収穫祭のこころ！？

甘藷ばかり食うて隠れし聖とか 玉宗 薩摩芋の収穫…

仏戒に生きる

猿酒に酔うたる僧の奇声かと 玉宗 戒とは何か？

總持寺開創七百年のこころ

開山の心を今に天高し 玉宗 令和3年（2021）は總持…

私は実用的ではありません

秋簾仕舞ふ動機が見当たらぬ 玉宗 一連のお盆の行持も…

畢 竟

露けさに眠るも僧となりしより 玉宗 『正法眼蔵随聞…

いのちやわらかく

秋めくやわだかまりなく空晴れて 玉宗 仏道はないものね…

仏事のこころ

地蔵盆宵の口ゆく声のして 玉宗 先ずは、残暑お見舞い申…

秋意逍遥

墨染の袖に色なき風捌く 玉宗 お盆の棚経…

中道という生き方

わがことと慌てふためく道をしへ 玉宗 「中道」というお釈…

食いしん坊さん！

天高く飯が美味くてしやうがない 玉宗 世に五欲と呼…

月並とは何か？

月並な男が通る素秋かな 玉宗 先日、平成月並俳句の生き…

葬儀のこころ

生き死にのいづれ淋しき草雲雀 玉宗 先日、所謂「逆…

選仏のこころ

坐禅堂の入り口正面に『選仏場』という扁額が掛けられている。仏を選ぶ場、又は選ばれた仏の場、そして文字通り「選仏…

メメント・モリ

白日にパラソルの影ひとつづつ 玉宗 メメント・…

施食のこころ

食ひ足りぬ鬼がゐるらし草いきれ 玉宗 8月3日は興禅寺…

案山子のこころ

鳥のみちけふは雲ゆく案山子かな 玉宗 どうも昔から…