅう、「強み」については苦言を呈しているのだが、それでもなお減らない、「強み」を理解できていない例が。なんでこうなるのかなあ、本当に不思議でたまらない。「強
今日は昨日からの続き。出題者ニーズとは何か?についてもうひとつの観点をお話したい。実務の場合、私たちに求められていることは何か?それは、・社長が求めていることに合った診断、助言であること、だ。社長の一番のニーズは何か?それが「売上向上」にあれば全ての診断
人にわかりやすく説明できることが診断士には必要なスキルだが、そのために必要なことは何だろう?それは①相手のニーズやレベルに合った内容、伝え方であること②短時間で理解できるボリュームであること③論理(因果)が成り立った内容であること②と③は、ロジカルシンキ
近所に、ちょっとした有名人がいる。いつも眉間にシワを寄せて気難しそうに犬の散歩をしている方だ。こちらが声掛けしても一切無視!「あの人いつも無視よね。」ご近所さんからも噂になる50代くらいの女性だ。それがどうだ。なんとこの週末、その方と親しくお話してしまっ
私にはちょっとあこがれていることがある。「晴耕雨読」で表されるような、心穏やかな暮らしだ。診断士になってから幾度となくさざ波のように訪れる。この「晴耕雨読」への気持ちが。実はその度に買ってしまうものがある。それは園芸の本だ。実は今、自宅の断捨離をしている
少しだけ前に作った教材だが、今年も「これだけで合格しました!」という方があった。「合格エスコートノート」というPDF教材だ。ちょっとだけウザイ教材でもある。ノート君が解き方をお話するというスタイルで話が進むからだ。ちょっと癖のある教材だ。だが、事例問題の解き
私は今、渡辺真知子の歌が頭の中でリフレインしている。「現在・過去・未来~♪」おそらく、個別指導の皆さんへ宿題を出したせいだろう。事例企業の、過去、現在、未来の姿について私にシンプルに説明してください、と。よく「診断士思考」のお話をするが、これがまさにそう
実務補修5日間を終了した卒業生からメールが来た。「何か世界が広がった感じがしています。」と。なんて嬉しい言葉だろう、そう思った。これこそ、卒業生の皆さんに感じていただきたかったことだったからだ。このメールをくれた合格者の、満面の笑みが浮かぶようだ。本当に
AAS名古屋では「2次試験に合格するには 戦略的アプローチがある。」とお話している。ただ闇雲に勉強しても、無駄な努力になりかねない。合格するには合格するなりのやり方があるのだ。(詳しくは、AAS名古屋の本科テキスト「新・合格指南書」をお読みいただきたい。
こんな話をすると笑われるかもしれない。昨夜ボールがいきなり飛んだ。直径30センチほど、空気を入れて膨らませるゴムボールだ。たまに室内での運動に使っている黄色いボールだ。転がらないように、敷物を敷いて窪みを作り、キャビネットの上に置いていた。夜中1時過ぎだ
昨日は、合格するには「事例問題を、強みを中心に構造化する力」が必須だというお話をした。これを具体的に言うと、事例企業のあるべき姿や成長した姿をイメージする力だ。「描く力」と言ってもいい。この力を付けるのに合格者がやった勉強法は事例問題を戦略体系図で描写す
隣の5歳の女の子が最近、縄跳びにはまっている。2週間ほど前には「1回でも飛べること」が目標だったはずだが、遂に昨日、2回連続飛びを達成した。この子がすごいのはその熱心さだ。やりたいことができるようになるまで同じ動作をどれほどでも続ける。そうして遂には達成
経営者には「鳥の目」「虫の目」「魚の目」が必要だと言われている。具体的に言うと、鳥のように高い目線から全体を俯瞰でき、虫のように細かい違和感にも気がつき、変化する環境変化の流れの中で、必死に泳ぎながらどこへ進めばいいのか魚のように流れを読む、こんな力が必
以前も書いたことがあるが、本試験採点経験者の言葉に「採点基準はロジカルなこと」というものがある。解答を読んで、論理的であることが全ての科目に共通する採点基準だ。論理的であると判断される対象には、大きく2つある。①1次知識の論理性が守られていること (知識
昨日は、合格するには「戦略的思考」を早めに身に着けたほうがよい、というお話をした。「戦略的思考」を持っているかどうかは、この試験の重要な命綱だ。今日はもうひとつの命綱についてお話したい。それは「現実味」がある内容かどうか、だ。実現可能性のある解答を書ける
「手段を目的化していました。」不合格者の反省の弁によく聞く言葉だ。積み上げ式に一生懸命勉強するのは良いけれど。ゴールが見えていない方が多い。「何のために、今これをやっているのか?」忘れてしまって、一次試験の問題演習ばかり繰り返したりする。それはまるで、作
