「ある種の実力主義って言う部分、あるから。」

「出したんさい。持ってるんでしょ、その名刺～～。」

「初めての人。」

「一気に闇からの救い。」

「いきなり僕にアタックしてきた女性がいたんです。」

誓、「私からアタックです。はい。」

「凄い名前ですよね～～。この名前も良い響きです。」

女性、いきなりステージ目掛けて、「ありがとう～～。最高～～～。」

ここに、思わぬ偶然が…。

「無事に。何事もなく帰ってきてくれた事に感謝いたします。」

「確かに。今の時代。何でもネットだから。しかも、SNS～～。」

韓国の歴史と文化に関しては高い興味。

「眞鍋さん、出身、韓国なんです。」

「とにかく奇麗な人だよ。義姉さん。」

「ねね。高井戸さん、どうだった…???」

「チャイコフスキーのくるみ割り人形の、花のワルツと言う曲です。」

「クラリネットの総本山。腕の見せ所～～。」

ママ友の話。

「確かに。あの人ならピアノ弾ける～～。」

芙美花、「うんうんうん。お姉ちゃんも嬉しい～～。」

聞こえてくるピアノのメロディ。

「偏差値71」しかも文武両道。

汐梨、「まっ。でも、ありがとうね。麻沙美のお迎え。」

「芙美花の意志を尊重する。」

「お金を貯めて、海外留学～～。」

「芙美花。あんた、可能な限り、学業に専念しな。」

「我が家の偉大なる芙美花が、家の事は。バッチリと。」

「家の中に閉じ籠ってばかりより、ほら。外々～～。」

「我が家の台所、隅から隅まで知ってるから。」

芙美花、学校からの修学旅行の資料を…。

学校は10月に…。修学旅行シーズン。