夏花摘むだけの母とはなりにけり 玉宗 彼の孔子は親や…
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「俳句の可能性・自然さと実感」 鶏頭の十四五本もありぬべし 子規 これは明治三十三年、子規庵…
「子規の自然さ」 NHKのスペシャルドラマ・司馬遼太郎原作・「坂の上の雲」が面白い。主人…
「虚子の青春」 遠山に日の当りたる枯野かな 虚子 明治三十三年十一月二十…
「往きて還る俳諧のこころ」 生きていることのどうしようもなさ、不思議さ、あやうさ、こだ…
「一粒の言葉に生きる」 先日、興禅寺を訪問された方が境内にある金子兜太先生の句碑に目を留め、「どの…
「東日本大震災にあたって俳人はどうあるべきか?」 「栴檀」6月号の辻恵美子主宰巻頭言「樹下随感…
「中山純子という俳人」 元「風」同人であった中山純子氏が亡くなっていた。亨年87歳の…
「金子兜太・生きもの感覚の自由人」 今年九十三歳になる金子兜太先生。始めて熊谷のお宅でお会い…
「原郷をまっとうに生きる・金子兜太・皆子夫妻」 今を生きて老い思わずと去年今年 兜太
「俳句の重心・金子兜太・肉体の言葉」 現代俳句の可能性を開いた金子兜太の俳句には圧倒的な存在感…
「俳句教室雑感」 現在、わが俳句教室に通っている生徒さんは二人である。俳句歴十年以上の高齢者に…
「俳句に於ける個性についての一管見」 「俳句における個性」又は「俳句の個性」を考えるに当たって…
「不易と流行を支えるもの」 昨日からツイッターで呟いている「俳句の評価に世代観を持ち込むのは禁…
「現代俳句観賞心得」 仁平勝『路地裏の散歩者』(邑書林)をつらつらと読んでいるのだが、現代俳句の…
「俳句のおもしろさとは?」 俳句鑑賞にあたってよく耳にし、口にもするのが「おもしろい」といった…
「寺山修司という生き方・「私性」へのこだわり」 死はあたかも一つの季節をひらいたようだ…
「沙羅の花死して寄り添ふこころあり 玉宗」 7月5日は故御誕生寺中興二世・本山独住二十三世閑月…
「草毟ることより習ひ始めけり 玉宗」 曹洞宗には永平寺總持寺の二大本山の他、全国各地に地方…
「俳句のメルトダウン」 時々、いったい何のために実利にもならぬ俳句を作り続けるのであろうかと思…
「短詩形の可能性・故沢木欣一との出会い」 俳句を初めて間もなく北国新聞の俳壇へ投句をしていた。…
「短詩形の可能性・再び社会性について」 塩田に百日筋目つけ通し 澤木欣一 …
「生き物感覚・金子兜太の「俳句力」 NHK学園生涯学習フェスティバル伊香保俳句大会での金子兜太先…
「森澄雄・生を詠う」 俳壇の第一人者であった俳人の森澄雄氏が先頃亡くなった。九十一歳だった。 …
「現代俳句を読む」 嘗てブログ界に「安藤由人」なる人物がいた。 十年以上も前の話。故人とな…
「俳句は文学ではない考」 「俳句と文学」という文脈では、俳壇でよく取り沙汰される、あの石田波郷…
「金子みすずという孤独」 月参りで訪問した訪問したお宅に金子みすずの次の様な詩が飾られていた…
「沢木欣一著・『昭和俳句の青春』・川口重美」 平成十三年十一月五日は「風」主宰・沢木欣一の命日…
「俳句は言いたいことを言ってはならない?」 時々拙ブログでもご紹介している「てらやまへメール」…
「あるコメント」 「玉宗様の自己分析、奥方様の眼も、ご友人の眼も間違いではなく、多面的な性格な…
三、俳人という私 エッセイ集『拝啓、良寛さま』の記事…
「かまえることなく生きる」 能登半島地震に被災して実感として強く気付かされたことがいくつかある…
「諸行無常の宗旨」 「死んだ後のことは宗教にまかせておけ」といったコメントがあった。 今でも「…
「仏道という生き方」 市内にある福祉施設から職員を対象にした法話の依頼があった。世に福祉産業と…
「宗教という言葉が死語になるとき」 先日テレビを見ていたらバラエティー討論といった感じの番組…
「納棺師ボランテイア・面影作り」 東日本大地震の被災地では未だに遺体が発見されているのだという…
「文明という方舟・宗教という方舟」 このたびの大震災そして大津波の被害は未曾有の出来事であっ…
「スケールの違う生き方」 仏典には「恒河沙」という表現がある。「恒河」とはガンガー河(ガンジス…
「いのちの危うさ」 ここに来て若い人が立て続けに亡くなり、いやが上にもいのちの危うさに思いが…
「安いお経は究極のサービス?」 確なお布施のあり方に納得できず、明朗会計のお坊さん派遣会社を創…
「死を証明しなければならない社会」 先日、輪島市内の信者さんのご主人が亡くなった。長いこと肺を…