昨日、うちの犬がひとりで立っていた!今年でもう15歳になる。薬の影響と高齢化で右足に力が入らず、歩けなくなっていたのに。歪んではいるものの、ダメだった右足を使って明らかに立っていた。そして少しだが歩きもした。驚いて、それはそれは、嬉しい瞬間だった。実は、獣
私の「ワンオンワンレッスン」でよく使う言葉がある。それは、「私にはそうは見えません」という言葉だ。このレッスンでは受講生の方に、まずは自己評価をしていただく。再現答案の評価と内容を見て、何が失点の理由だったのか?具体的にどこがダメだったのか?ご自身の判断
昨日は、「設問分解」や「与件分解」をやっているのにも関わらず合格できない方がある、とお話した。そんな方にはある共通の傾向がある、と。大きく言うと2つある。①「設問分解」と「与件分解」の 深みが足りない。「設問分解」「与件分解」は中小企業診断士としての思考
毎度お話していることがある。「2次の事例問題には、 具体的な解き方がある。」この解き方をご存知ない、もしくは曖昧に理解していたりするといつまでも合格できない。なぜなら、基本が理解されていないから出題者意図を正しく捉えることができず、点数も安定しないからだ
昨日書いた我が家の停電問題は、いつも無意識に作業している時に起こる。ブレーカーが落ちて停電する電化製品の使い方を意識していれば、防げる問題だ。だが、人はいつも強い意識を持てるわけではない。気も抜くし油断もするのが、「人」という生き物なのだ。試験も同様だ。
やってしまった。食洗器と電子レンジと湯沸かしポットを同時にスイッチオン!その途端ブレーカーが落ちた。停電だ。慌ててブレーカーのところへ飛んでいき、なんとか戻そうとするが戻らない。『いつもならこれで回復するのに・・、やばい』1時間後には個別指導のレッスン時
これから実務補修に参加される方もあろう。実務補修で得られる経験のうち、最も大切なことは何だろう?もちろん実際の企業さんの診断や助言は得難い経験だ。これまで経験したことが無い業種や規模の企業に出会えるのも嬉しい。だが、最も大切なことは人とのコミュニケーショ
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診断士の受験でもビジネスの場面でも、散らばった現象を「要するに」とまとめる力が必要だ。まとめることができれば、問題点の本質や課題の本質を突き止めることができる。例を挙げて考えてみよう。「あなたの苦手な野菜は何ですか?」と問われたとする。これに「グリンピー
このGWをどう過ごされただろうか?今日から出勤という方も多いだろう。休み中の遊び疲れと久々のラッシュに朝からお疲れの方もあるか?昔「五月病」という言葉があったが、最近は滅多にお目にかからない。もう「死語」になってしまったのかもしれない。コロナ明けにはこんな
昨年より強まる傾向として、個別指導へのニーズがある。この声にお応えして、この度、財務専門のワンオンワンレッスンを開講することとした。未だに、財務事例は「計算ができれば通る」そう勘違いしていないだろうか?これは大きな間違いだ。古く、AASを創業した頃から、合格
「2次専門校なのに、1次試験対策やる?」そう言われて3年目になる。今年も、「経営情報システム1日集中講座」を6月9日(日)に、ZOOMで開催する。https://www.aas-clover.com/nagoya/keiei_js2024.htmlタイトルに「2次合格後を見据えた」とあるように、今診断士に求めら
なぜ的を外した解答になるのだろう?受講生の方々の解答を拝見して、いつも思うのはその原因についてだ。R5年、事例Ⅰの第2問。題意は「どのような戦略上の差別化を行ってきたか」「その狙い」だ。題意とは、質問の本質の部分。何を答えるべきか、その内容を示すものだ。こ
GWの通勤電車は空いている。いつもより空いた社内で「あ~あ、私だけ出勤かあ。」と思う方もあれば、「空いててラッキー!」と思う方もあり、様々だろう。経営資源の少ない中小企業さんを相手にする診断士思考的には、後者でありたい。そしてさらに、こんなことも考えたい。
今日は昨日お話した「与件文のメモ」の書き方について補足しておきたい。その内容の中で、・今の改善と未来を創るのに 「使う」メモと書いた。実は、このメモが書けるようになると合格はかなり近い。つまり与件を読んですぐに「使う(つかう!)」とメモできるとは、その時
事例問題の与件文を読む際、設問番号のメモを書く方は多い。設問に答える際の便宜を図ってのことと思う。もちろんこれは悪いことではない。だが、このような作業メモだけでは問題は解けない。本来書くべきメモは、診断士思考でどう考えたかだ。例えば次の4つのようなものだ
