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村雨庵 茶の湯日記 https://blog.goo.ne.jp/tukiduki

日々是茶の湯

ざーっと降ってカラッと上がる通り雨が村雨 まあ 暫し雨宿りにお寄りあれ

その他趣味ブログ / 茶の湯・茶道

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村雨庵
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2009/04/21

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  • 雲一つなき土用空

    うつくしや雲一つなき土用空一茶今日は○○研究会暑いし空が青い東京駅から電車に乗るのはひと月ぶりあまりに熱いので駅からタクシーで行こうタクシー乗り場に並んで待っていた三番目だったバスが何台も並んでタクシーの姿が見えないちょっと道に乗り出してみると一番目に並んでいたお年寄りの男性が「おらおら、並でるんだぞぉ、横はいりするなぁ婆さんよっ」と怒鳴った婆さんって何「はい。わかってますよォ」その人はすぐタクシーがやって来たので無事に出発二番目の私と同年代の女性と「おこりんぼねぇ」と、笑みを交わし「婆さん」って言われちゃったあちらの方がよっぽど爺さんなのにねなんて会話をかわすその方はすぐ二番目のタクシーに乗られ互いに手を振って友人のように別れた何でもない日でも嫌なことも良いこともある中国陶磁器を勉強するとき知ってると良...雲一つなき土用空

  • 夏まつり

    与謝野晶子夏まつりよき帯むすび舞姫に似しやを思ふ日のうれしさよ今日は日曜日昨日と今日は地元の神社のお祭り近くの町会からお神輿が出るこの暑いさなかのお祭り午前とお昼頃に家の前を練り歩く試しに家のピンポンの通話スイッチを押してみると外の風景が映るではないかチャンチキ音がしだしたら外には出掛けずピンポンのスイッチを押して通りすぎるのを涼しい部屋でみてお祭りに参加した気分写真は家の白木蓮の木だが木戸まで新聞を取りに行くとジリジリリと何かが音がする蝉がへばりついてるらしい音の方向にスマホを向けてみたが写真に撮れたか撮れないかも夏まつり

  • 百日紅ややちりがての

    百日紅ややちりがての小町寺蕪村今日はずっと家にいる何をしたかなと考えるとビデオに撮ってあったキングダムを観て三食に10時と3時を食べる朝昼晩の三食を家で食べるその労力と費やす時間は結構なもんだ一日が早い写真は墨美の表紙三藐院サンミャクインの書の特集寛永の三筆は光悦(1557~1637)と松花堂(1584~1639)と近衛信尹(1565~1614)の三名寛永とは言うものの近衛信尹は慶長19年になくなったそれは寛永の10年前なのだがそんな細かいことは良いのだろう百日紅ややちりがての

  • 玉川の水

    弘法大師わすれても汲みやしつらん旅人の高野の奥の玉川の水写真は木曜稽古のお菓子銘は「玉川」「六玉川ムタマガワ」からとっている銘だではその「六玉川ムタマガワ」を説明しようとしたが端的に言えなかった六玉川とは歌枕に使用される六か所の玉川野路の玉川(滋賀県)源俊頼明日もこむ野路の玉川萩こえていろなる波に月やどりけり野田の玉川(宮城県)能因法師夕されば潮風越してみちのくの野田の玉川千鳥鳴くなり調布の玉川(東京都)東歌多摩川に曝す手作りさらさらに何そこの児のここだ愛しき井手の玉川(京都府)藤原俊成駒とめてなほ水かはんやまぶきの花の露そふ井手の玉川三島の玉川(大阪府)相模見渡せば波のしがらみかけてけり卯の花咲ける玉川の里高野の玉川(和歌山)弘法大師わすれても汲みやしつらん旅人の高野の奥の玉川の水六玉川は有名ないに...玉川の水

  • 夏河を

    夏河を越すうれしさよ手に草履蕪村写真は東京国立博物館、東洋館の裂地の展示唐物の裂地とその説明縹地石畳文様緞子ハナダジイシダタミモンヨウドンス大きな石畳文様の内に大ぶりな七宝文と牡丹・蓮・菊の花文が織り表されます。江戸時代初期の茶人小堀遠州好みと伝えられている緞子です。江戸時代より遠州緞子と称され茶入の仕覆などに使用されています。と今日は木曜稽古お菓子は錦玉の「玉川」だった小石が透けて見える川面に泳いでる鮎らしき魚の影涼しげなお菓子だ夏河を

