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運を呼び寄せる人
最近、私の周辺の人々の表情を見ていて、とても気になることがある。それは笑顔の有無だ。いつも笑っているように見える人があると思えば、一方、いつもしかめっ面、または無表情の方もある。もちろん人それぞれなのだから自由に表情は作ればよいのだろうが、いつも笑顔の人
2024/05/28 04:00
メモも手順も自由にね
先日、ある社長が言っていた。「ぼくはここの店でないとダメなんです。 このスーツじゃないと。」オーダースーツの話だ。いかにも高級そうなそのスーツは社長の動きに合わせ、実に軽快だ。ピッタリフィットして、まるで部屋着を着ているかのような社長の動きからその良さが
2024/05/27 04:00
1日集中特訓で合格を掴もう!
事例問題は、事例企業の「問題解決ストーリー」だ。あるべき姿に向かう時、何が障害となり、課題としては何を実現すべきか?これをいつも問うのが事例問題だ。診断士には求められる力をそのまま試すのだ。問題解決するためには向かうゴールがどこなのか、まずはこれを明らか
2024/05/26 04:00
経験値を上げる勉強法を
事例問題で点数がばらついたり、伸びない方は、学習方法に問題がある。昨日は、高得点を取るには「自分が考えたことをメモ出しする」勉強法をお勧めした。与件文を読んで、その情報をどう「扱う」のかをメモするのだ。例えば、「品質の良い材料を仕入れることができる」とい
2024/05/25 04:00
高得点の人になるには
いつも思うのだが、事例問題で高得点を取る人は次の2つの能力が習慣化していて高い。・物事を俯瞰し仕組みから考える・問題点、課題、対応策について、 論理的に考える言い換えれば、事例問題を解くにはこの2つの能力を高めれば良い。とはいってもそれぞれ高めれば良いと
2024/05/24 04:00
私たちに必須のスキルとは
コンサルタントの得意技といえば「フレームワーク思考」だ。事例問題を考える時も経営戦略策定のフレームワークを使ってご説明しているが、現実世界では、これだけでは済まない。何が困難か?それはクライアントという「人」とコミュニケーションを取り、信頼関係を築くのが
2024/05/23 04:00
受けるなら本気で!
「高齢化社会になったなあ。」そう感心する出来事を目にした。地下鉄の車内で、シルバーシートに座っていたお婆さんが、別のお婆さんに席を譲ったのだ。「自分のほうがまだ大丈夫」席を譲ったほうはそう判断したのだろう。世の中は、もうすぐ高齢者だらけになる。そうなった
2024/05/22 04:00
採点者志向に含まれるもの
診断士2次試験を勉強するうえで、多くの方が忘れていることがある。それは「文章を書く試験」だということだ。マークシート方式と異なる最大の点がここにある。解答文章が読みやすいかどうかが、採点に影響を与えることもある。解答の読みやすさには次のようなものが含まれ
2024/05/21 04:00
電卓叩きは勉強ではない
財務事例について、皆さんはどうやって勉強しているだろうか?過去問に取り組んで、電卓を一生懸命叩いて、そうして計算が合っていたらOK!なんて、誤った勉強になっていないか?もちろん計算も大事だ。試験で打ち間違いをしたくないし、計算問題もばっちり満点がほしい。と
2024/05/20 04:00
「幸」の人
見かける度に「幸」の字が歩いてくる、そう感じる人がいる。朝の散歩で出会う40歳前後の男性だ。すれ違う時にいつもニッコリ微笑んで、「おはようございます!」と挨拶をしてくれる。後ろ姿を見ると手には、いかにも「愛妻弁当」と言わんばかりのお弁当袋がひとつ。これ以
2024/05/19 04:00
感謝しかありません!
皆さまには大変ご心配をおかけしました。ブログをついうっかり書き忘れたら、コメントやメールや。多くの方からご心配をいただき・・・。寄る年波か・・・目頭が熱くなりました。心より御礼申し上げます。これからも頑張ります!皆さんは合格への歩みを!私は日々、皆さんを
2024/05/18 04:00
何がわからないのかを知れ
受講生の皆さんとお話をしていると、講座を受ける度に、こんな発言が増える。「自分は全く分かっていなかった。」そう言って落ち込んだりもする。だが、落ち込むのは大きな間違いだ。判らないことが見つかるのは大いなる進歩の証なのだ。何がわからないのか、これがわからな
2024/05/17 04:00
5,306回目の無念
残念、無念。2008年から毎日コツコツ、ひとりでこのブログを書き続けてきたのに、遂に5,306回目の今日、書くのを忘れてしまった。どんなに忘れそうな時も、夜中にふと目を覚まして、アップ時間の午前4時までに書いていたのに。たしかに、アップ時間を間違えたことはあった。
2024/05/16 15:58
経営情報システムの必要性
私が受験していた頃には、経営情報システムという言葉自体がまだ耳慣れないものだったが。今ではどんなに小さなお店でも気軽に経営に活かせる情報をアプリなどで簡単に得られる時代になった。そのための補助金も満載だ。現場で使うことが頻繁になったコトは時代に合わせた出
2024/05/15 04:00
問うことは何なのか?
