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村雨庵 茶の湯日記 https://blog.goo.ne.jp/tukiduki

日々是茶の湯

ざーっと降ってカラッと上がる通り雨が村雨 まあ 暫し雨宿りにお寄りあれ

その他趣味ブログ / 茶の湯・茶道

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村雨庵
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2009/04/21

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  • たたずむ庭の こがらしのこゑ

    源俊頼ミナモトノトシヨリ誰にまたおもひ知らせむ君待つとたたずむ庭のこがらしのこゑ昨日は水曜稽古今日は木曜稽古主菓子の銘は「木枯し」一枚の照葉に寒梅粉が振ってあるこなし製夕方から風が吹き寒くなった最近とてつもなく早起きなので自ずと寝る時間は早くなる夜中に目が覚めた朝かしらと思えばまだ0時半だ仕方ない寝ることにしてYouTubeの小三治の落語を聞きながら寝た朝の目覚ましは5時20分に鳴るがなんだろう4時50分で目がさめたあと30分寝るわけにもいかず今日の起床は4時50分生活の変貌に我ながら驚いている早起きは歳をとったせいかも今日の掛け物は一行「無古無今」筆者は上田義山義山良忠大徳寺510世無古無今いにしえ無し今無しと言う事は未来だけか写真はお弟子様の園さんから頂戴したトワイニングのアドベントカレンダー初めて貰...たたずむ庭のこがらしのこゑ

  • かきあへぬまで 紅葉つもれり

    源俊頼みやまには嵐ふくらし網代木にかきあへぬまで紅葉つもれり【源俊頼】ミナモトノトシヨリ平安後期の歌人。経信の三男。母は土佐守源貞亮の女。歌人として重んぜられ、白河上皇の命をうけ「金葉和歌集」を撰進。同時代の多くの歌合にも作者や判者として加わり、勅撰集に採録された彼の歌は約二〇〇首を数える。家集「散木奇歌集」、歌学書に「俊頼髄脳」がある。天喜三~大治四年(一〇五五‐一一二九)写真は渋谷駅南口かきあへぬまで紅葉つもれり

  • 窓の外に白き八つ手の花咲きて

    島木赤彦窓の外に白き八つ手の花咲きてこころ寂しき冬は来にけりうちの八ツ手はまだ咲いていない今日は園さんからお借りしてる電動のこぎりでどんどん背が伸びてるいちょうの木と電気のメーターの邪魔してるくちなしの木をバリバリと切ってさっぱりした昨日は寝てしまって書けなかったがお茶碗研究会へ行った中国や日本の焼き物は○○と名前を聞いただけである程度は想像がつく例えば中国の焼物青磁は青磁、白磁は白磁和物茶碗の萩焼、九谷焼に瀬戸焼なんとなく分かりそうでも高麗茶碗と言われているもの井戸、三島、粉吹、蕎麦、金海、呉器、魚屋、御本などなど聞いても最初はわからない高麗茶碗はお茶を習うようになってから知る名前文字を見ても勉強してないとちんぷんかんぷん茶碗など焼物は手に取れる美術品勉強してみれば一生の楽しみだ窓の外に白き八つ手の花咲きて

  • 冬晴れや

    冬晴れや次ぐ訪客にゆめうつつ蛇笏【飯田蛇笏】イイダダコツ[1885~1962]俳人。山梨の生まれ。本名、武治。別号、山廬サンロ。早大中退。高浜虚子に俳句を学び、「ホトトギス」に参加。俳誌「雲母うんも」を主宰。句集に「山廬集」「霊芝」「白岳」「椿花集」など。今日は茶会へ広尾の祥雲寺でのエフ先生の茶会寒くなるとの天気予報だったが着物をきているとそうでもない晴れのよい天気だ寄付と待合に掛け物炭道具が飾られてある虎屋の金団を頂戴して濃茶席へと渡り廊下を進む濃茶を各服点で頂戴する写真は祥雲寺玄関紅葉している冬晴れや

  • 小男鹿の

    さをしかのしの字に寝たる小春哉一茶今日はとても暖かいでも明日から寒いとか激しい気温差は辛いご存知植物のヒオウギの種が黒い真っ黒だその種を「むばたま」という黒い故に「黒」「夜」「夕」「宵」「昨夜」「髪」「夢」「月」「妹」にかかる枕詞とされるとネットにあった【射干玉】ムバタマ植物、檜扇(ひおうぎ)の種子。丸くて黒い。うばたま。ぬばたま。写真は「むばたま」のお菓子亀屋良長の烏羽玉ウバタマお弟子様の京都土産小男鹿の