  • 凌霄花 ノウゼンカズラ

    のうぜんの花を数へて幾日影漱石凌霄や長者のあとのやれ築土龍之介今日は水曜稽古掛けものは眉毛横眼上びもうがんじょうによこたわる碧眼録ヘキガンロク第8則 翠巌眉毛スイガンビモウより翠巌和尚は90日の夏安居の終りの日に大衆(修行僧達)に言った、「この夏安居の間諸君達のために仏法をくどすぎるほど説いた(昔から仏法は言説を超えたものであり、仏法をしゃべり過ぎると眉毛が落ちると言われる。もしかして、わしは仏法をしゃべり過ぎて眉毛が落ちたのではないだろうか)どうじゃな、わしの眉毛は落ちてはおらんかな?保福は言った、「ヤイこの盗人め、ビクビクするない」長慶は言った、「眉毛はチャンと生えているじゃないか」最後に雲門が言った、「ピシャリ(門は閉められたぞ。ここが通れるか)」→これが「雲門の関」長慶は言った、「眉毛はちゃ...凌霄花ノウゼンカズラ

  • 団扇もて

    団扇もてあふがん人のうしろむき芭蕉珠光緞子(じゅこうどんす)1枚絹前田家伝来縦42.0横26.0明時代15-16世紀先週の金曜日にトーハクへ行ったのだがその時東洋館五階の中国の階で唐物のキレを何枚か展示していた写真はその時撮った濃縹地龍牡丹唐草紋様珠光緞子とあった団扇もて

  • 捨小舟

    川せみの御座と見へたり捨小舟龍之介狩野探信筆蓮に翡翠捨小舟

  • 古郷の昼寝

    蠅いとふ身を古郷の昼寝かな蕪村ぼーっとテレビ観てた日曜美術館のアートシーン墨田区のすみだ北斎美術館の展覧会「北斎大いなる山岳」2023年6月20日(火)~8月27日(日)北斎が描いた山々それを通してその時代の人と山の関わりと北斎の魅力をさぐる展覧会とその北斎の山の浮世絵の中に崖に生えてる岩茸をとっているところを紹介していた岩茸イワタケは向付の添えに使ったことがあるまた酢の物や天ぷらでも食べるが昔から幻の高級食材だ栄養価高く薬用でもあるイワタケ(岩茸・石茸)は、深山の岩壁に着生する地衣類の一種。東アジアの温帯に分布とあり岩茸を取っている歌川広重の浮世絵がウィキペディア載っている成長スピードは極めて遅く1年間に1mm程度20㎝にまで成長するには100年以上かかる高い山の岩場亀裂部分に張付いて生える取るのは命が...古郷の昼寝

  • 夕闇にめづる

    夕闇にめづる怪体や煽風機龍之介めづるとは愛するという意味「虫めづる姫君」は平安後期の物語集『堤中納言物語』の中にある短編物語。虫好きなお姫様のおはなし怪体ケタイとは奇妙なさま。不思議なさま。夕闇に動いている扇風機が涼しい風を送ってくるものの生き物のようなヘンテコな形だったのだろう今日は文の会いつものイタリアンでバイ様と待合せグラスワインとおつまみランチのサラダ付のパスタ2種類をシェアするあとはうちに帰って水菓子たべて珈琲飲むお煎餅ボリボリ欲望は止まらない掛けてある軸の読み二人で読み下すテレビの話し来年再来年の大河ドラマのことなどなどそろそろ帰られる時間になってちょっとだけ伊勢物語を読んで今日の文の会は終了夕闇にめづる