2次試験に合格するには、「問われたことに問われたように」答えることが最も重要だ。この「問われたこと」には2種類ある。ひとつは、文章として何を問われているかだ。例えば「経営統合時の留意点」を問われれば、答えるのはもちろん「経営を統合する時に留意すること」だ
2024/05/14 04:00
耳をすませば
最近、近所のスーパーがやたら模様替えしている。店舗の入れ替えだけでなく、陳列もボリュームが変わったり、場所が変わったり。コスメ売り場に行くと、流れる声も外国語に変わった。初めは私の耳が悪くなったかと思った。幾度聞いても意味がわからないからだ。耳をすませば
2024/05/13 04:00
憂い
先日タクシーに乗った時だった。高齢の運転手さんと言い争いになった。理由は、行先までの道順だ。まず出だしから揉めた。向かう方向と逆に走り出すからだ。「違う違う!どこに向かってます?方向が逆ですよ!」そう驚く私に、超高齢そうな運転手さんはこう言い放った。「細
2024/05/12 04:00
社長の意に沿うとは?
社長の意に沿う解答を書くには、与件文にある「社長の想い」の文章を拾い、これを具体化して考え直すことが必要、と昨日お話した。だが、これだけでは不足だ。もっと拾うべきものがある。それは実現可能な助言をするための与件情報だ。2次試験では、社長が明日からでも実行
2024/05/11 04:00
具体化無しに合格無し
「社長の想いに寄り添った解答になってない」こう講師からコメントされたことがあるだろう。合格には、「社長や出題者の意図をくみ取る感受性が必要」と言われることもある。だがこれらのコメントはわかりやすいようでわかりにくい。理由は、具体性が無いからだ。ではどうす
2024/05/10 04:00
不安不要!
受験指導をしているとこんな言葉を聞く。「自分には難しそう」そりゃ難しいかもしれない。できていないから合格していないのだから。そうしてこんな言葉も聞く。「本当にできるようになるんでしょうか?」それはあなた次第です。自分が「できるようになろう!」と本気で思わ
2024/05/09 04:00
「要するに」が大切なワケ
診断士の受験でもビジネスの場面でも、散らばった現象を「要するに」とまとめる力が必要だ。まとめることができれば、問題点の本質や課題の本質を突き止めることができる。例を挙げて考えてみよう。「あなたの苦手な野菜は何ですか?」と問われたとする。これに「グリンピー
2024/05/08 04:00
死語
このGWをどう過ごされただろうか?今日から出勤という方も多いだろう。休み中の遊び疲れと久々のラッシュに朝からお疲れの方もあるか?昔「五月病」という言葉があったが、最近は滅多にお目にかからない。もう「死語」になってしまったのかもしれない。コロナ明けにはこんな
2024/05/07 04:00
いよいよ財務のワンオンワンレッスン
昨年より強まる傾向として、個別指導へのニーズがある。この声にお応えして、この度、財務専門のワンオンワンレッスンを開講することとした。未だに、財務事例は「計算ができれば通る」そう勘違いしていないだろうか?これは大きな間違いだ。古く、AASを創業した頃から、合格
2024/05/06 04:00
今年も1次対策講座だ!
「2次専門校なのに、1次試験対策やる?」そう言われて3年目になる。今年も、「経営情報システム1日集中講座」を6月9日(日)に、ZOOMで開催する。https://www.aas-clover.com/nagoya/keiei_js2024.htmlタイトルに「2次合格後を見据えた」とあるように、今診断士に求めら
2024/05/05 04:00
読み方の盲点
なぜ的を外した解答になるのだろう?受講生の方々の解答を拝見して、いつも思うのはその原因についてだ。R5年、事例Ⅰの第2問。題意は「どのような戦略上の差別化を行ってきたか」「その狙い」だ。題意とは、質問の本質の部分。何を答えるべきか、その内容を示すものだ。こ
2024/05/04 04:00
チャンスは転がってる
GWの通勤電車は空いている。いつもより空いた社内で「あ~あ、私だけ出勤かあ。」と思う方もあれば、「空いててラッキー!」と思う方もあり、様々だろう。経営資源の少ない中小企業さんを相手にする診断士思考的には、後者でありたい。そしてさらに、こんなことも考えたい。
2024/05/03 04:00
「つかう!」メモを書こう!