「枕経で感じること」 死者の枕もとであげる読経を「枕経」という。 末期の水を含ませ、手を合わ…
「震災を生き延びた二人」 能登半島地震に被災したとき、夫人は台所にいた。咄嗟にガスの火を消し、…
「風のような生き方」 先般亡くなった立松和平氏の後を受けて北国新聞文化欄に『いのちの旅 光に誘…
「癖のある世界で功徳を積む」 先日、とある七十歳半ばの信者さんが相談にのってほしいと夫婦でお寺…
「本物と偽物、どれも実物」 穏やかな冬の始め。風もないのに音もなく散る木の葉もある。そのような…
「布施は人の為ならず」 世に言う「情けは人の為ならず」は、人のためにならないから情けをかけるべ…
「身を捨ててこそ」 生ぜしも独りなり 死するも独りなり されば人と共に住するも独りなり 一…
「いのちの教育」 高校一年の女子生徒がクラスメートを殺害し、死体を解体していたという事件が起きた…
「理想と現実」 一般社会では今頃新入社員や新入生が新天地の空気を腹いっぱい吸って夢もうつつな日…
「生きてゆく力・空に生きる」 生きている私とは、人の世に生きているのである。様々な関わり合いの…
「こころ忘れて今を生きる」 能登の片田舎の寺に閑居している如き私であるが、暇とか多忙とか言わ…
「仏道というかたち」 前回の俳句では「詩心」という謂わば「かたちならざるもの」の「昇華」といった…
「いのち生と死の絆・直葬についての雑感」 「直葬」が社会の需要に応えていることを否定するつも…
「諸行無常から学ぶ」 先日、とある方から、東日本大震災に被災した宗門のお寺さんが再建・復興なら…
「ありのままとは何か」 「ありのまま」という言葉を分かり切ったことのように使っている私である…
「柔軟心・豊かな人間力 」 夫人と結婚して三十年になる。紆余曲折、四苦八苦、いろんな事があった…
「いのちの尊さ」 少年法というのがあるらしい。数年前に改正されたのではなかったかな。厳罰化と少…
「原郷と共に生きる」 定年まで故郷を遠く離れて生きていた檀家さんが亡くなった。数年前に帰郷し…
「お布施は不透明でいい?」 僧侶派遣とか、寺院消滅とか、斯界にとってはセンセーショナルな言葉が躍…
「現世利益とは何か?」 面白いことに、宗派によって「現世利益」が微妙に、或いは明らかに違っ…
凝りもせず再開した畑作務。 昨年よりひと月も早く四月に植え付けた薩摩芋の苗。春の霜に当たって全滅かとあきらめて…
「清濁併せ呑む」 夫人に言わせると私は人を見る目が偏っているのではないかというお坊さんらしか…
「本末転倒の世相」 この世の事象は大概行き先があって行き方が決まるものである。その逆はありえ…
「坐禅の功徳」 人はだれもが精一杯生きている。善人も、悪人も、老いも若きも、先に生まれたものも…
「人生の一大事を生きる」 「生をあきらめ死をあきらむるは仏家一大事の因縁なり」 曹洞修…
「たんぽぽの絮は吹き消すやうに吹く 玉宗」 「花まつり記念特別祈願祭」と銘打っ…
「諸行無常の声と姿と」 『拝啓、良寛さま』 歳時記には多くの季語季題が載せられている。春の部…
「出家者のアイデンティティー」 宗門の機関紙『曹洞宗報2』に「曹洞宗の将来像に寄せて ~教団の…
「政治と宗教について」 政治に興味がないことはない。それは人間への興味と同程度のものである。そうで…
「無縁社会という幻想」 NHK総合で「無縁社会」特集が二回にわたって放映されていた。前回の放映…
「志のあとさき」 『拝啓、良寛さま』その118 輪島市内の組寺で法要があり随喜した。 控室…
「顔で判断するなと言われても」 私と夫人は見合い結婚である。 知人から紹介された写真を見…
「お寺シンドローム」 輪島市内を歩いていると空き地や売り家、空き家が目につくようになった。気の…
「断捨離」 「断捨離」という言葉がある。てっきり仏教用語かと思ったら、後片づけを出来ない現代人…
「絶望というものはない・中村久子という生き方」 寺族婦人研修会よ…
「唯の禅」 世に無くて七癖と云われる。 癖にも様々ある。迷いという癖、悟りという癖もある。私と…
「苦楽の種蒔き」 「人生に苦労の種は尽きない」というような言葉をよく耳にする。人生の折節に、と…
大空の風に破れし辛夷かな 玉宗 彼の国の戦争(もはや戦争と呼んでもいいだろう)が当事者以外の…
「人々の分上」 「正法眼蔵・大悟」巻の中に次のような一節がある。 「いはくの今時は…
「平凡とは何か」 衣食足りて礼節を知ると云われる所以は、衣食足りて志を忘れるという人間の愚か…
「禅的信のありどころ」 「仏法の大海は信を以て能入と為す」という言葉がある。 「信」は信…