  • お地蔵さまの顔がにこにこ

    日ざかりのお地蔵さまの顔がにこにこ山頭火サントウカ山頭火サントウカとは山口県、金光酒造株式会社の製造する日本酒。とコトバンクにある種田山頭火タネダサントウカ[1882~1940]俳人。山口の生まれ。本名、正一。地主の長男に生まれたが、生家破産後出家し、各地を遍歴しながら自由律による句作をした。句集「草木塔」など。(コトバンク)今日は午後からトーハクへ上野の東京国立博物館へ久しぶりだ2018年9月28日私目の拙いブログにKEIKOちゃんとトーハクへ行っているから約五年ぶりかなその間に行ったかも知れないがいずれにせよずいぶん久しぶり現在の特別展は「古代メキシコ-マヤ、アステカ、テオティワカン」2023年6月16日~2023年9月3日平成館特別展示室次の特別展は「やまと絵―受け継がれる王朝の美―」2023年1...お地蔵さまの顔がにこにこ

  • 玉虫の 一羽光りて 飛びゆける

    北原白秋玉虫の一羽光りて飛びゆけるその空ながめをんな寝そべる今日は木曜稽古一昨日の夜右の肘の内側が痒く見ると腫れてミミズ腫れになっている毒虫にでも刺されたかも朝起きるともっと腫れてるもらったステロイドの塗り薬を塗ったがあまり変化無しそのままにしてあった今日のお稽古で「それ、帯状疱疹ではないですか」ネットでその写真を見るとほとんど同じようだ木曜日で病院はお休み急に心配になってネットで探して皮膚科の病院に行くことにしたアイテラ氏に車で病院近く迄送ってもらって駅近くの皮膚科へ行った見た感じで、虫刺されか帯状疱疹かわからないと先生の所見帯状疱疹かどうかを10分でわかる簡易検査をうける結果は帯状疱疹ではないらしい一応虫刺さされ一週間分の飲み薬と塗り薬をもらった小さな虫でも毒があれば無視できないご注意ご注意玉虫の一羽光りて飛びゆける

  • 夏の夜は

    よみ人知らず夏の夜は水まさればやあまの川ながるる月の影もとどめぬ今日は水曜稽古朝からこんなに暑いから日中歩いて稽古に来るのはさぞ大変だろう木戸をあけると庭の草木もますます繁って道はどんどん狭くなるこの暑さでは枝葉を整理するなんてとてもとてもする気は起きないただじっとしていたいから見ないふり届いたお菓子は桔梗の練切とおはぎ甘いものを食べるとしあわせになる夏の夜は

  • 炎天の畝に 歪む人かげ

    北原白秋唐辛子花咲く頃やほのぼのと炎天の畝に歪む人かげ今日は火曜日なにも用事がない八時少し前に、ゆっくり起きて朝ドラのらんまんをみて取りあえずアイスクリーム朝ごはん何を食べようかゴロゴロして、プラのゴミ出しの日玄関開けるとお風呂場のように暑い大きな袋をもってごみ収集場所にいくと持っていったばかりで空っぽ持ち帰えるしかない今日はゆったりのんびりできるぞぉテレビをなんとなく見てるとピンポンと玄関のベル森金さんが見えた「どうしたの森金さん」「LINEしましたが今日はお習字ですよ」LINEは見たけど中身は読んでないことがばれたかびっくり雨戸を開けてクーラーつける森金さんは掃除機をかけて机を並べる私はちょっと掃除して散らかってるものをちょっとかたづけたなにも用事のないつもりがお習字とはとほほ気分的に書く気力なし又の...炎天の畝に歪む人かげ

  • 七日の夜のみ逢ふ人の

    柿本人麿一年に七日の夜のみ逢ふ人の恋も過ぎねば夜は更けゆくも今日はお弟子様のサカチカさんちのお茶事の水屋に入る御客様は四名様今日も暑い皆様お着物で15分前にいらしたところがそのご正客様が腰を痛めたと杖にてのお出ましで痛々しい正客は他の方に代わりなるべく早めに茶事が終えるように茶事を進める懐石はもたもたしないよう何事も速やかにつとめ後炭を省略したり点前を工夫して三時間半以内で終わったやれやれ次は腰痛を直されてお出まし下さいませ七夕の茶事は懐かしく麗しい写真は待合の掛けものの梶の葉だ七日の夜のみ逢ふ人の