今日は昨日お話した「与件文のメモ」の書き方について補足しておきたい。その内容の中で、・今の改善と未来を創るのに 「使う」メモと書いた。実は、このメモが書けるようになると合格はかなり近い。つまり与件を読んですぐに「使う(つかう!)」とメモできるとは、その時
2024/05/02 04:00
診断士思考メモだろうか?
事例問題の与件文を読む際、設問番号のメモを書く方は多い。設問に答える際の便宜を図ってのことと思う。もちろんこれは悪いことではない。だが、このような作業メモだけでは問題は解けない。本来書くべきメモは、診断士思考でどう考えたかだ。例えば次の4つのようなものだ
2024/05/01 04:00
スズランが一輪
あるレストランの庭先にスズランが植わっていた。常連さんからのプレゼントを、大切に育てているという。スズランの花言葉に、「幸せが再び訪れる」がある。常連さんからの『また来るよ』のメッセージかもしれない。私が小学5年くらいの時だったか?離れ離れになっていた父
2024/04/30 04:00
言いたいことを思いつくまま
「言いたいことを思いつくまま書く。」これでは相手に伝わらない。なぜなら、言いたいことも、思いついたこともそれはあなたの頭の中にあることだから。当然、聴く人には想像すらできない。そのうえあなたの言いたいことも、思いついたこともそれらは全てあなたの価値観から
2024/04/29 04:00
対策プリントの悪
民間出身の、ある校長先生からこんな話を聞いた。ある高校での話だが、赴任してすぐ、驚いたことがあるそうだ。教師が生徒のために、テストのための「対策プリント」を作っていたそうだ。「対策プリント」とは、どこが試験に出るのか、重点ポイントを書いたものだ。教師にな
2024/04/28 04:00
少しキツイ話
先日、久々に卒業生とランチをしていて気が付いたことがある。うちの卒業生たち、それも大企業でマネージャークラスの人たちはいつも同じことを言うなあ、と。彼らが言うのは、これだ。「部下を見ていて、高評価したくなるのは論理的で、言うことがわかりやすい人。報告書が
2024/04/27 04:00
事例Ⅱの分水嶺
「分水嶺」とは分かれ道のことだ。昨日に続き、事例Ⅱについて、合否の「分水嶺」をお話したい。昔から事例Ⅱは、「ターゲット」と「ニーズ」で一貫性を取ることが合格の必須条件だったが、令和に入って、もうひとつ傾向が増えたように思う。それは中小企業白書の内容に合わ
2024/04/26 04:00
事例Ⅰの分水嶺
分水嶺とは水が分れる山稜のことをいう。山登りをする皆さんへは馴染みの言葉だろう。これは普段、「分かれ道」というたとえにも使う。さて今日は、事例Ⅰ、合否の分水嶺についてお話したい。それは「戦略論の有無」だ。令和に入ってからは、この戦略論、つまり戦略的視点が
2024/04/25 04:00
緊急のお知らせとお詫び
皆さまへ急ぎのお願いです、インスタグラムで鷺山個人のアカウント harukosagiyamaをフォローしている皆様へ急ぎフォローの削除お願いいたします。しばらく放置している間にアカウントを乗っ取られてしまいました。ご迷惑をおかけして誠に申し訳けございませんが、インスタ
2024/04/24 04:00
通る人のサイクル
まずやる→つまづく→悩む→深く考える→あれこれ思いつく→トライしてみる→またつまづく→悩む→深く考える・・・書いているとキリが無くなるがこれが合格する人のサイクルだ。特徴は、・四の五の言わずまずやる!・わからないとなぜだろうと 深く考える・考え続けて何か
2024/04/23 04:00
手順は必須!