  • ふりしそむれば言の葉も

    藤原兼輔初時雨ふりしそむれば言の葉も色のみまさるころとこそみれ藤原兼輔フジワラノカネスケ元慶元~承平三年(八七七‐九三三)平安前期の歌人。三十六歌仙の一人。歌人清正(きよただ)の父で、紫式部の曾祖父。従三位中納言まで進み、その邸宅が賀茂川堤にあったので、堤中納言といわれた。藤原定方などとともに紀貫之や凡河内躬恒などの専門歌人の後援者であった。家集に「兼輔集」があり、「聖徳太子伝暦」の著作もある。昨日は水曜稽古夜8時頃には寝てしまいブログはお休み今日は木曜稽古新聞を取りにいくと明け方に雨が降ったようで庭がしっとり濡れている草木にはちょうどよいお湿りだ八卦盆には八卦が螺鈿されているその八卦は写真のように太極は両儀…陽、陰に分かれ四象シショウ…老陽、少陰、少陽、老陰となり八卦…乾・兌・離・震・巽・坎・艮・坤(...ふりしそむれば言の葉も

  • 散るもみぢ葉や 積もるらむ

    鴨長明やまおろしに散るもみぢ葉や積もるらむ谷の筧カケイの音よわるなり鴨長明カモノチョウメイ仁平三頃~建保四年(1153頃~1216)鎌倉前期の歌人。通称菊大夫。法名蓮胤レンイン。名を「ながあきら」とも読む。京都下鴨神社の禰宜長継の子。和歌を源俊恵に学びその派の頭領となり、管弦の道にも通じる。後鳥羽院に召されて和歌所寄人となったが、のち出家して日野山の方丈の庵に隠遁著述の生活を送った。主著に「方丈記」「発心集」「無名抄」、家集に「鴨長明集」がある。今日は旧暦10月9日月齢7.7新月から8日目。八日月そとに出ると月があまりにも美しいので思わず写真を撮った散るもみぢ葉や積もるらむ

  • 金色の小さき鳥

    与謝野晶子金色のちひさき鳥のかたちして銀杏ちるなり夕日の岡にいちょうの実の銀杏は肺を温め。咳を止め。タンをきり。毒を消す作用があり。強壮強精の効果もある。頻尿。夜尿症咳に効く。とネットの漢方薬効能。今日は20日の月曜日崎陽軒のプレゼントキャンペーン20点たまってトートバッグが二個貰えると思っていたが早呑込みの勘違いすでに引換期間は17日で過ぎていたまぁ、いいかいつもの、台詞金色の小さき鳥

  • 老の日記

    炉びらきやけふも灯下に老の日記黒柳召波クロヤナギショウハ今日は日曜日朝六時NHKの金曜ドラマ再放送「お登勢」を観る昼間は友人が遊びにきてお喋りタイム夜は若い友人が手作りのシフォンケーキを届けてくれたそのあと「どうする家康」を観る準備をするがアイさんから電話があったすぐには終わらない三十分以上お話しは続いて電話は切れた昔は楽しかったという話題若い時はあっちこっち茶会や茶事にでかけた歳を取っても退屈することがないお茶をやっててよかった最近、お弟子様が入門なさり益々茶への興味が深く広くなったようだ今年八十九歳老の日記

  • 口切や

    口切や寺へ呼れて竹の奥召波黒柳召波クロヤナギショウハ享保一二~明和八年(1727~1771)江戸中期の俳人。別号、春泥舎。京都の人。服部南郭に漢詩を学ぶ。明和初年頃、蕪村の三菓社に加わり、俳諧に精進。著、「春泥発句集」など。今日は火曜日に続いてお弟子様のお茶事それの水屋に入る今回は私の他にお弟子様のひとりと二人で水屋口切茶事の本に出ていた正式といわれる順番で茶事をすすめたお客様は不白流のご正客様にご次客様は表千家お詰め様は裏千家さまざまなお客様ゆえ流儀の違いを披露された興味深い席中だったとか茶事を終えた水屋の呟き「ああ面白かったね」水屋はホントに楽しい写真は帰りに見上げた空夕焼け雲は異常に赤い口切や