  • たぼたぼと 蛙混み合ふ

    北原白秋たぼたぼと蛙混み合ふ日のさかり田岸は白き虎の尾のはな暑かった今日ちょっと出かける用事があったあまりの暑さに日中はやめて3時過ぎタクシーを呼んで出掛けた1,600円用事を済ませタクシーを呼んで駅まで1,700円ちょっと買い物をして駅からタクシーに乗って500円で家に着いた3,800円かかったが時間は1時間以内で済んだ熱さもあり最近少し疲れてぎみ午前中はなにもせずでかけるならタクシー今日は時間が優先だたぼたぼと蛙混み合ふ

  • 夕顔の花噛む 猫や

    夕顔の花噛む猫や余所ごころ芭蕉今日は茶事の水屋担当今週の火曜日と同じ森金さんの茶事だ間違って一時間早くお越しの御客様がおられた、後連客の皆さまがお揃いになるまで用意の短冊にお歌でも、と亭主が申し上げるそうねと美しく首をかしげつ和歌と俳句をサラサラ水茎麗しく詠まれたその様に感激亭主が素晴らしいと申し上げると「お茶の常識ですからね」とのお言葉初座中立後座「茶事は二時を過ぎず」とは言うものの今日のお客様は四名懐石も一汁五菜一日に一組の茶事ならでは道具をご覧いただく時間もゆっくり取りたい茶事ならではの一座建立時間内に終わることは目安であり主客の関係や茶事の種類でも大きく変わるもの一番の目的ではないのではと思うがさてさて如何なものかと考えつつ爆睡いくつになっても悩みはあるものそれなりに省みて改善できるものは改め結局...夕顔の花噛む猫や

  • 暮れをも待たぬ 朝顔の花

    永縁世の中のはかなきうちにはかなきは暮れをも待たぬ朝顔の花永縁ヨウエン1048-1125平安時代後期の僧。今日は風姿花伝の勉強会「幽玄」「物真似」「花」15世紀はじめの世阿弥の書いた能の理論書風姿花伝父観阿弥の教えをもとに能の修行法・心得・演技論・演出論・歴史・能の美学などの世阿弥自身が悟り会得したもの明治42年までその存在すら知られてなかった能に限らず今も通ずる人生の指針であり奥が深いどんな本もひとりではなかなか読まない講義を受けつつ味わうのみほとんどは三歩で忘れてしまうがそれでもよし写真は教室の窓からの風に揺れてる朝顔の花暮れをも待たぬ朝顔の花

  • 絽の羽織

    迎火を焚いて誰待つ絽の羽織漱石今日は木曜稽古午前9時からお昼まで2名午後に2名間があいて夜7時から3名空いている時間は昼寝今日も一日の過ぎるのが早いお盆になったお菓子やさんからの主菓子は練りきりの鬼灯ホウズキたお盆はご先祖様の魂が帰ってくる。その時に目印になるのが、迎え火や盆提灯の灯り。ほおずきのその色と形から盆提灯のように見え、お盆に飾られる。と。絽の羽織

  • ひととせにひとよとおもへど

    紀貫之ひととせにひとよとおもへどたなばたのあひ見む秋の限なきかな今日はお弟子様のおうちで七亊式の稽古まずは簡単な炭付花月濃茶付花月平花月大勢でワイワイ賑やかお稽古も楽し写真は広重の名所江戸百景市中繁栄七夕祭歌川広重(初代)画安政年間(1854~1860)刊7月7日の七夕の行事を扱った作品です。種々の飾り物をつけた葉竹が家々の屋根に高々と立ち並び、風にゆらぐ情景は、現在の東京の規模の小さな七夕祭とはだいぶ趣を異にしています。江戸時代、江戸の町では、7月7日の前日未明から、家々の屋上に七夕竹を立てる風習がありました。そのため七夕前になると、市中には笹竹売りの呼び声が響いたと言います。竹には短冊のほかに、様々なものが飾られましたが、家や町ごとに様々な趣向を凝らした飾り物が作られたそうです。この絵にあるように短冊...ひととせにひとよとおもへど