2次を受験する皆さん。解答手順はあるだろうか?工場でモノづくりをする時も料理をする時でも良い品を効率よく作ろうと思えば作業手順やそのマニュアルが必要になる。人がやることにはばらつきが出るからだ。いつ何時でも、同じような質の良いアウトプットをしたければ、標
2024/04/22 04:00
聴かれて話すから学べる
コーチングの効果の中に、「オートクライン」というものがある。自分で話したことを自分で聴くことによって、自分で考えていたことに気づくことだ。日常でも似たようなことがある。悩みを人に聞いてもらっているうちに、だんだん冷静になり、最後は解決法に気づいたりする。
2024/04/21 04:00
緊急のお知らせとお願い
皆さまへ緊急のお知らせとお願いです、インスタで鷺山のアカウント harukosagiyamaをフォローしている皆さま。急ぎフォローの削除お願いいたします。しばらく放置している間にアカウントを乗っ取られてしまいました。ご迷惑をおかけして誠に申し訳けございませんが、harukos
2024/04/20 21:16
設問分解の基本
設問文で、仮説思考のメモを出すこと。これを「設問分解」という。私が約25年前?に作った方法だ。ところで、「設問分解」を教わってもなかなか合格答案が書けない、それどころか、設問で何を書いてよいかわからない、という方はあるだろうか?そんな方は、そもそものとこ
2024/04/20 04:00
戦略的思考とは何か?
いつも事例を解く時に「戦略的思考で解け」と言われる。だが、ふと思ったのだが、ひょっとすると戦略的思考で解くとはどういうことか、イメージできていないのでは?正直、「戦略的思考」なんて、言葉が難しい。そもそもこの言葉を理論的に説明できるのは大学の先生くらいで
2024/04/19 04:00
何をする人ぞ
皆さんの問題用紙や解答用紙を見ていて、モヤモヤすることがある。この方はいったい、診断士は何をする人なのか?考えたことがあるだろうか?こう考えてモヤモヤするのだ。弁護士でも税理士でもなんでも、資格試験はその資格を持つに相応しい知識とスキルを試すに決まってい
2024/04/18 04:00
今やるべきこと
合格する人、しない人。同じように勉強しているようでも最後には違いが出る。この違いをもたらす「違い」はどこにあるのか?これを考えたことはあるだろうか?実は、合格者と自分と何が違うのか?その違いはどこから生まれたものか?これを熱心に考える人は通りやすい。言い
2024/04/17 04:00
お悩みポイントを解決!
ただ問題を解くだけで合格は難しい。合格を確実にするには、科目別に必要な知恵やスキルを知り鍛えることが重要だ。例えば、事例Ⅰには戦略論を活用する力が必要だ。事例Ⅱには白書の知識を活用する力も要る。事例Ⅲでは診断士に求められる現場改善の知識や知恵が要る。事例
2024/04/16 04:00
趣味じゃないよね?
もう1年は越しているかもしれない。私が探し続けているもの、それは「趣味」だ。周辺の社長さんたちにもいる。「趣味は仕事かなあ、それ以外に無いなあ。」なんて方が。若いうちはいいが、この年になるとこういうのも淋しい。「趣味」を持つ良さは、生活にメリハリができる
2024/04/15 04:00
上手な資源の使い方
最近、断捨離をしていて思うことがある。物を捨てる際に、重要なのは、「捨てる」ことではなく、「持つ」ことだと。何を持つか?それは、「これからのビジョン」だ。どんな生き方をしたいのか?何に喜びを感じたいのか?自分のこれからの人生の「イメージ」を持つのだ。若い
2024/04/14 04:00
使って減るもの/増えるもの
資源は使えば減る。だが使えば使うほど増えるものもある。それは無形の資源だ。たとえば製造業やサービス業も有形の資源を使って、物を作ったり、提供する度に、技術やスキル、ノウハウといった無形資源を増やしていく。つまり経験値が上がることで強い企業体になっていく。
2024/04/13 04:00
あなたは気づく人?