「初心よければすべてよし」 諺に、終わりよければすべてよしとある。 本来は、ものごとは最…
「葬式仏教批判の行方」 葬式仏教という言葉は、現代の仏教やお坊さんを揶揄するのに使われている…
「声なき声を聞く」 親族の多い家のお母さんが亡くなり葬儀を依頼された。 私より三つ年上…
「頭を剃って出直す」 東日本大震災三年目の検証がなされている近頃の日本であるが、ゴーストライ…
「人生の墓場よりの眺め」 十二月十二日はわが夫婦の結婚記念日。毎年結婚記念日です、なんて告知…
「魂の故郷を持たない現代人」 都会では、宗教抜き(正確には宗派抜き・聖職者抜き)の葬儀が注目さ…
「結婚しているお坊さんはお坊さんじゃない?」 結婚しているお坊さんを本来の仏弟子として認めた…
「寺院仏教の行方」 二十一世紀の仏教を考える会代表・藤木隆宣老師が発行人となっている仏教企画…
「命にびりなし」 何気なくテレビを見ていたら、例の事業仕分けで名を馳せた蓮舫さんの映像が映っ…
「仏道の善と悪」 北国新聞の特集版に「親鸞聖人の教え・布教の道」と題するものがあった。宗教…
「清浄なるもの」 曹洞宗では便所のことを東司(とうす)と呼称している。臨済宗では雪隠(せっちん)…
「兼業するお坊さん」 曹洞宗全国一万五千ヵ寺の中で、二足の草鞋を履いておられるお寺さんはどれ…
「人間らしさの向うにあるもの」 「アナと女王」というデズニイーアニメが話題を浚っている。内容も…
「無宗教葬儀」 先日、何気なくテレビを観ていたら「無宗教葬儀」のテーマの番組が放映されていた…
「無縁社会」 先日NHKで日本の「無縁社会」の現実を描く番組が放映されていた。 地方を出…
「生老病死に付き添う」 私は亡くなった実の父母に対して未だに負い目がある。実姉夫婦に二人の…
「宗教が抑止力になるとき」 昭和三十年生まれの私は戦争を体験していない。 「戦争を知らない子…
「神も仏もない世界・阪神大震災忌」 平成七年は阪神淡路大震災やオーム教団による地下鉄サリン事…
「無縁有縁に囲まれて」 先日、檀家ではないのだが、近所で生活保護を受けていた一人暮らしの女性が…
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夏花摘むだけの母とはなりにけり 玉宗 彼の孔子は親や…
転生の夢に蠢く菜虫かな 玉宗 梅雨とは名ばかりといった…
夏草や経巻眠るにほひして 玉宗 インターネット上や…
きのふよりけふのあかるさ瓜の花 玉宗 私の中にある「自…
枝払ひ何はなくても一休み 玉宗 「枝払ひ」は夏の季語…
ふるさとを遠くに生きてゐる素足 玉宗 私の実の両親は…
生きてあれば祈ることのみ瓜の花 玉宗 住職として、そし…
雨がちの昼を灯せり金糸梅 玉宗 「気持ちよく生きる…
昼寝するほかより用のなかりけり 玉宗 なんともない…
六月の風に吹かれて何もせず 玉宗 六月はどうしたこと…
笹百合の絶えなむとしてひそやかな 玉宗 先日、ある婦…
昼寝覚め五体満足してゐたる 玉宗 夫人に言わせる…
方丈の雄花ばかりの南瓜にて 玉宗 さて、裏庭作務に感け…
緑陰に石を転がしゆく男 玉宗 弟子が言い出して師匠が…
端居せる妻がてのひらほど遠く 玉宗 お坊さんである私…
生憎の雨なり昼寝でもするか 玉宗 興禅寺の住職になっ…
住職が蕗泥棒でありにしか 玉宗 さて、六…
夏花摘みまづは仏に奉る 玉宗 五月十六日の興禅寺花…
ふるさとの烏賊釣り船か寄港せる 玉宗 今年も輪島…
繍線菊や死ぬるべき世を寄り添うて 玉宗 「四恩」…
「生きる上で大切なこと」について、あなたのご意見をお聞かせください。
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『日常生活のちっぽけなできごとにも愛情をそそぐ』ことをライフスタイルの目標としています。 たわいのない日々の暮らしこそ、楽しくこころ豊かに過ごしたいですね。
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前向きになれる言葉・成長できる言葉・幸せになれる言葉・心に火をつける言葉。 人を啓発し、癒し、勇気づける名言・格言・コトバたち。 ・・成功する。夢を叶える。 生き方・人生を変えた、魂をゆさぶる、あの一言。 ・・そんな、「珠玉のことば」を、伝えたいのです。
誰かに聞いてほしい言葉、 伝えたかった言葉、伝えられなかった言葉、伝えようと思う言葉、 そんな綺麗な言葉たちを、胸に隠してしまわないで、よければ、この場所に出してあげて下さい。
いろんな方や存在へのありがとう。をいっぱい集めてみませんか。こんな世の中だから、忘れずにいいたい。 「ありがとう」