  • 暑さの果や雲の峰

    かたまりし暑さの果や雲の峰千代女今日はお弟子様の茶事で水屋に入る予報通りいや、予報以上の暑い一日お客さまは夏の着物を涼しげにお召しである帯との取合せもお一人お一人の個性が際立ちなんとも素敵な風情だでもでもいくら絽だからといっても何枚も重なる着物冷房がある屋内は凌げても道中は避けられまい外出は避けるようにと言われている日中にしずしずとお出まし下さるのだから申し訳ない日本の家屋は夏をいかに涼しく過ごせるかに重きをおいて建てられるというがお見えになるまでの交通機関やら道中を見渡せばコンクリートとかアスファルトの人工のものばかり暑さはさぞかしと推量されるが御客様のお一人が保冷剤入りの小さなスカーフを首にまかれていたそれがちょうど着物の半襟の内側にもうひとつの襟のように重なり違和感が全くない色も薄い水色と白の市松で...暑さの果や雲の峰

  • わびてすむ

    大江千里オオエノチサトわびてすむ宿に光のくれゆけば吹く風のみぞとざしなりける大江千里オオエノチサト(850ころ―905ころ)平安前期の歌人。参議従三位音人(おとんど)の三男。父音人は阿保親王の落胤と考えられ、在原業平・行平は千里の叔父にあたる。大江家は菅原家と並ぶ学問の家であり、彼自身大学学生の出身であるが、千古(ちふる)(弟)や朝綱(あさつな)、維時(これとき)(甥)に比して詩人としての評価は劣り、不遇な官途に甘んじた。903年(延喜3)兵部大丞(ひょうぶたいじょう)を極官とする。反面、「是貞親王家歌合(これさだのみこのいえのうたあわせ)」「寛平御時后宮歌合(かんぴょうのおんとききさいのみやのうたあわせ)」に出詠し、宇多帝からは古今の歌の類聚を委嘱されて『句題和歌』を献上するなど、歌人としての声望は高い...わびてすむ

  • 苔清水

    いづちよりいづちともなき苔清水蕪村今日はお弟子さまの秋さんのところへお茶事の指導まずはお魚を下ろす鯵イサキカマスそれからだしをとりお米を研いで懐石を準備亭主と水屋に分かれ正午茶事長時間になったが結構達成感があったのではないですか写真は道具畳苔清水

  • 逢ふことの 絶えてしなくは

    中納言朝忠逢ふことの絶えてしなくはなかなかに人をも身をも恨みざらまし今日は朝日カルチャー時間は10:30からなのだが朝ごはんをゆっくり食べたいと思うと時間が足りないらしく最後は大忙しで支度して出掛けた藤原朝忠フジワラノアサタダ延喜10年(910年)~康保3年12月2日(967年1月15日)平安時代中期の公家・歌人。藤原北家高藤流、右大臣・藤原定方の五男。官位は従三位・中納言。土御門中納言または堤中納言と号する。小倉百人一首では中納言朝忠。三十六歌仙の一人。写真はふくもとの庭逢ふことの絶えてしなくは

  • たつことやすき夏衣かな

    慈円散りはてて花のかげなきこのもとにたつことやすき夏衣かな今日は食事会美味しいものを食べることは即しあわせお仲間と何も気にせずお喋りこれ癒される写真はハモの煮物椀細かい蓴菜ジュンサイと細長いいんげん豆が煮物椀に入ってた細いいんげんの名前は「サーベルいんげん」と教えて貰うサーベルいんげんは、丸さやでごく細く、長さが13〜15cmと短いのが特徴。80年代に普及し始めた。と。たつことやすき夏衣かな

  • イワツバメ

    岩燕飛交う岩間音とどろ清く涼しく夢もさめなず今日は木曜稽古掛けものは滝の画賛筆者は大谷尊由だ掛物は大谷尊由の滝の画賛大谷尊由おおたに-そんゆ1886-1939明治-昭和時代前期の僧,政治家。明治19年8月19日生まれ。大谷光尊の4男。大谷光瑞の弟。浄土真宗本願寺派。日露戦争では清にわたり,従軍布教にあたる。明治43年同派執行長,大正9年管長事務取扱となる。昭和3年貴族院議員。第1次近衛内閣の拓務相。のち内閣参議,北支開発総裁をつとめた。昭和14年8月1日死去。54歳。京都出身。文学寮(現竜谷大)卒。号は心斎。今日は木曜稽古掛けものは何度もかけたことがあるゆまイワツバメ