先日、医療をテーマとしたドラマを見ていた。その中で、患者さんのわずかな症状を見落した若い医者が先輩から怒鳴られる場面があった。『ほんの僅かな違和感にも気づくのが 医者だ!見逃すな!』医者は「診断」を行う。実は私たちも「診断」を行っている。診断士、と言うく
2024/04/12 04:00
複眼的に考えメモを書く
今日は「設問分解」についてお話する。「設問分解」とは受験時代、設問のヒントに気づくための仮説思考の方法として、約27年ほど前に私が創った手法だ。与件を読む前に、何をどう書くべきか、見つける方法だ。・戦略レイヤー・題意・わざわざ表現などの制約条件・解答のゴ
2024/04/11 04:00
花散らしの雨
先日、タクシーに乗っていた時の話だ。シトシトと降る雨に、つい愚痴ってしまった。「やだなあ、今日はこれから街中をけっこう歩かなきゃいけないんですよ。降り続けるとやだなあ。」すると年配の運転手さんがこう言った。「でも花散らしの雨でなくて良かったですね。大雨で
2024/04/10 04:00
わざわざ表現に気づくには
今日も昨日からの続きだ。事例問題にある出題者の「わざわざ表現」に気づく方法をお話したい。まず、具体的な例を知ることだ。例えば、逆説の強調、列挙、修飾語の繰り返しなど国語的な特徴に気づくことだ。具体的な方法については、また後日、読み方のオプション講座でも開
2024/04/09 04:00
出題者の意図を読むには
今日は昨日からの続きだ。採点者に「話のわかる奴」と思ってもらうには、事例問題の中の様々なヒントに気づくことが大事だ。このヒントに気づくには、事例問題を読む際、次の3つに気を付けたい。 ↓↓・与件を知識で読み換える・白書の方向で受け取る・わざわざ表現など
2024/04/08 04:00
最も求められる力とは
中小企業診断士試験で求められる力は、中小企業診断士としての力だ、この話を毎回、口酸っぱくお伝えしてきた。今日もその話で恐縮だ。診断士に求められるのは、経営学の知識であり、それを使った問題解決能力だ。だが最も求められるのは、クライアントとのコミュニケーショ
2024/04/07 04:00
「メモ」無しでは難しい
事例問題を解く時に、意識したいこと。それは有効なメモを書くことだ。時間が足りないから、という理由でラインを引くだけ、メモを殆ど書かない方もある。だが大丈夫だろうか?人間の記憶量には限りがある。全てを頭の中で処理するのは困難だ。だからメモを活用して、自分の
2024/04/06 04:00
「繰り返し添削」始めます!
聞くだけ野暮かもしれないが、PDCAサイクルという言葉ををご存知と思う。マネジメントの品質を高めるため仮説、検証を繰り返すことだ。問題解決のためにも役立つ。これまで、事例問題においても同じようなことをお伝えしてきた。「合格には、過去問を繰り返すことが重要」と
2024/04/05 04:00
解答には「デザイン」を!
皆さんは点数を入れづらい答案があることをご存知だろうか?講師が添削している時に、点を入れて良いかどうか悩む答案のことだ。素材は入っている、企業の何をどう改善していくのか?与件のキーワードも合っていそうなのに、素直に〇ができない答案だ。家の建築に例えるなら
2024/04/04 04:00
「読書百篇」の効果
皆さんは、2次学習のための体系図を作成しているだろうか?戦略フレームワークのレイヤーごとに知識を書き込んで、暗記するためのあのツールだ。AAS名古屋の教材、「実況!合格者の設問分解、 事例解法シミュレーション」では、ときたま、合格者自身が作成した戦略体系図も
2024/04/03 04:00
エイプリルフール
もう死語になったのだろうか?「エイプリルフール」という言葉は。昨日の4月1日、誰からもどこからも聞かなかった気がする。これだけ世の中に「フェイク」がはびこるとウソをつくのが当たり前で本物のほうがかえって珍しくなる。だからあえてアナログなウソをつくこともなく
2024/04/02 04:00
多面的思考はどう付ける?
昨日は、社長は診断士に、多面的な思考を求める、というお話をした。今日はその続きだ。多面的思考が得意になるには、やはり練習が必要だ。素材は、汎用的な切り口で行う。汎用的とは、どんな話やテーマにも通じるような、抽象的な視点のことだ。以前にも幾度かご説明したが
2024/04/01 04:00
多面的思考は要る!
