【チャマダラセセリ(茶斑挵)】昆虫:チョウ目セセリチョウ上科セセリチョウ科時期:4~8月早春と夏の2回発生大きさ:成虫の前翅長は14mm分布:北海道・本州・四国珍しさ:普通★★★★★珍しい絶滅危惧ⅠB類茶褐色~黒色の小型のセセリチョウ。前翅先端は鋭角的で、とくに雄ではそこに香鱗を持ち先端が反りかえる。前翅中央部と、細かい毛が生えた翅外縁には白斑が多く付き、斑模様となる。この白斑は春型で顕著となり、2回目以降発生個体では薄くなる。触角はセセリチョウでは一般的なかぎ状だが、先端は鋭角的にならない。幼虫の食草はバラ科のミツバツチグリ・キジムシロなど、越冬態は蛹。成虫は4~8月にかけて年2回の発生だが、北海道では初夏に1回だけ、暖地では3回発生し9月ごろまでいる。山地草原や耕作地などを棲みかとし、あまり活発には飛ばない...チャマダラセセリ(茶斑挵)