  • 夏衣

    紀貫之夏衣薄きかひなし秋まてば木の下風もやまず吹かなむ今日は水曜稽古宗旦木槿が咲き始めた稽古のため眉風炉と道庵面取風炉の灰形をつくるまずは灰をふるう炭をした後の消し炭や灰などふるう40目か30目などで荒くふるい灰の固まったものはいれると灰が黒ずむので入れない風炉の灰は水で洗うのは灰を買ったはじめの一度のみ水で洗うバケツに入れて水を加え撹拌して上澄みのよごれを捨てる灰を乾かしふるっておいておくあとは毎回炭をつぐ事で灰に火が入り毎回ふるいでふるい空気をふくませる篩フルイは風炉は80目炉は40目あした木曜日も灰型心落ち着けて地道に作ろうっと夏衣

  • 墨画竹

    絹団扇キヌウチワ墨画ボクガの竹をかかんかな漱石今日は読売カルチャー茶話指月集を勉強中茶話指月集は藤村庸軒が師の元伯宗旦の茶話を聞き書きしたものを、久須美疏安が編纂した茶書。元禄14年(1701)に2巻2冊として刊行。宗旦の話として、利休の茶の湯や逸話が多くおさめられ、江戸時代中期における代表的な茶書の1つ。とある今日は大文字屋津田宗及と利休のはなし信長に良い茶入は無いかと訪ねられ大文字屋の茶入を紹介した信長は喜んで茶入を手にし大文字屋へお礼を過分に与えたという大文字屋は信長へ口添えしてくれた利休に感謝してお礼の品々を届けたが利休は一切受け取らなかったという揺らがぬ強い信念があったのだろうが貰っておけばよいのにねとわたしは思った墨画竹

  • 今宵来む

    素性法師こよひこむ人にはあらじ七夕の久しき程に待ちもこそすれ今日は朝日カルチャー講義の最後には季節の生菓子とお薄を頂戴する写真はその今日のお菓子はじめ虹かしらと思った六月に千草庵が届けてくれたお菓子のなかに赤色から端は紫色の縞で銘「梅雨の晴れ間」として虹を表したお菓子があった虹は外側から順に「赤・橙・黃・緑・青・藍・紫」らしいが今日のお菓子をみて隣の席のサコ様は「七夕ではないですか」と正解をつぶやくそうだ五色に分かれてる陰陽五行とは万物は「陰・陽」の二気と「木・火・土・金・水」の五行で成り立つという考え五色とは青・赤・黄・白・黒七夕は五節供のひとつであるが七夕の茶事に出向くと床の間や脇床にその五色の糸を飾ってあった七夕とは中国から伝わった織姫と彦星の伝説や、「乞巧奠(きっこうでん)」と呼ばれる星祭りのほか...今宵来む

  • 七月のかぜ

    若山牧水放たれし悲哀のごとく野に走り林にはしる七月のかぜ朝5時10分に目が覚めてちょっと早いからまた寝た何時かな起きないと時計は8時42分待合せ時間は9時23分のはず間に合わないかも朝ごはんは食べられなかったがタクシーを呼んだけど余裕で着いて、一台早い電車にのれた今日はいつもの銀座の古美術店へいつもより早めに行く一緒のお弟子様は二点お買上私も今までは手の届く蓋置とか小さいものを買っていたがもう茶事も茶会もしないので買わないと今は決めてるがあまり刺激しないようにそっとしておこう朝ごはん食べてないので不二家でランチ三人でシェアして満腹そのままタクシー拾って出光美術館へ「尾形乾山生誕360年琳派のやきもの―響きあう陶画の美」2023年6月10日(土)~7月23日(日)さらりと眺めてタクシー東京美術倶楽部正札会へ...七月のかぜ

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