「コンサルタントはフレームワーク思考である」とよく言われる。戦略フレームワークもそうだし、SWOTなどの環境分析もそうだし、経営理論の殆どは、なんらかの枠組みになっているからだ。これを使うのがコンサルタントだから「フレームワーク思考」をする。と言われるのだ。
2024/03/31 04:00
まるで事業部制のデメリット
私は生活費の引き落としは一つの口座に集約している。先日、その通帳を見ていて、ショックを受けた。実はクレジットカードを最近では複数使用している。カードによってはポイントが付く場所と付かない場所があるためだ。ポイントも溜めると馬鹿にならない。それで使い分ける
2024/03/30 04:00
解答には妥協も必要
今日はお悩み相談に多い解答の書き方についてお話したい。結論から言うと、解答の書き方には「妥協」が必要だということだ。何を妥協するのか?それはまさに「書き方」だ。もちろん解答は「因果」を明確にして、わかりやすく書くことが大切だ。だが、わかりやすく書くことよ
2024/03/29 04:00
診断士思考のレッスン
中小企業診断士になって、今年で25年になる。その間、色々なことを経験させていただいた。振り返って診断士の仕事って何だろう?と考えてみる。業績向上のため、会社の成長のため、ある時は創業のため、またある時は危機を乗り越えるため。様々あったが、最も難しいのは社
2024/03/28 04:00
手段を結論に書くな
最近また不合格者答案を見直している。そこで気づいたことがある。不合格者の答案に多いのは「手段」で文章が終わっているものだ。例えば、・~~の組織を作る・~~~を販売する・~~~関係を強化するなどなど、手段を書いて文章が終わっているものだ。こういう文章を書く
2024/03/27 04:00
合格者には「分別」の2文字が似合う
「分別」という文字には二通りの読み方がある。「ふんべつ」と読む時と、「ぶんべつ」と読む時は、意味が異なる。今日、なぜこの話かというと、合格するに人にはこの文字が似合うと思ったからだ。「ふんべつ」とは常識的で慎重な思考や判断のことを言う。合格者は、事例問題
2024/03/26 04:00
合格答案には「厚み」がある
2次試験は文章で解答を書く試験だ。文章というものは面白いものでその書きっぷりで、その人の色々なことがわかったりする。例えばその一つが思考の「厚み」だ。診断士試験における思考の「厚み」とは何か?具体的に言うと、経営の視点や戦略的視点を解答文から感じられるこ
2024/03/25 04:00
ゾンビのサイクル
「明日からは心を入れ替える!」これまでの人生の中で何百回と言ったに違いない。最近またこの言葉をよく口にする。夜遅くまで仕事をしているとどうにも小腹が空く。 ↓小腹が空くので、何か食べようか、それとも我慢しようか、と迷う ↓次にこう呟く。「今日、食べたって
2024/03/24 04:00
失点しても生き残るには
2次試験で多少の失点があっても合格するためにはいったい、何が鍵となるのか?採点者の評価が高いものは何か?一番は、事例企業の戦略と課題が明確になっていることだ。つまり、事例企業の強みを使った成長ストーリーとそれを達成するための課題(出題者が強調するポイント
2024/03/23 04:00
まさかの坂がある
最近は「まさか」と思わず絶句する出来事が多い。大谷選手の通訳の問題も「まさか」だった。このニュースに驚いていると、私のすぐ近くでも「まさか」が。空港線の電車でパンタグラフが突然、全て無くなって、電車が橋の上で動けなくなったと。強風のせいらしいが、「まさか
2024/03/22 04:00
過去は「証」
このところ「断捨離」にハマっている。片付け始めると呆れるほどモノが出てきて、気づいたことがある。私は何でも集めたい人なのだと。CDやDVDだけではない。MDや昔のVHSのビデオテープまで。市販のモノというより、自分が好きな音楽や映像を集めて、それもご丁寧にタイトル
2024/03/21 04:00
診断士思考の自覚はあるか?
昨日は目の前の小学校の卒業式だった。この日には、いつもと違う景色が見られる。集団登校の列に、小学生に混ざって中学生、いや中学の制服を着た卒業生が混ざる。まだ入学式も迎えていないのに、中学の制服を纏った子たちは、急にお兄さん、お姉さんになっていく。背筋を伸
2024/03/20 04:00
食事するように日々努める
今年も我が家のヒヤシンスが開花した。この「紫色」が大好きだ。先代の犬(コロ)のお墓の上に植えた球根が毎年毎年、律儀に咲いてくれる。まるで「私のこと忘れないでね」とコロの声が聞こえるようだ。この花が咲く度に「絶えない」大切さを学ぶのだ。私が受験生の方たちか
2024/03/19 04:00
経営者のもう一つの意識
経営者が持つ意識について、今日は昨日に続き、もうひとつ補足したい。それは「投資」への意識だ。次の成長を得るために、いつも次への投資を模索し、意識しているということだ。だから事例問題も、「成長戦略」が必ず出題される。次にどんな商品を作るべきか?とか、どんな
2024/03/18 04:00
合格の必須条件
今日は昨日からの続き。「どうすれば確実な合格になるのか」だ。評価点数の50点台を繰り返し、「惜しい!」落ち方はもう止めたい。そのためのお話だ。もちろん答えは、「出題者が設定した事例テーマを正しく把握できること」だ。だが、事例テーマが把握できてもそれでも「
2024/03/17 04:00
与件を使って書けばよい?