あるレストランの庭先にスズランが植わっていた。常連さんからのプレゼントを、大切に育てているという。スズランの花言葉に、「幸せが再び訪れる」がある。常連さんからの『また来るよ』のメッセージかもしれない。私が小学5年くらいの時だったか?離れ離れになっていた父
「言いたいことを思いつくまま書く。」これでは相手に伝わらない。なぜなら、言いたいことも、思いついたこともそれはあなたの頭の中にあることだから。当然、聴く人には想像すらできない。そのうえあなたの言いたいことも、思いついたこともそれらは全てあなたの価値観から
民間出身の、ある校長先生からこんな話を聞いた。ある高校での話だが、赴任してすぐ、驚いたことがあるそうだ。教師が生徒のために、テストのための「対策プリント」を作っていたそうだ。「対策プリント」とは、どこが試験に出るのか、重点ポイントを書いたものだ。教師にな
先日、久々に卒業生とランチをしていて気が付いたことがある。うちの卒業生たち、それも大企業でマネージャークラスの人たちはいつも同じことを言うなあ、と。彼らが言うのは、これだ。「部下を見ていて、高評価したくなるのは論理的で、言うことがわかりやすい人。報告書が
「分水嶺」とは分かれ道のことだ。昨日に続き、事例Ⅱについて、合否の「分水嶺」をお話したい。昔から事例Ⅱは、「ターゲット」と「ニーズ」で一貫性を取ることが合格の必須条件だったが、令和に入って、もうひとつ傾向が増えたように思う。それは中小企業白書の内容に合わ
分水嶺とは水が分れる山稜のことをいう。山登りをする皆さんへは馴染みの言葉だろう。これは普段、「分かれ道」というたとえにも使う。さて今日は、事例Ⅰ、合否の分水嶺についてお話したい。それは「戦略論の有無」だ。令和に入ってからは、この戦略論、つまり戦略的視点が
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まずやる→つまづく→悩む→深く考える→あれこれ思いつく→トライしてみる→またつまづく→悩む→深く考える・・・書いているとキリが無くなるがこれが合格する人のサイクルだ。特徴は、・四の五の言わずまずやる!・わからないとなぜだろうと 深く考える・考え続けて何か
2次を受験する皆さん。解答手順はあるだろうか?工場でモノづくりをする時も料理をする時でも良い品を効率よく作ろうと思えば作業手順やそのマニュアルが必要になる。人がやることにはばらつきが出るからだ。いつ何時でも、同じような質の良いアウトプットをしたければ、標
コーチングの効果の中に、「オートクライン」というものがある。自分で話したことを自分で聴くことによって、自分で考えていたことに気づくことだ。日常でも似たようなことがある。悩みを人に聞いてもらっているうちに、だんだん冷静になり、最後は解決法に気づいたりする。
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設問文で、仮説思考のメモを出すこと。これを「設問分解」という。私が約25年前?に作った方法だ。ところで、「設問分解」を教わってもなかなか合格答案が書けない、それどころか、設問で何を書いてよいかわからない、という方はあるだろうか?そんな方は、そもそものとこ
今日は私の受験時代のお話しからしたい。2次合格を邪魔したものは何だったのか?私の場合、一言で言うと「我の強さ」だった。当時は、私も「問われたことに問われたように」答えられない人だった。思い込み、読み違い、考え違いをよくやった。自分としては丁寧に読んでいる
今日は昨日からの続き。わかりやすい文章とは採点者にとってわかりやすい文章、納得性の高い文章だ。だが、これをいい加減に考えて、解答を作り、残念な結果になる方が多い。そんな方へのお話しだ。くり返しになるが、この試験に通るには「問われたことに素直に答えること」
解答の文章の書き方に悩む方は多い。そんなお悩みを持つ方には、けっこう勘違いがある。これについて今日はお話ししたい。2次試験の採点経験者の言葉に、「論理的であること」という基準がある。そのため受験生は、日々、「因果」のある文章をなんとか書けるようになろうと
先日ラジオで久々にあの懐かしい歌を聴いた。西田敏行さんの「もしもピアノが弾けたなら」だ。私も最近、よく思う。この「もしも」を。もしも生まれ変わったらその時に、神様に一つだけお願いしたいことがあるのだ。それは天使のような声を私にくださいというお願いだ。そん