  • 時雨 過ぐなり

    源頼政山めぐる雲のしたにやなりぬらん裾野の原にしぐれ過ぐなり源頼政ミナモトノヨリマサ平安時代末期の武将・公卿・歌人。源仲政の長男。清和源氏としては初めて従三位に叙せられた。父と同じく「馬場」を号とし馬場頼政ババノヨリマサともいう。「旬」の文字は日をひとめぐりさせた様を示す会意文字で、10日を意味している「筍タケノコ」は10日も経つと立派な竹になるという意味を持つ語だそうだ。古代中国では、月の一日、十一日、二十一日と十日おきに旬儀という儀式が行われて皇帝が政務を聞き、そのとき役人には季節に合った食物などを下賜したという。この歴史をふまえて、季節にあった美味しい食物の時期を旬というようになったものである。旬の食物1月金目鯛、百合根2月公魚ワカサギ、蕗の薹フキノトオ3月赤貝、蕨ワラビ4月飛魚トビウオ、...時雨過ぐなり

  • やや白き近江の山や川千鳥

    やや白き近江の山や川千鳥小波今日は木曜稽古昨日は早く寝てしまったのでブログを書けず今日は夜は9時過ぎまでお稽古茶筅とおしをし茶碗を清め濃茶入より茶を入れる袱紗で炉の釜の蓋を開けると白い湯気が一気に上がる上がり茶室を清めるお弟子様が濃茶点前に集中する姿は清々しやや白き近江の山や川千鳥

  • 堺の庭ぞなつかしき

    口切に堺の庭ぞなつかしき芭蕉今日はお弟子様のお茶事口切の茶事の水屋担当をする手元にある茶事の本には正式と略式の二つの順が書いてある今日は正式とある順ですすめたそれによると正式初入は午前10時茶壺口切の式雑煮・冷酒・八寸初炭手前縁高中立後入台天目点前で新茶を差し上げる懐石後炭薄茶略式初入午前十一時茶壺口切の式初炭点前懐石縁高中立後入濃茶後炭薄茶2008.11.21の口切の茶事この日からブログを書き始めた堺の庭ぞなつかしき

  • 奥山の岩がきもみぢ

    樋口一葉ここまではあらしも訪はじ奥山の岩がきもみぢ冬も残れり関戸本古今集は伝承筆者は藤原行成零本が名古屋の関戸家に伝来したことからこう呼ばれる。染紙の料紙に、緩急抑揚に富んだ筆を自在に駆使し、効果的な墨継ぎで美しく流麗な連綿を展開する。関戸本和漢朗詠集は伝承筆者は藤原行成とされてるが、高野切(第二種)、平等院鳳凰堂扉の色紙形と同筆と考えられていることから、源兼行筆と推定される。とネットにあったが。さて、この関戸家とは何だろう名古屋の素封家だろうが何々とはっきり言えるほどは、知らない調べてみた関戸家は尾張藩の御用商人。幕末の関戸家の関戸内兄が重要らしい関戸内兄セキドウチエ文政7年(1824)~明治33年(1900)愛知県名古屋市千種区商人・歌人。初名は信允。小字を梅吉。後、梅五郎と改め。長じて哲太郎と称す。...奥山の岩がきもみぢ

  • 音にさへ

    源定信ミナモトノサダノブ音にさへたもとをぬらすしぐれかな真木の板屋の夜はの寝覚めに源定信ミナモトノサダノブ三条天皇の子である敦明親王アツアキラシンノウの孫。父は院中将・源信宗。勅撰和歌集には4首入集。日曜日は早起きしてNHKのテレビドラマ朝6時に2001年の金曜時代劇『お登勢』を見るのが最近の楽しみだそれとお弟子様が見てるという地デジ7チャンネル韓国ドラマ「ポッサム〜愛と運命を盗んだ男〜」それに日曜日昼は『日曜日美術館』今日はトーハクのやまと絵展夜は『どうする家康』テレビは楽しい音にさへ

  • 四方の木枯し吹きはらへ

    藤原定家よしさらば四方の木枯し吹きはらへ一葉くもらぬ月をだに見む今朝、新聞を取りに出ると思いの外寒いではないか今日はお弟子様のお茶事の水屋担当がんばろ写真は後座の床西王母と日向水木四方の木枯し吹きはらへ

  • 音に心の色をそめにし

    西行初時雨あはれ知らせて過ぎぬなり音に心の色をそめにし今日は金曜日ゴミ出しの日炭の入ってた段ボール箱が五箱昨日届いた昨日はお茶の木曜稽古お弟子様がその段ボールを潰してくれたかさ張るので早く出さないと置き場がなくなる朝早く出した炉になったのに風炉の草花がまだまだ盛りと咲いているホトトギス矢筈すすき糸すすき整理して切ろうでも蚊がまだたくさんで切れなかった蚊が少なくなった今日こそ切るのだすすき類の株もとからザクザクと切るホトトギスは丈長く伸びているものだけ切った枝葉を広げたミカンらしき木も切った奥の方には銀杏とムクゲの木がまだ伸びたままだ午後は雨らしいからこの辺でやめよう写真はふくもとの煮物椀ぐじの葛叩き松茸は最後の松茸音に心の色をそめにし