昨日も書いたように、最近の試験では「問題解決思考」を深く問われる。「深く」とここで言ったのには意味がある。平成時代の試験では、与件文をそのまま活用すればそれで解答を書ける問題も多かったのだが、最近は違う。与件の情報はちょい見せのヒントであることが多く、そ
2024/03/16 04:00
方法を探す人は、難しい
どうやったら合格力が高まるのか?四半世紀以上の私の課題だ。永年の指導経験からいくつかの仮説も持っている。そのひとつが、「問題解決思考を習慣化できている人は合格力が高い」ということだ。問題解決思考が高い人とは、端的に言うと、「なぜ合格できないのか?」これに
2024/03/15 04:00
R5年事例Ⅰ第2問の謎
最近になって、ふと気になることができた。それはR5年事例Ⅰの第2問の設問文についてだ。設問文が、今改めて読み直すと気になるのだ。「A社の現経営者は、」と読点で区切り、「先代経営者と比べてどのような戦略上の差別化を行ってきたか」と続くのだが、この差別化の対象
2024/03/14 04:00
「合格」で得られる最大の価値
「合格」とは何か?真剣になって考えたことがあるだろうか?特に、この試験勉強にやる気を無くしつつある皆さんへお尋ねしたい。あなたが「合格」後に得られる価値はなんだろうか?すぐに独立する人、そうでない人、このスキルを会社の中で活かせる人そうでない人。様々なパ
2024/03/13 04:00
事例問題を腹落ちさせるには
どのくらい経てば、以前と同な生活に戻るのだろうか?昨日のTV番組では、多くの震災被害者の皆さんたちが訴えていた。ご高齢になればなるほど、その想いは強いようだ。震災経験の有無に関わらず、ところで「昔は良かった」と思う高齢者は多いと聞く。昔だけでなく、今だって
2024/03/12 04:00
何か動けば金が要る
昨日お話した、「お金の話」についてもう少し補足しておきたい。受験生の皆さんが合格答案を書ききれない理由がここにあると思っている。合格するには、出題者が納得する解答が必要だが、この納得感のひとつが「お金の意識」にある。昨日も書いたように、従業員という人も資
2024/03/11 04:00
与件文で気づくべきコト
2次試験のお悩みでよくあるのは、「与件を読んでいても、何も気づかない」ということだ。「気づく」べきことは何か?SWOTの情報くらいでは足りない。もちろん社長の想いも大事だが、それだけでも足りない。答えはお金にまつわる話だ。ただ売上が下がったとか、利益率が下が
2024/03/10 04:00
歌舞伎と2次試験
中村獅童さんという歌舞伎役者をご存知の方は多いと思う。古い伝統芸能という歌舞伎を現代人に馴染むものに大きく変化させた人だ。近くは、初音ミクとのコラボでも話題になった。少し前になるが、昨年亡くなられた市川猿翁さんも思い出す。伝統芸能を「スーパー歌舞伎」に発
2024/03/09 04:00
運がツキまくり
ちょっと聞いていただきたい。昨日の話だ。犬の💩を踏んでしまった。それも家の中で、靴下でぶにゅっと。(ショック。。。)我が家の高齢犬が半介護状態になってから朝は戦争だ。起きた途端に犬の下の世話が待っている。くしくも昨日は、私の〇〇回目の誕生日。人生の節目と
2024/03/08 04:00
社長が喜ぶか?
合格に最も必要なものは何か?考えたことがあるだろうか?それは基礎力だ。まずは経営についての基本がわかっていることだ。これがわかっていないとどんな解答になるか?例えば、・絵に描いた餅・お金の匂いがしない解答になる。つまり、社長が喜ばない解答(診断・助言)に
2024/03/07 04:00
あなたの間違いがわかる言葉
今日は、「問題解決思考」を持って事例問題に取り組めている人かどうか、これがわかる言葉についてお話したい。それは、「過去問を繰り返しやっても答えを覚えるので意味が無い」という言葉だ。もし、同じように考えている方があれば要注意、てか、大問題だ。この手の方は、
2024/03/06 04:00
あなたは「問題解決思考」か?