与件文の読み方には色々な方法がある。今日は、その基本中の基本、「裏返し読み」をご説明したい。「裏返し」する行為は、問題解決の基本だ。例えば、「売上が下がっている」とあれば解決法の最初のステップは「売上を上げる」だ。ではどうやって売上を上げるのか?売上の構
「やってはいけない勉強法」ご存じだろうか?それは失敗(できなかったこと)を放置する勉強法だ。例えば、こんな風に。事例問題を解いて、解答を見る。↓できなかったところを解説を読んで確認する。↓確認して納得したら「そうだったのかあ」と感心して、次の事例に移る。
診断士試験は60点あれば合格できる。ならば60点を目指して勉強すれば良いのか?皆さんはどう思われるだろうか?私はもちろん「否」だ。「100点を目指し、その結果60点になってしまった。」結局はこれが受験生のあるべき姿だと思う。なぜこうあるべきなのか?それは
「このGWには精一杯勉強しなきゃ」そう思っておられる方も多いと思う。この機会に詰め込んでおきたい、と。ただ、それでは少し心もとない気がする。なぜなら考え方が戦略的でない気がするからだ。これまで忙しくて勉強できなかったからこの時間がある期間にやっておく・・
組織事例の特徴は、曖昧模糊とした設問が多いことだ。「なぜ〇〇したのか?」と漠然と問うような設問が多い。「敢えて規模の小さな市場を選んだのはなぜか?」「なぜファブレス化をしたのか?」など一度読んだだけでは解答が浮かびにくい思考力を試される設問が、特に第1問
小さい頃に、親からこう小言を言われたことはないだろうか?「口ごたえするな!」そんなお叱りを受けるのは大抵、「でも」という言葉を使った時だ。「でも」は文法的に言うと逆接の接続詞だ。前の文章と反対のことを言おうとしたり、順当な結びつきではないことを言おうとす
「マーケはターゲットのサイコニーズが命!」こう言うと耳にタコだ、と思った方も多いだろう。このブログを毎日書いて十数年、何回登場した話題だろうか?同じことを何回も言うのも恐縮だが何回も言わねばならぬほど大事なのだ。そのうえ、守れない人が多い。だから繰り返す
事例問題を読む時に、ヒントとしてわざわざ書いた言葉や文章を「わざわざ表現」と言う。解答の方向性を決める時に大きな役割を果たす。例えば令和3年の事例Ⅰの設問ように、・印刷工場を持たない・A社では経験のなかったもわざわざ表現だ。前者の印刷工場を持たないは、フ
うちの愛犬「ころ七」は門前の小僧のようだ。私がZOOMで指導している間、懸命に話を聴いている。ガラス戸の向こうで、一言も漏らすまい、そう決意しているようにだ。時折、眠ってしまうのだが、どんなに爆睡していても、この言葉を聞くと、むっくり起き上がる。「お疲れ
先日、うちの部長から言われたことがある。「最近のあなたは変わったね。」と。不思議に思って聞いていると、こう話してくれた。「たしか、診断士に成り立ての頃は、 歌って踊って笑いの取れる元気な診断士になる、 と言っていたはずだ。 なのに、今は違う。 変化を拒む
この3年程、2次の試験傾向が変わった、と感じている方は多いだろう。私もその一人だ。傾向が変わったといっても、表面的なことではない。求められる力が変わったと感じている。以前であれば、診断・助言という現場での問題発見や課題設定、具体的な解決方法の策定という、
「考える力を付けるには、考える〇〇がいる。」さて、この〇〇の中にどんな言葉が入るかわかるだろうか?考える力の基礎には、もちろん知識もいる。知識が無ければ、どんな観点で考えて良いかわからないからだ。だがそれだけでは「力」は付かない。正解は「経験」だ。考える
中小企業診断士試験は、ビジネスの世界で活躍したい人が取る資格だ。しかも国家資格ともあって、最近では施策関連で活用の場(お仕事チャンス)も多い。だが、ここで気を付けねばならないのは待ちの姿勢では仕事にならない資格だということだ。皆さんへ、お伝えしたいことが
「この扉を開けさえすれば、輝かしい未来への道が待っている。」はじめて診断士という資格を取ろう!そう決意した時、皆さんは夢見ただろう。扉の向こうのサクセスストーリーを。だが実際はどうだったか?「えーーっ?受験勉強って こんなに大変だったのぉ?!」始めてみる
エリザベスカラーをご存じだろうか?犬や猫が手術を受けた際、傷口を舐めないよう首回りにつける装具のことだ。なぜ「エリザベスカラー」と呼ぶのか?16世紀のイングランド、エリザベス1世が付けていた大きな襟に似ているからという説もある。とにかく、邪魔そうな大きな
私の苦手なことに山登り(ハイキング)がある。苦手とはいっても、実は経験が無いのだがきっと苦手に決まっていると思っている。そのため、これまで幾度か、「行きませんか?」と誘われた経験はあるものの、いつも丁重にお断りしてきたのだ。なぜ苦手だと思うのか?もちろん