  • 冬は来にけり

    藤原教長秋のうちはあはれしらせし風の音の激しさそふる冬は来にけり藤原教長フジワラノノリナガ(1109―?)平安末期の歌人、能書家。父は藤原忠教母は源俊明の女。正三位参議に至る。崇徳院近臣歌人として、『久安百首』などに加わったが、保元の乱後常陸国(茨城県)に流され、出家して観蓮と号した。1162年(応保2)されて帰京、のち高野に隠棲したが、和歌活動は続けた今日はクマショウさんちで七事式クマさんの掛けものは「関」クマさんちも炉開きだお菓子は猪子もちと織部まんじゅうそれと頂いた霜柱久しぶりに食べて美味しかったお菓子をみても冬が来たようだ今日は立冬秋が極まり冬の気配が立ち始める日。秋の極み。秋分と冬至の中間。昼夜の長短を基準に季節を区分する場合、この日から立春の前日までが冬となる。と、ネットにあった写真はふく...冬は来にけり

  • 初時雨

    藤原兼輔初時雨ふりしそむれば言の葉も色のみまさるころとこそみれ藤原兼輔とはフジワラノカネスケ[877~933]平安前期の歌人。三十六歌仙の一人。藤原冬嗣の曽孫。父は利基。歌人清正の父。紫式部の曾祖父。従三位中納言。堤中納言。口切の茶事に招かれた今年、名古屋の如庵の茶会に参加した時同行は八名だったがそのうちのオカミ様から皆様でいかがですかとお誘い頂いたのだ茶は縁だね写真は秋桜初時雨

  • 神無月

    曽禰好忠神無月山の錦をもりたてて幣とは風ぞ四方に手向くる11月と思えない気温郵便を取りに行く家の中より外の方が暖かいこの頃ずっと小春日和だ小春日和コハルビヨリ晩秋から初冬にかけての、暖かく穏やかな晴天。移動性高気圧に覆われるなどして発生する。冬の季語(陰暦の冬は旧暦10月~12月)。小春ショウシュン、コハル漢籍で旧暦10月の異称である。このころの気候と陽気が春に似ているため、小春と呼ばれるようになった。新暦では、おおよそ11月ごろ。小雪(11月22日ごろ)を含む朔望月であり、最大で10月23日ごろ~12月22日ごろが旧暦10月。冬の季語。写真はうちのススキ糸ススキの穂が並んでる見てるとウキウキするような楽しい気分だ神無月

  • 暮れやすき日の色なれば

    定家かみなづき暮れやすき日の色なれば霜の下葉に風もたまらず昨日ちょっと動きすぎたらしく風邪かもしれないとパブロンを飲んで早く寝た今日は少し具合が悪い朝日カルチャーは欠席することにした一日ゴロゴロしていると少し良くなった明日は何も用事がないしゴロゴロの一日写真は浜離宮入口暮れやすき日の色なれば

  • 神無月ふかくなりゆく

    永胤法師神無月ふかくなりゆくこずゑよりしぐれてわたるみやまべの里昼間は温かく爽やかな風が吹く心地よい一日だどこへも出掛けない使う道具を出さなければならず朝から踏み台に乗ってあっちの棚こっちの奥を覗いて道具を探す探し物は水指と茶碗思ったところにないでは押入かしらと中身を出して奥のものを探すが全くない記憶としては1番はじめに探した二階の棚もう一度チャレンジ前のものをどかしてみると奥の方に見慣れた箱が見えた良かったが疲れた写真は三渓園神無月ふかくなりゆく

  • あしひきの

    あしびきの山行きしかば山人のわれに得しめし夜麻都刀(ヤマヅト)そこれ今日は木曜稽古日お菓子は「やまづと」山苞ヤマヅト〘名〙山から携えてくるみやげ。山里のみやげ。あしひきの

  • 紅葉の山にたづねきて

    藤原清輔かみなづき紅葉の山にたづねきて秋よりほかの秋を見るかな今日はお茶の水曜稽古早起きして炉中を清め五徳を入れる釜を乗せ高さを都合する釜の口に柄杓を掛ける炉縁とその柄杓の柄の間に指が一本入るくらいあけるふくべの炭斗に織部の香合備前の建水など使ってみよう椿はまだまだ日向水木と菊を竹花入紅葉の山にたづねきて

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