皆さんは2次試験にどう取り組むのか?正しく理解しているだろうか?特定の中小企業さんの話を読ませて何を試そうとしているのか?それは、実務の疑似体験をしてもらうためであり、「問題解決」の力を試すためだ。なのに、受験生の皆さんは合格答案を作るための、解法テクニ
2024/03/05 04:00
「間に合いません」
大阪・関西万博のニュースが流れた。いくつかの国から、工期が間に合いません、と連絡があったそうな。『いやいや、そりゃマズイっしょ。』思わず心でつぶやく。不思議なもので、「間に合いそうにない」と聞くと、急にモチベーションが下がる気がする。いつも思うのだが、夏
2024/03/04 04:00
いかにも電卓の日
桃の節句の3月3日は、娘の誕生日だ。実は私の曾祖母も義理の姉も3月3日生まれ。3人も揃うと、3月3日生まれの人の「傾向」が表れるのでは?と考えてしまう。3人の共通点は、とにかく丈夫なことだ。殆ど熱も出さない。「皆勤賞」タイプだ。曾祖母も義理の姉も長生きだ
2024/03/03 04:00
正しいロジック述べるために
今日は、昨日からの続きのお話。正しいロジックで述べられるようになるために何を鍛えれば良いか?R4年の事例Ⅰで出題された「帰属意識を高める方法」について、どうすれば正しいロジックで解答を作れるのか?考えてみられただろうか?それは、「国語辞典」を引き、言葉につ
2024/03/02 04:00
正確なロジックで書けているか
昨日は、合格には「読み換えや言い換え」の力が必要だとお話したが、これができるようになるためにもうひとつ「力」が必要だ。それは1次知識や国語のロジックが正確であること。つまり正しいロジックで述べる力だ。最近の過去問で見て見よう。R4年の事例Ⅰで「帰属意識」を
2024/03/01 04:00
「読み換えや言い換え」ができるか?
このところ、もう何回、口ずさんだかしれない。「春は名のみの風の寒さや~♪」早春賦の一節だ。「クソ寒い!」と愚痴でも吐き捨てたいところだが、悪い言葉は悪い運気しか呼ばない。そう思って、さらりと歌でごまかす。良い言葉に言い換えるのだ。ところで、私が診断士試験
2024/02/29 04:00
時間が無いからできない、はウソ
何の試験でもそうかもしれない。合格を邪魔するものはいつも傍にある。大人が受験するケースが多い診断士試験では、「仕事」がその最たるものかもしれない。この仕事を充実させ、より良く生きようとするための手段が診断士試験だ。なのに、「仕事」が忙しいせいで勉強に身が
2024/02/28 04:00
時代に合った解き方を
先日、袋戸棚を片付けていたら30年以上前の古いアルバムが出てきた。開いて驚愕した。自分の変化に。人はこうも変わるものか・・・。完全に別人だ。衝撃だ!若さだけではない、ヘアースタイルやメイクも当時を物語る。可笑しくもあり、大いに悲しくもあり。微妙な心境にな
2024/02/27 04:00
事例に出てくる門外漢社長の場合
今日は、昨日からの続き。業務に門外漢の社長が後継したケースをR4年の事例Ⅰでご説明したい。農業生産法人の話だった。この会社の強みは、農業法人豊富な従業員が連携することで生み出す新品種の生産能力だ。一方、弱みは、この専門性の高い世界や働き方が規格化されていな
2024/02/26 04:00
急に社長になってしまったら
もし、目の前に門外漢社長がいたら、というお話をしている。昨日は、ある程度「継ぐ準備」ができる社長の話だった。今日は「そんな気も無かったのに」継いでしまった社長についてだ。会社の経営は、事業を行うことだけではない。取引先や金融機関とのやりとりなど、周辺業務
2024/02/25 04:00
門外漢社長の苦難
中小企業さんのコンサルで最も多く出くわすのは、「コミュニケーション問題」だ。特に、後継者がトップとなりこれまでの従業員との軋轢が起こることも多い。意見の相違も発端はこんなところから起こる。・社長は経営者として「経営」をやろうとする・従業員は自分たちの「親
2024/02/24 04:00
顧客は何を買うのか
今日も「強み(S)」についてお話する。しつこいと思われるだろうが、この正しい理解があるかどうか?が合否の分かれ目、大切な話だからだ。「強み(S)」をコアコンピタンスと言ったり、持続的競争優位と表したりするが、早い話が、「お客様が買ってくれるもの(理由)」
2024/02/23 04:00
やっぱり間違ってるし
この数年、とても気になるのは、「強み」のとらえ方を間違っている方が本当に多いということだ。しょっちゅう、「強み」については苦言を呈しているのだが、それでもなお減らない、「強み」を理解できていない例が。なんでこうなるのかなあ、本当に不思議でたまらない。「強
2024/02/22 04:00
出題者ニーズとは何かー2
今日は昨日からの続き。出題者ニーズとは何か?についてもうひとつの観点をお話したい。実務の場合、私たちに求められていることは何か?それは、・社長が求めていることに合った診断、助言であること、だ。社長の一番のニーズは何か?それが「売上向上」にあれば全ての診断
2024/02/21 04:00
出題者ニーズとは何かー1
人にわかりやすく説明できることが診断士には必要なスキルだが、そのために必要なことは何だろう?それは①相手のニーズやレベルに合った内容、伝え方であること②短時間で理解できるボリュームであること③論理(因果)が成り立った内容であること②と③は、ロジカルシンキ
2024/02/20 04:00
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